JP2016024271A - 採光フィルム - Google Patents
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Abstract
Description
一方の面側から入射された光の進行方向を変化させて出射させる採光フィルムにおいて、
前記一方の面に沿って離隔して形成される複数のルーバー部と、
前記複数のルーバー部の周囲に設けられるベース部と、を備え、
前記複数のルーバー部のそれぞれは、前記一方の面の法線方向に対する傾斜角度がそれぞれ異なる複数の反射面を有し、
前記採光フィルムのフィルム面を天地方向に配置したときに、前記一方の面の出射側に向いた法線方向から地面側の方向への為す角度を正として、
前記複数の反射面のうち、前記一方の面に最も近い位置に配置された反射面は、残りの反射面よりも前記一方の面の法線方向に対する角度が大きい。
前記複数のルーバー部は、対応する前記溝内に設けられてもよい。
前記一方の面に近接して配置される第1反射面と、
前記第1反射面に連なり、前記第1反射面よりも前記一方の面から離れた位置に配置される第2反射面と、を有し、
前記第1反射面は、前記第2反射面よりも、前記一方の面の法線方向に対してより傾斜していてもよい。
この条件1をさらに詳細に説明すると、図3(a)に破線で示すように、ルーバー部13の入射面3aに近い側の第1反射面14aが第2反射面14bと同じ傾斜角度であると仮定したときに、第1反射面14aの入射面3a側の端部で反射された光が、上方に隣接するルーバー部13に当たってしまうのに対し、第1反射面14aの傾斜角度を第2反射面14bに対して急峻にすると、上方に隣接するルーバー部13に当たらなくなる場合である。条件1を満たすには、上述したように、ルーバー部13の全長とピッチを調整する以外に、第1反射面14aの傾斜角度を調整することによっても可能となる。
この条件2をさらに詳細に説明すると、図3(b)に破線で示すように、ルーバー部13の入射面3aから遠い側の第2反射面14bが第1反射面14aと同じ傾斜角度であると仮定したときに、ルーバー部13の間をすり抜けてしまう光が、第2反射面14bの傾斜角度を第1反射面14aより緩やかにすると、第2反射面14で反射されて斜め上方に進行する場合である。条件2を満たすには、上述したように、ルーバー部13の全長とピッチを調整する以外に、第2反射面14の傾斜角度を調整することによっても可能となる。
図1の採光フィルム1は、窓等の採光具6に貼付される場合の他、例えば合わせガラスの間に配置されて封止されることも可能である。図6は合わせガラス10の断面構造の一例を示す図である。図示のように、採光フィルム1の両面には接着層4が配置され、これら接着層4を介してガラス等の透明基材9が両面から接着される。
次に、本実施形態に係る採光フィルム1の構成材料および製造工程について説明する。ベース部12の材料としては、例えば、光硬化性プレポリマーと、反応性希釈モノマーと、金型離型剤と、光重合開始剤とを混合して均一化したものが用いられる。ベース部12の材料は、紫外線硬化性樹脂を用いる代わりに、熱硬化性樹脂または電子線硬化性樹脂などの硬化性樹脂を用いてもよい。
Claims (9)
- 一方の面側から入射された光の進行方向を変化させて出射させる採光フィルムにおいて、
前記一方の面に沿って離隔して形成される複数のルーバー部と、
前記複数のルーバー部の周囲に設けられるベース部と、を備え、
前記複数のルーバー部のそれぞれは、前記一方の面の法線方向に対する傾斜角度がそれぞれ異なる複数の反射面を有し、
前記採光フィルムのフィルム面を天地方向に配置したときに、前記一方の面の出射側に向いた法線方向から地面側の方向への為す角度を正として、
前記複数の反射面のうち、前記一方の面に最も近い位置に配置された反射面は、残りの反射面よりも前記一方の面の法線方向に対する角度が大きい採光フィルム。 - 当該採光フィルムのフィルム面を天地方向に配置したときに、前記複数の反射面は、地面の方向に凸形状になるように配置されている請求項1に記載の採光フィルム。
- 前記ベース部は、前記一方の面に沿って離隔して形成される複数の溝を有し、
前記複数のルーバー部は、対応する前記溝内に設けられる請求項1または2に記載の採光フィルム。 - 前記反射部材は、前記ベース部の対応する前記溝に蒸着された金属材料である請求項3に記載の採光フィルム。
- 前記一方の面に最も近い位置に配置された前記反射面に入射された光が、当該反射面で反射された後、当該反射面を有するルーバー部の上方に隣接して配置された別のルーバー部に当たらずに前記光制御層を通過するように、前記一方の面に最も近い位置に配置された反射面の前記一方の面の法線方向に対する角度、前記複数のルーバー部の前記一方の面方向のピッチ、および前記一方の面の法線方向の長さの少なくとも一つが調整される請求項1乃至4のいずれかに記載の採光フィルム。
- 前記複数の反射面のうち、前記一方の面から最遠方の反射面は、前記一方の面の法線方向に略平行である請求項1乃至5のいずれかに記載の採光フィルム。
- 前記反射部材は、
前記一方の面に近接して配置される第1反射面と、
前記第1反射面に連なり、前記第1反射面よりも前記一方の面から離れた位置に配置される第2反射面と、を有し、
前記第1反射面は、前記第2反射面よりも、前記一方の面の法線方向に対してより傾斜している請求項1乃至6のいずれかに記載の採光フィルム。 - 前記第1反射面は、前記第2反射面に対して、4度以上でかつ10度未満の角度で傾斜している請求項7に記載の採光フィルム。
- 前記反射部材の厚みは、均一である請求項1乃至8のいずれかに記載の採光フィルム。
Priority Applications (1)
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JP2014147037A JP2016024271A (ja) | 2014-07-17 | 2014-07-17 | 採光フィルム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2016024271A true JP2016024271A (ja) | 2016-02-08 |
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Family Applications (1)
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JP2014147037A Pending JP2016024271A (ja) | 2014-07-17 | 2014-07-17 | 採光フィルム |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56111801A (en) * | 1980-02-09 | 1981-09-03 | Dainippon Printing Co Ltd | Direction-selective light-beam reflecting body |
US4989952A (en) * | 1987-11-06 | 1991-02-05 | Edmonds Ian R | Transparent light deflecting panel for daylighting rooms |
WO1993025792A1 (en) * | 1992-06-17 | 1993-12-23 | Figla Co., Ltd. | Light transmittable members, and method of adjusting natural lighting quantity and natural lighting range by use of the light transmittable members |
WO1994025792A2 (en) * | 1993-05-04 | 1994-11-10 | Milner Peter J | An optical component suitable for use in glazing |
JP2009186879A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Fujifilm Corp | 光路規制装置 |
-
2014
- 2014-07-17 JP JP2014147037A patent/JP2016024271A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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