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JP2014077860A - 像担持ユニット及び画像形成装置 - Google Patents

像担持ユニット及び画像形成装置 Download PDF

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JP2014077860A
JP2014077860A JP2012224737A JP2012224737A JP2014077860A JP 2014077860 A JP2014077860 A JP 2014077860A JP 2012224737 A JP2012224737 A JP 2012224737A JP 2012224737 A JP2012224737 A JP 2012224737A JP 2014077860 A JP2014077860 A JP 2014077860A
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Toshiki Takiguchi
俊樹 瀧口
Kuniaki Nakano
久仁昭 仲野
Takehiro Teramoto
雄大 寺元
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Abstract

【課題】対向ローラを離間位置から当接位置へ移動させる際に、像担持ベルトに付着したトナーによって検出部の検出面が汚れることを防止できる像担持ユニット及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】中間転写ユニット2は、中間転写ベルト21、検出部25、対向ローラ26、レバー31、カム33、及び制御部200を備える。中間転写ベルト21は、外周面に検出部25を配置し、内周面に対向ローラ26、レバー31、及びカム33を配置している。対向ローラ26は、中間転写ベルト21を挟んで検出部25に対向配置される。対向ローラ26は、レバー31のX軸方向の移動に伴って、中間転写ベルト21から離間する離間位置と中間転写ベルト21に当接する当接位置との間で、円弧状の軌跡に沿って移動自在に構成されている。レバー31は、カム33の回転に伴って、X軸方向に移動自在に構成されている。カム33の回転は、制御部200に制御される。
【選択図】 図2

Description

この発明は、像担持ベルトの表面に形成されたトナー像の濃度を検出する像担持ユニット及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置には、画像データに基づく画像光を照射して感光体の表面に静電潜像を形成する露光ユニットと、感光体の表面にトナーを供給して静電潜像をトナー像に可視化する現像ユニットと、感光体の表面からトナー像を、像担持体である中間転写体を介して間接的に用紙に転写する転写ユニットと、を備えるものがある。
このような画像形成装置では、露光ユニットによって照射する画像光の光量、現像ユニットによって供給するトナー量、感光体の感度のばらつきや、環境の変化等によって感光体の表面に担持されたトナー像の濃度が変化する。このため、適切な濃度でトナー像が中間転写体の表面に転写されないことがある。トナー像の濃度を適切に維持するために、中間転写体の表面に転写されたトナー像の濃度を検出する検出部を有し、検出値に応じて現像ユニットが供給するトナー量等を調整するものがある。
ここで、一般的に、検出部には、LED等の発光素子とフォトダイオード等の受光素子とを有する光学センサが用いられる。検出部は、発光素子から中間転写ベルトの表面に測定光を照射すると、中間転写ベルトの表面で測定光が反射し、反射した反射光を受光素子によって受光する。検出部は、中間転写ベルトの表面の反射光とトナーの反射光とで光量が異なるため、受光素子が受光した光量に応じてトナー像の濃度を検出する。
中間転写体が像担持ベルトである中間転写ベルトの場合には、中間転写ベルトを張架する複数のローラ間で中間転写ベルトに歪みや波打ち等が生じると、中間転写ベルトの表面に担持されたトナー像の濃度を正確に検出部によって検出することができない。中間転写ベルトの歪みや波打ち等を抑えるために、中間転写ベルトに当接しつつ検出部に対向配置される対向ローラを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような対向ローラは、常に中間転写ベルトに当接していると、中間転写ベルトとの間に生じる摩擦力によって中間転写ベルトを劣化させるため、中間転写ベルトに当接する当接位置と中間転写ベルトから離間する離間位置との間で移動自在に構成されている。
また、感光体が像担持ベルトである感光体ベルトの場合にも、同様に、感光体ベルトの表面に担持されているトナー像のトナー濃度を検出するために、検出部と対向ローラとを有する必要がある。さらに、感光体ベルトの表面に形成した静電潜像をトナーによってトナー像に可視化し、トナー像を用紙に直接転写する電子写真方式の画像形成装置においても、同様である。
特開2008−241958号公報
しかし、像担持ベルトと検出部と対向ローラとを有する像担持ユニットは、対向ローラを離間位置から当接位置へ移動させる際に、像担持ベルトに付着したトナーが落下して検出部の検出面を汚すことがある。
この発明の目的は、対向ローラを離間位置から当接位置へ移動させる際に、検出部の検出面が像担持ベルトに付着したトナーによって汚れることを防止できる像担持ユニット及び画像形成装置を提供することである。
この発明の像担持ユニットは、像担持ベルト、対向ローラ、移動機構、及び制御部を備える。像担持ベルトは、駆動ローラを含む複数のローラに張架されて所定の移動方向に沿って循環移動自在に構成される。検出部は、像担持ベルトの表面に担持されたトナー像の濃度を検出する。検出部は、濃度を検出する検出面が像担持ベルトの表面に対向するように配設されている。対向ローラは、像担持ベルトを挟んで検出部に対向配置される。対向ローラは、検出面と像担持ベルトの表面との間を一定距離だけ離間させて像担持ベルトに当接する当接位置と像担持ベルトから離間する離間位置との間で移動自在に構成される。移動機構は、当接位置と離間位置との一方から他方へ対向ローラを円弧状の軌跡に沿って移動させる。制御部は、検出部による濃度の検出時に、移動機構を介して対向ローラを当接位置へ移動させる。
像担持ユニットは、像担持ベルトに当接する当接位置に対向ローラが位置する状態で、像担持ベルトの表面に担持されているトナー像の濃度を検出部によって検出する。この時、対向ローラが像担持ベルトから離間する離間位置に位置する場合に、制御部は、対向ローラを円弧状の軌跡に沿って離間位置から当接位置へ移動機構を介して移動させる。対向ローラが像担持ベルトに当接する時の衝撃力で、像担持ベルトに付着したトナーが像担持ベルトから剥落することがあるが、剥落したトナーは、検出部の検出面の近傍に浮遊して検出面に落下しにくい。
この構成では、離間位置が移動方向における当接位置の上流側に位置することが好ましい。対向ローラが像担持ベルトに当接する時の衝撃力を低減することができるため、像担持ベルトから剥落するトナーの量を低減することができる。
像担持ベルトと検出部との間に配設されるシャッタであって、検出面を開放する開放位置と検出面を閉鎖する閉鎖位置との間で移動自在に構成されるシャッタと、開放位置と閉鎖位置の一方から他方へシャッタを移動させる開閉部材と、をさらに備える構成において、制御部は、検出部による濃度の検出時に開放位置にシャッタを開閉部材によって移動させ、検出部による濃度の検出時以外の時に閉鎖位置にシャッタを開閉部材によって移動させることが好ましい。
像担持ユニットは、トナー像の濃度の検出時のみに、検出部の検出面を開放する。トナー像の濃度の検出時以外の時に、像担持ベルトからトナーが剥離することがあっても、剥離したトナーはシャッタの上方に落下するため、検出部の検出面に落下しない。検出部の検出面が剥離したトナーによって汚れることを確実に防止できる。
この発明の画像形成装置は、感光体、上述の像担持ユニット、及び転写部材を備える。感光体は、表面にトナー像を担持する。転写部材は、感光体の表面からトナー像を像担持ベルトである中間転写ベルトに転写する。
画像形成装置は、トナー像の濃度の検出時に、感光体の表面からトナー像を中間転写ベルトの表面に転写部材によって転写し、検出部によってトナー像の濃度を検出する。この時、対向ローラが離間位置に位置する場合には、対向ローラを離間位置から当接位置へ移動機構によって移動させた後に、検出部によってトナー像の濃度を検出する。
この発明によれば、対向ローラを離間位置から当接位置へ移動させる際に、像担持ベルトに付着したトナーによって検出部の検出面が汚れることを防止できる。
この発明の実施形態に係る画像形成装置の一部の模式図である。 (A)は非画像形成時、(B)はモノクロ画像形成時、(C)はカラー画像形成時における同画像形成装置が備える中間転写ユニットの一次転写ローラの模式図である。 (A)は非画像形成時、(B)はモノクロ画像形成時、(C)はカラー画像形成時における同一次転写ローラに駆動力を伝達するカムの模式図である。 同中間転写ユニットの対向ローラの近傍の拡大図である。 同画像形成装置の制御部のブロック図である。 同制御部における濃度調整処理を示すフローチャートである。
この発明の像担持ユニットである中間転写ユニットを備える画像形成装置について、図を参照して説明する。図1に示すように、画像形成装置100は、一例として、プロセス部1、中間転写ユニット2、及び制御部200を備え、制御部200の指示に基づいて、図示しない外部装置から入力される画像データを用いて用紙に電子写真方式による画像形成処理を行う。
図1に示すように、プロセス部1は、帯電器10A〜10D、露光ユニット11、感光体ドラム12A〜12D、及び現像装置13A〜13Dを備える。帯電器10A〜10Dは、表面電位が均一になるように感光体ドラム12A〜12Dの表面を帯電する。露光ユニット11は、画像データに基づく画像光を照射して感光体ドラム12A〜12Dの表面に静電潜像を形成する。現像装置13A〜13Dは、トナーを供給して静電潜像をトナー像に可視化する。
中間転写ユニット2は、中間転写ベルト(この発明の像担持ベルトに相当する。)21、駆動ローラ22、従動ローラ23、一次転写ローラ(この発明の転写部材に相当する。)24A〜24D、検出部25、及び対向ローラ26を有する。中間転写ベルト21は、駆動ローラ22及び従動ローラ23に張架され、感光体ドラム12D、12C、12B、12Aをこの順に通過する循環経路に沿って移動する。
一次転写ローラ24A〜24Dは、中間転写ベルト21を挟んで感光体ドラム12A〜12Dに対向するように配置される。一次転写ローラ24A〜24Dは、中間転写ベルト21の表面を感光体ドラム12A〜12Dの表面に当接する当接位置と中間転写ベルト21の表面を感光体ドラム12A〜12Dの表面から離間する離間位置との間で移動自在に構成されている。中間転写ベルト21の表面には、中間転写ベルト21の移動に伴って、感光体ドラム12A〜12Dの表面に形成されたトナー像が一次転写ローラ24A〜24Dによって順に一次転写される。
検出部25は、LED等の発光素子とフォトダイオード等の受光素子とを有する光学センサであり、検出面を中間転写ベルト21の表面側に向けて配設されている。検出部25は、発光素子から中間転写ベルト21の表面に測定光を照射して、中間転写ベルト21の表面で反射した反射光を受光素子によって受光する。中間転写ベルト21の表面の反射光とトナーの反射光とで光量が異なるため、制御部200は、受光素子が受光した光量に応じてトナー像の濃度を取得する。
また、検出部25の検出面と中間転写ベルト21の表面との間には、シャッタ251が設けられている。シャッタ251は、検出部25の検出面を閉鎖する閉鎖位置と検出部25の検出面を開放する開放位置との間で移動自在に構成されている。
対向ローラ26は、中間転写ベルト21を挟んで検出部25の検出面に対向配置されている。対向ローラ26は、検出部25の検出面と中間転写ベルト21の表面との間を一定距離だけ離間させて中間転写ベルト21に当接する当接位置と中間転写ベルト21から離間する離間位置との間で移動自在に構成されている。なお、離間位置は、中間転写ベルト21の移動方向における当接位置の上流側に位置する。
また、図2に示すように、中間転写ユニット2は、非画像形成時、モノクロ画像形成時、カラー画像形成時のそれぞれにおいて、一次転写ローラ24A〜24D及び対向ローラ26を移動させて、図2(A)に示す待機姿勢、図2(B)に示すモノクロ姿勢、図2(C)に示すカラー姿勢に姿勢を切り替える。以下、感光体ドラム12Aから感光体ドラム12Bへ向かう方向を+X軸方向とし、感光体ドラム12Aから一次転写ローラ24Aへ向かう方向を+Y軸方向として説明する。
中間転写ユニット2は、本発明の移動機構に相当するレバー31,32、及びカム33をさらに有する。レバー31,32、及びカム33は、+X軸方向に向かってレバー31、カム33、レバー32の順に、中間転写ベルト21の内周に配置されている。レバー31,32は、一直線上に配置されている。
レバー31は、長穴312、311が+X軸方向に向かって順に形成されており、X軸に沿って移動自在に構成されている。長穴311は、−Y軸方向に向かうにしたがって+X軸方向側に傾斜する形状を呈し、長穴312は、+X軸方向側及び−Y軸方向側を凸にして湾曲する形状を呈している。
レバー31は、棒状の支軸241Aの端部242Aを長穴311に沿って移動自在に支持している。支軸241Aは、他方の端部に一次転写ローラ24Bが回転自在に軸支されている。また、レバー31は、棒状の支軸261の中央部263を長穴312に沿って移動自在に支持している。支軸261は、一方の端部262がレバー31の+Y方向側のフレーム(不図示)に支持され、他方の端部に対向ローラ26が回転自在に軸支されている。すなわち、支点となる端部262は、対向ローラ26が当接位置に配置された状態において対向ローラ26に対して検出部25の反対側に位置する。
また、レバー32は、長穴321〜323が+X軸方向側に向かって順に形成されており、X軸に沿って移動自在に構成されている。長穴321〜323は、同一形状からなり、−Y軸方向に向かうにしたがって−X軸方向側に傾斜する形状を呈している。長穴321〜323の形状は、Y軸を対象軸として長穴311の形状と線対象となる。
レバー32は、棒状の支軸241B〜241Dの端部242B〜242Dを長穴321〜323に沿って移動自在に支持している。支軸241B〜241Dは、他方の端部に一次転写ローラ24B〜24Dが回転自在に軸支されている。支軸241B〜241Dは、支軸241Aと同一形状からなる。なお、支軸241A〜241Dは、端部242A〜242Dと一次転写ローラ24A〜24Dを軸支する端部との間で、フレーム(不図示)に形成されたY軸方向の長穴(不図示)に沿って移動自在に支持されている。
カム33は、図3に示すように、第1カム部332及び第2カム部333から構成される。第1カム部332及び第2カム部333は、それぞれ偏心カムで構成される。第1カム部332及び第2カム部333は、カム軸331に沿ってずれた位置でカム軸331に固定され、カム軸331を中心に回転する。第1カム部332は、作用周面をレバー31に圧接され、第2カム部333は、作用周面をレバー32に圧接される。
非画像形成時において、図3(A)に示すように、カム33は、所定の第1角度に配置される。これによって、レバー31,32の両方がカム軸331に接近して、中間転写ユニット2は、図2(A)に示す待機姿勢になる。
図2(C)に示すカラー姿勢から待機姿勢に移動する場合、支軸241Aの端部242Aが長穴311に沿って移動するため、一次転写ローラ24Aは、当接位置から+Y軸方向に移動して離間位置に配置される。支軸261の端部262を支点として支軸261の中央部263が長穴312に沿って+X軸方向側に移動するため、対向ローラ26は、当接位置から検出部25側に凸となる円弧状の軌跡に沿って離間位置に配置される。また、支軸241B〜241Dの端部242B〜242Dが長穴321〜323に沿って移動するため、一次転写ローラ24B〜24Dは、当接位置から+Y軸方向に移動して離間位置に配置される。
以上より、全ての一次転写ローラ24A〜24Dが+Y軸方向に移動して離間位置に配置され、中間転写ベルト21は、全ての感光体ドラム12A〜12Dから離間する。また、対向ローラ26は、検出部25側に凸となる円弧状の軌跡に沿って移動して離間位置に配置される。
モノクロ画像形成時において、図3(B)に示すように、カム33は、非画像形成時における第1角度を基準として反時計方向に90度回転した所定の第2角度に配置される。これによって、レバー31がカム軸331から離間し、レバー32がカム軸331に接近するため、中間転写ユニット2は、図2(B)に示すモノクロ姿勢になる。
図2(A)に示す待機姿勢からモノクロ姿勢に移動する場合、支軸241Aの端部242Aが長穴311に沿って移動するため、一次転写ローラ24Aは、離間位置から−Y軸方向に移動して当接位置に配置される。図4に示すように、支軸261の端部262を支点として、支軸261の中央部263が長穴312に沿って−X軸方向側に移動するため、対向ローラ26は、離間位置(一点鎖線)から検出部25側に凸となる円弧状の軌跡に沿って移動して当接位置(実線)に配置される。対向ローラ26の当接時に、対向ローラ26の軌跡と中間転写ベルト21との成す角が小さくなるほど、中間転写ベルト21に対する−Y軸方向の衝撃力がより小さくなり、中間転写ベルト21に対する−X軸方向の衝撃力が大きくなる。中間転写ベルト21から剥離するトナーは、−Y軸方向の衝撃力が小さくなるほど少なくなり、−X軸方向の衝撃力が大きくなるほど検出部25からより離れた位置へ飛ばされる。
また、支軸241B〜241Dの端部242B〜242Dが移動しないため、一次転写ローラ24B〜24Dは、そのまま離間位置に配置される。
以上より、モノクロ用の一次転写ローラ24Aが−X軸方向に移動して当接位置へ配置され、中間転写ベルト21は、感光体ドラム12Aに当接する。一方、カラー用の一次転写ローラ24B〜24Dは離間位置に配置され、中間転写ベルト21はカラー用の感光体ドラム12B〜12Dから離間する。また、対向ローラ26は、検出部25側に凸となる円弧状の軌跡に沿って移動して当接位置に配置される。
カラー画像形成時において、図3(C)に示すように、カム33は、非画像形成時における第1角度を基準として反時計方向に180度回転した所定の第3角度に配置される。これによって、レバー31,32の両方がカム軸331から離間するため、中間転写ユニット2は、図2(C)に示すカラー姿勢へ移動する。
図2(A)に示す待機姿勢からカラー姿勢に移動する場合、支軸241Aの端部242Aが長穴311沿って移動するため、一次転写ローラ24Aは、離間位置から−Y軸方向に移動して当接位置に配置される。図4に示すように、支軸261の端部262を支点として、支軸261の中央部263が長穴312に沿って−X軸方向側に移動するため、対向ローラ26は、離間位置(一点鎖線)から検出部25側に凸となる円弧状の軌跡に沿って移動して当接位置(実線)に配置される。また、支軸241B〜241Dの端部242B〜242Dが長穴321〜323に沿って移動するため、一次転写ローラ24B〜24Dは、離間位置から−Y軸方向に移動して当接位置に配置される。
以上より、全ての一次転写ローラ24A〜24Dが−Y軸方向に移動して当接位置に配置され、中間転写ベルト21は全ての感光体ドラム12A〜12Dに当接する。また、対向ローラ26は、検出部25側に凸となる円弧状の軌跡に沿って移動して当接位置に配置される。
以上のように、一次転写ローラ24A〜24Dのそれぞれは、中間転写ベルト21を感光体ドラム12A〜12Dのそれぞれに対して当接又は離間させる。対向ローラ26は、当接位置又は離間位置の一方から他方へ検出部25側に凸となる円弧状の軌跡に沿って移動する。
また、図5に示すように、制御部200は、プロセス部1、中間転写ユニット2の他に、操作部40、モータ44、及びソレノイド(本発明の開閉部材に相当する)45を制御する。
操作部40は、画像形成処理の開始指示や濃度調整処理の開始指示等を受け付ける。濃度調整処理は、中間転写ベルト21の表面が担持するトナー像の濃度を検出して、検出した濃度に応じてプロセス条件を調整する。プロセス条件の調整とは、例えば、静電潜像に供給するトナー量の調整や、露光ユニット11による画像光の光量の調整等である。なお、濃度調整処理は、画像形成装置100の電源投入時や、所定回数の画像形成処理毎や、画像形成処理におけるエラー処理時等にも行われる。
モータ44は、カム33に接続されており、電力供給時にカム33を回転させる。
ソレノイド45は、シャッタ251に接続されており、電力供給時にシャッタ251を開放位置に移動させ、電力を供給していない時にシャッタ251を閉鎖位置に移動させる。
制御部200は、CPU41、ROM42、RAM43、モータ用ドライバ441、及びソレノイド用ドライバ451を備える。
モータ用ドライバ441は、駆動データに基づいて、モータ44に対して選択的に電力供給を行う。ソレノイド用ドライバ451は、切換データに基づいて、シャッタ251のソレノイド45に対して選択的に電力供給を行う。
CPU41は、ROM42に記憶している各種プログラムを読み出し、RAM43をワーキングエリアとして活用して、各種プログラムを実行する。
CPU41は、画像形成処理や濃度調整処理を行う。CPU41は、画像形成処理時や濃度調整処理時に、モータ44に対して電力供給を行うように駆動データをモータ用ドライバ441へ出力する。また、CPU41は、濃度調整処理時のみに、ソレノイド45に対して電力供給を行うように切換データをソレノイド用ドライバ451へ出力する。
以下に、制御部200による濃度調整処理について図6を参照して説明する。図6に示すように、制御部200は、濃度調整処理の開始タイミングになるまで待つ(S11)。制御部200は、濃度調整処理の開始タイミングになると、モータ44を駆動してカラー姿勢へ移動させる(S12)。制御部200は、センサ(不図示)が検出した対向ローラ26の位置を取得する(S13)。制御部200は、取得した対向ローラ26の位置が当接位置であるか否かを判断する(S14)。制御部200は、対向ローラ26が当接位置に位置しない場合に、エラー処理を行い(S15)、処理を終了する。
制御部200は、対向ローラ26が当接位置に位置する場合に、ソレノイド45をオンしてシャッタ251を開放位置へ移動させる(S16)。制御部200は、センサ(不図示)が検出したシャッタ251の位置を取得する(S17)。制御部200は、取得したシャッタ251の位置が開放位置であるか否かを判断する(S18)。制御部200は、シャッタ251が開放位置に位置しない場合に、エラー処理を行い(S15)、処理を終了する。
制御部200は、シャッタ251が開放位置に位置する場合に、感光体ドラム12A〜12Dの表面に担持する色相毎のトナー像を、感光体ドラム12A〜12Dのそれぞれの表面から中間転写ベルト21へ重ならないように順に転写する(S19)。制御部200は、検出部25の検出結果に基づいて色相毎のトナー像の濃度を取得する(S20)。制御部200は、ソレノイド45をオフしてシャッタ251を閉鎖位置へ移動させる(S21)。制御部200は、モータ44を駆動して待機姿勢へ移動させる(S22)。制御部200は、検出部25から取得した色相毎のトナー像の濃度に基づいて、全色相のトナーに関するプロセス条件を調整する(S23)。
以上より、濃度調整処理時において、対向ローラ26が離間位置から検出部25側に凸となる円弧状の軌跡に沿って当接位置へ移動するため、中間転写ベルト21から剥離したトナーは、検出部25の検出面の近傍に浮遊して、検出面に落下しない。また、対向ローラ26が中間転写ベルト21の移動方向に沿って移動するため、対向ローラ26が中間転写ベルト21に当接する時の衝撃力を低減することができ、中間転写ベルト21から剥離するトナーの量を低減することができる。さらに、濃度調整処理以外の時には、シャッタ251を閉鎖位置に位置させるため、検出部25の検出面に浮遊するトナーが落下することがない。このため、検出部の検出面が剥離したトナーによって汚れることを確実に防止できる。
なお、上述の実施形態では、カラー姿勢に移動して濃度調整処理を行ったが、モノクロ姿勢に移動して濃度調整処理を行ってもよい。モノクロ姿勢では、黒色のトナーに関するプロセス条件を調整することができる。
また、本発明の像担持ベルトは、中間転写ベルト21に限らず、感光体ベルトのようにトナー像を担持するベルトであればよい。また、画像形成装置100は、中間転写ベルト21を介して用紙にトナー像を転写したが、感光体ベルトからトナー像を用紙に直接転写してもよい。
上述の実施形態の説明は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
2…中間転写ユニット
21…中間転写ベルト
25…検出部
26…対向ローラ
31…レバー
33…カム
44…モータ
200…制御部

Claims (4)

  1. 駆動ローラを含む複数のローラに張架されて所定の移動方向に沿って循環移動自在に構成される像担持ベルトと、
    前記像担持ベルトの表面に担持されたトナー像の濃度を検出する検出部であって、前記濃度を検出する検出面が前記像担持ベルトの表面に対向するように配設された検出部と、
    前記像担持ベルトを挟んで前記検出部に対向配置される対向ローラであって、前記検出面と前記像担持ベルトの表面との間を一定距離だけ離間させて前記像担持ベルトに当接する当接位置と前記像担持ベルトから離間する離間位置との間で移動自在に構成される対向ローラと、
    前記当接位置と前記離間位置との一方から他方へ前記対向ローラを円弧状の軌跡に沿って移動させる移動機構と、
    前記検出部による前記濃度の検出時に、前記移動機構を介して前記対向ローラを前記当接位置へ移動させる制御部と、を備える像担持ユニット。
  2. 前記離間位置は、前記移動方向における前記当接位置の上流側に位置する請求項1に記載の像担持ユニット。
  3. 前記像担持ベルトと前記検出部との間に配設されるシャッタであって、前記検出面を開放する開放位置と前記検出面を閉鎖する閉鎖位置との間で移動自在に構成されるシャッタと、
    前記開放位置と前記閉鎖位置の一方から他方へ前記シャッタを移動させる開閉部材と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記検出部による前記濃度の検出時に前記開放位置に前記シャッタを前記開閉部材によって移動させ、前記検出部による前記濃度の検出時以外の時に前記閉鎖位置に前記シャッタを前記開閉部材によって移動させる請求項1又は請求項2に記載の像担持ユニット。
  4. 表面にトナー像を担持する感光体と、
    請求項1〜請求項3の何れかに記載の像担持ユニットと、
    前記感光体の表面からトナー像を前記像担持ベルトである中間転写ベルトに転写する転写部材と、を備える画像形成装置。
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