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JP2014503187A5 - - Google Patents

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JP2014503187A5
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Claims (30)

  1. 対象由来の体液中のヘプシジンレベルを低下させる方法であって、
    a)ヘプシジンと結合可能な核酸分子を準備することと、
    b)ヘプシジンと前記核酸分子との結合が可能な条件下で前記核酸分子と体液とを接触させて、ヘプシジンと前記核酸分子との複合体を形成させることと、
    c)前記体液から前記複合体を除去すること、または前記体液から前記ヘプシジンを除去することと
    を含む方法。
  2. 前記核酸分子が、5’→3’方向に第一の末端ヌクレオチドストレッチと、中央部のヌクレオチドストレッチと、第二の末端ヌクレオチドストレッチとを含み、または第二の末端ヌクレオチドストレッチと、中央部のヌクレオチドストレッチと、第一の末端ヌクレオチドストレッチとを含み、前記中央部のヌクレオチドストレッチが32〜40個のヌクレオチド、好ましくは32〜35個のヌクレオチドを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記中央部のヌクレオチドストレッチが、ヌクレオチド配列5’RKAUGGGAKUAAGUAAAUGAGGRGUWGGAGGAAR3’(配列番号182)または5’RKAUGGGAKAAGUAAAUGAGGRGUWGGAGGAAR3’(配列番号183)を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第一の末端ヌクレオチドストレッチが5〜8個のヌクレオチドを含み、前記第二の末端ヌクレオチドストレッチが5〜8個のヌクレオチドを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第一の末端ヌクレオチドストレッチがヌクレオチド配列5’XSBSBC3’を含み、前記第二の末端ヌクレオチドストレッチがヌクレオチド配列5’GVBVYX3’を含む、請求項3または4に記載の方法であって、
    がAであるかまたは存在せず、XがGであるかまたは存在せず、XがBであるかまたは存在せず、XがSであるかまたは存在せず、XがCであるかまたは存在せず、XがUであるかまたは存在しない方法。
  6. 前記核酸が、配列番号115〜119、配列番号121、配列番号142、配列番号144、配列番号146、配列番号148、配列番号151、配列番号152、配列番号175または配列番号176のいずれか1つによる核酸配列を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記中央部のヌクレオチドストレッチが、ヌクレオチド配列5’GRCRGCCGGVGGACACCAUAUACAGACUACKAUA3’(配列番号185)または5’GRCRGCCGGVAGGACACCAUAUACAGACUACKAUA3’(配列番号186)を含む、請求項2に記載の方法。
  8. 前記第一の末端ヌクレオチドストレッチが4〜7個のヌクレオチドを含み、前記第二の末端ヌクレオチドストレッチが4〜7個のヌクレオチドを含む、請求項に記載の方法。
  9. 前記第一の末端ヌクレオチドストレッチがヌクレオチド配列5’XSBSN3’を含み、前記第二の末端ヌクレオチドストレッチがヌクレオチド配列5’NSVSX3’を含む、請求項7または8に記載の方法であって、
    がAであるかまたは存在せず、XがGであるかまたは存在せず、XがRであるかまたは存在せず、XがYであるかまたは存在せず、XがCであるかまたは存在せず、XがUであるかまたは存在しない方法。
  10. 前記核酸分子が、配列番号122〜126、配列番号154、配列番号159、配列番号163または配列番号174のいずれか1つによる核酸配列を含む、請求項1〜およびのいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記中央部のヌクレオチドストレッチが、5’→3’方向にボックスAと連結ヌクレオチドストレッチとボックスBとを含むか、または5’→3’方向にボックスBと連結ヌクレオチドストレッチとボックスAとを含む、請求項2に記載の方法であって、
    前記ボックスAがヌクレオチド配列5’WAAAGUWGAR3’(配列番号188)を含み、前記連結ヌクレオチドストレッチが10〜18個のヌクレオチドを含み、前記ボックスBがヌクレオチド配列5’RGMGUGWKAGUKC3’(配列番号189)を含む方法。
  12. 前記連結ヌクレオチドストレッチが、5’→3’方向に第一の連結ヌクレオチドサブストレッチと、第二の連結ヌクレオチドサブストレッチと、第三の連結ヌクレオチドサブストレッチとを含み、前記第一の連結ヌクレオチドサブストレッチと前記第三の連結ヌクレオチドサブストレッチが、それぞれ互いに独立して3〜6個のヌクレオチドを含み、前記第二の連結ヌクレオチドサブストレッチが3〜5個のヌクレオチドを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、
    a)前記第一の連結ヌクレオチドサブストレッチが、5’GGAC3’、5’GGAU3’および5’GGA3’の群から選択されるヌクレオチド配列を含み、かつ前記第三の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’GUCC3’を含むか、
    b)前記第一の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’GCAG3’を含み、かつ前記第三の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’CUGC3’を含むか、
    c)前記第一の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’GGGC3’を含み、かつ前記第三の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’GCCC3’を含むか、
    d)前記第一の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’GAC3’を含み、かつ前記第三の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’GUC3’を含むか、
    e)前記第一の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’ACUUGU3’を含み、かつ前記第三の連結ヌクレオチドサブストレッチが、5’GCAAGU3’および5’GCAAGC3’の群から選択されるヌクレオチド配列を含むか、または
    f)前記第一の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’UCCAG3’を含み、かつ前記第三の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’CUGGA3’を含み、
    好ましくは前記第一の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’GAC3’を含み、かつ前記第三の連結ヌクレオチドサブストレッチがヌクレオチド配列5’GUC3’を含む方法。
  14. 前記第二の連結ヌクレオチドサブストレッチが、5’VBAAW3’、5’AAUW3’および5’NBW3’の群から選択されるヌクレオチド配列を含む、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記第一の末端ヌクレオチドストレッチが4〜7個のヌクレオチドを含み、前記第二の末端ヌクレオチドストレッチが4〜7個のヌクレオチドを含む、請求項1114のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記第一の末端ヌクレオチドストレッチがヌクレオチド配列5’XBKBK3’を含み、前記第二の末端ヌクレオチドストレッチがヌクレオチド配列5’MVVVX3’を含む、請求項1115のいずれか1項に記載の方法であって、
    がGであるかまたは存在せず、XがSであるかまたは存在せず、XがVであるかまたは存在せず、XがBであるかまたは存在せず、XがSであるかまたは存在せず、XがCであるかまたは存在しない方法。
  17. 前記核酸分子が、配列番号29、配列番号33、配列番号34、配列番号39〜41、配列番号43、配列番号46、配列番号137〜141または配列番号173のいずれか1つによる核酸配列を含む、請求項1〜および1116のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記核酸分子が、配列番号127〜131のいずれか1つによる核酸配列を含む、請求項1に記載の方法。
  19. 前記核酸分子が修飾基を含み、好ましくは、前記修飾基を含む前記核酸分子の生物体からの排泄速度が、ヘプシジンと結合可能で前記修飾基を含まない核酸分子に比べて減少している、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記核酸分子が修飾基を含み、好ましくは、前記修飾基を含む前記核酸分子の生物体内での滞留時間が、ヘプシジンと結合可能で前記修飾基を含まない核酸分子に比べて増加している、請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記修飾基が、生分解性および非生分解性の修飾を含む群から選択され、好ましくは前記修飾基が、直鎖ポリ(エチレン)グリコール、分岐ポリ(エチレン)グリコール、ヒドロキシエチルデンプン、ペプチド、タンパク質、多糖、ステロール、ポリオキシプロピレン、ポリオキシアミダート、ポリ(2−ヒドロキシエチル)−L−グルタミンおよびポリエチレングリコールを含む群から選択される、請求項19または20に記載の方法。
  22. 前記核酸分子がL−核酸である、請求項1〜21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記核酸分子が担体に固定化されている、請求項1〜22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 前記体液が前記体液と透析液とを隔てる半透膜と接触し、ヘプシジンおよび/またはヘプシジンと前記核酸分子との複合体が前記半透膜を介して前記体液から前記透析液に拡散することにより、前記体液中のヘプシジンレベルが低下する、請求項1〜22のいずれか1項に記載の方法。
  25. 担体に固定化された核酸分子を調製する方法であって、
    前記核酸分子がヘプシジンと結合可能であり、
    ヘプシジンと結合可能な核酸分子と、活性化された担体とを反応させて、前記核酸分子の3’末端、5’末端またはその両方と前記担体との間で結合を形成させることを含む方法。
  26. 担体に固定化された核酸分子であって、ヘプシジンと結合可能な核酸分子。
  27. 請求項1〜24のいずれか1項に記載の方法で使用する、医療装置。
  28. 対象、好ましくは哺乳動物、より好ましくはヒトの体液中のヘプシジンレベルを低下させる方法で使用する核酸分子であって、前記核酸が、ヘプシジンと結合可能な核酸分子である核酸分子。
  29. 対象の体液からヘプシジンを除去する方法で使用する核酸分子であって、請求項1〜24のいずれか1項に定義される核酸分子である核酸分子。
  30. 貧血患者を治療する方法で使用する核酸分子であって、請求項1〜24のいずれか1項に定義される核酸分子である核酸分子。
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