JP2016066918A - 映像表示装置、映像表示制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 視聴者が室内から窓の外を眺めているかのような動的な映像を表示することが可能な映像表示装置等を提供する。【解決手段】 映像表示装置1は、表示画面3に対する視聴者の位置を特定し、視聴者の位置に応じて表示画面3に表示する映像コンテンツ5の表示範囲を変化させる。視聴者の移動が水平方向または鉛直方向であれば、視聴者の移動に応じて表示範囲をスライドする。また、視聴者の移動が奥行方向であれば、視聴者の移動に応じて表示範囲を拡大または縮小する。これにより、視聴者が窓から外を眺めるかのように、表示範囲を変化させることができる。また、映像コンテンツの移動量や拡大・縮小量を視聴者6の移動量と映像コンテンツの奥行に関するパラメータ(仮想距離Vd)を用いて算出すれば、奥行き感を自在に制御でき、多様な表現が可能となる。【選択図】 図1
Description
本発明は、映像表示装置、映像表示制御方法、及びプログラムに係り、詳細には、視聴者の位置を検知し、視聴者の移動に応じて映像を変化させる表示制御に関する。
従来より、窓のない部屋を明るく見せる演出方法として、照明やインテリアを工夫したり、壁面等にディスプレイ装置やデジタルフォトフレーム等を設置して屋外の景色を表示するといった演出が行われている。
特許文献1には、壁等の障害物を隔てた外の景色を携帯端末の表示画面に表示させる技術が開示されている。特許文献1の方法では、携帯端末に搭載されるGPS、地磁気センサ、及びジャイロセンサ等を用いて携帯端末の位置情報や方向情報を取得し、携帯端末を向けた方向の延長線上にある風景や建造物の映像を映像データベースから取得して携帯端末の表示画面に表示させる。
しかしながら、上述の特許文献1の方法は、携帯端末の表示画面上に映像を表示させるものである。そのため、ユーザが携帯端末を持って使用することを想定しており、インテリアの一部として使用されることに配慮していない。また特許文献1の携帯端末を壁にかけて使用すれば、その表示画面に壁の向こう側にある室外の風景や建物の映像が表示されることとなるが、映像が表示されるだけではユーザが窓から景色を見るときのような感覚を得ることができない。例えば、ユーザが窓に近寄ったときと遠ざかったときとでは窓から見える外の景色の範囲は異なるが、特許文献1はそのような見え方に配慮したものではない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、視聴者が室内から窓の外を見るかのような動的な映像を表示することが可能な映像表示装置等を提供することである。
前述した課題を解決するため第1の発明は、映像コンテンツを記憶する記憶手段と、前記記憶手段から映像コンテンツを取得する取得手段と、前記映像コンテンツの一部の表示範囲を表示する表示手段と、視聴者の位置を特定する特定手段と、前記視聴者の位置に応じて表示する前記表示範囲を変更する変更手段と、を備えることを特徴とする映像表示装置である。
第1の発明の映像表示装置によれば、視聴者の位置を特定し、視聴者の位置に応じて映像コンテンツの表示範囲を変化させて表示する。これにより、視聴者は室内から窓の外を眺めたときのような感覚を得ることが可能となる。
また第1の発明において、前記特定手段は、視聴者の水平方向位置、鉛直方向位置及び奥行方向位置の情報を取得可能なカメラにより得た情報に基づいて視聴者の位置を特定することが望ましい。これにより、視聴者が位置を特定するための装置を持たなくとも映像表示装置側に設置されたカメラにより視聴者の位置を特定できるようになる。
また、前記視聴者の移動方向が水平方向または鉛直方向の場合、前記変更手段は、前記表示範囲を前記視聴者の移動に応じて水平方向または鉛直方向に移動させる。これにより、例えば視聴者が右へ移動した場合に映像コンテンツの表示範囲を左へ移動させれば、左側の対象物が相対的に右側へ移動し、視野(表示範囲)に入るようになる。つまり、窓からの眺めと同様に、立ち位置を移動することで、見切れていた範囲が視野に入るような見え方となる。
また、前記視聴者の移動方向が奥行方向の場合、前記変更手段は、前記表示範囲を前記視聴者の位置に応じて拡大または縮小する。これにより、例えば視聴者が近づくと映像コンテンツの表示範囲を拡大し、その結果、視野角が広がったような表示状態となる。逆に視聴者が遠ざかると映像コンテンツの表示範囲を縮小し、その結果、視野角が狭まったような表示状態となる。つまり、窓からの眺めと同様に、視聴者が対象物に近づけば表示範囲が拡大され、遠ざかれば表示範囲が縮小されて表示される。
また第1の発明において、前記変更手段は、前記表示範囲の移動量を前記視聴者の移動量及び前記映像コンテンツの奥行に関するパラメータに基づいて算出することが望ましい。また、前記変更手段は、前記表示範囲を前記視聴者の位置及び前記映像コンテンツの奥行に関するパラメータに基づいて算出することが望ましい。映像コンテンツの表示範囲の移動量や拡大・縮小量を視聴者の移動量と映像コンテンツの奥行に関するパラメータ(仮想距離)を用いて算出するため、自在に奥行き感を制御でき、多様な動きの表現が可能となる。
第1の発明において、表示手段は、表示画面上に前記表示範囲を表示させるものとしてもよいし、投写面上に前記表示範囲を表示させるものとしてもよい。設置場所や画面サイズ等に応じて表示媒体を多様な形態とすることができる。
第2の発明は、制御装置が、記憶部から映像コンテンツを取得するステップと、前記映像コンテンツの一部の表示範囲を表示するステップと、視聴者の位置を特定するステップと、前記視聴者の位置に応じて表示する前記表示範囲を変更するステップと、を含むことを特徴とする映像表示制御方法である。
第2の発明の映像表示制御方法によれば、第1の発明と同様に、視聴者の位置を特定し、視聴者の位置に応じて映像コンテンツの表示範囲を変化させて表示する。これにより、視聴者は室内から窓の外を眺めたときのような感覚を得ることが可能となる。
第3の発明は、コンピュータを、映像コンテンツを記憶する記憶手段、前記記憶手段から映像コンテンツを取得する取得手段、前記映像コンテンツの一部の表示範囲を表示する表示手段、視聴者の位置を特定する特定手段、前記視聴者の位置に応じて表示する前記表示範囲を変更する変更手段、として機能させるためのプログラムである。
第3の発明により、コンピュータを第1の発明の映像表示装置として機能させることが可能となる。
本発明によれば、視聴者が室内から窓の外を眺めているかのような動的な映像を表示することが可能な映像表示装置等を提供できる。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
まず、図1〜図2を参照して本発明に係る映像表示装置1の構成について説明する。
まず、図1〜図2を参照して本発明に係る映像表示装置1の構成について説明する。
図1は、本発明に係る映像表示装置1全体の構成を示す図であり、図2は、制御装置2のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、映像表示装置1は、制御装置2、表示画面3、及びカメラ(位置検出装置)4を備える。
表示画面3は、制御装置2から出力される映像コンテンツ5を映し出すディスプレイ装置である。
表示画面3は、制御装置2から出力される映像コンテンツ5を映し出すディスプレイ装置である。
制御装置2は、映像表示装置1の各装置を制御し、映像コンテンツ5を表示画面3に表示させる。制御装置2は視聴者6の位置を特定し、特定した位置に応じて表示画面3に表示する映像コンテンツ5の表示範囲を変更する映像表示処理を実行する。映像表示処理の詳細については後述する(図3〜図9参照)。
カメラ4は、表示画面3の前方の撮影範囲を撮影し、撮影範囲内の視聴者6の位置を検出する。カメラ4としては、動画像を撮影するビデオカメラを採用することができる。この場合、制御装置2はカメラ4から入力された動画像の各フレーム画像について顔認識処理等を行うことにより、視聴者6の3次元位置を特定する。制御装置2は、視聴者位置を特定する処理を各時相(t=t1、t2、…)のフレーム画像について行い、視聴者6の位置を追跡する。また、カメラ4に代えて、赤外線等を利用して対象(視聴者6)の3次元位置を測位する測距装置等を利用してもよい。
なお図1の例では、カメラ4は、表示画面3の上部に設置されているが、設置位置はこの例に限定されない。例えば、表示画面3の下部や横、或いは天井や床等としてもよい。
制御装置2は、図2に示すように制御部11、記憶部12、入力部13、表示部14、メディア入出力部15、通信I/F16、周辺機器I/F17等を備え、これらの各部はバス18を介して接続される。表示画面3及びカメラ4と制御装置2との接続は周辺機器I/F17を介して行なわれる。なお、図2のブロック図は一般的なコンピュータの例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各装置を駆動制御する。ROMは、不揮発性メモリであり、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持している。RAMは、揮発性メモリであり、記憶部12、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行う為に使用するワークメモリ領域を備える。
記憶部12は、例えばHDD(ハードディスクドライブ)であり、制御部11が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ等が格納される。プログラムに関しては、OSに相当する制御プログラムや、後述の各処理に相当する各アプリケーションプログラムが格納されている。これらの各プログラムコードは、制御部11により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
入力部13は、データの入力を行い、例えば、キーボード、マウス等のポインティングデバイス、テンキー等の入力装置を有する。
表示部14は、制御部11の指示により出力される表示データや映像コンテンツ5を表示画面3に表示させるための表示制御回路を有する。
表示部14は、制御部11の指示により出力される表示データや映像コンテンツ5を表示画面3に表示させるための表示制御回路を有する。
メディア入出力部15は、例えば、DVDドライブ等のメディア入出力装置であり、データの入出力を行う。
通信I/F(インタフェース)16は、通信制御装置、通信ポート等を有し、LANやインターネット等のネットワークとの通信を媒介する通信インタフェースである。制御装置2は、通信I/F16を介してネットワーク上の映像データベース等と通信接続する。
通信I/F(インタフェース)16は、通信制御装置、通信ポート等を有し、LANやインターネット等のネットワークとの通信を媒介する通信インタフェースである。制御装置2は、通信I/F16を介してネットワーク上の映像データベース等と通信接続する。
周辺機器I/F17は、制御装置2に周辺機器を接続するためのポートである。
バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
次に、図3〜図9を参照して映像表示装置1の動作を説明する。
図3は、制御装置2が実行する映像表示処理の流れを説明するフローチャートである。制御装置2は映像表示処理の各ステップを実行するためのプログラムを制御部11のROMまたは記憶部12等に保持している。制御装置2の制御部11(CPU)は、このプログラムに従って映像表示処理を実行する。
図3は、制御装置2が実行する映像表示処理の流れを説明するフローチャートである。制御装置2は映像表示処理の各ステップを実行するためのプログラムを制御部11のROMまたは記憶部12等に保持している。制御装置2の制御部11(CPU)は、このプログラムに従って映像表示処理を実行する。
まず制御部11は、映像コンテンツ5を取得し(ステップS101)、RAMに保持するとともに表示部14に送り、所定の初期表示範囲を表示画面3に表示させる(ステップS102)。ステップS101の映像コンテンツ5の取得処理において、制御部11は、制御装置2の記憶部12に記憶されている映像コンテンツ5を読み込むものとしてもよいし、メディア入出力部15により記録媒体等に記録されている映像コンテンツ5を読み出してもよい。或いは、通信I/F16を介してネットワークに接続された外部機器の記憶部に記憶されている映像コンテンツ5をダウンロードしてもよい。
映像コンテンツ5は、静止画でもよいし動画でもよい。また映像コンテンツ5は2D画像、或いは3D画像のいずれでもよい。また映像コンテンツ5は撮影装置(カメラ等)で撮影された画像でもよいし、絵画やアニメーション、或いはコンピュータ等を用いて生成された仮想的な画像でもよい。以下の説明では、映像コンテンツ5の奥行きを表すパラメータを仮想距離Vdと呼ぶ。なお、図4には仮想距離Vdを示す矢印が表示画面3と映像コンテンツ5との間に示されているが、これは仮想距離Vdが奥行きに関するパラメータの意味であることを説明するためであり、仮想距離Vdは表示画面3と映像コンテンツ5との実距離を示すものではない。仮想距離Vdは映像表示装置1の操作者や映像コンテンツ5の制作者が任意の値を設定してよい。例えば、制作者が映像コンテンツ5を撮影した際の撮影機と撮影対象物との距離を仮想距離Vdとして設定することができる。
映像コンテンツ5の画像サイズ(縦横のサイズ)は、図4に示すように、表示画面3のサイズよりも広いサイズとする。つまり、映像コンテンツ5の一部の表示範囲が表示画面3に表示される。ステップS102において表示画面3に表示する映像コンテンツ5の初期表示範囲(表示範囲の中心位置、縦サイズ、横サイズ)は、操作者により入力部13を介して入力された範囲としてもよいし、予め設定され記憶部12に保持された範囲としてもよい。
以下の説明では、一例として2D静止画像の映像コンテンツ5を表示画面3に表示する例について説明する。
制御部11は視聴者6に関する情報を取得する(ステップS103)。ステップS103で取得する情報は、表示画面3に対する視聴者6の3次元位置を特定するための情報である。例えば位置を検出する装置(カメラ4)としてビデオカメラを用いる場合は、制御部11は、ビデオカメラで撮影された動画像の各フレーム画像(静止画)を解析して視聴者6の3次元位置を特定する。例えば、制御部11は、取得した各フレーム画像に対して顔認識処理を適用し、視聴者6の顔(目)の位置を検出し、視聴者6の3次元位置とする。
制御部11が視聴者6の位置を特定できた場合は(ステップS104;Yes)、次に制御部11は視聴者6の位置が移動したか否かを判定する(ステップS105)。ステップS104において、制御部11が視聴者6の位置を特定できない場合(ステップS104;No)、及びステップS105において視聴者6の位置が移動していないと判定した場合(ステップS105;No)は、ステップS103へ戻る。
ステップS105において制御部11は、現在の時相tn(ステップS104で視聴者位置を特定した時点)における視聴者位置Pnと、前の時相tn−1における視聴者位置Pn−1とを比較することにより視聴者6が移動したか否かを判定する。例えば、制御部11は、PnとPn−1との距離が所定の閾値を超えた場合、視聴者6が移動したものと判定する。前の時相tn−1における視聴者位置Pn−1は、RAMまたは記憶部12に保持されている(後述するステップS107の処理)。
ステップS105において、視聴者位置が移動したと判定した場合(ステップS105;Yes)、制御部11は、視聴者6の移動に応じて表示画面3に表示する映像コンテンツ5の表示範囲を変更する(ステップS106)。ステップS106の表示範囲の変更処理について図4〜図8を参照して説明する。
図4は、映像コンテンツ5と表示画面3と視聴者6との関係を説明する図であり、図5は、表示範囲の変更処理の流れを説明するフローチャート、図6は視聴者6の移動方向が水平方向の場合のスライド量と表示画面3における見え方について説明する図、図7は視聴者6の移動方向が奥行方向の場合の表示範囲について説明する図、図8は視聴者6が表示画面に近づいた場合の表示範囲w1、w2と対象物51の見え方について説明する図、図9は視聴者6の移動に伴う映像の変化の具体例を示す図である。
制御部11は、例えば図5のフローチャートに示す手順で映像コンテンツ5の表示範囲を算出する。
視聴者6の移動方向が水平方向または鉛直方向への移動である場合は(ステップS201;Yes)、視聴者6の移動に応じて映像コンテンツ5の表示範囲を水平方向または鉛直方向にスライドさせる。そのため、制御部11は、スライド量(移動量)を算出する(ステップS202)。
図4に示すように、視聴者6が時刻t1から時刻t2までに距離Δxだけ水平右方向に移動した場合、時刻t1における映像コンテンツ5の表示範囲E1を、所定のスライド量だけ水平左方向(視聴者6の移動方向と逆の方向)へ移動させる。その結果、時刻t2における表示範囲はE2の範囲となる。
制御部11は視聴者6の移動量Δxと映像コンテンツの奥行に関するパラメータである仮想距離Vdを用いてスライド量を算出する。
すなわち、以下の式(1)によりスライド量を算出する。
すなわち、以下の式(1)によりスライド量を算出する。
スライド量=Δx/Vd ・・・(1)
制御部11は、算出したスライド量だけ表示範囲を視聴者6の移動方向と逆の方向に移動させて表示画面3に表示する(ステップS203)。
仮想距離Vdは、映像コンテンツ5の制作時に予め設定された映像空間の奥行位置としてもよいし、操作者が自在に設定した値としてもよい。
仮想距離Vdを大きく設定する場合、例えば、映像コンテンツ5内の対象物51、52が奥行方向に遠い位置にあるものとすれば、上述の式(1)により映像コンテンツ5のスライド量は小さな移動量となる。一方、仮想距離Vdを小さく設定する場合、例えば、映像コンテンツ5の対象物51、52が奥行方向に近い位置にあるものとすれば、映像コンテンツ5のスライド量は大きな移動量となる。
したがって、映像コンテンツ5として遠景を用いる場合は、仮想距離Vdを大きな値に設定すれば対象物51、52が実際に遠くにあるかのように、映像コンテンツ5を表示できる。また仮想距離Vdを小さい値に設定すれば対象物51、52が近くにあるかのように映像コンテンツ5を表示できる。このように、奥行方向のパラメータ(仮想距離)をスライド量の算出に導入することで、視聴者6から見て、表示画面の先に奥行空間があるかのように映像コンテンツ5の見え方を自在に制御できる。
仮想距離Vdを大きく設定する場合、例えば、映像コンテンツ5内の対象物51、52が奥行方向に遠い位置にあるものとすれば、上述の式(1)により映像コンテンツ5のスライド量は小さな移動量となる。一方、仮想距離Vdを小さく設定する場合、例えば、映像コンテンツ5の対象物51、52が奥行方向に近い位置にあるものとすれば、映像コンテンツ5のスライド量は大きな移動量となる。
したがって、映像コンテンツ5として遠景を用いる場合は、仮想距離Vdを大きな値に設定すれば対象物51、52が実際に遠くにあるかのように、映像コンテンツ5を表示できる。また仮想距離Vdを小さい値に設定すれば対象物51、52が近くにあるかのように映像コンテンツ5を表示できる。このように、奥行方向のパラメータ(仮想距離)をスライド量の算出に導入することで、視聴者6から見て、表示画面の先に奥行空間があるかのように映像コンテンツ5の見え方を自在に制御できる。
図6は表示画面3を正面から見た図であり、(a)は時刻t1における表示範囲E1、(b)は時刻t2の表示範囲における表示範囲E2を示している。
時刻t1では、図6(a)に示すように表示範囲E1の中心点O近くに対象物51が表示されているものとする。視聴者6が右へ移動すると、それに伴って表示画面3内の映像コンテンツ5の表示範囲が左へスライドし、表示範囲E2となる(図4参照)。すると図6(b)に示すように、時刻t2では対象物51が表示画面3では右側へ移動する。時刻t1では左側に見切れていた対象物52が表示範囲E2に入り、表示画面3に表示されることとなる。
時刻t1では、図6(a)に示すように表示範囲E1の中心点O近くに対象物51が表示されているものとする。視聴者6が右へ移動すると、それに伴って表示画面3内の映像コンテンツ5の表示範囲が左へスライドし、表示範囲E2となる(図4参照)。すると図6(b)に示すように、時刻t2では対象物51が表示画面3では右側へ移動する。時刻t1では左側に見切れていた対象物52が表示範囲E2に入り、表示画面3に表示されることとなる。
図4、図6では、水平方向への移動について説明したが、鉛直方向の移動についても同様に視聴者6の移動に伴い表示範囲をスライドさせる。視聴者6の視点が上方向へ移動した場合は、表示範囲が下方向へ移動され、視聴者6の視点が下方向へ移動した場合は、表示範囲が上方向へ移動される。よって視聴者6の動きに連動して、上方向から覗き込んだような映像や下方向から見上げたときのような映像に変化させることができる。
図5のフローチャートの説明に戻る。
視聴者6の移動方向が奥行方向の場合は(ステップS204;Yes)、制御部11は、視聴者6の移動に応じて映像コンテンツ5の表示範囲を拡大または縮小表示させる。制御部11は、表示範囲を算出する(ステップS205)。
視聴者6の移動方向が奥行方向の場合は(ステップS204;Yes)、制御部11は、視聴者6の移動に応じて映像コンテンツ5の表示範囲を拡大または縮小表示させる。制御部11は、表示範囲を算出する(ステップS205)。
図7に示すように、視聴者6が時刻t1から時刻t2までに距離Δzだけ奥行方向に移動し、表示画面3に近づいた場合、制御部11は時刻t1における映像コンテンツ5の表示範囲w1を、視聴者6の移動量に応じて決定される拡大率で拡大する。その結果、時刻t2における表示範囲はw2の範囲となる。
ステップS205において、制御部11は視聴者6の奥行方向の位置z1、z2と映像コンテンツ5の奥行に関するパラメータである仮想距離Vdを用いて時刻t2における表示範囲の大きさ(幅)w2を算出する。なお、表示範囲の中心点は、上下左右方向への移動がない場合は、時刻t1と時刻t2とで変更しないものとする。
すなわち、以下の式(2)により表示範囲w2を算出する。
すなわち、以下の式(2)により表示範囲w2を算出する。
w2=w1×z1/(z2×Vd) ・・・(2)
制御部11は、式(2)に基づいて表示範囲w2を算出し、算出した表示範囲w2を表示画面3に表示する(ステップS206)。つまり、視聴者6が表示画面31に近づいた場合は表示範囲が広くなり、視野角が広がったように映像コンテンツ5の一部が切り出されて表示される。
図8は表示画面3を正面から見た図であり、(a)は時刻t1における表示範囲w1、(b)は時刻t2における表示範囲w2を示している。
時刻t1では、図8(a)に示すように表示範囲w1の中心点O近くに対象物51が表示されているものとする。視聴者6が表示画面3に近づくと、それに伴って表示画面3内の映像コンテンツ5の表示範囲が拡大し、表示範囲w2となる(図7参照)。すると図8(b)に示すように、時刻t2では、対象物51、52が表示画面3に表示される。
時刻t1では、図8(a)に示すように表示範囲w1の中心点O近くに対象物51が表示されているものとする。視聴者6が表示画面3に近づくと、それに伴って表示画面3内の映像コンテンツ5の表示範囲が拡大し、表示範囲w2となる(図7参照)。すると図8(b)に示すように、時刻t2では、対象物51、52が表示画面3に表示される。
図7、図8は視聴者6が表示画面3に近づいた場合に表示範囲を拡大する例であるが、逆に視聴者6が表示画面3から遠ざかる場合は、時刻t1における映像コンテンツ5の表示範囲w1を、移動量に応じて決定される縮小率で縮小する。この場合も表示範囲の算出式は上述の式(2)と同様である。
上述したように、表示範囲をスライド表示または拡大・縮小表示すると(ステップS203、ステップS206)、その後、制御部11は図3のステップS107へ移行する。視聴者6の移動方向が判定できない場合(ステップS201;No、ステップS204;No)は、制御部11は図3のステップS108へ移行する。
図3のステップS107において制御部11は、移動後(時刻t2)の視聴者6の位置をRAMまたは記憶部12に保存する(ステップS107)。制御部11は、視聴者6や操作者により入力部13を介して終了指示の入力があるか否かを判定する(ステップS108)。終了指示が入力されない場合は(ステップS108;No)、ステップS103へ戻り、ステップS103〜ステップS108の処理を繰り返す。終了指示が入力されると(ステップS108;Yes)、映像表示処理を終了する。
図9は、視聴者6の移動に伴った映像の変化の具体例を示す図である。
表示画面3の前に立つ視聴者6が左へ移動すると、図9(a)に示すように、映像コンテンツ5の表示範囲は視聴者6の移動方向とは反対の方向(右側)にスライド移動される。表示画面3に表示される映像コンテンツ5の対象物53は相対的に表示画面の左側へ移動する。
表示画面3の前に立つ視聴者6が左へ移動すると、図9(a)に示すように、映像コンテンツ5の表示範囲は視聴者6の移動方向とは反対の方向(右側)にスライド移動される。表示画面3に表示される映像コンテンツ5の対象物53は相対的に表示画面の左側へ移動する。
また、視聴者6が表示画面3に近づくと、図9(b)に示すように表示画面3に表示される表示範囲が拡大し、視野角が広がったように見える。
以上説明したように、映像表示装置1は、表示画面3に対する視聴者6の位置を特定し、視聴者6の位置に応じて表示画面3に表示する映像コンテンツ5の表示範囲を変化させる。視聴者6の移動が水平方向または鉛直方向であれば、視聴者6の移動の反対方向に表示範囲をスライドする。また、視聴者6の移動が奥行方向であれば、視聴者6の移動に応じて表示範囲を拡大または縮小する。視聴者6が表示画面3に近づいた場合は表示範囲を拡大して表示し、視聴者6が表示画面3から遠ざかった場合は表示範囲を縮小して表示する。
これにより、視聴者6が移動しながら窓から外の風景を眺めるかのように、映像コンテンツ5の表示範囲を変化させることができる。また、映像コンテンツ5の表示範囲の移動量や拡大・縮小量を視聴者6の移動量と映像コンテンツ5の奥行に関するパラメータ(仮想距離Vd)を用いて算出するため、奥行き感を自在に制御でき、多様な映像表現が可能となる。
なお、上述の説明では水平方向及び鉛直方向への移動の場合と、奥行方向への移動の場合とをそれぞれ別に算出したが、視聴者6が表示画面3に対して斜め方向に移動する場合は、水平方向、鉛直方向の視聴者の移動量に応じたスライド量、及び奥行方向への視聴者の移動量(位置)に応じた拡大・縮小量を組み合わせることで、同様に移動後の表示範囲を算出できる。
また、上述の実施形態では、表示画面3に映像コンテンツ5を表示する例について説明したが、本発明の映像表示装置1はこの例に限定されない。例えば、プロジェクタ(投写装置)を用いて映像コンテンツ5を投写面に表示する場合にも適用可能である。
図10は、本発明に係る映像表示装置1の別の例として、プロジェクタ21を用いて投写面31に映像コンテンツ5を投写する場合の設置例を示す図である。図10(a)は斜視図、図10(b)は断面図である。図10の設置例は、前面壁81の窓(開口部)83の奥に投写面31を設け、窓(開口部)83から投写面31に投写される映像コンテンツ5を見る例を示している。
図10に示す映像表示装置1Aは、制御装置2、プロジェクタ(投写装置)21、投写面31、及びカメラ4(不図示)から構成される。図1の映像表示装置1における表示画面3に代えて、プロジェクタ21及び投写面31により映像コンテンツ5を投写面31に表示させるようになっている。プロジェクタ21は、制御装置2の周辺機器I/Fを介して制御装置2に接続される。
図10に示す設置例では、映像表示装置1Aの制御装置2、プロジェクタ21、及び投写面31は、背面壁82と所定の間隔をおいて設置された前面壁81との間に設置される。背面壁82には、前面壁81の開口部(窓)83に対向する高さ位置に投写面31が設けられる。投写面31はスクリーンを使用してもよいし、壁面をそのまま使用してもよい。投写面31のサイズは、開口部83のサイズより十分に広いものとする。投写面31の下部にはプロジェクタ21が設置され、プロジェクタ21によって投写面31に対して映像コンテンツ5が投写される。投写面31に投写される映像コンテンツ5は、上述の実施の形態と同様に制御装置2から入力される。
プロジェクタ21は、投写面31に焦点があうように設置位置が調整される。プロジェクタ21と投写面31との設置位置が比較的近い場合は、一般に短焦点プロジェクタが用いられる。また架台85を用いてプロジェクタ21の設置高さを調節するようにしてもよい。また前面壁81の開口部83にはブラインド84等を設けてもよい。
図10に示す映像表示装置1Aについても、上述の実施の形態と同様に、視聴者6が投写面31(窓83)に近づくと映像コンテンツ5の表示範囲が拡大し、映像コンテンツ5内の対象物が縮小表示される。逆に、視聴者6が投写面31(窓83)から離れると映像コンテンツ5の表示範囲が縮小され対象物は拡大表示される。また、視聴者6が投写面31(窓83)に対して左へ移動すると映像コンテンツ5の表示範囲が右へスライドし、映像コンテンツ内の対象物が相対的に左側へ移動される。鉛直方向の移動についても同様に、視聴者6の移動に応じて映像コンテンツ5の表示範囲が移動する。
図10の例のように、開口部(窓)83の奥に投写面31を設置することで、視聴者6が窓から外の眺めを見るように、映像コンテンツ5が表示される。例えば、ある視点からは壁81で隠れて見えなかった対象物が、少し横方向に移動したり、近づいたりすることで表示範囲内に入り、開口部(窓)83から眺められるようになる。
以上、添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えばカメラ4と表示画面3との位置関係や映像コンテンツ5の範囲設定や移動量は本発明を説明するための一例であり、各種の変更例を含むものとする。その他、当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、1A・・・・・・・映像表示システム
11・・・・・・・・・制御部
12・・・・・・・・・記憶部
13・・・・・・・・・入力部
14・・・・・・・・・表示部
15・・・・・・・・・メディア入出力部
16・・・・・・・・・通信I/F
17・・・・・・・・・周辺機器I/F
18・・・・・・・・・バス
2・・・・・・・・・・制御装置
3・・・・・・・・・・表示画面
31・・・・・・・・・投写面
4・・・・・・・・・・監視装置
5・・・・・・・・・・映像コンテンツ
51、52、53・・・対象物
6・・・・・・・・・・視聴者
E1、E2・・・・・・表示範囲
t1、t2・・・・・・時刻
Vd・・・・・・・・・仮想距離(映像コンテンツの奥行に関するパラメータ)
w1、w2・・・・・・表示範囲
11・・・・・・・・・制御部
12・・・・・・・・・記憶部
13・・・・・・・・・入力部
14・・・・・・・・・表示部
15・・・・・・・・・メディア入出力部
16・・・・・・・・・通信I/F
17・・・・・・・・・周辺機器I/F
18・・・・・・・・・バス
2・・・・・・・・・・制御装置
3・・・・・・・・・・表示画面
31・・・・・・・・・投写面
4・・・・・・・・・・監視装置
5・・・・・・・・・・映像コンテンツ
51、52、53・・・対象物
6・・・・・・・・・・視聴者
E1、E2・・・・・・表示範囲
t1、t2・・・・・・時刻
Vd・・・・・・・・・仮想距離(映像コンテンツの奥行に関するパラメータ)
w1、w2・・・・・・表示範囲
Claims (10)
- 映像コンテンツを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段から映像コンテンツを取得する取得手段と、
前記映像コンテンツの一部の表示範囲を表示する表示手段と、
視聴者の位置を特定する特定手段と、
前記視聴者の位置に応じて表示する前記表示範囲を変更する変更手段と、
を備えることを特徴とする映像表示装置。 - 前記特定手段は、視聴者の水平方向位置、鉛直方向位置及び奥行方向位置の情報を取得可能なカメラにより得た情報に基づいて視聴者の位置を特定することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 前記視聴者の移動方向が水平方向または鉛直方向の場合、
前記変更手段は、前記表示範囲を前記視聴者の移動に応じて水平方向または鉛直方向に移動させることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記視聴者の移動方向が奥行方向の場合、
前記変更手段は、前記表示範囲を前記視聴者の位置に応じて拡大または縮小することを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。 - 前記変更手段は、前記表示範囲の移動量を前記視聴者の移動量及び前記映像コンテンツの奥行に関するパラメータに基づいて算出することを特徴とする請求項3に記載の映像表示装置。
- 前記変更手段は、前記表示範囲を前記視聴者の位置及び前記映像コンテンツの奥行に関するパラメータに基づいて算出することを特徴とする請求項4に記載の映像表示装置。
- 前記表示手段は、表示画面上に前記表示範囲を表示させることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 前記表示手段は、投写面上に前記表示範囲を表示させることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
- 制御装置が、
記憶部から映像コンテンツを取得するステップと、
前記映像コンテンツの一部の表示範囲を表示するステップと、
視聴者の位置を特定するステップと、
前記視聴者の位置に応じて表示する前記表示範囲を変更するステップと、
を含むことを特徴とする映像表示制御方法。 - コンピュータを、
映像コンテンツを記憶する記憶手段、
前記記憶手段から映像コンテンツを取得する取得手段、
前記映像コンテンツの一部の表示範囲を表示する表示手段、
視聴者の位置を特定する特定手段、
前記視聴者の位置に応じて表示する前記表示範囲を変更する変更手段、
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2014194812A JP2016066918A (ja) | 2014-09-25 | 2014-09-25 | 映像表示装置、映像表示制御方法、及びプログラム |
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- 2014-09-25 JP JP2014194812A patent/JP2016066918A/ja active Pending
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