JP2018122576A - Pearl gloss mat decorative sheet - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、戸建て住宅、集合住宅、店舗、事務所ビル等、建築物の壁面装飾等に利用可能なパールグロスマット化粧用シートに関する。 The present invention relates to a pearl gloss matte decorative sheet that can be used for decorating wall surfaces of buildings such as detached houses, apartment houses, stores, office buildings, and the like.
建築物の壁面装飾等に用いる壁紙は、表面の艶が低いことが好まれる。このため、建築物の壁面装飾等に用いる壁紙としては、特許文献1に開示されているように、艶消しされた層であるマット樹脂層を備える構成とした壁紙を用いることが多い。 The wallpaper used for the wall decoration of the building is preferred to have a low surface gloss. For this reason, as wallpaper used for the wall surface decoration etc. of a building, as disclosed in Patent Document 1, a wallpaper having a mat resin layer that is a matte layer is often used.
近年、例えば、デザインの多様化に対応するために、光輝性顔料(パール顔料)を含有するパール意匠層を備える構成とする場合がある。
しかしながら、特許文献1に開示されているものを含め、従来の壁紙では、パール意匠層の上にマット樹脂層を形成すると、パール顔料の乱反射が、マット樹脂層が含有するマット剤により損なわれ、輝度の高い意匠を得ることが困難であるという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、輝度の高い意匠を得ることが可能な、パールグロスマット化粧用シートを提供することを目的とする。
In recent years, for example, in order to cope with diversification of designs, there is a case in which a pearl design layer containing a luster pigment (pearl pigment) is provided.
However, in conventional wallpaper including those disclosed in Patent Document 1, when a mat resin layer is formed on the pearl design layer, irregular reflection of the pearl pigment is impaired by the mat agent contained in the mat resin layer, There was a problem that it was difficult to obtain a design with high brightness.
This invention is made | formed in view of the said situation, and it aims at providing the sheet | seat for pearl gloss mat | matte cosmetics which can obtain a design with high brightness | luminance.
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、絵柄印刷層と、マット樹脂層と、パール意匠層と、グロス樹脂層と、を備えるパールグロスマット化粧用シートである。絵柄印刷層は、基材の上に形成され、且つ絵柄が印刷されている。マット樹脂層は、前記絵柄印刷層の上に形成され、且つ艶消しされた層である。パール意匠層は、前記絵柄印刷層と同一の平面で形成され、且つパール顔料を含有する。グロス樹脂層は、前記パール意匠層の上に前記マット樹脂層と同一に平面状に形成され、且つ艶出しされた層である。 In order to solve the above problems, one aspect of the present invention is a pearl gloss matte cosmetic sheet comprising a pattern printing layer, a mat resin layer, a pearl design layer, and a gloss resin layer. The pattern printing layer is formed on the base material, and the pattern is printed thereon. The mat resin layer is a layer formed on the pattern printing layer and matted. The pearl design layer is formed on the same plane as the picture print layer and contains a pearl pigment. The gloss resin layer is a layer formed on the pearl design layer in the same planar shape as the mat resin layer and polished.
前記絵柄印刷層は、前記絵柄が形成された絵柄形成部と、パール顔料を含有するパール絵柄部を有し、前記マット樹脂層は、前記絵柄印刷層のうち少なくとも前記絵柄形成部に積層されたポジ柄部を有する。そして、前記パール意匠層と前記グロス樹脂層は、平面視で同調である。 The pattern printing layer has a pattern forming portion on which the pattern is formed and a pearl pattern portion containing a pearl pigment, and the mat resin layer is laminated on at least the pattern forming portion of the pattern printing layer. Has a positive handle. The pearl design layer and the gloss resin layer are synchronized in plan view.
本発明の一態様によれば、パール顔料を含有するパール意匠層と、艶出しされた層であるグロス樹脂層が、平面視で同調である。これに加え、パール意匠層の上に、グロス樹脂層が形成される。
このため、パール顔料の輝度を際立たせるグロス樹脂層がパール意匠層の上に形成されるため、輝度の高い意匠を得ることが可能な、パールグロスマット化粧用シートを提供することが可能となる。
According to one embodiment of the present invention, the pearl design layer containing a pearl pigment and the gloss resin layer that is a glazed layer are synchronized in plan view. In addition to this, a gloss resin layer is formed on the pearl design layer.
For this reason, since the gloss resin layer which makes the brightness | luminance of a pearl pigment stand out is formed on a pearl design layer, it becomes possible to provide the pearl gloss mat cosmetic sheet which can obtain a design with high brightness | luminance. .
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態について、完全な理解を提供するように、特定の細部について記載する。しかしながら、かかる特定の細部が無くとも、一つ以上の実施形態が実施可能であることは明確である。また、図面を簡潔なものとするために、周知の構造及び装置を、略図で表す場合がある。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
In the following detailed description, specific details are set forth in order to provide a thorough understanding of the embodiments of the invention. However, it will be apparent that one or more embodiments may be practiced without such specific details. In other instances, well-known structures and devices are schematically shown in order to simplify the drawing.
(First embodiment)
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(構成)
図1を用いて、パールグロスマット化粧用シート10の構成について説明する。
図1中に表すように、パールグロスマット化粧用シート10は、基材1と、基体樹脂層2と、絵柄印刷層3と、マット樹脂層4と、パール意匠層6と、グロス樹脂層5を備えている。
(Constitution)
The configuration of the pearl gloss matte
As shown in FIG. 1, the pearl gloss matte
パールグロスマット化粧用シート10の厚さは、例えば、100[μm]以上1000[μm]以下の範囲内に設定する。
また、パールグロスマット化粧用シート10は、反射角が60°のパールグロスマット化粧用シート10の光沢度が20%以下となるように形成されている。
The thickness of the pearl gloss mat
The pearl gloss mat
(基材1)
基材1は、壁紙用の裏打紙等、紙基材として通常使用されている材料を用いて形成されている。
第一実施形態では、基材1の材料として、塗布量が50[g/m2]以上100[g/m2]以下の範囲内であり、厚さが80[μm]以上150[μm]以下の範囲内の普通紙を用いた場合を説明する。
基材1の材料を、上述した構成の普通紙とすることで、パールグロスマット化粧用シート10に対し、壁装材として求められる剛性を確保することが可能となる。
(Substrate 1)
The substrate 1 is formed using a material that is usually used as a paper substrate, such as a backing paper for wallpaper.
In the first embodiment, as the material of the substrate 1, the coating amount is in the range of 50 [g / m 2 ] to 100 [g / m 2 ], and the thickness is 80 [μm] to 150 [μm]. A case where plain paper within the following range is used will be described.
By using the plain paper having the above-described configuration as the material of the base material 1, it is possible to ensure the rigidity required as a wall covering material for the pearl gloss mat
(基体樹脂層2)
基体樹脂層2は、基材1上に積層されている。なお、「基材1上」とは、図1中において、基材1の上側の面を表す。
また、基体樹脂層2は、例えば、ナイフコート法、ノズルコート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法、グラビアコート法、ロータリースクリーンコート法、リバースロールコート法等の塗工方法を用いて、基材1上に積層されている。
(Base resin layer 2)
The
Moreover, the
また、基体樹脂層2は、基材1の上側の面に、シート状、または、絵柄模様状に設けることが可能である。
基体樹脂層2の重量は、50[g/m2]以上500[g/m2]以下の範囲内である。
なお、パールグロスマット化粧用シート10に防火性能を付与する観点から、基材1と基体樹脂層2の合計重量は、200[g/m2]以下であることが望ましい。
発泡樹脂層である基体樹脂層2には、発泡剤を混合し、加熱処理によって発泡させている。
The
The weight of the
In addition, from the viewpoint of imparting fireproof performance to the pearl gloss matte
The
基体樹脂層2の発泡倍率は1倍以上10倍以下の範囲内に設定する。第一実施形態では、一例として、基体樹脂層2の発泡倍率を、4倍以上6倍以下の範囲内に設定した場合について説明する。
基体樹脂層2の塗布量及び発泡倍率を上記の値に設定することにより、不陸隠蔽性を得るために十分なボリューム感と、優れた表面強度を有するパールグロスマット化粧用シート10を形成することが可能となる。これに加え、マット樹脂層4及びグロス樹脂層5に設けたエンボス(図示せず)による表面の凹凸形状をシャープに再現することが可能なパールグロスマット化粧用シート10を形成することが可能となる。なお、マット樹脂層4及びグロス樹脂層5に設けたエンボスに関する説明は、後述する。
The expansion ratio of the
By setting the coating amount of the
基体樹脂層2の材料としては、特に制限は無いが、昨今のVOCに対する懸念の高まりから、水生エマルジョンを用いることが好適である。
また、基体樹脂層2は、基材1の上に積層する必要がある。基体樹脂層2を基材1の上にする方法としては、ドライラミネート、ルーダーラミネート、グラビアコート、ナイフコート法等を、必要に応じて適宜選択することが可能である。水性エマルジョンの形態で使用可能な樹脂としては、例えば、塩化ビニル樹脂や、ポリオレフィン系樹脂を用いることが可能である。また、基体樹脂層2の材料としては、特に、エチレンとエチレン以外の成分とをモノマーとするエチレン共重合体(以降の説明では、「エチレン共重合体」と記載する場合がある)のうち、少なくとも一種を用いることが好適である。
Although there is no restriction | limiting in particular as a material of the base |
The
さらに、基体樹脂層2の材料としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂、エチレン−メチルメタアクリレート共重合体(EMMA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)が、好適に使用可能である。これに加え、基体樹脂層2の材料としては、エチレンーメチルアクリレート共重合体(EMA)、エチレンメタクリル酸教授融合体(EMAA)、エチレン−αオレフィン共重合体が、好適に使用可能である。
Further, as the material of the
なお、基体樹脂層2の材料として塩化ビニル系樹脂を用いる場合、塩化ビニル系樹脂の重合度は、600以上とすることが好ましい。これは、基体樹脂層2に用いる塩化ビニル系樹脂の重合度を600以上とすることで、パールグロスマット化粧用シート10の表面強度を高くすることが可能となるためである。
以上により、基体樹脂層2は、塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン樹脂及びエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂のうち少なくとも一つを含む熱可塑性樹脂を用いて形成されている。
In addition, when using a vinyl chloride resin as the material of the
As described above, the
基体樹脂層2には、発泡剤、分散剤、防腐剤、その他の有機系添加剤、無機粉体を、用途に応じて適宜混合する。
無機粉体は、例えば、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、珪砂、タルク、シリカ類、ケイ酸マグネシウム、ホウ酸亜鉛、二酸化チタン等を含む。
また、無機粉体は、樹脂100部に対して、例えば、40部以上150部以下の範囲内で加える。なお、樹脂100部に対して加える無機粉体の量が150部を超えると、不燃性能が上がるものの、ボリューム感が低下するおそれがある。
以下、基体樹脂層2に混合する、発泡剤と安定剤について説明する。
The
The inorganic powder includes, for example, calcium carbonate, aluminum hydroxide, magnesium hydroxide, silica sand, talc, silicas, magnesium silicate, zinc borate, titanium dioxide and the like.
In addition, the inorganic powder is added within a range of 40 parts to 150 parts with respect to 100 parts of the resin. If the amount of inorganic powder added to 100 parts of the resin exceeds 150 parts, the non-flammability is improved, but the volume may be lowered.
Hereinafter, the foaming agent and the stabilizer mixed in the
(発泡剤)
発泡剤としては、例えば、熱膨張性マイクロカプセル発泡剤、アゾ系、ヒドラジッド系、ニトロソ系、ADCA(アゾジカルボンアミド発泡剤)、炭酸水素ナトリウム等、公知の発泡壁紙で一般的に使用されている発泡剤を用いることが可能である。
なお、発泡剤としては、熱膨張性マイクロカプセル発泡剤が、性能(発泡倍率、強度)の観点から好ましい。
(Foaming agent)
As the foaming agent, for example, a thermally expandable microcapsule foaming agent, an azo type, a hydrazide type, a nitroso type, an ADCA (azodicarbonamide foaming agent), sodium hydrogen carbonate and the like are generally used in known foamed wallpaper. A blowing agent can be used.
As the foaming agent, a thermally expandable microcapsule foaming agent is preferable from the viewpoint of performance (foaming ratio, strength).
また、発泡剤として、ADCAと炭酸水素ナトリウムを用いる場合、例えば、ADCAと炭酸水素ナトリウムとを3:1〜1:3の割合とするとともに、二種類の合計が塩化ビニル系樹脂100部に対して1部以上4部以下の範囲内となるように混合する。これにより、発泡倍率の確保と、発泡表面の荒れ防止が可能となる。
発泡剤の添加量としては、基体樹脂層2の厚さと発泡倍率にもよるが、樹脂100重量部に対して、1重量部以上20重量部以下の範囲内、特に、5重量部以上15重量部以下の範囲内程度が好適である。
When ADCA and sodium hydrogen carbonate are used as the foaming agent, for example, ADCA and sodium hydrogen carbonate are in a ratio of 3: 1 to 1: 3, and the total of the two types is 100 parts of vinyl chloride resin. So that it is within the range of 1 part to 4 parts. As a result, it is possible to ensure the expansion ratio and prevent the foamed surface from being rough.
The amount of the foaming agent to be added depends on the thickness of the
(安定剤)
安定剤としては、例えば、二種類の安定剤(バリウム塩系と亜鉛塩系)を1:4〜4:1の割合とするとともに、二種類の合計が塩化ビニル系樹脂100部に対して1部以上4部以下の範囲内となるように混合する。これにより、熱安定性の付与と、発泡厚さの増加が可能となる。
(Stabilizer)
As the stabilizer, for example, the two types of stabilizers (barium salt type and zinc salt type) are in a ratio of 1: 4 to 4: 1, and the total of the two types is 1 with respect to 100 parts of the vinyl chloride resin. It mixes so that it may become in the range of 4 parts or more. This makes it possible to impart thermal stability and increase the foam thickness.
(絵柄印刷層3)
絵柄印刷層3は、絵柄が形成された絵柄形成部3aと、絵柄形成部3aの間に形成されたパール絵柄部3bと、を有する層であり、基体樹脂層2上に積層されている。なお、「基体樹脂層2上」とは、図1中において、基体樹脂層2の上側の面を表す。
絵柄形成部3aは、例えば、印刷インキ(非発泡性インキ)や水性エマルジョン樹脂を主成分とした発泡性インキ、塩化ビニルペースト樹脂を主成分とした発泡性インキ等を用いて形成されている。
(Picture printing layer 3)
The pattern printing layer 3 is a layer having a
The
また、絵柄形成部3aは、カレンダー成形法、コーティング法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法、インキジェット印刷法等を用いて、基体樹脂層2上に積層して形成されている。なお、「基体樹脂層2上」とは、図1中において、基体樹脂層2の上側の面を表す。
また、絵柄形成部3aは、シート状、または、絵柄模様状に設ける。
パール絵柄部3bは、パール顔料を含有している。
Further, the
Moreover, the
The
(マット樹脂層4)
マット樹脂層4は、艶消しされた層であり、グラビア印刷法、ナイフコート法、ノズルコート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法等を用いて、絵柄印刷層3上に積層して形成されている。なお、「絵柄印刷層3上」とは、図1中において、絵柄印刷層3の上側の面を表す。
また、マット樹脂層4は、例えば、水性エマルジョン樹脂を主成分とした層で形成されている。
(Matte resin layer 4)
The mat resin layer 4 is a matte layer and is laminated on the pattern printing layer 3 using a gravure printing method, a knife coating method, a nozzle coating method, a die coating method, a lip coating method, a comma coating method, or the like. Is formed. Note that “on the pattern print layer 3” represents the upper surface of the pattern print layer 3 in FIG. 1.
Further, the mat resin layer 4 is formed of a layer mainly composed of an aqueous emulsion resin, for example.
なお、マット樹脂層4を形成する樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、フッ素系樹脂等を用いることが可能であり、特に、アクリル系樹脂を用いることが好適である。これらの樹脂は、一種類を単独で、または、二種類以上を組み合わせて用いてもよい。また、パールグロスマット化粧用シート10の表面保護層としてのマット樹脂層4を形成するために、架橋可能な樹脂を用いてマット樹脂層4を形成する場合には、必要に応じて、上述した樹脂に架橋処理を行ってもよい。
In addition, as resin which forms the mat resin layer 4, it is possible to use polyolefin resin, acrylic resin, polyvinyl alcohol resin, fluorine resin, etc., for example, and it is particularly preferable to use acrylic resin. It is. These resins may be used alone or in combination of two or more. Further, when the mat resin layer 4 is formed by using a crosslinkable resin in order to form the mat resin layer 4 as the surface protective layer of the pearl gloss mat
したがって、マット樹脂層4は、撥水性を有する材料を用いて形成されている。
マット樹脂層4の乾燥後の塗布量は、5[g/m2]以上40[g/m2]以下の範囲内に設定する。特に、15[g/m2]以上30[g/m2]以下の範囲内に設定することが好適である。
マット樹脂層4には、絵柄印刷を行うことが可能である。マット樹脂層4に絵柄印刷を行わない場合は、その代替として、基体樹脂層2上にアンダーコートを行う事が可能である。アンダーコートは、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等を含み、乾燥後の塗布量は、1[g/m2]以上3[g/m2]以下の範囲内に設定することが好適である。
Therefore, the mat resin layer 4 is formed using a material having water repellency.
The coating amount of the mat resin layer 4 after drying is set within a range of 5 [g / m 2 ] to 40 [g / m 2 ]. In particular, it is preferable to set within a range of 15 [g / m 2 ] to 30 [g / m 2 ].
A pattern printing can be performed on the mat resin layer 4. When pattern printing is not performed on the mat resin layer 4, as an alternative, it is possible to undercoat the
また、マット樹脂層4は、絵柄形成部3aに積層されたポジ柄部4aと、パール絵柄部3bに積層されたネガ柄部4bと、を有する。
マット樹脂層4の厚さは、例えば、0.5[μm]以上30[μm]以下の範囲内に設定する。
また、マット樹脂層4の上面(絵柄印刷層3と対向する面と反対側の面。図1中において、マット樹脂層4の上側の面)には、エンボス(図示せず)が設けられている。
マット樹脂層4の上面にエンボス(凹凸模様)を設ける方法としては、例えば、発泡抑制インキにより部分的に発泡させる方法や、熱風や赤外線により部分的に加熱発泡させるケミカルエンボス方法を用いることが可能である。
The mat resin layer 4 includes a
The thickness of the mat resin layer 4 is set, for example, within a range of 0.5 [μm] to 30 [μm].
Further, an emboss (not shown) is provided on the upper surface of the mat resin layer 4 (the surface opposite to the surface facing the pattern print layer 3; the surface on the upper side of the mat resin layer 4 in FIG. 1). Yes.
As a method of providing embossing (concave / convex pattern) on the upper surface of the mat resin layer 4, for example, a method of partially foaming with foaming suppression ink or a chemical embossing method of partially heating and foaming with hot air or infrared rays can be used. It is.
第一実施形態では、一例として、エンボスロールによる圧接でエンボスを設けるメカニカルエンボスを用いて、マット樹脂層4の上面にエンボスを設ける場合について説明する。これは、メカニカルエンボスを用いてマット樹脂層4の上面にエンボスを設けることで、他の方法と比較して、マット樹脂層4に対してシャープな凹凸を得ることが可能なためである。 In the first embodiment, as an example, a case will be described in which embossing is provided on the upper surface of the mat resin layer 4 using mechanical embossing that provides embossing by pressure contact with an embossing roll. This is because it is possible to obtain sharp unevenness on the mat resin layer 4 by providing emboss on the upper surface of the mat resin layer 4 using mechanical embossing as compared with other methods.
エンボス時(マット樹脂層4の上面にエンボスを設ける時点)の圧力は、例えば、1000[kgf]以上2500[kgf]以下の範囲内に設定する。特に、1500[kgf]以上2000[kgf]以下の範囲内に設定することが、マット樹脂層4のガス保持力を高めるために好適である。
エンボス直前(マット樹脂層4の上面にエンボスを設ける直前)の表面温度は、例えば、160[℃]以上200[℃]以下の範囲内に設定する。特に、170[℃]以上180[℃]以下の範囲内に設定することが好適である。
The pressure at the time of embossing (when embossing is provided on the upper surface of the mat resin layer 4) is set, for example, within a range of 1000 [kgf] to 2500 [kgf]. In particular, setting within the range of 1500 [kgf] or more and 2000 [kgf] or less is suitable for increasing the gas holding power of the mat resin layer 4.
The surface temperature immediately before embossing (immediately before embossing is provided on the upper surface of the mat resin layer 4) is set within a range of 160 [° C.] or more and 200 [° C.] or less, for example. In particular, it is preferable to set within a range of 170 [° C.] or higher and 180 [° C.] or lower.
(パール意匠層6)
パール意匠層6は、パール顔料を含有する層であり、グラビア印刷法、ナイフコート法、ノズルコート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法等を用いて、基体樹脂層2の上に絵柄印刷層3と同一の平面で形成されている。すなわち、パール意匠層6は、基体樹脂層2上に積層されている。
また、パール意匠層6は、例えば、水性エマルジョン樹脂を主成分とした層で形成されている。
(Pearl design layer 6)
The pearl design layer 6 is a layer containing a pearl pigment, and a pattern is formed on the
Moreover, the pearl design layer 6 is formed of, for example, a layer mainly composed of an aqueous emulsion resin.
なお、パール意匠層6を形成する樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、フッ素系樹脂等を用いることが可能であり、特に、アクリル系樹脂を用いることが好適である。これらの樹脂は、一種類を単独で、または、二種類以上を組み合わせて用いてもよい。
したがって、パール意匠層6は、マット樹脂層4と同様、撥水性を有する材料を用いて形成されている。すなわち、パール意匠層6は、撥水性を有する。
In addition, as resin which forms the pearl design layer 6, it is possible to use, for example, polyolefin resin, acrylic resin, polyvinyl alcohol resin, fluorine resin, etc., and it is particularly preferable to use acrylic resin. It is. These resins may be used alone or in combination of two or more.
Therefore, the pearl design layer 6 is formed using a material having water repellency like the mat resin layer 4. That is, the pearl design layer 6 has water repellency.
パール意匠層6を形成する樹脂とパール顔料との重量比率は、3対1の割合に設定されている。なお、第一実施形態では、パール顔料の上限を、上記の割合に設定した場合について説明する。
パール意匠層6の乾燥後の塗布量は、5[g/m2]以上40[g/m2]以下の範囲内に設定する。特に、15[g/m2]以上30[g/m2]以下の範囲内に設定することが好適である。
The weight ratio between the resin forming the pearl design layer 6 and the pearl pigment is set to a ratio of 3: 1. In the first embodiment, the case where the upper limit of the pearl pigment is set to the above ratio will be described.
The coating amount after drying of the pearl design layer 6 is set within a range of 5 [g / m 2 ] to 40 [g / m 2 ]. In particular, it is preferable to set within a range of 15 [g / m 2 ] to 30 [g / m 2 ].
パール意匠層6には、絵柄印刷を行うことが可能である。パール意匠層6に絵柄印刷を行わない場合は、その代替として、基体樹脂層2上にアンダーコートを行う事が可能である。アンダーコートは、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等を含み、乾燥後の塗布量は、1[g/m2]以上3[g/m2]以下の範囲内に設定することが好適である。
Pattern printing can be performed on the pearl design layer 6. When pattern printing is not performed on the pearl design layer 6, as an alternative, it is possible to undercoat the
パール意匠層6は、平面視で、ネガ柄部4bと同調に形成されている。すなわち、ネガ柄部4bとパール意匠層6とは、平面視で同調である。
「平面視」とは、基材1と、基体樹脂層2と、絵柄印刷層3及びパール意匠層6と、マット樹脂層4と、グロス樹脂層5を積層した方向に沿った視点である。また、図1中には、基材1と、基体樹脂層2と、絵柄印刷層3及びパール意匠層6と、マット樹脂層4と、グロス樹脂層5を積層した方向に沿った視点を、「平面視」と表している。
The pearl design layer 6 is formed in synchronization with the
The “plan view” is a viewpoint along the direction in which the base material 1, the
ネガ柄部4bとパール意匠層6が「同調」とは、ネガ柄部4bに形成された絵柄と、パール意匠層6に形成された絵柄とが合致している割合が、例えば、50[%]以上の状態である。
また、パール意匠層6は、反射角が60°のマット樹脂層4の光沢度と、反射角が60°のパール意匠層6の光沢度との差が5%以上となるように形成されている。
The “synchronization” of the
The pearl design layer 6 is formed such that the difference between the glossiness of the mat resin layer 4 having a reflection angle of 60 ° and the glossiness of the pearl design layer 6 having a reflection angle of 60 ° is 5% or more. Yes.
(グロス樹脂層5)
グロス樹脂層5は、グラビア印刷法、ナイフコート法、ノズルコート法、ダイコート法、リップコート法、コンマコート法等を用いて、パール意匠層6上に積層して形成されている。なお、「パール意匠層6上」とは、図1中において、パール意匠層6の上側の面を表す。すなわち、グロス樹脂層5は、パール意匠層6上に積層されており、マット樹脂層4と共に、パールグロスマット化粧用シート10の表面保護層を形成している。
また、グロス樹脂層5は、例えば、水性エマルジョン樹脂を主成分とした層で形成されている。
(Gloss resin layer 5)
The
Further, the
なお、グロス樹脂層5を形成する樹脂としては、例えば、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、フッ素系樹脂等を用いることが可能であり、特に、アクリル系樹脂を用いることが好適である。これらの樹脂は、一種類を単独で、または、二種類以上を組み合わせて用いてもよい。また、グロスマット壁紙10の表面保護層としてのグロス樹脂層5を形成するために、架橋可能な樹脂を用いてグロス樹脂層5を形成する場合には、必要に応じて、上述した樹脂に架橋処理を行ってもよい。
In addition, as resin which forms the
したがって、グロス樹脂層5は、マット樹脂層4と同様、撥水性を有する材料を用いて形成されている。すなわち、マット樹脂層4及びグロス樹脂層5で形成する表面保護層は、撥水性を有する。これにより、グロスマット壁紙10に撥水性を付与することが可能となる。
グロス樹脂層5の乾燥後の塗布量は、5[g/m2]以上40[g/m2]以下の範囲内に設定する。特に、15[g/m2]以上30[g/m2]以下の範囲内に設定することが好適である。
Therefore, the
The coating amount after drying of the
グロス樹脂層5には、絵柄印刷を行うことが可能である。グロス樹脂層5に絵柄印刷を行わない場合は、その代替として、基体樹脂層2上にアンダーコートを行う事が可能である。アンダーコートは、ポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂等を含み、乾燥後の塗布量は、1[g/m2]以上3[g/m2]以下の範囲内に設定することが好適である。
Pattern printing can be performed on the
グロス樹脂層5は、平面視、且つ同一の平面でネガ柄部4bと同調に形成されている。すなわち、ネガ柄部4bとグロス樹脂層5とは、同一の平面で同調である。
「同一の平面」とは、表面保護層20の上面である。
また、グロス樹脂層5は、平面視で、ネガ柄部4b及びパール意匠層6と同調に形成されている。すなわち、ネガ柄部4bとパール意匠層6及びグロス樹脂層5とは、平面視で同調である。
The
The “same plane” is the upper surface of the surface protective layer 20.
The
ネガ柄部4bとグロス樹脂層5が「同調」とは、ネガ柄部4bに形成された絵柄と、グロス樹脂層5に形成された絵柄とが合致している割合が、例えば、50[%]以上の状態である。したがって、第一実施形態における「同調」とは、ネガ柄部4bに形成された絵柄と、グロス樹脂層5に形成された絵柄と、パール意匠層6に形成された絵柄とが合致している割合が、例えば、50[%]以上の状態である。
また、グロス樹脂層5は、反射角が60°のマット樹脂層4の光沢度と、反射角が60°のグロス樹脂層5の光沢度との差が10%以上となるように形成されている。
The “synchronization” of the
The
また、グロス樹脂層5の上面(パール意匠層6と対向する面と反対側の面。図1中において、グロス樹脂層5の上側の面)には、マット樹脂層4と同様、エンボスが設けられている。したがって、マット樹脂層4及びグロス樹脂層5で形成する表面保護層の上面には、エンボスが設けられている。
グロス樹脂層5の上面にエンボス(凹凸模様)を設ける方法としては、例えば、発泡抑制インキにより部分的に発泡させる方法や、熱風や赤外線により部分的に加熱発泡させるケミカルエンボス方法を用いることが可能である。
Further, as with the mat resin layer 4, embossing is provided on the upper surface of the gloss resin layer 5 (the surface opposite to the surface facing the pearl design layer 6. The surface on the upper side of the
As a method of providing embossing (concave / convex pattern) on the upper surface of the
第一実施形態では、一例として、エンボスロールによる圧接でエンボスを設けるメカニカルエンボスを用いて、グロス樹脂層5の上面にエンボスを設ける場合について説明する。これは、メカニカルエンボスを用いてグロス樹脂層5の上面にエンボスを設けることで、他の方法と比較して、グロス樹脂層5に対してシャープな凹凸を得ることが可能なためである。
エンボス時(グロス樹脂層5の上面にエンボスを設ける時点)の圧力は、例えば、1000[kgf]以上2500[kgf]以下の範囲内に設定する。特に、1500[kgf]以上2000[kgf]以下の範囲内に設定することが、グロス樹脂層5のガス保持力を高めるために好適である。
In the first embodiment, as an example, a case where embossing is provided on the upper surface of the
The pressure at the time of embossing (when embossing is provided on the upper surface of the gloss resin layer 5) is set, for example, within a range of 1000 [kgf] to 2500 [kgf]. In particular, setting in the range of 1500 [kgf] or more and 2000 [kgf] or less is suitable for increasing the gas holding power of the
エンボス直前(グロス樹脂層5の上面にエンボスを設ける直前)の表面温度は、例えば、160[℃]以上200[℃]以下の範囲内に設定する。特に、170[℃]以上180[℃]以下の範囲内に設定することが好適である。
なお、上述した第一実施形態は、本発明の一例であり、本発明は、上述した第一実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
The surface temperature immediately before embossing (immediately before embossing is provided on the upper surface of the gloss resin layer 5) is set, for example, within a range of 160 [° C.] to 200 [° C.]. In particular, it is preferable to set within a range of 170 [° C.] or higher and 180 [° C.] or lower.
The above-described first embodiment is an example of the present invention, and the present invention is not limited to the above-described first embodiment, and the present invention may be applied to other forms than this embodiment. Various modifications can be made according to the design or the like as long as they do not depart from the technical idea.
(第一実施形態の効果)
以下説明したように、第一実施形態のパールグロスマット化粧用シート10は、基材1上に、水性エマルジョン系樹脂と発泡剤と無機フィラーとを含有する樹脂組成物による基体樹脂層2と、樹脂とフィラーを含有するマット樹脂層4が形成される発泡壁紙である。
また、第一実施形態のパールグロスマット化粧用シート10は、マット樹脂層4及びグロス樹脂層5で形成する表面保護層に対し、エンボスを形成する時に一定の温度及び圧力を加える事で、密度を向上させることが可能となった。これにより、発泡ガスの漏れを防ぐ事で基体樹脂層2(発泡樹脂層)を高発泡化して、基体樹脂層2を減量する事が可能になった。
(Effects of the first embodiment)
As explained below, the pearl gloss matte
Further, the pearl gloss mat
さらに、第一実施形態のパールグロスマット化粧用シート10は、密度の向上により、表面強度を向上させることが可能となった。これに加え、基体樹脂層2の減量により、基材1の材料として、塗布量が低く水分保持量の少ない裏打紙の使用が可能になった。
これらの改善により、第一実施形態のパールグロスマット化粧用シート10は、製品の大幅な軽量化と強度向上を実現した。
Furthermore, the pearl gloss matte
With these improvements, the pearl gloss matte
また、第一実施形態のパールグロスマット化粧用シート10は、マット樹脂層4が有するネガ柄部4bと、パール顔料を含有するパール意匠層6と、艶出しされた層であるグロス樹脂層5が、平面視で同調である。これに加え、パール意匠層6の上に、グロス樹脂層5が形成される。
このため、ネガ柄部4bとパール意匠層6が平面視で重ならないとともに、パール顔料の輝度を際立たせるグロス樹脂層5がパール意匠層6の上に形成される。これにより、輝度の高い意匠を得ることが可能な、パールグロスマット化粧用シート10を提供することが可能となる。
Moreover, the pearl gloss mat
For this reason, while the
(変形例)
(1)第一実施形態では、基体樹脂層2を発泡樹脂層としたが、これに限定するものではなく、基体樹脂層2を未発泡樹脂層としてもよい。
(Modification)
(1) In the first embodiment, the
第一実施形態の図1を参照しつつ、以下に記載する実施例により、実施例1及び実施例2のパールグロスマット化粧用シートと、比較例1から比較例3のパールグロスマット化粧用シートについて説明する。 With reference to FIG. 1 of the first embodiment, according to the examples described below, the pearl gloss mat cosmetic sheets of Examples 1 and 2 and the pearl gloss mat cosmetic sheets of Comparative Examples 1 to 3 Will be described.
(実施例1)
実施例1のパールグロスマット化粧用シートは、以下の構成を有する。
基材1は、基材1の材料である壁紙用裏打紙として、塗布量が65[g/m2]で、厚さが110[μm]の普通紙(例えば、KJ特殊紙(株):「WK665IHT」)を用いて形成した。
基体樹脂層2は、EVA樹脂(例えば、住化ケムテックス製:「S−900(HL)」)に充填剤80部を加えたペーストを、塗布量が100[g/m2]となるように、コーティング法により基材1へ塗布して形成した。
Example 1
The pearl gloss mat cosmetic sheet of Example 1 has the following configuration.
The base material 1 is a plain paper having a coating amount of 65 [g / m 2 ] and a thickness of 110 [μm] as wallpaper backing paper which is a material of the base material 1 (for example, KJ Special Paper Co., Ltd .: "WK665IHT").
The
絵柄印刷層3は、水性インキを用いたグラビア印刷で形成した。
パール意匠層6は、絵柄印刷層3を形成した後、グラビア印刷により形成した。
マット樹脂層4は、パール意匠層6を形成した後、パール意匠層6の絵柄とマット樹脂層4のネガ柄部4bとを同調させて、グラビア印刷により、塗布量が10[g/m2]となるように形成した。
The pattern printing layer 3 was formed by gravure printing using water-based ink.
The pearl design layer 6 was formed by gravure printing after the pattern printing layer 3 was formed.
After forming the pearl design layer 6, the mat resin layer 4 synchronizes the pattern of the pearl design layer 6 with the
次に、加熱発泡と同時に、エンボスロールにて直前の表面温度を170[℃]、エンボス圧力を2000[kgf]として、マット樹脂層4の上面にエンボスを設け、その後、冷却・乾燥させた。
グロス樹脂層5は、マット樹脂層4のネガ柄部4bとパール意匠層6に同調させて印刷した後、加熱発泡と同時に、エンボスロールにて直前の表面温度を170[℃]、エンボス圧力を2000[kgf]として形状付与を行い、その後、冷却・乾燥させて形成した。
Next, at the same time as heating and foaming, embossing was provided on the upper surface of the mat resin layer 4 with an embossing roll at an immediately preceding surface temperature of 170 [° C.] and an embossing pressure of 2000 [kgf].
The
(実施例2)
実施例2のパールグロスマット化粧用シートは、基体樹脂層2を、EVA樹脂の代わりに塩化ビニル樹脂を用いて形成した。これに加え、絵柄印刷層3に同調するように、マット樹脂層4のネガ柄部4bと、グロス樹脂層5と、パール意匠層6を同調させて形成した。
その他の構成は、実施例1と同様とした。
(Example 2)
In the pearl gloss matte cosmetic sheet of Example 2, the
Other configurations were the same as those in Example 1.
(比較例1)
比較例1のパールグロスマット化粧用シートは、以下の構成を有する。
基材は、基材の材料である壁紙用裏打紙として、塗布量が65[g/m2]で、厚さが130[μm]の普通紙(例えば、KJ特殊紙(株):「WK665IHT」)を用いて形成した。
(Comparative Example 1)
The pearl gloss mat cosmetic sheet of Comparative Example 1 has the following configuration.
The base material is a plain paper for wallpaper, which is a material of the base material, with a coating amount of 65 [g / m 2 ] and a thickness of 130 μm (for example, KJ Special Paper Co., Ltd .: “WK665IHT”). )).
基体樹脂層は、EVA樹脂(例えば、住化ケムテックス製:「S−900(HL)」)に充填剤80部を加えたペーストを、塗布量が100[g/m2]となるように、ナイフコーティング法により基材へ塗布して形成した。
絵柄印刷層は、水性インキを用いたグラビア印刷で形成した。
さらに、表面保護層に対し、加熱発泡と同時に、エンボスロールにて直前の表面温度を150[℃]、エンボス圧力を1000[kgf]として形状付与を行い、その後、冷却・乾燥させた。
The base resin layer is made of a paste obtained by adding 80 parts of a filler to EVA resin (for example, “S-900 (HL)” manufactured by Sumika Chemtex Co., Ltd.) so that the coating amount becomes 100 [g / m 2 ]. It was formed by applying to a substrate by a knife coating method.
The pattern printing layer was formed by gravure printing using water-based ink.
Further, the surface protective layer was formed with heating and foaming at the same time with an embossing roll at a previous surface temperature of 150 [° C.] and an embossing pressure of 1000 [kgf], and then cooled and dried.
(比較例2)
比較例2のパールグロスマット化粧用シートは、以下の構成を有する。
基材は、基材の材料である壁紙用裏打紙として、塗布量が85[g/m2]で、厚さが130[μm]の普通紙(例えば、KJ特殊紙(株):「WK685AP」)を用いて形成した。
(Comparative Example 2)
The pearl gloss matte cosmetic sheet of Comparative Example 2 has the following configuration.
The base material is a plain paper with a coating amount of 85 [g / m 2 ] and a thickness of 130 [μm] as a backing paper for the base material (for example, KJ Special Paper Co., Ltd .: “WK685AP )).
基体樹脂層は、EVA樹脂(例えば、住化ケムテックス製:「S−900(HL)」)に充填剤80部、熱膨張性マイクロカプセル発泡剤20部を加えたペーストを、塗布量が100[g/m2]となるように、コーティング法により基材へ塗布して形成した。
絵柄印刷層は、水性インキを用いたグラビア印刷で形成した。
さらに、グラビア印刷法により、塗布量が20[g/m2]となるように形成した表面保護層に対し、加熱発泡と同時に、エンボスロールにて直前の表面温度を150[℃]、エンボス圧力を1000[kgf]として形状付与を行い、その後、冷却・乾燥させた。
The base resin layer is made of a paste obtained by adding 80 parts of a filler and 20 parts of a thermally expandable microcapsule foaming agent to EVA resin (for example, “S-900 (HL)” manufactured by Sumika Chemtex Co., Ltd.). g / m 2 ], by coating on a substrate by a coating method.
The pattern printing layer was formed by gravure printing using water-based ink.
Furthermore, with respect to the surface protective layer formed by gravure printing so that the coating amount becomes 20 [g / m 2 ], the surface temperature immediately before with the embossing roll is 150 [° C.] at the same time as the heat foaming, the embossing pressure Was given as 1000 [kgf], and then cooled and dried.
(比較例3)
比較例3のパールグロスマット化粧用シートは、以下の構成を有する。
基材は、基材の材料である壁紙用裏打紙として、塗布量が65[g/m2]で、厚さが110[μm]の普通紙(例えば、KJ特殊紙(株):「WK665IHT」)を用いて形成した。
(Comparative Example 3)
The pearl gloss matte cosmetic sheet of Comparative Example 3 has the following configuration.
The base material is a plain paper for wallpaper, which is the material of the base material, with a coating amount of 65 [g / m 2 ] and a thickness of 110 [μm] (for example, KJ Special Paper Co., Ltd .: “WK665IHT”). )).
基体樹脂層は、EVA樹脂(例えば、住化ケムテックス製:「S−900(HL)」)に充填剤80部を加えたペーストを、塗布量が160[g/m2]となるように、コーティング法により基材へ塗布して形成した。
絵柄印刷層は、水性インキを用いたグラビア印刷で形成した。
さらに、グラビア印刷法により、塗布量が2[g/m2]となるように形成した表面保護層に対し、加熱発泡と同時に、エンボスロールにて直前の表面温度を150[℃]、エンボス圧力を1000[kgf]として形状付与を行い、その後、冷却・乾燥させた。
The base resin layer was prepared by adding 80 parts of a filler to EVA resin (for example, “S-900 (HL)” manufactured by Sumika Chemtex Co., Ltd.) so that the coating amount was 160 [g / m 2 ]. It was formed by applying to a substrate by a coating method.
The pattern printing layer was formed by gravure printing using water-based ink.
Furthermore, with respect to the surface protective layer formed by gravure printing so that the coating amount becomes 2 [g / m 2 ], the immediately preceding surface temperature is 150 [° C.] with the embossing roll and the embossing pressure simultaneously with the heat foaming. Was given as 1000 [kgf], and then cooled and dried.
(樹脂組成物の評価)
実施例1及び2のパールグロスマット化粧用シートと、比較例1から3のパールグロスマット化粧用シートに対し、それぞれ、以下の方法に従い評価を行った。評価結果は、表1中に表す。
The pearl gloss mat cosmetic sheets of Examples 1 and 2 and the pearl gloss mat cosmetic sheets of Comparative Examples 1 to 3 were evaluated according to the following methods. The evaluation results are shown in Table 1.
(外観観察)
外観観察は、目視により評価した。
(表面強度)
表面強度は、壁紙工業会制定の規格「表面強化壁紙性能規定」に準拠した試験により、引っ掻き時における表面の破損状態を目視で判定し、原紙層(基材及び基体樹脂層)が露出すれば評価を「×」とし、原紙層が露出しなければ、評価を「○」として評価した。
(Appearance observation)
Appearance observation was evaluated visually.
(Surface strength)
The surface strength is determined by visual inspection of the damaged state of the surface when scratched by a test based on the “Surface-enhanced wallpaper performance regulations” established by the Wallpaper Industry Association, and the base paper layer (base material and base resin layer) is exposed. The evaluation was “x”, and if the base paper layer was not exposed, the evaluation was evaluated as “◯”.
(表面状態)
表面状態は、目視判定により、乾燥不足による発泡前製品の表面の割れや、面荒れの発生の有無を確認し、表面の割れや面荒れが発生していれば評価を「×」とし、表面の割れや面荒れが発生していなければ、評価を「○」として評価した。
(製品厚さ)
製品厚さは、エンボス後のサンプルの厚さを、ダイヤルゲージを用いて測定して評価した。
(製品重量)
製品重量は、エンボス後のサンプルの重量を測定して評価した。
(Surface condition)
The surface condition is checked by visual inspection to check for cracks and surface roughness of the product before foaming due to insufficient drying, and if the surface cracks or surface roughness has occurred, the evaluation is “x”. If no cracks or surface roughness occurred, the evaluation was evaluated as “◯”.
(Product thickness)
The product thickness was evaluated by measuring the thickness of the embossed sample using a dial gauge.
(Product weight)
The product weight was evaluated by measuring the weight of the sample after embossing.
(評価結果)
表1中に表されるように、実施例1及び2の樹脂組成物及びパールグロスマット化粧用シートは、比較例1から3の樹脂組成物及びパールグロスマット化粧用シートと比較して、高い表面強度を有していることが確認された。さらに、実施例1及び2の樹脂組成物及びパールグロスマット化粧用シートは、比較例3の樹脂組成物及びパールグロスマット化粧用シートと比較して、安定した表面状態を有していることが確認された。これに加え、実施例1及び2の樹脂組成物及びパールグロスマット化粧用シートは、比較例2及び3の樹脂組成物及びパールグロスマット化粧用シートと比較して、軽量化が可能であることが確認された。
(Evaluation results)
As shown in Table 1, the resin compositions and pearl gloss mat cosmetic sheets of Examples 1 and 2 are higher than the resin compositions and pearl gloss mat cosmetic sheets of Comparative Examples 1 to 3. It was confirmed to have surface strength. Furthermore, the resin composition and the pearl gloss mat decorative sheet of Examples 1 and 2 have a stable surface state as compared with the resin composition and the pearl gloss mat decorative sheet of Comparative Example 3. confirmed. In addition, the resin compositions and pearl gloss matte cosmetic sheets of Examples 1 and 2 can be reduced in weight compared to the resin compositions and pearl gloss matte cosmetic sheets of Comparative Examples 2 and 3. Was confirmed.
1…基材、2…基体樹脂層、3…絵柄印刷層、3a…絵柄形成部、3b…パール絵柄部、4…マット樹脂層、4a…ポジ柄部、4b…ネガ柄部、5…グロス樹脂層、6…パール意匠層、10…パールグロスマット化粧用シート DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Base material, 2 ... Base resin layer, 3 ... Pattern printing layer, 3a ... Pattern formation part, 3b ... Pearl pattern part, 4 ... Matte resin layer, 4a ... Positive pattern part, 4b ... Negative pattern part, 5 ... Gloss Resin layer, 6 ... Pearl design layer, 10 ... Pearl gloss matte cosmetic sheet
Claims (8)
前記絵柄印刷層は、前記絵柄が形成された絵柄形成部と、パール顔料を含有するパール絵柄部と、を有し、
前記マット樹脂層は、前記絵柄印刷層のうち少なくとも前記絵柄形成部に積層されたポジ柄部を有し、
前記パール意匠層と前記グロス樹脂層は、平面視で同調であることを特徴とするパールグロスマット化粧用シート。 A pattern printing layer formed on a substrate and having a pattern printed thereon, a mat resin layer formed on the pattern printing layer and a matte layer, and the same plane as the pattern printing layer A pearl design layer containing a pearl pigment, and a gloss resin layer formed on the pearl design layer in the same planar shape as the mat resin layer and a glazed layer. ,
The pattern printing layer has a pattern forming portion on which the pattern is formed, and a pearl pattern portion containing a pearl pigment,
The mat resin layer has a positive pattern portion laminated on at least the pattern forming portion of the pattern print layer,
The pearl gloss matte cosmetic sheet, wherein the pearl design layer and the gloss resin layer are synchronized in a plan view.
前記基体樹脂層は、塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン樹脂及びエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂のうち少なくとも一つを含む熱可塑性樹脂を用いて形成されていることを特徴とする請求項1に記載したパールグロスマット化粧用シート。 A base resin layer formed between the substrate and the pattern print layer;
2. The pearl gloss according to claim 1, wherein the base resin layer is formed using a thermoplastic resin including at least one of a vinyl chloride resin, a polyolefin resin, and an ethylene vinyl acetate copolymer resin. Matte cosmetic sheet.
反射角が60°の前記マット樹脂層の光沢度と、反射角が60°の前記パール意匠層の光沢度と、の差が5%以上であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載したパールグロスマット化粧用シート。 The glossiness with a reflection angle of 60 ° is 20% or less,
The difference between the glossiness of the mat resin layer having a reflection angle of 60 ° and the glossiness of the pearl design layer having a reflection angle of 60 ° is 5% or more. A pearl gloss matte cosmetic sheet according to any one of the above.
反射角が60°の前記マット樹脂層の光沢度と、反射角が60°の前記グロス樹脂層の光沢度と、の差が5%以上であることを特徴とする請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載したパールグロスマット化粧用シート。 The glossiness with a reflection angle of 60 ° is 20% or less,
6. The difference between the glossiness of the mat resin layer having a reflection angle of 60 ° and the glossiness of the gloss resin layer having a reflection angle of 60 ° is 5% or more. A pearl gloss matte cosmetic sheet according to any one of the above.
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