JP2012205026A - 感度調整装置及び電波通信機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】腕時計100は、外部の機器である端末装置Gとの間で無線信号を送受信可能なアンテナ8の電波送受信感度を調整する感度調整装置60を備えている。この感度調整装置60は、アンテナ8の近傍に配置され、個別のセグメントごとに点灯を制御可能である複数の感度調整用セグメント62と、通信時において、この感度調整用セグメント62の点灯状態を制御することにより、アンテナ8の電波送受信感度を調整可能なセグメント点灯制御部であるセグメント表示駆動回路部207bとを備えている。
【選択図】図1
Description
こうした無線通信によって送受信されるデータには個人情報も多く含まれる可能性がある。このため、個人のプライバシー等を保護するためにも、データの送受信は特定の電子機器から特定の電子機器に対して正確に行われる必要がある。
このため、電子機器間でデータの送受信する際の電波の送受信感度は、その目的・用途に応じて適宜切り替えられることが求められる。
しかし、特に、腕時計等の小型の電子機器では、バッテリの収容スペースに限りがあるため、できるだけ電力消費量を押えることが重要となるところ、この手法では、通信関連モジュールにおける電力消費量が多くなってしまうとの問題がある。
また、通信関連モジュールにおいて送受信感度の切り替えを行う場合、モジュール等の内部機構が複雑化することにより耐衝撃性能等に制限が出るおそれもある。
外部の機器との間で無線信号を送受信可能なアンテナの電波送受信感度を調整する感度調整装置であって、
前記アンテナの近傍に配置され、個別のセグメントごとに点灯を制御可能である複数の感度調整用セグメントと、
通信時において前記感度調整用セグメントの点灯状態を制御することにより、前記アンテナの電波送受信感度を調整可能なセグメント点灯制御部と、
を備えていることを特徴としている。
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の感度調整装置と、
前記感度調整装置により電波送受信感度を調整されるアンテナと、
を備えることを特徴としている。
本実施形態に係る腕時計100は、デジタル表示機能を備える表示部材としての液晶表示パネル15を備え、この液晶表示パネル15に時刻等を表示させるデジタル方式の腕時計である。
本実施形態において、操作ボタン3は、後述するアンテナの電波送受信感度を異にする複数の通信モードを切り替えることができ、通信モード切替手段として機能するものである。
具体的には、後述するように、最も低い電波送受信感度の下で実現されるペアリングモード、標準的な電波送受信感度で実現されるデータ同期モード、最も高い電波送受信感度で実現される端末捜索モード/忘れ物防止モードが、操作ボタン3による入力操作により選択、切り替え可能となっている。
また、本体ケース1の内部であって、風防ガラス4とハウジングとの間には、デジタル表示機能を備える液晶表示手段としての液晶表示パネル6が配置されている。
この液晶表示パネル6と回路基板7とは、図示しないインターコネクタを介して電気的に接続されている。
液晶表示パネル6の裏面(視認側とは反対側の面)には、液晶表示パネル6を照明するバックライトとして、例えばEL(エレクトロルミネッセンス)素子を有するELパネル(図示せず)が設けられている。なお、バックライトはEL素子を有するものに限定されない。
本実施形態において、アンテナ8は、ループ状又はチップ状の小型のアンテナであり、例えばBluetooth(登録商標)等の規格により通信を行う。なお、アンテナ8の通信規格、通信可能な周波数帯は、Bluetooth(登録商標)に限定されず、腕時計100によって行われる各種通信に適したもの(すなわち、周波数等が適合するもの)が適宜適用される。また、アンテナ8は小型のものであればよく、種類、形状は特に限定されない。また、後述するように、本実施形態では、アンテナ8として、最大で5m程度の範囲内に存する機器との間で信号の送受信を行うことのできる電波送受信感度のものを適用しているが、アンテナ8の電波送受信感度はこれに限定されず、感度を最大としたときにさらに離れた機器との間で信号の送受信を行うことのできるものを用いてもよい。
このアンテナ8には、コイルスプリング等で形成され回路基板7と電気的に接続されたコネクタ9が接続されている。アンテナ8は、このコネクタ9を介して、後述する送受信制御回路部204と電気的に接続されている。
図3(B)に示すように、液晶表示パネル6は、例えば腕時計100に実装した際に視認側に配置される上部ガラス基板、視認側とは反対側に配置される下部ガラス基板、上部ガラス基板の上側に配置される上部偏光板、下部ガラス基板の下側に配置される下部偏光板等を備えた多層構造となっており、上部ガラス基板と下部ガラス基板との間には、図示しない液晶表示素子が封入されている。
なお、本実施形態では6個の感度調整用セグメント62(62a〜62f)を直線的に設けた例を示しているが、感度調整用セグメント62の数や配置は図示例に限定されない。
この腕時計100は、例えば、図4に示すように、入力部200、CPU(Central Processing Unit)201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203、受信制御回路部204、計時回路部205、発振回路部206、時刻等表示駆動回路部207a、セグメント表示駆動回路部207b等を備えて構成されている。
本実施形態では、腕時計100は、異なる電波送受信感度の下で実現される複数の通信モード(すなわち、本実施形態において「ペアリングモード」「データ同期モード」「端末捜索モード/忘れ物防止モード」)を実現可能であり、ユーザは操作ボタン3等を操作することにより、この通信モードを適宜切り替えることができる。入力部200は、操作ボタン3等の操作により通信モードを切り替える指示が入力されたときに、これに対応する操作信号をCPU201に対して出力する通信モード切替手段として機能する。
具体的には、CPU201は、例えば、発振器を備える発振回路部206から出力される信号に基づき、計時回路部205で計数される現在時刻データを修正する処理や、修正された現在時刻データに基づく信号等を時刻等表示駆動回路部207aに出力して現在時刻等を表示させる処理等の各種制御を行う。
本実施形態では、ROM202には、アプリケーションプログラムとして、ペアリングモード、データ同期モード、端末捜索モード/忘れ物防止モードを実現するためのプログラムが記憶されている。
RAM203は、例えば、揮発性の半導体メモリであり、CPU201により実行される各種プログラムや、これらのプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するためのメモリ領域を備え、CPU201の作業領域として用いられる。
本実施形態において、セグメント表示駆動回路部207bは、通信時において感度調整用セグメント62の点灯状態を制御することにより、アンテナ8の電波送受信感度を調整可能なセグメント点灯制御部として機能する。
また、このセグメント表示駆動回路部207bと複数の感度調整用セグメント62とによって、外部の機器である携帯電話などの他の端末装置Gのとの間で無線信号を送受信可能なアンテナ8の電波送受信感度を調整する感度調整装置60が構成されている。
しかし、アンテナ8が電波を受信する際にノイズがある場合、図6に示すように、外部機器から送信された信号S3(図6の矢印よりも左側実線で示す)が弱い場合には、その信号にノイズN1(図6の矢印よりも左側一点鎖線で示す)が乗ると、図6の矢印よりも右側に示すように、信号パターンがノイズN1によって乱され、受信した信号S4を識別することができなくなる。
他方、アンテナ8が電波を受信する際にノイズがある場合であっても、図7に示すように、外部機器から送信された信号S5(図7の矢印よりも左側実線で示す)が強い場合には、その信号にノイズN2(図7の矢印よりも左側一点鎖線で示す)が乗っても、図7の矢印よりも右側に示すように、信号パターン自体は維持され、受信した信号S6を識別することができる。
このため、点灯させる感度調整用セグメント62の数を増やして信号に乗るノイズの量を多くすると、近距離では信号として送受信することが可能だが遠距離では信号として識別することができなくなる。また、点灯させる感度調整用セグメント62の数を減らして信号に乗るノイズの量を少なくすると、遠距離でも信号として送受信することが可能となる。
そこで、信号の送受信を成立させたい距離に応じて点灯させる感度調整用セグメント62の数を調整することにより、アンテナ8の電波送受信感度を所望の通信モードに適したものに調整することができる。
図8(A)は、感度調整用セグメント62a〜62fを全て点灯させた場合であり、アンテナ8の電波送受信感度は最も低くなる。図8(B)は、6個の感度調整用セグメント62a〜62fのうち、3個のセグメント(62a〜62c)を点灯させた場合であり、アンテナ8の電波送受信感度は中程度となる。図8(C)は、6個の感度調整用セグメント62a〜62fのうち、1個のセグメント(62a)のみを点灯させた場合であり、アンテナ8の電波送受信感度は良好となる。
入力部200からペアリングモードを選択する指示が入力されると、CPU201は、周囲に存する他の端末装置Gとの間で予期せぬペアリングが成立することのないように、腕時計100と端末装置Gとが接触又はそれに近い距離まで接近した場合にのみ電波の送受信が可能な程度までアンテナ8の電波送受信感度が低くなるように、感度調整装置60によりアンテナ8の電波送受信感度を調整する。
具体的には、例えば図8(A)に示す感度調整用セグメント62a〜62fを全て点灯させた点灯状態の場合がペアリングモードに対応する電波送受信感度となっており、ペアリングモードが選択されると、CPU201は、セグメント表示駆動回路部207bを制御して、感度調整用セグメント62a〜62fを全て点灯させる。
入力部200からデータ同期モードを選択する指示が入力されると、CPU201は、アンテナ8が1〜2m程度の範囲内に存する端末装置Gとの間で電波を送受信することのできる電波送受信感度となるように、感度調整装置60によりアンテナ8の電波送受信感度を調整する。
具体的には、例えば図8(B)に示す感度調整用セグメント62a〜62fのうち半分を点灯させた点灯状態の場合がデータ同期モードに対応する電波送受信感度となっており、データ同期モードが選択されると、CPU201は、セグメント表示駆動回路部207bを制御して、感度調整用セグメント62a〜62cを点灯させる。
いずれの場合も、入力部200からこれらの通信モードを選択する指示が入力されると、CPU201は、アンテナ8が5m程度の範囲内に存する端末装置Gとの間で電波を送受信することのできる電波送受信感度となるように、感度調整装置60によりアンテナ8の電波送受信感度を調整する。
具体的には、例えば図8(C)に示す感度調整用セグメント62a〜62fのうち1個を点灯させた点灯状態の場合が端末捜索モード/忘れ物防止モードに対応する電波送受信感度となっており、端末捜索モード/忘れ物防止モードが選択されると、CPU201は、セグメント表示駆動回路部207bを制御して、感度調整用セグメント62aのみを点灯させる。
CPU201は、指示信号を受けると、ペアリングモードを実現するためのアプリケーションプログラムをROM202から読み出して起動させるとともに、セグメント表示駆動回路部207bを制御して、感度調整用セグメント62a〜62fを全て点灯させる。
ユーザが、この状態でペアリングの対象となる端末装置Gを腕時計100に接触又は10cm程度の距離まで近接させると、腕時計100のアンテナ13からペアリングのための問合せ信号(例えば腕時計100の個体識別番号等を含む信号)が送信され、この問合せ信号を受信可能な距離にある端末装置Gのみが当該信号を受信する。問合せ信号を受信した端末装置Gは応答信号(例えば当該端末装置Gの個体識別番号等を含む信号)を腕時計100に返信し、腕時計100のアンテナ13がこの応答信号を受信すると、当該応答信号がCPU201に送られ、CPU201は当該端末装置Gを以後腕時計100との間でデータの送受信が可能な端末装置として登録する。これによりペアリングが成立し、CPU201は、LED36を点灯させて、ユーザにペアリングの成立を報知する。
なお、ペアリングモードに切り替えた上でユーザが腕時計100とペアリングの対象となる端末装置Gとを近づけてもペアリングが成立しない場合、すなわち、例えばペアリングモードでの通信を開始して一定時間が経過してもペアリングが成立した旨の表示がなされない場合には、ユーザが通信モードをデータ同期モード等、ペアリングモードよりもアンテナ13の電波送受信感度の高い通信モードに切り替えてさらにペアリングを試みることができるようにしてもよい。
CPU201は、指示信号を受けると、データ同期モードを実現するためのアプリケーションプログラムをROM202から読み出して起動させるとともに、セグメント表示駆動回路部207bを制御して、感度調整用セグメント62a〜62cを点灯させる。
これにより、腕時計100は、アンテナ13が1〜2m程度の範囲内に存する他の端末装置Gとの間で電波を送受信することのできる状態となり、例えばユーザが身に付けている携帯電話等、比較的近距離に位置する端末装置Gとの間でデータの送受信を行うことにより、相互のデータが同期される。
CPU201は、指示信号を受けると、端末捜索モード/忘れ物防止モードを実現するためのアプリケーションプログラムをROM202から読み出して起動させるとともに、セグメント表示駆動回路部207bを制御して、感度調整用セグメント62aのみを点灯させる。
これにより、腕時計100のアンテナ13の電波送受信感度は最大となり、5m程度の範囲内に存する端末装置Gとの間で電波を送受信することのできる状態となる。
この場合、例えば端末捜索モードであれば、腕時計100から5m程度の範囲内に存するペアリング済みの端末装置Gに対して、腕時計100のアンテナ13から応答を要求する信号が送信され、端末装置Gがこの信号を受信して応答信号を腕時計100に送信すると、その旨がブザー等の音やLED36の点滅等によりユーザに報知される。また、例えば忘れ物防止モードであれば、腕時計100のアンテナ13からペアリング済みの端末装置Gに対して応答を要求する信号が送信され、端末装置Gはこの信号を受信して応答信号を腕時計100に送信する。そして、端末装置Gからの応答信号が受信できなくなると、CPU201は端末装置Gが所定の距離(本実施形態ではアンテナ13の電波送受信可能な範囲である5m)以上ユーザから離間したと判断して、その旨をブザー等の音や液晶表示パネル6への表示等によりユーザに報知する。
そして、アンテナ13の電波送受信感度をこれらの通信モードに応じた調整する手法として、複数の感度調整用セグメント62a〜6fの点灯状態を制御することにより、アンテナ8により送受信される信号に乗るノイズの量を調整するという機械的機構を用いているため、受信回路等、通信関連モジュールにおいて送受信感度の切り替えを行う場合と比較して、アンテナ13の電波送受信感度の調整にかかる電力消費量を抑えることができる。このため、腕時計100のように、大型のバッテリを収容するスペースのない電波通信機器においても適切にアンテナ13の電波送受信感度調整を行うことができる。
また、液晶表示パネル6の一部に設けられている感度調整用セグメント62の点灯数を変えるという簡易な構成によりアンテナ13の電波送受信感度を調整可能であるため、アンテナ13の電波送受信感度を調整するための別部材等を搭載する必要がなく、腕時計100等の電波通信機器の小型化・軽量化に資する。
さらに、本実施形態では、各通信モード(例えば「ペアリングモード」、「データ同期モード」、「端末捜索モード/忘れ物防止モード」)に対応して点灯させる感度調整用セグメント62の数を変えるようになっている。このため、感度調整用セグメント62が通信モードを示すインジケートとしての機能も果たすことができ、ユーザは、感度調整用セグメント62の点灯状態を見れば、現在設定されている通信モードを目視にて容易に直感的に知ることができる。
また、このように感度調整用セグメント62が電波送受信感度、通信モードを示すインジケートとしての機能も果たすため、電波送受信感度や通信モードを別途液晶表示パネル6の時刻等表示領域61に表示させる必要がなく、時刻等表示領域61を広く有効に利用することができる。
点灯する感度調整用セグメントがアンテナ8に近接するほど、アンテナ8によって送受信される信号に乗るノイズの量は多くなる。このため、例えば、図9(A)から図9(C)に示すように、アンテナ8からの位置を異にした複数の感度調整用セグメント65をアンテナ8の近傍に配置し、ペアリングモードで通信を行いたい場合のように、アンテナ8の電波送受信感度を低くしたい場合には、図9(A)に示すように、アンテナ8の真上等、アンテナに最も近い位置に配置された感度調整用セグメント65aを点灯させ、データ同期モードで通信を行いたい場合のように、アンテナ8の電波送受信感度を中程度にしたい場合には、図9(B)に示すように、アンテナ8の上に一部かかる位置に配置された感度調整用セグメント65bを点灯させ、端末捜索モード/忘れ物防止モードで通信を行いたい場合のように、アンテナ8の電波送受信感度を良好にしたい場合には、図9(C)に示すように、アンテナ8から離れた位置に配置された感度調整用セグメント65cを点灯させる。
この場合にも、ユーザは、点灯している感度調整用セグメント65の位置によって、現在設定されている通信モードを目視にて確認することができ、感度調整用セグメント65を、通信モードを示すインジケートとして機能させることができる。
また、図9(A)から図9(C)に示すように、各感度調整用セグメント65の上に、それぞれ「LOW」「HIGH」等、アンテナ8の電波送受信感度のレベルを示す文字を入れた場合には、より通信モードを認識しやすくなる。
例えば、ペアリングモードにおいて、当初設定された電波送受信感度では上手くペアリングが成立しなかった場合に、ペアリングが成立する感度までユーザが手動で少しずつ電波送受信感度を上げていくことができるように構成してもよい。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
外部の機器との間で無線信号を送受信可能なアンテナの電波送受信感度を調整する感度調整装置であって、
前記アンテナの近傍に配置され、個別のセグメントごとに点灯を制御可能である複数の感度調整用セグメントと、
通信時において前記感度調整用セグメントの点灯状態を制御することにより、前記アンテナの電波送受信感度を調整可能なセグメント点灯制御部と、
を備えていることを特徴とする感度調整装置。
<請求項2>
異なる電波送受信感度の下で実現される複数の通信モードを実現可能であり、
前記通信モードを切り替え可能な通信モード切替手段をさらに備え、
前記セグメント点灯制御部は、前記通信モード切替手段により前記通信モードが切り替えられると、当該通信モードに適した電波送受信感度となるように前記感度調整用セグメントの点灯状態を制御するものであり、
前記感度調整用セグメントは、当該通信モードに適した電波送受信感度となる点灯状態となった際に、その点灯状態により当該通信モードをインジケートするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の感度調整装置。
<請求項3>
前記セグメント点灯制御部は、前記感度調整用セグメントの点灯状態として、前記感度調整用セグメントを点灯させる数又は位置の少なくともいずれか一方を制御するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の感度調整装置。
<請求項4>
前記感度調整用セグメントは、液晶表示手段であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の感度調整装置。
<請求項5>
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の感度調整装置と、
前記感度調整装置により電波送受信感度を調整されるアンテナと、
を備えることを特徴とする電波通信機器。
8 アンテナ
60 感度調整装置
62 感度調整用セグメント
100 腕時計
207b セグメント表示駆動回路部
Claims (5)
- 外部の機器との間で無線信号を送受信可能なアンテナの電波送受信感度を調整する感度調整装置であって、
前記アンテナの近傍に配置され、個別のセグメントごとに点灯を制御可能である複数の感度調整用セグメントと、
通信時において前記感度調整用セグメントの点灯状態を制御することにより、前記アンテナの電波送受信感度を調整可能なセグメント点灯制御部と、
を備えていることを特徴とする感度調整装置。 - 異なる電波送受信感度の下で実現される複数の通信モードを実現可能であり、
前記通信モードを切り替え可能な通信モード切替手段をさらに備え、
前記セグメント点灯制御部は、前記通信モード切替手段により前記通信モードが切り替えられると、当該通信モードに適した電波送受信感度となるように前記感度調整用セグメントの点灯状態を制御するものであり、
前記感度調整用セグメントは、当該通信モードに適した電波送受信感度となる点灯状態となった際に、その点灯状態により当該通信モードをインジケートするように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の感度調整装置。 - 前記セグメント点灯制御部は、前記感度調整用セグメントの点灯状態として、前記感度調整用セグメントを点灯させる数又は位置の少なくともいずれか一方を制御するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の感度調整装置。
- 前記感度調整用セグメントは、液晶表示手段であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の感度調整装置。
- 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の感度調整装置と、
前記感度調整装置により電波送受信感度を調整されるアンテナと、
を備えることを特徴とする電波通信機器。
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