JP2016031890A - 蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電極端子や電子機器に液体が接触することを抑制する。【解決手段】 蓄電装置1は、蓄電スタック20と、ケース10と、カバー40とを有する。蓄電スタックは、複数の蓄電素子21を有しており、各蓄電素子の上面には、電極端子21a,21bが設けられている。ケースは、蓄電スタックを収容する。ケースに収容されたカバーは、上方に向かって凸となる形状に形成されており、蓄電スタックを覆っている。ケースの内部に液体が浸入しても、蓄電スタックがカバーによって覆われているため、液体が蓄電スタックに接触することを抑制できる。また、カバーの内部に液体が浸入しても、カバーの内部に気体を留めておくことができる。これにより、気体が留められたスペースに、蓄電素子の電極端子を位置させることができ、液体が電極端子に接触することを抑制できる。【選択図】 図1
Description
本発明は、蓄電スタックの電極端子や電子機器が液体と接触することを抑制できる蓄電装置に関する。
特許文献1,2では、組電池をケース内に収容した構造において、ケースの密閉性を確保することにより、ケースの内部に水が浸入することを防止するようにしている。また、特許文献3では、複数の電池モジュールをケース内に収容した構造において、ケースの内部に水が浸入しても、電池モジュールの外部端子に水を接触させにくくしている。
特許文献1,2では、ケースの密閉性を確保するようにしているが、ケースの密閉性を完全に確保することは難しい。このため、ケースの内部に水が浸入するおそれもあり、この水が組電池の電極端子に接触するおそれがある。特許文献3では、ケースの内部に浸入した水を、電池モジュールの外部端子に接触させにくくしているが、例えば、ケースが水平面に対して傾斜していると、水が外部端子に接触しやすくなる。
本発明である蓄電装置は、蓄電スタックと、ケースと、カバーとを有する。蓄電スタックは、複数の蓄電素子を有しており、各蓄電素子の上部には、電極端子が設けられている。ケースは、蓄電スタックを収容する。カバーは、ケースに収容されている。また、カバーは、上方に向かって凸となる形状に形成されており、蓄電スタックを覆っている。
本発明によれば、ケースの内部に液体が浸入しても、蓄電スタックがカバーによって覆われているため、液体が蓄電スタックに接触することを抑制できる。また、カバーは、上方に向かって凸となる形状に形成されているため、カバーの内部に液体が浸入しても、カバーの内部に気体を留めておくことができる。これにより、気体が留められたスペースに、蓄電素子の電極端子を位置させることができ、液体が電極端子に接触することを抑制できる。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例1である電池パック(本発明の蓄電装置に相当する)について、図1および図2を用いて説明する。図1は、電池パックを分解したときの電池パックの外観図であり、図2は、電池パックの断面図である。図1および図2において、X軸、Y軸およびZ軸は、互いに直交する軸であり、鉛直方向に延びる軸がZ軸となる。
電池パック1は、例えば、車両に搭載することができる。電池パック1はパックケース10を有し、パックケース10は、ロアケース11およびアッパーケース12を有する。アッパーケース12は、ロアケース11に固定される。例えば、ボルトを用いた締結や、溶接などによって、アッパーケース12をロアケース11に固定することができる。電池パック1を車両に搭載するときには、ロアケース11を車両ボディに固定することができる。
ロアケース11およびアッパーケース12によって囲まれたスペース、すなわち、パックケース10の内部には、電池スタック(本発明の蓄電スタックに相当する)20および電子機器30が配置されている。電池スタック20は、複数の単電池(本発明の蓄電素子に相当する)21を有しており、複数の単電池21は、Y方向に並べられている。図1では、一部の単電池21を省略している。
単電池21としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池が用いられる。また、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタを用いることができる。一方、単電池21は、この内部において、充放電を行う1つの発電要素を収容しているが、これに限るものではない。具体的には、単電池21の代わりに、直列に接続された複数の発電要素を収容した電池(すなわち、電池モジュール)を用いることもできる。この電池モジュールは、本発明における蓄電素子に相当する。
各単電池21の上面には、正極端子(電極端子ともいう)21aおよび負極端子(電極端子ともいう)21bが設けられている。正極端子21aおよび負極端子21bには、バスバー(図示せず)が接続される。バスバーを用いることにより、複数の単電池21を直列又は並列に接続することができる。
本実施例では、単電池21の上面に電極端子21a,21bを設けているが、これに限るものではない。具体的には、単電池21又は、上述した電池モジュールの側面に電極端子21a,21bが設けられていてもよい。この場合において、電極端子21a,21bは、単電池21又は電池モジュールの上部に設けることができる。上部とは、Z方向における単電池21(又は電池モジュール)の中央部よりも上方に位置する部分である。
電池スタック20は、1つのユニットとして構成することができる。具体的には、Y方向における電池スタック20の両端に一対のエンドプレート(図示せず)を配置し、Y方向に延びる連結部材(図示せず)を一対のエンドプレートに接続することができる。エンドプレートおよび連結部材を用いることにより、複数の単電池21をまとめて、電池スタック20を1つのユニットとして構成することができる。電池スタック20は、パックケース10(ロアケース11およびアッパーケース12の少なくとも一方)に固定される。
電子機器30は、Y方向において、電池スタック20と並んで配置されている。電子機器30としては、例えば、電池スタック20の電圧値や電流値などを監視するECU(Electronic Control Unit)がある。図2に示すように、電子機器30は、ブラケット31によって支持されており、ロアケース11の底面11aから上方に離れた位置に配置されている。ブラケット31は、パックケース10(ロアケース11およびアッパーケース12の少なくとも一方)に固定されている。なお、パックケース10の内部において、電子機器30を配置する位置は、適宜決めることができる。
パックケース10の内部には、電池スタック20および電子機器30の他に、カバー40が配置されている。カバー40は、4つの側面部41および上面部42によって構成されている。図1では、2つの側面部41および上面部42を示している。側面部41および上面部42は、一体的に形成されており、カバー40の下端には開口部43が形成されている。
カバー40は、図2に示すように、電池スタック20および電子機器30を覆う。具体的には、X−Y平面内では、電池スタック20および電子機器30が、4つの側面部41によって囲まれている。また、電池スタック20および電子機器30の上方には、上面部42が位置している。上述したように、カバー40の下端には開口部43が形成されているため、電池スタック20および電子機器30にカバー40を被せることにより、カバー40によって、電池スタック20および電子機器30を覆うことができる。
カバー40の下端は、ロアケース11の底面11aと接触している。このとき、カバー40の上面部42は、電池スタック20や電子機器30に対して上方に離れている。すなわち、上面部42は、電池スタック20(特に、電極端子21a,21b)や電子機器30に接触していない。
カバー40は、樹脂などの絶縁材料で形成されている。本実施例では、カバー40が電極端子21a,21bに接触して、カバー40および電極端子21a,21bが導通状態となることを防止するために、カバー40を絶縁材料で形成している。ここで、カバー40および電極端子21a,21bの間に絶縁部材を配置すれば、カバー40を絶縁材料で形成しなくてもよい。
カバー40は、パックケース10(ロアケース11およびアッパーケース12の少なくとも一方)の内壁面に固定することができる。一方、カバー40をパックケース10の内壁面に固定せずに、電池スタック20および電子機器30にカバー40を被せるだけでもよい。
ロアケース11には、吸気ダクト51および排気ダクト52が接続されている。ここで、ロアケース11に対する吸気ダクト51の接続位置や、ロアケース11に対する排気ダクト52の接続位置は、図1に示す位置に限るものではなく、適宜決定することができる。また、吸気ダクト51および排気ダクト52の少なくとも一方を、アッパーケース12に接続することもできる。
吸気ダクト51は、パックケース10の内部に空気を導くために用いられる。パックケース10の内部に空気を導くことにより、電池スタック20(単電池21)の温度を調節することができる。例えば、冷却用の空気をパックケース10の内部に導けば、電池スタック20の温度上昇を抑制でき、加温用の空気をパックケース10の内部に導けば、電池スタック20の温度低下を抑制できる。電池スタック20の温度調節が行われた後の空気は、排気ダクト52に導かれ、パックケース10の外部に排出される。
電池パック1が液体中に沈んだり埋もれたりすることが考えられる。ここで、ロアケース11およびアッパーケース12の接続部分は、完全に密閉することができず、隙間が発生する。このため、図2に示すように、電池パック1の外部に存在する液体Lは、ロアケース11およびアッパーケース12の接続部分(隙間)を通過して、パックケース10の内部に浸入することがある。パックケース10の内部では、電池スタック20および電子機器30がカバー40によって覆われているため、パックケース10の内部に液体Lが浸入しても、カバー40によって、液体Lが電池スタック20や電子機器30に接触することを抑制できる。
ここで、カバー40およびロアケース11の間に形成された隙間を液体Lが通過することもあり、この場合には、カバー40の内側に液体Lが浸入してしまうことがある。ただし、カバー40の内側に液体Lが浸入しても、図2に示すように、カバー40の内側に形成されたスペースのうち、上方のスペースには、気体Gを残したままとすることができる。液体Lがカバー40の内側に浸入する前では、カバー40の内側に気体Gが存在している。カバー40の開口部43からカバー40の内側に液体Lが浸入したとき、気体Gは、カバー40によって囲まれたスペースに留まり、気体Gがカバー40の外部に漏れなくなる。
気体Gで満たされたスペースには、電子機器30や、電池スタック20の上面に配置された電極端子21a,21bが位置することになる。したがって、液体Lが電子機器30や電極端子21a,21bに接触することを抑制できる。カバー40は、電池スタック20および電子機器30を覆っているため、
カバー40をロアケース11に固定しているときには、図2に示す状態となるが、カバー40をロアケース11に固定していないときには、パックケース10の内部に液体Lが浸入することに伴い、カバー40が上方に移動することがある。ここで、カバー40の上方には、ロアケース11に固定されたアッパーケース12が配置されているため、アッパーケース12によってカバー40の移動を止めることができる。すなわち、カバー40の上面部42がアッパーケース12の内壁面と接触することにより、カバー40が上方に移動することが阻止される。
上述したように、カバー40の内側には気体Gが残ったままとなるため、カバー40が上方に移動することを阻止することにより、気体Gで満たされたスペース内に、電子機器30や電極端子21a,21bを位置させることができる。これにより、電子機器30や電極端子21a,21bに液体Lが接触することを抑制できる。
カバー40は、電子機器30や電池スタック20を覆い、パックケース10の内部に液体Lが浸入したときにも、カバー40の内側に気体Gを残すことができればよい。このような機能をカバー40が有していればよく、カバー40に過度の強度を持たせる必要も無い。
また、カバー40の形状は、図1,2に示す形状に限るものではない。上述した機能を達成できる範囲内において、カバー40の形状を適宜決めることができる。すなわち、カバー40が上方に向かって凸となるように形成されていれば、カバー40によって電子機器30や電池スタック20を覆うことができるとともに、カバー40の内側に気体Gを残したままとすることができる。
本実施例では、カバー40が電池スタック20および電子機器30を覆っているが、これに限るものではない。具体的には、2つのカバーを用いて、電池スタック20および電子機器30のそれぞれを覆うこともできる。
1:電池パック(蓄電装置)、10:パックケース、11:ロアケース、12:アッパーケース、20:電池スタック(蓄電スタック)、21:単電池、21a:正極端子、21b:負極端子、30:電子機器、40:カバー、51:吸気ダクト、52:排気ダクト
Claims (1)
- 上部に電極端子がそれぞれ設けられた複数の蓄電素子を含む蓄電スタックと、
前記蓄電スタックを収容するケースと、
前記ケースに収容されており、上方に向かって凸となる形状に形成されて、前記蓄電スタックを覆うカバーと、
を有することを特徴とする蓄電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014154918A JP2016031890A (ja) | 2014-07-30 | 2014-07-30 | 蓄電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014154918A JP2016031890A (ja) | 2014-07-30 | 2014-07-30 | 蓄電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2016031890A true JP2016031890A (ja) | 2016-03-07 |
Family
ID=55442150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014154918A Pending JP2016031890A (ja) | 2014-07-30 | 2014-07-30 | 蓄電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016031890A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10388916B2 (en) | 2015-09-18 | 2019-08-20 | Gs Yuasa International Ltd. | Energy storage apparatus |
JP2020035711A (ja) * | 2018-08-31 | 2020-03-05 | 本田技研工業株式会社 | 電動車両のバッテリパック |
JP2021064506A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | 株式会社デンソー | 電池パック |
JP2022554067A (ja) * | 2020-09-22 | 2022-12-28 | エルジー エナジー ソリューション リミテッド | 電池モジュールおよびそれを含む電池パック |
-
2014
- 2014-07-30 JP JP2014154918A patent/JP2016031890A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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