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JP2017201077A - アルミ製パイプサポート - Google Patents

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JP2017201077A
JP2017201077A JP2016092368A JP2016092368A JP2017201077A JP 2017201077 A JP2017201077 A JP 2017201077A JP 2016092368 A JP2016092368 A JP 2016092368A JP 2016092368 A JP2016092368 A JP 2016092368A JP 2017201077 A JP2017201077 A JP 2017201077A
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pipe
aluminum
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tube
pipe support
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JP2016092368A
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隆之 森本
Takayuki Morimoto
隆之 森本
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FOR BUILD CO Ltd
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Abstract

【課題】従来のアルミニウム合金製の単管のパイプサポートは、長さ調整ができず、長さ調整が可能な構成としたとしても全体としての規定荷重を満たさない点を改善する。
【解決手段】本発明の(アルミ製)パイプサポート1は、外周断面が正方形状とされ、かつ内周の隅部が辺部より厚みの大きい肉厚部が形成され、また、長さ方向に調整孔2Bが形成されたアルミ製の内管2と、内管2に対して外嵌可能とされ、内周断面が正方形状とされ、かつ外周の隅部が肉厚とされた突出部3Aが形成され、この突出部3Aの突出周面で長さ方向の内管2との挿入方向の端部に螺子が形成され、また、長さ方向に内管の調整孔2Bと連通する挿入孔3Cが形成されたアルミ製の外管3と、外管3の挿入孔3Cと連通した内管2の調整孔2Bに挿入される調整ピン4と、外管3の螺子に対して外嵌螺入されるスライドリング5と、を備えることとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、アルミ製で軽量化が図れると共に、長さ調整が可能で、全体として十分な耐力を有するアルミ製パイプサポートに関する。
コンクリート構造物を構築する際には、型枠にコンクリートを打設する。このとき、例えばスラブの打設時に下階又は下方から該型枠を支持するために、パイプサポートが用いられる。
このパイプサポートは、従来、概略的には、二重管構成とされており長さ調整が可能となっている。長さ調整の構造については、外管と内管の嵌合部位の直径方向には対向する調節孔が軸方向に同ピッチで形成され、該パイプサポートの全長の調整を行った際の嵌合位置を固定するために調整ピンが調整孔に挿入される構成とされている。また、従来のパイプサポートは、外管と内管の互いに嵌合部位とは反対の端部に設置面あるいは型枠面と接触する座金を設けている。
上記構成の従来のパイプサポートは、日本工業規格(JIS)等において、軸剛性と圧縮耐力等が定められており(以下、これらを総称して「規定荷重」という)、この規定荷重を満たすためにそれ相応の材料、すなわち鋼管、鉄が用いられていたため、型枠設置の際に、現場に運搬するのに多大な労力を要していた。
そこで、従来、こうした作業者の労力の軽減のため、特許文献1においては、少なくとも上記パイプサポートの構成のうちの外管と内管についてアルミニウム合金製とすることが提案されている。
すなわち、特許文献1では、長手方向の両端部において、外径が平均外径より細く、かつ肉厚が平均の肉厚よりも厚く、長手方向の中央部において、外径が平均の外径よりも太く、かつ肉厚が平均の肉厚よりも薄く、さらに両端部から中央部までの外径及び肉厚の変化が滑らかとしたアルミニウム合金製単管のパイプサポートを提案している。
特許文献1においても記載されているとおり、単純に軽量化を図るうえではアルミニウム合金を用いればよいが、材質を変えると規定荷重を満たさず、使用不可となる可能性があるばかりか、現場においては、型枠と共に打設したコンクリートが崩落するといった危険がある。
特許文献1においては、パイプサポートの軽量化を達成すべくアルミニウム合金製単管を採用して上記構成としているのであるが、この構成では長さ(高さ)調整ができないという問題がある。
上記の点、特許文献1のアルミニウム合金製単管を例えば2本用い、突き合わせた端部の内周に互いに逆方向に雌螺子を形成し、ここに軸方向中央から互いに逆方向に雄螺子を形成したボルトを螺入して繋げば、パイプサポートの長さ調整自体は可能であるが次の問題が生じる。
すなわち、特許文献1のアルミニウム合金製単管(丸、角問わず)であれ、通常の鋼管であれ、ボルトにおいて、管から露出する境界部位で荷重が集中して、この境界部位で座屈変形が生じ、全体として規定荷重を満たさないといった問題がある。
特開平9−158500号公報
解決しようとする問題は、従来のアルミニウム合金製の単管のパイプサポートは、長さ調整ができず、長さ調整が可能な構成としたとしても全体としての規定荷重を満たさない点である。
上記課題を解決するため、本発明のアルミ製パイプサポートは、外周断面が正方形状とされ、かつ内周の隅部が辺部より厚みの大きい肉厚部が形成され、また、長さ方向に調整孔が形成されたアルミ製の内管と、この内管に対して外嵌可能とされ、内周断面が正方形状とされ、かつ外周の隅部が肉厚とされた突出部が形成され、この突出部の突出周面で長さ方向の前記内管との挿入方向の端部に螺子が形成され、また、長さ方向に前記内管の調整孔と連通する挿入孔が形成されたアルミ製の外管と、前記外管の前記挿入孔と連通した前記内管の前記調整孔に挿入される調整ピンと、前記外管の前記螺子に対して外嵌螺入されるスライドリングと、を備えることとした。
本発明は、アルミ製の管を用いることで軽量化が可能となり、また、内管は外周断面、外管は内周断面が正方形状、つまり概略的に見れば内管及び外管は共に角管であること、及び内管は内周の隅部が、外管は外周の隅部が、共に肉厚とされていることから、丸管に較べて内管及び外管の肉厚の四隅がリブとなって座屈変形に対する耐性が向上する。つまり、パイプサポートの軽量化と規定荷重を満たし、かつ長さ調整ができるという効果を得ることができる。
本発明のアルミ製パイプサポートの概略構成を示す斜視図である。 本発明のアルミ製パイプサポートの概略構成を示す分解斜視図である。 本発明のアルミ製パイプサポートの内管を示し、(a)は図2のA矢視図、(b)は図2のB−B線断面図、である。 本発明のアルミ製パイプサポートの外管を示し、(a)は図2のC矢視図、(b)は図2のD−D線断面図、(c)は図2のE部拡大斜視図、である。 本発明のアルミ製パイプサポートの図1のF−F線断面図である。
本発明は、パイプサポートを軽量化するためにアルミ製の管を用いると規定荷重を満たさないという問題を、外周断面が正方形状とされ、かつ内周の隅部が辺部より厚みの大きい肉厚部が形成され、また、長さ方向に調整孔が形成されたアルミ製の内管と、内管に対して外嵌可能とされ、内周断面が正方形状とされ、かつ外周の隅部が肉厚とされた突出部が形成され、この突出部の突出周面で長さ方向の内管との挿入方向の端部に螺子が形成され、また、長さ方向に内管の調整孔と連通する挿入孔が形成されたアルミ製の外管と、外管の挿入孔と連通した内管の調整孔に挿入される調整ピンと、外管の螺子に対して外嵌螺入されるスライドリングと、を備えた構成とすることで解消した。
以下、上記形態に関するより具体的な実施形態を図1〜図5を用いて説明する。本発明のアルミ製パイプサポート1(以下、パイプサポート1と記す)は、内管2と、外管3と、調整ピン4と、スライドリング5と、を有しており、それぞれ次の構成とされている。
内管2は、アルミ製とされ、本例では、図3に示すように、外周断面が正方形状とされ、かつ内周の隅部が辺部より厚を大きい肉厚部2Aが形成されている。また、内管2は、対向する側面同士において、長さ方向に所定間隔を空けて調整孔2Bが幅方向に2列形成されている。さらに、内管2の一端部には、型枠に当接するフランジ部2aが設けられている。
外管3は、アルミ製とされ、本例では、図4に示すように、内周断面が正方形状とされ、かつ外周の隅部が肉厚とされた突出部2Aが形成されている。この突出部2Aは、外縁部が断面円弧状とされ、また、内管2との挿入方向の端部に螺子3Bが形成されている。
さらに、外管3は、内管2との挿入方向の長さ方向の端部、つまり螺子3Bが形成された長さ方向の部位における対向する側面同士に、内管2の調整孔と連通する挿入孔3Cが長さ方向に連続して幅方向に2列形成されている。また、外管3の一端部には、型枠に当接するフランジ部3aが設けられている。
調整ピン4は、外管3の挿入孔3Cを介して、内管2の調整孔2Bに挿入され、平面視コ字状とされている。スライドリング5は、円環状とされ、内周面に、外管3の螺子3Bと螺入する螺子5Aが形成されている。
上記構成のパイプサポート1は、次のように使用する。内管2を、該内管2の調整孔2Bが形成された側面と外管3の挿入孔3Cが形成された側面とを合わせて、該外管3に向けて挿入する。内管2を外管3に挿入して設置面と型枠との間の寸法に応じて嵌合量を調節して外管3の挿入孔3Cから、その位置に最も近い内管2の調整孔2Bに向かって調整ピン4を挿入する。
調整ピン4を挿入した後、内管2のフランジ部2aと外管3のフランジ部3aとを型枠と設置面とに密着させるべく、微調整のためにスライドリング5を回す。スライドリング5は、内周の螺子5Bと外管3の螺子3Bとが螺入しているので、該スライドリング5を回すと該外管3に対してスライドリング5が螺進退移動する。
スライドリング5は外管3に対して螺進退移動するとき、該スライドリング5には調整ピン4がある一定の鉛直方向の荷重がかかった状態で際値されているから、該調整ピン4を挿通した状態の内管2も、前記スライドリング5の螺進退移動に伴って上下動する。これにより外管3に対する内管2の嵌合量の微調整が行われる。
このように、本発明のパイプサポート1は、内管2と外管3との嵌合量を調節して設置面から型枠までの間隔を調整して使用する点では従来と変わりがないが、従来の重量の欠点をアルミ製として克服するものの剛性に乏しくなる点を、内管2と外管3に隅を肉厚とした角管を採用すると共に、調整ピン4を平面視コ字状として解決し、そのうえ、スライドリング5によって上記のように内管2と外管3の嵌合量の微調整を可能とした。
したがって、本発明のパイプサポート1は、軽量や運搬や設置の扱いが容易であるとと共に設置の際の微調整が可能で、さらに十分な剛性を有するので、型枠支持のために用いるだけでなく、各種作業の簡易な仮支柱として採用することも可能である。
1 (アルミ製)パイプサポート
2 内管
2A 肉厚部
2B 調整孔
3 外管
3A 突出部
3B 螺子
3C 挿入孔
4 調整ピン
5 スライドリング
5A 螺子

Claims (1)

  1. コンクリート打設用の型枠を支持するために、
    外周断面が正方形状とされ、かつ内周の隅部が辺部より厚みの大きい肉厚部が形成され、また、長さ方向に調整孔が形成されたアルミ製の内管と、
    この内管に対して外嵌可能とされ、内周断面が正方形状とされ、かつ外周の隅部が肉厚とされた突出部が形成され、この突出部の突出周面で長さ方向の前記内管との挿入方向の端部に螺子が形成され、また、長さ方向に前記内管の調整孔と連通する挿入孔が形成されたアルミ製の外管と、
    前記外管の前記挿入孔と連通した前記内管の前記調整孔に挿入される調整ピンと、
    前記外管の前記螺子に対して外嵌螺入されるスライドリングと、
    を備えたことを特徴とするアルミ製パイプサポート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112502446A (zh) * 2020-11-03 2021-03-16 中国一冶集团有限公司 一种承插式中心筒临时支撑及其使用方法

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WO2013113732A1 (de) * 2012-02-02 2013-08-08 Doka Industrie Gmbh Absteckbügel

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