JP2015204984A - スポーツシューズ用アウトソールプレート構造 - Google Patents
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Abstract
Description
図1ないし図6は本発明の一実施例によるスポーツシューズ用アウトソールプレート構造を示している。ここでは、スポーツシューズとして、サッカーやラグビー、アメフト(アメリカンフットボール)、野球等のスポーツに用いられるクリーツシューズを例にとる。
本アウトソールプレート構造においては、上述したように、足の拇指球部領域TE内の部位、子指球部領域HE内の部位および踵骨CCの載距突起部分STにそれぞれ対応する位置を結んでできる三角形状領域TRに溝2を形成したことにより(図4参照)、当該三角形状領域TRの屈曲性が向上しており、足の拇指球部領域TEに対応するアウトソールプレート本体1の領域が踵部領域Hに対して屈曲しやすくなっており、アウトソールプレート本体1の中足部領域Mが回外を起こしやすくなっている。これにより、ターンを行う際には、アウトソールプレート本体1の底面1Aを地面に対して十分に接地させることができ、地面に対するグリップ力を大きくできるとともに、ターンを行う方向への脚の傾斜角度を大きくできる。このようにして、ターンを行う方向への地面反力を十分に得ることができ、素早いターンを実現できるようになる。
前記実施例では、溝2が外甲側から内甲側にかけて斜め後方に配設されている例を示したが、溝2の傾きとしては種々のものが考えられる。図7は、本発明の第1の変形例によるアウトソールプレート構造において、溝の傾きを説明するための概略図である。同図において、一点鎖線Lは、アウトソールプレート本体の前後方向中心線を示しており、これは足長方向と一致している。
前記実施例では、隣り合う各溝の間隔が、外甲側から内甲側に向かうにしたがい広くなっている例を示したが、各溝の間隔はこれに限定されない。図8は、本発明の第2の変形例によるアウトソールプレート構造において、各溝の配列を説明するための概略図である。同図に示すように、各溝g1〜g5は互いに平行に配設されており、隣り合う各溝の間隔は、外甲側から内甲側にかけて一定である。この場合、各溝g1〜g5は、足長方向Lに対していずれも同一の傾斜角をなしている。
前記実施例では、溝2を構成する各溝21〜25が、外甲側から内甲側に向かうにしたがい徐々に湾曲する曲線状の溝になっている例を示したが、各溝21〜25はいずれも直線状に配設されていてもよい。
前記実施例では、溝2を構成する各溝21〜25が、内甲側領域において概略三角形状の横断面形状を有し、外甲側領域において概略円弧形状の横断面形状を有するものを示したが、溝2の横断面形状はこれに限定されない。図10ないし図13は、溝2の横断面形状の変形例を示している。なお、各図においては、ハッチングを省略している。
前記実施例では、図1ないし図4に示したように、前足部領域Fに7個のクリーツを配置し、踵部領域Hに2個のクリーツを配置した例を示したが、クリーツの個数や配置は、前記実施例に示されたものには限定されない。
前記実施例では、好ましい例として、アウトソールプレート本体1において三角形状領域TRの外甲側に高剛性領域部3を設けた例を示したが、この高剛性領域部3は省略することも可能である。三角形状領域TRに溝2を形成することで、当該三角形状領域TRの剛性を相対的に低下させることが可能だからである。
1A: 底面
2(21〜25): 溝
3(3A、3B): 高剛性領域
10〜13’: クリーツ
TE: 拇指球部領域
HE: 子指球部領域
CC: 踵骨
ST: 載距突起部分
TR: 三角形状領域
F: 前足部領域
M: 中足部領域
H: 踵部領域
Claims (10)
- スポーツシューズ用アウトソールプレート構造であって、
着用者の足の前足部領域から踵部領域にかけて延設されたアウトソールプレート本体を備え、
前記アウトソールプレート本体の底面において、足の拇指球部領域、子指球部領域および踵骨の載距突起部分にそれぞれ対応する位置を結んでできる三角形状領域またはその内部に溝を形成した、
ことを特徴とするスポーツシューズ用アウトソールプレート構造。 - 請求項1において、
前記溝が、外甲側から内甲側に向かうにしたがい斜め後方に延びている、
ことを特徴とするスポーツシューズ用アウトソールプレート構造。 - 請求項1または2において、
前記溝が、前記アウトソールプレート本体の内甲側縁部まで延びている、
ことを特徴とするスポーツシューズ用アウトソールプレート構造。 - 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記溝が複数本形成されており、外甲側から内甲側に向かうにしたがい、隣り合う各溝の間隔が広くなっている、
ことを特徴とするスポーツシューズ用アウトソールプレート構造。 - 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
前記溝が複数本形成されており、子指球部領域またはその近傍領域に対応する位置を起点として内甲側に向かうにしたがい扇状に分布している、
ことを特徴とするスポーツシューズ用アウトソールプレート構造。 - 請求項1ないし5のいずれかにおいて、
前記三角形状領域の外甲側領域には、当該三角形状領域の剛性よりも剛性が高い高剛性領域が設けられている、
ことを特徴とするスポーツシューズ用アウトソールプレート構造。 - 請求項6において、
前記高剛性領域が、着用者の足の中足部領域の部位に対応する位置から踵部領域の部位に対応する位置まで配設されている、
ことを特徴とするスポーツシューズ用アウトソールプレート構造。 - 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
当該スポーツシューズがクリーツシューズである、
ことを特徴とするスポーツシューズ用アウトソールプレート構造。 - 請求項8において、
前記溝が、前記クリーツシューズにおいてクリーツが配置されていない個所に形成されている、
ことを特徴とするスポーツシューズ用アウトソールプレート構造。 - 請求項8において、
前記クリーツシューズのクリーツが着用者の足の拇指球部領域および子指球部領域に対応する位置にそれぞれ配置されており、前記溝が複数本形成されるとともに、前記各位置の間のいずれかの部位を起点として内甲側に向かうにしたがい扇状に分布している、
ことを特徴とするスポーツシューズ用アウトソールプレート構造。
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