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JP2015018099A - ヘッドアップディスプレイ装置、および画像投影装置 - Google Patents

ヘッドアップディスプレイ装置、および画像投影装置 Download PDF

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JP2015018099A
JP2015018099A JP2013145134A JP2013145134A JP2015018099A JP 2015018099 A JP2015018099 A JP 2015018099A JP 2013145134 A JP2013145134 A JP 2013145134A JP 2013145134 A JP2013145134 A JP 2013145134A JP 2015018099 A JP2015018099 A JP 2015018099A
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孝啓 南原
Takahiro Nambara
孝啓 南原
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Abstract

【課題】スクリーン面上でビーム光を走査して形成した画像を投影するHUD装置において、コンバイナーの搭載角度を容易に決定可能とする。【解決手段】ビーム光照射部からのビーム光をスクリーンで光束に変換し、その光束をコンバイナーで反射することによって虚像を表示する。スクリーンは、光束を出射する方向に対してスクリーンの法線が傾いている。そして、スクリーンの法線を傾ける回転方向は、スクリーンからの光束に対してコンバイナーの法線方向が傾いた回転方向となっている。こうすれば、虚像が倒れて表示される現象を大幅に抑制することができるので、何らの試行錯誤を要することなく、コンバイナーの最適な搭載角度を容易に決定することが可能となる。【選択図】図8

Description

本発明は、運転席の前方に設けられた透明な板状部材に画像を投影することによって、運転席の前方の景色に重ねて画像を表示するヘッドアップディスプレイ装置、およびヘッドアップディスプレイ装置に用いられる画像投影装置に関する。
車両の運転者に対して、前方からの視線の移動を強いることなく、各種の情報を提示することが可能な技術としては、「コンバイナー」と呼ばれる透明な板状部材に画像を投影して、前方の景色に重ねて画像を虚像表示するヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置)が知られている。
HUD装置でコンバイナーに投影して虚像表示するための画像は、液晶画面を用いて形成する方式が提案されているが、高輝度の画像を得るために、スクリーンの背面側からビーム光を走査するなどしてスクリーン上に画像を形成する方式も提案されている。
このようにスクリーン上に画像を形成する場合、スクリーン面の向きは、画像を投影するコンバイナーに正対する向きに(すなわち、スクリーン面の法線がコンバイナーに向くように)設けられる。これは、コンバイナーに対してスクリーン面を正対させた方が、斜めに設けた場合よりもスクリーン面が広く見えるので、大きな画像を投影して表示することが可能となるためである(特許文献1)。
特開2009−163191号公報
しかし、コンバイナーを用いたHUD装置では、HUD装置を車両に実装する時のコンバイナーの搭載角度を決定するために、何度も試行錯誤を繰り返さなければならず、たいへんな労力を要するという問題があった。
これは、次のような理由による。先ず、スクリーン面をコンバイナーに対して正対するように設けると、運転者から見て虚像が向こう側に大きく不自然に倒れて見えてしまうことが通常である。このため、コンバイナーの搭載角度を調整することによって、運転者が不自然に感じない程度まで虚像を立たせようとするが、実際にはコンバイナーの搭載角度は、ウィンドシールドガラスとの干渉や、運転者の目の位置との関係による制約を受けるため、コンバイナーの搭載角度を自由に変更することは難しい。その結果、単にコンバイナーの搭載角度を調整するだけに留まらず、HUD装置の搭載位置や、HUD装置の搭載角度、ウィンドシールドガラスの形状などを試行錯誤によって少しずつ見直しながら、運転者が不自然に感じない程度まで虚像の倒れを軽減しなければならない。このような理由から、コンバイナーの搭載角度の決定には、たいへんな労力が必要となるという問題があった。
また、近年では、拡散面を有するスクリーン上に、(背面側からではなく)表側からビーム光を走査して画像を形成するタイプのHUD装置も開発されており、このHUD装置においても、上述した問題は同様に生じていた。
この発明は、上述した問題に鑑みてなされたものであり、スクリーン面上でビーム光を走査して形成した画像を投影するHUD装置において、コンバイナーの搭載角度を容易に決定することができ、HUD装置を車両に容易に搭載することが可能な技術の提供を目的とする。
上述した問題を解決するために本発明のヘッドアップディスプレイ装置は、ビーム光照射部からのビーム光を、スクリーンを用いて光束に変換し、その光束をコンバイナーで反射することによって虚像を表示する。ここで、スクリーンは、光束を出射する方向に対してスクリーンの法線方向を傾けて設けられている。そして、スクリーンを傾ける回転方向は、スクリーンからの光束に対してコンバイナーの法線方向が傾いた回転方向に設定されている。
尚、ビーム光照射部は、反射鏡などを介さずに直接、スクリーンにビーム光を照射しても良いし、反射鏡などを介して間接的にスクリーンにビーム光を照射しても良い。また、スクリーンは、反射鏡などを介さずに直接、コンバイナーに光束を出射しても良いし、反射鏡などを介して間接的にコンバイナーに光束を出射しても良い。
詳細には後述するが、本願の発明者が見出した知見によれば、スクリーンの搭載角度と、コンバイナーの搭載角度と、虚像の傾きとの間には、事実上、一定の法則が成り立っている。そして、この法則に従えば、スクリーンがコンバイナーに出射する光束に対してスクリーンを傾けることによって、虚像が倒れて表示される現象を大幅に抑制することができる。また、スクリーンを傾ける回転方向は、コンバイナーに出射する光束に対するスクリーンの法線方向が、スクリーンからの光束に対してコンバイナーの法線方向が傾いた回転方向と同じ方向となるようにしてやればよい。こうすれば、虚像の倒れを大幅に抑制することができるので、何らの試行錯誤を要することなく、コンバイナーの最適な搭載角度を容易に決定することがで、その結果、ヘッドアップディスプレイ装置を容易に搭載することが可能となる。
また、上述した本発明のヘッドアップディスプレイ装置においては、スクリーンを次のような向きに傾けても良い。先ず、虚像が立像する位置から、その虚像が立像する方向に延長した虚像平面を想定して、その虚像平面と、コンバイナーの主平面との交線を求める。そして、スクリーンが設けられた平面を延長したスクリーン平面が、虚像平面とコンバイナーの主平面との交線から所定距離以内を通過するような向きに、スクリーンを設けることとしても良い。
こうすれば、目的とする虚像平面を設定して、その虚像平面とコンバイナーの主平面との交線から所定距離以内をスクリーン平面が通過するように、スクリーンの向きを決定することで、目的とする箇所で、且つ、目的に近い傾きで虚像を表示させることができる。
また、上述した本発明のヘッドアップディスプレイ装置においては、スクリーン平面が、虚像平面とコンバイナーの主平面との交線を通過するような向きに、スクリーンを傾けて設けることとしても良い。
こうすれば、目的とする虚像平面を設定して、その虚像平面とコンバイナーの主平面との交線をスクリーン平面が通過するように、スクリーンの向きを決定することで、目的とする箇所で、且つ、目的とする傾きで虚像を表示させることができる。
また、上述した本発明のヘッドアップディスプレイ装置では、ビーム光照射部から照射されるビーム光に対して、スクリーンの法線方向を傾けて設けられている。従って、この点に着目すれば、本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に用いられる画像投影装置の態様で把握することもできる。
すなわち、本発明の画像投影装置では、ビーム光照射部からのビーム光を、スクリーンを用いて光束に変換して出射する。このスクリーンは、光束として出射する方向に対して、スクリーンの法線方向を傾けて設けられている。
尚、本発明の画像投影装置においても、ビーム光照射部は、反射鏡などを介さずに直接、スクリーンにビーム光を照射しても良いし、反射鏡などを介して間接的にスクリーンにビーム光を照射しても良い。
このような本発明の画像投影装置においては、光束を出射する方向に対してスクリーンが傾いているので、出射した光束をコンバイナーで反射するだけで、虚像が倒れて表示される現象を大幅に抑制することができる。その結果、特に試行錯誤を要することなく、コンバイナーの最適な搭載角度を容易に決定することができ、ヘッドアップディスプレイ装置が搭載された車両に容易に実現することが可能となる。
本実施例のHUD装置10を搭載した車両1についての説明図である。 HUD装置10に搭載されたレーザースキャナ100についての説明図である。 HUD装置10に搭載されたスクリーン14についての説明図である。 スクリーン14をレーザースキャナ100に正対させた場合に虚像4が倒れる様子を示した説明図である。 スクリーン平面と、コンバイナー12の主平面と、虚像平面との位置関係を示した説明図である。 スクリーン平面とコンバイナー12の主平面との位置関係を示した説明図である。 虚像平面とコンバイナー12の主平面との位置関係を示した説明図である。 スクリーン14をレーザースキャナ100に対して傾けることによる効果を示した説明図である。 スクリーン14を傾ける回転方向についての説明図である。 本実施例の画像投影装置20によって得られる効果を示した説明図である。 変形例のHUD装置30を搭載した車両1についての説明図である。
以下では、上述した本願発明の内容を明確にするために実施例について説明する。
A.装置構成 :
図1には、本実施例のHUD装置10を搭載した車両1が例示されている。本実施例のHUD装置10は、ウィンドシールドガラス2の手前側(運転席側)に設けられたコンバイナー12や、コンバイナー12に対して画像を投影するスクリーン14や、スクリーン14の上でビーム光を走査することによって画像を形成するレーザースキャナ100などを備えている。
尚、本明細書では図示が煩雑となることを避けるため、単に光路を折り曲げるだけの光学要素(たとえば平面鏡や、波長依存性を考慮する必要がない場合のプリズムなど)については、図示および説明を省略している。従って、以下に説明する実施例については、光路上の任意の位置(例えば、レーザースキャナ100とスクリーン14との間や、スクリーン14とコンバイナー12との間)に、これら光学要素を挿入することができる。
図1に示されるように、スクリーン14およびレーザースキャナ100は車両1のダッシュボード3内に搭載されており、コンバイナー12に向かって画像を投影する。スクリーン14やレーザースキャナ100の詳細については後述する。
コンバイナー12は、透明な材質(樹脂あるいはガラスなど)によって形成されており、スクリーン14から投影された画像を運転者に向かって反射する。ここで、投影された画像を反射するコンバイナー12の反射面は、焦点距離fの凹面形状に形成されており、コンバイナー12とスクリーン14との距離は、コンバイナー12の焦点距離fよりも短い距離に設定されている。このため、スクリーン14からコンバイナー12に投影された画像は、コンバイナー12の向こう側の遠方の位置に、虚像4として拡大されて表示される。
図2には、本実施例のHUD装置10でスクリーン14上に画像を形成するレーザースキャナ100の大まかな構造が示されている。図示されるようにレーザースキャナ100は、光源部110や、導光部120や、微小電気機械システム(Micro Electro Mechanical Systems:MEMS)130などを備えている。
光源部110は、赤色(R)のレーザー光を発生させるレーザー発生器112と、青色(B)のレーザー光を発生させるレーザー発生器114と、緑色(G)のレーザー光を発生させるレーザー発生器116とを備えている。これらレーザー発生器112〜116はコントローラー102に接続されており、コントローラー102からの制御信号に従って、それぞれの色のレーザー光を発生する。尚、レーザー発生器112が発生する赤色の光は、600〜650nm(好ましくは640nm)の波長の光とすることができる。また、レーザー発生器114が発生する青色の光は、430〜470nm(好ましくは450nm)の波長の光とすることができ、レーザー発生器116が発生する緑色の光は、490〜530nm(好ましくは515nm)の波長の光とすることができる。
導光部120は、レーザー発生器112〜116から照射される光を平行な光(ビーム光)に変換するコリメートレンズ121や、特定波長の光は反射するがそれ以外の波長の光は透過するダイクロイックフィルタ122,124,126や、集光レンズ128などを備えている。
レーザー発生器116から照射されたG色のレーザー光は、コリメートレンズ121によって平行なビーム光に変換された後、ダイクロイックフィルタ126に入射する。このダイクロイックフィルタ126は、G色の光を反射するフィルタとなっており、このため、G色のビーム光はダイクロイックフィルタ126で反射して、光の進行方向が曲げられる。
レーザー発生器114から照射されたB色のレーザー光は、コリメートレンズ121によってビーム光に変換された後、ダイクロイックフィルタ124に入射する。このダイクロイックフィルタ126は、B色の光は反射するが他の色の光は透過するフィルタとなっている。このため、ダイクロイックフィルタ126で反射したG色のビーム光はダイクロイックフィルタ124を透過し、レーザー発生器114からのB色のビーム光はダイクロイックフィルタ124で反射される。
そして、反射したB色のビーム光が、ダイクロイックフィルタ124を通過したG色のビーム光と同軸となるように、レーザー発生器114がB色のレーザー光を照射する方向および、そのレーザー光をコリメートしたビーム光がダイクロイックフィルタ124に入射する位置が設定されている。
レーザー発生器112から照射されたR色のレーザー光についても同様に、コリメートレンズ121によってビーム光に変換された後、ダイクロイックフィルタ122に入射する。このダイクロイックフィルタ122は、R色の光は透過するが他の色の光は反射するフィルタとなっている。このため、レーザー発生器112からのG色のビーム光はダイクロイックフィルタ122を透過し、また、ダイクロイックフィルタ126あるいはダイクロイックフィルタ124で反射したG色およびB色のビーム光は、ダイクロイックフィルタ122で反射される。
そして、レーザー発生器112がR色のレーザー光を照射する方向および、そのレーザー光をコリメートしたビーム光がダイクロイックフィルタ122に入射する位置は、ダイクロイックフィルタ122で反射したG色およびB色のビーム光と、ダイクロイックフィルタ122を透過したR色のビーム光とが同軸となるように設定されている。
この結果、G色のビーム光と、B色のビーム光と、R色のビーム光とが、同軸に重なった一本のビーム光として集光レンズ128に入射される。そして、集光レンズ128で、より細いビーム光に集束された後、MEMS130に出射される。
MEMS130は、水平スキャナー132と、鉛直スキャナー134とを備えている。水平スキャナー132には回転軸132aが設けられており、図示しない駆動部によって回転軸132aの回りに回転可能となっている。また、集光レンズ128からのビーム光が入射される側の水平スキャナー132の表面には、金属蒸着などによる薄膜の反射膜が形成されている。
鉛直スキャナー134にも回転軸134aが設けられており、図示しない駆動部によって回転軸134aの回りに回転可能となっている。また、水平スキャナー132で反射したビーム光が入射される側の鉛直スキャナー134の表面にも、金属蒸着などによる薄膜の反射膜が形成されている。
そして、水平スキャナー132および鉛直スキャナー134のそれぞれの駆動部はコントローラー102に接続されている。このためコントローラー102は、それぞれの駆動部に対して駆動信号を出力することによって、水平スキャナー132および鉛直スキャナー134を、それぞれ個別に回転駆動することができる。
鉛直スキャナー134で反射したビーム光は、スクリーン14に到達する。スクリーン14上でビーム光が到達する位置は、水平スキャナー132の回転位置、および鉛直スキャナー134の回転位置によって決定される。従って、例えば鉛直スキャナー134の回転位置はそのままで水平スキャナー132を回転させると、スクリーン14上でビーム光が到達する位置は水平方向に移動する。また、水平スキャナー132の回転位置はそのままで鉛直スキャナー134を回転させると、スクリーン14上のビーム光の位置は鉛直方向に移動する。このことから、水平スキャナー132を一定の角度範囲内で左右に往復回転させながら、鉛直スキャナー134をゆっくりと一定方向に回転させれば、スクリーン14上にビーム光が到達する位置を走査させることができる。
そして、コントローラー102は、レーザー発生器112〜116に対して制御信号を出力することによって、R色、B色、G色のレーザー光の照射を制御することができる。更に、コントローラー102は、水平スキャナー132および鉛直スキャナー134の駆動部に駆動信号を出力することによって、水平スキャナー132および鉛直スキャナー134の回転位置を制御することができる。
このため、コントローラー102は、ビーム光がスクリーン14上に到達する位置を走査しながら、R色、B色、G色のレーザー光を適切なタイミングで照射することによって、スクリーン14上にフルカラーの画像を形成することが可能となる。
尚、本実施例のレーザースキャナ100は、本発明における「ビーム光照射部」に対応する。
図3には、スクリーン14の大まかな形状が示されている。スクリーン14は、樹脂やガラスなどの透明な材質によって形成された平板形状の部材である。スクリーン14の一方の側の表面(図3では裏側の面)は平坦に形成されているが、他方の表面(図3では表側の面)には、数十μmの大きさの小さな凸レンズ(以下、マイクロレンズ14a)が格子状に形成されている。
このため、スクリーン14の平坦な面(以下では、スクリーン14の「背面」と呼ぶ)から、図中に太い実線で示したようにビーム光14bを入射すると、ビーム光14bはスクリーン14を透過するとともに、表側の表面に形成されたマイクロレンズ14aによって、ビーム光14bよりも大きな広がり角を持った光束14cに変換される。その結果、コンバイナー12を経て運転者の目に届くまでの間には、光束14cは十分な範囲に広がることとなり、このため、運転者の目がこの範囲内にあれば同じように画像を視認することが可能となる。
尚、図3では、複数のマイクロレンズ14aが格子状に配列して形成されているものとしているが、格子状に限らず、たとえば蜂の巣状に配列して形成しても良い。
ここで、レーザースキャナ100に対するスクリーン14の向きは、スクリーン14の背面から立てた法線が、レーザースキャナ100に向かうように設定されることが通常であった。この理由は、このような向きにスクリーン14を設けることで、レーザースキャナ100から見たスクリーン14の面積が広くなり、その結果、スクリーン14の面積を有効に利用して大きな画像を表示可能となるためである。
尚、以下では、スクリーン14の法線がレーザースキャナ100に向かう状態を、「スクリーン14がレーザースキャナ100に正対した状態」と称することにする。
しかし、コンバイナー12を用いたHUD装置10で、特に、レーザースキャナ100を用いてスクリーン14に画像を形成するHUD装置10では、スクリーン14の背面がレーザースキャナ100に正対するように設けると、虚像4が不自然に大きく傾いてしまう。
例えば、図4に示した例では、スクリーン14がレーザースキャナ100に正対するように設けられているが、このときに得られる虚像4は、運転者から見て大きく向こう側に傾いて見えてしまう。そこで、このように虚像4が大きく傾く理由について考察を進めた結果、スクリーン14の向きと、コンバイナー12の向きと、虚像4の傾きとの間には、以下のような法則性が存在することが見出された。
B.スクリーンの向きとコンバイナーの向きと虚像の傾きとの関係 :
図5には、スクリーン14の向きと、コンバイナー12の向きと、虚像4の傾きとの間に見出された法則性を示す説明図である。
これら3者の間の法則性について説明する準備として、先ず始めに、虚像4が得られる位置について説明しておく。図5(a)に示したように、スクリーン14上の点pが、点Pに虚像を形成したものとする。このとき、スクリーン14からコンバイナー12までの距離をa、コンバイナー12から虚像4までの距離をb、コンバイナー12の焦点距離をfとすると、幾何光学の教える処に由れば、
(1/f)=(1/a)−(1/b)
が成り立つ。ここで、aは焦点距離fよりも小さな値であるものとしている。また、(1/b)の符号がマイナスとなっているのは、点pから放射されてコンバイナー12で反射した光が実像を結ばずに、虚像を形成していることに対応する。
このことから、虚像4が形成される位置は、スクリーン14からコンバイナー12までの距離aと、コンバイナー12の焦点距離fとが決まると自動的に決定されてしまう。
次に、スクリーン14の向きと、コンバイナー12の向きと、虚像4の傾きとの関係について説明する。尚、ここでは話を簡単にするために、スクリーン14の向きは、運転者の目に届く光の光路に対して直交しているものとする。すなわち、図5(a)に示すように、スクリーン14上の点pからコンバイナー12で反射して運転者の目に届くような光の光路を考えると、その光路に対して垂直となる向きにスクリーン14が設けられているものとする。
ここで、図5(b)に示すように、スクリーン14上で点pの隣に点qをとり、この点qによって得られる虚像の位置を点Qとする。スクリーン14上の点pおよび点qによって、点Pおよび点Qに虚像が得られたことになるから、点Pおよび点Qを結ぶ直線が虚像4の傾きとなる。
そして、スクリーン14上の点pからスクリーン14に垂直に立てた法線と、コンバイナー12の反射面との交点を点Oとして、点Oでのコンバイナー12の反射面に対する接線を考える。
すると、図5(b)に示すように、このコンバイナー12の接線12pと、スクリーン14面を示す直線14p(点pおよび点qを結ぶ直線)と、虚像の傾きを示す直線4p(点Pおよび点Qを結ぶ直線)とは、一点で交わるように見える。そこで、この仮説(スクリーン面を示す直線14pと、コンバイナー12の接線12pと、虚像の傾きを示す直線4pとが一点で交わるという仮説)について更に詳しく検討した。
尚、図5(b)では、点pと点qとを結ぶ直線で表されているが、この直線14pは、実際にはスクリーン14の面を表している。従って、直線14pが、本発明における「スクリーン平面」に対応する。また、点Oでのコンバイナー12の接線12pは、実際にはコンバイナー12の反射面に対する点Oでの接平面(いわゆる凹面鏡の主平面)を表している。従って、コンバイナー12の接線12pは、本発明における「主平面」に対応する。更に、虚像の傾きを示す直線4pは、実際には虚像4が得られる平面を表している。従って、直線4pは、本発明における「虚像平面」に対応する。
仮説について検討するために、2つの三角形に着目した。1つめの三角形は、図5(b)中で細かい斜線を付した三角形、すなわち、直線pOと、直線14pと、コンバイナー12の接線12pとによって形成される三角形である。2つめの三角形は、図5(b)中で粗い斜線を付した三角形、すなわち、直線OPと、コンバイナー12の接線12pと、直線4pとによって形成される三角形である。
仮に、仮説が正しいのであれば、2つの三角形の接線12pに接する辺の長さは、等しくなる。尚、このことを検討する準備として、スクリーン14上での点pと点qとの距離をdx、点pと点Oとを結ぶ直線とコンバイナー12の接線12pとの成す角度をφとした(図5(b)参照)。更に点Pと点Qとの距離については、光路に垂直な成分と光路方向の成分とに分けて、光路に垂直な成分をdX、光路方向の成分をdYとした(図5(b)参照)。
図6には、1つめの三角形について、接線12pに接する辺の長さを求めた結果が示されている。直線14pと、コンバイナー12の接線12pとの交点をC1とすると、三角形pOC1は直角三角形だから、接線12pに接する辺の長さOC1は、
OC1=a/cosφ …(1)
で求めることができる。
次に、2つめの三角形について考える。図7(a)に示すように、コンバイナー12の接線12pと、直線4pとの交点をC2とすると、2つめの三角形は三角形OPC1となる。この三角形は、三角形pOC1とは異なり、直角三角形になるとは限らない。
そこで、交点C2から、直線OPに垂線を下ろすことにより、2つめの三角形OPC1を、2つの直角三角形に分割する。垂線の足(直線OPと垂線との交点)をDとし、垂線C2Dの長さをhとする。更に、垂線の足Dから点Oまでの長さをb2、垂線の足Dから点Pまでの長さをb1とする。
すると、直角三角形ODC2に着目して、
h=OC2・sinφ …(2)
b2=OC2・cosφ …(3)
が成り立つ。また、点Q、点P、点C2が1つの直線上にあることに着目すると、
b1=(dY/dX)・h …(4)
が成り立つ。更に、点Dは、長さbの直線OPを分割する点であるから、
b=b1+b2 …(5)
が成り立つ。
また、スクリーン14の上で点pを点qに移動させることによって、虚像の位置が点Pから点Qに移動したのだから、点Pの移動量dXおよびdYは、点pの移動量dxによって記述できる筈である。dXについては、凹面鏡の横倍率β(=b/a)を考えれば、
dX=(b/a)dx
によって求めることができる。
また、コンバイナー12はスクリーン14に対して傾いているから、点pがスクリーン14面上で点qに移動すると、実際にはコンバイナー12との距離も変化する。従って、この距離の変化量dyが、コンバイナー12の縦倍率α(=(b/a))で拡大されて、dYが得られたものと考えられる。点pがdxだけ移動したことによる変化量dyは、図7(b)に示されるように、
dy=dx/tanφ
で与えられるから、
dY=α・dy=(b/a)・dy=(b/a)・dx/tanφ
によって求めることができる。
そして、こうして求めたdX、dYを、上式(2)〜(5)に代入して整理すると、
OC2=a・b/((a+b)・cosφ) …(6)
が得られる。
式(1)と式(6)とを比較すれば明らかなように、OC1とOC2とは、完全には一致しない。従って、前述した仮説、すなわち、スクリーン面を示す直線14pと、コンバイナー12の接線12pと、虚像の傾きを示す直線4pとが一点で交わるという仮説は、厳密な意味では成り立たない。
しかし、HUD装置10では、bの長さはaの長さよりも十分に大きいことが望ましく、通常は、bの長さはaの長さの10倍程度に設定されることが多いから、OC1とOC2とは、大まかには同じ長さとなる。従って、実用上は、仮説が成り立つ、すなわちスクリーン面を示す直線14pと、コンバイナー12の接線12pと、虚像4の傾きを示す直線4pとが一点で交わると考えて良い。換言すれば、コンバイナー12の接線12pと、虚像4の傾きを示す直線4pとの交点を基準に考えると、スクリーン面を示す直線14pは、この交点から所定距離以内の範囲を通過すると言うことができる。
そして、このような知見を用いれば、従来のようにスクリーン14をレーザースキャナ100に対して正対させる(スクリーン14の法線がレーザースキャナ100を向くようにする)のではなく、スクリーン14をレーザースキャナ100に対して傾けて設けた方が、より望ましい角度で虚像4を表示させることが可能と考えられる。
C.スクリーンの搭載角度 :
図8には、レーザースキャナ100に対してスクリーン14を正対させた場合と、スクリーン14を傾けた場合とについて、虚像4が表示される様子が示されている。
例えば、図8(a)に示すように、スクリーン14をレーザースキャナ100に正対させると、スクリーン平面に対応する直線14pと、コンバイナー12の主平面に対応する接線12pと、虚像平面に対応する直線4pとは、一点ではないが一定の範囲r内で交差するから、虚像4は、運転者から見て大きく向こう側に傾いてしまう。また、コンバイナー12の搭載角度を多少変更した程度では、十分には虚像4の倒れを改善することが困難であることも容易に了解できる。
これに対して、図8(b)に示すように、スクリーン14をレーザースキャナ100に対して傾けてやれば、虚像4を運転者に対して真っ直ぐに立足せることができ、従って視認の容易な虚像4を得ることができる。そして、このような虚像4を得るためには、レーザースキャナ100に対して、スクリーン14を次のような向きに傾けてやればよい。
図9(a)には、本実施例のHUD装置10のコンバイナー12と、スクリーン14と、レーザースキャナ100との位置関係が示されている。前述したように、レーザースキャナ100からのビーム光は、スクリーン14を透過した後、コンバイナー12で反射して、運転者の目に到達する。図中に示した実線の矢印は、この光の光路を表している。もちろん、実際には、レーザースキャナ100からのビーム光はスクリーン14で光束に変換されるので、図9(a)に示した実線の矢印は、光束の広がり角が十分に小さかった場合、あるいはスクリーン14がビーム光をほとんど拡散させなかった場合の光路に対応すると考えても良い。
そして、このような光路のうちで、特にスクリーン14からコンバイナー12に向かう光(スクリーン14からの出射光であると同時にコンバイナー12への入射光)に着目すると、スクリーン14を傾ける向きは次のように規定することができる。すなわち、この光に対して、スクリーン14の法線nsとコンバイナー12の法線ncとが同じ方向に回転した位置関係となるように、スクリーン14を傾けてやればよい。
図9(a)から明らかなように、コンバイナー12については、ウィンドシールドガラス2との位置関係から、コンバイナー12が傾く回転方向は決まってしまうから、スクリーン14を傾ける回転方向も自ずから決定される。
すなわち、図9(a)に示した例では、コンバイナー12は、コンバイナー12への入射光に対してコンバイナー12の法線cが反時計方向に回転する向きに傾いている(図9(c)参照)。従って、スクリーン14については、スクリーン14からの出射光に対して、スクリーン14の法線nsが反時計方向に回転するように傾けておけばよい(図9(b)参照)。このようにすれば、図8(b)に例示したように、運転者に向かって真っ直ぐに立った虚像4を表示させることが可能となる。
あるいは、次のようにしても良い。先ず、虚像4を立たせる位置と角度とを決定する。そして、虚像4を立たせる位置に基づいて、コンバイナー12の焦点距離fや、スクリーン14の位置を決定する。また、コンバイナー12の搭載角度は、ウィンドシールドガラス2との位置関係は、運転者の目の位置に応じて、望ましい角度に設定する。すると、虚像平面(図8中の直線4pに対応)と、コンバイナー12の主平面(図8中の接線12pに対応)との交点が決まる。
そこで、スクリーン14のスクリーン平面(図8中の直線14pに対応)が、この交点を通過するように、あるいは、この交点から距離r以内の範囲を通過するように、スクリーン14を傾ける角度を決定しても良い。こうすれば、何らの試行錯誤をすることなく、コンバイナー12やスクリーン14の搭載位置および搭載角度を決定して、最適な位置に最適な角度で虚像4を表示させることが可能となる。
D.変形例 :
上述した本実施例には幾つかの変形例を考えることができる。以下では、これらの変形例について、本実施例との相違点を中心として簡単に説明する。尚、変形例では、本実施例と同じ部分については同じ符番を付すこととして、詳細な説明は省略する。
D−1.第1変形例 :
上述した実施例では、コンバイナー12と、スクリーン14と、レーザースキャナ100とを備えたHUD装置10で、スクリーン14が、コンバイナー12と同じ向きに傾いているものとして説明した。
しかし、コンバイナー12に画像を投影する画像投影装置20とすることもできる。この第1変形例の画像投影装置20は、コンバイナー12を備えていないが、スクリーン14とレーザースキャナ100とを備えている。そして、この画像投影装置20は、図10に示されるように、コンバイナー12を装着した車両1に搭載されて、コンバイナー12に画像を投影することによって虚像を表示させる。
この場合、虚像4が表示される位置は、車両1に装着されていたコンバイナー12の焦点距離fによって変化し、焦点距離fが長くなるほど虚像4の表示位置は遠く(bが大きく)なる。
ここで、図6および図7を用いて前述したように、コンバイナー12から虚像4までの距離bが大きくなるほど、前述した仮説が精度良く成立するから、より真っ直ぐに虚像4を立たせて表示させることができる。
逆に、焦点距離fの短いコンバイナー12が車両1に装着されていた場合は、虚像4が傾いて表示されることになる。もっとも、この場合でも、画像投影装置20では、スクリーン14がレーザースキャナ100に対して傾けて設けてあるので、虚像4の傾きは抑制される。
以上のことから了解されるように、第1変形例の画像投影装置20では、どのような焦点距離fと組み合わせて用いられた場合でも、自然な傾きの虚像4を表示させることができる。
すなわち、焦点距離fの長いコンバイナー12と組み合わせて用いられた場合には、図10に例示したように、遠くの位置で運転者に対して直立した虚像4aを表示させることができる。
これに対して、焦点距離fの短いコンバイナー12と組み合わせて用いられた場合には、比較的近くの位置で少し倒れた虚像4bを表示させることができる。虚像4bが近くに表示される場合には、虚像4bが少し倒れることによって、運転者からはちょうど見下ろす感じになるので、自然な感じで虚像4bを表示することができる。
このため、第2変形例の画像投影装置20では、車両1に搭載されるコンバイナー12によらず、自然な傾きで虚像4を表示させることが可能となる。
D−2.第2変形例 :
上述した実施例および変形例のスクリーン14は、背面から入射したビーム光を透過させることによって光束に変換するものとして説明した。しかし、表側から入射したビーム光を反射させることによって光束に変換するスクリーン24を用いることもできる。たとえば、上述したスクリーン14のマイクロレンズ14aの上から金属蒸着などによって反射膜を形成すれば、このようなスクリーン24を得ることができる。
従って、図11に例示したように、このようなスクリーン24と、レーザースキャナ100と、コンバイナー12とを備えるHUD装置30についても、スクリーン24をコンバイナー12と同じ向きに傾けておくことで、虚像4が運転者に対して大きく傾いてしまう現象を大幅に抑制することが可能となる。
以上、本実施例および変形例について説明したが、本発明は上記の実施例および変形例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することができる。
1…車両、 2…ウィンドシールドガラス、 3…ダッシュボード、
4…虚像、 10…HUD装置、 12…コンバイナー、
14…スクリーン、 14a…マイクロレンズ、 14b…ビーム光、
14c…光束、 20…画像投影装置、 24…スクリーン、
30…HUD装置、 100…レーザースキャナ、 102…コントローラー、
110…光源部、 120…導光部、 MEMS…130。

Claims (4)

  1. 車両のウィンドシールドガラスよりも進行方向の前方に虚像を生成することによって、前方の景色に重ねて画像を表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、
    ビーム光が入射されると、該ビーム光を、該ビーム光よりも大きな広がり角度で進行する光束に変換して出射する平板形状のスクリーンと、
    前記スクリーンに向けて前記ビーム光を照射すると共に、該スクリーン上で該ビーム光を走査しながら該ビーム光の照射強度を制御することによって、該スクリーン上に画像を形成するビーム光照射部と、
    前記ウィンドシールドガラスよりも運転席側に設けられ、透明な材質によって凹面形状に形成されて、前記スクリーンから出射された前記光束を反射することによって、該スクリーン上に形成された前記画像の虚像を生成するコンバイナーと
    を備え、
    前記スクリーンは、
    前記入射したビーム光を前記光束として出射する方向に対して、該スクリーンの法線方向を傾けて設けられており、
    該スクリーンを傾ける回転方向は、該スクリーンからの前記光束に対して前記コンバイナーの法線方向が傾いた回転方向に設定されているスクリーンである
    ヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記スクリーンは、前記虚像が立像する位置から該虚像が立像する方向に延長した虚像平面と、前記コンバイナーの主平面との交線を想定すると、該スクリーンが設けられた平面を延長したスクリーン平面が、前記交線から所定距離以内を通る向きに設けられたスクリーンである
    ヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記スクリーンは、前記スクリーン平面が、前記虚像平面と前記コンバイナーの主平面との前記交線を含むように設けられたスクリーンである
    ヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 透明な板状部材に投影された画像を、前方の景色に重ねて虚像表示するヘッドアップディスプレイ装置に用いられて、該虚像表示される画像を前記板状部材に投影する画像投影装置であって、
    ビーム光が入射されると、該ビーム光を、該ビーム光よりも大きな広がり角度で進行する光束に変換して出射する平板形状のスクリーンと、
    前記スクリーンに向けて前記ビーム光を照射すると共に、該スクリーン上で該ビーム光を走査しながら該ビーム光の照射強度を制御することによって、該スクリーン上に画像を形成するビーム光照射部と
    を備え、
    前記スクリーンは、前記入射したビーム光を前記光束として出射する方向に対して、該スクリーンの法線方向を傾けて設けられたスクリーンである
    画像投影装置。
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