JP2016152713A - 外装部材及びワイヤハーネス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外装部材16は、一又は複数本の導電路15を挿通してこの導電路15を保護するための金属製の管体である。このような外装部材16は、曲げ可能な可撓性の可撓管部17と、可撓管部17に連続するストレート管部18とを有する。可撓管部17は、断面略S字状の可撓管部用帯状材20を螺旋状に巻いて形成される。一方、ストレート管部18は、導電路15をストレートに配索するための部分であって、曲げ規制部25を有するストレート管部用帯状材24を可撓管部用帯状材20と同様に螺旋状に巻いて形成される。
【選択図】図1
Description
図1(a)において、引用符号1はハイブリッド自動車を示す。ハイブリッド自動車1は、エンジン2及びモータユニット3の二つの動力をミックスして駆動する車両であって、モータユニット3にはインバータユニット4を介してバッテリー5(電池パック)からの電力が供給される。エンジン2、モータユニット3、及びインバータユニット4は、本実施例において前輪等がある位置のエンジンルーム6に搭載される。また、バッテリー5は、後輪等がある自動車後部7に搭載される(エンジンルーム6の後方に存在する自動車室内に搭載してもよいものとする)。
図1(a)〜(c)において、ワイヤハーネス9は、前述の如く、車両床下11を通って配索される長尺なものである。ワイヤハーネス9は、二本の導電路15と、この二本の導電路15を挿通により一括して収容保護する金属製の外装部材16と、ハーネス端末13に配設されるシールドコネクタ14と、ワイヤハーネス9を所定位置に配索するための固定部材(例えばクランプ等)と、図示しない止水部材(例えばグロメット等)とを備えて構成される。
図1ないし図3において、導電路15は、導電性の導体と、この導体を被覆する絶縁性の絶縁体とを備えて構成される。導体は、銅や銅合金、或いはアルミニウムやアルミニウム合金により断面円形に形成される。導体に関しては、素線を撚り合わせてなる導体構造のものや、断面矩形又は円形(丸形)になる棒状の導体構造(例えば平角単心や丸単心となる導体構造であり、この場合、電線自体も棒状となる)のもののいずれであってもよいものとする。以上のような導体は、この外面に絶縁性の樹脂材料からなる絶縁体が押出成形される。
外装部材16は、曲げ可能な可撓性を有する可撓管部17と、導電路15をストレートに配索する部分としてのストレート管部18と、可撓管部17及びストレート管部18の外側に設けられる管体被覆部19とを有する。
図1(b)及び図2において、可撓管部17は、可撓管部用帯状材20を用いて断面円形の管体形状に形成される。また、可撓管部17は、可撓管部用帯状材20を螺旋状に巻いて形成される。可撓管部用帯状材20は、例えば金属材料の押出成形にて断面略S字状に且つ帯状に形成される。
図1(c)及び図3において、ストレート管部18は、ストレート管部用帯状材24を用いて断面円形の管体形状に形成される。また、ストレート管部18は、ストレート管部用帯状材24を螺旋状に巻いて形成される。ストレート管部用帯状材24は、例えば金属材料の押出成形にて帯状に形成される。ストレート管部用帯状材24の断面形状は、可撓管部用帯状材20の第一係合部21に対し曲げ規制部25を付加したような、例えば図4(b)に示す形状に形成される。ストレート管部18は、可撓管部17と比べて積極的に曲がらない部分に形成される。
図2及び図3において、管体被覆部19は、螺旋状に巻いた際の第一係合部21及び第二係合部22の係合が外れないようにするための部材であって、本実施例においては外装部材16の外面全体に設けられる(一例であるものとする。可撓管部17のみ、ストレート管部18のみ、或いは可撓管部17及びストレート管部18の連続部分のみに設けてもよいものとする)。管体被覆部19は、テープを巻き付けたりチューブ(熱収縮チューブなど)を被せたりすることや、樹脂材料の押出成形にて被覆すること等が一例として挙げられる。
以上、図1ないし図4を参照しながら説明してきたように、本発明の外装部材16によれば、曲げて配索しようとする箇所に可撓管部17が配置され、また、ストレートに配索しようとする箇所には、ストレート管部18が配置される。可撓管部17は、断面略S字状の可撓管部用帯状材20を螺旋状に巻いて形成されることから、可撓管部用帯状材20の両側部が相互に係合するような状態になる。そして、可撓管部17を曲げるために例えば作業者の手で外力を加えると、第一係合部21と第二係合部22との係合部分が摺動するような状態になって、結果、可撓管部17を容易に屈曲変形させることができる。
Claims (3)
- 一又は複数本の導電路を挿通・保護するために管体形状に形成される金属製の外装部材において、
当該外装部材は、曲げ可能な可撓性の可撓管部と、該可撓管部に連続して前記導電路をストレートに配索するためのストレート管部とを有し、
前記可撓管部は、一方の側部に第一係合部を有し且つ他方の側部に前記第一係合部と向きの異なる第二係合部を有する断面略S字状の可撓管部用帯状材を用いて形成されるとともに、該可撓管部用帯状材を螺旋状に巻きながら重ね合わせの部分で前記第一係合部と前記第二係合部とを係合させるようにして形成され、
前記ストレート管部は、前記可撓管部用帯状材の前記第一係合部又は前記第二係合部に対し曲げ規制部を付加してなるストレート管部用帯状材を用いて形成されるとともに、該ストレート管部用帯状材を前記可撓管部用帯状材と同じく螺旋状に巻いて形成される
ことを特徴とする外装部材。 - 請求項1に記載の外装部材において、
当該外装部材は、前記可撓管部及び/又は前記ストレート管部の外側に設けられる管体被覆部を更に有する
ことを特徴とする外装部材。 - 自動車の所定位置に配索されるワイヤハーネスにおいて、
請求項1又は2に記載の外装部材と、該外装部材に挿通・保護される一又は複数本の導電路とを含んで構成される
ことを特徴とするワイヤハーネス。
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JP2015029684A JP2016152713A (ja) | 2015-02-18 | 2015-02-18 | 外装部材及びワイヤハーネス |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP2016152713A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2919379A1 (de) * | 1979-05-14 | 1980-11-27 | Arnold Und Kurt Hennig Ohg | Flexibler metallschlauch zur aufnahme von energiefuehrungsleitungen |
JP3028866U (ja) * | 1996-03-11 | 1996-09-13 | 大和電業株式会社 | 金属可とう電線管 |
JP2001221384A (ja) * | 2000-02-07 | 2001-08-17 | Maezawa Kasei Ind Co Ltd | 可撓管 |
JP2011208686A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 可撓性合成樹脂管 |
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2015
- 2015-02-18 JP JP2015029684A patent/JP2016152713A/ja not_active Abandoned
Patent Citations (4)
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