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JP2013537042A - 直接照射太陽光バイオリアクターの温度を制御するデバイス - Google Patents

直接照射太陽光バイオリアクターの温度を制御するデバイス Download PDF

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Abstract

本発明は、密閉反応チャンバー(15)を備える光リアクター(1)であって、チャンバー(15)が、光捕集壁(11)と別の壁(12)とによって外部から隔てられており、捕集壁と別の壁とが互いに平行であり、チャンバー(15)の少なくとも一部分の温度を閾値温度(Ts)未満に維持するために、別の壁(12)に対して配置され、捕集壁(11)を通過する放射によるチャンバー(15)内の熱の増大を受動的に制御する熱バルブ(13)を光リアクター(1)が更に備え、熱バルブ(13)が相変化材料で構成されているものに関する。

Description

本発明は、光リアクターの分野に関する。より具体的には、本発明は、密閉反応チャンバーを備える光リアクターの分野に関する。本発明は、特に、閉ループでの液体の流れに関するフロー型の光バイオリアクターに適用される。しかしながら、本発明は、この特定の用途に限定されるものではなく、例えば循環ループを持たない固定型のセルリアクター、及び開ループリアクターも包含する。
太陽エネルギーを直接利用する光合成微生物の培養によるバイオマスの生産は、完全に環境維持開発の範囲内にある。この生産は、直射日光を捕集する光バイオリアクターによって実現されている。この光バイオリアクターでは、太陽光が捕集表面で捕集され、光合成のためにこの太陽放射の一部を消費する微生物へと戻される。開放槽型のリアクターとは対照的に、密閉反応チャンバーを備える閉鎖型の光バイオリアクターを使用することで、微生物の成長条件(具体的には様々なガス及び栄養素の注入)を制御することができることから、生産を最適化することが可能になる。
しかしながら、直射日光を捕集する閉鎖型の光バイオリアクターは、微生物培養液の過剰な加熱を起こす可能性がある。このことは、このタイプの装置では捕集表面当たりの培養液量が小さいという理由からより一層明らかである(例えば、これに限定されないが、被照射表面1平方メートル当たり数リットル程度)。また、微生物は日照量の変化を受ける(日周期及び年周期)。更に、温度の制御は光バイオリアクターの正確な操作に対して重要な要素を構成している。この温度は理想的におよそ培養微生物の成長最適条件になる(通常25℃〜40℃になる)ように制御する必要がある。温度が高すぎると、これにより微生物が死に至る場合がある。
主に直射日光を捕集する閉鎖型の光バイオリアクターの過熱の問題に対する解決策が存在する。
解決策の1つは、光バイオリアクターに定期的に水を噴霧することにある。別の解決策は、光バイオリアクターを少なくとも部分的に水槽内に浸漬させることにある。
これらの解決策はどちらも蒸発現象により大量の水を消費するという欠点を抱え、槽の構築が必要とされる。
その上、水を光バイオリアクターに噴霧することで、上記表面上での無機塩の堆積により光捕集表面のファウリングが引き起こされる。これにより培養液に達する光束が低減する。
槽への浸漬では、光束の一部の反射吸収の問題が生じ、ここでも光バイオリアクターの捕集効率が低減する。
特許文献1は、培養液の温度を低下させるために、水を噴霧するデバイスをパイプ上に備える、藻類微生物の光合成用のプラントを記載している。
特許文献2は、熱調節のために水槽内に配置された光バイオリアクターを記載している。
特許文献3は、水噴霧手段又は噴水部(fontaine)をベースとする熱伝達アセンブリを備える光バイオリアクターを記載している。
他の解決策は、培養液の能動的な冷却及び/又は加熱のための電気エネルギーの投入を伴うものである。ただしエネルギーの生産のための微生物培養液の場合、微生物の生産にかかるあらゆるエネルギーコストを最小限に抑えることは必要不可欠である。
かかる解決策の例は、特許文献4(外部交換器を実装する熱調節システムを開示している)、特許文献5(外部調節デバイスを備える熱交換器を提供している)、特許文献6(熱調節流体の循環を可能にする外部の半透明な二重エンベロープを備える光バイオリアクターを提示している)、特許文献7(砂、SiO、ガラス、プラスチック又は半透明なセラミックをベースとする、リアクターのチューブに結び付いた熱制御を実行する熱障壁を主張している)、特許文献8(直接加熱又は冷却するのに適合された熱伝達壁を備える光バイオリアクターを記載している)、及び特許文献9(蓄熱器を形成する基板上にあるドームを記載している)に見られる。
仏国特許第2914315号 米国特許出願公開第2008/0160591号 国際公開第2008/008262号 国際公開第2007/129327号 米国特許出願公開第2008/0220515号 仏国特許第2823761号 欧州特許第1928994号 欧州特許第0647707号 米国特許第4233958号
本発明の目的の1つは、上記の従来技術の欠点の内の少なくとも1つを克服することである。
この目的のために、本発明は、密閉反応チャンバーを備える光リアクターであって、前記チャンバーが光捕集壁と別の壁とによって外部から隔てられており、前記捕集壁と該別の壁とが互いに平行であり、
前記チャンバーの少なくとも一部分の温度を閾値温度未満に維持するために、前記別の壁に対して配置され、前記捕集壁を通過する放射による前記チャンバー内の熱の増大を受動的に制御する熱バルブを前記光リアクターが更に備え、前記熱バルブが相変化材料で構成されている光リアクターを提供する。
この受動的な熱調節を伴う光リアクターの利点の1つは、微生物培養液中の温度の受動調節を可能にするのに、エネルギー又は水のいずれの投入も必要としないことにある。
他の任意の非限定的な特徴は以下:
・リアクターが光バイオリアクターであること;
・材料が、好ましくは相変化温度範囲が25℃〜40℃であるパラフィンであること
である。
本発明の他の目的、特徴及び利点は、例示する非限定的な図面を参照して、以下の詳細な説明を読むことで明らかになるであろう。
本発明による光バイオリアクターの実施形態の第1の例である。 本発明による光バイオリアクターの実施形態の第2の例である。 本発明による光バイオリアクターの実施形態の第3の例である。 本発明による光バイオリアクターの実施形態の第4の例である。 熱バルブに用いられる相変化材料の質量を関数として、図1の光バイオリアクター内の1日の温度曲線を示す4つの図である。 熱バルブに用いられる相変化材料の質量を関数として、図1の光バイオリアクター内の1日の温度曲線を示す4つの図である。 熱バルブに用いられる相変化材料の質量を関数として、図1の光バイオリアクター内の1日の温度曲線を示す4つの図である。 熱バルブに用いられる相変化材料の質量を関数として、図1の光バイオリアクター内の1日の温度曲線を示す4つの図である。 後面の熱交換条件を関数として、図1の光バイオリアクター内の1日の温度曲線を示す3つの図である。 後面の熱交換条件を関数として、図1の光バイオリアクター内の1日の温度曲線を示す3つの図である。 後面の熱交換条件を関数として、図1の光バイオリアクター内の1日の温度曲線を示す3つの図である。 図5a〜図5d及び図6a〜図6cの図面に関して基準日として採用した、ナント(Nantes)での7月の平均日における放射出力密度の漸進的変化を表す曲線を示す図である。 図5a〜図5d及び図6a〜図6cの図面に関して基準日として採用した、ナント(Nantes)での7月の平均日における温度の漸進的変化を表す曲線を示す図である。 熱交換器を備える、本発明による光バイオリアクターの実施形態の一変形形態の概略的な縦断面図である。 本発明の範囲内で使用することができる赤外放射フィルタリングガラスの透過曲線の一例を示す図である。
図1〜図4を参照して、本発明による光バイオリアクターの一例を以下で説明する。光バイオリアクター1により、1つ又は複数のタイプ/種類の微生物の培養が可能となる。「微生物」という用語は以下で複数形で用いられるが、単数形も包含するものとする。
光バイオリアクター1は、密閉反応チャンバー15、本明細書では閉ループでの液体の流れに関するフローチャンバーを備える。
反応チャンバー15は、2つの壁:
・反応チャンバー15を外部から隔てており、太陽放射が通過する光捕集壁11と、
・捕集壁11と平行であり得る別の壁12と
の間に構成される。
捕集壁11と別の壁12との距離は、上記2つの壁11及び12の間にある反応チャンバー15において十分な流れを可能にするように選択される。
閉ループ流は揚液機構14により確保され、このことは当業者にとって既知の多くの実施形態の主題とすることができる。例えば、揚液機構14は、揚液傾斜を含み、一方の端が培養液の流れの下流に、すなわちチャンバー15の下部にあり、もう一方の端が上流に、すなわちチャンバー15の上部にある。揚液機構14は、反応チャンバー15の上流に向かって液体の流れを生じさせるポンプも備える。ポンプによって、培養液の流れに逆らう方向への揚液傾斜に沿った流れが発生する。かかるリアクターは、仏国特許出願第0956870号に記載されている。
光バイオリアクター1は、本発明に従うと、反応チャンバー15の少なくとも一部分において温度を閾値温度Ts未満に受動的に維持する熱バルブ13を更に備える。熱バルブ13は、反応チャンバー15内に又は反応チャンバー15の外に配置させ、別の壁12に取り付けることができる。
閾値温度Tsは培養液中に存在する微生物によって決定される。このため、閾値温度Tsは培養微生物全体が耐えることができる最大温度未満となるように選択される。閾値温度Tsは培養液中の不要な微生物が耐えることができる最大温度を超えていてもよい。
本発明の範囲内において、熱バルブ13は有機又は無機の相変化材料で構成されており、その相変化温度は所望の閾値温度Tsに適合されている。
熱バルブ13を構成する材料は、例えばパラフィンから形成され得る。
非限定的な例として、特によく適しており、市販されている材料は、30℃の閾値温度Tsの場合、170kJ/kgの融解エンタルピーで27℃〜31℃の融解範囲を有するパラフィンRT31(Rubitherm)で構成されている。
培養液と別の壁12との間の熱伝達効率は流動条件に依存する。別の壁12と熱バルブ13との間の熱伝達効率は、別の壁12の材料と熱バルブ13の材料との間の熱交換係数、及び熱バルブ13の熱伝導率に依存する。
相変化材料で構成される熱バルブ13に関して、相変化材料が黒鉛マトリクス内にある場合、熱バルブ13と別の壁12との間の熱伝達効率が改善する。
相変化期間にわたって、相変化材料の温度は実質的に一定である。換言すると、相変化温度(25℃〜40℃に含まれるのが好ましい)に達するまで熱を加えなければいけない場合、相がまだ変化していない材料の温度は、相変化温度に達するまで漸進的に増大する。この温度では、相変化材料は第1の状態から第2の状態へと移行する。第1の状態の材料が残っている限り、温度は相変化温度に維持される。材料が完全に第2の状態になって初めて、材料の温度が上昇し始める。
30℃の温度範囲での熱バルブ13を形成する相変化材料の組成に関しては、以下の製品:
・アルカン又はパラフィン:n−オクタデカン、ノナデカン、RT42、RT31又はRT27という名称で商品化されている製品(パラフィンの混合物、Rubitherm製品);
・パラフィン以外の有機材料:カプリン酸(CH(CHCOOH)、1−ドデカノール(CH(CH11OH)、オクタデシルチオグリコレート、メチルパルミテート、メチルステアレート、エチルステアレート(及びこれら最後の3つの成分の混合物)、乳酸、ビニルステアレート;
・無機材料:塩化カルシウム六水和物(CaCl・6HO)、硝酸マンガン六水和物(Mn(NO・6HO)、硝酸リチウム三水和物(LiNO・3HO)、硫酸ナトリウム十水和物(NaSO・10HO);
・無機共晶混合物:塩化カルシウムと塩化マグネシウム六水和物との無機共晶混合物;硝酸カルシウム四水和物と硝酸亜鉛六水和物との無機共晶混合物;塩化カルシウム、塩化ナトリウム及び塩化カリウムと水との無機共晶混合物;硫酸ナトリウム十水和物と水との無機共晶混合物
が言及され得る
相変化材料で構成される熱バルブ13は別の壁12の全体をカバーすることができる。このようにして培養液の温度が反応チャンバー15全体にわたって閾値温度Ts未満に維持される(図1及び図3を参照されたい)。
相変化材料で構成される熱バルブ13は、別の壁12の一部のみをカバーすることができ、又は更には反応チャンバー15ではなく、微生物培養液を構成する液体の流れの下流にある安全チャンバー18にある光バイオリアクター1の一部に接することができる。
図2及び図4では、安全チャンバー18は、光バイオリアクター1の下部にあり、流れが遮断された場合に反応チャンバー15内に液体を閉じ込める区画に相当する。
光バイオリアクター1は揚液機構14を停止させる流量調節弁17を備えていてもよく、これにより反応チャンバー15内の温度が閾値温度Ts以下の別の閾値温度Ts’を超えた場合に、反応チャンバー15内の液体の流れループが集積することになる。これが起こると、流れの下流に、場合によっては安全チャンバー18に液体が集積する。このため、反応チャンバー15内の温度が他の閾値温度Ts’を超えると、液体が反応チャンバー15の空間に、又は熱バルブ13(図2及び図4を参照されたい)が位置する安全チャンバー18に閉じ込められる。
相変化材料はエネルギー貯蔵媒体としても使用される。実際、加熱され、それにより状態が変化することにより、相変化材料は太陽エネルギー(光合成によって消費されない放射によるエネルギー)を貯蔵し、太陽放射が不十分になると(例えば1日の終わりに)エネルギーが放出され、これにより微生物の最適な成長温度がより長時間維持される。
光バイオリアクター1は図1及び図2に示されるように平坦な光バイオリアクターであってもよい。この場合、上側の捕集壁11と下側の別の壁12とが平面であり、互いに平行であり、地面に対して傾斜しており、それにより重力による流れを確実なものにする。それから捕集壁11は別の壁12の上方に位置しており、この配置は太陽光を直接捕集することができるように、形状により強いられるものである。光バイオリアクター1の下部では、安全チャンバー18の底部が更に、揚液導管14の注入点の方向へと下向きに傾斜している面を含む。
前面の捕集面11は通常、数mmの厚さのガラス窓で形成されている。
後面12は好適な材料、例えば金属、ガラス又はポリマーのパネルで形成されている。
熱バルブ13は、上部(この場合、熱バルブ13は反応チャンバー15内にある)又は下部(図1を参照されたい)のいずれかにおいて別の壁12を全体的にカバーしていてもよい。別の壁12と熱バルブ13とは熱伝達が可能なように互いに接している。
熱バルブ13は、上部又は下部(図2を参照されたい)において光バイオリアクター1に設けられた安全チャンバー18のみをカバーしていてもよい。熱バルブ13は、熱伝達が確保されるようにチャンバー18の壁に接して位置している。
光バイオリアクター1は、図3及び図4に示されるように、円柱状の光バイオリアクターであってもよい。この場合、捕集壁11及び別の壁12は円柱状の形状を有しており、同じ軸を中心とし、好ましくは垂直型である。捕集壁11が外側にあり、別の壁12が内側にあり、この配置は太陽光を直接捕集することができるように、形状により強いられるものである。微生物培養液により作られる液体の流れは重力により上から下へと発生する。
熱バルブ13は、別の壁12により形成されるシリンダーの外側(この場合、熱バルブ13は反応チャンバー15内にある)、又は別の壁12により形成されるシリンダーの内側(この場合、熱バルブ13は反応チャンバー15の外にある(図3を参照されたい))のいずれかによって別の壁12を全体的にカバーしていてもよい。別の壁12と熱バルブ13とは熱伝達が可能なように互いに接している。
熱バルブ13は、別の壁12により形成されるシリンダーの外側(図4を参照されたい)又は内側のいずれかによって別の壁12の一部のみをカバーしていてもよい。熱バルブ13は熱伝達及びこの安全部での安全機能が確保されるように、別の壁12の下部に接して位置している。実際、揚液機構14を停止させると、培養液を構成する液体は安全部18へと下方に流れる。
光バイオリアクター1は、光捕集壁11の上又は下に近赤外フィルター及び/又は紫外フィルターを更に備えることができる。このフィルターは可視域の波長に透過性である。フィルターの設置は、太陽放射の全てが有用というわけではないことから有益である。実際、可視域にある波長に対応する太陽放射の一部のみが、15%の最大効率を伴い光合成微生物にとって有用である。このためリアクターに入る太陽放射の大部分が反応チャンバー15を加熱する結果を招く。
培養液と別の壁12との間の熱伝達効率は流動条件に依存する。別の壁12と熱バルブ13との間の熱伝達効率は、別の壁12の材料と、熱バルブ13の材料との間の熱交換係数、及び熱バルブ13の熱伝導率に依存する。
相変化材料で構成される熱バルブ13に関して、相変化材料が黒鉛マトリクス内にある場合、熱バルブ13と別の壁12との間の熱伝達効率が改善する。
放射の残りは有害であるとされる(紫外線は標準太陽スペクトルの総出力密度の5%、すなわちおよそ50Wm−2である)か、又は光バイオリアクター1の過熱を引き起こすとされる(近赤外線は標準太陽スペクトルの総出力密度の52%、すなわちおよそ515Wm−2である)。その上、培養チャンバー15を閾値温度Ts未満に維持する相変化材料で構成される熱バルブ13の能力がその質量に依存することから、フィルターを設け、加熱放射の一部を反応チャンバー15に入れさせないことで、必要となる質量を低減させることが可能になる。
捕集壁11は、有用ではない放射に対するフィルターの役割を果たすことができる。例えば従来のガラスで構成される捕集壁11はそのままで、太陽スペクトルに含まれる紫外放射に対するフィルターの役割を果たす。工業ガラスでは、近赤外放射(700nm〜3000nmにある波長)に対するフィルターの機能が確保される。赤外放射及び近赤外放射のフィルタリングを目的とする市販のガラスの透過率を添付の図9に示している。可視域にある、光合成に有用な波長に対する完全な透過、並びに紫外波長、及び特に近赤外波長に対する全反射に理想的に取り組むために、他の材料を使用することができる。
図8で概略的に示されているように、光リアクター1は熱交換器16を備えることもできる。熱交換器16は、熱バルブ13が反応チャンバー15の外に設けられる場合、熱バルブ13に接して配置することができる。熱交換器16は、特に熱バルブ13が反応チャンバー15内に設けられる場合、別の壁12に接して配置することもできる。熱交換器16は、或る程度の冷却を確保しながら、熱バルブ13を軽減する(soulager)ことを可能にする。
熱交換器16は、潜在的に光バイオリアクター1の要素を介した反応チャンバー15と外部との間の熱伝達を確保することができれば、別の位置にあってもよい。
熱交換器16はフィン付きラジエータとすることができる。
図5a〜図5dは、光バイオリアクター1が熱バルブ13を備えていない(図5a)か、又は厚さ1cm(図5b)、2cm(図5c)及び3cm(図5d)の相変化材料で構成される熱バルブ13を備える場合の、基準日における反応チャンバー15内の培養液の加熱の理論計算の結果を示している。
図5a〜図5dをもたらす計算は、太陽放射の透過及び反射が0.5であるガラスフィルターを備える光バイオリアクター1に関して行なっている。計算のために保持される、周囲媒体、表面11及び表面12(図5a)、又は熱バルブ13の表面(図5b、図5c、図5d)との熱交換条件は、5Wm−2−1の自然対流による熱交換係数に相当する。このシミュレーションに用いられる熱バルブは、0.7mの表面積を備え、それぞれ5kg、10kg及び15kgの質量に相当する1cm、2cm及び3cmの厚さを有するRubithermからなる相変化材料で構成される。
光バイオリアクター1が熱バルブ13を備えていない場合(図5a)、反応チャンバー15内の温度は、12:00〜13:00に最大40℃に達し、7時間近く30℃を超えた状態を維持することを、図5aで確認することができる。
光バイオリアクター1が1cmの相変化材料で構成される熱バルブ13を備える場合(図5b)でも、反応チャンバー15内の温度は13:00付近で最大40℃に達し、4時間、すなわち図5aで示された場合よりも3時間短い間、30℃を超えた状態を維持する。
熱バルブ13が2cmである場合(図5c)、反応チャンバー15内の温度は1日を通して35℃未満であり、2時間20分近く、すなわち図5aで示された場合よりも4時間40分近く短い間、30℃を超えた状態を維持する。温度のピークはおよそ14:45に移行している。
最後に熱バルブ13が3cmである場合、反応チャンバー15内の温度は常に30℃未満に留まる(図5d)。
これらの比較によって、相変化材料で構成される熱バルブ13の効率が実証される。
図6a〜図6cは、光バイオリアクター1が、ガラスフィルターと、熱交換器を伴わない(図6a)、及び初期の熱交換表面積(ここでは0.7m)を2倍(図6b)又は6倍(図6c)に増大することを可能にするフィン付き表面を発現する(フィンを備える)熱交換器を伴う、厚さ1cmの相変化材料で構成される熱バルブ13とを備える場合の基準日における反応チャンバー15内の培養液の加熱を示している。ここで例示目的で与えられる計算は5Wm−2−1の熱交換係数をもたらす自然対流の条件の熱交換の場合に行われている。
図6aは図5bに対応する。このため追加のコメントは行わない。
後面の熱交換器が熱交換表面積を2倍にすることが可能である場合(図6b)、反応チャンバー15内の温度は基準日を通して35℃を超えず、3時間20分より短い間、30℃を超えた状態を維持し、これは図5cで示される場合に得られる結果に類似している。
後面の熱交換器が6倍大きい表面積を発現する場合(図6c)、反応チャンバー15内の温度は基準日を通して30℃を超えない。
この結果は、図5dで示される場合に比べて更に改善している。
このため、後面の熱交換器の使用が、得られる結果を改善することを確認することができる。これによって、相変化材料の必要な質量を低減することが可能になる。
図5a〜図5d及び図6a〜図6cの結果をもたらすシミュレーションにおいて推測される基準日の温度の漸進的変化を図7bに示している。この漸進的変化はナントでの7月の平均日のものに相当する。太陽放射に対応する1日の光束密度の漸進的変化を図7aに示している。
上記の記載は、光バイオリアクターに関して為されているが、あらゆるタイプの直射日光を捕集するリアクター、例えば液体の処理のために光触媒の分野で稼働する光リアクターにも容易に適合することができる。また、形状を変更させることができ、当業者であれば、本明細書の教示をこれらの様々な形状へと適合させる方法を認識しているであろう。
ガスA、具体的にCO、及び栄養素の注入は、当業者に既知の専用の導管によって、例えば導管14において行われる。同様に、微生物の回収のためのデカンテーションは、当業者に既知の任意の適切な手段によって、例えば条件が適合する場合、この目的のために導管14に設けられる手段を用いて行われる。
当業者であれば、上記の記載を読むことで、本発明が受動的な調節システムを実施することにより、従来技術と比べて温度の調節に関する決定的な利点をもたらすことを理解するであろう。
当然ながら、本発明は記載されている特定の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨に準拠する全ての変形形態にまで及ぶ。
このため例えば、液体が他の手段により、例えばそれ自体が既知であるように、ガスの反応チャンバー15への注入により起こる異なる静圧により移動する場合、導管14にポンプがある必要はない。

Claims (10)

  1. 密閉反応チャンバー(15)を備える光リアクター(1)であって、該チャンバー(15)が光捕集壁(11)と別の壁(12)とによって外部から隔てられており、前記捕集壁と前記別の壁とが互いに平行であり、
    前記チャンバー(15)の少なくとも一部分の温度を閾値温度(Ts)未満に維持するために、前記別の壁(12)に対して配置され、前記捕集壁(11)を通過する放射による前記チャンバー(15)内の熱の増大を受動的に制御する熱バルブ(13)を前記光リアクター(1)が更に備え、前記熱バルブ(13)が相変化材料で構成されていることを特徴とする光リアクター。
  2. 前記リアクターが、光バイオリアクターであることを特徴とする請求項1に記載の光リアクター。
  3. 前記材料が、パラフィンである請求項1又は2に記載の光リアクター。
  4. 前記材料が、30℃付近の相変化温度範囲を有するパラフィンである請求項3に記載の光リアクター。
  5. 前記材料が、以下の製品:
    アルカン又はパラフィン:具体的にはn−オクタデカン、ノナデカン、Rubitherm RT42、RT31又はRT27という名称で商品化されているパラフィンの混合物からなる製品;
    パラフィン以外の有機材料:具体的にはカプリン酸;1−ドデカノール、オクタデシルチオグリコレート;メチルパルミテート、メチルステアレート、エチルステアレート、及びこれら最後の3つの成分の混合物;乳酸;ビニルステアレート;
    無機材料:具体的には塩化カルシウム六水和物;硝酸マンガン六水和物;硝酸リチウム三水和物;硫酸ナトリウム十水和物;
    無機共晶混合物:具体的には塩化カルシウムと塩化マグネシウム六水和物との無機共晶混合物;硝酸カルシウム四水和物と硝酸亜鉛六水和物との無機共晶混合物;塩化カルシウム、塩化ナトリウム及び塩化カリウムと水との無機共晶混合物;硫酸ナトリウム十水和物と水との無機共晶混合物
    から選択される請求項1又は2に記載の光リアクター。
  6. 前記捕集壁(11)と前記別の壁(12)とが平面であり、地面に対して傾斜しており、それにより流れを確実なものにし、前記捕集壁(11)が前記別の壁(12)の上方に配置されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の光リアクター。
  7. 有用な放射のみを通過させるフィルター形成手段を更に備える請求項1〜6のいずれか一項に記載の光リアクター。
  8. 前記熱バルブ(13)に対して配置された熱交換器(16)を更に備え、備える場合、前記別の壁とは反対側に配置され、前記熱バルブ(13)と外部との間の熱交換を確保する請求項1〜7のいずれか一項に記載の光リアクター。
  9. 前記熱交換器(16)がフィン付きラジエータである請求項8に記載の光リアクター。
  10. 前記熱バルブ(13)が前記流れの下流に配置され、前記光リアクターが、前記反応チャンバー(15)内の温度が別の閾値温度(Ts’)を超えた場合に、前記反応チャンバー(15)内の液体の前記流れループ(14)を停止する流量調節弁(17)を更に備え、前記液体が前記流れの下流に集積する請求項1〜9のいずれか一項に記載の光リアクター。
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