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JP2013168775A - 携帯電話機 - Google Patents

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JP2013168775A
JP2013168775A JP2012030489A JP2012030489A JP2013168775A JP 2013168775 A JP2013168775 A JP 2013168775A JP 2012030489 A JP2012030489 A JP 2012030489A JP 2012030489 A JP2012030489 A JP 2012030489A JP 2013168775 A JP2013168775 A JP 2013168775A
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Kosuke Asami
耕助 浅見
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NEC Saitama Ltd
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Abstract

【課題】表示部の大型化を実現するとともに通話時に表示部を汚れにくくしながらも、表示部に表示される情報の漏洩を回避する。
【解決手段】情報を表示する表示部5と、通話音声を出力するレシーバ6とが、筐体の互いに反対側となる面に設けられた携帯電話機において、レシーバ6の近傍に物体の近接を検知する近接センサ7を設け、近接センサ7にて物体の近接を検知した場合に、表示部5の表示を非表示状態とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機に関し、特に、表示部の大型化及び通話操作による弊害回避技術に関する。
携帯電話機はもともと通話機能が主に使用されていたが、最近では通話以外の機能であるインターネット閲覧や動画再生、DTV試聴、ゲーム、カメラ機能等が多く利用されている。それに伴い、新たに携帯電話機の開発する際は、前機種や他社機と比較して携帯電話機の寸法を変えずまたは極力大きくせずに、いかに表示部を大きくできるかが開発時に大きな課題となる。特に、通話機能に必要な受話部が表示部の上側に必ず配置されているため、鉛直方向の寸法がどうしても大きくなってしまう。そのため、受話部を小型化することが考えられるが、受話部の小型化には物理的な限界があり、表示部を拡大するのは容易ではない。
また、受話部を鉛直方向上側に移動させると、携帯電話機の端部に受話音孔が形成されることとなり、それにより、使用者が通話時に耳当たりが悪くなり、音漏れが多くなり、音が小さい、聞こえにくい等のクレームになる可能性があり、単純に移動させることができない。逆に、耳当たりを配慮した構造を設けることは非常に困難であり、表示部を拡大しつつ、受話部の耳当たりを良くすることの両立は非常に難しい課題である。
また、受話部を構成する受話音孔が表示部の上にあるため、通話時に表示部に耳や髪の毛が触れることとなり、表示部を汚れないように設計上配慮するのは非常に困難である。
ここで、受話部を表示部の裏面に設けることにより、表示部を大型化するとともに表示部を汚れにくくする技術が、例えば、特許文献1に開示されている。この技術においては、携帯電話機の一方の面に表示部と操作部を設け、他方の面に受話部を設けることにより、表示部や操作部をより大きくして表示性や操作性を改善したり、表示部や操作部を汚れにくくすることができる。
特開2002−27063号公報
特許文献1に開示された技術においては、表示部の裏面に受話部が設けられているため、通話時においては、表示部に表示された情報が外部から容易に視認できる状態となっている。一般に、携帯電話機においては、着信時及び通話時には、通話相手の電話番号等が表示部に表示された状態となるため、表示部の裏面に受話部が設けられている場合、通話時に、通話相手の電話番号等が第三者に漏洩してしまうという問題点がある。
本発明は、上述したような技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、表示部の大型化を実現するとともに通話時に表示部を汚れにくくしながらも、表示部に表示される情報の漏洩を回避できる携帯電話機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
情報を表示する表示部と、通話音声を出力する受話部とが、筐体の互いに反対側となる面に設けられた携帯電話機において、
前記受話部の近傍に設けられ、物体の近接または接触を検知する検知手段と、
前記検知手段にて物体の近接または接触を検知した場合に、前記表示部の表示を非表示状態とする制御手段とを有することを特徴とする。
以上説明したように本発明は、情報を表示する表示部と、通話音声を出力する受話部とが、筐体の互いに反対側となる面に設けられた構成において、受話部の近傍に設けられ、物体の近接または接触を検知する検知手段にて物体の近接または接触を検知した場合に、表示部の表示を非表示状態とするため、表示部の大型化を実現するとともに通話時に表示部を汚れにくくしながらも、表示部に表示される情報の漏洩を回避できる。
本発明の携帯電話機の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図、(c)は側面図である。 図1に示した携帯電話機の回路ブロック図である。 図1及び図2に示した携帯電話機の待ち受け状態から通話終了までの動作を説明するためのフローチャートである。 図1及び図2に示した携帯電話機における着信時の表示状態を示す図である。 図1及び図2に示した携帯電話機における発信時の表示状態を示す図である。 図1及び図2に示した携帯電話機においてオフフック処理を行わずに使用者がレシーバ用受話音孔に耳を当てた場合に警告通知を行う動作を説明するためのフローチャートである。 図1及び図2に示した携帯電話機においてオフフック処理後に使用者が表示部側の面に耳を当てた場合に警告通知を行う動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の携帯電話機の他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図、(c)は側面図である。 図8に示した携帯電話機の回路ブロック図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の携帯電話機の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図、(c)は側面図である。
本形態は図1に示すように、フロントケース1とリアカバー2とが嵌合して筐体を形成し、その内部に装置基板4が内蔵されて構成されている。フロントケース1側には、タッチパネル機能を具備して情報を表示する液晶ディスプレイ等からなる表示部5と、装置基板5を作動させるキータイプの操作部12とが設けられている。この操作部12は、発呼、通話開始・終了、メニュー選択や画面選択時等に使用者が操作するものである。リアカバー2側には、電池カバー3と、スピーカ10と、検知手段となる近接センサ7と、受話部となるレシーバ6と、カメラ部であるカメラ9と、マイク8とが設けられている。また、リアカバー2の側面には、サイドキー11が設けられている。スピーカ10は、装置基板4上に実装され、リアカバー2に設けられたスピーカ用音孔10aを介して鳴動音等を外部に出力する。近接センサ7は、装置基板4上に実装され、リアカバー2に設けられた近接センサ用スクリーン7aを介して物体の近接を検知する。レシーバ6は、装置基板4上に実装され、リアカバー2に設けられたレシーバ用受話音孔6aを介して通話音声を出力する。なお、レシーバ6とスピーカ10とを兼用にすることで、実装効率をさらに向上させることも考えられる。カメラ9は、装置基板4上に実装され、カメラ保護用レンズ9aを介して画像を撮影する。マイク8は、装置基板4上に実装され、リアカバー2に設けられたマイク用送話音孔8aを介して通話音声が入力される。サイドキー11は、レベルの調整やメニュー選択等に利用するものであって、例えば、音量の調整やカメラ撮影時の縮小・拡大機能等特定機能の調整に操作するものである。また、リアカバー2は、近接センサ7及びレシーバ6が設けられたイヤーピース部2aとなる領域が、その周囲よりも突出した突出部となっている。さらに、フロントケース1とリアカバー2とが嵌合してなる筐体は、図1中上下方向が長手方向となる形状を具備し、この長手方向中央部が括れ部1aとなって括れている。
図2は、図1に示した携帯電話機の回路ブロック図である。
図2に示すように、図1に示した操作部12、表示部5、サイドキー11、近接センサ7及びカメラ9は、制御手段となるCPU21に接続されている。また、図1に示したスピーカ10、レシーバ6及びマイク8は、不図示のアンプやA/D・D/Aコンバータを介してDSP22に接続されており、DSP22はCPU21に接続されている。また、CPU21にはメモリ23が接続されている。CPU21は、携帯電話機全体を制御すると共に通話・通信・装置状態に関連する種種の演算処理に関係する処理・指示を行うものであり、近接センサ7にて検出された人体や物体の有無に応じて、表示部5の表示/非表示やスピーカ10の鳴動有無等の制御を行う。
表示部5は、CPU21の制御によって、機能設定時の選択画面、機能の設定状況等の様々な情報を表示する。また、タッチパネル機能によって、発呼、通話開始・終了、メニュー選択や文字、数字入力、画面選択時等に使用者が操作するもので、その操作に応じて、動作する操作部ともなる。
DSP22は、マイク8を介して入力された通話音声やレシーバ6を介して出力される通話音声の音声信号処理や、スピーカ10を介して出力される着信音等の鳴動音のメロディーデータや音楽データの信号処理等を行う。
メモリ23は、CPU21やDSP22での演算した結果等のデータや種種の機能設定状態をデータに変換して格納されており、着信音メロディーデータや音楽データが格納されている。
カメラ9は、静止画や動画撮影時に使用する。
以下に、上記のように構成された携帯電話機の着信から通話時の動作について説明する。
図3は、図1及び図2に示した携帯電話機の待ち受け状態から通話終了までの動作を説明するためのフローチャートである。
待ち受け状態において着信があると、CPU21からDSP22に対して、メモリ23に格納されている予め設定しておいた着信音をスピーカ10にて鳴動するように指示が出され、DSP22の制御によってスピーカ10にて着信音が鳴動する(ステップ1)。ただし、図1のように、スピーカ用音孔10aがレシーバ用受話音孔6aの近傍に配置されている場合は、聴覚障害を起こらないように考慮し、着信音は徐々に大きく鳴動または最初は小さく鳴動し、ある一定時間鳴動後は予め設定した着信音量で鳴動するものとする。
また、CPU21において、着信相手が認識され、相手の電話番号と、その電話番号がメモリ23に登録されている内容であるかとが確認され、CPU21の制御によって、表示部5に着信相手の氏名が表示されるとともに、表示部5にオフフック表示が表示される(ステップ2)。
その後、表示部5に表示されたオフフック表示(タッチパネル上の通話開始表示)が触れられたり、操作部12のキーが押下されたりすることで着信が受けられると(ステップ3)、使用者が誤使用しないように、CPU21の制御によって、表示部5においてこの表示部5とは反対側の面となるリアカバー2側にあるレシーバ用受話音孔6aのイヤーピース部2aを利用して、通話するように誘導するガイド表示及び通話中表示が出される(ステップ4)。すなわち、受話部となるレシーバ6が表示部5とは反対側の面に設けられている旨が表示部5に表示されることになる。ここで、着信時に表示部5に表示されるオフフック表示は、片手で携帯電話機を保持した状態で着信に出られるように、例えば、表示部5の端部のうちレシーバ6に対向する側の端部近傍に表示する。
図4は、図1及び図2に示した携帯電話機における着信時の表示状態を示す図である。
オフフック表示を表示部5の端部のうちレシーバ6に対向する側の端部近傍に表示することにより、図4に示すように、携帯電話機を親指と中指、薬指、小指で保持し、人差し指で触れられることが可能な部分に表示されることになる。これにより、携帯電話機を持ち替えることなくイヤーピース部2aを耳に当て通話に入れるような動作が可能となる。さらに、フロントケース1とリアカバー2とが嵌合してなる筐体の長手方向中央部の括れ部1aがその幅が狭くなっているので、使用者が片手で持ちやすく、操作しやすいように、配慮されている。
また、電話帳等のメニュー及び発信開始表示(オンフック表示)を表示部5の上部となる、表示部5の端部のうちレシーバ6に対向する側の端部近傍に表示することもできる。
図5は、図1及び図2に示した携帯電話機における発信時の表示状態を示す図である。
電話帳等のメニュー及び発信開始表示(オンフック表示)を表示部5の上部に表示することにより、図5に示すように、電話を掛けるときも片手で、特に人差し指で操作し掛けられるような携帯電話機を提供することができる。
また、上述した着信の受け付けとなるオフフック処理は、表示部5に表示されたオフフック表示が触れられたり、操作部12のキーが押下されたりする操作が行われた後に、使用者がレシーバ6に耳を当てることによって近接センサ7にて物体が検知された場合に、CPU21の制御によって行ってもよい。
次に、携帯電話機がどのような状態で着信を受けたかが近接センサ7の検出の有無を用いて確認される(ステップ5)。例えば、机上等のどこかに置かれている状態では無く、手で保持されているような状態では近接センサ7にて物体が検知されていないため、その後、使用者がガイドに従ってレシーバ用受話音孔6aのあるイヤーピース部2aに耳を当てるまたは近づけると(ステップ6)、近接センサ7にて物体が検知され(ステップ7)、CPU21の制御によって表示部5の画面が消灯して非表示状態となる(ステップ8)。表示部5が非表示状態となるとともに表示部5のタッチパネル機能は動作しなくなるものとする。
表示部5の表示が非表示状態となって通話が行われ、他の機能を使用するために使用者が表示部5を見る場合や、通話が終わり、レシーバ6と近接センサ7が設けられたイヤーピース部2aから使用者が耳を離すと、近接センサ7にて物体が検知されていない状態となり、CPU21の制御によって表示部5が点灯して表示状態となる(ステップ9)。この際、表示部5の上部にはオンフック表示がされるものとし、このオンフック表示に触れることで、通話終了となり、再度待ち受け状態となる。
また、携帯電話機が机上においてあるときやかばんの中にある等の状態で着信を受けた場合は、近接センサ7にて物体が検知されているため、表示部5の画面表示を保持したままの状態となる(ステップ10)。
このように、近接センサ7にて既に物体が検知されている場合は、一度近接センサ7にて物体が検知されていない状態になってから(ステップ11)、ステップ6の処理に移行する。すなわち、使用者がイヤーピース部2aを耳に当てるまたは近づけようとする際に近接センサ7にて物体が検知されなくなってから、次に使用者がイヤーピース部2aを耳に当てるまたは近づけるステップ6へとつながることとなる。
上述したような構成によって本形態は以下に記載するような効果を奏する。
情報を表示する表示部5と、通話音声を出力するレシーバ6とを、フロントケース1とリアカバー2とからなる筐体の反対側となる面に設けることにより、表示部5を容易に拡大することができるとともに、通話時に表示部5が耳や頬や髪が触れることで汚れることがない。
また、レシーバ6と近接センサ7が設けられているイヤーピース部2aが段差があり周囲よりも突出している構成とすることにより、表示部5に影響を考慮せず、耳当たりに配慮(レシーバ6の音漏れが少ない)が可能な形状で且つ受話音質の向上が可能となる。また、レシーバ6の近傍にカメラ9を配置しても、カメラレンズが耳や頬や髪が触れることで汚れることがない。
また、着信時に通話方法を表示部5にガイダンス表示することにより、レシーバ6を表示部5とは反対側の面に設けた構成においても、使用方法に困ることがない。
また、表示部5の上部、すなわち、表示部5の端部のうちレシーバ6に対向する側の端部近傍に通話開始や着信表示をすることにより、片手で着信や発信操作を行うことができる。
また、近接センサ7を用いて通話時においては表示部5の表示が非表示状態とすることにより、消費電力の低減を図ることができるとともに、通話している相手の名前を第三者に見られることを回避できる。
また、フロントケース1とリアカバー2とが嵌合してなる筐体の長手方向中央部の括れ部1aがその幅が狭くなっていることにより、片手での操作が容易で、どちらの面でも使い勝手が良くなる。
なお、本形態においては、近接センサ7を用いて通話時においては表示部5の表示が非表示状態となっているが、通話時に、予め設定しておいた、好きな画像や動画やコマーシャル等を表示部5に表示することで、個性豊かな携帯電話機を提供することができる。
(他の実施の形態)
以下に、図1及び図2に示した携帯電話機において、操作ミスが生じた場合に警告通知を行う動作について説明する。
図6は、図1及び図2に示した携帯電話機においてオフフック処理を行わずに使用者がレシーバ用受話音孔6aに耳を当てた場合に警告通知を行う動作を説明するためのフローチャートである。
待ち受け状態において着信があると、上記同様に、CPU21からDSP22に対して、メモリ23に格納されている予め設定しておいた着信音をスピーカ10にて鳴動するように指示が出され、DSP22の制御によってスピーカ10にて着信音が鳴動する(ステップ21)。
また、CPU21の制御によって、表示部5に着信相手の氏名が表示されるとともに、表示部5にオフフック表示が表示される(ステップ22)。
その後、表示部5に表示されたオフフック表示(タッチパネル上の通話開始表示)が触れられたり、操作部12のキーが押下されたりすることによるオフフック処理が行われる前に、使用者がレシーバ用受話音孔6aに耳を当てることによって近接センサ7にて物体が検知されると(ステップ23)、CPU21の制御によってスピーカ10から警告音が出力されたり、バイブレータ振動が生じたりすることで、警告通知が行われる(ステップ24)。
そして、使用者がこの警告通知に気づいてオフフック処理を行うことにより、着信が受け付けられる(ステップ25)。
また、着信時に近接センサ7にて物体が検知されていない場合は、上述した警告通知は行われず(ステップ26)、オフフック処理に移行する。
図7は、図1及び図2に示した携帯電話機においてオフフック処理後に使用者が表示部5側の面に耳を当てた場合に警告通知を行う動作を説明するためのフローチャートである。
待ち受け状態において着信があると、上記同様に、CPU21からDSP22に対して、メモリ23に格納されている予め設定しておいた着信音をスピーカ10にて鳴動するように指示が出され、DSP22の制御によってスピーカ10にて着信音が鳴動する(ステップ31)。
また、CPU21の制御によって、表示部5に着信相手の氏名が表示されるとともに、表示部5にオフフック表示が表示される(ステップ32)。
その後、表示部5に表示されたオフフック表示(タッチパネル上の通話開始表示)が触れられたり、操作部12のキーが押下されたりすることで着信が受けられてオフフック処理が行われた後(ステップ33)、使用者が表示部5側の面に耳を当てることによって表示部5のタッチパネル機能にて物体の接触が検知されると(ステップ34)、CPU21の制御によって、表示部5の表示の少なくとも一部が点滅表示することで、警告通知が行われる(ステップ35)。利用者は、表示部5の表示の少なくとも一部が点滅表示することで、耳を当てる面が間違っていることを認識することができる。なお、警告通知は、表示部5の表示の少なくとも一部が点滅表示することによるものに限らず、バイブレータの振動が生じることによってもよい。また、表示部5のタッチパネル機能を利用しているため、指よりも大きな所定の大きさの物体が接触した場合にのみ警告通知を行う構成としてもよい。
図8は、本発明の携帯電話機の他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は裏面図、(c)は側面図である。また、図9は、図8に示した携帯電話機の回路ブロック図である。
本形態は図8及び図9に示すように、図1及び図2に示したものに対して、検知手段として近接センサ7の代わりに接触センサ17が設けられている点が異なるものである。接触センサ17は、物体の接触を検知するものであって、静電式タッチスイッチや静電容量式背面タッチパネル等が用いられ、また、レシーバ6が沈み込む構成としてもよい。
このように構成された携帯電話機においては、使用者がイヤーピース部2aに耳を当てると、接触センサ17にて物体の接触が検知され、CPU21の制御によって表示部5の画面が消灯して非表示状態となる。
1 フロントケース
1a 括れ部
2 リアカバー
2a イヤーピース部
3 電池カバー
4 装置基板
5 表示部
5a オフフック表示
5b 操作エリア
6 レシーバ
6a レシーバ用受話音孔
7 近接センサ
7a 近接センサ用スクリーン
8 マイク
8a マイク用送話音孔
9 カメラ
9a カメラ保護用レンズ
10 スピーカ
10a スピーカ用音孔
11 サイドキー
12 操作部
17 接触センサ
21 CPU
22 DSP
23 メモリ

Claims (9)

  1. 情報を表示する表示部と、通話音声を出力する受話部とが、筐体の互いに反対側となる面に設けられた携帯電話機において、
    前記受話部の近傍に設けられ、物体の近接または接触を検知する検知手段と、
    前記検知手段にて物体の近接または接触を検知した場合に、前記表示部の表示を非表示状態とする制御手段とを有することを特徴とする携帯電話機。
  2. 請求項1に記載の携帯電話機において、
    前記制御手段は、着信時に、前記受話部が前記筐体の反対側の面に設けられている旨を前記表示部に表示させる携帯電話機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の携帯電話機において、
    前記制御手段は、着信時であってオフフック処理前に前記検知手段にて物体の近接または接触が検知された場合に、警告通知を行う携帯電話機。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯電話機において、
    前記表示部は、物体の接触を検知するタッチパネル機能を有し、
    前記制御手段は、オフフック処理後に前記表示部にて物体の接触が検知された場合に、警告通知を行う携帯電話機。
  5. 請求項4に記載の携帯電話機において、
    前記制御手段は、オフフック処理後に前記表示部にて所定の大きさの物体の接触が検知された場合にのみ、警告通知を行う携帯電話機。
  6. 請求項4または請求項5に記載の携帯電話機において、
    前記表示部は、発信または着信をするためのメニューを、前記表示部の端部のうち前記受話部に対向する側の端部近傍に表示する携帯電話機。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の携帯電話機において、
    前記筐体は、前記受話部が設けられた領域が、周囲よりも突出した突出部である携帯電話機。
  8. 請求項7に記載の携帯電話機において、
    前記筐体の前記受話部が設けられた面のうち前記突出部以外の領域にカメラ部を有する携帯電話機。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の携帯電話機において、
    前記筐体は、長手方向を有する形状であって、該長手方向中央部が括れた形状となっている携帯電話機。
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