JP2014087136A - 無接点充電器 - Google Patents
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Abstract
【課題】無接点充電器の小型化を図りつつも、ノイズや放熱性の対策を実現する。
【解決手段】無接点充電器は、電池駆動機器90の受電コイル91に磁気誘導作用で電力搬送して、内蔵される電池92を充電するための無接点充電器であって、上面を電池駆動機器90の載置面23として、上下に二分割される薄型の外装ケース20と、前記載置面23にセットされる電池駆動機器90の受電コイル91に電磁結合される送電コイル11と、前記送電コイル11に交流電力を供給する交流電源12を実現する電子部品14を実装してなる回路基板13とを備えている。前記送電コイル11と前記回路基板13は、前記外装ケース20に内蔵されると共に、前記外装ケース20の長手方向において並べて配置されており、かつ両者は離間されている。
【選択図】図2
【解決手段】無接点充電器は、電池駆動機器90の受電コイル91に磁気誘導作用で電力搬送して、内蔵される電池92を充電するための無接点充電器であって、上面を電池駆動機器90の載置面23として、上下に二分割される薄型の外装ケース20と、前記載置面23にセットされる電池駆動機器90の受電コイル91に電磁結合される送電コイル11と、前記送電コイル11に交流電力を供給する交流電源12を実現する電子部品14を実装してなる回路基板13とを備えている。前記送電コイル11と前記回路基板13は、前記外装ケース20に内蔵されると共に、前記外装ケース20の長手方向において並べて配置されており、かつ両者は離間されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、携帯電話やスマートフォン、タブレット等の電池駆動機器に収納される電池に対して、電磁誘導作用で電力を搬送して無接点又はワイヤレスで充電可能な無接点充電器に関する。
携帯電話やスマートフォン、タブレット、あるいは携帯音楽プレーヤやデジタルカメラ等のモバイル機器に代表される電池駆動機器は、携帯性を高めるため電池パックにより駆動されるものが多い。このような電池駆動機器に収納される電池パックを充電するには、電池駆動機器に電池パックを収納したまま、電池駆動機器を充電器にセットして、接点同士を物理的に接続した状態で行う。一方で、このような物理的な接続でなく、電磁誘導の作用を利用して充電台に内蔵された送電コイルから、電池パックに内蔵される受電コイルに対して電力を搬送して、電池パックを充電する充電台が開発されている(特許文献1参照)。このような無接点充電台を図19の斜視図に示す。
このような充電台290は、交流電源で励磁される送電コイルを内蔵しており、一方の電池駆動機器291に装着された電池パック側には、送電コイルに電磁結合される受電コイルを内蔵している。さらに電池パックは、受電コイルに誘導される交流を整流し、これを電池に供給して充電する回路も内蔵する。この構造によれば、充電台290の上に電池駆動機器291を載せて、非接触状態で電池パックの電池を充電できる。
このような非接触、無接点による充電方式で電池パックの充電を行う際には、送電コイルを受電コイルと高い結合効率で電磁結合させる必要がある。このため、送電コイルを、電池駆動機器に内蔵された受電コイルと正確に位置決めされた位置に配置することが求められる。このため、例えば図20に示すように、充電台293と電池駆動機器294との間に突起295と凹部296を設けて、突起295と凹部296とを係合させることによって位置決めを図っている。
さらに、充電台の送電コイルを、電池駆動機器に内蔵される受電コイルに対して正確に位置決めさせるために、充電台の上面に載置された電池駆動機器の受電コイルの位置を検出し、この位置に送電コイルを移動させて電磁結合させるコイル移動式の無接点充電台が開発されている(特許文献2参照)。この構造は、電池駆動機器をセットする位置を特定することなく、電池駆動機器を簡単にセットしながら、送電コイルと受電コイルとを確実に電磁結合させて電力搬送できる。ただ、この構造の充電台は、受電コイルの位置を検出するための機構や、送電コイルを移動させる機構が複雑になって製造コストが高くなる欠点がある。
これに対して、送電コイルを移動させることなく、定位置に固定する構造では、受電コイルの位置を検出するための機構や送電コイルを移動させるためのモータ等を不要にできるため、製造コストを低減できると共に、形状や大きさに制約を受けず、小型化できる利点が得られる。特に、携行し易いよう小型化の要求があるため、このような要求に応えることができる。しかしながら、無接点充電台の更なる小型化を進めるには、送電コイルが回路基板と近接する必要が生じる。送電コイルと回路基板が接近する構造では、送電コイルで生じた発熱が回路基板に伝達され、ここに実装された電子部品に悪影響を与えることが懸念される。また、ノイズが伝搬することも考えられる。
本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものである。本発明の主な目的は、無接点充電器の小型化を図りつつも、ノイズや放熱性の対策を実現可能な無接点充電器を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の側面にかかる無接点充電器によれば、電池駆動機器90の受電コイル91に磁気誘導作用で電力搬送して、内蔵される電池92を充電するための無接点充電器であって、上面を電池駆動機器90の載置面23として、上下に二分割される薄型の外装ケース20、20’と、前記載置面23にセットされる電池駆動機器90の受電コイル91に電磁結合される送電コイル11と、前記送電コイル11に交流電力を供給する交流電源12を実現する電子部品14を実装してなる回路基板13とを備えている。前記送電コイル11と前記回路基板13は、前記外装ケース20、20’に内蔵されると共に、前記外装ケース20の長手方向において並べて配置されており、かつ両者は離間されている。
上記構成により、外装ケース内で送電コイルと回路基板とを横並びに配置することで、送電コイルの発熱は外装ケースを介して上下方向に伝搬できるので、回路基板への熱伝搬を低減して、回路基板を送電コイルの発熱から保護できる。
上記構成により、外装ケース内で送電コイルと回路基板とを横並びに配置することで、送電コイルの発熱は外装ケースを介して上下方向に伝搬できるので、回路基板への熱伝搬を低減して、回路基板を送電コイルの発熱から保護できる。
本発明の第2の側面にかかる無接点充電器によれば、前記回路基板13は、基板の裏面側に前記電子部品14を実装している。
上記構成により、回路基板の裏面側に電子部品を配置することで、外装ケースの上面側に載置される電池駆動機器に対して電子部品を離間させることが可能となり、電子部品が発するノイズが電池駆動機器側に伝搬される事態を低減できる。
上記構成により、回路基板の裏面側に電子部品を配置することで、外装ケースの上面側に載置される電池駆動機器に対して電子部品を離間させることが可能となり、電子部品が発するノイズが電池駆動機器側に伝搬される事態を低減できる。
本発明の第3の側面にかかる無接点充電器によれば、前記外装ケース20、20’を、電池駆動機器90を脱着自在に載せる載置面23を有する載せプレート21、21’と、該載せプレート21、21’で開口部が閉塞される上方開口の下ケース22とに分割すると共に、前記送電コイル11と前記回路基板13を、ホルダーケース30を介して前記外装ケースの定位置に配置することができる。
上記構成により、送電コイルと回路基板とをホルダーケースを介して外装ケースに配置するので、送電コイルと回路基板を外装ケースの定位置に確実に配置できる。
上記構成により、送電コイルと回路基板とをホルダーケースを介して外装ケースに配置するので、送電コイルと回路基板を外装ケースの定位置に確実に配置できる。
本発明の第4の側面にかかる無接点充電器によれば、前記ホルダーケース30は、前記送電コイル11を配置するコイル領域30Aと前記回路基板13を配置する基板領域30Bに区画して、前記コイル領域30Aにおいて、前記送電コイル11を嵌入するコイル嵌着凹部31を有することができる。
上記構成により、ホルダーケースをコイル領域と基板領域に区画して、コイル領域に設けたコイル嵌着凹部に送電コイルを配置するので、送電コイルと回路基板とを正確に位置決めしながらホルダーケースの定位置に配置できる。
上記構成により、ホルダーケースをコイル領域と基板領域に区画して、コイル領域に設けたコイル嵌着凹部に送電コイルを配置するので、送電コイルと回路基板とを正確に位置決めしながらホルダーケースの定位置に配置できる。
本発明の第5の側面にかかる無接点充電器によれば、前記ホルダーケース30は、前記コイル嵌着凹部31に配置される前記送電コイル11の上面と、前記基板領域30Bに固定される前記回路基板13の表面とを略同一平面として、前記載せプレート21の内面に沿って配置することができる。
上記構成により、ホルダーケースをコイル領域と基板領域に区画して、コイル領域に設けたコイル嵌着凹部に送電コイルを配置し、基板領域に回路基板を固定するので、送電コイルと回路基板とを正確に位置決めしながらホルダーケースの定位置に配置できる。また、送電コイルの上面と回路基板の表面とを略同一平面状に配置して載せプレートの内面に沿って配置するので、送電コイルを載せプレートの内面に接近させて、電池駆動機器の受電コイルに接近できると共に、載せプレートの内面を広い回路基板の表面で支持できる。
上記構成により、ホルダーケースをコイル領域と基板領域に区画して、コイル領域に設けたコイル嵌着凹部に送電コイルを配置し、基板領域に回路基板を固定するので、送電コイルと回路基板とを正確に位置決めしながらホルダーケースの定位置に配置できる。また、送電コイルの上面と回路基板の表面とを略同一平面状に配置して載せプレートの内面に沿って配置するので、送電コイルを載せプレートの内面に接近させて、電池駆動機器の受電コイルに接近できると共に、載せプレートの内面を広い回路基板の表面で支持できる。
本発明の第6の側面にかかる無接点充電器によれば、前記外装ケース20、20’を、電池駆動機器90を脱着自在に載せる載置面23を有する載せプレート21、21’と、該載せプレート21、21’で開口部が閉塞される上方開口の下ケース22とに分割すると共に、前記送電コイル11と前記回路基板13を、ホルダーケース30を介して前記外装ケース20、20’の定位置に配置することができる。前記ホルダーケース30は、前記送電コイル11を配置するコイル領域30Aと前記回路基板13を配置する基板領域30Bに区画して、前記基板領域30Bにおいて、前記回路基板13に実装された電子部品14と対向する位置に開口部39を設けて、該開口部39に配置される該電子部品14を前記下ケース22の内面に対向して配置することができる。
上記構成により、ホルダーケースの基板領域に開口部を設けて、この開口部に電子部品を配置することにより、電子部品の発熱をホルダーケースの内部にこもらせることなく、電子部品をホルダーケースの開口部から表出させて効率よく放熱できる。また、開口部から表出する電子部品を下ケースの内面に対向して配置するので、電子部品の発熱を下ケースを介して効率よく外部に放熱できる。
上記構成により、ホルダーケースの基板領域に開口部を設けて、この開口部に電子部品を配置することにより、電子部品の発熱をホルダーケースの内部にこもらせることなく、電子部品をホルダーケースの開口部から表出させて効率よく放熱できる。また、開口部から表出する電子部品を下ケースの内面に対向して配置するので、電子部品の発熱を下ケースを介して効率よく外部に放熱できる。
本発明の第7の側面にかかる無接点充電器によれば、前記外装ケース20’が、前記載置面23の外周縁の少なくとも一部に、該載置面23に載置された電池駆動機器90の側面を保持する土手51を設けることができる。
上記構成により、載置面に載置された電池駆動機器を位置決めできる。
上記構成により、載置面に載置された電池駆動機器を位置決めできる。
本発明の第8の側面にかかる無接点充電器によれば、前記載置面23には、充電対象の電池駆動機器90の載置位置を示すガイド24を設けることができる。
上記構成によって、電池駆動機器を載置面に、ガイドに従って位置決めした姿勢で配置し易くできる。
上記構成によって、電池駆動機器を載置面に、ガイドに従って位置決めした姿勢で配置し易くできる。
本発明の第9の側面にかかる無接点充電器によれば、前記外装ケース20、20’を傾斜させた姿勢で保持するためのスタンド61、161、71、81を備えており、前記スタンド61、161、71、81が、前記外装ケース20、20’を前記載置面23が上面側となる傾斜姿勢で保持するケース保持部62、162、72、82を備えて、さらに、該載置面23に載置される電池駆動機器90を傾斜姿勢に保持する機器保持部63、163、73、53を前記スタンド61、161、71または前記外装ケース20’に形成することができる。
上記構成により、ケース保持部によって外装ケースをスタンドの定位置に傾斜姿勢で保持し、機器保持部によって電池駆動機器を載置面の定位置に配置するので、外装ケースと電池駆動機器とを傾斜姿勢としながら正確に配置できる。これにより、電池駆動機器を斜めに保持した姿勢でも充電でき、例えば電池駆動機器の画面を見やすい姿勢に保持しながら充電できる。また傾斜姿勢とすることで、電池駆動機器と載置面との間に金属などの異物が入り込む事態も、載置面を斜めとすることで回避でき、充電の信頼性も向上される。
上記構成により、ケース保持部によって外装ケースをスタンドの定位置に傾斜姿勢で保持し、機器保持部によって電池駆動機器を載置面の定位置に配置するので、外装ケースと電池駆動機器とを傾斜姿勢としながら正確に配置できる。これにより、電池駆動機器を斜めに保持した姿勢でも充電でき、例えば電池駆動機器の画面を見やすい姿勢に保持しながら充電できる。また傾斜姿勢とすることで、電池駆動機器と載置面との間に金属などの異物が入り込む事態も、載置面を斜めとすることで回避でき、充電の信頼性も向上される。
本発明の第10の側面にかかる無接点充電器によれば、前記ケース保持部72、82が、傾斜姿勢で配置される前記外装ケース20、20’の背面を支持する支持部76、86と、該外装ケース20、20’の下端部を嵌入するケース保持凹部74、84または該外装ケース20’の下端部を係止するケース保持凸部88を備えることができる。
上記構成により、ケース保持部が外装ケースの背面側を支持する支持部を備えることで、外装ケースの背面を支持部で支持する状態で安定して傾斜姿勢に保持できる特徴がある。
上記構成により、ケース保持部が外装ケースの背面側を支持する支持部を備えることで、外装ケースの背面を支持部で支持する状態で安定して傾斜姿勢に保持できる特徴がある。
本発明の第11の側面にかかる無接点充電器によれば、前記ケース保持部62、162、72が、傾斜姿勢で配置される前記外装ケース20の下端部を嵌入するケース保持凹部64、164、74を備えて、前記機器保持部63、163、73が、前記ケース保持凹部64、164、74の前方に隣接して設けられて、前記載置面23に傾斜姿勢で載置される電池駆動機器90の下端部を嵌入する機器保持凹部65、165、75を備えて、前記ケース保持凹部64、164、74と前記機器凹部65、165、75とを異なる深さとして、前記電池駆動機器90を前記載置面23の定位置に配置することができる。
上記構成により、異なる深さのケース保持凹部と機器凹部によって、簡単かつ正確に電池駆動機器を載置面の定位置に配置することができる。
上記構成により、異なる深さのケース保持凹部と機器凹部によって、簡単かつ正確に電池駆動機器を載置面の定位置に配置することができる。
本発明の第12の側面にかかる無接点充電器によれば、前記ケース保持部62が、傾斜姿勢で配置される前記外装ケース20の下端部を嵌入するケース保持凹部64を備えて、前記機器保持部63が、前記ケース保持凹部64の前方に隣接して設けられて、前記載置面23に傾斜姿勢で載置される電池駆動機器90の下端部を嵌入する機器保持凹部65を備えて、前記ケース保持凹部64と前記機器凹部65とを異なる横幅として、前記電池駆動機器90を前記載置面23の定位置に配置することができる。
上記構成により、横幅の異なるケース保持凹部と機器凹部によって、簡単かつ正確に電池駆動機器を載置面の定位置に配置することができる。
上記構成により、横幅の異なるケース保持凹部と機器凹部によって、簡単かつ正確に電池駆動機器を載置面の定位置に配置することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための無接点充電器を例示するものであって、本発明は無接点充電器を以下のものに特定しない。さらに、本明細書は、特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。また、一部の実施の形態において説明された内容は、他の実施形態等に利用可能なものもある。
本発明の無接点充電器は、図1ないし図3に示すように、充電できる電池92と受電コイル91を内蔵してなる電池駆動機器90を上面に載せて、受電コイル91に磁気誘導作用で電力搬送して、電池駆動機器90に内蔵された電池92を充電する。ここで、電池駆動機器90は、携帯電話機やスマートフォン、タブレット等の携帯電子機器とし、あるいは、ICプレーヤやデジタルカメラ等の電子機器とすることができる。さらに、電池駆動機器は、パック電池やバッテリーパックとすることもできる。
(無接点充電器10)
無接点充電器10は、図1ないし図8に示すように、上面を電池駆動機器90の載置面23としてなる外装ケース20と、載置面23にセットされる電池駆動機器90の受電コイル91に電磁結合されて、受電コイル91に磁気誘導作用で電力を供給する送電コイル11と、この送電コイル11に交流電力を供給する交流電源12を実現する電子部品14を実装している回路基板13とを備えており、送電コイル11と回路基板13を外装ケース20に収納している。
無接点充電器10は、図1ないし図8に示すように、上面を電池駆動機器90の載置面23としてなる外装ケース20と、載置面23にセットされる電池駆動機器90の受電コイル91に電磁結合されて、受電コイル91に磁気誘導作用で電力を供給する送電コイル11と、この送電コイル11に交流電力を供給する交流電源12を実現する電子部品14を実装している回路基板13とを備えており、送電コイル11と回路基板13を外装ケース20に収納している。
(外装ケース20)
外装ケース20は、上下に二分割されるプラスチック製の薄型のケースで、内部に送電コイル11と回路基板13を収納するスペースを設けている。図2ないし図6に示す外装ケース20は、電池駆動機器90を脱着自在に載せる載置面23を有する平面状の載せプレート21と、上方を開口してなる浅い容器状の下ケース22を備えている。この外装ケース20は、上下に分割される載せプレート21と下ケース22とを互いの外周縁で連結して、下ケース22の開口部を載せプレート21で閉塞している。図の外装ケース20は、載せプレート21の外形を電池駆動機器90の外形に沿う形状であって、長方形状としている。長方形状の載せプレート21は、電池駆動機器90の外形にほぼ等しい大きさとし、あるいはやや大きくしている。この外装ケース20は、電池駆動機器90を安定して載せプレート21の上にセットできる。
外装ケース20は、上下に二分割されるプラスチック製の薄型のケースで、内部に送電コイル11と回路基板13を収納するスペースを設けている。図2ないし図6に示す外装ケース20は、電池駆動機器90を脱着自在に載せる載置面23を有する平面状の載せプレート21と、上方を開口してなる浅い容器状の下ケース22を備えている。この外装ケース20は、上下に分割される載せプレート21と下ケース22とを互いの外周縁で連結して、下ケース22の開口部を載せプレート21で閉塞している。図の外装ケース20は、載せプレート21の外形を電池駆動機器90の外形に沿う形状であって、長方形状としている。長方形状の載せプレート21は、電池駆動機器90の外形にほぼ等しい大きさとし、あるいはやや大きくしている。この外装ケース20は、電池駆動機器90を安定して載せプレート21の上にセットできる。
外装ケース20は、載せプレート21の下面の定位置に、送電コイル11を配置して固定している。送電コイル11を定位置に固定している外装ケース20は、送電コイル11の位置、いいかえると、電池駆動機器90をセットする位置を表示して、送電コイル11から受電コイル91に効率よく磁気誘導作用で電力を搬送する。図3と図4の載せプレート21は、載置面23に電池駆動機器90の載置位置を示すガイド24を設けている。図に示す載せプレート21は、ガイド24として、電池駆動機器90のセット位置を図形24A、24B、24Cで表示している。図において、図形24Aは、セットされる電池駆動機器90の外形を表示し、図形24Bは、電池駆動機器90の受電コイル91の位置を表示し、図形24Cは、電池駆動機器90の特定位置に表示されたマーク98(詳細には後述する。)のセット位置を表示している。載せプレート21は、これらの図形24A、24B、24Cを単独で表示し、あるいは複合して表示することができる。また、これらの図形以外の表示により、電池駆動機器の載置位置を表示することもできる。このようなセット位置を示す表示は、載せプレート21の載置面23に印刷や刻印等により設けることができ、あるいは、シールなどを貼付して表示することもできる。この無接点充電器10は、ガイド24で示される位置に電池駆動機器90をセットして、正常なセット位置に配置できる。
さらに、外装ケース20の外形を電池駆動機器90の外形とほぼ等しくする無接点充電器10は、電池駆動機器90の外周縁を載せプレート21の外周縁に沿って配置する状態で、正しいセット位置となるようにすることもできる。また、載せプレートの外形を電池駆動機器の外形よりも大きくする無接点充電器は、複数種の電池駆動機器を載せプレートの正しいセット位置に配置できるように、複数のセット位置を示すガイドを設けることもできる。この無接点充電器は、種々の電池駆動機器を、正確な位置にセットして充電できる。
さらに、図9に示す無接点充電器50は、電池駆動機器90を定位置にセットするために、外装ケース20’の外周部に土手51を設けている。図9の外装ケース20’は、電池駆動機器90を脱着自在に載せる載置面23を有する載せプレート21’と、浅い容器状の下ケース22とを備えており、載置面23の外周縁の少なくとも一部に、載置面23に載置された電池駆動機器90の側面を保持する土手51を設けている。図に示す外装ケース20’は、載せプレート21’の対向する両側に、電池駆動機器90の両側面に沿う土手51を設けている。この構造の外装ケース20’は、対向する土手51の間に電池駆動機器90を位置決めしながらセットできる。図9に示す外装ケース20’は、一対の土手51の対向部分に切欠部52を設けて、この部分から電池駆動機器90を掴んで脱着できるようにしている。
なお、図9に示す無接点充電器50において、外装ケース20’の載せプレート21’の外周縁の一部に土手51を設ける以外の構造については、図1ないし図8に示す無接点充電器10と同じ構成とすることができる。したがって、その詳細な説明については省略する。
なお、図9に示す無接点充電器50において、外装ケース20’の載せプレート21’の外周縁の一部に土手51を設ける以外の構造については、図1ないし図8に示す無接点充電器10と同じ構成とすることができる。したがって、その詳細な説明については省略する。
以上の外装ケース20、20’は、内部に送電コイル11と回路基板13とを収納している。送電コイル11と回路基板13は、外装ケース20、20’の長手方向に並べて配置されると共に、所定の間隔を離して配置されている。このように、外装ケース20、20’の内部において、送電コイル11と回路基板13とを横並びに配置することで、送電コイル11の発熱を外装ケース20、20’を介して上下方向に伝搬させて放熱し、回路基板13への熱伝搬を低減して、回路基板13を送電コイル11の発熱から保護している。
(ホルダーケース)
外装ケース20は、図4ないし図7に示すように、下ケース22と載せプレート21との間にホルダーケース30を内蔵しており、このホルダーケース30を介して、送電コイル11と回路基板13を外装ケース20内の定位置に配置している。図のホルダーケース30は、載せプレート21と対向する側に、回路基板13と送電コイル11とを配置している。ホルダーケース30は、プラスチックで成形されており、送電コイル11が配置されるコイル領域30Aと回路基板13が配置される基板領域30Bとに区画されている。図に示すホルダーケース30は、長方形の外装ケース20の長手方向に沿う形状としており、コイル領域30Aと基板領域30Bとを長手方向に並べて配置している。このホルダーケース30は、コイル領域30Aと基板領域30Bとを長手方向に並べて配置することで、コイル領域30Aに配置される送電コイル11と基板領域30Bに配置される回路基板13とを外装ケース20の長手方向に並べて離間して配置している。
外装ケース20は、図4ないし図7に示すように、下ケース22と載せプレート21との間にホルダーケース30を内蔵しており、このホルダーケース30を介して、送電コイル11と回路基板13を外装ケース20内の定位置に配置している。図のホルダーケース30は、載せプレート21と対向する側に、回路基板13と送電コイル11とを配置している。ホルダーケース30は、プラスチックで成形されており、送電コイル11が配置されるコイル領域30Aと回路基板13が配置される基板領域30Bとに区画されている。図に示すホルダーケース30は、長方形の外装ケース20の長手方向に沿う形状としており、コイル領域30Aと基板領域30Bとを長手方向に並べて配置している。このホルダーケース30は、コイル領域30Aと基板領域30Bとを長手方向に並べて配置することで、コイル領域30Aに配置される送電コイル11と基板領域30Bに配置される回路基板13とを外装ケース20の長手方向に並べて離間して配置している。
図のホルダーケース30は、コイル領域30Aにおいて、送電コイル11を定位置に配置するコイル嵌着凹部31を設けている。ホルダーケース30は、載せプレート21と対向する側、すなわち、上面側にコイル嵌着凹部31を設けている。図に示すコイル嵌着凹部31は、渦巻き状の平面コイルである送電コイル11の外形に等しい内形に成形された円形の凹部で、中央部には、送電コイル11の空芯部を案内する嵌入凸部32を形成している。このホルダーケース30は、送電コイル11をコイル嵌着凹部31に嵌入する状態で、ホルダーケース30の定位置に位置決めしながら配置できる特徴がある。さらに、ホルダーケース30は、嵌入凸部32にコアを配置して、送電コイル11の磁界を強くすることもできる。このコアには、透磁率が大きいフェライト等の磁性材料が使用できる。この構造は、送電コイル11の磁束をコアで集束して、効率よく受電コイルに電力搬送できる。コイル嵌着凹部31に配置される送電コイル11は、ホルダーケース30を介して外装ケース20の定位置に配置される。ホルダーケース30は、送電コイル11を載せプレート21の内面に接近するように配置しており、受電コイル91との間隔を狭くして、送電コイル11から受電コイル91に効率よく電力搬送できるようにしている。
さらに、ホルダーケース30は、図5と図6に示すように、基板領域30Bに回路基板13を固定している。ホルダーケース30に固定される回路基板13は、図2、図6、及び図8に示すように、裏面側に電子部品14を実装しており、載せプレート21と対向する表面側は平面状としている。すなわち、回路基板13は、電子部品14が実装された部品装着面13Aをホルダーケース30側に配置し、平面状の表面13Bを載せプレート21側に配置する姿勢でホルダーケース30に固定している。図7に示すホルダーケース30は、コイル領域30Aと基板領域30Bとの境界部分に段差部33を設けており、基板領域30Bに回路基板13を固定する状態で、図2と図4に示すように、回路基板13の表面13Bと、コイル嵌着凹部31に配置される送電コイル11の上面とが略同一平面に配置されるようにしている。この構造は、略同一平面に配置される回路基板13の表面13Bと送電コイル11の上面とを載せプレート21の内面に沿って配置できる。したがって、送電コイル11を載せプレート21の内面に接近させて、電池駆動機器90の受電コイル91に接近できると共に、載せプレート21の内面を広い回路基板13の表面13Bで安定して支持できる。
ホルダーケース30は、基板領域30Bにおいて、両側の周壁34の上端縁で回路基板13の両側部を支持すると共に、コイル領域30Aとの境界部では、段差部33によって回路基板13の一端縁を支持し、さらに、反対側の端縁では、リブ状の支持壁35によって回路基板13の他端縁を支持している。さらに、ホルダーケース30は、周壁34の内側に設けた複数の支持ボス36によっても回路基板13の隅部を支持している。この支持ボス36は、回路基板13を貫通する止ネジ40がねじ込まれて、回路基板13を所定の姿勢でホルダーケース30に固定している。図に示す回路基板13は、止ネジ40を介してホルダーケース30に固定しているが、回路基板は、係止構造や接着等の方法でホルダーケースの定位置に固定することもできる。
さらに、図7に示すホルダーケース30は、回路基板13を定位置に配置するための位置決め凸部37を上方に突出して設けており、回路基板13には、この位置決め凸部37を案内する位置決め穴13a、13bを開口して設けている。図7のホルダーケース30は、回路基板13の片側部と中央部に対向する2箇所に位置決め凸部37a、37bを設けている。一方の位置決め凸部37aは、基板領域30Bの片側の周壁34の近傍から突出して設けており、回路基板13の片側部に設けた位置決め穴13aに挿入される。他方の位置決め凸部37bは、基板領域30Bの中央部に設けた区画壁38の上面から突出して設けており、回路基板13の中央部に設けた位置決め穴13bに挿入される。図のホルダーケース30は、回路基板13に実装された電子部品14を区画する区画壁38を基板領域30Bの中央部に備えており、この区画壁38の上面から突出して位置決め凸部37bを設けている。この回路基板13は、2つの位置決め穴13a、13bに位置決め凸部37a、37bが案内される状態で、ホルダーケース30の定位置に配置される。
さらに、ホルダーケース30は、基板領域30Bにおいて、回路基板13の裏面側に固定された電子部品14を下ケース22側に表出させる開口部39を設けている。図7のホルダーケース30は、基板領域30Bの中央部に設けた区画壁38の両側に、開口部39を設けている。このホルダーケース30は、図2と図8に示すように、開口部39に配置される電子部品14を、下メース22の内面に対向する姿勢で配置している。この構造は、とくに、発熱しやすい部品をホルダーケース30で覆うことなく下ケース22に対向させることで、より効果的に放熱できる特徴がある。
ホルダーケース30は、下ケース22に連結されて、外装ケース20の定位置に配置されている。図4と図5の下ケース22は、ホルダーケース30を位置決めしながら定位置に連結している。図の下ケース22は、両側の周壁25でホルダーケース30の両側縁を位置決めすると共に、両端部に一体成形された支持リブ26でホルダーケース30の両端縁を位置決めして、ホルダーケース30を定位置に配置している。このホルダーケース30は、両側部の底面の形状を、下ケース22の両側部の内面に沿う形状としている。さらに、図に示す下ケース22は、ホルダーケース30を位置決めする複数の嵌合凸部27を底面から突出して設けている。ホルダーケース30は、この嵌合凸部27を案内する嵌合穴47を設けている。図に示す下ケース22は、円柱状の嵌合凸部27を一体成形しており、ホルダーケース30は、これらの嵌合凸部27と対向する位置に、嵌合凸部27を嵌入する嵌合穴47を開口して設けている。このホルダーケース30は、嵌合穴47に嵌合凸部27を案内して、下ケース22の定位置に連結される。
以上のように、ホルダーケース30を介して回路基板13と送電コイル11を外装ケース20に配置する構造は、回路基板13と送電コイル11との相対位置を正確にしながら外装ケース20の定位置に正確に配置できる特徴がある。ただ、無接点充電器は、必ずしもホルダーケースを内蔵する必要はなく、送電コイルと回路基板を直接に外装ケースに固定して定位置に配置することもできる。
(送電コイル11)
送電コイル11は、載せプレート21の内面側に、載置面23と平行に配置できるように、線材を渦巻き状に巻いた平面状のコイルとしている。この送電コイル11は、載せプレート21の載置面23と平行な面内で渦巻き状に巻かれており、載置面23に直交する交流磁束を上方に放射する。送電コイル11は、渦巻きを複数層に巻いて、厚みのあるコイルとしている。平面状の送電コイル11は、前述のように、ホルダーケース30のコイル嵌着凹部31に固定されて定位置に配置される。図5に示すホルダーケース30は、コイル嵌着凹部31の底面に、シールド板41を配設している。シールド板41は、透磁率の高い金属やフェライトからなるプレートで、送電コイル11の下面側に配置されて磁気シールドしている。このシールド板41は、コイル嵌着凹部31の底面に接着して固定されると共に、このシールド板41に両面テープ42を介して送電コイル11を固定している。
送電コイル11は、載せプレート21の内面側に、載置面23と平行に配置できるように、線材を渦巻き状に巻いた平面状のコイルとしている。この送電コイル11は、載せプレート21の載置面23と平行な面内で渦巻き状に巻かれており、載置面23に直交する交流磁束を上方に放射する。送電コイル11は、渦巻きを複数層に巻いて、厚みのあるコイルとしている。平面状の送電コイル11は、前述のように、ホルダーケース30のコイル嵌着凹部31に固定されて定位置に配置される。図5に示すホルダーケース30は、コイル嵌着凹部31の底面に、シールド板41を配設している。シールド板41は、透磁率の高い金属やフェライトからなるプレートで、送電コイル11の下面側に配置されて磁気シールドしている。このシールド板41は、コイル嵌着凹部31の底面に接着して固定されると共に、このシールド板41に両面テープ42を介して送電コイル11を固定している。
送電コイル11のインダクタンスは、交流電力の周波数により最適値に設定される。たとえば、供給される交流電力の周波数を100kHz〜500kHzとする送電コイル11は、インダクタンスを数十μHないし数mHとする。ただし、無接点充電器10は、送電コイル11に供給する交流電力の周波数をこの範囲には特定しない。送電コイル11には、100kHzよりも低く、あるいは500kHzよりも高い周波数の交流電力を供給して、電池駆動機器90に磁気誘導作用で電力搬送できるからである。送電コイル11のインダクタンスは、交流電力の周波数が高くなると小さく、周波数が低くなると大きくして、磁気誘導作用で効率よく受電コイル91に電力搬送できる。
(回路基板13)
回路基板13は、送電コイル11に電力を供給する交流電源12を実現する電子部品14を実装している。さらに、回路基板13は、交流電源12を実現する電子部品以外の電子部品14も実装できる。回路基板13は、プリント基板で、図2、及び図4ないし図6に示すように、載せプレート21と対向する表面側には電子部品を実装することなく、ホルダーケース30と対向する裏面側にのみ電子部品14を実装している。すなわち、回路基板13は、電子部品14が装着された部品装着面13Aをホルダーケース30に対向する姿勢として、ホルダーケース30の基板領域30Bに固定されており、電子部品が装着されない平面状の表面13Bを載せプレート21の内面に対向する姿勢で配置している。回路基板13は、コイル嵌着凹部31に配置された送電コイル11と所定の間隔となるように、ホルダーケース30の基板領域30Bに固定されている。
回路基板13は、送電コイル11に電力を供給する交流電源12を実現する電子部品14を実装している。さらに、回路基板13は、交流電源12を実現する電子部品以外の電子部品14も実装できる。回路基板13は、プリント基板で、図2、及び図4ないし図6に示すように、載せプレート21と対向する表面側には電子部品を実装することなく、ホルダーケース30と対向する裏面側にのみ電子部品14を実装している。すなわち、回路基板13は、電子部品14が装着された部品装着面13Aをホルダーケース30に対向する姿勢として、ホルダーケース30の基板領域30Bに固定されており、電子部品が装着されない平面状の表面13Bを載せプレート21の内面に対向する姿勢で配置している。回路基板13は、コイル嵌着凹部31に配置された送電コイル11と所定の間隔となるように、ホルダーケース30の基板領域30Bに固定されている。
(交流電源12)
交流電源12は、入力される電力を送電コイル11に供給する周波数の交流に変換して出力する。交流電源12は、発振回路と、この発振回路から出力される交流を電力増幅するパワーアンプと備えている。交流電源12は、ACアダプタから直流が入力され、あるいはUSBコネクタなどのコネクタから直流が入力される。また、交流電源は、交流の商用電源を入力して、これを送電コイル11に供給する周波数の交流に変換して出力することもできる。図1に示す無接点充電器10は、外部電源であるACアダプタ49から入力される直流を交流電源12に入力している。無接点充電器10は、図4に示すように、ACアダプタ49に接続される入力コネクタ19を外装ケース20に設けている。図に示す入力コネクタ19は、ACアダプタ49の出力端子49Aを挿入できるピン端子としている。ただ、入力コネクタには、USBコネクタも使用できる。この無接点充電器は、図示しないが、電子機器に接続されるUSBケーブルを外部電源として、このUSBケーブルのUSB端子をUSBコネクタに接続して電力を供給することができる。この構造は、オフィス等の机上において、パソコン等の電子機器から便利に給電できる。交流電源12は、入力される直流や交流を所定の周波数と電圧の交流に変換して、送電コイル11に出力する。ACアダプタ49やコネクタから直流電力を入力する交流電源11は、DC/ACインバータで直流を交流に変換して出力する。商用電源の交流を入力する交流電源は、交流を整流回路で直流に変換し、整流回路から出力される直流をDC/ACインバータで交流に変換して送電コイル11に出力する。
交流電源12は、入力される電力を送電コイル11に供給する周波数の交流に変換して出力する。交流電源12は、発振回路と、この発振回路から出力される交流を電力増幅するパワーアンプと備えている。交流電源12は、ACアダプタから直流が入力され、あるいはUSBコネクタなどのコネクタから直流が入力される。また、交流電源は、交流の商用電源を入力して、これを送電コイル11に供給する周波数の交流に変換して出力することもできる。図1に示す無接点充電器10は、外部電源であるACアダプタ49から入力される直流を交流電源12に入力している。無接点充電器10は、図4に示すように、ACアダプタ49に接続される入力コネクタ19を外装ケース20に設けている。図に示す入力コネクタ19は、ACアダプタ49の出力端子49Aを挿入できるピン端子としている。ただ、入力コネクタには、USBコネクタも使用できる。この無接点充電器は、図示しないが、電子機器に接続されるUSBケーブルを外部電源として、このUSBケーブルのUSB端子をUSBコネクタに接続して電力を供給することができる。この構造は、オフィス等の机上において、パソコン等の電子機器から便利に給電できる。交流電源12は、入力される直流や交流を所定の周波数と電圧の交流に変換して、送電コイル11に出力する。ACアダプタ49やコネクタから直流電力を入力する交流電源11は、DC/ACインバータで直流を交流に変換して出力する。商用電源の交流を入力する交流電源は、交流を整流回路で直流に変換し、整流回路から出力される直流をDC/ACインバータで交流に変換して送電コイル11に出力する。
交流電源12は、電池駆動機器90がセットされたことを検出し、あるいはユーザーが電源スイッチ(図示せず)をオンに切り換えて、送電コイル11に交流電力を出力する。電池駆動機器90を検出する交流電源12は、電池駆動機器90に設けている受電コイル91の検出回路(図示せず)を備えている。さらに、交流電源11は、電池駆動機器90の内蔵電池92が満充電されたことを検出して、送電コイル11の交流電力の出力を停止する。交流電源12は、送電コイル11の電流変化を検出して、内蔵電池92の満充電を検出する。電池駆動機器90の内蔵電池92が満充電されると、受電コイル91が無負荷となって受電コイル91の電流がほぼ遮断された状態となる。受電コイル91の電流がほぼ遮断されると、送電コイル11の電流も減少する。したがって、交流電源12は送電コイル11の電流が設定値よりも小さくなったことを検出して、電池駆動機器90の内蔵電池92が満充電されたことを検出できる。さらに、無接点充電器は、電池駆動機器との間の通信などによって、電池の充電状態、たとえば満充電や充電異常を検出することもできる。
さらに、図6と図8に示す回路基板13は、外装ケース20の外部から動作状態をテストするために、複数のテストポイント43を備えている。図のテストポイント43は、回路基板13の裏面側である部品装着面13Aに設けられており、このテストポイント43をホルダーケース30の内面側に対向して配置している。図に示す外装ケース20は、外部にテストポイント43を表出させるために、テストポイント43に当接させるテストピン(図示せず)を挿入するためのテスト窓28を下ケース22に開口している。図に示すテスト窓28は、複数のテストポイント43をチェックできるように、細長いスリット状としている。回路基板13は複数のテストポイント43を直線状に並べて配置しており、これらのテストポイント43に対向するように、スリット状のテスト窓28を下ケース22に開口している。さらに、テスト窓28と回路基板13との間に介在されるホルダーケース30は、複数のテストポイント43に対向して複数の貫通穴48を開口している。この構造は、テスト窓28から挿入されるテストピンをホルダーケース30の貫通穴48に通過させながら、目的のテストポイント43に接触できるので、誤って隣接するテストポイント43に接触させることなく、所望のテストポイント43に確実に接触できる特徴がある。下ケース22に開口されたテスト窓28は、ラベルシート44が付着されて閉塞されている。
さらに、図1、図4、及び図5に示す無接点充電器10は、電池駆動機器90のセット状態や内蔵される電池92の充電状態を外部に表示するための表示部15を備えている。図に示す無接点充電器10は、表示部15として外装ケース20の外部に光で表示するLED16と、このLED16から照射される光を透過させて、外装ケース20に設けた表示窓29から外部に照射するランプリーダー17とを備えている。図に示すLED16は、チップタイプのLEDでプリント基板45に固定されると共に、このプリント基板45を表示窓29に対向して固定している。ランプリーダー17は、透光性のプラスチック製で、一端をLED16に対向して配置すると共に、他方の端部を外装ケース20に設けた表示窓29から外部に露出させている。ランプリーダー17は、LED16から照射される光を内部に透過させて表示窓29から外部に照射する。
以上の表示部15は、電池駆動機器90が載せプレート21にセットされた状態で、電池駆動機器90の受電コイル91が送電コイル11に対して正確な位置にあるかどうかを点灯状態で表示することができる。また、表示部15は、電池駆動機器90の電池92が満充電されたことを検出してこのことを外部に表示することもできる。したがって、ユーザーは、表示部15の表示によって電池駆動機器90が正しくセットされたかどうか、あるいは電池駆動機器90の電池92が満充電されたかどうかを正確に判定することができる。
表示部15のLED16は、回路基板13に実装される点灯回路18で点灯状態が制御される。点灯回路18は、LED16の発光色(例えば緑色、赤色)や、点灯のパターン(例えば連続点灯、ゆっくりした点滅、早い点滅)等を変化させることで、電池駆動機器90に内蔵される電池92の充電状態や異常を外部に表示できる。例えば、充電中はLED16を点灯させて、充電完了後に消灯させたり、あるいは発光色を変化可能なLEDの場合は、赤色から緑色に変更させることで、ユーザに対して充電中又は充電の終了を告知できる。また、点灯回路18は、電池駆動機器90が正しい位置にセットされない状態では、LED16を点滅させることで異常を表示することができる。
さらに、以上の無接点充電器10は、外装ケース20に内蔵される回路基板13を、電池駆動機器90に内蔵されるアンテナ97から離間して配置している。言い換えると、載置面23にセットされる電池駆動機器90に内蔵されるアンテナ97が、外装ケース20に内蔵される回路基板13から離れる方向となるように、電池駆動機器90の載置位置を特定している。ここで、電池駆動機器90に内蔵されるアンテナ97とは、ワンセグ放送やマルチメディア放送等を受信するための受信アンテナであり、このようなアンテナ97を内蔵する電池駆動機器90には、これらの受信機能を有する携帯電話機やスマートフォン、タブレット等があげられる。このアンテナ97は、図に示すように電池駆動機器90の一方の端部に内蔵されている。したがって、無接点充電器10は、図2と図3に示すように、載置面23にセットされる電池駆動機器90に内蔵されるアンテナ97から回路基板13が遠ざかるように、回路基板13の中心を外装ケース20の長手方向の中心から偏心させて配置している。このように、外装ケース20に内蔵される回路基板13を、載置面23にセットされる電池駆動機器90に内蔵されるアンテナ97から離間させる無接点充電器10は、電池駆動機器90の充電中においても、ワンセグ放送やマルチメディア放送等の映像を受信しながら、回路基板13に実装される電子部品14によるノイズがアンテナ97に悪影響を与えるのを有効に防止できる。とくに、このノイズは、アンテナ97からの距離の二乗に反比例して小さくなるので、回路基板13を外装ケース20の中心から偏心させて配置してその反対側にアンテナ97を配置することで、アンテナ97との距離を大きくしてノイズの影響を低減できる。さらに、図に示す無接点充電器10は、回路基板13に加えて、LED16、入力コネクタ19、及びこれらの配線も、電池駆動機器90に内蔵されるアンテナ97から離れる方向に偏在させており、これらの部材によるアンテナ97への悪影響を防止している。
以上の無接点充電器10は、図1ないし図3に示すように、外装ケース20の載置面23の定位置にセットされる電池駆動機器90に磁気誘導作用で電力搬送して、電池駆動機器90に内蔵される電池92を充電する。
(電池駆動機器90)
電池駆動機器90は、図1に示すように、無接点充電器10の送電コイル11に電磁結合されて、送電コイル11から搬送される電力を受け取る受電コイル91と、この受電コイル91に誘導される電力で充電される電池92と、受電コイル91に誘導される電力で内蔵する電池92を充電する充電回路93とを備えている。図に示す電池駆動機器90は、受電コイル91と電池92と充電回路93とを、機器ケース99に内蔵している。図に示す機器ケース99は、外装ケース20の載置面23に沿う外形であって、平面視を長方形としている。
電池駆動機器90は、図1に示すように、無接点充電器10の送電コイル11に電磁結合されて、送電コイル11から搬送される電力を受け取る受電コイル91と、この受電コイル91に誘導される電力で充電される電池92と、受電コイル91に誘導される電力で内蔵する電池92を充電する充電回路93とを備えている。図に示す電池駆動機器90は、受電コイル91と電池92と充電回路93とを、機器ケース99に内蔵している。図に示す機器ケース99は、外装ケース20の載置面23に沿う外形であって、平面視を長方形としている。
充電できる電池92と受電コイル91とを内蔵する電池駆動機器90は、受電コイル91と電池92とを機器本体に脱着自在な電池パックとして内蔵し、あるいは、機器本体に脱着できない構造で内蔵し、あるいは電池のみを脱着自在な電池パックに内蔵して、受電コイルを機器本体に脱着できない構造で内蔵することができる。受電コイルを機器本体に内蔵して、電池を脱着できる電池パックに内蔵する電池駆動機器は、受電コイルと電池パックとを接点で接続して、受電コイルに誘導される電力で電池を充電する。さらに、充電できる電池を電池パックとして機器本体に内蔵する電池駆動機器においては、電池を充電する充電回路を、機器本体側に内蔵することも、電池パック側に内蔵することもできる。
電池92は、リチウムイオン電池、又はポリマー電池である。ポリマー電池はリチウムポリマー電池である。ただし、電池は、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池等の充電できる全ての電池とすることができる。
受電コイル91は、線材を平面に渦巻き状に巻いた平面コイルである。この平面コイルの受電コイル91は、渦巻きを1層又は複数層に巻いて、全体の形状を円板状として外形を円形としている。平面コイルである受電コイル91は、電池駆動機器90の内部に省スペースに内蔵できる。ただ、受電コイルは、厚みのあるコイルとすることもできる。図2に示す電池駆動機器90は、載置面23の定位置にセットされる状態で、送電コイル11と対向する位置に受電コイル91を内蔵している。図に示す電池駆動機器90は、機器ケース99の背面プレート99Bの内側に受電コイル91を内蔵している。電池駆動機器90は、受電コイル91を、背面プレート99Bの内面に密着状態で固定し、あるいは、背面プレート99Bにインサートして定位置に配置することができる。
充電回路93は、図1のブロック図に示すように、受電コイル91に誘導される交流を整流して直流に変換する整流回路94と、この整流回路94で整流された脈流を平滑化する平滑回路95の平滑コンデンサー95Aと、この平滑回路95で平滑化された直流で電池92を充電する充電制御回路96とを備えている。充電回路93は、電池92を好ましい電圧と電流で充電する。電池92をリチウムイオン電池とする電池駆動機器90の充電回路93は、充電制御回路96を、電池92を一定の電圧と電流で充電する定電圧・定電流回路とする。電池をニッケル水素電池などのアルカリ電池とする電池駆動機器は、充電制御回路を定電流回路とする。
さらに、電池駆動機器は、電池が満充電されたことを検出して充電を停止し、満充電信号を無接点充電器に伝送することもできる。電池駆動機器は、受電コイルに満充電信号を出力し、この満充電信号を受電コイルから送電コイルに伝送して、無接点充電器に満充電の情報を伝送することができる。この電池駆動機器は、交流電源と異なる周波数の交流信号を受電コイルに出力し、無接点充電器はこの交流信号を送電コイルで受信して満充電を検出することができる。また、電池駆動機器が特定周波数の搬送波を満充電信号で変調する信号を受電コイルに出力し、無接点充電器が特定周波数の搬送波を受信し、この信号を復調して満充電信号を検出することもできる。さらに、電池駆動機器は、満充電信号を無接点充電器に無線伝送して、満充電の情報を伝送することもできる。この電池駆動機器は満充電信号を送信する送信器を内蔵し、無接点充電器は満充電信号を受信する受信器を内蔵する。無接点充電器は、電池駆動機器から伝送される満充電信号を検出して送電コイルからの電力搬送を停止する。
以上の電池駆動機器90は、無接点充電器10の載置面23のセット位置にセットされる状態で、内蔵する受信コイル91が無接点充電器10の送電コイル11に電磁結合される。電池駆動機器90は、無接点充電器10の載置面23に設けたガイド24を目安としてセット位置にセットされる。さらに、電池駆動機器90は、載置面23により正確にセットするために、載置方向を示すマーク98を表示することができる。図3に示す電池駆動機器90は、主面となる機器ケース99の表面プレート99Aの3箇所に、三角形状のマーク98を表示している。図に示す電池駆動機器90は、長方形の表面プレート99Aの3辺であって、対向する側縁の中点と、中心から偏心して内蔵される受信コイル91が配置される側の端縁の中点に各々三角形状のマーク98を表示している。この電池駆動機器90は、表面プレート99Aの3辺の中点にマーク98を設けることで、偏在して配置される受信コイル91が配置される半面を認識できる。この電池駆動機器90は、図3に示すように載置面23に表示された三角形状の印である図形24Cと対向するように配置されて、載置面23の正確な位置に配置される。なお、図に示す例では、スマートフォン型の電池駆動機器90としているが、これに限るものではなく、例えば携帯電話機等の電池駆動機器とすることもできる。
以上の無接点充電器10、50は、図2、図3、及び図9に示すように、載置面23を水平姿勢とする状態で配置して、載置面23に電池駆動機器90を水平姿勢でセットして内蔵する電池92を充電することができる。さらに、本発明の無接点充電器は、図10ないし図18に示すように、送電コイル11を内蔵してなる外装ケース20、20’を専用のスタンド61、161、71、81に傾斜姿勢で配置して、載置面23に電池駆動機器90を傾斜姿勢でセットすることもできる。これらの図は、スマートフォン型の電池駆動機器90を横置きで無接点充電器60、160、70、80に載置する状態を示している。
図10ないし図18に示す無接点充電器60、160、70、80は、外装ケース20、20’を傾斜させた姿勢で保持するためのスタンド61、161、71、81を備えている。スタンド61、161、71、81は、プラスチックで成形された箱形で、上面に外装ケース20、20’を傾斜姿勢でセットして、載せプレート21、21’の載置面23を傾斜姿勢で配置している。これらの図に示すスタンド61、161、71、81は、外装ケース20、20’を載置面23が上面側となる傾斜姿勢で保持するケース保持部62、162、72、82を備えている。さらに、載置面23に載置される電池駆動機器90を傾斜姿勢に保持する機器保持部63、163、73、83をスタンド61、161、71または外装ケース20’に設けている。
図10ないし図12に示す無接点充電器60のスタンド61は、箱形の本体ケース61Aの上面の中央部に、傾斜姿勢で配置される外装ケース20の下端部を嵌入する溝状のケース保持凹部64を設けてケース保持部62としている。このスタンド61は、ケース保持凹部64に外装ケース20を挿入する状態で、載せプレート21の載置面23が上面側となる傾斜姿勢で外装ケース20を保持できるようにしている。溝状のケース保持凹部64は、ここに外装ケース20の側縁部を挿入して、外装ケース20を所定の傾斜姿勢で保持できる深さと前後幅に形成している。溝状のケース保持凹部64は、図11に示すように、溝底に向かって水平面に対して傾斜する形状に成形されており、このケース保持凹部64に外装ケース20の下端部を挿入する状態で、外装ケース20の載置面23を所定の傾斜角αで傾斜する姿勢に保持できるようにしている。図に示すケース保持凹部64は、外装ケース20の側縁部を嵌入できるように、外装ケース20の側縁部の外形に沿う湾曲形状の内形に成形している。
このスタンド61は、図10と図12に示すように、本体ケース61Aの横幅を外装ケース20の長手方向の全長よりも長くしており、上面に設けた溝状のケース保持凹部64の横幅を、外装ケース20の長手方向の全長に等しくし、あるいはやや大きくしている。このケース保持凹部64は、図10に示すように、外装ケース20を横長の姿勢でセットして所定の傾斜姿勢に保持できる。とくに、外装ケース20の側縁部の全体をケース保持凹部64に挿入して、外装ケース20をスタンド61の定位置にセットできる。
さらに、図11と図12に示すスタンド61は、ケース保持凹部64の背面側の内面664Aに位置して、本体ケース61Aの内側からケース保持凹部64の内部に向かって弾性的に突出する係止フック68を設けている。図に示す係止フック68は、弾性変形する係止アーム69の先端に設けられており、ケース保持凹部64の背面側の内面64Aに設けた貫通穴64aに配置されている。係止アーム69は、先端の係止フック68をケース保持凹部64の貫通穴64aに配置できるように、後端が本体ケース61Aの内面に固定されている。ケース保持凹部64の内側に突出する係止フック68は、ケース保持凹部64にセットされる外装ケース20の背面を係止して、外装ケース20を外れないように保持できる。外装ケース20は、背面側に係止フック68を案内する係止凹部(図示せず)を設けている。ケース保持凹部64から外装ケース20を取り出す状態では、係止フック68が本体ケース61A内に弾性的に押し込まれて係止状態が解除される。
さらに、図に示すスタンド61は、ケース保持凹部64にセットされた外装ケース20の傾斜する載置面23に載置される電池駆動機器90を傾斜姿勢で保持するために、載置面23に載置される電池駆動機器90を傾斜姿勢に保持する機器保持部63を備えている。図10ないし図12に示す機器保持部63は、ケース保持凹部64に隣接して前方に設けた溝状の機器保持凹部65で、この機器保持凹部65に電池駆動機器90の下端部を嵌入させる状態で電池駆動機器90を載置することで、電池駆動機器90がずれ落ちるのを防止している。ケース保持凹部64に隣接して設けられる機器保持凹部65は、ケース保持凹部64にセットされる外装ケース20の載置面23を表出させて、電池駆動機器90を所定の位置にセットできる深さと形状としている。さらに、溝状の機器保持凹部65は、電池駆動機器90の下端部を挿入する状態で、電池駆動機器90を所定の傾斜姿勢に保持しながら、電池駆動機器90の表示面90Aを表出できる深さと形状としている。ただ、機器保持部は、必ずしも溝状の機器保持凹部とする必要はなく、載置面にセットされる電池駆動機器を傾斜姿勢に保持できるすべての構造、たとえば、電池駆動機器の下端を係止する凸部や凸条等とすることもできる。
ここで、ケース保持凹部64と機器保持凹部65を有するスタンド61は、図11に示すように、ケース保持凹部64と機器保持凹部65とを異なる深さとしている。図に示すスタンド61は、ケース保持凹部64を機器保持凹部65よりも深く成形している。この形状のスタンド61は、図11に示すように、載置面23の縦幅(短手方向の長さ)が電池駆動機器90の縦幅(短手方向の長さ)よりも大きい外装ケース20をセットする状態において、深さの深いケース保持凹部64で外装ケース20を位置決めしながら定位置に固定し、さらに、深さの浅い機器凹部65に電池駆動機器90をセットすることで、電池駆動機器90を載置面23の定位置に配置できる。ただ、載置面の縦幅が電池駆動機器の縦幅よりも小さい外装ケースをセットするスタンドにおいては、ケース保持凹部を機器保持凹部よりも浅く成形することもできる。
さらに、ケース保持凹部64と機器保持凹部65を有するスタンド61は、図10と図12に示すように、ケース保持凹部64と機器保持凹部65とを異なる横幅としている。図に示すスタンド61は、ケース保持凹部64の横幅を機器保持凹部65の横幅よりも大きくしている。この形状のスタンド61は、載置面23の横幅が電池駆動機器90の横幅よりも大きい外装ケース20をセットする状態において、横幅の広いケース保持凹部64で外装ケース20、とくに両端部を位置決めしながら固定し、さらに、横幅の狭い機器凹部65に電池駆動機器90をセットすることで、電池駆動機器90を載置面23の定位置に配置できる。ただ、載置面の縦幅が電池駆動機器の縦幅よりも小さい外装ケースをセットするスタンドにおいては、ケース保持凹部の横幅を機器保持凹部の横幅よりも小さくすることもできる。
さらに、図に示す機器保持凹部65は、内部にゴミや小さな異物が侵入する状態においても電池駆動機器90を定位置にセットできるように、機器保持凹部65の底面から突出する支持凸部67を設けている。図に示すスタンド61は、溝状の機器保持凹部65の底面65Aの両端部に位置して支持凸部67を設けている。この支持凸部67は、機器保持凹部65に挿入される電池駆動機器90の下側に位置する側面90Bに当接する状態で電池駆動機器90を支持する。すなわち、電池駆動機器90の側面90Bを機器保持凹部65の底面65Aから浮かせる状態で、言い換えると、機器保持凹部65の底面65Aと電池駆動機器90の側面90Bとの間に隙間を設ける状態で支持する。したがって、小さな異物が機器保持凹部65に侵入する状態においては、この隙間に異物を介在させることによって、電池駆動機器90のセット位置がずれるのを有効に防止し、また、誤って機器保持凹部65に水等をこぼした場合においても、侵入する水をこの隙間に沿って流下させることで、電池駆動機器90の側面90Bから浸水するのを確実に防止できる。
以上のスタンド61は、本体ケース61Aの横幅を外装ケースや電池駆動機器の横幅(長手方向の全長)よりも大きくするが、スタンドは、図13に示すように、本体ケース161Aの横幅を外装ケース20や電池駆動機器90の横幅(長手方向の全長)よりも短くすることもできる。図13に示すスタンド161は、本体ケース161Aの上面に設けたケース保持部162である溝状のケース保持凹部164と、機器保持部163である溝状の機器保持凹部165とを箱形のスタンド161の両側面まで延長して設けている。このスタンド161は、図に示すように、ケース保持凹部164にセットされる外装ケース20の両端部と、機器保持凹部165にセットされる電池駆動機器90の両端部を、スタンド161の外側に突出させる姿勢で保持する。このスタンド161は、最も簡単な形状としながら、全長の異なる外装ケース20であってもケース保持凹部164に挿入して傾斜姿勢に保持でき、また、全長の異なる電池駆動機器90であっても機器保持凹部165に挿入して傾斜姿勢に保持できる。
図13のスタンド161も、図14に示すように、ケース保持凹部164と機器保持凹部165とを異なる深さとしている。図14に示すスタンド161は、ケース保持凹部164を機器保持凹部165よりも深く成形している。この形状のスタンド161も、図14に示すように、深さの深いケース保持凹部164で外装ケース20を位置決めしながら定位置に固定し、深さの浅い機器凹部165に電池駆動機器90をセットすることで、電池駆動機器90を載置面23の定位置に配置できる。
以上の無接点充電器60、160は、以下の動作で電池駆動機器90を定位置にセットして電池92を充電する。
(1)スタンド61、161に外装ケース20をセットする。外装ケース20は、スタンド61、161に設けたケース保持凹部64、164に片側の側縁部が挿入されて、すなわち、外装ケース20の長手方向が水平方向となるようにケース保持凹部64、164に挿入されて、全体が傾斜した姿勢で固定される。外装ケース20は、載せプレート21の載置面23を上方に向けた傾斜姿勢としてスタンド61、161に固定される。
(2)電池駆動機器90を載せプレート21の載置面23にセットする。電池駆動機器90は、スタンド61、161に設けた機器保持凹部65、165に下端部が嵌入されて傾斜姿勢にセットされる。このとき、電池駆動機器90に内蔵する受電コイル91が、送電コイル11と対向する位置となるように位置決めしながらセットする。
(3)送電コイル11が受電コイル91に電磁結合されて、送電コイル11から受電コイル91に交流電力が搬送される。
(4)電池駆動機器90は、受電コイル91の交流電力を整流して直流に変換し、この直流で内蔵する電池92を充電する。無接点充電器60は、電池駆動機器90の電池92の充電状態を、表示部15であるLED16の点灯状態で外部に表示する。
(1)スタンド61、161に外装ケース20をセットする。外装ケース20は、スタンド61、161に設けたケース保持凹部64、164に片側の側縁部が挿入されて、すなわち、外装ケース20の長手方向が水平方向となるようにケース保持凹部64、164に挿入されて、全体が傾斜した姿勢で固定される。外装ケース20は、載せプレート21の載置面23を上方に向けた傾斜姿勢としてスタンド61、161に固定される。
(2)電池駆動機器90を載せプレート21の載置面23にセットする。電池駆動機器90は、スタンド61、161に設けた機器保持凹部65、165に下端部が嵌入されて傾斜姿勢にセットされる。このとき、電池駆動機器90に内蔵する受電コイル91が、送電コイル11と対向する位置となるように位置決めしながらセットする。
(3)送電コイル11が受電コイル91に電磁結合されて、送電コイル11から受電コイル91に交流電力が搬送される。
(4)電池駆動機器90は、受電コイル91の交流電力を整流して直流に変換し、この直流で内蔵する電池92を充電する。無接点充電器60は、電池駆動機器90の電池92の充電状態を、表示部15であるLED16の点灯状態で外部に表示する。
以上の無接点充電器60は、スタンド61、161を簡単な構造として、小さくして軽量にしながら、外装ケース20を確実に傾斜姿勢に保持できる特徴がある。とくに、以上のスタンド61、161は、上面に配置される外装ケース20を、ケース保持凹部64、164に挿入される側縁部のみで傾斜姿勢に支持するので、外装ケース20の半分以上をスタンド61、161の上方に突出させる状態に配置できる。このため、外装ケース20に内蔵される送電コイル11や回路基板13に実装される電子部品14の発熱を、外装ケース20の背面側に効果的に放熱できる特徴が実現できる。
さらに、図15と図16に示す無接点充電器70のスタンド71は、ケース保持部72が、外装ケース20の背面側を支持する支持部76を備えている。支持部76は、箱形の本体ケース71Aの後方において、上面から上方に突出する形状としており、ここに配置される外装ケース20を所定の傾斜姿勢に保持できるようにしている。図に示すスタンド71は、外装ケース20の背面を支持部76で支持する状態で、外装ケース20を、載置面23が上面側となる傾斜姿勢で保持できるようにしている。支持部76は、図16に示すように、外装ケース20を水平面に対して傾斜する姿勢で支持できる構造としており、この支持部76で外装ケース20を支持する状態で、外装ケース20の載置面23を所定の傾斜角αで傾斜する姿勢に保持できるようにしている。図に示す支持部76は、外装ケース20の背面を支持する支持面76Aを備えており、この支持面76Aを、傾斜する外装ケース20の背面に沿う傾斜面としている。この形状の支持部76は、外装ケース20の背面を広い面で安定して支持して、外装ケース20を所定の傾斜姿勢に支持できる。
さらに、ケース保持部72は、支持部76で支持される外装ケース20がずれ落ちないように、外装ケース20の下端縁を保持するケース保持凹部74を備えている。図に示すケース保持凹部74は、支持部76に支持される外装ケース20がずれ落ちないように、外装ケース20の側縁部を挿入する溝状としている。溝状のケース保持凹部74は、傾斜姿勢で配置される外装ケース20の下端部を嵌入して保持する。以上のケース保持部72は、支持部76で外装ケース20の背面を支持し、ケース保持凹部74で外装ケース20下端部を保持して所定の傾斜姿勢で保持する。ただ、ケース保持部は、必ずしもケース保持凹部を備える必要はなく、支持部にセットされる外装ケースを傾斜姿勢に保持できる他の形状、たとえば、外装ケースの下端を係止する凸部や凸条等とすることもできる。以上の無接点充電器70は、スタンド71の後方に設けた支持部76によって、外装ケース20を安定して傾斜姿勢に保持できる特徴がある。
さらに、図に示すスタンド71は、傾斜する載置面23にセットされる電池駆動機器90を傾斜姿勢で保持するために、載置面23に載置される電池駆動機器90を傾斜姿勢に保持する機器保持部73を備えている。図に示す機器保持部73は、載置面23にセットされる電池駆動機器90の下端となる側面90Bを支持する機器保持凹部75と、電池駆動機器90の下端縁の前面側を係止する機器保持凸部77としている。機器保持凹部75は、ケース保持凹部74に隣接して前方に設けられている。ケース保持凹部74に隣接して設けられる機器保持凹部75は、ケース保持凹部74にセットされる外装ケース20の載置面23を表出させて、電池駆動機器90を所定の位置にセットできる深さと形状としている。また、図のスタンド71は、電池駆動機器90の両側に対向して機器保持凸部77を設けており、これらの機器保持凸部77に電池駆動機器90の下端の前面を当接させる状態で電池駆動機器90をセットしている。ただ、機器保持部は、載置面にセットされる電池駆動機器を傾斜姿勢に保持できる他の形状とすることもできる。
さらに、図16のスタンド71も、ケース保持凹部74と機器保持凹部75とを異なる深さとしている。図16に示すスタンド71は、ケース保持凹部74を機器保持凹部65よりも深く成形している。この形状のスタンド71も、図16に示すように、深さの深いケース保持凹部74で外装ケース20を位置決めしながら定位置に配置し、深さの浅い機器凹部75に電池駆動機器90をセットすることで、電池駆動機器90を載置面23の定位置に配置できる。
以上の無接点充電器60、160、70は、傾斜する載置面23にセットされる電池駆動機器90を傾斜姿勢で保持するための機器保持部63、163、73をスタンド61、161、71に設けている。ただ、無接点充電器は、電池駆動機器を傾斜姿勢で保持する機器保持部を、外装ケースに設けることもできる。このような無接点充電器は、前述の図9に示す外装ケース20’を傾斜姿勢で配置して実現できる。すなわち、この無接点充電器80は、図17と図18に示すように、外装ケース20’の両側に設けた土手51の一方を、傾斜姿勢でセットされる電池駆動機器90の下端を保持する機器保持部53に兼用することができる。このスタンド81は、傾斜姿勢で配置される外装ケース20’を傾斜姿勢で配置すると共に、載置面23にセットされる電池駆動機器90を外装ケース20’の土手51である機器保持部53で保持して、電池駆動機器90を所定の姿勢に保持できる。このスタンド81は、ケース保持部82が、外装ケース20の背面側を支持する支持部86と、支持部86で支持される外装ケース20’がずれ落ちないように、外装ケース20’の下端部を保持するケース保持凹部84と、外装ケース20’の下端縁の前面側を係止するケース保持凸部88とを備えている。
図に示すスタンド81は、本体ケース81Aの後方の上面に外装ケース20’を支持する支持部86を設けると共に、傾斜面である支持面84Aで支持される外装ケース20’がずれ落ちないように、外装ケース20’の下端部を保持するケース保持凹部84とケース保持凸部88を本体ケース81Aに設けている。図に示すケース保持凸部88は、外装ケース20’の下端部に当接して、これを支持する凸条としている。
以上の無接点充電器70、80は、以下の動作で電池駆動機器90を定位置にセットして電池92を充電する。
(1)スタンド71、81の支持部74、84に外装ケース20、20’をセットする。外装ケース20、20’は、長手方向が水平方向となるように配置されると共に、背面側が支持部74、84で支持され、さらに、下端部がケース保持凹部74、85やケース保持凸部88に保持されて、全体が傾斜した姿勢でセットされる。外装ケース20、20’は、載せプレート21、21’の載置面23を上方に向けた傾斜姿勢としてスタンド71、81にセットされる。
(2)電池駆動機器90を載せプレート21、21’の載置面23にセットする。このとき、電池駆動機器90は、内蔵する受電コイル91が、送電コイル11と対向する位置となるように位置決めしながらセットする。
(3)送電コイル11が電池駆動機器90の受電コイル91に電磁結合されて、送電コイル11から受電コイル91に交流電力が搬送される。
(4)電池駆動機器90は、受電コイル91の交流電力を整流して直流に変換し、この直流で内蔵する電池92を充電する。無接点充電器70、80は、電池駆動機器90の電池92の充電状態を、表示部15であるLED16の点灯状態で外部に表示する。
(1)スタンド71、81の支持部74、84に外装ケース20、20’をセットする。外装ケース20、20’は、長手方向が水平方向となるように配置されると共に、背面側が支持部74、84で支持され、さらに、下端部がケース保持凹部74、85やケース保持凸部88に保持されて、全体が傾斜した姿勢でセットされる。外装ケース20、20’は、載せプレート21、21’の載置面23を上方に向けた傾斜姿勢としてスタンド71、81にセットされる。
(2)電池駆動機器90を載せプレート21、21’の載置面23にセットする。このとき、電池駆動機器90は、内蔵する受電コイル91が、送電コイル11と対向する位置となるように位置決めしながらセットする。
(3)送電コイル11が電池駆動機器90の受電コイル91に電磁結合されて、送電コイル11から受電コイル91に交流電力が搬送される。
(4)電池駆動機器90は、受電コイル91の交流電力を整流して直流に変換し、この直流で内蔵する電池92を充電する。無接点充電器70、80は、電池駆動機器90の電池92の充電状態を、表示部15であるLED16の点灯状態で外部に表示する。
以上の無接点充電器60、160、70、80は、スタンド61、161、71、81が外装ケース20、20’を保持する角度、すなわち載置面23の傾斜角αを、20度〜80度、好ましくは30度〜75度、さらに、好ましくは40度〜70度とする。このように、傾斜角αを40度よりも大きくして載置面23を起立姿勢に近似させる構造は、電池駆動機器90の主面に表示される画面の文字や映像を正面から見やすくできる特徴がある。
以上のように、載置面23を傾斜姿勢で配置する無接点充電器60、160、70、80は、傾斜姿勢の載置面23に電池駆動機器90をセットすることで、電池駆動機器90を傾斜姿勢に保持して、電池駆動機器90の画面を見やすい姿勢としながら充電できる。とくに、図に示すように、電池駆動機器90を横置きの姿勢で無接点充電器60、160、70、80にセットして、電池駆動機器90の画面を見ながら充電できる。また、載置面23を傾斜姿勢とすることで、電池駆動機器90と載置面23との間に金属などの異物が入り込む事態を確実に回避できる特徴もある。
本発明に係る無接点充電器は、充電できる電池を内蔵している電池駆動機器、たとえば、携帯電話機やスマートフォン、タブレット等の充電に好適に利用できる。
10…無接点充電器
11…送電コイル
12…交流電源
13…回路基板 13A…部品装着面
13B…基板面
13a…位置決め穴
13b…位置決め穴
14…電子部品
15…表示部
16…LED
17…ランプリーダー
18…点灯回路
19…入力コネクタ
20…外装ケース 20’…外装ケース
21…載せプレート 21’…載せプレート
22…下ケース
23…載置面
24…ガイド 24A…図形
24B…図形
24C…図形
25…周壁
26…支持リブ
27…嵌合凸部
28…テスト窓
29…表示窓
30…ホルダーケース 30A…コイル領域
30B…基板流域
31…コイル嵌着凹部
32…嵌入凸部
33…段差部
34…周壁
35…支持壁
36…支持ボス
37…位置決め凸部 37a…位置決め凸部
37b…位置決め凸部
38…区画壁
39…開口部
40…止ネジ
41…シールド板
42…両面テープ
43…テストポイント
44…ラベルシート
45…プリント基板
47…嵌合穴
48…貫通穴
49…ACアダプタ 49A…出力端子
50…無接点充電器
51…土手
52…切欠部
53…機器保持部
60…無接点充電器
61…スタンド 61A…本体ケース
62…ケース保持部
63…機器保持部
64…ケース保持凹部 64A…内面
64a…貫通穴
65…機器保持凹部 65A…底面
67…支持凸部
68…係止フック
69…係止アーム
70…無接点充電器
71…スタンド 71A…本体ケース
72…ケース保持部
73…機器保持部
74…ケース保持凹部
75…機器保持凹部
76…支持部 76A…支持面
77…機器保持凸部
80…無接点充電器
81…スタンド 81A…本体ケース
82…ケース保持部
84…ケース保持凹部
86…支持部 86A…支持面
88…ケース保持凸部
90…電池駆動機器 90A…表示面
90B…側面
91…受電コイル
92…電池
93…充電回路
94…整流回路
95…平滑回路 95A…平滑コンデンサー
96…充電制御回路
97…アンテナ
98…マーク
99…機器ケース 99A…表面プレート
99B…背面プレート
160…無接点充電器
161…スタンド 161A…本体部
162…溝部
163…機器保持部
164…ケース保持凹部
165…機器保持凹部
290…充電台
291…電池駆動機器
293…充電台
294…電池駆動機器
295…突起
296…凹部
11…送電コイル
12…交流電源
13…回路基板 13A…部品装着面
13B…基板面
13a…位置決め穴
13b…位置決め穴
14…電子部品
15…表示部
16…LED
17…ランプリーダー
18…点灯回路
19…入力コネクタ
20…外装ケース 20’…外装ケース
21…載せプレート 21’…載せプレート
22…下ケース
23…載置面
24…ガイド 24A…図形
24B…図形
24C…図形
25…周壁
26…支持リブ
27…嵌合凸部
28…テスト窓
29…表示窓
30…ホルダーケース 30A…コイル領域
30B…基板流域
31…コイル嵌着凹部
32…嵌入凸部
33…段差部
34…周壁
35…支持壁
36…支持ボス
37…位置決め凸部 37a…位置決め凸部
37b…位置決め凸部
38…区画壁
39…開口部
40…止ネジ
41…シールド板
42…両面テープ
43…テストポイント
44…ラベルシート
45…プリント基板
47…嵌合穴
48…貫通穴
49…ACアダプタ 49A…出力端子
50…無接点充電器
51…土手
52…切欠部
53…機器保持部
60…無接点充電器
61…スタンド 61A…本体ケース
62…ケース保持部
63…機器保持部
64…ケース保持凹部 64A…内面
64a…貫通穴
65…機器保持凹部 65A…底面
67…支持凸部
68…係止フック
69…係止アーム
70…無接点充電器
71…スタンド 71A…本体ケース
72…ケース保持部
73…機器保持部
74…ケース保持凹部
75…機器保持凹部
76…支持部 76A…支持面
77…機器保持凸部
80…無接点充電器
81…スタンド 81A…本体ケース
82…ケース保持部
84…ケース保持凹部
86…支持部 86A…支持面
88…ケース保持凸部
90…電池駆動機器 90A…表示面
90B…側面
91…受電コイル
92…電池
93…充電回路
94…整流回路
95…平滑回路 95A…平滑コンデンサー
96…充電制御回路
97…アンテナ
98…マーク
99…機器ケース 99A…表面プレート
99B…背面プレート
160…無接点充電器
161…スタンド 161A…本体部
162…溝部
163…機器保持部
164…ケース保持凹部
165…機器保持凹部
290…充電台
291…電池駆動機器
293…充電台
294…電池駆動機器
295…突起
296…凹部
Claims (12)
- 電池駆動機器の受電コイルに磁気誘導作用で電力搬送して、内蔵される電池を充電するための無接点充電器であって、
上面を電池駆動機器の載置面として、上下に二分割される薄型の外装ケースと、
前記載置面にセットされる電池駆動機器の受電コイルに電磁結合される送電コイルと、
前記送電コイルに交流電力を供給する交流電源を実現する電子部品を実装してなる回路基板と、
を備えており、
前記送電コイルと前記回路基板は、前記外装ケースに内蔵されると共に、前記外装ケースの長手方向において並べて配置されており、かつ両者は離間されてなることを特徴とする無接点充電器。 - 請求項1に記載される無接点充電器であって、
前記回路基板は、基板の裏面側に前記電子部品を実装してなることを特徴とする無接点充電器。 - 請求項1または2に記載される無接点充電器であって、
前記外装ケースが、電池駆動機器を脱着自在に載せる載置面を有する載せプレートと、該載せプレートで開口部が閉塞される上方開口の下ケースとに分割されると共に、
前記送電コイルと前記回路基板が、ホルダーケースを介して前記外装ケースの定位置に配置されてなることを特徴とする無接点充電器。 - 請求項3に記載される無接点充電器であって、
前記ホルダーケースは、前記送電コイルを配置するコイル領域と前記回路基板を配置する基板領域に区画されており、
該ホルダーケースは、前記コイル領域において、前記送電コイルを嵌入するコイル嵌着凹部を有することを特徴とする無接点充電器。 - 請求項4に記載される無接点充電器であって、
前記ホルダーケースは、前記コイル嵌着凹部に配置される前記送電コイルの上面と、前記基板領域に固定される前記回路基板の表面とを略同一平面として、前記載せプレートの内面に沿って配置してなることを特徴とする無接点充電器。 - 請求項2に記載される無接点充電器であって、
前記外装ケースが、電池駆動機器を脱着自在に載せる載置面を有する載せプレートと、該載せプレートで開口部が閉塞される上方開口の下ケースとに分割されると共に、
前記送電コイルと前記回路基板が、ホルダーケースを介して前記外装ケースの定位置に配置されており、
前記ホルダーケースは、前記送電コイルを配置するコイル領域と前記回路基板を配置する基板領域に区画されており、
該ホルダーケースは、前記基板領域において、前記回路基板に実装された電子部品と対向する位置に開口部を設けて、該開口部に配置される該電子部品を前記下ケースの内面に対向して配置してなることを特徴とする無接点充電器。 - 請求項1から6のいずれか一に記載の無接点充電器であって、
前記外装ケースが、前記載置面の外周縁の少なくとも一部に、該載置面に載置された電池駆動の側面を保持する土手を設けてなることを特徴とする無接点充電器。 - 請求項1から7のいずれか一に記載の無接点充電器であって、
前記載置面には、充電対象の電池駆動機器の載置位置を示すガイドを設けてなることを特徴とする無接点充電器。 - 請求項1から8のいずれか一に記載の無接点充電器であって、さらに、
前記外装ケースを傾斜させた姿勢で保持するためのスタンドを備えており、
前記スタンドは、前記外装ケースを前記載置面が上面側となる傾斜姿勢で保持するケース保持部を備えており、
さらに、該載置面に載置される電池駆動機器を傾斜姿勢に保持する機器保持部を前記スタンドまたは前記外装ケースに形成してなることを特徴とする無接点充電器。 - 請求項9に記載の無接点充電器であって、
前記ケース保持部が、傾斜姿勢で配置される前記外装ケースの背面を支持する支持部と、該外装ケースの下端部を嵌入するケース保持凹部または該外装ケースの下端部を係止するケース保持凸部を備えることを特徴とする無接点充電器。 - 請求項9または10に記載の無接点充電器であって、
前記ケース保持部が、傾斜姿勢で配置される前記外装ケースの下端部を嵌入するケース保持凹部を備えており、
前記機器保持部が、前記ケース保持凹部の前方に隣接して設けられて、前記載置面に傾斜姿勢で載置される電池駆動機器の下端部を嵌入する機器保持凹部を備えており、
前記ケース保持凹部と前記機器凹部とを異なる深さとして、前記電池駆動機器を前記載置面の定位置に配置することを特徴とする無接点充電器。 - 請求項9ないし11のいずれか一に記載の無接点充電器であって、
前記ケース保持部が、傾斜姿勢で配置される前記外装ケースの下端部を嵌入するケース保持凹部を備えており、
前記機器保持部が、前記ケース保持凹部の前方に隣接して設けられて、前記載置面に傾斜姿勢で載置される電池駆動機器の下端部を嵌入する機器保持凹部を備えており、
前記ケース保持凹部と前記機器凹部とを異なる横幅として、前記電池駆動機器を前記載置面の定位置に配置することを特徴とする無接点充電器。
Priority Applications (1)
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JP2012233312A JP2014087136A (ja) | 2012-10-22 | 2012-10-22 | 無接点充電器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2012
- 2012-10-22 JP JP2012233312A patent/JP2014087136A/ja active Pending
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