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JP2013199999A - 減速機 - Google Patents

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JP2013199999A
JP2013199999A JP2012069294A JP2012069294A JP2013199999A JP 2013199999 A JP2013199999 A JP 2013199999A JP 2012069294 A JP2012069294 A JP 2012069294A JP 2012069294 A JP2012069294 A JP 2012069294A JP 2013199999 A JP2013199999 A JP 2013199999A
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input shaft
planetary
ring
rotating ring
speed reducer
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JP2012069294A
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Seiichi Takada
声一 高田
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NTN Corp
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NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

【課題】コンパクトで減速比が大きく、かつ低騒音で回転方向の切り替えもスムーズに行える減速機を提供する。
【解決手段】入力軸1と回転リング3との間に、反転機構4と遊星機構5とを軸方向で互いに隣接するように設け、入力軸1が回転したときに、反転機構4で回転リング3を逆方向に回転させながら遊星歯車16の公転を出力軸2に伝達するようにし、その反転機構4として、入力軸1の外周面と回転リング3の内周面の両方と間接的に転接する玉14が、入力軸1まわりの公転を拘束された状態で自転して、入力軸1の回転を逆方向に変えて回転リングに伝達するトラクションドライブ方式のものを採用することにより、コンパクトで大きな減速比が得られ、しかも2つの遊星歯車機構を有するものに比べて歯車数が少なく、低騒音で回転方向の切り替えもスムーズに行えるようにしたのである。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力軸の回転を遊星機構により減速して出力軸に伝達する減速機に関する。
プリンタや複写機、ファクシミリ等の事務機では、一般に、駆動部のコンパクト化のために高速回転の小型モータを使用しているので、そのモータと被駆動部との間に組み込む減速機としては、コンパクトで減速比が大きいものが求められる。
これに対し、特許文献1では、入力軸と、出力軸と、入力軸の径方向外側に配される回転リング(円環枠)と、入力軸と回転リングとの間に軸方向で互いに隣接するように設けられる第1および第2の遊星歯車機構と、第1遊星歯車機構の遊星歯車(第1遊星歯車)を自転可能に支持する第1支軸を有し、出力軸に固定されるキャリアとを備え、第2遊星歯車機構の遊星歯車(第2遊星歯車)を自転可能に支持する第2支軸を静止部材(静止壁)に固定して、入力軸が回転したときに、第2遊星歯車の自転により回転リングを入力軸と逆方向に回転させ、第1遊星歯車の公転をキャリアを介して出力軸に伝達するようにした減速機(複合遊星歯車機構)が提案されている。
この構成によれば、第1遊星歯車の公転が回転リングの逆回転によって一部相殺され、その分出力軸の回転が遅くなるため、単一の遊星歯車機構を入力軸と固定リングとの間に設けた一般的な減速機に比べて、非常に大きな減速比が得られる。また、2つの遊星歯車機構が軸方向で互いに隣接するように設けられているので、一般的な減速機と径方向寸法は変わらず、軸方向寸法も若干大きくなるだけで、コンパクト性も確保できる。
特開2008−275112号公報
ところで、上記特許文献1に記載された減速機は、上述したようにコンパクトで大きな減速比が得られるが、遊星歯車機構を2つ設けているため、遊星歯車機構を1つしかもたない一般的な減速機に比べて歯車数が多く、騒音が大きくなって、特に事務機等の静粛性を求められる装置に採用しにくいものとなるおそれがある。また、入力軸の回転方向を切り替えたときに、互いに噛み合っている歯車間のバックラッシュに起因する出力軸への回転伝達遅れが大きくなるという問題もある。
そこで、本発明の課題は、コンパクトで減速比が大きく、かつ低騒音で回転方向の切り替えもスムーズに行える減速機を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明は、入力軸と、出力軸と、前記入力軸の径方向外側に配される回転リングと、前記入力軸と回転リングとの間に設けられ、回転リングを入力軸と逆方向に回転させる反転機構と、前記入力軸と回転リングとの間に前記反転機構と軸方向で隣接するように設けられ、入力軸および回転リングと係合して自転しながら入力軸のまわりに公転する複数の遊星部材を有する遊星機構と、前記遊星部材の中心部に通されて遊星部材を自転可能に支持する支軸を有し、前記出力軸に固定されるキャリアとを備え、前記入力軸が回転したときの遊星部材の公転をキャリアを介して出力軸に伝達する減速機において、前記反転機構として、前記入力軸の外周面と前記回転リングの内周面の両方と転接する回転伝達部材を有し、この回転伝達部材が入力軸まわりの公転を拘束された状態で自転することにより、入力軸の回転を逆方向に変えて回転リングに伝達するものを採用したのである。
上記の構成によれば、前述の遊星歯車機構を2つ設けた減速機と同様、遊星部材の公転が回転リングの逆回転によって一部相殺されて大きな減速比が得られるし、反転機構と遊星機構を軸方向で互いに隣接するように設けているので、コンパクト性も確保できる。しかも、反転機構は、入力軸の外周面と回転リングの内周面の両方と転接する回転伝達部材を用いたトラクションドライブ方式としたので、2つの遊星歯車機構を有する減速機に比べて歯車数が少なく、低騒音で回転方向の切り替えもスムーズに行うことができる。
前記反転機構の具体的な構成としては、前記入力軸の外周に嵌合固定される内輪と、前記回転リングの内周に嵌合固定される外輪と、前記内輪と外輪との間に配される複数の転動体と、前記転動体を転動可能に保持する保持器とからなる軸受構造を有し、前記転動体と内輪および外輪との隙間(以下、「軸受内部隙間」とも称する。)をなくすとともに、前記保持器を静止部材に固定することにより、前記転動体を前記回転伝達部材としたものを採用することができる。ここで、前記反転機構の軸受構造は前記軸受内部隙間を有する状態で組み立てられ、この軸受構造を組み込むときに前記軸受内部隙間がなくなるようにすれば、軸受構造の組込作業が容易となり、その作業中の部品の損傷等を発生しにくくすることができる。
前記反転機構の別の具体的な構成として、前記入力軸と回転リングの間に、静止部材に固定された複数の固定軸を入力軸と平行に挿入し、これらの各固定軸に自転可能に支持される自転ローラを前記回転伝達部材としたものを採用することもできる。
一方、前記遊星機構の具体的な構成としては、前記入力軸の外周面に太陽歯車を設け、前記回転リングの内周面に内歯車を設け、前記太陽歯車と内歯車の両方に噛み合う遊星歯車を前記遊星部材としたもの、あるいは、前記入力軸の外周面と前記回転リングの内周面の両方と転接し、前記支軸に自転可能に支持される遊星ローラを前記遊星部材としたものを採用することができる。
また、前記入力軸の一端部を前記出力軸の一端面に設けた係合穴に相対回転可能に嵌め込むようにすれば、入力軸および出力軸のたわみ変形を抑えて、その回転をよりスムーズにすることができる。
本発明の減速機は、上述したように、入力軸と回転リングとの間に、入力軸の回転を逆方向に変えて回転リングに伝達する反転機構と遊星機構とを軸方向で互いに隣接するように設け、遊星機構の遊星部材を自転可能に支持する支軸を有するキャリアを出力軸に固定し、その反転機構を、入力軸の外周面と回転リングの内周面の両方と転接する回転伝達部材を用いたトラクションドライブ方式としたものであるから、コンパクトで大きな減速比が得られるうえ、2つの遊星歯車機構を有するものに比べて歯車数が少なく、低騒音で回転方向の切り替えもスムーズに行うことができる。
第1実施形態の減速機の縦断正面図 図1の分解斜視図 図1のIII−III線に沿った断面図 図1のIV−IV線に沿った断面図 第2実施形態の減速機の縦断正面図 図5のVI−VI線に沿った断面図 第3実施形態の減速機の縦断正面図 図7の要部の分解斜視図 図7のIX−IX線に沿った断面図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1乃至図4は第1の実施形態を示す。この実施形態の減速機は、図1および図2に示すように、同一軸心上に配される入力軸1および出力軸2と、入力軸1の径方向外側に配される回転リング3と、入力軸1と回転リング3との間に軸方向で互いに隣接するように設けられる反転機構4および遊星機構5と、一側面に遊星機構5と係合する複数の支軸6aを有するキャリア6と、回転リング3およびキャリア6の外周面を覆い、出力軸2を通す蓋部7aを有する外筒7と、入力軸1を通す状態で外筒7の開放端を塞ぐ円盤状の蓋8とで基本的に構成されている。その蓋8の内周面および外筒7の蓋部7aの内周面が、それぞれ入力軸1および出力軸2を回転自在に支持するラジアル軸受面となっている。また、蓋8は、軸方向にねじ込まれるボルト(図示省略)で外筒7に固定されている。
前記入力軸1と出力軸2は、小径に形成された入力軸一端部1aの先端側部分が、大径に形成された出力軸一端部2aの端面中央部に設けられた係合穴2bに相対回転可能に嵌め込まれており、これにより入出力軸1、2のたわみ変形が抑えられてスムーズに回転するようになっている。また、入力軸1は、その一端部1aの中央側部分の外周面に前記遊星機構5の一部を構成する太陽歯車9が設けられている。一方、出力軸2は、その一端部2aの中央側部分で外筒7の蓋部7aに回転自在に支持され、一端部2aの先端側部分に前記キャリア6が一体に形成されている。なお、入出力軸1、2の他端部は、それぞれ外周面に平面部1b、2cが形成され、図示省略した入力側回転部材および出力側回転部材の断面D字状の係合穴に相対回転不能に嵌め込まれるようになっている。
前記回転リング3は、その内周の一端側(入力側)に前記反転機構4の一部を構成するスペーサ10が嵌合固定され、内周面の他端側(出力側)には前記遊星機構5の一部を構成する内歯車11が設けられている。なお、スペーサ10は、回転リング3と一体に形成してもよいし、入力軸1と内輪12との間に設けることもできる。
前記反転機構4は、図1および図3に示すように、入力軸1の外周に嵌合固定される内輪12と、回転リング3の内周にスペーサ10を介して嵌合固定される外輪13と、内輪12と外輪13との間に配される複数の玉(転動体)14と、玉14を転動可能に保持する保持器15とからなる軸受構造を有している。そして、その玉14と内輪12および外輪13との隙間(軸受内部隙間)をなくし、玉14を内輪12および外輪13と転接させて玉14と内外輪12、13との間にトラクションが生じるようにするとともに、保持器15の一端面から突出する複数の突起15aをそれぞれ蓋8に設けた取付孔8aに嵌め込んで、保持器15を静止部材としての蓋8に固定している。これにより、入力軸1が内輪12と一体に回転したときに、内輪12を介して入力軸1の回転を伝達された玉14が、保持器15に入力軸1まわりの公転を拘束された状態で自転して、外輪13およびスペーサ10と一体に回転リング3を入力軸1と逆の方向に回転させるようになっている。
ここで、反転機構4の軸受構造は、予め軸受内部隙間を有する状態で組み立てられる。そして、この軸受構造を減速機に組み込むときに、例えば内輪12および外輪13をそれぞれ入力軸1およびスペーサ10に圧入して径方向に変形させる等の方法で軸受内部隙間がなくなるようにしている。これにより、軸受構造の組込作業が容易になり、その作業中の部品の損傷等も発生しにくくなっている。
前記遊星機構5は、図1および図4に示すように、前述の入力軸一端部1aの外周面に設けられた太陽歯車9と、回転リング3の内周面に設けられた内歯車11と、太陽歯車9と内歯車11の両方に噛み合う複数の遊星部材としての遊星歯車16と、遊星歯車16の中心部に通されるキャリア6の支軸6aと遊星歯車16との間に設けられる玉軸受17とからなる。遊星歯車16は、玉軸受17の外輪が一体に形成されたものであり、その玉軸受17を介してキャリア6の支軸6aに自転可能に支持されている。そして、入力軸1が回転すると、この遊星歯車16が入力軸1の太陽歯車9および回転リング3の内歯車11との噛み合いにより、自転しながら入力軸1のまわりに入力軸1と同方向に公転する。
この減速機は、上記の構成であり、入力軸1が回転したときに、反転機構4で回転リング3を入力軸1と逆方向に回転させ、遊星機構5の遊星歯車16を自転させながら入力軸1と同方向に公転させて、その遊星歯車16の公転をキャリア6を介して出力軸2に伝達するようになっている。したがって、遊星歯車16の公転が回転リング3の逆回転によって一部相殺されて大きな減速比が得られるし、反転機構4と遊星機構5を軸方向で互いに隣接するように設けているので、コンパクト性も確保できる。なお、減速比および出力軸2の回転方向(遊星歯車16の公転方向)は、反転機構4の内輪12の外径、外輪13の内径、玉14直径、および遊星機構5の太陽歯車9、内歯車11、遊星歯車16のPCD寸法や歯数を適宜設定することによって変更することができる。
しかも、その反転機構4は、入力軸1の外周面と回転リング3内周面の両方と間接的に転接する玉14を、入力軸1の回転を逆方向に変えて回転リング3に伝達する回転伝達部材として用いたトラクションドライブ方式としているので、2つの遊星歯車機構を有する減速機に比べて歯車数が少なく、互いに噛み合っている歯車間のバックラッシュの総和も少なくなる。したがって、騒音が小さく、事務機等の静粛性を求められる装置に組み込むのに適しているし、入力軸の回転方向を切り替えたときの出力軸への回転伝達遅れも小さい。また、2つの遊星歯車機構を並列に組み込む場合のような設計上の制約がなく、設計の自由度が大きいという利点もある。
図5および図6は第2の実施形態を示す。この実施形態は、第1実施形態をベースとして、入力軸一端部1aの外周面の太陽歯車9と回転リング3の内周面の内歯車11をなくし、遊星歯車16に代えて遊星ローラ18を遊星機構5の遊星部材としたものである。その他の構成および回転伝達動作は第1実施形態と同一であるため、第1実施形態と同一の部品については、基本的に同一の符号を付して説明を省略する。これは後述する第3の実施形態においても同じである。
前記遊星ローラ18は、第1実施形態の遊星歯車16と同様に、玉軸受17の外輪が一体に形成され、玉軸受17を介してキャリア6の支軸6aに自転可能に支持されている。そして、入力軸一端部1aの外周面と回転リング3内周面の両方と転接しており、入力軸1が回転すると、トラクションによって自転しながら入力軸1のまわりに公転するようになっている。
この第2実施形態では、反転機構4に加えて遊星機構5もトラクションドライブ方式として、減速機内に組み込まれる歯車をなくしたので、第1実施形態に比べて、さらに低騒音で回転方向の切り替えもスムーズに行うことができる。
なお、上述した第1および第2の実施形態では、反転機構4の軸受構造を構成する転動体として玉14を用いたが、これをローラに代えてもよい。また、軸受構造の内輪を入力軸と一体に形成したり、外輪をスペーサとともに回転リングと一体に形成したりして、転動体である玉やローラが直接入力軸や回転リングと転接するようにしてもよい。
図7乃至図9は第3の実施形態を示す。この実施形態は、第2実施形態をベースとし、反転機構4の軸受構造を変更したものである。
この第3実施形態の反転機構4は、入力軸1と回転リング3の間に、蓋8の取付孔8aに一端部を嵌合固定された複数の固定軸19を入力軸1と平行に挿入し、これらの各固定軸19に玉軸受20を介して自転可能に支持される自転ローラ21を、入力軸1の外周面と回転リング3の内周面の両方と直接に転接させて、自転ローラ21と入力軸1および回転リング3との間にトラクションが生じるようにしている。これにより、自転ローラ21が、入力軸1回転時に入力軸1まわりの公転を拘束された状態で自転し、入力軸1の回転を逆方向に変えて回転リング3に伝達する回転伝達部材となっている。
なお、前記自転ローラ21は玉軸受20の外輪と一体に形成されている。また、蓋8と入力軸1の間、外筒7の蓋部7aと出力軸2の間、入力軸一端部1aと出力軸一端部2aの係合穴2bとの間にそれぞれ軸受が設けられている点、入力軸1が全長にわたって同一径で形成されている点、反転機構4のスペーサ10が回転リング3と一体に形成されている点、およびキャリア6の支軸6aが別体に形成されている点が、第1、第2実施形態と異なる。
この第3実施形態でも、第2実施形態と同様、反転機構4と遊星機構5をいずれもトラクションドライブ方式としているので、第1実施形態よりも低騒音で回転方向の切り替えもスムーズである。
1 入力軸
1a 一端部
2 出力軸
2a 一端部
2b 係合穴
3 回転リング
4 反転機構
5 遊星機構
6 キャリア
6a 支軸
7 外筒
8 蓋(静止部材)
9 太陽歯車
10 スペーサ
11 内歯車
12 内輪
13 外輪
14 玉(転動体)
15 保持器
16 遊星歯車
17 玉軸受
18 遊星ローラ
19 固定軸
20 玉軸受
21 自転ローラ

Claims (7)

  1. 入力軸と、出力軸と、前記入力軸の径方向外側に配される回転リングと、前記入力軸と回転リングとの間に設けられ、回転リングを入力軸と逆方向に回転させる反転機構と、前記入力軸と回転リングとの間に前記反転機構と軸方向で隣接するように設けられ、入力軸および回転リングと係合して自転しながら入力軸のまわりに公転する複数の遊星部材を有する遊星機構と、前記遊星部材の中心部に通されて遊星部材を自転可能に支持する支軸を有し、前記出力軸に固定されるキャリアとを備え、前記入力軸が回転したときの遊星部材の公転をキャリアを介して出力軸に伝達する減速機において、前記反転機構が、前記入力軸の外周面と前記回転リングの内周面の両方と転接する回転伝達部材を有し、この回転伝達部材が入力軸まわりの公転を拘束された状態で自転することにより、入力軸の回転を逆方向に変えて回転リングに伝達するものであることを特徴とする減速機。
  2. 前記反転機構が、前記入力軸の外周に嵌合固定される内輪と、前記回転リングの内周に嵌合固定される外輪と、前記内輪と外輪との間に配される複数の転動体と、前記転動体を転動可能に保持する保持器とからなる軸受構造を有し、前記転動体と内輪および外輪との隙間をなくすとともに、前記保持器を静止部材に固定することにより、前記転動体を前記回転伝達部材としたものであることを特徴とする請求項1に記載の減速機。
  3. 前記反転機構の軸受構造は前記転動体と内輪および外輪との隙間を有する状態で組み立てられ、この軸受構造を組み込むときに前記転動体と内輪および外輪との隙間がなくなるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の減速機。
  4. 前記反転機構が、前記入力軸と回転リングの間に、静止部材に固定された複数の固定軸を入力軸と平行に挿入し、これらの各固定軸に自転可能に支持される自転ローラを前記回転伝達部材としたものであることを特徴とする請求項1に記載の減速機。
  5. 前記遊星機構が、前記入力軸の外周面に太陽歯車を設け、前記回転リングの内周面に内歯車を設け、前記太陽歯車と内歯車の両方に噛み合う遊星歯車を前記遊星部材としたものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の減速機。
  6. 前記遊星機構が、前記入力軸の外周面と前記回転リングの内周面の両方と転接し、前記支軸に自転可能に支持される遊星ローラを前記遊星部材としたものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の減速機。
  7. 前記入力軸の一端部を前記出力軸の一端面に設けた係合穴に相対回転可能に嵌め込んだことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の減速機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101812327B1 (ko) * 2015-12-09 2017-12-27 김병국 고속 베어링 장치
CN107842584A (zh) * 2016-09-18 2018-03-27 金洲科技有限公司 推动式变速机构

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