JP2016018340A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このような監視システムにより撮像された画像において、複数の物体が同時に撮像されている場合、物体同士が重なっていると、各々の物体をひとつの物体として認識してしまい、別々の物体として認識することができず、監視対象に対して正確な情報を取得することができない場合がある。
従来、撮像装置からの画像を処理して被写体までの距離を測定する方法としてステレオ法が広く知られている。これは測距対象となる被写体を複数の撮像装置で撮像し、撮像装置間の距離(基線長)と画像上での視差を用い、三角測距の原理で距離を測定するものである。
また、他の方法として、DFD(Depth from Defocus)法がある。これは画像のボケ量と被写体距離との相関情報から距離を測定するものであり、単眼カメラで実現できるため、システムの小型化に有利である。
この画像処理システムは、画像処理装置1と、それぞれが画像処理装置1に接続された撮像装置2、入力装置3、記録媒体4、及び出力装置5を備えている。
記録媒体4は、例えば、CD(Compact Disk)、SDメモリカード(SD Memory Card)、USBメモリ(Universal Serial Bus Memory)等であり、画像及び当該画像を撮像した撮像装置に関するデータを記録するための媒体である。
出力装置5は、例えば、モニタ等の表示装置であり、撮像装置2、又は記録媒体4から入力される画像、また画像処理装置1により画像処理された画像等を、必要に応じて出力する。
制御部11は、画像処理装置1のコントローラとして機能し、例えば、CPU(Central Processing Unit)等である。
また、詳細は後述するが、制御部11は、画像処理(例えば、後述のストレージ16に格納されるアプリケーションプログラム等)を実行するために、ボケ量推定手段21と、距離画像生成手段22を備えている。
撮像装置制御部13は、撮像装置2の焦点距離、絞り、シャッター速度等を制御する。
ストレージ16は、例えば、ハードディスク等の大容量記憶装置であり、撮像装置2で撮像され、制御部11で画像処理が施された画像データ、制御部11で生成されたデータ、その他のアプリケーションプログラムを格納する。
出力部17は、出力装置5と通信を行うためのインタフェースであり、例えば、制御部11で画像処理が施された画像データ等を、出力装置5に表示させる。
制御部11は、画像を処理する上で、ボケ量推定手段21と、距離画像生成手段22を備える。
ボケ量推定手段21は、撮像装置2により撮像された画像、また記録媒体4に保存された画像のボケ量を推定する。
距離画像生成手段22は、ボケ量推定手段21により推定されたボケ量と、ボケ量を推定した画像を撮像した撮像装置2の焦点位置から被写体までの距離との対応関係を示すデータに基づき、撮像装置2から被写体までの距離を画像として生成する。
なお、以後の制御部11における画像処理の説明では、入力部12に入力される画像として、撮像装置2により撮像された画像を例に採って説明する。
ノイズ除去手段213は、例えば、メディアンフィルタ、ガウシアンフィルタ等を備え、モノクロ変換手段212によりモノクロ画像に変換された画像からピクセルノイズを除去する(即ち、ノイズを平滑化処理した画像を作成する)。
このように、ノイズ除去手段213によりピクセルノイズを予め除去しておくことで、エッジベクトル算出手段214及びエッジ判定手段215でエッジ部を精度よく抽出できる。
エッジ強度=√(fx2+fy2) ・・・式(1)
エッジ方向=tan−1(fy/fx) ・・・式(2)
このように、エッジベクトル算出手段214及びエッジ判定手段215は、エッジ抽出手段として機能する。
ボケ量算出手段217は、エッジベクトル算出手段214により算出されたエッジ部画素のエッジ強度と、輝度差算出手段216により算出された輝度差とから、エッジ部画素のボケ量を算出する。
なお、輝度差算出手段216による輝度差の算出方法、及びボケ量算出手段217によるボケ量の算出方法は、図3を用いて説明する。
図3において、画素Peはエッジ部画素を示している。画素Pe+1、画素Pe−1は、画素Peのエッジベクトル方向の両隣(両側の直近)の一対の画素であり、その輝度差Aは、エッジベクトル算出手段214により、画素Peのエッジ強度として算出される。
また、画素Pe+2、画素Pe−2は、画素Pe+1、画素Pe−1の両隣の一対の画素であり、その輝度差Bは、輝度差算出手段216により算出される。
ボケ量=B÷2A ・・・式(3)
ボケ量=(A+B1+B2)÷2A ・・・式(4)
なお、図4では、ガウシアンフィルタの分散の大きさ(正確には、ガウス分布における分散値の平方根)を、パラメータ(分散;「σ」)で示している。また、図3と同様に、図4の横軸は画素の位置、縦軸は輝度を示している。さらに、図4では、エッジ部の画素位置を、9番目の画素位置に設定している。
また、σ=3.2の場合のボケ量は、同様に計算すると、0.99となる。
このことは、図4から視覚的に理解することができ、σの値が大きくなると、特性曲線の傾きが緩やかになり、図3における輝度差Aの値が減少し、輝度差B1、B2の値が増加するため、ボケ量の値も大きくなる。なお、σの値を大きくすると、ボケ量の値は徐々に収束し、最大で1となる。
したがって、後述するボケ量推定画像を作成する上で、エッジ部の画素位置に、所定の値以上のボケ量が割り当てられるように、ガウシアンフィルタの分散σの大きさを設定する必要がある。
即ち、ボケ量の推定に関する処理を開始するにあたり、ボケ量推定手段21は、被写界深度の浅い状態に設定されている撮像装置2からの画像を画像取得手段211により取得する(ステップS11)。
次に、ボケ量推定手段21は、モノクロ変換手段212によりカラー画像をモノクロ画像に変換し(ステップS12)、ノイズ除去手段213により変換されたモノクロ画像からノイズを除去する(ステップS13)。
なお、ステップS14の処理を実行する過程で、図3における輝度差Aがエッジ強度として算出される。
次に、ボケ量推定手段21は、ボケ量算出手段217により式(3)を用いてボケ量を算出する(ステップS17)。
図7Aは、ボケ量推定画像作成手段221により作成されたボケ量推定画像を示す。
本実施形態においては、被写体として2つの物体を設定し、この2つの物体を、撮像装置2の撮像方向に対して前後に、且つ、撮像画像において、物体同士が重なるように配置している。ここで、撮像装置2の撮像方向に対して前方に位置する物体を物体P、後方に位置する物体を物体Qとする。
なお、ボケ量推定画像作成手段221による、ボケ量推定画像を作成する工程は、ボケ量を可視化して確認する工程であることから、原画像の各々の画素位置にボケ量が数値として割り当てられていることを前提に、省略することができる。
ここで、具体的なx軸方向ボケ量走査データの生成方法を、図8を用いて説明する。
なお、図8では、y軸方向の任意の位置y2において、x軸方向ボケ量走査手段222によりx軸方向に走査することで、x軸方向ボケ量走査データを生成している。また、本実施形態において、x軸方向ボケ量走査手段222は、xの値が小さい方から大きい方に(即ち、図の左から右方向に)走査する仕様としているが、必ずしもこれに限定されず、xの値が大きい方から小さい方に走査する仕様としてもよい。
x軸方向ボケ量走査手段222は、x1まで走査すると、x0におけるボケ量とx1におけるボケ量を比較し、比較したボケ量のうち、ボケ量の値が小さいボケ量を選択し、x0からx1の間に位置する画素にボケ量をマッピングする(割り当てる)。
x軸方向ボケ量走査手段222は、x3まで走査すると、走査の開始位置であるx1におけるボケ量とx3におけるボケ量を比較し、比較したボケ量のうち、ボケ量の値が小さいボケ量を選択し、x1からx3の間に位置する画素にボケ量をマッピングする。
即ち、x軸方向ボケ量走査手段222は、x1におけるボケ量とx3におけるボケ量を比較し、例えば、x1におけるボケ量「X1」がx3におけるボケ量「X3」よりも小さい(即ち、X3>X1)と判定すると、x1におけるボケ量「X1」を選択し、x1からx3の間に位置する画素にボケ量「X1」をマッピングする。
x軸方向ボケ量走査手段222は、x4まで走査すると、走査の開始位置であるx3におけるボケ量とx4におけるボケ量を比較し、比較したボケ量のうち、ボケ量の値が小さいボケ量を選択し、x3からx4の間に位置する画素にボケ量をマッピングする。
即ち、x軸方向ボケ量走査手段222は、x3におけるボケ量とx4におけるボケ量を比較し、例えば、x4におけるボケ量「X4」がx3におけるボケ量「X3」よりも小さい(即ち、X3>X4)と判定すると、x4におけるボケ量「X4」を選択し、x3からx4の間に位置する画素にボケ量「X4」をマッピングする。
x4より走査を開始した場合、図8Dに示すように、画像の右端部であるx5までにボケ量が所定の値以上となる画素が存在しないため、x軸方向ボケ量走査手段222は、画像の右端部であるx5まで走査すると処理を終了する。
本実施形態では、前述のように画像の右端部x5におけるボケ量の値を「0」に設定することから、x軸方向ボケ量走査手段222は、x4におけるボケ量とx5におけるボケ量のうち、ボケ量の値の小さいx5におけるボケ量「0」を選択し、x4からx5の間に位置する画素にボケ量「0」をマッピングする。
x軸方向ボケ量走査手段222は、この走査処理を、画像の下端部であるy0から上端部であるy5まで、所定の間隔で実行し、y軸方向の任意の位置におけるx軸方向ボケ量走査データを生成し、RAM15に保存する。
ここで、図9Aは、直径50mmのレンズのピントをレンズから10mの距離に合わせた状態でのレンズからの距離と錯乱円(「点」の被写体を結像させた場合に形成される「円」)の大きさ(直径)との関係を示す図である。
また、図9Bは、ガウシアンフィルタのカーネル(例えば、カーネルサイズ3×3、5×5等の中心を注目輝度、その周辺を周辺輝度とする正方形のレート表)のカーネルサイズを変更させた場合において、そのガウシアンフィルタでぼかした画像から、式(3)により算出したボケ量の推定値を示した図である。図9Bの横軸は、ガウシアンフィルタのカーネルサイズ3〜11(nを整数として、2n+1)、また縦軸は、ボケ量推定値を示し、その値は式(3)による算出値の2倍から1を減算したもの(2(B/2A)−1)である。
x軸方向距離画像作成手段223は、次に、横軸をx軸(即ち、ボケ量推定画像の横方向)、また縦軸を撮像装置2のレンズから物体までの距離とする、x軸方向の距離画像を作成する。
このように、x軸方向距離画像作成手段223は、RAM15に保存されたx軸方向ボケ量走査データより、x軸方向の距離画像を作成する。
なお、x軸方向距離画像作成手段223による、x軸方向の距離画像を作成する工程は、y軸方向の任意の位置における、x軸方向の距離を可視化して確認する工程であることから、x軸方向に関する距離が算出されていることを前提に、省略することができる。
y軸方向ボケ量走査手段224は、図7Cに示すように、ボケ量推定画像作成手段221により作成されたボケ量推定画像を縦軸方向(以下、y軸方向)に走査して、y軸方向ボケ量走査データを生成する。
なお、図11では、x軸方向の任意の位置x2において、y軸方向ボケ量走査手段224によりy軸方向に走査することで、y軸方向ボケ量走査データを生成している。また、本実施形態において、y軸方向ボケ量走査手段224は、yの値が小さい方から大きい方に(即ち、図の下から上方向に)走査する仕様としているが、必ずしもこれに限定されず、yの値が大きい方から小さい方に走査する仕様としてもよい。
y軸方向ボケ量走査手段224は、y1まで走査すると、y0におけるボケ量とy1におけるボケ量を比較し、比較したボケ量のうち、ボケ量の値が小さいボケ量を選択し、y0からy1の間に位置する画素にボケ量をマッピングする。
y軸方向ボケ量走査手段224は、y3まで走査すると、走査の開始位置であるy1におけるボケ量とy3におけるボケ量を比較し、比較したボケ量のうち、ボケ量の値が小さいボケ量を選択し、y1からy3の間に位置する画素にボケ量をマッピングする。
即ち、y軸方向ボケ量走査手段224は、y1におけるボケ量とy3におけるボケ量を比較し、例えば、y1におけるボケ量「Y1」がy3におけるボケ量「Y3」よりも小さい(即ち、Y3>Y1)と判定すると、y1におけるボケ量「Y1」を選択し、y1からy3の間に位置する画素にボケ量「Y1」をマッピングする。
y軸方向ボケ量走査手段224は、y4まで走査すると、走査の開始位置であるy3におけるボケ量とy4におけるボケ量を比較し、比較したボケ量のうち、ボケ量の値が小さいボケ量を選択し、y3からy4の間に位置する画素にボケ量をマッピングする。
即ち、y軸方向ボケ量走査手段224は、y3におけるボケ量とy4におけるボケ量を比較し、例えば、y4におけるボケ量「Y4」がy3におけるボケ量「Y3」よりも小さい(即ち、Y3>Y4)と判定すると、y4におけるボケ量「Y4」を選択し、y3からy4の間に位置する画素にボケ量「Y4」をマッピングする。
y4より走査を開始した場合、図11Dに示すように、画像の上端部であるy5までにボケ量が所定の値以上となる画素が存在しないため、y軸方向ボケ量走査手段224は、画像の上端部であるy5まで走査すると処理を終了する。
本実施形態では、前述のように画像の上端部y5におけるボケ量の値を「0」に設定することから、y軸方向ボケ量走査手段224は、y4におけるボケ量とy5におけるボケ量のうち、ボケ量の値の小さいy5におけるボケ量「0」を選択し、y4からy5の間に位置する画素にボケ量「0」をマッピングする。
y軸方向ボケ量走査手段224は、この走査処理を、画像の下端部であるy0から上端部であるy5まで、所定の間隔で実行し、x軸方向の任意の位置におけるy軸方向ボケ量走査データを作成し、RAM15に保存する。
なお、ボケ量/距離テーブルは、図9の作成手順に従って作成されたボケ量/距離テーブルを用いることができる。
y軸方向距離画像作成手段225は、次に、横軸をy軸(即ち、ボケ量推定画像の縦方向)、また縦軸を撮像装置2のレンズから物体までの距離とする、y軸方向の距離画像を作成する。
このように、y軸方向距離画像作成手段225は、RAM15に保存されたy軸方向ボケ量走査データより、y軸方向の距離画像を作成する。
なお、y軸方向距離画像作成手段225による、y軸方向の距離画像を作成する工程は、x軸方向の任意の位置における、y軸方向の距離を可視化して確認する工程であることから、y軸方向に関する距離が算出されていることを前提に、省略することができる。
逆に、距離画像作成手段227により作成される距離画像の精度をより向上させるために、縦軸及び横軸以外に新規に軸(例えば、斜め方向に軸)を設定し、その軸方向に関する距離画像を作成することも考慮することができる。
なお、この場合、軸(例えば、縦軸又は横軸の一方)を固定した上で、ボケ量推定画像を所定の角度ずつ回転させて、その都度、距離画像を作成してもよい。
なお、本実施形態においては、距離の平均値を算出することにより、撮像装置2のレンズから物体までの距離を特定しているが、距離を特定する方法としては必ずしも平均値に限定されない。中間値など周知の方法で特定(推定)してもよい。
図13では、x軸方向距離画像作成手段223により算出された、(y軸方向の位置をy2とする)x軸方向に位置する画素位置における、撮像装置2のレンズからの距離、またy軸方向距離画像作成手段225により算出された、(x軸方向の位置をx2とする)y軸方向に位置する画素位置における、撮像装置2のレンズからの距離をプロットしている。
そこで、距離平均値算出手段226は、x軸方向距離画像作成手段223により算出された撮像装置2のレンズからの距離とy軸方向距離画像作成手段225により算出された撮像装置2のレンズからの距離の平均値を算出し、その距離の平均値を、座標(x2、y2)にプロットする。
距離平均値算出手段226は、その2つのデータがプロットされた、全ての画素位置に関して、2つの距離の平均値を算出し、その距離の平均値を、各々の画素位置にプロットする。
また、各画素位置にプロットされるデータ(即ち、撮像装置2のレンズからの距離)の数が多ければ、距離平均値算出手段226により算出される平均値は、撮像装置2のレンズからの距離として、より精度の高い値となる。
図14に、距離画像作成手段227により作成された距離画像を示す。図14に示す距離画像では、撮像された物体に関して、撮像装置2のレンズからの距離に応じて濃度を調整して表示しており、撮像装置2のレンズからの距離が近くなるにつれて濃度を濃くして表示する。
このように、2つの物体(即ち、物体P及びQ)が撮像画像において重なっている場合であっても、それぞれの物体を別々に認識することができる。さらに、物体に塗り潰される色の濃淡により、2つの物体の前後関係も認識することができる。
距離画像生成手段22は、ボケ量推定手段21により推定されたボケ量をRAM15より読み込むと、ボケ量推定画像作成手段221によりボケ量推定画像を作成する(ステップS21)。
次に、x軸方向距離画像作成手段223は、ボケ量/距離テーブルを参照することでx軸方向の撮像装置2のレンズから物体までの距離を算出し(ステップS23)、x軸方向の距離画像を作成する(ステップS24)(図10)。
距離画像生成手段22は、次に、y軸方向距離画像作成手段225により、ボケ量/距離テーブルを参照することでy軸方向の撮像装置2のレンズから物体までの距離を算出し(ステップS26)、y軸方向の距離画像を作成する(ステップS27)(図12)。
距離画像生成手段22は、次に、距離画像作成手段227により、算出された距離の平均値から距離画像を作成する(ステップS29)。
また、物体同士が接近して並んで撮像された場合であっても、各々の物体を別々に認識することができる。
Claims (5)
- 物体を撮像した撮像装置からの画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得した画像のエッジを抽出するエッジ抽出手段と、
前記エッジ抽出手段により抽出されたエッジを含む所定領域内における画素の輝度差に基づいて、前記エッジのボケ量を算出するボケ量算出手段と、
前記ボケ量算出手段により算出されたボケ量を前記画像の前記エッジの各画素位置に割り当てるボケ量割り当て手段と、
前記ボケ量割り当て手段によりボケ量が割り当てられた前記エッジの画素に対して、所定の方向に走査し、走査方向にあるエッジとエッジの間に位置する各画素に、ボケ量の小さい方のエッジのボケ量を割り当てるボケ量走査手段と、
前記ボケ量走査手段により割り当てられたボケ量と、前記撮像装置からの画像のボケ量と前記撮像装置から被写体までの距離との相関情報とに基づいて、各画素位置における、前記撮像装置から前記物体までの距離を算出する距離算出手段と、
前記距離算出手段により算出された各画素位置における、前記撮像装置から前記物体までの距離に基づき、距離画像を生成する距離画像生成手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1に記載された画像処理装置において、
前記ボケ量算出手段は、前記エッジ抽出手段により抽出されたエッジを含む所定領域内における、前記エッジの画素を挟んでその両側に位置する画素の輝度差に基づいて、前記エッジのボケ量を算出することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1又は2に記載された画像処理装置において、
前記ボケ量走査手段が、互いに平行な複数の走査線により第1の走査方向で走査し、さらに前記第1の走査方向と所定の角度で交わる第2の走査方向の互いに平行な複数の走査線に沿って走査することを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3に記載された画像処理装置において、
前記所定の角度が直角であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3に記載された画像処理装置において、
前記距離算出手段により、走査方向の数に応じて算出された前記撮像装置から前記物体までの距離に基づき、前記距離を特定することを特徴とする画像処理装置。
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