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JP2013528527A - 自動車用のエアーバッグモジュール - Google Patents

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Abstract

本発明は自動車のエアーバッグモジュールに関し、ガス発生器によって膨らみ、人を保護するエアーバッグと、通気開口部であって、その通気開口部を通して、エアーバッグモジュールから発生するガスが抜け、その通気開口部の排気口断面をコントロールするデバイスとを有し、そのデバイスは少なくとも1つのカバー部を有し、そのカバー部によって通気開口部は覆われ、少なくとも部分的にそれを閉じ、更に、そのデバイスは動作メカニズムを有し、その動作メカニズムは、カバー部と協働し、通気開口部の排気口断面を変化させ、その動作メカニズムは、ガスソースと、そのガスソースによって膨らむ要素とを有し、膨らむ間、カバー部と協働し、通気開口部の排気口断面における変化に影響するようになる。本発明によれば、その膨らませることのできる要素(5)は、ガスソース(6)の近くで、モジュールコンポーネント(3,4,14,15)に固定され、そのモジュールコンポーネントは、エアーバッグをエアーバッグモジュールに固定するため、及び/又は、エアーバッグをエアーバッグモジュールに収納するのに使用される。

Description

本発明は、請求項1の前提部分に従った、自動車用エアーバッグモジュールに関する。
そうしたエアーバッグモジュールはガスバッグを有し、そのガスバッグは人を保護するため、ガス発生器によって膨張することができ、そして、少なくとも1つの通気開口部を有し、その通気開口部を通って、エアーバッグモジュールから生じるガス(ガスバッグを膨張するため、ガス発生器によって放出された)がそのエアーバッグモジュールから逃げる(出る)ことができ、さらに、通気開口部の出口断面をコントロールするデバイスを有し、そのデバイスは、通気開口部をカバーする少なくとも1つのカバー部材を含み、そうして、その通気開口部少なくとも部分的に閉じ、さらに、カバー部材と協働する動作メカニズムを含み、通気開口部の出口断面を変化させる。
そうしたデバイスによって、ガスバッグのいわゆる通気を選択的にコントロールすることが可能であり、即ち、ガス発生器によって放出され、自動車の乗員保護のために、ガスバッグに導入された、ガスの排出であり、例えば、事故の種類と深刻度、そして、保護されるべき人の大きさ、及び/又は、重さ、及び/又は、座っている位置に応じてコントロールすることができ、それは特にセンサを用いて検出することができる。
現在提案されているのは、動作メカニズムが、ガスソースと、そのガスソースによって膨張する要素とを含み、その要素は、膨張の間、カバー部材と協働し、カバー部材は通気開口部の出口断面の変化に影響するようになる。
例えば、ガスソースは点火式に点火され(センサ制御)、そして、膨張可能な要素を充填するガスを放出し、それによって、通気開口部と結合したカバー部材と協働し、又は、その通気開口部に作用し、その結果、出口断面は端部では変化しない。
一変形例によれば、カバー部材は、通気開口部をはじめからカバーすることができ、その結果、動作メカニズムが供給され、そうして、カバー部材に作用することにより、(少なくとも部分的に)通気開口部を開放する。代替的に、通気開口部は、はじめから露出して、そのカバー部材は、動作メカニズムによって作用され、そうして、その通気開口部は(少なくとも部分的に)閉じられる。そのカバー部材は、初めに、通気開口部を部分的にカバーし、そのカバーの程度は、膨張可能な要素の動作によって変化させることも可能である。
上記のエアーバッグモジュールはDE 10 2005 039 418 A1(特許文献1)から知られている。
DE 10 2005 039 418 A1
そうしたエアーバッグモジュールでは、膨張可能な要素の適切な固定が困難であり、その固定は、通気開口部の出口断面を制御するのに役に立つ。
本発明の基礎をなす課題は、上述したように、エアーバッグモジュールを作成することであり、膨張可能な要素のアセンブリし易く信頼できる配置と固定をもたらす。
本発明によれば、この課題は、請求項1の特徴を備えたエアーバッグモジュールを作成することにより解決できる。
従って、膨張可能な要素は、ガスソースの周辺のモジュールコンポーネントに取り付けられ、エアーバッグモジュールにガスバッグを固定すること、及び/又は、エアーバッグの中にガスバッグを収容することに用いられる。
その結果、モジュールコンポーネントは、膨張可能な要素をガスソース側端部に固定するか、又は、取り付けるために用いられ、即ち、ガスバッグの固定及び/又は収容に何れにせよ必要とされるモジュールコンポーネントである。
膨張可能な要素とカバー部材をもちいた、出口断面に関する通気開口部の変化は、ガスバッグそれ自体の上で供給されるが、エアーバッグモジュールの他のポイントで配置される通気開口部は、本発明による配置によって制御され、例えば、モジュールハウジングの中に供給される通気開口部である。
膨張可能な要素はガスダクトを形成することができ、そのガスダクトは、ガスソースから通気開口部と結合するカバー部材まで伸びる。
ガスソース側端部の範囲では、膨張可能な要素は、ガスソース周辺のエアーバッグモジュールのモジュールコンポーネントに取り付けられ、例えば、このために供給される少なくとも1つの追加の固定要素を用いて、特に、モジュールコンポーネントに取り付けられ、そのモジュールコンポーネントは、ガスバッグの膨張中に、エアーバッグモジュール内の位置を実質的に変化させない。これは、ガスバッグは保護されるべき自動車の乗員の方向に膨張又は展開し、ガスバッグの膨張中に、膨張又は展開するガスバッグと共に移動しないのは、モジュールコンポーネントであることを意味する。
本発明の一実施形態によれば、そのモジュールコンポーネントはガスバッグの内部に配置される。
特にこの場合には(しかし排他的ではなく)、例えば、モジュールコンポーネントは、保持部材によって形成され、その保持部材は、膨張開口部の範囲内のガスバッグをエアーバッグモジュールにクランプ固定するのに用いられる。具体的には、例えば、モジュールコンポーネントは、ガス発生器用の発生器サポート、ガス発生器から出るガス流を分配するディフューザ、又は、ガス発生器のそばで伸びる保持リングでもよく、二重の機能を備えたコンポーネントは、もちろん供給され、即ち、例えば、ディフューザであり、保持リングが同時にそのディフューザに一体化してモールドされ、又は、発生器サポートとしても用いられる。
他の実施形態によれば、膨張可能な要素はモジュールコンポーネントに固定され、そこに、ガスバッグは膨張の前に配置され、又は、その膨張可能な要素はモジュールコンポーネントに固定され、そのモジュールコンポーネントは、膨張の前にガスバックに隣接する。例えば、これは、モジュールハウジング、又は、発生器サポートであってもよい。
本発明の一展開によれば、膨張可能な要素をモジュールコンポーネントに取り付けるよう供給される、少なくとも固定要素には、貫通穴が備わり、その貫通穴を通って、ガスソースから出るガスは膨張可能な要素に流れ込むことができる。
貫通穴はシールを介してガスソースに接続し、そうして、ガスソースと膨張可能な要素との間の接続をシールする(固定要素の貫通穴を介して)。
さらに、固定要素の貫通穴は、そこを通過するガス流を偏向するために形成され、そうして、ガス流は、貫通穴から膨張可能な要素の中に入り込み、その方向は、ガスソースから貫通穴へ流れる方向とは異なる。
本発明の別の実施形態によれば、膨張可能な要素は、2つのモジュールコンポーネントの間にクランプで固定され、ガスバッグをエアーバッグモジュールに固定すること、及び/又は、ガスバッグをエアーバッグモジュールに収容することに用いられる。
一方のガスソースは、例えば、結合する接続ケーブルをクランプすることにより、エアーバッグモジュールに固く備え付けられ、又は、(移動可能に)エアーバッグモジュールに保持されてもよい。
通気開口部が関連するカバー部材で覆われていないとき、その通気開口部を通って、ガスバッグから周囲へガスが出て、その通気開口部は、ガスバッグの外包(壁)内の1つ以上の穴によって形成されてもよい。
通気開口部が、ガスバッグの外包又は壁にある複数の穴を含む、一群の穴で形成されるとき、その穴は、素材範囲によって互いに分離し、例えば、その素材は繊維であり、カバー部材は、ガス流の影響下で、通気開口部を介して押される。一群の穴は、網目構造で形成されてもよく、例えば、そうした網目構造は、充分に大きな開口部を備えて、ガスバッグの外包又は壁の範囲に適用され、そうして、その開口部をカバーする。
さらに、通気開口部は、ガスバッグの外包内のスロットによって形成されてよく、そのスロットは、その外包内のヒンジ部分を定義し、そうして、その部分が折り上げられそれによって通気開口部を開放するとき、ガスは、常にガスバッグから外へ流れ、今度は、関連するカバー部材がヒンジ部分を折り畳むことを妨げるかどうかに応じて、制御される。このため、例えば、ヒンジ部分は(初めに)解放可能な接続を介してカバー部材に接続されることが提案される。
さらに、通気開口部は、カバー部材をガスバッグの外包に解放可能に固定することにより、取り囲まれることが提案される。
カバー部材は、膨張可能な要素から離れた部分であってもよく、そこに、ガスソースの作動に応じて、膨張可能な要素、又は、ガスソースから膨張可能な要素に放出されたガスが作用し、通気開口部に関する位置/場所を変更し、今度は、通気開口部の出口断面の変化に影響する。このため、カバー部材は、分離した部分として、膨張可能な要素に取り付けられてもよい。さらに、カバー部材は、膨張可能な要素それ自体の部分によって直接形成されてもよく、そうして、例えば、ガスが充填されるべき膨張可能な要素の内部空間の制限に寄与する。
膨張可能な要素は、そのカバー部分側の端部で固く閉じられ、例えば、カバー部材の範囲の端部で、膨張可能な要素が追加接続範囲によって閉じられる。
本発明の更なる変形例によれば、通気開口部を閉じるためのカバー部は、初めは、2つの部分と共に通気開口部に存在し、そのうちの1つの部分は、貫通穴を含み、それを通して、ガスはガスバッグと、関連する通気開口部とから出て、他の部分はその貫通穴と共に通気開口部を閉じる。
1つの部分は固く、即ち、二重に、ガスバッグと接続され、一方で、他の部分は、ガスバッグ及び/又は第1部分と解放可能に接続され、そうして、その膨張可能な要素がガスで満たされて、他の部分が移動したとき、最後に述べた接続は外される。従って、膨張可能な要素が膨張している間、他の部分は通気開口部と貫通穴から移動し、ガスバッグからのガスの出口のため、それを開放する。特に、膨張可能な要素の他の部分の移動は、折畳みの動きであってもよく、その部分は通気開口部と貫通穴から折り畳まれるようになる。
従って、提案されるのは:
― 他方の部分は、膨張可能な要素の膨張中、通気開口部の中へ移動しないように折り畳まれ、
― 他方の部分は、接続の辺りで折り畳まれ、それによって、一方の部分はガスバッグに接続され、及び/又は、
― 他方の部分の解放可能な接続は、ガスが充填されるべき膨張可能な要素の範囲を区切り、そうして、膨張可能な要素にガスを充填すると、解放可能な接続は、ガスが充填されるべき範囲の増大する膨張によって負荷を受ける。
本発明の変形例によって、通気開口部は、ガスバッグからのガス出口のため、開放され、カバー部材の素材を通気開口部の中へ又はそれを通して押し込める必要がない。
本発明の更なる詳細と効果は、図面を参照して、以下の例示的実施形態の説明から明らかになるだろう。
図1は、部分的に充填されたガスバッグを備えたエアーバッグモジュールを概略的に図示する。 図2は、ガスバッグの通気口を開放した後の、図1のエアーバッグモジュールを示す。 図3は、図1の例示的実施形態の第1変形例を示す。 図4は、図1の例示的実施形態の第2変形例を示す。 図5は、点火装置の形態での動作メカニズムの部分の詳細図を示し、図1に示されるようなガスバックの通気口の出口断面をコントロールする。 図6Aは、図5の配置の変形例を示す。 図6Bは、点火装置の作動後の、図6Aの配置を示す。 図7は、図5の配置の第2の変形例を示す。 図8は、図5の配置の第3の変形例を示す。 図9は、図5の配置の第4の変形例を示す。 図10は、通気開口部の出口断面をコントロールするデバイスの範囲にある、図1のガスバッグの部分範囲の内部図を示す。 図11は、図1のエアーバッグモジュールの第3変形例を示す。 図12は、通気開口部の出口断面をコントロールするデバイスの範囲にある、図11のエアーバッグモジュールの詳細を示す。 図13は、通気開口部の出口断面をコントロールするデバイスの範囲にある、図11のガスバッグの部分範囲の内部図を示す。 図14は、図1のエアーバッグモジュールの第4変形例を示す。 図15は、通気開口部の出口断面をコントロールするデバイスの範囲にある、図14のガスバッグの部分範囲の内部図を示す。 図16は、初期開放通気開口部を閉じた後の、図14のエアーバッグモジュールを示す。 図17は、初期開放通気開口部を閉じた後の、図15の表示である。 図18は、通気開口部の範囲の、図14の例示的実施形態の変形例を示す。 図19は、変形実施形態における図10の内部図を示す。 図20は、第1変形例における図19の詳細を示す。 図21は、第2変形例における図19の詳細を示す。 図22は、別の変形例における図5の表示である。 図23は、通気開口部の出口断面をコントロールするデバイスの範囲にある、ガスバッグの内部図を示す。 図24は、図1のエアーバッグモジュールの第5変形例を示す。 図25は、通気開口部の出口断面をコントロールするデバイスの範囲にある、図24のガスバッグの部分範囲の内部図を示す。 図26は、初期閉鎖通気開口部を開放した後の、図24のエアーバッグモジュールを示す。 図27は、初期閉鎖通気開口部を開放した後の、図25の表示である。 図28は、追加的な変形例における図5の表示である。 図29は、追加的な変形実施形態における図10の内部図を示す。
エアーバッグモジュールの基本的なコンポーネントとして、図1は、ガスバッグ2を膨らませるガス発生器1を概略的に示し、そのガスバッグは、膨張する前は折り畳まれた状態又は収縮した状態で、モジュールハウジング3内にしまい込まれる。エアーバッグモジュールは、図1に示され、ガスバッグ2は既に少なくとも部分的に、ガス発生器1からのガスで充填され、それ故、モジュールハウジング3から出ているという状態にある。
既知の方法でハウジング10を含むガス発生器1は、冷却ガス、及び/又は、高温ガスを発生する化学物質で充填され、通気開口部12を有し、その通気開口部を通って、ガスはガス発生器1の内部から出て、その結果、ガスバッグ2をガスで充填し、そうして、外包20が展開し、ガスバッグ2がモジュールハウジング3から膨張して自動車の乗員を保護する。
この場合には、ガス発生器1は通常の方法で、いわゆる膨張開口部を通って、又は、ガスバッグ2の膨張ノズルを通って、その内部Iの中へ突き出て、そうして、ガス発生器1の通気開口部12から出るガスは、ガスバッグ2の内部Iへ直接入ることができる。
モジュールハウジング3上の、又は、その中にあるガスバッグ2を固定するため、保持リングの形態の取り付け手段4が使用され、その保持リングはガス発生器1(例示的実施形態ではポット形状)を環状に取り囲み、ガスバッグ外包20を膨張ノズルの範囲に締付け固定し、即ち、膨張ノズルのエッジに沿って固定し、ガスバッグ外包20は、保持リング4と、モジュールハウジング3の底面30との間にガスバッグ2の膨張ノズルのエッジに沿って締め付けられる。モジュールハウジング3上の取り付け手段4を固定する要素は、同時に、締付け力を生成するよう用いることもできるが、ここでは図示されない。例えば、これは、ねじ、リベット、ラッチ要素であってもよく、また、ガス発生器1をモジュールハウジング3に取り付けるために供給され得る。
膨張前のガスバッグ2と同様に、ガス発生器1を収容するため、モジュールハウジング3は上述の底面30と、加えて、そこから突出する側面(円周の)境界壁31とを含む。
ガスバッグの膨張の間、モジュールハウジング3の外側に出る範囲では、ガスバッグ2には外包20内の通気開口部22が供給され、その通気開口部を通って、ガスは、ガスバッグ2の内部Iから周囲へ流れる。
図1に示される(部分的に)膨張したガスバッグを備えたエアーバッグモジュールの状態では、通気開口部22はカバー部材52によってまだ閉じられ、そのカバー部材は、例示的実施形態では、膨張可能な要素5の一部分、より正確には、一端部分で形成される。カバー部材として用いられる端部52によって、膨張可能な要素5は、外包20の周辺に、即ち、ガスバッグ2の通気開口部22のエッジに沿って、外せる連結手段Lを介して、例えば、少なくとも1つの裂ける縫い目の形態の連結手段で固定される。
例として、膨張可能な要素5は、ここでは、ガスバッグ2の内部Iに配置され、外包50(例えば布製)を含み、(点火用)ガスソース6からのガスで充填され得る。膨張可能な要素5はガスソース6から通気開口部22まで伸びて(ガスダクトのように)、そうして通気開口部22は、カバー部材として用いられる膨張可能な要素5の(端)部分52によってカバーされ、そして、膨張可能な要素5の他端部54はガスソース6に連結され、ガスソース6から放出されたガスは膨張可能な要素5の中に入るようになる。
例示的実施形態では、ガスソース6はモジュールハウジング3に連結され(不図示の固定手段によって)、ここでは、モジュールハウジング3の外部に、例えば、ハウジング底面30の下に配置される。連結ケーブル68を介して、ガスソースはコントローラに連結され、例えば、そのコントローラはセンサによって制御され、ガスソース6の点火用チャージに接続ケーブル68を介して点火することができ、そうして、ガスソースは、ガスを放出し、膨張可能な要素5を充填する。
膨張可能な要素が第2端部54を介してガスソース6からのガスで充填されるように、膨張可能な要素5を(モジュールハウジング3の内部で)固定するため、固定要素7が使用され、その固定要素は膨張可能な要素5の内部に配置され、より詳しくは、第2端部54の内部に配置され、階段状の形態で構成されて、固定要素の第1範囲70が膨張可能な要素5の内部に位置し、一方で、第2の階段状範囲71が、膨張可能な要素5の開口部を介して伸び、保持リング4に固定される。図5も参照のこと。
固定要素7を保持リング4上に固定することで、端部で膨張可能な要素はそこに取り付けられ、例えば、ぴったり適合するようになされ、特に、ラッチによって行われる。このため、固定要素7は、保持リング4の関連する開口部の中にラッチできる(その第2範囲71によって)クリップとして構成されることができる。
膨張可能な要素5から突出し、保持リング4と膨張ノズルの周辺のガスバッグ2とを通る第2範囲71によって、固定要素7はガスソース6まで伸び、貫通穴72が供給され、その貫通穴を通って、ガスソース6から放出されるガスが膨張可能な要素5の内部に入る。
固定要素7に加えて、その固定要素は同時にガス導入用に用いられ、更なる固定手段が供給され、膨張可能な要素5を保持リング4及び/又はモジュールハウジング3に固定する。固定手段は例えばリベットである。
例示的実施形態では、或る(任意的な)固い接続が、膨張可能な要素5の少なくとも1つの層と、通気開口部22から離れたガスバッグ2の外包20との間に供給される。より詳しくは、永久的に固い接続Fが(膨張可能な要素5の展開の方向に沿って)一方の通気開口部22と、他方のガスソース6との間の範囲に置かれる。
図2は、膨張可能な要素5に連結したガスソース6を着火した後の図1のモジュールを示し、その結果、膨張可能な要素はガスで充填される。膨張可能な要素5に導入されたガスの圧力とおそらくはその温度のため、膨張可能な要素5とガスバッグ2との間にある開放可能な接続Lが破壊され、そうして、通気開口部22のエッジ範囲と、膨張可能な要素5の端部52によって形成されるカバー部材との間には何らの接続も存在しなくなる。その結果、カバー部材として用いられる端部52は、ガスバッグ2に存在する内部圧のため、通気開口部22を通って押され、そうして、その通気開口部はもう閉じておらず、ガスバッグ2の内部Iからのガス流Sが通気開口部22を通って外に出て、その結果、ガスバッグの内部圧をガスソース6の起動に望ましいように低減する。
従って、ガスソース6と膨張可能な要素5とは、動作メカニズムを形成し、カバー部材52を動作させる。
図3は、図1のエアーバッグモジュールの第1変形例を示し、ディフューザ15がガス発生器1に結合している点で異なり、そのディフューザはおそらく発生器サポートとしても用いられ、ガス発生器1から出るガスを、排気開口部12を介してガスバッグ2の中へ分配する。保持リング14を介してガスバッグ2は、膨張開口部のエッジの範囲内のモジュールハウジング3の内部に固定され、その保持リングは、ここでは、フランジの形態で、ディフューザ15(又は、おそらくは発生器サポート)に一体的にモールドされる。さらに、ディフューザ15は、ガス発生器1をモジュールハウジング3の上に、又は、その中に固定するために用いられる。
他の相違点としては、膨張可能な要素5がモジュールハウジング3に固定される点であり、より詳しくは、固定要素7を介してガスソース側の端部54の範囲で、側面(外周)境界壁31に固定され、そこでは、図1の配置と同様に、固定要素7の階段状第2範囲71は、膨張可能な要素5の外包50内の開口部を通過し、モジュールハウジング3内の、より詳しくは境界壁31内の開口部に係合し、例えばラッチによってそこに固定される。
図3の例示的実施形態では、図1の場合と同様に、固定要素7は、更に、ガスバッグ2の外包20内の開口部を通って伸びることができる。
図3の例示的実施形態では、今度は、ガスソース6がモジュールハウジング3の外部であるが、この場合は側面境界壁31の傍に位置している。
固定要素7によって膨張可能な要素5をモジュールハウジング3に固定することは、他の点、例えば、ハウジング底面30の範囲で、影響することがある。有利な点は、その範囲に固定することで、エアーバッグ2をそこに展開することは、そのガスバッグよって生じる比較的低い引張荷重に晒されることである。
図4は、図1の例示的実施形態の更なる変形例を示し、即ち、図3の配置に基づいており、図1及び図3の双方に対する基本的な相違点は、ここでは、膨張可能な要素5が、ガスバッグ2の外部に配置され、即ち、ガスバッグ2の外包20の外部に沿ったガスダクトのように伸びていることである(図1及び図3の場合の、外包20の内側に沿ったガスダクトのような展開に代わって)。
図5では、ガスソース側の端部54の範囲において膨張可能な要素5を保持リング4に固定することがより詳しく示され、即ち、図1の実施形態の例を用いて示される。
図1を参照して既に説明した要素に加えて、その要素は図5にも示されて対応する参照番号が付されているが、図5は、非膨張状態のガスバッグ2がフィルム25によって覆われるモジュールデザインから進む。これは、ガスバッグ2を圧縮し、又は、ガスバッグ2をガスバッグパッケージに折り畳んでパッケージングした後、外包20によって囲まれる空間を抜くことにより、特に小容量のガスバッグパッケージを生成し、負圧がガスバッグ2を囲むフィルム25によって維持され得る。ガス発生器1を起動し、その結果のガスバッグ2の展開により、フィルム25は破壊される。
さらに、図5の配置は、図1と対照的に、(弾性的な)シーリング要素80を有し、そのシーリング要素は(モジュールハウジング3の開口部32の内部、又は、その底面30の内部)、固定要素7とガスソース6との間に配置され、貫通穴80aを含み、その貫通穴を通って、ガスソースから放出されたガスが膨張可能な要素5の中に流れる(固定要素7の中の別の貫通穴72を通って流れた後に)。この追加的なシーリング要素80によって、ガスソース6と膨張可能な要素5との間のガス伝導接続72、80aをシーリングすることが最適化され、即ち、個々のモジュールコンポーネントの可能な製造許容差が補償され得る。
図6Aは、図5の配置の第1変形例を示し、ここでは、ガスソース6がシーリング要素82によって部分的に取り囲まれ、そのシーリング要素は、ガスソース6から、ガスのガス出口方向へ移動可能である。同時に、ガスソース6の外部壁は、シーリング要素82の案内として用いられ、そのシーリング要素はガスソース6を部分的に環状に取り囲む。
シーリング要素82はモジュールハウジング3の開口部32の中に突出し、より詳しくは、底面30から突出し、そこには、ガスソース6から放出されたガスのために貫通穴82aが設けられ、ガスソース6のガス出口開口部よりも小さい断面を有する。
シーリング要素82の貫通穴82aの低減した断面のため、ガスソース6の起動で放出されたガスは、図6Bを参照して、シーリング要素82を促す効果を有し、そのシーリング要素は初めはまだ固定要素7から離れており、その固定要素7に対向しており、それによって、2つの要素7,82を互いに対向してシーリングして配置する。こうして、また、接続されるべきモジュールコンポーネントの製造許容差が、図5を参照して説明される配置に従って、補償され得る。しかし、図6Aと6Bの実施形態では、図5の配置と対照的に、ガスソース6と膨張可能な要素5との間のガス伝導接続72,82aをシーリングすることは、ガスソース6が起動されてその結果のシーリング要素82の配置の後だけに達成され、このことは図6Aから6Bの変化を参照して示される。
ガスソース6と膨張可能な要素5との間のガス伝導接続を、固定要素7によってシーリングするため、図7の実施形態では、ガスソース6に面する固定要素7の端部74上には、センタリング面が、例えば、傾斜した又はカーブした面の形態で供給され、そのセンタリング面に対応する対応部分84がスソース側で結合され、今度は、ガス貫通穴84aが供給され、そうして、固定要素7は、そのガスソース側の対向部分84にシーリングするよう係合し、弾性シールとして設計されてもよい。固定要素7とガスソース側の対応部分84との間には、フィルム25を伸ばすこともでき、そのフィルムはガスバッグ2を囲むように用いられる。
ガスソース6と膨張可能な要素5との間のガス伝導接続をシーリングすることに加えて、図7の例示的実施形態によるセンタリング手段74,84は、アセンブリ中に、モジュールコンポーネントを整列させる機能を有しても良い(ガスバッグ2の主要配置方向に対して横に)。
図8の例示的実施形態によれば、その実施形態は図5の配置の第3変形例を示し、膨張可能な要素5は、ガスソース側の端部54で開いている。これは、図5−7の実施形態と対照的に、(正確に一致する)開口部が供給されないことを意味し、その開口部を通じて、階段状範囲71を有する固定要素7は伸びる必要があるだろう。これは、膨張可能な要素5を、例えば、対応の布部分を一緒に縫うことにより閉じる前に、固定要素7が、膨張可能な要素の内部に位置する必要がないことを意味する。
むしろ、図8の例示的実施形態では、膨張可能な要素5と固定要素7との間の接続は、おそらくはモジュールアセンブリの間になされるだけであり、即ち、膨張可能な要素5は、開いているガスソース側の端部54によって固定要素7の上に置かれる。
膨張可能な要素5のガスソース側の端部54を固定要素7に固定するため、適切な固定手段が用いられ、例示の実施形態では、ホースクランプ73の形態で用いられる。
さらに、図8の例示的実施形態は図5の配置に対応する。
図9の例示的実施形態では、保持リング4(又は、図3の配置の場合のディフューザ15)の一体部分としての固定要素7が、その固定要素に一体的にモールドされ、例えば、鋳物の場合は一体的に鋳造され、又は、シートメタルの深絞りした部分のスタンプによって形成されるか、又は、溶接されてもよい。
図9の例示的実施形態では、ガスソース6を固定し、ここでは、ガスソースはモジュールハウジング3の内部に位置し、そうして、ガスソースは、モジュールハウジング3の、より詳しくはハウジング底面30の容器30aの内部に挿入されるようになり、従って、モジュールハウジング3と固定要素7との間にクランプされ、ガスソース6は少なくとも部分的には固定要素7によって取り囲まれる。
図10は、膨張可能な要素5の範囲の、図1のガスバッグ2の内部図を示し、それによって、特に、膨張可能な要素5の設計と、ガスバッグ2の外包20との接続が説明されるだろう。
膨張可能な要素5又はその外包50は、ここでは、一体のカット部によって形成され、例えば、布素材であり、即ち、特には、ガスバッグ2の外包20を製造するために使用される物質である。そのカット部は対称線に沿って、又は、折畳み線Kに沿って、折り畳まれ、一方の上に他方が重なるカット部の2つのセグメント56は、接続線55の上で、横のエッジ範囲に沿って、互いに固く接続され、ダクト又はホース状の膨張可能な要素5(ガスダクト)を形成する。例えば、接続は、縫い合わせ、接着、又は、溶接によってもたらされてもよい。好ましくは、エアーバッグ2の外包20との接続は、これらの点には存在しない。
ガスソース側の端部54では、カット部は開口部を有し、その開口部を通って、その中に配置される固定要素7の階段状範囲71が伸び、これは図1を参照して既に説明した。
通気開口部側の端部52によって、カット体は、解放可能な接続手段L、例えば、裂ける縫い目の形態でガスバッグ2の外包20に固定され、例示的な実施形態では、解放可能な接続手段Lは、通気開口部22を環状に取り囲む。
ガスソース側の端部54と通気開口部側の端部52との間で、膨張可能な要素5は、固い永久的な接続手段Fによって、ガスバッグ2の外包20に永久的に固定される。
図10に示される一体カット部の代替としては、対称な線、又は、(膨張可能な要素5の長手方向の伸張に関して)横方向に延びる折畳み線Kを越えて折り畳まれ、対称な線、又は、膨張可能な要素の伸張方向に(即ち、図10の折り目Kに対して横方向に)伸びる折畳み線を越えて折り畳まれるべき一体のカット部が使用される。この場合は、対称線や折り目は、ガスソース6から出るガスの流れる方向に実質的に沿って伸びるだろう。この実施形態では、膨張可能な要素5は、適切な接続手段によって、ガスソース側の端で閉じ、一方、図10の配置と比較して、長手方向に伸びる接続線55のうち1つだけが必要になる。
他の可能性は、2つの分離したカット部から膨張可能な要素を製造することであり、そのカット部は、エッジ範囲、特に、3つのエッジ範囲に沿って、互いに固く接続される。
上述の例示的実施形態の様々な特徴は、互いに組み合わせることができ、そして、例としてそれぞれ示されるモジュールのタイプは、制限的に理解されるべきではないが、対応する配置は他のエアーバッグモジュールにも適応可能であることに留意すべきである。
図11は、図3の例示的実施形態の変形例を示しているが、膨張可能な要素5はガスソース側の端部54で開いており、例えば図8及び9に示されるようである。膨張可能な要素5の、開いているガスソース側の端部54は、保持リング14として形成されるディフューザ15の端部(フランジ)と、モジュールハウジング3(又は、おそらくは発生器サポートの)の底面30との間で取り付けられ(クランプされ)、そしてそれによって、気密に閉じられ、詳しくは、図12の拡大詳細図を参照して理解されるだろう。
図11及び12の配置では、前の実施形態と対照的に、膨張可能な要素5に結合するガスソース6は、保持リングや、モジュールハウジングや、発生器サポートといったエアーバッグモジュールのコンポーネントには固定要素を介して、もう固定されないが、膨張可能な要素5の内部で実質的に自由に移動できるように配置される。ガスソース6を保持するため、電気接続線68がこの場合使用され、それを介して、ガスソースは起動用の制御ユニットに接続される。例示的実施形態では、この線68は、膨張可能な要素5の、開いたガスソース側端部54と共に、保持リングとハウジング底面30との間でクランプされる。その接続線68は、同時に、膨張可能な要素5の開いた端部54の外にガイドされる。
図13は、膨張可能な要素5の範囲の、図11のガスバッグ2の内部図を示し、図10の表示に対応する。図10に対応する図13の配置の構成に関しては、図10の説明に対して言及される。
図13によれば、膨張可能な要素5は2つのカット部56を含み、それらは、(固く)互いに接続線55(互いに僅かに傾いて伸びる)で、長手側に沿って、接続され、そうして、その接続線間に、(ホース状の)ガスダクトが形成され、ガスソース6を排気開口部側端部52(カバー部材)に接続する。
膨張可能な要素5のガスソース側端部54には、接続線が、膨張可能な要素5の展開方向に相互に離れて、2つの収縮57,59(のど部)を定義するように伸び、その間には、膨張可能な要素の広がった範囲58が位置している。ガスソース6は、その中に留まり、収縮57,59が、ガスソース6から抜け出るのを許さないように設計される。別言すれば、ガスソース6は、膨張可能な要素5のガスソース側端部54上で、広がった範囲58に捕らえられている。
アセンブリのため、ガスソース6は、終端側の収縮59を通じて搾り出され、そうして、広がった範囲58の中に導かれる。他方の収縮57は、ガスソース6がその他方の収縮を通過し膨張可能な要素5の中に入らないように設計され、そうして、その収縮57は終端ストップとして作用する。
さらに、内部収縮57の寸法決定の結果、ガスソース6によって放出されたガスが、膨張可能な要素5の中に流れるとき、そのガスがその収縮を通過し、ガスソース6から出るガスの流速は選択的に影響を受け、このことは、ガスバッグ2上で、膨張可能な要素5の解放可能な固定手段Lを意図的に破壊する際に重要である。
図11乃至13の例示的実施形態では、同様に、膨張可能な要素5は、代替的には、ガスバッグ2の外側に配置される。
図14乃至15では、図1及び10の例示的実施形態の変形例が示され、その変形によれば、通気開口部22は、初めに(即ち、ガスソース6によって膨張可能な要素5を充填する前に)開いて、ガス流Sをガスバッグ2の内部Iから外部へ供給する。
この例示的実施形態によれば、ガスバッグの開始状態での通気開口部の全体の流出断面(可能な追加の永久的な解放通気開口部を含む)は、衝突状況のために既に設計され、その状況では、はじめから、ガスバッグ2からの最大ガス流出が必要であるか、又は、好都合である。例えば、そうした状況は、保護されるべき乗員がエアーバッグモジュールのすぐ近くにいる場合(いわゆるオット状況)、又は、乗員の体重の力が非常に小さいと認識される場合に存在することが可能であり、即ち、ガスバッグに存在する内部圧が急速に減少するに違いない。通気開口部22がガスの流出のために開く前は、いかなるメカニズムも動作してはならないので、センサによって検出可能なそうした状況のため、本設計は時間的に有利な点を与える。
もちろん、ガスバッグの永久解放通気開口部と、出口断面に関してコントロールされる通気開口部とは、即ち、元々閉じている通気開口部と、元々開いている通気開口部の双方とも、おそらくは部分的にカバーされている通気開口部と同様に、適切に、相互に組み合わされる。
さらに、追加的な接続範囲55aが、膨張可能な要素5の2つの対向する層56の間に供給され、横方向の端部領域での2つの接続線55の間に伸び、従って、膨張可能な要素5を通気開口部側の端部52に固く閉じる。
この場合には、膨張可能な要素5の通気開口部側の端部52は、カバー部材として作用し、一度反対に折られ、その結果、通気開口部22をカバーせず、膨張可能な要素5自体の一部分に横たわる。代替的に、例えば、膨張可能な要素5の該端部52は、折り重なり、通気開口部22の外部で、ガスバッグ2の内部に、又は、より詳しくは、ガスバッグ外包20で直接寄りかかるようになる。折り重なった場所では、そこには通気開口部22が現れ、膨張可能な要素5の通気開口部側の端部52は、解放可能な固定手段Lによってガスバッグ2の外包20、又は、膨張可能な固定要素5自体に固定され、その固定手段は、例えば、裂ける縫い目の形態である。
折畳み端部の周辺で、カバー手段として作用する膨張可能な要素5の端部52は折り重なり、その折畳み端部は、通気開口部22に直接隣接して配置される。
さらに、ここでは、通気開口部22は、ガスバッグ外包の素材領域(布領域)の間に、複数の通気穴22a、22b、22c、22dを有する一群の穴として形成され、例えば織物の形態で、それぞれが置かれる。従って、ガスソース6の起動と、解放可能な固定手段Lの関連する破裂と、その後の、カバー部材として作用する膨張可能な要素5の端部52の折畳みとにより、膨張可能な要素5を充填した後、その端部が通気開口部22を通って押されてその通気開口部が再度開くことが防止される。通気開口部22を形成する一群の穴22a、22b、22c、22dは、例えば、対応する穴をガスバッグ外包20に組み入れることにより製造され得る。しかしながら、代替的には、その一群の穴を、分離した要素として、ガスバッグ外包に取り付けることも可能であり、そうして、ガスバッグ外包の開口部をカバーする。その一群の穴は、定義されたメッシュ幅を備えたネット状の素材(布)によって形成され得る。
図16及び17を参照して分かる様に、膨張可能な要素5をガスで充填し、例えば、ガスソース6から膨張可能な要素5に流れるガスの圧力及び/又は温度の結果として、解放可能な接続Lを裂いて開けた後、膨張可能な要素5は引き伸ばされる。そのプロセスでは、元々反対に折り畳まれた端部52は、一群の穴によって形成された通気開口部22を超えて動き、カバー部材としてその通気開口部をカバーする。通気開口部22はそれによって閉じられ、膨張可能な要素5の対応する端部52は、通気開口部22をカバーする位置におかれ、即ち、ガスバッグ2の内圧によって、ガスバッグ外包20の内壁に対向して強いられる。そして、ガスバッグから通気開口部22を通る外部へのガス流は、もうあり得ない。
ガスソース6の起動の時間に応じて、端部52によって形成されるカバー部材のメカニズムを作動する場合、エアーバッグ構成は異なる衝突状況に適応される。
通気開口部22の範囲の詳細図では、図1は、カバー部材として作用する通気開口部側の端部52で、膨張可能な要素5は内側に反転され、解放可能な固定手段Lによって、この状態に留め置かれるという点で、図14と15の例示実施形態の変形例を示す。
膨張可能な要素5の範囲でのガスバッグの内部図では、図10に対応し、図19は、図1と10の配列の展開(図)を示す。
図14乃至17の例示実施形態と同様に、追加の接続範囲55aが、膨張可能な要素5の2つの対向する層56の間に供給され、ここでは、通気開口部22と、膨張可能な要素5とガスバッグ2の外包20との間の解放可能な接続Lとを取り囲む。
図19の例示実施形態では、例えば、通気開口部22の周りに伸びる裂ける縫い目の形態である、解放可能な固定手段Lは、従って、膨張可能な要素5によって形成されるガス伝導チャネルの(解放可能な)外部封鎖をもはや形成しないが、膨張可能な要素の2つの層の間にある追加の固い接続55aによって取り囲まれる。半径方向に見られるように、解放可能な固定手段Lは、通気開口部22と、膨張可能な要素5の2つの層56の端側の固い接続55aとの間に伸びる。
そうした配列では、ガス漏れは別として、ガスソースから出て膨張可能な要素5に入るガスの全体エネルギーは、解放可能な接続Lの解放に利用できる。というのも、膨張可能な要素5とそれによって形成されるガスダクトは閉じたボリュームを定義するからである。従って、解放可能な接続Lの破壊は少ないガス、又は、熱くないガスによって達成され、そうして、点火ガスソース6を使用するとき、対応する少ない点火チャージが必要とされる。
図20は、図19の例示実施形態の第1変形例の詳細図であり、それによれば、解放可能な接続L’が、周囲方向に互いに離れている複数の接続範囲によって形成される。これは、固定手段の解放を容易にし、有利に、膨張可能な要素5の2つの層56の追加の固い接続55aと組み合わされる。
図21は、図19の例示実施形態の別変形例の詳細図であり、それによれば、解放可能な接続L’’が、周囲方向に前後して配置されるギザギザを含み、それぞれが通気開口部22の方向を向いている。膨張可能な要素5をガスで充填するとき、特に、大きなストレス(ストレスピーク)がこれらの指示部分で発生し、その結果、解放可能な固定手段L’’は発生する力によって特に簡単に破壊され、それによって固定手段を解放することが全体として容易になる。
図21の例示実施形態では、解放可能な固定手段L’’は連続的な固定手段として供給され、その結果、膨張可能な要素5の2つの層56の間の追加の固い接続55aなしで、容易に使用することができる。しかし、代替的に、図20と同様に、中断の設計も考えられる。
図5の配列に基づいて、図22は固定要素7の別の可能な設計を示し、その固定要素は、膨張可能な要素5のガスソース側端部54を固定する。従って、固定要素7に供給される、ガスソース6から出るガス用の貫通穴は、幾つかの部分72a、72b、72cを有するよう設計され、その部分は、入口(ガスソース6から)と出口(膨張可能な要素5の中へ)の間のガス流の偏向に影響する。こうして、ガス流の出口方向は、入口方向に対して、変更又は変化する。
図23は、内部図における別の例示実施形態を示し、即ち、図10の対応する図の変形であり、一方には、解放可能な接続Lを取り囲む、追加的な固い接続55aが、膨張可能な要素の2つの層56の間に供給され、既に図15と19を参照して上述したのと同様である。図10と同様に、非作動ガスソース6に関する配列の状態が示される。
図10の例示実施形態との更なる相違点は、通気開口部22の構成にある。図23の例示実施形態では、通気開口部22は、ガスバッグ2の外包の素材において(4つの)半径方向に伸びるスロット24によって形成され、ガスバッグ2の外包の(4つの)部分23a、23b、23c、23dを形成又は定義し、ガスバッグ2に存在するガスの、貫通穴を開放するため、膨張可能な要素5とガスバッグ2の外包20との間の解放可能な固定手段Lが取り除かれるとすぐに、折り畳まれ、前記部分23a、23b、23c、23dを膨張可能な要素5の通気開口部側端部52と連結する。
図23では、スロット24は解放可能な固定手段Lを超えて突出し、即ち、解放可能な固定手段Lで囲まれる領域は、部分23a、23b、23c、23dに折り重なった後に得られる通気開口部22の断面よりも小さい。
外に向けて、通気開口部22を形成するスロット24はそれぞれ、(円形の)開口部24aの中で終わり、これにより、負荷の場合に、ガスバッグ外包20の素材の更なる破壊を防止する。さらに、スロット24は有利には、ガスバッグ外包を形成する布の縦糸と横糸K/Sの方向に伸びる。
アセンブリを容易にするため、特に、膨張可能な要素5を、部分23a、23b、23c、23dの範囲で、ガスバッグ外包20に固定するため、2つの(反対の)部分23a、23cは、(中心の)接続範囲230を介して相互に接続される。これは、通気開口部22を形成するスロット24が、互いに離れて、通気開口部22の中心範囲で終わることで達成され、その結果、スロット24の内側端部の間に、繊維が形成され、接続範囲230はその2つの部分23a、23cを互いに接続する。
その繊維状の接続範囲230には、接続範囲230の破壊を容易にするため、追加的に、低下開口部230aが供給され、そうして、終端で、4つのルーズな部分が形成され、そのとき、解放可能な固定手段Lは、膨張可能な要素5にガスを充填するとすぐに破壊され、部分23a、23b、23c、23dはもはや膨張可能な要素5と接続しない。
通気開口部の中心から、即ち、圧力低下開口部230aから見て取れるように、例示実施形態の解放可能な固定手段Lは、中心と回転範囲との間に伸び、その周辺で部分23a、23b、23c、23dが回転することができる。その部分23a、23b、23c、23dは、スロット24が終端する開口部24aの位置によって実質的に定義される。この場合には、回転範囲はそれぞれ、隣接開口部24aの間の(想像上の)接続線によって形成され、それは図23の薄い破線で表される。図23の例示的実施形態では、回転範囲は、膨張可能な要素5の端と平行に伸び、膨張可能な要素5の端に隣接する。
図23に示されるような通気開口部22の構成によって、ガスバッグ2と膨張可能な要素5との間の解放可能な接続Lの適切な配列を含み、多数の追加的利点が得られる:膨張可能な要素5の設計が、特にそれによって形成されるガスダクトの設計が、ガスソース6に関して近くで完了し、解放可能な固定手段Lと追加接続範囲55aの寸法が完了すると、通気開口部22の様々なサイズに用いられ、そのサイズは、通気開口部22を定義するスロット24の長さを介して、単純に様々な状況に適応される。図23に示される状態では、スロット24は、膨張可能な要素5の外縁を越えて伸びることもできる。
解放可能な固定手段Lの更なる有利な特徴は、膨張可能な要素5の側部の接続線55によって重なり合う伸張である。これは、膨張可能な要素5の内部で、圧力の急速な増加をもたらし、解放可能な接続Lを破壊する。なぜなら、解放可能な接続と側部の接続線55は、追加のガスソース6の非作動状態での閉じたボリュームを定義するからである。
図24と25では、図1と10の例示実施形態の変形例が示され、図24の表示は図1に対応し、図25の表示は図10に対応する。次に、図24と25の例示実施形態の側面が説明され、それは図1と10の例示実施形態とは異なる。さらに、図1と10に示されるエアーバッグモジュールの説明について言及される。
図24と25によれば、カバー部材52を形成する膨張可能な要素5の端部は、2つの部分52a、52bとからなり、互いに折り重なり、そうして、ガスバッグ2の通気開口部22の上に配置される。1つの部分52aは、通気開口部22と、通気開口部22を取り囲むガスバッグ範囲とに直接隣接し、一方、他の部分52bは52aの部分をカバーする。カバー部材52の2つの部分52a、52bは、それぞれ、膨張可能な要素5の2つの層56からなる。
カバー部材52の部分52aには、貫通穴53が供給され、通気開口部22に対して、ガスバッグ2の内部Iからのガスが、その貫通穴53と通気開口部22を通って周囲へ出るように配置される。このため、カバー部材52の部分52aはガスバッグ2に固定され、又は、より詳しくは外包20に、永久的な固い接続F’を用いて固定され、通気開口部22と貫通穴53が互いをカバーし、互いに整列するようになる。具体的には、カバー部材52の第1部分52aとガスバッグ2との間の固い接続F’は、通気開口部22と貫通穴53の周りで環状に(円形に)伸び、即ち、閉じた輪郭に沿って伸びる。
他方、カバー部材52の第2部分52bは、通気開口部22と貫通穴53とを初めに閉じ、これらの開口部に重なり合い、解放可能な接続Lによってこの場所で固定され、ここではシームの形態であり、それを介して、第2部分52b(自由端の領域の)はガスバッグ2、又は、その外包20に接続される(及び、例示実施形態では、カバー部材52とその第1部分52aにも接続される)。
例示実施形態では、解放可能な接続Lが形成されて、そうして、ガスソース側端部54と、カバー部材を形成する膨張可能な要素5の端部との間に境界を形成するようになり、即ち、ガスソース側端部54へ流れるガスのみが、カバー部材を形成する膨張可能な要素5の端部52に流れこむことができ、そのときは、解放可能な接続Lは外されていない。ガスソース6により放出されたガスが膨張可能な要素5の中へ流れるとき、膨張可能な要素5の或る範囲、即ち、ガスソース側の端部54だけが初めにガスで充填され、それによって、相応の大きな圧力が作られ、解放可能な接続Lをはずす傾向を有する。こうして、高い確実性で、この接続は、ガスソース6からガスを放出すると、外される。
自由端の範囲で、カバー部材を形成する膨張可能な要素5の端部52、又は、より詳しくは、他方の第2部分52bは、図14乃至17の例示実施形態と同様に、追加接続範囲55aによって閉じられる。
通気開口部22と貫通穴53の周囲で閉じた輪郭に沿って伸びる固い接続F’に加えて、追加の固い接続Fが供給され、図1と10の例示実施形態のそうした接続Fの配置に対応して、膨張可能な要素5をガスバッグ2又はその外包20に接続する。
通気開口部22を開放するため、ガスソース6が作動すると、ガスソース6によって放出されたガスは、初めに、膨張可能な要素5のガスソース側端部54に流れ、カバー部材を形成する端部52へ流れることができなくなり、そうして、裂ける縫い目の解放可能な接続Lは、初めに、膨張可能な要素5の2つの端部52,54を実質的に気密に分離する。従って、解放可能な接続Lは、膨張可能な要素5にプレチャンバを定義し、ガスソース側端部54によって形成され、初めに、ガスソース6によって放出された全体のガスを受ける。それによって、膨張可能な要素5の範囲には、相応の高い内部圧が生成され、今度は、裂ける縫い目の解放可能な接続Lに作用する相応の高い力につながり、その結果、それは、最終的に外され、即ち、実施形態では、裂けて開く。
解放可能な接続Lを外した後、ガスは、カバー部材を形成する膨張可能な要素5の端部52へ流れ込み、特に、その2つの部分52a、52bを満たし、それにより、他方で、第2部分52bは、折り重なり、従って、ガスバッグ2の通気開口部22と同じく、一方の第1部分52aに供給される貫通穴53を開放し、図24と25から図26と27への変化を見ると、対応する表示の通気開口部22を開放した後の状態を示している。
従って、貫通穴53と通気開口部22を通るガス流Sは、ガスバッグ2の内部Iから周囲へ出ることができる。
図24乃至27を参照して述べられるカバー部材52と膨張可能な要素5の設計の有利な点は、通気開口部22の出口断面を完全に開放するため、カバー要素52、又は、膨張可能な要素5の如何なる素材も、通気開口部22の中に、又は、それを通ってプレスされる必要がない点である。
カバー部材52の他方の部分52bを、通気開口部22を開放するために、折り畳むことは、部分52a、52bの膨張によって、ガスソース6によって放出されたガスの流れの方向に対して横に影響を受け、即ち、特に、横方向の接続線55の配置と伸張によって影響を受ける。従って、それらの伸張は、必ずしも平行ではなく、図25と27で示される。例えば、ガス出口範囲に隣接する、対向する接続線55の間には、より大きな距離が供給される。
図28は、図5の配置の追加的変形例を示し、そこに供給される保護フィルム(25)とシーリング要素(80)がなく、図5の配置に対する本質的な相違は、さらに、固定要素7の構成に存在し、膨張可能な要素5を取り付けるのに役に立つ(モジュールハウジング3の内部に)。
固定要素7は、図5の例示実施形態に従う範囲で、膨張可能な要素5の内部にある第1範囲70を含み、同様に、膨張可能な要素5を通じて伸びて保持リング4で固定されるオフセットした第2範囲71を含む。
図28の例示実施形態では、固定要素7はリベットとして設計され、そのリベットの第1範囲70はリベットヘッドを形成し、そのリベットの第2範囲71はリベット軸として伸び、膨張可能な要素5の開口部を通過し、そして、保持リング4の別の開口部を通過する。具体的には、固定要素7は、貫通穴を有する中空リベットとして形成され、その貫通穴を通って、ガスソース6によって放出されたガスは、膨張可能な要素5の内部に流れる。
固定要素7を保持リング4に固定するため、そうして、それによって特に膨張可能な要素5は(締め付けて)保持リング4に取り付けられ、固定要素7の第3範囲70’は、第1範囲(リベットヘッド)の反対に、第2範囲71に隣接して供給され、第1範囲70から離れた方向に、保持リング4を越えて突出し、可塑的に変形してリベット接続を形成し、例えばベッドされる。その結果、第3範囲70’は、アンダーカットを形成し、そうして、端部で、開口部の縁の範囲の保持リング4は、それを通って固定手段7は伸び、固定要素7の第1範囲70と第3範囲70’との間に収容され、即ち、保持リング4に取り付けられるべき膨張可能な要素5と一緒に収容される。
第3範囲70’を有する固定要素7は、さらに、ガスバッグ2の外包20の開口部を通って伸びる。これは、第3領域70’が、外包20の開口部によって横方向に包囲されることを意味する。
図29は、図10の配置の変形例を示し、即ち、例示的に、リベットの形態の固定要素7を使用することによって、図28で示されるように、一方の図29の配置と、他方の図10の配置の間の更なる相違に関しては、必ずしも必要ではない。これは、図10と比較して、図29の残りの変形例が、図28と29に示される以外の固定要素を用いて、実現できることを意味する。
図10の例示実施形態と対照的に、接続線55に沿って、互いの上に横たわる2つの部分56は、互いに接続され、膨張可能な要素5を形成し(その縁領域で)、その接続線55の間の距離は、通気開口部22の直径よりも大きい。例示実施形態では、接続線55は互いに平行に伸び;しかし、それらは互いに角度をつけて配列されても、又は、より一般的に、カーブ状の伸張を有しても良い。一展開では、ガスソース6に隣接する接続線55の距離は、通気開口部22に隣接する距離もよりも小さくてもよい。
図10の構成に対する更なる相違点によれば、解放可能な接続手段Lは、現在、通気開口部22の周囲に、釣鐘状に伸び、例えば、二重の釣鐘状の裂ける縫い目の形態である。

Claims (21)

  1. 自動車用のエアーバッグモジュールであって、該エアーバッグモジュールは:
    ― ガス発生器によって膨張する人保護用のガスバッグと、
    ― エアーバッグモジュールから生じるガスが抜けることができる通気開口部と、
    ― 前記通気開口部の出口断面を制御するデバイスであって、該デバイスは、少なくとも1つのカバー部材を有し、該カバー部材によって前記通気開口部は覆われ、その結果、少なくとも部分的に前記通気開口部を閉じ、更に、前記カバー部材と協働する作動メカニズムを含み、その結果、前記通気開口部の出口断面を変化させる、デバイスと、
    を有し、
    前記作動メカニズムは、ガスソースと、該ガスソースによって膨張する要素とを有し、膨張の間、前記通気開口部の出口断面を変化させるように、前記カバー部材と協働し、
    前記ガスソースの周囲の膨張可能な要素は、モジュールコンポーネントに取り付けられ、該モジュールコンポーネントは、前記ガスバッグを前記エアーバッグモジュールに固定し、及び/又は、前記ガスバッグを前記エアーバッグモジュールの中に収納するのに用いられる、エアーバッグモジュール。
  2. 前記通気開口部は前記ガスバッグ上に供給される、請求項1記載のエアーバッグモジュール。
  3. 前記膨張可能な要素はガスダクトを形成し、該ガスダクトは、前記ガスソースから前記カバー部材まで伸びる、請求項1又は2に記載のエアーバッグモジュール。
  4. 前記膨張可能な要素は、前記ガスソースの周囲のガスソース側端部の範囲で、前記モジュールコンポーネントに取り付けられる、請求項1乃至3の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  5. 前記膨張可能な要素は、少なくとも1つの追加の固定要素によって前記モジュールコンポーネントに取り付けられる、請求項1乃至4の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  6. 前記膨張可能な要素は、モジュールコンポーネントに取り付けられ、前記ガスバッグの膨張の間、該モジュールコンポーネントは、前記エアーバッグモジュールの中の位置を実質的に変化させない、請求項1乃至5の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  7. 前記モジュールコンポーネントはガスバッグの内部に配置される、請求項1乃至6の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  8. 前記モジュールコンポーネントは保持部材で形成され、該保持部材は、膨張開口部の範囲のガスバッグを前記エアーバッグモジュールにクランプ固定するのに用いられる、請求項1乃至7の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  9. 前記モジュールコンポーネントは発生器サポート、ディフューザ、及び/又は、前記ガス発生器のそばで伸びる保持リングによって形成される、請求項1乃至8の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  10. 前記膨張可能な要素は、モジュールコンポーネントに固定され、該モジュールコンポーネントには、前記ガスバッグは膨張の前に配置され、又は、前記膨張可能な要素は、膨張の前に前記ガスバッグに隣接するモジュールコンポーネントに固定される、請求項1乃至9の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  11. 前記モジュールコンポーネントは、モジュールハウジング又は発生器サポートによって形成される、請求項10記載のエアーバッグモジュール。
  12. 前記膨張可能な要素をモジュールコンポーネントに取り付けるために供給される、少なくとも1つの固定要素には、貫通穴が備わり、前記ガスソースから出るガスを前記膨張可能な要素の中に導入する、請求項1乃至11の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  13. 前記通気開口部は一群の穴で形成される、請求項1乃至12の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  14. 前記通気開口部は、前記ガスバッグの外包内のスロットで形成され、該スロットは前記外包内のヒンジ部分を定義する、請求項1乃至12の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  15. 前記ヒンジ部分は解放可能な接続を介してカバー部材に接続される、請求項14記載のエアーバッグモジュール。
  16. 前記通気開口部は、カバー部材を前記ガスバッグの外包に解放可能に固定することにより、取り囲まれる、請求項1乃至14の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  17. 前記カバー部材は膨張可能な要素の一部によって形成される、請求項1乃至16の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  18. カバー部材の範囲の端部で、前記膨張可能な要素が、追加の接続範囲によって固く閉じられる、請求項1乃至17の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  19. 前記通気開口部を閉じるため、前記カバー部材は2つの部分により前記通気開口部に横たわり、そのうちの1つの部分は貫通穴を含み、該貫通穴は、前記通気開口部を通るガスバッグからのガスの出口を許容し、そして、他方の部分は、前記貫通穴と共に前記通気開口部を閉じる、請求項1乃至18の何れか1つに記載のエアーバッグモジュール。
  20. 前記1つの部分は前記ガスバッグに永久に接続され、前記他方の部分は前記ガスバッグに解放可能に接続される、請求項19記載のエアーバッグモジュール。
  21. 前記膨張可能な要素の膨張の間、前記他方の部分は前記通気開口部から離れる、請求項19又は20に記載のエアーバッグモジュール。
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