JP2015020256A - Manufacturing method of component and polishing device - Google Patents
Manufacturing method of component and polishing device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015020256A JP2015020256A JP2013151651A JP2013151651A JP2015020256A JP 2015020256 A JP2015020256 A JP 2015020256A JP 2013151651 A JP2013151651 A JP 2013151651A JP 2013151651 A JP2013151651 A JP 2013151651A JP 2015020256 A JP2015020256 A JP 2015020256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- support member
- polishing
- holding member
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
Description
本発明は、特に光学機器等に用いられる球面レンズ等の部品の製造方法および研磨装置に関するものである。 The present invention relates to a method for manufacturing a part such as a spherical lens used in an optical apparatus or the like, and a polishing apparatus.
光学機器等に用いられる光学素子である球面レンズの研磨加工は、当該球面と同等の球面形状の作用面を有した研磨工具に研磨スラリーを供給し、研磨工具に被加工物を加圧、回転および揺動運動させることで行う。揺動運動は被加工物表面の曲率中心と研磨工具表面の曲率中心を一致させて行い、このような運動により、研磨工具の表面形状が光学素子に転写され、所望の光学素子の形状を得ることができる。
球面レンズを研磨する研磨装置として、特許文献1には、加圧方向を研磨皿の球芯に向け研磨皿を揺動させて研磨する研磨装置が記載されている。また、特許文献2には、リニアガイドを用いた直動軸より構成され、各軸を制御することで、前記被加工物表面の曲率中心と前記研磨工具表面の曲率中心を一致させた揺動運動を実現する装置が記載されている。
Polishing a spherical lens, which is an optical element used in optical equipment, supplies polishing slurry to a polishing tool having a spherical working surface equivalent to the spherical surface, and pressurizes and rotates the workpiece to the polishing tool. And by swinging motion. The rocking motion is performed by matching the center of curvature of the workpiece surface and the center of curvature of the polishing tool surface, and by this motion, the surface shape of the polishing tool is transferred to the optical element to obtain the desired optical element shape. be able to.
As a polishing apparatus for polishing a spherical lens, Patent Document 1 describes a polishing apparatus that polishes a polishing dish by swinging the polishing dish so that the pressing direction is directed toward the spherical core of the polishing dish.
特許文献1、特許文献2に記載の研磨装置はいずれも、研磨皿を揺動させるものであり、球芯からの距離が大きい。このため揺動範囲が大きく、高精度な揺動運動を実現するためには装置剛性、運動精度を向上させなければならず、装置コストが高くなってしまう。研磨装置コストを下げようとすると、装置剛性、運動精度の低下により球芯誤差が大きくなってしまい、被加工物表面と研磨工具表面の接触圧力分布が不均一となり、所望の形状精度が得られないという課題がある。
Each of the polishing apparatuses described in Patent Document 1 and
本発明の部品の製造方法は、被加工物を研磨工具に対して移動させて前記被加工物を研磨して部品を製造する部品の製造方法であって、前記被加工物の被加工面の球芯が支持部材上に位置するように前記被加工物を保持し、前記支持部材上の被加工面の球芯を前記研磨工具の加工面の球芯に位置させた状態で、前記支持部材をアームとアームを連結してなる関節を複数有する多関節アームに取り付け、前記関節を駆動することにより、前記被加工物が前記研磨工具上を移動するように前記支持部材を移動させて、前記被加工物を研磨することを特徴とする。 A method for manufacturing a component according to the present invention is a method for manufacturing a component in which a workpiece is moved with respect to a polishing tool to polish the workpiece and the component is manufactured. The support member is held in a state where the workpiece is held such that the spherical core is positioned on the support member, and the spherical core of the processing surface on the support member is positioned on the spherical core of the processing surface of the polishing tool. Is attached to an articulated arm having a plurality of joints formed by connecting the arms, and by driving the joint, the support member is moved so that the workpiece moves on the polishing tool. The workpiece is polished.
また、本発明の研磨装置は、被加工物を研磨工具に対して移動させて前記被加工物を研磨する研磨装置であって、前記被加工物を保持するための保持部材と、前記保持部材と当接する支持部材と、前記支持部材を移動させる、アームとアームを連結してなる関節を複数有する多関節アームを有し、前記多関節アームの前記複数の関節をそれぞれ駆動して前記支持部材を移動させることを特徴とする。 Further, the polishing apparatus of the present invention is a polishing apparatus that polishes the workpiece by moving the workpiece with respect to a polishing tool, the holding member for holding the workpiece, and the holding member A support member that comes into contact with the arm, and a multi-joint arm having a plurality of joints formed by connecting the arms to move the support member, and driving the plurality of joints of the multi-joint arm, respectively. It is characterized by moving.
本発明は、被加工物および研磨工具を相対的に高精度に移動(揺動)させることができるため、高精度な加工が可能であるとともに、揺動範囲を小さく抑えられ、装置コストを抑えることができる。 According to the present invention, the workpiece and the polishing tool can be moved (swinged) with relatively high accuracy, so that high-precision processing is possible, the swinging range can be reduced, and the apparatus cost can be reduced. be able to.
(第一の実施形態)
本発明の部品の製造方法に係る一実施形態である第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態を示す図である。図1は第一の実施形態における研磨装置の概略図を示す。本実施形態の部品の製造方法に用いる研磨装置は、研磨工具部Aと被加工物保持部Bと移動機構部Cより構成される。図1(a)において、
研磨工具部Aは、研磨工具8を有し、研磨工具8は、図示しない工具回転機構により工具中心軸S回りに回転可能であってもよい。研磨工具は、この分野で公知の研磨工具を用いることができる。例えば、ウレタンシートを貼りあわせたものや、ピッチ等を用いることができる。
(First embodiment)
A first embodiment, which is an embodiment relating to a method for manufacturing a component of the present invention, will be described. FIG. 1 is a diagram showing a first embodiment. FIG. 1 shows a schematic view of a polishing apparatus in the first embodiment. The polishing apparatus used in the component manufacturing method of the present embodiment includes a polishing tool part A, a workpiece holding part B, and a moving mechanism part C. In FIG. 1 (a),
The polishing tool part A may include a
被加工物保持部Bは、被加工物9を保持するための保持部材7と、支持部材6を有する。保持部材7は、被加工物9の被加工面9aの球芯Oを通る光軸が保持部材7の中心軸上に位置するように、被加工物9を保持する。被加工物1の球芯は、研磨前の被加工物1の球芯であってもよいし、研磨によって得ようとする形状(目標とする形状)における球芯であってもよいが、研磨によって得ようとする形状(目標とする形状)における球芯であることが好ましい。
The workpiece holding unit B includes a
移動機構部Cは、支持部材を移動させるための移動機構部であって、
支持部材上の被加工面の球芯を研磨工具の加工面の球芯に位置させた状態で、被加工物が研磨工具上を移動するように支持部材を移動させる。
The moving mechanism C is a moving mechanism for moving the support member,
The support member is moved so that the workpiece moves on the polishing tool in a state where the spherical core of the processing surface on the support member is positioned on the spherical core of the processing surface of the polishing tool.
支持部材の移動は、具体的には、
〔1〕被加工物保持部Bの支持部材6を、被加工物9の被加工面9aの球芯が研磨工具8の加工面8aの球芯Oに位置するように、位置決めすること。
Specifically, the movement of the support member
[1] Positioning the
〔2〕支持部材を揺動軸とし、被加工物9の被加工面9aと研磨工具8の加工面8aの球芯Oを揺動の中心として、被加工物1を研磨工具8上を移動(揺動運動)させること。(例えば、被加工物9を、研磨工具8の径方向(R方向(揺動方向))に往復移動させること。
[2] The workpiece 1 is moved on the
を行なうものである。本実施形態においては、移動機構部として多関節アームを用いる例を記載する。つまり支持部材を多関節アームに取り付ける。多関節アームとは、複数のアームを連結し、連結した部分(関節)を複数有し、それぞれの関節を駆動することで、支持部材を移動させる。図1(a)において、アーム2はアーム関節1を介してフレーム等に、取り付けられる。そして、アーム4はアーム関節3を介してアーム2に、支持部材6はアーム関節5を介してアーム4にそれぞれ連結される。アーム関節1、アーム関節3、アーム関節5は例えば、ハーモニックドライブ(登録商標)、およびステッピングモータ等公知の技術によって駆動される。アーム関節1、アーム関節3、アーム関節5の動きを制御することにより、被加工物9の被加工面9aの球芯(曲率半径)と研磨工具8の加工面8aの球芯(曲率半径)を一致させた状態で支持部材の移動(揺動運動)を行なうことが可能となる。多関節アームを用いると、被加工物の凹凸や、曲率半径によらず、被加工面の球芯を研磨工具の加工面の球芯に高精度に位置決めを行ないながら、コンパクトに揺動させることが可能になる。また、3関節のアームは、3つのモータ、3のハーモニックドライブ(登録商標)、3つのアームより構成することができるため、研磨装置の低コスト化が可能となる。
Is to do. In the present embodiment, an example in which a multi-joint arm is used as the movement mechanism unit will be described. That is, the support member is attached to the articulated arm. A multi-joint arm connects a plurality of arms, has a plurality of connected portions (joints), and moves each support member by driving each joint. In FIG. 1A, the
しかし、揺動運動には必ず僅かながら球芯誤差が生じてしまう。(球芯誤差とは揺動運動中の、被加工物表面の曲率中心と研磨工具表面の曲率中心間の距離を示す。)この球芯誤差によって、被加工物表面と研磨工具表面の接触圧力分布が不均一(一部分に圧力が集中する片当たりが発生)となり、所望の形状精度が得られない場合がある。この球芯誤差による片当たりを、保持部材7と支持部材6の連結部を傾斜自在とすることにより防止する。これにより球芯誤差が大きい場合であっても、研磨工具から被加工物に加えられる圧力の差を小さくすることができ、所望の形状精度を得ることができる。
However, a slight sphere core error always occurs in the swing motion. (Spherical core error refers to the distance between the center of curvature of the workpiece surface and the center of curvature of the polishing tool surface during rocking motion.) The contact pressure between the workpiece surface and the polishing tool surface due to this spherical core error. In some cases, the distribution is non-uniform (a piece of contact where pressure is concentrated on a part occurs), and a desired shape accuracy may not be obtained. One-sided contact due to this spherical core error is prevented by making the connecting portion of the
次に、この保持部材7と支持部材6の連結部分について詳細に説明する。図1(b)は、連結部分の一例について概略図を示したものである。
Next, the connecting portion between the holding
図1(b)において、7は被加工物を保持するための保持部材であり、弾性シート10を介して、被加工物9を保持する。加工前の被加工物は、加工により光学部材となるレンズ素材、ミラー素材、加工によりレンズやミラー等の光学部材を成形するための金型となる樹脂や金属のブランク、あるいは加工により光学部材の原器となるブランクであることが好ましい。加工後の被加工物である部品は、レンズ、ミラー等の光学部材、レンズやミラー等の光学部材を成形するための金型、あるいは光学部材の原器等であることが好ましい。
In FIG. 1B,
被加工物9と弾性シート10との間の滑りを抑制するため、弾性シート10は表面の摩擦係数が大きいものを用いることが好ましい。また、被加工物9と弾性シート10間の滑りを抑制するため、被加工物9を保持部材に真空吸着してもよい。16は支持部材6の連結部であり、支持部材6と同一部材であってもよいし、別部材であってもよい。連結部16の先端部は凹状の球面からなる凹球面部161を有する。
In order to suppress slippage between the
また、連結部16には、被加工物9を保持部材7に真空吸着させる場合は、排気流路162が形成されていてもよい。
Further, when the
保持部材7は、連結部16を介して支持部材6と連結される。また、保持部材7の中心部には凸部17が形成され、その凸部を囲むように滑り部材14が配置される。この滑り部材14が連結部16の凹球面部161に当接し、保持部材7は支持部材6に接続される。滑り部材14は、例えば合成樹脂やゴム等を用いることができる。
The holding
また、保持部材7には被加工物9を保持部材7に真空吸着させる場合は、排気流路172が形成されていてもよい。また、保持部材7の外周部には外筒11が取り付けられている。この外筒11の内側に被加工物9を収容することで、被加工物9が保持部材から飛び出すことなく、被加工物9を保持部材7の適正な位置に支持することができる。また、揺動方向(R方向)に対して拘束することができる。
Further, when the
前述したように、図1(a)に示す、アーム関節1、アーム関節3、アーム関節5を制御することにより、被加工物9の被加工面9aの球芯(曲率半径)と研磨工具8の加工面8aの球芯(曲率半径)を一致させた状態で支持部材6を揺動させる。ここでいう揺動とは、被加工物9の被加工面9aの球芯(曲率半径)と研磨工具8の加工面8aの球芯(曲率半径)を一致させた状態で支持部材6を移動(揺動中心をOとして往復運動)させる。そして研磨工具の径方向(R方向)に、被加工物を往復運動させることをいう。球芯誤差がない場合は、保持部材7の中心軸と支持部材6の中心軸Tとは一致した状態で揺動がなされる。滑り部材14は連結部16の凹球面部161の球面上を滑る機構となっており、保持部材7(被加工物9)の中心軸は、連結部16の凹球面部161の曲率中心P1を支点として支持部材6の中心軸に対して傾斜自在である。また、保持部材7は、支持部材6に対して回転自在である。そのため、揺動運動中に球心誤差が生じた場合、保持部材7の中心軸が支持部材6の中心軸Tから自在に傾斜する。また、保持部材7が支持部材6に対して自在に回転する。これにより、被加工物1表面に不均一な圧力を生じさせることなく研磨工具8の加工面にならうことが可能となる。そして、球芯誤差(揺動運動中の、被加工物表面の曲率中心と研磨工具表面の曲率中心間の距離の変化)を少なくすることができる。また、連結部16の凹球面部161の曲率中心P1と滑り部材14と連結部16の接触点Sを結んだ線分SP1と、被加工物9の光軸(中心軸)のなす角θは以下の式(1)を満たすことが望ましい。
As described above, by controlling the arm joint 1, the arm joint 3, and the arm joint 5 shown in FIG. 1A, the spherical core (curvature radius) of the work surface 9a of the
ここで、μは研磨加工中における、被加工物9と研磨工具8の動摩擦係数である。また、式(1)を、滑り部材14の直径d、連結部16の凹球面部161の曲率半径rで示すと以下式(2)となる。
Here, μ is a dynamic friction coefficient between the
式(1)、または式(2)を満たすθ、R、またはdを決定し、保持部材7、連結部16、および滑り部材14を作製する。これにより、研磨加工中に被加工物9と研磨工具8の間に生じる摩擦力によって滑り部材14が連結部16の凹球面部161から脱落することなく、安定した研磨加工が可能となる。
Θ, R, or d that satisfies Expression (1) or Expression (2) is determined, and the holding
このような構成により、球芯誤差がない場合は、保持部材の中心軸(被加工物9の光軸(中心軸))は支持部材6の中心軸Tと同軸となるように配置される。また、球芯誤差が生じた場合であっても、保持部材の中心軸が支持部材の中心軸Tに対して自在に傾斜し、保持部材が支持部材に対して自在に回転するため、片当りをほとんど発生させることなく加工を行なうことができる。よって、所望の形状精度を得られる。ここで片当たりとは、加工時に被加工物9が研磨工具8より受ける力が均一ではないこと、つまり被加工物の一部分に研磨工具8より受ける力が集中してしまうことを言う。
With such a configuration, when there is no spherical core error, the center axis of the holding member (the optical axis (center axis) of the workpiece 9) is arranged so as to be coaxial with the center axis T of the
連結部16の凹球面部161の曲率中心P1と被加工物9の被加工面9aの中心との距離D1は小さいことが望ましい。D1が大きい場合には、研磨加工中に被加工物9と研磨工具8の間に生じる摩擦力に偏りが生じる。そして、連結部16の凹球面部161の曲率中心P1のまわりに生じる保持部材7のモーメントが大きくなり、被加工物9に片当りが生じてしまい、高精度の加工を行なうことができない。しかし、本実施形態の構成にすることにより、連結部16の凹球面部161の曲率中心P1と被加工物9の中心との距離D1をより小さくすることができるため、被加工物の中心肉厚が厚い場合であっても高精度な加工を行なうことが可能となる。
It is desirable that the distance D 1 between the center of curvature P 1 of the concave
支持部材6をワーク回転機構61により中心軸T回りに回転させることで保持部材7を回転させてもよい。この場合は、図2に示すように、支持部材6は、外周部に回転伝達部材62、ワーク回転機構61を有し、この回転伝達部材62の一方の端部をワーク回転機構61に連結する。また、もう一方の端部を保持部材7に連結する。これにより、ワーク回転機構61よる回転を、保持部材7に伝達する。回転伝達部材62、ワーク回転機構61は、図1(a)における保持部材7とアーム関節5との間に設けることが好ましい。回転伝達部材62は、例えば、弾性体を用いることができる。弾性体の材料はゴム材または発泡させたウレタン材が望ましい。形状は、円柱形状、円筒形状、またはベローズ形状が望ましいが、コイルスプリングのようなコイル状またはベローズ状の金属材であっても良い。連結部16の凹球面部161の曲率中心P1まわりに生じるモーメント剛性(1deg傾けるために必要な負荷Nmm)は、15[Nmm/deg]以下であることが好ましい。モーメント剛性を15[Nmm/deg]以下にするためには、回転伝達部材62の形状または物性を検討する必要がある。回転伝達部材62はワーク回転機構61から保持部材7にトルク伝達を行う部材であるため、ねじりモーメントによる応力により、回転伝達部材62が破断しない範囲内で、形状または物性の変更を行う。
The holding
回転伝達部材62に弾性体を用いることで、被加工物9の回転軸に交差する任意の軸まわりのモーメント剛性を小さくできる。そのため、研磨装置の球心誤差が比較的大きい場合であっても、被加工物9が研磨工具8にならおうとする力を阻害することがない。よって、被加工物表面に研磨工具から加わる圧力が均一となり、優れた形状精度を得られる。また、回転伝達部材62により被加工物9の回転数が機械的に制御されるため、被加工物9表面の研磨工具8表面に対する相対速度を制御することが可能となり、より優れた形状精度が得られる。また、回転伝達部材62により被加工物9の回転数が機械的に制御されるため、被加工物9表面の研磨工具8表面に対する相対速度を制御することが可能となり、より優れた形状精度が得られる。研磨工具表面の摩耗や、保持部材7と支持部材6の連結部分の摩耗による、被加工物表面の研磨工具表面に対する相対速度の経時的な変化が発生しない。よって、被加工物の表面の除去速度が安定し、加工される部品は高い形状精度が得られる。
By using an elastic body for the
また、研磨工具8を工具回転機構(不図示)により回転させてもよい。被加工物表面の研磨工具表面に対する相対速度を均一にするためには、被加工物の回転数を研磨工具の回転数と同様にすることが望ましい。
Further, the
さらに、支持部材6を中心軸Tと平行な方向に移動させることによって、被加工物9を研磨工具8に対して押し付けて圧力を加える(加圧する)加圧機構を有していてもよい。
Furthermore, a pressing mechanism that presses (presses) the
(第二の実施形態)
次に本発明の第二の実施形態について説明する。第一の実施形態と異なる部分である、保持部材7および連結部16について説明する。図1(c)は、保持部材7および連結部16の第二の実施形態を示している。
(Second embodiment)
Next, a second embodiment of the present invention will be described. The holding
保持部材7は中心部に凹形状部19を有し、連結部16の先端は凸球面部162となっている。保持部材7の凹形状部19は連結部16の凸球面部162により支持される。保持部材7の凹球面部19と連結部16の凸球面部162は、自在に傾斜可能である。また、被加工物9は連結部16の凸球面部162の曲率中心P2を支点として回転自在である。そのため、揺動運動中に球芯誤差が生じた場合であっても、被加工物1の表面に加圧力の偏りを生じさせることなく研磨工具にならうことが可能となる。
The holding
図1(c)に示すように連結部16の凸球面部と接する保持部材7の凹形状は球面形状であってもよい。
As shown in FIG. 1 (c), the concave shape of the holding
また、図1(d)に示すように連結部16の凸球面部と接する保持部材7の凹形状はテーパー形状であっても良い。
Moreover, as shown in FIG.1 (d), the concave shape of the holding
さらに、連結部16の凸球面部162の曲率中心P2と被加工物9の表面の中心との距離D2は小さいことが望ましい。連結部16の球面部は、凸球面部(本実施形態)より、凹球面部(第一の実施形態)の方が、連結部16の球面部の曲率中心Pと被加工物1の表面の中心との距離Dを小さくすることができる。よって、特に被加工物1の形状における肉厚が厚いものである場合は、連結部16の球面部は、凹球面部(第一の実施形態の構成)を用いることがより好ましい。
Furthermore, it is desirable that the distance D 2 between the center of curvature P 2 of the convex
(第三の実施形態)
次に本発明の第三の実施形態について説明する。第三の実施形態は、被加工物の搬送に関するものである。図3は、第三の実施形態を説明する図である。図1、図2と同一構成である部分には同一の符号を付し説明を省略する。図3(a)において、23はバネであり、支持部材6の端部に形成された凹球面部とは異なるもう一方の端部に連結されている。支持部材6は軸受け22をガイドとして中心軸と平行な方向(直動方向)に運動可能な構成となっている。バネ23は自然長L0に対して、ΔLの圧縮方向変位が与えられている。ここで、ΔLは後述するΔL’より小さく設定する必要がある。保持部材7に固定された第一の部材20は、圧縮されたバネ23の弾性力により第二の部材21に押し付けられており、第一の部材20が第二の部材21から受ける垂直抗力Nとバネ23の弾性力Fがつり合っている。そのため、支持部材6の球面部の曲率中心を支点とした保持部材7の傾斜運動、は拘束され、保持部材7の姿勢が安定するため、被加工物の安定した自動搬送が可能となる。また、研磨加工時には図3(b)に示すように、研磨工具8が被加工物9をバネ23の圧縮方向にΔL’押し込むことで、バネ23の弾性力F’により被加工物9に所望の加圧力F’を与える構成となっている。そのため、研磨加工時には第一の部材20は第二の部材21と非接触となり、保持部材7は支持部材6の球面部の曲率中心を支点として傾斜自在となる。
(Third embodiment)
Next, a third embodiment of the present invention will be described. The third embodiment relates to the conveyance of a workpiece. FIG. 3 is a diagram for explaining the third embodiment. Parts having the same configurations as those in FIG. 1 and FIG. In FIG. 3A,
以上のような研磨加工方法により、研磨加工時は球芯誤差が大きい場合においても所望の被加工物形状精度が得られ、自動搬送時は被加工物(部品)の保持体の姿勢が安定し、被加工物(部品)の搬送が安定して行なえるようになる。 By the polishing method described above, the desired workpiece shape accuracy can be obtained even when the spherical core error is large during polishing, and the posture of the workpiece (part) holder is stabilized during automatic conveyance. The workpiece (parts) can be conveyed stably.
また、第一の部材20と第二の部材21が非接触状態にある時、第二の部材21の回転を第一の部材20に伝える機構(例えば溝を設けておく等の周知技術)を第一の部材20または第二の部材21に設けておく。そして第二の部材21にワーク回転機構により回転を加えることで、保持部材7を回転させて被加工物9を回転させながら加工することも可能である。
In addition, when the
実施例1では、第一の実施形態を用いて光学部材を加工した。光学部材は、外径Φ25[mm]、曲率半径R=28[mm]凸面形状、中心肉厚=2[mm]の一般光学ガラスとした。 In Example 1, the optical member was processed using the first embodiment. The optical member was a general optical glass having an outer diameter of Φ25 [mm], a curvature radius R = 28 [mm] convex shape, and a center thickness = 2 [mm].
研磨加工は図1(a)におけるアーム関節1、アーム関節3、アーム関節5を制御することにより、被加工物9表面の曲率半径と研磨工具8表面の曲率半径を一致させた状態で揺動運動を行うことで実施した。揺動運動は、研磨工具8の中心軸に対して被加工物9中心軸の傾斜角が20〜28[deg]の範囲を一往復8[s]の周期で行った。尚、本実施例の研磨加工における揺動運動時の球芯誤差は180[μm]であった。図1(b)における保持部を構成する部品の材質は、弾性シート10がゴム硬度アスカ―Aスケール30程度の弾性体とした。また、外筒11が合成樹脂、保持部材7がステンレススチール、滑り部材14が合成樹脂、支持部材6がステンレススチールとした。滑り部材14と支持部材6の接触部には、摺動性および耐摩耗性の向上を目的として機械用グリスを塗布した。図1(b)において、支持部材6球面部の曲率中心P1と滑り部材14と支持部材6の接触点Sを結んだ線分をSP1と、被加工物9中心軸のなす角θを41.8[deg]とした。また、滑り部材14の直径d=8[mm]、支持部材6の球面部161はr=6[mm]とし、式(1)および式(2)を満たす構成とした。ここで、研磨加工中の動摩擦係数はμ=0.9を想定した。また、図1(b)において、支持部材6の球面部161の曲率中心P1と被加工物9表面中心との距離D1=2.3[mm]とした。図1(a)における研磨工具8は工具基台に発砲ポリウレタンを貼り付けたものを用いた。研磨液は酸化セリウム系研磨剤を水に添加したスラリーを用いた。研磨加工における研磨工具8の回転数は1800[rpm]、被加工物9の回転数は1800[rpm]、加工面圧は26[kPa]とした。
In the polishing process, the arm joint 1, the arm joint 3 and the arm joint 5 in FIG. 1A are controlled so that the curvature radius of the surface of the
以上の構成、条件で研磨加工を行った際の部品(加工後の被加工物)の形状誤差を図4に示す。形状誤差のPVが100[nm]以下であり、所望の形状精度が得られた。以上のように、本発明の研磨加工方法により、球芯誤差が比較的大きい場合においても、被加工物表面と研磨工具表面の接触圧力分布が均一となり、所望の部品形状精度が得られた。 FIG. 4 shows the shape error of a part (workpiece after processing) when polishing is performed with the above configuration and conditions. The PV of the shape error was 100 [nm] or less, and the desired shape accuracy was obtained. As described above, according to the polishing method of the present invention, even when the sphere core error is relatively large, the contact pressure distribution between the workpiece surface and the polishing tool surface is uniform, and a desired part shape accuracy is obtained.
実施例2では、第二の実施形態を用いて光学部材を加工した。光学部材は、外径Φ18 [mm]、曲率半径R=16[mm]凹面形状、中心肉厚=1[mm]の一般光学ガラスとした。 In Example 2, the optical member was processed using the second embodiment. The optical member was a general optical glass having an outer diameter of Φ18 [mm], a radius of curvature R = 16 [mm], and a central thickness = 1 [mm].
研磨加工は実施例1と同様に、図1(a)におけるアーム関節1、アーム関節3、アーム関節5を制御することにより、被加工物9表面の曲率半径と研磨工具8表面の曲率半径を一致させた状態で揺動運動を行うことで実施した。揺動運動は、研磨工具8の回転軸に対して被加工物9回転軸の傾斜角が27〜37[deg]の範囲を一往復8[s]の周期で行った。尚、本実施例の研磨加工における揺動運動時の球芯誤差は150[μm]であった。図1(c)における保持部を構成する部品の材質は、弾性シート10がゴム硬度アスカ―Aスケール30程度、外筒11が合成樹脂、保持部材7および支持部材6がステンレススチールとした。支持部材6の球面部は耐摩耗性を向上させるために、焼き入れ焼き戻しを行った。保持部材7と支持部材6の接触部には、摺動性および耐摩耗性の向上を目的として機械用グリスを塗布した。また、支持部材6の凸球面部の曲率中心P2と被加工物9表面中心との距離D2=8.5[mm]とした。図1(a)における研磨工具8は実施例1と同様の構成のものを用いた。研磨液は実施例1と同様の構成のものを用いた。研磨加工における研磨工具8の回転数は2400[rpm]、被加工物9の回転数は2400[rpm]、加工面圧は26[kPa]とした。
In the polishing process, similarly to the first embodiment, by controlling the arm joint 1, the arm joint 3, and the arm joint 5 in FIG. 1A, the curvature radius of the surface of the
以上の構成、条件で研磨加工を行った際の部品(加工後の被加工物)の形状誤差を図5に示す。形状誤差のPVが100[nm]以下であり、所望の形状精度が得られた。以上のように、本発明の研磨加工方法により、球芯誤差が比較的大きい場合においても、被加工物表面と研磨工具表面の接触圧力分布が均一となり、所望の部品形状精度が得られる。 FIG. 5 shows the shape error of a part (workpiece after processing) when polishing is performed with the above configuration and conditions. The PV of the shape error was 100 [nm] or less, and the desired shape accuracy was obtained. As described above, according to the polishing method of the present invention, even when the spherical core error is relatively large, the contact pressure distribution between the workpiece surface and the polishing tool surface becomes uniform, and a desired part shape accuracy can be obtained.
実施例3では、実施例2と同様の加工を行ない、第三の実施形態で示した自動搬送を行なった。自動搬送は、図6(a)に示すように、置台25上にある被加工物9をシリンダ24により上昇させ、保持部材7の外筒11に挿入および吸着することで、被加工物9の搬送を行った。このとき、保持部材7は図3(a)に示す構成を用い、バネ23はバネ定数k=1.77[N/mm]、自然長L0=35[mm]のコイルスプリングを使用し、ΔL=2[mm]の圧縮方向変位が与えられた構成とした。第一の部材20は第二の部材21にバネ23の弾性力F=3.54[N]の力で押し付けられているため、支持部材6球面部の曲率中心を支点とした保持部材7の傾斜は拘束された。そのため、保持部材7の姿勢が安定し、被加工物9の安定した自動搬送が可能となった。
In Example 3, the same processing as in Example 2 was performed, and the automatic conveyance shown in the third embodiment was performed. As shown in FIG. 6A, the automatic conveyance is performed by raising the
次に、図6(a)において保持部材7で保持された被加工物9をアーム部で搬送し、図6(b)に示すように、研磨工具8に押し付けて研磨加工を実施した。研磨加工における加工条件は、実施例2と同様とした。また、加工面圧26[kPa]を得るため、図3(b)におけるバネ23の自然長L0に対する圧縮方向変位ΔL’=3.9[mm]とした。研磨加工時は、図3(b)に示すように、第一の部材20は第二の部材21と非接触となり、保持部材7は支持部材6の球面部の曲率中心を支点として傾斜自在となった。以上の構成で、50枚の被加工物を自動搬送および研磨加工を実施した結果、搬送不良の無い搬送を実現し、所望の形状精度が得られた。
Next, the
1 アーム関節1
2 アーム1
3 アーム関節2
4 アーム2
5 アーム関節3
6 支持部材
7 保持部材
8 研磨工具
9 被加工物
10 弾性シート
11 外筒
12 保持部
13 支持部材
14 滑り部材
1 Arm joint 1
2 Arm 1
3
4
5 Arm joint 3
6
Claims (14)
前記被加工物の被加工面の球芯が支持部材上に位置するように前記被加工物を保持し、前記支持部材上の被加工面の球芯を前記研磨工具の加工面の球芯に位置させた状態で、前記支持部材をアームとアームを連結してなる関節を複数有する多関節アームに取り付け、前記関節を駆動することにより、前記被加工物が前記研磨工具上を移動するように前記支持部材を移動させて、前記被加工物を研磨することを特徴とする部品の製造方法。 A method of manufacturing a component for manufacturing a component by moving the workpiece with respect to a polishing tool and polishing the workpiece,
The workpiece is held so that the spherical core of the workpiece surface of the workpiece is positioned on the support member, and the spherical core of the workpiece surface on the support member is used as the spherical core of the machining surface of the polishing tool. In this state, the support member is attached to a multi-joint arm having a plurality of joints formed by connecting the arms to each other, and the workpiece is moved on the polishing tool by driving the joint. A method of manufacturing a part, wherein the workpiece is polished by moving the support member.
前記被加工物を保持するための保持部材と、
前記保持部材と当接する支持部材と、
前記支持部材を移動させる、アームとアームを連結してなる関節を複数有する多関節アームを有し、
前記多関節アームの前記複数の関節をそれぞれ駆動して前記支持部材を移動させることを特徴とする研磨装置。 A polishing apparatus for polishing a workpiece by moving the workpiece relative to a polishing tool,
A holding member for holding the workpiece;
A support member in contact with the holding member;
An articulated arm having a plurality of joints formed by connecting the arm and the arm for moving the support member;
A polishing apparatus, wherein each of the plurality of joints of the multi-joint arm is driven to move the support member.
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013151651A JP6274769B2 (en) | 2013-07-22 | 2013-07-22 | Part manufacturing method and polishing apparatus |
TW103122661A TWI584914B (en) | 2013-07-22 | 2014-07-01 | Component manufacturing method and polishing apparatus |
US14/332,789 US10052737B2 (en) | 2013-07-22 | 2014-07-16 | Component manufacturing method and polishing apparatus |
US16/048,968 US10252393B2 (en) | 2013-07-22 | 2018-07-30 | Component manufacturing method and polishing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013151651A JP6274769B2 (en) | 2013-07-22 | 2013-07-22 | Part manufacturing method and polishing apparatus |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018001346A Division JP6513236B2 (en) | 2018-01-09 | 2018-01-09 | Method of manufacturing parts and polishing apparatus |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015020256A true JP2015020256A (en) | 2015-02-02 |
JP2015020256A5 JP2015020256A5 (en) | 2016-09-01 |
JP6274769B2 JP6274769B2 (en) | 2018-02-07 |
Family
ID=52485184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013151651A Active JP6274769B2 (en) | 2013-07-22 | 2013-07-22 | Part manufacturing method and polishing apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6274769B2 (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015020255A (en) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | キヤノン株式会社 | Manufacturing method of component and polishing device |
CN117020831A (en) * | 2023-10-08 | 2023-11-10 | 河南百合特种光学研究院有限公司 | High-precision curved mirror processing method |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3886696A (en) * | 1972-10-26 | 1975-06-03 | Loh Kg Optik W | Mounting device for optical lenses |
JPH03111163A (en) * | 1989-09-21 | 1991-05-10 | Micro Eng Kk | Polishing device for spherical face lens |
JPH04300162A (en) * | 1991-02-08 | 1992-10-23 | Yamaha Motor Co Ltd | Method of finishing surface and device therefor |
JPH11151649A (en) * | 1997-11-19 | 1999-06-08 | Canon Inc | Lens holder |
JP2007185755A (en) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Olympus Corp | Polishing method and polishing device |
JP2015020255A (en) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | キヤノン株式会社 | Manufacturing method of component and polishing device |
-
2013
- 2013-07-22 JP JP2013151651A patent/JP6274769B2/en active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3886696A (en) * | 1972-10-26 | 1975-06-03 | Loh Kg Optik W | Mounting device for optical lenses |
JPH03111163A (en) * | 1989-09-21 | 1991-05-10 | Micro Eng Kk | Polishing device for spherical face lens |
JPH04300162A (en) * | 1991-02-08 | 1992-10-23 | Yamaha Motor Co Ltd | Method of finishing surface and device therefor |
JPH11151649A (en) * | 1997-11-19 | 1999-06-08 | Canon Inc | Lens holder |
JP2007185755A (en) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Olympus Corp | Polishing method and polishing device |
JP2015020255A (en) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | キヤノン株式会社 | Manufacturing method of component and polishing device |
JP6207275B2 (en) * | 2013-07-22 | 2017-10-04 | キヤノン株式会社 | Component manufacturing method, polishing apparatus, optical member manufacturing method, and mold manufacturing method |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015020255A (en) * | 2013-07-22 | 2015-02-02 | キヤノン株式会社 | Manufacturing method of component and polishing device |
CN117020831A (en) * | 2023-10-08 | 2023-11-10 | 河南百合特种光学研究院有限公司 | High-precision curved mirror processing method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6274769B2 (en) | 2018-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10252393B2 (en) | Component manufacturing method and polishing apparatus | |
KR102625451B1 (en) | Planarizing device | |
JP6358327B2 (en) | Jig for measuring optical element, eccentricity measuring device and eccentricity measuring method | |
US9764441B2 (en) | Device for polishing optical lenses | |
JP6274769B2 (en) | Part manufacturing method and polishing apparatus | |
JP6207275B2 (en) | Component manufacturing method, polishing apparatus, optical member manufacturing method, and mold manufacturing method | |
JP3630958B2 (en) | Lens holding device | |
JP4709257B2 (en) | Lens polishing equipment | |
JP5074015B2 (en) | Surface processing method and surface processing apparatus | |
JP2013233651A (en) | Pressing force detection device for grinder | |
JP6513236B2 (en) | Method of manufacturing parts and polishing apparatus | |
CN103128644B (en) | For the equipment to curved workpieces Surface Finishing | |
US20140248824A1 (en) | Processing apparatus and optical member manufacturing method | |
JP2019055452A (en) | Convex lens processing device, convex lens processing method and grindstone | |
JP3673703B2 (en) | Polishing tool | |
JP3885964B2 (en) | Curved surface polishing apparatus and curved surface polishing method | |
JP5344290B2 (en) | Polishing equipment | |
JP2009113162A (en) | Polishing device and method | |
JP2010042489A (en) | Workpiece receiver and cylindrical grinding machine including the same | |
JP5165460B2 (en) | Work holder and work processing method | |
JP3673682B2 (en) | Polishing tool | |
CN109129104A (en) | Lens grinding device and lens grinding method | |
JP2014138962A (en) | Grinding device and method | |
JP4185380B2 (en) | Lens polishing equipment | |
JP2019013998A (en) | Workpiece processing system and shape data acquisition device for grindstone |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160719 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160719 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170411 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170808 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171212 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180109 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6274769 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |