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JP2018043689A - 車体構造 - Google Patents

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久聡 成瀬
Hisaaki Naruse
久聡 成瀬
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Abstract

【課題】ドアの上端部を車両後方に向かって突出させる形状とした場合であっても、アウタパネルとインナパネルとの間に間隙が発生することを阻止すること。【解決手段】テールゲート12は、車内側に臨むインナパネル36と、インナパネル36よりも車外側に位置するアウタパネル38と、インナパネル36とアウタパネル38との間に位置し、インナパネル36とアウタパネル38との両方に当接するスティフナ34とを備え、スティフナ34の上面を呈する上面部74から車両後方の後面を呈する後面部76までが、アウタパネル38の意匠上面を呈する意匠上面部42から意匠後面を呈する意匠後面部44までに連続して接合されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ヒンジ部材を介して、開口を開閉するドアを備えた車体構造に関する。
例えば、特許文献1には、一対のヒンジ部材を介して上下方向に回動開閉自在であり、且つ、上方への開時における支持用のオープンステーが一方の側部のみに設けられた車両用テールゲートに関する構造が開示されている。
特許第3907117号公報
ところで、特許文献1に開示されたテールゲート構造において、空力(例えば、ダウンフォース)やデザイン等を考慮して、テールゲート(アウタパネル)の上端部を車両後方に向かって一体的に若干突出させる形状とすることが考えられる。
しかしながら、このような構成を採用した場合、アウタパネルの後方突出形状に対するインナパネルの絞り形状が大きくなり、アウタパネルの突出外縁形状にインナパネルの突出外縁形状を追従させることが困難となる。これにより、アウタパネルとインナパネルとの外縁部の間に間隙が発生し、止水することが困難となる。また、発生する間隙によってテールゲートの強度・剛性が低下するおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、ドアの上端部を車両後方に向かって突出させる形状とした場合であっても、アウタパネルとインナパネルとの間に間隙が発生することを阻止することが可能な車体構造を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、車体の開口を開閉するドアが、ヒンジ部材を介して前記車体に設けられた車体構造であって、前記ドアは、車内側に臨むインナパネルと、前記インナパネルよりも車外側に位置するアウタパネルと、前記インナパネルと前記アウタパネルとの間に位置し、前記インナパネルと前記アウタパネルとの両方に当接するスティフナと、を備え、前記スティフナの上面から車両後方の後面までが、前記アウタパネルの意匠上面から意匠後面までに連続して接合されていることを特徴とする。
本発明では、ドアの上端部を車両後方に向かって突出させる形状とした場合であっても、アウタパネルとインナパネルとの間に間隙が発生することを阻止することが可能な車体構造を得ることができる。
本発明の実施形態に係る車体構造が適用された車体後部の分解斜視図である。 図1に示す車体(アウタパネル)を車両後方からみた一部透過正面図である。 テールゲートの上部左側に取り付けられているヒンジ部材及びスティフナの拡大側面図である。 テールゲートの上部左側に取り付けられているヒンジ部材及びスティフナの拡大斜視図である。 テールゲートを構成するアウタパネル、スティフナ、及びインナパネルの分解斜視図である。 スティフナの構成を示す拡大斜視図である。 上端孔が設けられている面と下端孔が設けられている面との関係を示すスティフナの側面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各図において、「前後」は、車両前後方向、「左右」は、車幅(左右)方向、「上下」は、鉛直上下方向をそれぞれ示している。また、図2では、テールゲートを構成するアウタパネルのみを実線で示している。
本実施形態は、例えば、ワンボックスタイプやミニバンタイプ等の車両のテールゲートに対して本発明を適用した場合について以下説明する。
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る車体構造は、車体10の後方に形成されたテールゲート開口(開口)11を開閉するテールゲート(ドア)12と、車体10の後部上方に取り付けられ、テールゲート12を上下方向に回動可能に支持する左右一対のヒンジ部材14、14(図2参照)と、テールゲート12と車体10とを連結してテールゲート12の側部に取り付けられるオープンステー(ステー)16とを備えて構成されている。
オープンステー16は、例えば、周知のガスダンパによって構成されている。オープンステー16は、車幅方向に沿ったテールゲート12の一方の側部(例えば、左側又は右側の側部)、又は、両方の側部に取り付けられている。なお、図1中では、車体10の左右両側の側部にオープンステー16、16をそれぞれ設けた場合をその一例として示しているが、これに限定されるものではない。
このオープンステー16は、使用者がテールゲート12を引き上げてテールゲート開口11を開ける際、テールゲート12が開口する方向に変位する付勢力(アシスト力)を付与すると共に、テールゲート12を引き下げてテールゲート開口11を閉める際、テールゲート12が閉まる方向に対して適宜な抵抗力(制動力)を付与するものである。
図3に示されるように、各ヒンジ部材14は、例えば、鋼板のプレス一体成形品からなり、ヒンジ取付座18と、回動アーム部20と、ゲート支持部22とから構成されている。ヒンジ取付座18は、車体の後部上方に設けられた溝部23(図1参照)に固定される固定部材である。
ヒンジ取付座18は、取付座本体24と、軸支持部26と、一対の取付ピン28、28とを有する。取付座本体24は、平面視して略矩形状のプレート体からなり、一対の取付ピン28、28を挿通するための2つの取付孔が並設されている。軸支持部26は、取付座本体24と一体的で、且つ、取付座本体24から略直交する方向に屈曲する壁部によって構成されている。
軸支持部26の車両後方側の端部には、後記する回動軸30を軸支する支持孔が形成されている。一対の取付ピン28、28は、取付座本体24及び軸支持部26を車体の溝部23に形成された取付孔25(図1参照)に嵌着して固定するものである。
回動アーム部20は、ゲート支持部22よりも車両前方側に位置し、平面視して略くの字状に折曲して構成されている(図1参照)。回動アーム部20の車両前方側の端部には、ゲート支持部22を回動可能に支持する回動軸30が設けられている。ゲート支持部22は、回動アーム部20と一体的に構成され、テールゲート12の側部に取り付けられる。
図3に示されるように、ゲート支持部22には、略鉛直上下方向に沿って離間する一対の取付孔32が形成されている。後記するように、この取付孔32に挿通される図示しないボルトを介して、ヒンジ部材14及び後記するスティフナ34がテールゲート12に連結固定される。
図1に示されるように、テールゲート12は、車内側に臨むインナパネル36と、インナパネル36よりも車外側に位置するアウタパネル38と、インナパネル36とアウタパネル38との間に位置し、インナパネル36とアウタパネル38との両方に当接するスティフナ34とを備えて構成されている。なお、アウタパネル38及びインナパネル36には、図示しないバックウインドガラスを支持する窓枠部が設けられている。また、図1中では、車体後方の右側に配置されるスティフナ34について図示を省略している。以下、車体後方の左側に配置されたスティフナ34について、詳細に説明する。
図1及び図4に示されるように、アウタパネル38の上端部には、車両後方に向かって僅かに突出する突条部40が設けられている。この突条部40は、アウタパネル本体38aと一体に構成されていると共に、左右のリヤピラー間で車幅方向に沿って延在している。一対のヒンジ部材14が取り付けられる車幅方向の両端部において、突条部40の外観意匠面は、略水平方向に沿って延在する意匠上面と、意匠上面の車両後方端部から略鉛直下方向に立ち下がる意匠後面とからなる2つの面で構成されている。
図4及び図5に示されるように、具体的には、アウタパネル38の突条部40は、車幅方向と直交する断面が略L字状からなり、意匠上面を呈する意匠上面部42と、意匠後面を呈する意匠後面部44からなる2つ平板部が屈曲して構成されている。意匠上面部42の車幅方向外側の端縁42aは、車両前後方向に沿って延在するように形成されている。
図5に示されるように、この突条部40に対応するインナパネル36は、パネル上面部46と、第1パネル傾斜面部48と、第2パネル傾斜面部50と、パネル側面部52と、パネル側面傾斜部53から構成されている。パネル上面部46は、車幅方向に沿って延在する帯形状からなり、アウタパネル38の意匠上面部42の下面に接合される。第1パネル傾斜面部48は、平面視して略三角形状を呈し、パネル上面部46の車幅方向外側に向かって連続し、且つ、傾斜するように形成されている。
第2パネル傾斜面部50は、第1パネル傾斜面部48に連続し、第1パネル傾斜面部48から鉛直下方向、且つ、車両後方に向かって傾斜するように形成されている。パネル側面部52は、第2パネル傾斜面部50に連続し、パネル上面部46と略直交するように形成されている。パネル側面傾斜部53は、パネル側面部52の車幅方向外側に向かって連続し、且つ、傾斜するように形成されている。また、パネル上面部46の車幅方向外側には、第2パネル傾斜面部50、パネル側面部52、及び、パネル側面傾斜部53のそれぞれ車幅方向外側の側端部を連続して切り欠いて構成される切欠部54が設けられている。
すなわち、アウタパネル38の突条部40に対応するインナパネル36の上部で車幅方向に沿った両側には、5つの複合面(パネル上面部46、第1パネル傾斜面部48、第2パネル傾斜面部50、パネル側面部52、パネル側面傾斜部53)で構成された絞り面と、絞り面とすることが困難なために絞り面に連続する部位を切り欠いて構成された切欠部54とが設けられている。
なお、アウタパネル38とインナパネル36とが一体的に接合された際、アウタパネル38の意匠上面部42の車幅方向外側の端縁42aと、インナパネル36の第1パネル傾斜面部48の車幅方向外側の端縁48aとが鉛直方向の上下面で重畳して一致する。この互いに一致した端縁42a、48a同士は、車両前後方向と平行に延在している。
図6に示されるように、スティフナ34は、スティフナ本体部56と、スティフナ本体部56の上部側に一体的に設けられる間隙遮蔽部58とによって構成されている。スティフナ本体部56は、ヒンジ部材14に対してスティフナ34が取り付けられるヒンジ取付孔60と、ヒンジ取付孔60と異なる位置に設けられた複数の位置決め孔62とを有する。
複数の位置決め孔62は、少なくとも2箇所に形成された貫通孔からなり、スティフナ本体部56の上端部に位置する上端孔62aと、下端部に位置する下端孔62bとによって構成されている。上端孔62aは、間隙遮蔽部58と略直交し上方に向かって突出する突起片63に形成されている。下端孔62bは、後記する外側折曲部72の下端角部73に形成されている(図6参照)。なお、ヒンジ取付孔60には、スティフナ本体部56に対してナット64が固定されている。ヒンジ取付孔60に挿通された図示しないボルトのねじ部が、ナット64のねじ部と螺合してねじ締結される。
また、スティフナ本体部56の下部側には、オープンステー16の一端部が取り付けられる一対のステー取付孔66、66が形成されている。一対のステー取付孔66、66は、位置決め孔62である上端孔62aと下端孔62bの間に位置している。これにより、オープンステー16の一端部は、上端孔62aと下端孔62bの間に取り付けられている。
図7に示されるように、スティフナ本体部56において、上端孔62aが設けられている突起片63の面F1と、下端孔62bが設けられている下端角部73の面F2とは、互いに略平行となるように設けられている(F1//F2)。また、一対の位置決め孔62(上端孔62a及び下端孔62b)は、インナパネル36と非当接で、インナパネル36から離間する位置に配置されている。
図6に示されるように、スティフナ本体部56は、側面視して中央に位置する平板部68と、平板部68より車両前方側に位置する内側折曲部70と、平板部68より車両後方側に位置する外側折曲部72とが一体的に構成されている。
平板部68は、内側折曲部70と外側折曲部72との間で略鉛直上下方向及び車両前後方向に沿って延出する帯状に形成されている。内側折曲部70は、平板部68の車両前方側で車両内側に向かって折曲して形成されている。外側折曲部72は、平板部68の車両後方側で車両外側に向かって折曲して形成されている。内側折曲部70と外側折曲部72とは、互いに反対方向に突出するように折曲している。
図5、図6、及び、図3に示されるように、間隙遮蔽部58は、スティフナ本体部56の上部で略直交する方向に向かって突出し、平面視して略三角形状を呈する上面部74と、上面部74の車両後方端部で略直角に屈曲して連続する後面部76とを有する。
間隙遮蔽部58(スティフナ34)は、上面を呈する上面部74から車両後方の後面を呈する後面部76までが、アウタパネル38の意匠上面を呈する意匠上面部42から意匠後面を呈する意匠後面部44までに連続して接合されている(図3参照)。
図3に示されるように、間隙遮蔽部58の上面部74は、アウタパネル38とインナパネル36との間に挟持されている。また、間隙遮蔽部58の上面部74は、段差部を介して、インナパネル36のパネル上面部46と面一となるように配置されている。
本実施形態に係る車体構造が適用された車体10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
本実施形態では、スティフナ34のうち、上面を呈する上面部74から後面を呈する後面部76までが、アウタパネル38の意匠上面を呈する意匠上面部42から意匠後面を呈する意匠後面部44までに接続されている。これにより、本実施形態では、主としてインナパネル36の成形上の困難さ(絞り込み形状とすることが困難である)から、アウタパネル38とインナパネル36とを接合することが困難な箇所(インナパネル36の切欠部54)があった場合でも、スティフナ34の間隙遮蔽部58によって間隙となる切欠部54を完全に遮蔽することができる(図3の網点部分参照)。この結果、本実施形態では、アウタパネル38とインナパネル36との間に間隙を発生させることがなく、テールゲート12(ドア)内の気密性を向上させることができる。
また、アウタパネル38は、スティフナ34を介して、ヒンジ部材14やインナパネル36に接合されるため、アウタパネル38の強度・剛性を向上させることができる。これにより、本実施形態では、アウタパネル38に対し多少の荷重が付与された場合であっても、アウタパネル38の変形を抑制することができる。
さらに、スティフナ34は、従来から使用されている旧部品であるため、新規の部品を追加することがなく、しかも構造も簡素であるため、製造コストが高騰することを抑制することができる。
本実施形態では、スティフナ34の上面部74の上面とインナパネル36とが面一となるように配置され、スティフナ34の上面はアウタパネル38とインナパネル36との間に挟持されている。これにより、本実施形態では、スティフナ34を介在させることがなくアウタパネル38及びインナパネル36のみで構成した場合と比較して、強度・剛性が向上すると共に、意匠外観性も向上する。また、スティフナ34の上面とインナパネル36との間に段差が形成されることがないため、外観商品性(デザイン性)を高めることができる。
本実施形態では、位置決め孔62をヒンジ取付孔60と異なる位置に設けている。これにより、本実施形態では、ヒンジ取付孔60を位置決め孔62として兼用させることが不要となり、スティフナ34のうちのヒンジ取付孔60以外の部位(例えば、ヘム面)において、テールゲート12(ドア)に対して位置決めを行うことができる。この結果、本実施形態では、仮に、車体10に対するテールゲート12の建て付け(取り付け)が若干ずれていた場合であっても、ヒンジ取付孔60の位置を、独立して容易に変更することができる。加えて、本実施形態では、車体全体の設計変更をする必要がなく、多大な工数の発生を未然に抑制することができる。
具体的には、従来技術において、スティフナをテールゲート(インナパネル)に取り付ける際、ヒンジ部材をテールゲートに取り付けるためのヒンジ取付孔に対して位置決めピンを挿入し、テールゲートに対するスティフナの位置決めを行っていた。このため、仮に、車体に対するテールゲートの建て付け位置がずれていた場合、ヒンジ取付孔の位置を調整すると、スティフナとインナパネルとの位置がずれてしまい、アウタパネルに対してヘミング加工を行ったときにアウタパネルが変形して外観性が低下するおそれがあった。このように、従来技術では、ヒンジ取付孔がスティフナをインナパネルに取り付けるための加工基準となっていたため、ヒンジ取付孔の位置を変更すると生産設備の位置決め設定(治具等)の変更が必要となり、多大な工数及びコストが発生するおそれがあった。なお、この段落の記載では、従来技術の説明であるため、同一の構成要素の呼称に対する参照符号の付記を省略している。
本実施形態では、位置決め孔62が、少なくとも、スティフナ34の上端部に位置する上端孔62aと、スティフナ34の下端部に位置する下端孔62bの2箇所有する。これにより、本実施形態では、位置決め孔62(上端孔62a、下端孔62b)同士の離間距離をスティフナ34内で最大限大きく設定することが可能となる。この結果、本実施形態では、テールゲート12(ドア)に対するスティフナ34の位置決めを行う際、スティフナ34の保持が安定すると共に、確実に位置決め作業を遂行することができる。
本実施形態では、オープンステー16(ステー)が、ステー取付孔66を介してスティフナ34に取り付けられている。これにより、本実施形態では、ステー専用でスティフナ34を設けることが不要となり、構造を簡素化して取り付け工数を削減することができる。また、本実施形態では、オープンステー16の一端部が上端孔62aと下端孔62bの間に取り付けられているため、そうでない場合と比較して、精度良く取り付けることができる。
本実施形態では、スティフナ34の上端孔62aが設けられている面F1と、下端孔62bが設けられている面F2は、互いに略平行に設定されている(F1//F2)。これにより、本実施形態では、例えば、図示しない位置決めピンを上端孔62a及び下端孔62bに対して挿入する際、一方向からの平行移動で位置決めピンを位置決め孔62に挿入することができる。この結果、位置決め作業を迅速に遂行することができる。
本実施形態では、位置決め孔62(上端孔62a及び下端孔62b)が、インナパネル36と非当接で、インナパネル36から離間する位置に配置されている。これにより、本実施形態では、インナパネル36側に位置決め孔62を穿孔することが不要となり、位置決めピンを位置決め孔62に挿入して位置決めされた状態で、アウタパネル38とインナパネル36との接合作業を容易に行うことができる。
10 車体
11 テールゲート開口(開口)
12 テールゲート(ドア)
14 ヒンジ部材
16 オープンステー(ステー)
34 スティフナ
36 インナパネル
38 アウタパネル
42 意匠上面部
44 意匠後面部
60 ヒンジ取付孔
62 位置決め孔
62a 上端孔
62b 下端孔
66 ステー取付孔
74 上面部
76 後面部

Claims (7)

  1. 車体の開口を開閉するドアが、ヒンジ部材を介して前記車体に設けられた車体構造であって、
    前記ドアは、
    車内側に臨むインナパネルと、
    前記インナパネルよりも車外側に位置するアウタパネルと、
    前記インナパネルと前記アウタパネルとの間に位置し、前記インナパネルと前記アウタパネルとの両方に当接するスティフナと、
    を備え、
    前記スティフナの上面から車両後方の後面までが、前記アウタパネルの意匠上面から意匠後面までに連続して接合されていることを特徴とする車体構造。
  2. 請求項1記載の車体構造において、
    前記スティフナの上面は、前記インナパネルと面一になるように配置され、
    さらに、前記上面は、前記インナパネルと前記アウタパネルの間に挟持されていることを特徴とする車体構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車体構造において、
    前記スティフナは、
    前記ヒンジ部材に取り付けられるヒンジ取付孔と、
    前記ヒンジ取付孔と異なる位置に設けられた位置決め孔と、
    を有することを特徴とする車体構造。
  4. 請求項3記載の車体構造において、
    前記位置決め孔は、少なくとも、前記スティフナの上端部に位置する上端孔と、前記スティフナの下端部に位置する下端孔とを有することを特徴とする車体構造。
  5. 請求項4記載の車体構造において、
    前記スティフナには、前記ドアを開状態に保持するステーが取り付けられ、
    前記ステーは、前記上端孔と前記下端孔の間に取り付けられることを特徴とする車体構造。
  6. 請求項4又は請求項5記載の車体構造において、
    前記スティフナの前記上端孔が設けられている面と、前記下端孔が設けられている面は、互いに略平行であることを特徴とする車体構造。
  7. 請求項3乃至請求項6のいずれか1項記載の車体構造において、
    前記位置決め孔は、前記インナパネルと非当接で、前記インナパネルから離間する位置に配置されていることを特徴とする車体構造。
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