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JP2017024858A - 昇降機のかご呼びシステム及び携帯情報端末 - Google Patents

昇降機のかご呼びシステム及び携帯情報端末 Download PDF

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Abstract

【課題】昇降機のかごの呼び登録操作を簡略化しつつ、かつ不要な呼び登録を抑制する技術を提供する。【解決手段】昇降機1の利用者3が携帯する携帯情報端末2は、特定階の乗り口に接近したかを判断する無線電波を受信するとともに、自機の運動状態に応じた直交3軸の加速度を検出し、各軸加速度の時系列変化を記録する。携帯情報端末2は、利用者3が乗り口からかご13に乗るために特定階内を移動した際に測定された電波強度及び各軸加速度の時系列変化を対応付けた移動履歴情報を記憶しておく。携帯情報端末2が受信した無線電波の電波強度と随時検出して記録した各軸加速度の時系列変化とを移動履歴情報と照合し、その照合結果に応じて呼び登録信号の要否を判断・生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、特定階への昇降機のかご呼び登録を自動で行える昇降機のかご呼びシステム及び携帯情報端末に関する。
エレベータなどの昇降機は、各階の乗り口に乗りかごを呼ぶための呼びボタンが設置してあり、利用者は乗り口に到着してから呼びボタンを押し、呼びを登録することが一般的であるが、例えば、両手に荷物を持っている状態の利用者が自動的に呼び登録を可能とする提案として、利用者に定期的に電波を発信する無線発信装置を所持させ、乗り口付近に設置した受信装置で受信する方法が古くから知られている。
しかし、これらの方法の場合、別の階から利用し、当該階で降りた場合、すなわち利用者が昇降機を利用し終えた場合でも呼びが登録されてしまう、いわゆる不要な呼びを登録してしまう虞がある。そこで特許文献1では、利用者が所持する無線発信装置から発せられる電波強度の変化を観測して、利用者が乗り口に近付いたとき、即ち、受信装置が受信する電波強度が徐々に大きくなった場合に呼びを登録し、反対に利用者が乗り口から離れていくとき、即ち、受信装置が受信する電波強度が徐々に小さくなる場合には呼びを登録しないことで不要呼びを防止している。
特開2003-226473号公報
しかし、電波強度は元来変動が大きいという特性がある。そのため、上記特許文献1に記載の技術のように、電波強度だけで利用者と乗り口との距離を判断した場合には、利用者が乗り口に近付きつつあるかどうかを正確に判断することは困難であり、その結果不要な呼びの登録が生じるという課題が残る。
本発明の目的は、昇降機のかごの呼び登録操作を簡略化しつつ、かつ不要な呼び登録を抑制する技術を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、複数の階を有する建物内において前記複数の階間を昇降動するかご、及び当該かごの昇降動作を制御する制御装置を含む昇降機のかご呼びシステムであって、前記かごに搭乗する利用者が携帯し、前記かごを前記複数の階のうちの特定階に呼ぶための呼び登録信号を生成し、無線送信する携帯情報端末と、前記特定階に設置されると共に、前記携帯情報端末から前記呼び登録信号を無線受信して前記制御装置に出力する無線通信装置と、を備え、前記無線通信装置は、前記携帯情報端末が前記特定階に設けられた前記かごの乗り口に接近したかを判断するために用いられる無線電波を送信する電波送信部と、前記呼び登録信号を無線受信する呼び登録信号受信部と、前記受信した呼び登録信号を前記制御装置に出力する呼び登録信号出力部と、を含み、前記携帯情報端末は、前記無線電波を受信する電波受信部と、受信した無線電波の電波強度を測定する電波強度測定部と、自機の運動状態に応じた直交3軸の加速度を検出し、各軸加速度の時系列変化を記録する3軸加速度検出部と、前記携帯情報端末を携帯する利用者が、前記乗り口から前記かごに乗るために前記特定階内を移動した際に測定された電波強度及び各軸加速度の時系列変化を対応付けた移動履歴情報を記憶する移動履歴記憶部と、前記電波強度測定部が随時測定した電波強度及び前記3軸加速度検出部が随時検出して記録した各軸加速度の時系列変化を前記移動履歴情報と照合し、その照合結果に応じて前記呼び登録信号の要否を判断し、要と判断した際に前記呼び登録信号を生成する呼び登録信号生成部と、前記生成された呼び登録信号を、前記無線通信装置に送信する呼び登録信号送信部と、を含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、昇降機のかごの呼び登録操作を簡略化しつつ、かつ不要な呼び登録を抑制する技術を提供することができる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態に係る昇降機の呼び装置の全体構成図 携帯情報端末の内部構成を示すブロック図 歩行中の利用者が所持する携帯端末内の加速度センサの時系列変化グラフ 利用者が昇降機にて移動中のときの、利用者が所持する携帯端末内の加速度センサの時系列変化グラフ 利用者が昇降機の通信モジュールを設置した階から乗り、通信モジュールを設置した階以外で降りた場合の、利用者が所持する携帯端末内の加速度センサ、および携帯端末が受信する電波強度の時系列変化グラフ 利用者が昇降機の通信モジュールを設置した階以外から乗り、通信モジュールを設置した階で降りた場合の、利用者が所持する携帯端末内の加速度センサ、および携帯端末が受信する電波強度の時系列変化グラフ 昇降機の呼び装置の動作フローチャート
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。全図に亘って同一の構成には同一の符号を付し、重複説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る昇降機の呼び装置の全体構成図である。
図1において、昇降機1は複数の階を有する建物内において、複数の階間を昇降動するかご13及びかご13を昇降動させる駆動装置(不図示)と、駆動装置の駆動制御を行う制御装置11と、制御装置11に有線又は無線通信接続され、特定階(例えば最下階としての1階)の乗り口近傍に設置される無線通信装置12と、を含む。
無線通信装置12は、かごに搭乗する利用者3が所持する携帯情報端末2との距離を電波強度で判断するための無線電波を送信する。利用者3が最下階にて昇降機1を利用するとき、携帯情報端末2と最下階の乗り口に設置された無線通信装置12との間で無線通信を行い、携帯情報端末2からの情報を受信した無線通信装置12が、乗り口呼びを行う。
図2は携帯情報端末2の内部構成を示すブロック図である。携帯情報端末2は、予め格納されるプログラムに従いデータ処理および入出力処理指令を行う演算処理部21と、プログラムおよびデータを格納するメモリ22と、昇降機1の無線通信装置12と無線通信を行う通信処理部23と、携帯情報端末2(自機)の運動状態を把握するための3軸加速度センサ24と、を含み、これらがバス25を介して互いに接続されて構成されている。ここで、後述する昇降機1の最下階にかご13を呼ぶ自動呼び登録プログラムや、3軸加速度センサ24の過去の変動データ(3軸加速度センサ24が検出した各軸加速度の時系列変化データ)はメモリ22に格納されている。
自動呼び登録プログラムは、無線通信装置12からの無線電波を受信する電波受信部と、受信した無線電波の電波強度を測定する電波強度測定部、3軸加速度センサ24が検出した直交3軸の加速度をメモリ22に記録する3軸加速度検出部、携帯情報端末を携帯する利用者が、乗り口からかご13に乗るために特定階内を移動した際に測定された電波強度及び各軸加速度の時系列変化を対応付けた移動履歴情報を記憶する移動履歴記憶部、電波強度測定部が随時測定した電波強度及び3軸加速度検出部が随時検出して記録した各軸加速度の時系列変化を移動履歴情報と照合し、その照合結果に応じて特定階にかご呼びの登録をするための呼び登録信号の要否を判断し、要と判断した際に呼び登録信号の生成を行う呼び登録信号生成部、及び生成された呼び登録信号を、無線通信装置に対して無線送信する呼び登録信号送信部の機能を実現する機能ブロックを含み、この各機能ブロックがメモリ22にロードされ演算処理部21が実行することで、自動呼び登録プログラムの機能が実現する。
そして、既述の無線通信装置12は、利用者が携帯情報端末3が特定階に設けられたかご13の乗り口に接近したかを判断するために用いられる無線電波を送信する電波送信部と、呼び登録信号を無線受信する呼び登録信号受信部と、受信した呼び登録信号を制御装置11に出力する呼び登録信号出力部と、を含む。
図3は、利用者3が歩行中の場合に、利用者3が所持する携帯情報端末2内の3軸加速度センサ24のx、y、z軸の加速度変化を示したグラフで、重力方向をz軸とし、z軸と直交する平面上の2軸をx、y軸としている。x、y、z軸の定義は、図4〜図6についても同様である。
図3(a)は、利用者3が歩行中(同一階での歩行とする)のときの、x軸方向、y軸方向の加速度をベクトル合成した値(x十y)の加速度の波形を示している。(x十y)は歩行の周期に一致した一定周期で変動した波形となる。
図3(b)は、利用者3が歩行中のときのz軸方向の加速度波形を示している。zの値は、建物内の一定の階内であれば大きな変動はなく、ほぼゼロとなる。
図4は、利用者3が昇降機1にて移動中の場合に、利用者3が所持する携帯情報端末2内の3軸加速度センサ24の時系列変化グラフである。
図4(a)は、利用者3が昇降機1にて移動中のときの、x軸方向、y軸方向の加速度をベクトル合成した値(x十y)の加速度の波形を示している。この場合、利用者3は昇降機1のかご内でほぼ静止しているため、(x十y)軸方向の加速度はほぼゼロとなる。
図4(b)は、利用者3が昇降機1にて移動中のときの、z軸方向の加速度波形を示している。本図では利用者3が昇降機1のかご13にて、乗り込んだ階より上の階へ移動した場合の波形を示しているが、z方向の加速度は昇降機1の運転に沿った加速度の変動を示す。すなわち、昇降機1のかご13が乗り込んだ階から上の階に移動するとき、かご13はまず、昇降機1の定格速度まで上昇方向に加速するので、加速度はゼロからプラス方向に増加し、定格速度に達して一定速度で走行するときには加速度はゼロとなる(区間t1)。そして、かご13が乗り込んだ階とは別の階に停止するために減速するので、加速度はゼロからマイナス方向に減少した後増加し、停止階に停止するときには加速度はゼロとなる(区間t2)。このように、利用者3が昇降機1にて移動中のときは、(x十y)方向の加速度はほぼゼロで変動しないのに対し、z軸方向の加速度は、昇降機1のかご13の動きに沿って、加速、減速が一定のパターンで繰り返される特徴的な波形を示す。
図示は省略するが、利用者3が昇降機1のかご13にて、乗り込んだ階より下の階へ移動した場合は加減速の波形のパターンは図4(b)とは反対に、運転開始時はマイナス方向へ加速し、停止前にはプラス方向へ減速する。
図5及び図6を参照して、利用者の運動状態と加速度変化及び電波強度の関係について説明する。図5は、利用者がかごに無線通信装置を設置した特定階(例えば最下階)から乗り、最下階以外で降りた場合、図6は、利用者がかごに最下階以外から乗り、最下階で降りた場合を示す。
最下階から乗り、最下階以外の目的階へ移動する場合、まず利用者3は最下階の乗り口に歩いて近付く。このとき水平方向移動しかないので、利用者3が所持する携帯情報端末2内の3軸加速度センサ24の波形は、図5(a)、(b)の区間a1のごとく、図3で示した歩行時の波形と同じ特徴を示す。
図5(a)、(b)の区間Bは利用者3が最下階にて昇降機1の乗り口に到達し、利用者3は昇降機1のかご13に乗り込み、目的階へ移動するまでの波形変化を示している。このとき、利用者3が所持する携帯情報端末2内の3軸加速度センサ24の波形(a)(b)は、図4で示した波形と同じ特徴を示す。
図5(a)、(b)の区間a2は、利用者3が最下階とは異なる目的階に到着して昇降機1のかご13から降り、歩いて昇降機1の乗り口から離れていく状態を示しており、利用者3が所持する携帯情報端末2内の3軸加速度センサ24の波形は区間a1同様、図3で示した歩行時の波形と同じ特徴を示す。
次にこの一連の行動による、携帯情報端末2が受信する無線通信装置12との電波強度Pの変化(c)について説明する。
区間a1では利用者3が最下階にて昇降機1を利用するために乗り口に歩いて近付くため、携帯情報端末2と無線通信装置12と距離は短くなり、携帯情報端末2が受信する電波強度Pは上昇する。
区間Bでは利用者3は昇降機1のかご13に乗り込むため、無線通信装置12の電波はかご13で遮蔽され、携帯情報端末2が受信する電波強度Pは大きく低下する。
さらに、かご13が移動して最下階から離れるため、携帯情報端末2と無線通信装置12と距離も大きくなり、携帯情報端末2が受信する電波強度Pはさらに低下する。
区間a2では、利用者3が最下階とは異なる目的階に到着して昇降機1のかご13から降りるので、かご13による電波の遮蔽は除かれるが、携帯情報端末2と無線通信装置12との距離は大きく、さらに携帯情報端末2と無線通信装置12との間には建物を構成する床や壁等の電波強度を低下させる障害物が存在することから携帯情報端末2が受信する電波強度Pは極めて小さい。
このように、携帯情報端末2を所持する利用者3が最下階にて昇降機1のかご13に乗り、最下階以外の目的階へ移動し、かご13から降りて昇降機1から離れる、という一連の行動において、携帯情報端末2内の3軸加速度センサ24の波形(a)(b)は、歩行時→昇降機利用時→歩行時の特徴的な波形となるのに対し、携帯情報端末2が受信する無線通信装置12との電波強度Pの変化(c)は、増加→低下→極めて小、となる。
図6は携帯情報端末2を所持する利用者3が最下階以外の階から昇降機1のかご13に乗り、最下階へ移動し、かご13から降りて昇降機1から離れる、という図5とは逆の行動をした場合を示している。まず、この場合の図6(a)と(b)の波形の変化について説明する。
区間b1は、利用者3が最下階とは異なる目的階から昇降機1のかご13に乗るため、目的階において歩いて昇降機1の乗り口に近付いている状態である。利用者3が所持する携帯情報端末2内の3軸加速度センサ24の波形(a)(b)は、図3で示した歩行時の波形と同じ特徴を示す。
区間Bは利用者3が最下階以外の階にて昇降機1の乗り口に到達し、利用者3は昇降機1のかご13に乗り込み、最下階へ移動するまでの波形変化を示している。このとき、利用者3が所持する携帯情報端末2内の3軸加速度センサ24の波形(a)(b)は、図4で示した波形と同じ特徴を示す。
区間b2は、利用者3が最下階にて昇降機1のかご13を降り、乗り口から歩いて離れていく状態を示しており、利用者3が所持する携帯情報端末2内の3軸加速度センサ24の波形(a)(b)は、図3で示した歩行時の波形と同じ特徴を示す。
次にこの一連の行動による、携帯情報端末2が受信する無線通信装置12との電波強度Pの変化(c)について説明する。
区間b1では利用者3が最下階以外の階にて昇降機1を利用するために乗り口に歩いて近付くという行動をしているが、携帯情報端末2と無線通信装置12との距離は大きく、さらに携帯情報端末2と無線通信装置12間の空間には建屋を構成する床や壁等の電波強度を低下させる障害物が存在することから携帯情報端末2が受信する電波強度Pは極めて小さい。
区間Bでは利用者3は昇降機1のかご13に乗り込むため、無線通信装置12の電波はかご13で遮蔽され、携帯情報端末2が受信する電波強度Pはさらに低下する。しかし、かご13が移動して最下階に近付くため、携帯情報端末2と無線通信装置12との距離は小さくなり、携帯情報端末2が受信する電波強度Pは徐々に大きくなる。
区間b2では、利用者3が最下階に到着して昇降機1のかご13から降りるので、かご13による電波の遮蔽が除かれ、携帯情報端末2と無線通信装置12と距離は短くなり、携帯情報端末2が受信する電波強度Pは急激に上昇するが、利用者3はかごから降りた後、昇降機1から離れていくので、携帯情報端末2が受信する電波強度Pは徐々に小さくなる。
このように、携帯情報端末2を所持する利用者3が最下階以外の階から昇降機1のかご13に乗り、最下階へ移動し、かご13から降りて昇降機1から離れる、という一連の行動において、携帯情報端末2内の3軸加速度センサ24の波形(a)、(b)は、歩行時→昇降機利用時≒歩行時の特徴的な波形となるのに対し、携帯情報端末2が受信する無線通信装置12との電波強度Pの変化(c)は、極めて小→増加→低下、となる。
そこで、携帯情報端末2は、携帯情報端末2が受信する無線通信装置12との電波強度Pについて、閾値POを設定し、携帯情報端末2が受信する無線通信装置12との電波強度Pが閾値POを超過した時間T1(図5(c)参照)より一定時間前、例えば最上階から最下階へ、中間階での停止が無い場合にかご13が移動するのに必要な時間に、3軸加速度センサ24の重力方向(z軸)および、重力方向と直交する平面内の2方向(x軸、y軸)の加速度変化、すなわち図5、図6で示す波形(a)(b)の変化を解析し、かごの加減速度を示す波形が観測されていないとき、昇降機1の最下階にかご13を呼ぶ指令S1を無線通信装置12に出力する(図5(d)参照)。
反対に、携帯情報端末2は、携帯情報端末2が受信する無線通信装置12との電波強度Pが閾値POを超過した時間T2(図6(c)参照)より一定時間前に、3軸加速度センサ24の波形(a)(b)の変化を解析し、かごの加減速度を示す波形が観測されていれば昇降機1の最下階にかご13を呼ぶ指令S1を無線通信装置12に出力しないこととする(図6(d)参照)。
図7は利用者3が所持する携帯情報端末2のメモリ22に格納した、昇降機1の最下階にかご13を呼ぶ自動呼び登録プログラムの動作フローを示したものである。
まず、自動呼び登録プログラムは、このプログラムが動作を開始すると(A01)、プログラムが動作終了するまで、携帯情報端末2は無線通信装置12を探索する信号を常時送信し(A02)、無線通信装置12からの返信を待つ。携帯情報端末2は、無線通信装置12からの返信が有る場合(A03/Yes)、返信されてきた信号の電波強度Pを測定する(A04)。無線通信装置12からの返信が無い場合(A03/No)、携帯情報端末2は定期的に無線通信装置12を探索する信号を送信する(A02)。
返信されてきた信号の電波強度Pが一定レベルPO未満の場合(A05/No)、利用者は乗り口からは離れているので、まだ昇降機1に乗るとは判断せず、A02へ戻る。
返信されてきた信号の電波強度Pが一定レベル(電波強度閾値PO)以上の場合(A05/Yes)、携帯情報端末2のメモリ22から3軸加速度センサ24の一定時間前までの加速度変動データを取り出す(A06)。取り出した3軸加速度センサ24の一定時間前までの加速度変動データは演算処理部21にて解析を行い、図4で説明したように、昇降機1を利用した場合に得られる特徴的な波形が重力方向(Z軸)に有るかどうかを判断する(A07)。
もし、昇降機1を利用した場合に得られる特徴的な波形が無い場合は(A07/No)、図5のAの時点、すなわち、利用者は昇降機1を利用していない状況で電波強度の高い、すなわち昇降機1の乗り口付近に居るとみなすことができる。そこで、利用者3はこれから昇降機1を利用するために昇降機1の乗り口付近に居ると判断できるので、携帯情報端末2は通信処理部23から無線通信装置12に呼び登録信号Sを送信する(A08)。
もし、昇降機1を利用した場合に得られる特徴的な波形がある場合は(A07/Yes)、図7のCの時点、すなわち、利用者3は昇降機1を利用した後の状況で電波強度Pの高い、昇降機1の乗り口付近に居るとみなすことができる。そこで利用者3は昇降機1には乗らないと判断できるの、携帯情報端末2は無線通信装置12に呼び登録信号Sを送信せず、処理を終了する(A09)。
以上のような構成とすることで、利用者3が所持する携帯情報端末2によって、利用者3の昇降機1による直近の移動の有無を判別する。これを基に特定階の乗り場に接近した場合であっても、特定階から特定階以外の階へ移動したい場合のみ特定階の呼び登録信号を出力し、特定階以外から乗って特定階で降りた場合は特定階の呼び登録信号を出力しない。その結果、昇降機に乗らない場合は特定階の呼び登録信号が生成されず、不要なかご呼び登録を抑制することができる。
1 昇降機
11 制御装置
12 無線通信装置
13 かご
2 携帯情報端末
21 演算処理部
22 メモリ
23 通信処理部
24 3軸加速度センサ
3 利用者

Claims (4)

  1. 複数の階を有する建物内において前記複数の階間を昇降動するかご、及び当該かごの昇降動作を制御する制御装置を含む昇降機のかご呼びシステムであって、
    前記かごに搭乗する利用者が携帯し、前記かごを前記複数の階のうちの特定階に呼ぶための呼び登録信号を生成し、無線送信する携帯情報端末と、
    前記特定階に設置されると共に、前記携帯情報端末から前記呼び登録信号を無線受信して前記制御装置に出力する無線通信装置と、を備え、
    前記無線通信装置は、
    前記携帯情報端末が前記特定階に設けられた前記かごの乗り口に接近したかを判断するために用いられる無線電波を送信する電波送信部と、
    前記呼び登録信号を無線受信する呼び登録信号受信部と、
    前記受信した呼び登録信号を前記制御装置に出力する呼び登録信号出力部と、を含み、
    前記携帯情報端末は、
    前記無線電波を受信する電波受信部と、
    受信した無線電波の電波強度を測定する電波強度測定部と、
    自機の運動状態に応じた直交3軸の加速度を検出し、各軸加速度の時系列変化を記録する3軸加速度検出部と、
    前記携帯情報端末を携帯する利用者が、前記乗り口から前記かごに乗るために前記特定階内を移動した際に測定された電波強度及び各軸加速度の時系列変化を対応付けた移動履歴情報を記憶する移動履歴記憶部と、
    前記電波強度測定部が随時測定した電波強度及び前記3軸加速度検出部が随時検出して記録した各軸加速度の時系列変化を前記移動履歴情報と照合し、その照合結果に応じて前記呼び登録信号の要否を判断し、要と判断した際に前記呼び登録信号を生成する呼び登録信号生成部と、
    前記生成された呼び登録信号を、前記無線通信装置に送信する呼び登録信号送信部と、を含む、
    ことを特徴とする昇降機のかご呼びシステム。
  2. 前記呼び登録信号生成部は、前記携帯情報端末を携帯する利用者が前記乗り口に接近したと判断するための電波強度閾値と前記測定された電波強度とを比較し、前記測定された電波強度が前記電波強度閾値以上になると、その時点から遡って過去に検出及び記録された各軸加速度の時系列変化を前記移動履歴情報と照合する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の昇降機のかご呼びシステム。
  3. 前記移動履歴情報は、前記携帯情報端末を携帯する利用者が前記乗り口から前記かごに乗るために前記特定階内を移動した際に測定された各軸加速度の時系列変化を記録した加速度変動データを含み、
    前記測定された電波強度が前記電波強度閾値以上になると、その時点から遡って過去に検出及び記録された各軸加速度の時系列変化を前記加速度変動データと照合し、その照合結果が、前記利用者が前記かごに乗ると判断するために設けられた一致度以上の場合に、前記呼び登録信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の昇降機のかご呼びシステム。
  4. 複数の階を有する建物内において前記複数の階間を昇降動するかご、当該かごの昇降動作を制御する制御装置、及び当該制御装置に接続されると共に外部通信機器と無線通信を行う無線通信装置を含む昇降機の利用者が携帯する携帯情報端末であって、
    前記複数の階のうちの特定階に設けられた前記かごの乗り口に接近したかを判断するために用いられる無線電波を受信する電波受信部と、
    受信した無線電波の電波強度を測定する電波強度測定部と、
    自機の運動状態に応じた直交3軸の加速度を検出し、各軸加速度の時系列変化を記録する3軸加速度検出部と、
    前記携帯情報端末を携帯する利用者が、前記乗り口から前記かごに乗るために前記特定階内を移動した際に測定された電波強度及び各軸加速度の時系列変化を対応付けた移動履歴情報を記憶する移動履歴記憶部と、
    前記電波強度測定部が随時測定した電波強度及び前記3軸加速度検出部が随時検出して記録した各軸加速度の時系列変化を前記移動履歴情報と照合し、その照合結果に応じて前記特定階にかご呼びの登録をするための呼び登録信号の要否を判断し、要と判断した際に前記呼び登録信号の生成を行う呼び登録信号生成部と、
    前記生成された呼び登録信号を、前記無線通信装置に対して無線送信する呼び登録信号送信部と、を含む、
    ことを特徴とする携帯情報端末。
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