JP2017115441A - 作業機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】作業機は、原動機と、原動機の動力によって作動し且つ作動油を吐出する油圧ポンプと、作動油により作動する油圧アクチュエータと、作業機の状態を検出する検出部と、検出部で検出された作業機の状態に基づいて指標値を決定する指標決定部と、指標部決定部で決定した指標値と原動機の実回転数に基づいて原動機のドロップ量を演算する演算部と、ドロップ量が所定以上である場合に油圧ポンプの出力を低下させる出力低下部と、を備えている。
【選択図】図1
Description
作業機は、原動機と、前記原動機の動力によって作動し且つ作動油を吐出する油圧ポンプと、作業機の状態を検出する検出部と、前記検出部で検出された作業機の状態に基づいて指標値を決定する指標決定部と、前記指標部決定部で決定した指標値と前記原動機の実回転数に基づいて前記原動機のドロップ量を演算する演算部と、前記ドロップ量が所定以上である場合に前記油圧ポンプの出力を低下させる出力低下部と、を備えている。
作業機は、前記検出部は、作業機内を流れる流体の温度を検出する測定装置であり、前記指標決定部は、前記測定装置で検出された流体の温度が所定値以下である場合に前記流体に対応して設定された原動機の回転数を前記指標値として決定する。
作業機は、前記検出部は、前記作業機内を流れる流体である油、冷却水のいずれかの温度を測定可能な測定装置であり、前記指標決定部は、前記測定装置で検出された温度が所定値以下である場合に前記温度に対応して設定された原動機の回転数を前記指標値として決定する。
作業機は、前記原動機の目標回転数を指令する指令部材を備え、前記検出部は、前記指令部材で発生したエラーを検出する第1エラー検出部であり、前記指標決定部は、前記第1エラー検出部が指令部材のエラーを検出した場合に、予め定められた前記原動機の回転数を前記指標値として決定する。
前記指標決定部は、前記第2エラー検出部が制御部のエラーを検出した場合に、前記エラーに応じて設定された前記原動機の回転数を、前記指標値として決定する。
まず、作業機の全体の構成から説明する。
本発明に係る作業機1は、図12及び図13に示すように、機体フレーム2と、この機体フレーム2に装着した作業装置3と、機体フレーム2を支持する走行装置4とを備えている。尚、図12及び図13では、作業機の一例としてトラックローダを示しているが、本発明に係る作業機はトラックローダに限定されず、例えば、トラクタ、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ、バックホー等であってもよい。尚、本発明において、作業機の運転席に着座した運転者の前側(図12の左側)を前方、運転者の後側(図12の右側)を後方、運転者の左側(図12の手前側)を左方、運転者の右側(図12の奥側)を右方として説明する。
キャビン5内には運転席13が設けられている。運転席13の一側(例えば、左側)には、走行装置4を操作するための走行用操作装置14が配置されている。
作業装置3は、ブーム22Lとブーム22Rからなる一対のブーム22と、該ブーム22の先端に装着したバケット23(作業具)とを備える。ブーム22Lは、機体フレーム2の左に配置されている。ブーム22Rは、機体フレーム2の右に配置されている。ブー
ム22Lとブーム22Rとは、連結体によって相互に連結されている。ブーム22L及びブーム22Rは、第1リフトリンク24及び第2リフトリンク25に支持されている。ブーム22L及びブーム22Rの基部側と機体フレーム2の後下部との間には、複動式の圧シリンダからなるリフトシリンダ26が設けられている。リフトシリンダ26を同時に伸縮させることによりブーム22L及びブーム22Rが上下に揺動する。ブーム22L及びブーム22Rの先端側には、それぞれ装着ブラケット27が横軸回りに回動自在に枢支され、左及び右に設けられた装着ブラケット27にバケット23の背面側が取り付けられている。
バケット23は、装着ブラケット27に対して着脱自在とされている。バケット23を取り外して装着ブラケット27に各種のアタッチメント(後述する油圧アクチュエータを有する油圧駆動式の作業具)を取り付けることで、掘削以外の各種の作業(又は他の掘削作業)を行えるように構成されている。
図1は、走行系の油圧システムの全体図を示している。図2は、作業系の油圧システムの全体図を示している。
まず、走行系の油圧システムについて説明する。
図1及び図2に示すように、油圧システム(油圧回路)は、第1油圧ポンプP1と、第2油圧ポンプP2とを有している。第1油圧ポンプP1及び第2油圧ポンプP2は、原動機29の動力によって駆動して作動油を吐出する油圧ポンプであって、例えば、定容量型のギヤポンプによって構成されている。
第1駆動回路32Aは、HSTポンプ(走行油圧ポンプ)66を備えている。HSTポンプ66は、一対の変速用油路100h,100iによって対応する第1走行部21L,21RのHSTモータ57に接続されている。なお、第2駆動回路32Bは、第1駆動回路32Aと同じ構造であるため説明を省略する。
受圧部66a,66bに作用するパイロット圧によって斜板の角度が変更される。斜版
の角度が変更すると、作動油の吐出方向や吐出量が変わり、これによって第1走行部21L及び第2走行部21Rの回転出力を変更する。
走行モータ57は、HSTモータであって、パイロット油(作動油)によって作動する油圧機器である。走行モータ57は、例えば、高低2速に変速可能な斜板形可変容量アキシャルモータである。走行モータ57の斜板には、伸縮自在な斜板切換シリンダ58が設けられている。斜板切換シリンダ58の伸縮によって、走行モータ57の斜板の角度を変更することができる。走行モータ57の斜板の角度を変更することにより、当該走行モータ57は、1速又は2速に変速する。
作用すると共に第4シャトル弁44から第4流路49を介して第2駆動回路32Bの後進用受圧部66bに作用する。これにより、第1走行部21L及び第2走行部21Rの出力軸57aが走行レバー40の傾動量に比例した速度で逆転(後進回転)してトラックローダ1が後方に直進する。
すなわち、走行レバー40を左斜め前側に傾動操作すると該走行レバー40の傾動角度に対応した速度でトラックローダ1が前進しながら左旋回し、走行レバー40を右斜め前側に傾動操作すると該走行レバー40の傾動角度に対応した速度でトラックローダ1が前進しながら右旋回し、走行レバー40を左斜め後側に傾動操作すると該走行レバー40の傾動角度に対応した速度でトラックローダ1が後進しながら左旋回し、走行レバー40を右斜め後側に傾動操作すると該走行レバー40の傾動角度に対応した速度でトラックローダ1が後進しながら右旋回する。
図2に示すように、第1油圧ポンプP1には、吐出油路100eが接続されている。吐出油路100eには、複数の制御弁70が接続されている。複数の制御弁70は、ブーム制御弁70A、バケット制御弁70B、予備制御弁70Cである。ブーム制御弁70Aは、リフトシリンダ26を制御する弁であって、バケット制御弁70Bは、チルトシリンダ28を制御する弁であって、予備制御弁70Cは、予備アタッチメントの油圧アクチュエータを制御する弁である。なお、作業系の油圧システムでは、リフトシリンダ26、チルトシリンダ28、予備アタッチメントの油圧アクチュエータ等が油圧機器である。
操作部材71を後側に傾動させると、リモコン弁72Bが操作されて当該リモコン弁72Bからパイロット圧が出力される。このパイロット圧は、ブーム制御弁70Aの受圧部に作用し、当該ブーム制御弁70Aに入った作動油をリフトシリンダ26のボトム側に供給することにより、ブーム22は上昇する。
たパイロット圧)に応じて、リフトシリンダ26に流れる作動油の流量を制御可能である。
操作部材71を右側に傾動させると、リモコン弁72Cが操作され、バケット制御弁70Bの受圧部にパイロット油が作用する。その結果、バケット制御弁70Bは、チルトシリンダ28を伸長させる方向に作動し、操作部材71の傾動量に比例した速度でバケット23がダンプ動作する。
即ち、バケット制御弁70Bは、操作部材71の操作によって設定された作動油の圧力(リモコン弁72Cによって設定されたパイロット圧、リモコン弁72Dによって設定されたパイロット圧)に応じて、チルトシリンダ28に流れる作動油の流量を制御可能である。つまり、リモコン弁72A、72B、72C、72Dは、操作部材71の操作に応じて作動油の圧力を変化させ且つ変化後の作動油を、ブーム制御弁70A、バケット制御弁70Bに供給する。
第1制御部81は、原動機29を制御する制御装置である。原動機29がエンジンである場合には、第1制御部81は、エンジン制御装置である。説明の便宜上、原動機29がエンジンであるとして説明をする。
行う。具体的には、第2制御部82には、比例弁45が接続されている。第2制御部82は、エンジンの目標回転数とエンジンの実回転数との差であるエンジンのドロップ量に基づいて、比例弁45の開度を変更することによって、エンジンストールを防止する。第2制御部82は、エンジンの実回転数及びエンジンの目標回転数が取得可能である。
図3は、エンジン回転数と、走行一次圧と、制御線L1、L2の関係を示している。
走行一次圧とは、第2給排油路100cにおいて、比例弁45からリモコン弁(リモコン弁36、37、38、39)に至る油路における作動油の圧力(パイロット圧)である。即ち、走行操作を行う走行レバー40に設けられたリモコン弁に入る作動油の一次圧である。制御線L1は、ドロップ量が所定未満である場合のエンジン回転数と、走行一次圧との関係を示している。制御線L2は、ドロップ量が所定以上である場合のエンジン回転数と、走行一次圧との関係を示している。
作業機1は、検出部90は、油の温度を検出する測定装置である。例えば、測定装置90は、油圧アクチュエータ(リフトシリンダ26、チルトシリンダ28、予備アクチュエータ等)に供給する作動油の温度を測定する。なお、測定装置90は、作動油の温度ではなく、エンジンオイルの温度を測定する装置であってもよい。以下、説明の便宜上、作動油、又は、エンジンオイルのことを「第1油温」という。第1油温は、第1制御部81及び/又は第2制御部82に入力することが可能である。
指標決定部82aは、第1油温(作動油の温度)に基づいて指標値(エンジンのドロップ量を求める場合に使用する値)を決定する。指標決定部82aは、第1油温(作動油の温度)が低く、第2制御部82がエンジンの目標回転数を第1設定回転数に設定した場合、第1設定回転数を指標値とする。演算部82bは、指標部決定部82aで決定した指標値とエンジンの実回転数に基づいてエンジンのドロップ量を演算する。即ち、演算部82bは、第1油温(作動油の温度)が低い場合は、「ドロップ量=第1設定回転数−エンジンの実回転数」によってドロップ量を求める。一方、指標決定部82aは、第1油温(作動油の温度)が高く、第1制御部81が指令部材83で指令されたエンジン回転数(アクセル値)を目標回転数に設定した場合、アクセル値を指標値とする。演算部82bは、第1油温が高い場合は、「ドロップ量=アクセル値−エンジンの実回転数」によってドロップ量を求める。
図4は、作動油の温度(第1油温)に基づいて行われるエンジン回転数の設定及びアンチストール制御のフローを示している。
第2制御部82は、第1油温が低温である場合(S1、yes)、エンジンの目標回転数を第1設定回転数に固定する(S2)。即ち、エンジンの目標回転数を第1設定回転数に固定することを、第1制御部81に指令する。
図5は、変形例1におけるアンチストール制御のフローを示している。変形例1では、油温は第2制御部82が取得可能であるとして説明を続ける。即ち、図5で示す第1油温
は作動油の温度である。
指標決定部82aは、第1油温が所定値以下(低温)である場合(S12,Yes)に、油温に対応して設定されたエンジンの回転数(第2設定回転数)を指標値として決定する(S13)。例えば、第2制御部82は、図6に示すように、第1油温とエンジン回転数(第2設定回転数)との関係を有している。指標決定部82aは、第1油温とエンジン回転数(第2設定回転数)との関係を参照して、第1油温に対応するエンジン回転数(第2設定回転数)を指標値とする。演算部82bは、「ドロップ量=第2設定回転数−エンジンの実回転数」によってドロップ量を求める(S13)。出力低下部82cは、ドロップ量が所定以上である場合、制御線L2に基づく制御を行う(S14)。
図7に示すように、第2制御部82は、第1油温を取得する(S21)。指標決定部82aは、第1油温が所定値以上(高温)であり、オーバヒートに近い温度であるか否かを判定する(S22)。また、指標決定部82aは、アクセル値を参照して、アクセル値が1800rpm以上であるか否か(第1閾値以上であるか否か)を判定する(S23)。指標決定部82aは、アクセル値が1800rpm以上である場合、1800rpmを指標値に決定する(S24)。演算部82bは、「ドロップ量=第1閾値−エンジンの実回転数」によってドロップ量を求める(S25)。一方、指標決定部82aは、第1油温が所定値以上(高温)でない場合(S22、No)、或いは、アクセル値が第1閾値以上でない場合(S23、No)である場合は、アクセル値を指標値とする(S26)。演算部82bは、「ドロップ量=アクセル値−エンジンの実回転数」によってドロップ量を求める(S27)。出力低下部82cは、ドロップ量が所定以上である場合、制御線L2に基づく制御を行う(S28)。
図8に示すように、検出部91は、指令部材83の状態を検出する部分であって、第2制御部82に設けられている。検出部91は、第2制御部82に設けられたプログラム、電気電子回路、電気電子部品等で構成されている。検出部91は、指令部材83で発生したエラーを検出する第1エラー検出部である。第1エラー検出部91は、例えば、ペダル部83aで発生した故障をエラーとして検出したり、センサ83bで発生した故障をエラーとして検出する。つまり、第1エラー検出部91は、センサ83bの指令値が正確に読み取ることができない場合、センサ83bが異常な値を示す場合などを故障として検出する。第1エラー検出部91で検出したエラーは、第1制御部81が取得可能である。
図9に示すように、第2制御部82は、エンジンが作動(駆動)している状態において、指令部材83の状態を監視し、センサ83bが故障しているか否かを判定する(S31)。第1エラー検出部91が、センサ83bが故障しているエラーを検出した場合、即ち、センサ83bの故障を示すエラーが発生した場合(S31、yes)、指標決定部82aは、エンジンのアイドリングの回転数を指標値に決定する(S32)。演算部82bは、「ドロップ量=アイドリングの回転数−エンジンの実回転数」によってドロップ量を求める(SS33)。一方、第1エラー検出部91が、センサ83bが故障しているエラーを検出しなかった場合、即ち、センサ83bの故障を示すエラーが発生しなかった場合(
S31、No)、指標決定部82aは、アクセル値を指標値とする(S34)。演算部82bは、「ドロップ量=アクセル値−エンジンの実回転数」によってドロップ量を求める(S35)。出力低下部82cは、ドロップ量が所定以上である場合、制御線L2に基づく制御を行う(S36)。
第1制御部81は、エンジンが作動(駆動)している状態において、自己の状態を監視し、エラーが検出されているか否かを判定する(S41)。第2エラー検出部92が、エラーを検出した場合、第1制御部81は、エラーの内容に基づいて制限を行うレベルを決定する(S42)。この実施形態では、エラーのレベルは3段階に分かれていて、短期間で機器の故障(エンジンの故障、走行系の装置の故障、作業系の装置の故障)に繋がる可能性があるエラーは最もレベルの「高い重度エラー」であり、機器の故障には直接繋がり難いもののオペレータに報知をする必要があるエラーは最もレベルの低い「軽度エラー」であり、重度エラーと軽度エラーとの間のエラーは「中度エラー」である。
るが、第2制御部82のエラーであってもよい。また、第1制御部81、第2制御部82は、当該制御部の故障に限定されず、これらが検知した作業機のエラーであれば何でもよい。例えば、作業機において、尿素の不足を知らせるエラーであっても、燃料の不足をお知らせするエラーであってもよい。したがって、作業機において、様々なエラーが発生した場合でも、アンチストールの制御を正確に行うことができる。
29 原動機
82 制御部
82a 指標決定部
82b 演算部
82c 出力低下部
90,91,92 検出部
Claims (8)
- 原動機と、
前記原動機の動力によって作動し且つ作動油を吐出する油圧ポンプと、
作業機の状態を検出する検出部と、
前記検出部で検出された作業機の状態に基づいて指標値を決定する指標決定部と、
前記指標部決定部で決定した指標値と前記原動機の実回転数に基づいて前記原動機のドロップ量を演算する演算部と、
前記ドロップ量が所定以上である場合に前記油圧ポンプの出力を低下させる出力低下部と、
を備えている作業機。 - 前記検出部で検出された作業機の状態に基づいて前記原動機の回転数を所定の回転数である設定回転数に設定する制御部を備え、
前記指標決定部は、前記制御部で設定された設定回転数を前記指標値に決定する請求項1に記載の作業機。 - 前記検出部は、作業機内を流れる流体の温度を検出する測定装置であり、
前記指標決定部は、前記測定装置で検出された流体の温度が所定値以下である場合に前記流体に対応して設定された原動機の回転数を前記指標値として決定する請求項1に記載の作業機。 - 前記指標決定部は、作業機に設けられた機器のエラーを取得した場合に前記エラーに対応して設定された原動機の回転数を前記指標値として決定する請求項1に記載の作業機。
- 前記検出部は、前記作業機内を流れる流体である油、冷却水のいずれかの温度を測定可能な測定装置であり、
前記指標決定部は、前記測定装置で検出された温度が所定値以下である場合に前記温度に対応して設定された原動機の回転数を前記指標値として決定する請求項3に記載の作業機。 - 前記原動機の目標回転数を指令する指令部材を備え、
前記検出部は、前記作業機内を流れる流体である油、冷却水のいずれかの温度を測定可能な測定装置であり、
前記指標決定部は、前記測定装置で検出された温度が所定値以上で且つ前記目標回転数が所定値以上である場合に、予め設定された原動機の回転数を前記指標値として決定する請求項3に記載の作業機。 - 前記原動機の目標回転数を指令する指令部材を備え、
前記検出部は、前記指令部材で発生したエラーを検出する第1エラー検出部であり、
前記指標決定部は、前記第1エラー検出部が指令部材のエラーを検出した場合に、予め定められた前記原動機の回転数を前記指標値として決定する請求項4に記載の作業機。 - 前記原動機の回転数を所定の回転数である設定回転数に設定する制御部を備え、
前記検出部は、前記制御部で発生したエラーを検出する第2エラー検出部であり、
前記指標決定部は、前記第2エラー検出部が制御部のエラーを検出した場合に、前記エラーに応じて設定された前記原動機の回転数を、前記指標値として決定する請求項4に記載の作業機。
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