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JP2018133629A - 電力増幅装置および電力増幅制御方法 - Google Patents

電力増幅装置および電力増幅制御方法 Download PDF

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【課題】衛星通信システムの基地局の増幅手段の冗長構成において、通常時と電力増大時の双方に対して消費電力を増大させることなく対応する。
【解決手段】入力信号を第1または第2の増幅手段に入力する経路を切り替える第1の経路切替モードと、入力信号を第1および第2の増幅手段に等分配して入力する経路を形成する分配モードとのモード切り替えが可能な経路切替分配手段と、第1または第2の増幅手段の出力信号を出力する経路を切り替える第2の経路切替モードと、第1および第2の増幅手段の各出力信号を合成した信号を出力する経路を形成する合成モードとのモード切り替えが可能な経路切替合成手段と、経路切替分配手段および経路切替合成手段のそれぞれに、第1および第2の経路切替モードを同時に設定するか、または分配モードと合成モードを同時に設定する制御を行う制御手段とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、衛星通信システムの基地局における電力増幅装置および電力増幅制御方法に関する。
衛星通信は広範なサービスエリアと災害に強い特徴を有しているため、地上回線の使用困難な洋上やデジタルディバイド地域、災害時の通信環境構築に広く利用されている。しかしながら、36,000km上空の静止衛星を中継して通信するため、伝搬損失が非常に大きく地球局の性能の向上が求められる。特に、点在する各ユーザ端末からのデータを集約する基地局においては、扱う通信容量が大きく、大きな送信電力が必要となると共に、信頼性の確保や故障時の対応が求められる。
図8は、衛星通信システムの構成例を示す(非特許文献1)。
図8において、衛星通信システムは、静止衛星SATを介してユーザ端末UTと基地局BSが通信する構成である。ここでは、ユーザ端末を2つのグループA,Bに分け、グループAのユーザ端末UT−A1〜UT−AnおよびグループBのユーザ端末UT−B1〜UT−Bmとし、各グループのユーザ端末を収容する基地局BS−A,BS−Bを分散配置する。基地局BS−A,BS−BはネットワークNWを介して接続される。このようなグループ分けおよび基地局の分散配置により、基地局の被災や故障時による回線断の影響を小さくすることができる。さらに、一方の基地局が故障またはメンテナンスにより使用できない状態になった場合に、他方の基地局が両グループの回線を同時に収容可能な性能を有することにより、信頼性を向上させることができる。
図9は、衛星通信システムの基地局BSの構成例を示す。
図9において、基地局BSは、アンテナ51、増幅手段52、周波数変換手段53、変復調手段54を備え、伝送装置55を介してネットワークNWに接続される。複数のユーザ端末を収容する基地局BSは、ユーザ端末に比較して大きな出力と信頼性が求められる。例えば、図10(1) に示すように2つの増幅手段(#1)52−1と増幅手段(#2)52−2による冗長構成をとり、切替手段56,57を用いて一方の増幅手段(#1)52−1が故障したときに、他方の増幅手段(#2)52−2に切り替えることにより、信頼性向上が図られる。
山本他,ワイドスターII衛星移動通信システム・サービスの概要,NTT DOCOMOテクニカルジャーナル,Vol.18,No.2 pp.37-42
図9に示す基地局BSを構成する機器の中で、増幅手段52はコストおよび消費電力がともに大きいが、その高出力化に伴ってコストおよび消費電力もさらに大きくなる。
図8に示す衛星通信システムにおいて、2つの基地局BS−A,BS−Bがそれぞれ冗長構成の増幅手段を切り替える通常時には、図10(1) に示すように、各基地局BSの増幅手段は入力Pinに対して出力Pout となる。
ここで、2つの基地局BS−A,BS−Bが同数のユーザ端末を収容している場合に、一方の基地局が故障またはメンテナンスによりその回線を他方の基地局で収容し、当該基地局の入力信号電力が2倍になる電力増大時には、図10(2) に示すように、当該基地局の増幅手段は入力2Pinに対して出力2Pout とする必要がある。すなわち、通常時に比べて増幅手段の利得が変わらないようにするには、2倍の入出力電力に対応する増幅能力が必要となる。このとき、増幅手段が進行波管増幅器のようにアクティブスタンバイを要する場合に、予備系の増幅手段の消費電力も増大することになる。
本発明は、衛星通信システムの基地局の増幅手段の冗長構成において、通常時と電力増大時の双方に対して消費電力を増大させることなく対応することができる電力増幅装置および電力増幅制御方法を提供することを目的とする。
第1の発明は、第1の増幅手段および第2の増幅手段を備え、その一方または両方を用いて入力信号を増幅して出力する電力増幅装置において、入力信号を第1の増幅手段に入力する経路または第2の増幅手段に入力する経路を切り替える第1の経路切替モードと、入力信号を第1の増幅手段および第2の増幅手段に等分配して入力する経路を形成する分配モードとのモード切り替えが可能な経路切替分配手段と、第1の増幅手段の出力信号を出力する経路または第2の増幅手段の出力信号を出力する経路を切り替える第2の経路切替モードと、第1の増幅手段および第2の増幅手段の各出力信号を合成した信号を出力する経路を形成する合成モードとのモード切り替えが可能な経路切替合成手段と、経路切替分配手段および経路切替合成手段のそれぞれに、第1の経路切替モードと第2の経路切替モードを同時に設定するか、または分配モードと合成モードを同時に設定する制御を行う制御手段とを備える。
第1の発明の電力増幅装置において、経路切替分配手段は、2つの入力端子と2つの出力端子との間の接続を切り替え可能な経路切替手段と、1つの入力端子に入力する信号を2つの出力端子に等分配して出力する分配手段とを備え、少なくとも2つの該経路切替手段と該分配手段とを組合せ、入力信号を第1の増幅手段または第2の増幅手段のいずれかまたは両方に出力する経路を形成する構成としてもよい。
第1の発明の電力増幅装置において、経路切替合成手段は、2つの入力端子と2つの出力端子との間の接続を切り替え可能な経路切替手段と、2つの入力端子に入力する信号を1つの出力端子に合成して出力する合成手段とを備え、少なくとも2つの該経路切替手段と該合成手段とを組合せ、第1の増幅手段または第2の増幅手段のいずれかの出力信号または各出力信号を合成した信号を出力する経路を形成する構成としてもよい。
第1の発明の電力増幅装置において、制御手段は、入力信号の信号電力が第1の増幅手段および第2の増幅手段で線形増幅可能な許容入力レベルの上限値以下であるときに、経路切替分配手段および経路切替合成手段のそれぞれに第1の経路切替モードと第2の経路切替モードを同時に設定し、入力信号の信号電力が該許容入力レベルの上限値を超えかつ該許容入力レベルの上限値の2倍以下であるときに、経路切替分配手段および経路切替合成手段のそれぞれに分配モードと合成モードを同時に設定する制御を行う。
第2の発明は、第1の増幅手段および第2の増幅手段を備え、その一方または両方を用いて入力信号を増幅して出力する電力増幅制御方法において、入力信号を第1の増幅手段に入力する経路または第2の増幅手段に入力する経路を切り替える第1の経路切替モードと、第1の増幅手段の出力信号を出力する経路または第2の増幅手段の出力信号を出力する経路を切り替える第2の経路切替モードとを同時に設定する第1のステップを有し、入力信号を第1の増幅手段および第2の増幅手段に等分配して入力する経路を形成する分配モードと、第1の増幅手段および第2の増幅手段の各出力信号を合成した信号を出力する経路を形成する合成モードとを同時に設定する第2のステップを有し、第1のステップにより第1の増幅手段または第2の増幅手段の一方を用いて入力信号の増幅を行うか、または第2のステップにより第1の増幅手段および第2の増幅手段の両方を用いて入力信号の増幅を行う。
第2の発明の電力増幅制御方法において、入力信号の信号電力が第1の増幅手段および第2の増幅手段で線形増幅可能な許容入力レベルの上限値以下であり、第1の増幅手段または第2の増幅手段の一方で入力信号の増幅を行う場合に第1のステップを選択し、入力信号の信号電力が許容入力レベルの上限値を超えかつ許容入力レベルの上限値の2倍以下であり、第1の増幅手段および第2の増幅手段の両方で入力信号の増幅を行う場合に第2のステップを選択する。
本発明は、2つの増幅手段の一方を選択して信号増幅に用いる経路切替モードと、2つの増幅手段の両方を信号増幅に用いる分配・合成モードの切り替えが可能となる。これにより、2つの基地局の回線を1つの基地局に収容するために入力信号電力が例えば2倍になる電力増大時でも、入力信号を2つの増幅手段に分割して増幅可能となるので、基地局の消費電力を大きくすることなく2倍の回線収容が可能となる。
本発明の基地局増幅装置の構成例を示す図である。 本発明の基地局増幅装置の制御例を示す図である。 経路切替分配手段11および経路切替合成手段13の構成例1を示す図である。 経路切替器の構成例を示す。 経路切替分配手段11および経路切替合成手段13の構成例2を示す図である。 経路切替分配手段11および経路切替合成手段13の構成例1の変形を示す図である。 経路切替分配手段11および経路切替合成手段13の構成例2の変形を示す図である。 衛星通信システムの構成例を示す図である。 衛星通信システムの基地局BSの構成例を示す図である。 増幅手段の冗長構成例を示す図である。
図1は、本発明の基地局増幅装置の構成例を示す。
図1において、基地局増幅装置は、経路切替分配手段11、増幅手段(#1)12−1および増幅手段(#2)12−2、経路切替合成手段13、故障検出手段14、動作モード制御手段15により構成される。
経路切替分配手段11は、入力信号を2つの増幅手段の一方に出力する経路切替モードと、入力信号を2つの増幅手段に等振幅かつ等位相で出力する分配モードを切り替える構成である。経路切替合成手段13は、2つの増幅手段の出力信号の一方を出力する経路切替モードと、2つの増幅手段の出力信号を損失なく合成して出力する合成モードを切り替える構成である。故障検出手段14は、2つの増幅手段の正常性を検出し、その結果を動作モード制御手段15に通知する。動作モード制御手段15は、基地局の通常時または電力増大時の運用状態と故障検出手段14の検出結果に応じて、経路切替分配手段11と経路切替合成手段13の動作モードを制御する。
図2は、本発明の基地局増幅装置の制御例を示す。
図2(1) は、2つの基地局BS−A,BS−Bがそれぞれ冗長構成の増幅手段(#1)12−1および増幅手段(#2)12−2を切り替える通常時に対応する。このとき、各増幅手段で線形増幅可能な許容入力レベルの上限値をPinとする。動作モード制御手段15は、ここでは増幅手段(#1)12−1を選択するように、経路切替分配手段11と経路切替合成手段13に対して経路切替モードを設定する。また、増幅手段(#1)12−1が故障した場合には、故障検出手段14の検出結果に応じて、予備系の増幅手段(#2)12−2に切り替える制御が行われる。これにより、各基地局BS−A,BS−Bが個々に動作するときに、各増幅手段の許容入力レベルの上限値Pinの入力信号電力は、経路切替分配手段11から損失なく増幅手段(#1)12−1または増幅手段12−2の入力となり、線形増幅された出力信号電力Pout は経路切替合成手段13から損失なく出力される。
図2(2) は、2つの基地局BS−A,BS−Bがそれぞれ収容するユーザ端末数が同数であり、その一方が故障またはメンテナンスによりその回線を他方の基地局で収容し、当該基地局の収容回線数が2倍になり、当該基地局の入力信号が各増幅手段の許容入力レベルの上限値Pinの2倍(2Pin)になる電力増大時を想定する。このとき、各増幅手段の許容入力レベルの上限値が1つの基地局の収容回線数に応じたPinのままとすると、2倍の回線を収容する基地局の入力信号電力2Pinを、そのまま一方の増幅手段に入力しても線形増幅ができない。
そこで、動作モード制御手段15は、一方の基地局が他方の基地局の回線を収容して入力信号電力が2Pinとなるときに、経路切替分配手段11に対して入力信号を2つの増幅手段(#1)12−1および増幅手段(#2)12−2に等振幅かつ等位相で出力する分配モードに設定し、経路切替合成手段13に対して2つの増幅手段(#1)12−1および増幅手段(#2)12−2の出力を損失なく合成して出力信号とする合成モードに設定する。これにより、入力信号電力2Pinは、経路切替分配手段11で等分配(3dB減)され、増幅手段(#1)12−1および増幅手段12−2の許容入力レベルの上限値Pinになって入力し、それぞれで増幅された出力信号電力Pout が経路切替合成手段13で合成(3dB増)されて出力信号電力2Pout として出力される。
ここで、2つの基地局BS−A,BS−Bがそれぞれ収容するユーザ端末数が異なる場合に、その一方の基地局が他方の基地局の回線を収容したときの回線数は2倍未満または2倍を超えることがある。当該基地局の回線数が2倍未満となる場合は、その入力信号電力も2Pin未満となるので、経路切替合成手段11,13を分配・合成モードを設定すると、増幅手段(#1)12−1および増幅手段12−2の入力信号電力は、許容入力レベルの上限値Pin未満となり、許容入力レベルの上限値Pinである増幅手段をそのまま使用できる。
一方、1つの基地局で収容回線数が2倍を超える場合は、当該基地局の入力信号電力は2Pinを超えることになる。このとき、経路切替合成手段11,13を分配・合成モードを設定しても、増幅手段(#1)12−1および増幅手段12−2の入力信号電力は、許容入力レベルの上限値Pinを超えることになり、増幅手段の増幅能力をアップする必要が生じる。すなわち、許容入力レベルの上限値Pinの増幅手段をそのまま使用するためには、基地局の入力信号電力が2Pin以下の場合に限定してもよい。
以下、本発明における経路切替分配手段11および経路切替合成手段13の構成例について説明する。
図3は、経路切替分配手段11および経路切替合成手段13の構成例1を示す。ここでは、2つの増幅手段の一方を選択する経路切替モードに対応する構成を示す。
図3において、経路切替分配手段11は経路切替器L1,L2と分配手段により構成され、経路切替合成手段13は経路切替器L3,L4と合成手段により構成される。経路切替器L1〜L4には、図4に示すロータリー型の経路切替スイッチまたはトランスファー型の経路切替スイッチが用いられる。端子A−Bおよび端子C−Dの経路と、端子A−Dおよび端子C−Bの経路とを切り替えることができる構成である。
図3(1) は増幅手段(#1)12−1で増幅する経路である。経路切替分配手段11では、経路切替器L1,L2の設定により分配手段を介さずに、入力信号Pinを増幅手段(#1)12−1に入力する経路が形成される。経路切替合成手段13では、経路切替器L3の設定により合成手段を介さずに、増幅手段(#1)12−1の出力信号Pout を出力する経路が形成される。
図3(2) は増幅手段(#2)12−2で増幅する経路である。経路切替分配手段11では、経路切替器L1の設定により分配手段を介さずに、入力信号Pinを増幅手段(#2)12−2に入力する経路が形成される。経路切替合成手段13では、経路切替器L3,L4の設定により合成手段を介さずに、増幅手段(#2)12−2の出力信号Pout を出力する経路が形成される。
図5は、経路切替分配手段11および経路切替合成手段13の構成例2を示す。ここでは、電力増大時に2つの増幅手段を活用する分配・合成モードに対応する構成を示す。
図5において、経路切替分配手段11は経路切替器L1,L2と分配手段により構成され、経路切替合成手段13は経路切替器L3,L4と合成手段により構成されるが、ここでは分配手段および合成手段を通過する経路が形成される。経路切替分配手段11では、経路切替器L1,L2の設定により分配手段を介して、入力信号2Pinを増幅手段(#1)12−1および増幅手段(#2)12−2に分配する経路が形成される。経路切替合成手段13では、経路切替器L3,L4の設定により合成手段を介して、増幅手段(#1)12−1および増幅手段(#2)12−2の各出力信号Pout を合成する経路が形成され、出力信号2Pout として出力される。
ここで、図3(1),(2) に示す経路切替モードでは、2つの増幅手段(#1)12−1および増幅手段(#2)12−2の一方を用いて信号増幅を行うが、他方の増幅手段のメンテナンスのためにその入出力端子を終端させることが好ましい場合がある。その場合には、図6に示すように、経路切替分配手段11および経路切替合成手段13にそれぞれ経路切替器を1つ追加することにより対応可能である。
図6(1),(2) は、増幅手段(#1)12−1または増幅手段(#2)12−2で増幅する経路である。経路切替分配手段11では、経路切替器L1,L2,L5の設定により分配手段を介さずに、入力信号Pinを増幅手段(#1)12−1または増幅手段(#2)12−2に入力する経路が形成される。経路切替合成手段13では、経路切替器L3,L4,L6の設定により合成手段を介さずに、増幅手段(#1)12−1または増幅手段(#2)12−2の出力信号Pout を出力する経路が形成される。
ここで、図6(1) では、増幅手段(#2)12−2の入力端子は、経路切替分配手段11の経路切替器L1,L2,L5および分配手段を介して終端され、増幅手段(#2)12−2の出力端子は、経路切替合成手段13の経路切替器L3,L4,L6および合成手段を介して終端される。図6(2) では、増幅手段(#1)12−1の入力端子は、経路切替分配手段11の経路切替器L1,L2,L5および分配手段を介して終端され、増幅手段(#1)12−1の出力端子は、経路切替合成手段13の経路切替器L3,L4,L6および合成手段を介して終端される。
また、図5に示す分配・合成モードに対応する場合でも、経路切替分配手段11および経路切替合成手段13にそれぞれ経路切替器を1つ追加した構成でも対応可能であり、その構成例を図7に示す。
図7において、経路切替分配手段11は経路切替器L1,L2,L5と分配手段により構成され、経路切替合成手段13は経路切替器L3,L4,L6と合成手段により構成される。経路切替分配手段11では、経路切替器L1,L2,L5の設定により分配手段を介して、入力信号2Pinを増幅手段(#1)12−1および増幅手段(#2)12−2に分配する経路が形成される。経路切替合成手段13では、経路切替器L3,L4,L6の設定により合成手段を介して、増幅手段(#1)12−1および増幅手段(#2)12−2の各出力信号Pout を合成する経路が形成され、出力信号2Pout として出力される。
11 経路切替分配手段
12 増幅手段
13 経路切替合成手段
14 故障検出手段
15 動作モード制御手段

Claims (6)

  1. 第1の増幅手段および第2の増幅手段を備え、その一方または両方を用いて入力信号を増幅して出力する電力増幅装置において、
    前記入力信号を前記第1の増幅手段に入力する経路または前記第2の増幅手段に入力する経路を切り替える第1の経路切替モードと、前記入力信号を前記第1の増幅手段および前記第2の増幅手段に等分配して入力する経路を形成する分配モードとのモード切り替えが可能な経路切替分配手段と、
    前記第1の増幅手段の出力信号を出力する経路または前記第2の増幅手段の出力信号を出力する経路を切り替える第2の経路切替モードと、前記第1の増幅手段および前記第2の増幅手段の各出力信号を合成した信号を出力する経路を形成する合成モードとのモード切り替えが可能な経路切替合成手段と、
    前記経路切替分配手段および前記経路切替合成手段のそれぞれに、前記第1の経路切替モードと前記第2の経路切替モードを同時に設定するか、または前記分配モードと前記合成モードを同時に設定する制御を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とする電力増幅装置。
  2. 請求項1に記載の電力増幅装置において、
    前記経路切替分配手段は、2つの入力端子と2つの出力端子との間の接続を切り替え可能な経路切替手段と、1つの入力端子に入力する信号を2つの出力端子に等分配して出力する分配手段とを備え、少なくとも2つの該経路切替手段と該分配手段とを組合せ、前記入力信号を前記第1の増幅手段または前記第2の増幅手段のいずれかまたは両方に出力する経路を形成する構成である
    ことを特徴とする電力増幅装置。
  3. 請求項1に記載の電力増幅装置において、
    前記経路切替合成手段は、2つの入力端子と2つの出力端子との間の接続を切り替え可能な経路切替手段と、2つの入力端子に入力する信号を1つの出力端子に合成して出力する合成手段とを備え、少なくとも2つの該経路切替手段と該合成手段とを組合せ、前記第1の増幅手段または前記第2の増幅手段のいずれかの出力信号または各出力信号を合成した信号を出力する経路を形成する構成である
    ことを特徴とする電力増幅装置。
  4. 請求項1に記載の電力増幅装置において、
    前記制御手段は、前記入力信号の信号電力が前記第1の増幅手段および前記第2の増幅手段で線形増幅可能な許容入力レベルの上限値以下であるときに、前記経路切替分配手段および前記経路切替合成手段のそれぞれに前記第1の経路切替モードと前記第2の経路切替モードを同時に設定し、前記入力信号の信号電力が該許容入力レベルの上限値を超えかつ該許容入力レベルの上限値の2倍以下であるときに、前記経路切替分配手段および前記経路切替合成手段のそれぞれに前記分配モードと前記合成モードを同時に設定する制御を行う
    ことを特徴とする電力増幅装置。
  5. 第1の増幅手段および第2の増幅手段を備え、その一方または両方を用いて入力信号を増幅して出力する電力増幅制御方法において、
    前記入力信号を前記第1の増幅手段に入力する経路または前記第2の増幅手段に入力する経路を切り替える第1の経路切替モードと、前記第1の増幅手段の出力信号を出力する経路または前記第2の増幅手段の出力信号を出力する経路を切り替える第2の経路切替モードとを同時に設定する第1のステップを有し、
    前記入力信号を前記第1の増幅手段および前記第2の増幅手段に等分配して入力する経路を形成する分配モードと、前記第1の増幅手段および前記第2の増幅手段の各出力信号を合成した信号を出力する経路を形成する合成モードとを同時に設定する第2のステップを有し、
    前記第1のステップにより前記第1の増幅手段または前記第2の増幅手段の一方を用いて前記入力信号の増幅を行うか、または前記第2のステップにより前記第1の増幅手段および前記第2の増幅手段の両方を用いて前記入力信号の増幅を行う
    ことを特徴とする電力増幅制御方法。
  6. 請求項5に記載の電力増幅制御方法において、
    前記入力信号の信号電力が前記第1の増幅手段および前記第2の増幅手段で線形増幅可能な許容入力レベルの上限値以下であり、前記第1の増幅手段または前記第2の増幅手段の一方で前記入力信号の増幅を行う場合に前記第1のステップを選択し、
    前記入力信号の信号電力が前記許容入力レベルの上限値を超えかつ前記許容入力レベルの上限値の2倍以下であり、前記第1の増幅手段および前記第2の増幅手段の両方で前記入力信号の増幅を行う場合に前記第2のステップを選択する
    ことを特徴とする電力増幅制御方法。
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