JP2013239318A - 発光ダイオード照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上記目的は、発光ダイオード13と、発光ダイオード13からの出射光を吸収して発光し、導光体機能を有する透明セラミック蛍光体8と、透明セラミック蛍光体8の周囲を覆う反射シート9をそなえ、透明セラミック蛍光体8は、発光ダイオード13から出射光が入射する入射面と光が出射する出射面を備え、透明セラミック蛍光体8は、光の入射面および出射面以外は反射シート9によって覆われていることを特徴とする発光ダイオード照明装置、によって実現することが出来る。
【選択図】図1
Description
(1)光の3原色である赤色(R:Red)、緑色(G:Green)、および青色(B:Blue)の3色の発光をそれぞれ実現する3種のLEDを組み合わせて白色光を得る方式、
(2)青色発光する青色LEDを励起源として使用し、黄色発光蛍光体や緑色、赤色等の発光蛍光体を励起することによって光源の青色光と蛍光体の発光色の混合により白色光を得る方式、
(3)410nmより短波長の近紫外領域に発光ピークを有する紫外(UV:Ultra Violet)発光LEDを励起源として使用し、赤発光蛍光体、緑発光蛍光体、および青発光蛍光体を励起することによって赤青緑3色の光を得、これらを混合させて、白色を得る方式、
の3つの方式が知られている。
この際、図8および9に示したように反射シート表面に蛍光膜を形成したり、反射シート内部に蛍光体を分散させる。
LEDチップとしては、発光中心波長455nmの青色LEDチップを、蛍光体として黄色蛍光体であるYAG:Ce(Y3Al5O12:Ce)を用いて図2の白色LEDを作製した。
比較例1において、黄色蛍光体であるYAG:Ce(Y3Al5O12:Ce)と赤色蛍光体であるCASN(CaAlSiN3:Eu)を混合したものを用い、実施例1に示した方法で白色LEDを作成した。
公知の透明セラミック蛍光体製造方法を用いて、Y3Al5O12:Ce組成からなる透明セラミック蛍光体を作製した。この透明セラミック蛍光体をシリコーン樹脂をもちいて青色LEDチップ近傍に仮接着した後、150℃、2h加熱することによりシリコーン樹脂を硬化させ、図3に示した構造の白色LEDを作製した
この際、Ce濃度の異なるY3Al5O12:Ceを作製し、白色光の平均演色評価数(Ra)が60〜80の白色LEDを作成した。本白色LEDを点灯させて平均演色評価数(Ra)と発光効率(lm/W)の測定を行った。
比較例1において、LEDとして発光中心波長365nmの紫外発光LEDチップを、蛍光体として黄色蛍光体であるYAG:Ce(Y3Al5O12:Ce)、赤色蛍光体であるY2O3:Euを用いて図2の白色LEDを作製した。
以下の手順により図16に示した白色LED照明装置を作製した。蛍光体励起用青色LEDとして、発光中心波長455nmのLEDを用いた。公知の透明セラミック蛍光体製造方法を用いて、透明セラミック蛍光体(Y3−xAl5O12:Cex(0.00005≦x≦0.1))19を作製し、シリコーン樹脂を用いて蛍光体励起用LEDと透明セラミック蛍光体との加熱接着を行った。さらに透明セラミック蛍光体の青色LED接着面および白色光放射面以外の面を白色PET反射シート20で覆うことで白色LED照明装置とした。透明セラミック蛍光体19において、蛍光体励起LED光の入射面の面積(SE)に対して、白色光出射面の面積(SW)がSW/SE=5とした。
実施例1において、反射シート表面に赤色蛍光体CASN(CaAlSiN3:Eu)を塗布したものを用いて、白色LED光源を作製した。平均粒径15μmのCASN蛍光体を用い、シリコーン樹脂内に蛍光体重量比率が10〜40wt%になるように混合した。この混合物を真空脱泡攪拌器を用いて2000rpm、4分間混合した。本混合物をスクリーン印刷機を用いて、反射シート20(白色PETフィルム)上に印刷塗布を行い、10〜50μm厚さの蛍光膜を形成し、150℃、2h加熱することにより蛍光膜を硬化させた。この蛍光膜塗布反射シートを用いて図16の構造とし、白色LED照明構造を作製した。黄色蛍光体におけるCe濃度や赤色蛍光体のシリコーン樹脂に対する重量比率や膜厚を変化させ、白色光の平均演色評価数(Ra)が70〜90の白色LED照明装置を作成した。
以下の手順により図16に示した白色LED光源を作製した。蛍光体励起用青色LED18として、発光中心波長 365nmのLEDを用いた。公知の透明セラミック蛍光体製造方法を用いて、透明セラミック蛍光体(Y3−xO3:Eux(0.00005≦x≦0.1)19を作製し、透明セラミック蛍光体19の一つの面に前記LED18を透明シリコーン樹脂を用いて加熱接着を行った。
実施例1で用いたYAG:Ce透明セラミック蛍光体19と導光体20を重ね合わせたものを用いて、図22の構造の白色LED照明装置を作成した。図22において、青色LED18からの光は導光体17の側面に入射し、導光体17の下面から透明セラミック蛍光体19に入射し、透明セラミック蛍光体19の下面から白色光が出射する。図22において、反射シートには、白色PET反射シート20を用いた。
2 ワイヤ
3 リードフレーム
4 ケース
5 封止樹脂
6 蛍光体粒子
7 ヒートシンク
8 透明セラミック蛍光体
9 反射シート
10 導光体
11 白色LED
12 拡散シート
13 蛍光体励起用LED
14 蛍光体塗布反射シート
15 蛍光膜
16 蛍光体塗布拡散シート
17 導光体
18 青色LED
19 YAG:Ce 透明セラミック蛍光体
20 白色PET反射シート
Claims (10)
- 発光ダイオードと、前記発光ダイオードからの出射光を吸収して発光し、導光体機能を有する透明セラミック蛍光体と、前記透明セラミック蛍光体の周囲を覆う反射シートを備え、
前記透明セラミック蛍光体は、前記発光ダイオードから出射光が入射する入射面と、前記透明セラミック蛍光体から光が出射する出射面を備え、
前記透明セラミック蛍光体は、前記入射面および前記出射面以外は前記反射シートによって覆われていることを特徴とする発光ダイオード照明装置。 - 発光ダイオードからの出射光が入射する入射面を有する導光体と、前記導光体からの出射光で励起されて発光する透明セラミック蛍光体とが積層体を構成して配置し、
前記導光体と前記透明セラミック蛍光体の積層体は、前記発光ダイオードからの入射面と、前記透明セラミック蛍光体からの光の出射面を除いて、前記反射シートによって覆われていることを特徴とする発光ダイオード照明装置。 - 請求項1又は2において、前記透明セラミック蛍光体からの前記出射面に拡散シートを配置することを特徴とする発光ダイオード照明装置。
- 請求項1乃至3のいずれかにおいて、前記反射シート内部に粒子状蛍光体が混合されている、または、前記反射シート表面に粒子状蛍光体からなる蛍光膜が形成されていることを特徴とする発光ダイオード照明装置。
- 請求項3において、前記拡散シート内部に粒子状蛍光体が混合されている、または、拡散シート表面に粒子状蛍光体からなる蛍光膜が形成されていることを特徴とする発光ダイオード照明装置。
- 請求項1乃至5のいずれかにおいて透明セラミック蛍光体が、Y3−xAl5O12:Cex(0.00005≦x≦0.1)を主成分とすることを特徴とする発光ダイオード照明装置。
- 請求項1乃至5のいずれかにおいて前記透明セラミック蛍光体が、Y2−xO3:Eux(0.00005≦x≦0.1)を主成分とすることを特徴とする発光ダイオード照明装置。
- 請求項4または5において、前記粒子状蛍光体が、CaAlSiN3:Euを主成分とすることを特徴とする発光ダイオード照明装置。
- 請求項1乃至5のいずれかにおいて前記発光ダイオードが青色または、近紫外線または紫外線を発光することを特徴とする発光ダイオード照明装置。
- 請求項1乃至5のいずれかにおいて前記透明セラミック蛍光体において、蛍光体を励起する発光ダイオード光の入射面の面積(SE)に対して、白色光出射面の面積(SW)がSW/SE≧5であることを特徴とする発光ダイオード照明装置。
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2012
- 2012-05-15 JP JP2012111099A patent/JP2013239318A/ja active Pending
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