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JP2012135649A - 美肌方法及び美肌装置 - Google Patents

美肌方法及び美肌装置 Download PDF

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Abstract

【課題】皮膚への負担が低く簡単に皮脂を抑制して毛穴を目立たなくすることができる美肌方法を提供する。
【解決手段】開口面2aを有する有底の容器2と、容器2内に高電圧の印加により空気中で放電して正イオンと負イオンとを発生するイオン発生部10とを備え、開口面2aを肌表面により塞いで容器2内を密閉した状態でイオン発生部10を駆動し、イオン発生部10で発生したイオンを肌表面に接触させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、肌の皮脂を抑制する美肌方法及び美肌装置に関する。
近年、美容に関する意識が高まり、人の顔の毛穴が目立たないようにする美肌のニーズが男女を問わず高くなっている。毛穴には肌表面の皮脂が侵入し、皮脂が酸化して生成される過酸化物質が蓄積される。これにより、毛穴が開いて目立つようになる。
特許文献1には粘着性のシートを顔に貼り、毛穴に蓄積した過酸化物質を物理的に剥がし取る美肌方法が開示される。また、特許文献2には顔にクレンジングパックを塗布し、毛穴内の過酸化物質をクレンジングパックに吸着させて洗い流す美肌方法が開示される。
特開平7−330575号公報(第3頁−第7頁、第3図) 特開平7−173033号公報(第2頁−第3頁) 特開平9−215724号公報(第3頁−第5頁、第1図)
しかしながら、上記特許文献1に開示された美肌方法によると、皮膚にシートが密着するため肌に必要な角質層まで剥離する。これにより、皮膚への負担が大きくなる問題があった。また、上記特許文献2に開示された美肌方法によると、クレンジングパックを塗布した後に洗い流すため手間がかかり、利便性が悪い問題があった。
本発明は、皮膚への負担が低く簡単に皮脂を抑制して毛穴を目立たなくすることができる美肌方法及び美肌装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の美肌方法は、空気中での放電により発生させた正イオンと負イオンとを肌表面に接触させて肌表面の皮脂の増加を抑制することを特徴としている。
また本発明の美肌方法は、開口面を有する有底の容器と、高電圧の印加により放電して前記容器内に正イオンと負イオンとを発生するイオン発生部とを備え、前記開口面を肌表面により塞いで前記容器内を密閉した状態で前記イオン発生部を駆動し、前記イオン発生部で発生したイオンを肌表面に接触させて肌表面の皮脂の増加を抑制することを特徴としている。
この構成によると、容器の開口面が肌表面で塞がれ、イオン発生部で発生した正イオン及び負イオンが容器内に充満する。肌表面には正イオン及び負イオンが接触するとともにこれらにより生成される活性種が接触する。これにより、肌表面の皮脂の増加が抑制されるとともに肌表面の黄色ブドウ球菌が分解される。
また本発明は、上記構成の美肌方法において、前記正イオンがH+(H2O)m(mは任意の自然数)から成り、前記負イオンがO2 -(H2O)n(nは任意の自然数)から成る
ことを特徴としている。この構成によると、イオン発生部で発生したH+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは互いに化学反応し、酸化力の高い過酸化水素(H22)やヒドロキシ
ラジカル(・OH)から成る活性種が生成される。
また本発明は、上記構成の美肌方法において、肌表面を加温した状態でイオンを発生したことを特徴としている。この構成によると、肌表面の加温によって毛穴が開き、毛穴内の皮脂の増加が抑制される。
また本発明の美肌装置は、空気中での放電により正イオンと負イオンとを発生するイオン発生部を備え、前記イオン発生部から発生したイオンを肌表面に接触させて肌表面の皮脂の増加を抑制することを特徴としている。
また本発明の美肌装置は、開口面を有する有底の容器と、高電圧の印加により放電して前記容器内に正イオンと負イオンとを発生するイオン発生部とを備え、前記開口面を肌表面により塞いで前記容器内を密閉した状態で駆動された前記イオン発生部からイオンを発生して肌表面に接触させて肌表面の皮脂の増加を抑制することを特徴としている。
この構成によると、容器の開口面が肌表面で塞がれ、イオン発生部で発生した正イオン及び負イオンが容器内に充満する。肌表面には正イオン及び負イオンが接触するとともにこれらにより生成される活性種が接触する。これにより、肌表面の皮脂の増加が抑制されるとともに、肌表面の黄色ブドウ球菌が分解される。
また本発明は、上記構成の美肌装置において、前記正イオンがH+(H2O)m(mは任意の自然数)から成り、前記負イオンがO2 -(H2O)n(nは任意の自然数)から成る
ことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の美肌装置において、イオンが接触する肌表面を加温する加温装置を備えたことを特徴としている。この構成によると、加温装置によって肌表面が加温されて毛穴が開き、毛穴内の皮脂の増加が抑制される。
また本発明は、上記構成の美肌装置において、前記容器が人の顔を覆うマスク状に形成され、前記加温装置が顔の額部分と鼻部分に沿って配されることを特徴としている。この構成によると、額及び鼻部分の毛穴を開いて毛穴内の皮脂の増加が抑制される。
本発明によると、容器の開口面を肌表面で塞いだ状態で正イオン及び負イオンを発生して肌表面に接触させるので、皮膚への負担が低く簡単に皮脂を抑制して毛穴を目立たなくすることができる。また、イオンにより生成される活性種によって肌表面の黄色ブドウ球菌を分解し、肌荒れを防止することができる。
本発明の第1実施形態の美肌装置を示す斜視図 本発明の第1実施形態の美肌装置を示す正面図 本発明の第1実施形態の美肌装置を示す側面図 本発明の第1実施形態の美肌装置のイオン発生部を示す斜視図 本発明の第1実施形態の美肌装置のイオン発生部の要部を示す側面図 本発明の第1実施形態の美肌装置の他のイオン発生部を示す斜視図 イオンによる皮脂の抑制効果を説明する図 イオンによる黄色ブドウ球菌の抑制効果を説明する図 本発明の第1実施形態の美肌装置の動作を示すフローチャート 本発明の第2実施形態の美肌装置を示す斜視図 本発明の第2実施形態の美肌装置を示す背面図 本発明の第2実施形態の美肌装置の装着状態を示す側面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2、図3は第1実施形態の美肌装置を示す斜視図、正面図及び側面図である。美肌装置1は一面に開口面2aを開口した有底筒状のカップ状に形成された容器2を有している。開口面2aの周縁にはシリコンゴム等の弾性体から成るパッキン4が設けられる。パッキン4を肌表面に密着して開口面2aを塞ぐことにより、容器2内が密閉されるようになっている。
容器2には電源コード5を介して電力供給されるヒーター6及びイオン発生部10が取り付けられる。ヒーター6は容器2内に配されたガラス管ヒーター等により形成され、火傷を防止するために50℃程度に発熱する。ヒーター6によって開口面2aを塞ぐ肌表面を加温する加温装置が構成される。
図4はイオン発生部10の斜視図を示している。イオン発生部10は本体ケース14により覆われ、本体ケース14の上面には、例えば直径8mm程度に形成されたイオンの放出孔14a、14bが開口する。放出孔14a、14b内には針状の放電電極11a、11bが配される。また、放電電極11a、11bの周囲に対向配置される環状の対向電極12a、12bが放出孔14a、14bに沿って配される。
図5はイオン発生部10の電極部分の詳細を示す側面図である。対向電極12a、12bは接地され、放電電極11a、11bは本体ケース14内に配される高圧電源13に接続される。
一方の放電電極11aに接続される高圧電源13は正の高圧パルス電圧(例えば、周波数60Hz、尖頭電圧約2kV)を発生する。他方の放電電極11bに接続される高圧電源13は負の高圧パルス電圧(例えば、周波数60Hz、尖頭電圧約2kV)を発生する。これにより、放電電極11a、11bの先端部と対向電極12a、12bとの間で放電が起こり、プラズマが発生する。生成されたプラズマによって空気中の酸素(O2)や水
(H2O)等の分子がエネルギーを受ける。
印加電圧が正電圧の場合は空気中の水分子が電離して水素イオン(H+)を生成する。
この水素イオンが溶媒和エネルギーにより空気中の水分子とクラスタリングしてH+(H2O)m(mは任意の自然数)から成る正イオンを主として発生する。そして、放電電極11aを配した放出孔14aから正イオンが放出される。
印加電圧が負電圧の場合は空気中の酸素分子または水分子が電離して酸素イオンO2 -を生成する。この酸素イオンが溶媒和エネルギーにより空気中の水分子とクラスタリングしてO2 -(H2O)n(nは任意の自然数)から成る負イオンを主として発生する。そして
、放電電極11bを配した放出孔14bから負イオンが放出される。
この時、正電圧の印加によって水素イオン(H+)の生成エネルギーである5.12eV以上のエネルギーを与える必要がある。負電圧の印加によって酸素イオン(O2 -)の生成エネルギーである0.44eV以上のエネルギーを与える必要がある。一方、空気中の窒素から生成される人体に有害な窒素酸化物のイオン(NO2 -、 NO3 -)の生成エネルギーは9.76eVである。このため、9.76eVのエネルギーを与える電圧よりも低い印加電圧にする必要がある。また、オゾン(O3)の生成エネルギーは5.12eVで
あり、エネルギーが増加するとオゾンの発生量も増加する。
従って、放電電極11aに印加される正電圧は5.12eV以上且つ5.12eV近傍のエネルギーを与える電圧に設定される。また、放電電極11bに印加される負電圧は正電圧と同様に5.12eV以上且つ5.12eV近傍のエネルギーを与える電圧にすることができる。該負電圧を0.44eV以上5.12eV未満のエネルギーを与える電圧に設定するとより望ましい。これにより、人体に無害なオゾンや窒素酸化物の発生を抑制してH+(H2O)m及びO2 -(H2O)nを主に発生させることができる。
+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは空気中で式(1)〜(3)に示すように、衝突
により酸化力の大きい活性種であるヒドロキシラジカル(・OH)や過酸化水素(H22)を生成する。ここで、m’、n’は任意の自然数である。ヒドロキシラジカルや過酸化水素から成る活性種は黄色ブドウ球菌を分解する。
+(H2O)m+O2 -(H2O)n→・OH+1/2O2+(m+n)H2O ・・・(1)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ 2・OH+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(2)
+(H2O)m+H+(H2O)m’+O2 -(H2O)n+O2 -(H2O)n’
→ H22+O2+(m+m'+n+n')H2O ・・・(3)
尚、図6に示すように、イオン発生部10を平板状に形成して容器2の内面に設置してもよい。
図7は正イオン及び負イオンを室内に発生し、顔の肌表面の皮脂量の変化を調べた試験結果を示している。縦軸は皮脂量の変化率(単位:%)を示しており、横軸は時間(単位:h)を示している。本試験において、室内には被験者17名を滞在させている。図中、A1は、被験者の顔付近において正イオン及び負イオンがそれぞれ20万個/cm3の濃
度になるようにイオンを発生させている。また、比較のため、イオンを発生させていない状態を図中、B1に示す。
同図によると、イオンを発生させていない場合は試験開始から8時間経過すると皮脂量の増加量が150%以上になっている。これに対し、イオンを発生させた場合は試験開始から8時間経過すると皮脂量の増加量が50%程度に抑制される。従って、肌表面に正イオン及び負イオンを照射することによって皮脂を抑制することができる。尚、図中、**、*は検定におけるp値を示し、それぞれp<0.01、p<0.05を表わしている。
また、図8は正イオン及び負イオンを室内に発生し、顔の肌表面の黄色ブドウ球菌の菌数の変化を調べた試験結果を示している。縦軸は黄色ブドウ球菌の菌数の変化量(単位:CFU/2.25cm2)を示しており、横軸は時間(単位:h)を示している。黄色ブ
ドウ球菌は悪玉菌として知られ、肌荒れの一因となるとともに、吹き出物、とびひ、アトピー性皮膚炎等の皮膚の病気に関係していると言われている。
本試験において、温度26〜28℃、湿度40〜60%に維持した6畳相当(床面積9.8m2)の室内に被験者15名を滞在させている。図中、A2は、被験者の顔付近にお
いて正イオン及び負イオンがそれぞれ10万個/cm3の濃度になるようにイオンを発生させている。また、比較のため、イオンを発生させていない状態を図中、B2に示す。
同図によると、イオンを発生させていない場合は試験開始から4時間後、8時間後において黄色ブドウ球菌の菌数が増加している。これに対し、イオンを発生させた場合は試験開始から4時間後、8時間後の黄色ブドウ球菌の菌数が減少する。従って、肌表面に正イオン及び負イオンを照射することにより、イオンから生成される活性種によって黄色ブドウ球菌を分解して増殖を抑制することができる。
尚、本試験においてエピデルミディス菌(表皮ブドウ球菌)の菌数の変化も同時に調べたところ、イオンの発生有無で菌数の変化に差はなかった。エピデルミディス菌は病原菌の体内への侵入を防ぐ善玉菌と言われており、イオンの影響を受けないことが実証された。
図7、図8の試験結果から、正イオン及び負イオンを肌表面に接触させると、皮脂を抑制するとともに黄色ブドウ球菌を分解して増殖を抑制することができる。これにより、毛穴を目立たなくするとともに肌荒れを防止して美肌効果が得られる。従って、美肌装置1の容器2の開口面2aを肌表面により塞いでイオン発生部10を駆動することにより、正イオン及び負イオンを簡単に肌表面に接触させて美肌効果を得ることができる。
図9は美肌装置1の動作を示すフローチャートである。容器2を肌表面に接触して運転を開始させると、ステップ#11でイオン発生部10が駆動される。これにより、正イオン及び負イオンが容器2内に自然拡散して充満する。肌表面には正イオン及び負イオンが接触するとともにこれらにより生成される活性種が接触する。これにより、肌表面の皮脂の増加が抑制されるとともに黄色ブドウ球菌が分解される。
ステップ#12ではヒーター6により加温を行う設定か否かが判断される。加温を行わない設定の場合はステップ#14に移行する。加温を行う設定の場合はステップ#13でヒーター6が駆動される。これにより、肌表面の毛穴が開き、毛穴内の皮脂の増加が抑制される。
ステップ#14では運転停止の操作が行われたか否かが判断される。運転停止の操作が行われていない場合はステップ#15に移行し、所定時間(例えば、15分)が経過したか否かが判断される。所定時間が経過していない場合はステップ#14、#15が繰り返される。運転停止の操作が行われた場合または所定時間が経過した場合はステップ#16に移行し、ヒーター6が停止される。ステップ#17ではイオン発生部10が停止され、美肌装置1の運転が終了する。
本実施形態によると、容器2の開口面2aを肌表面で塞いだ状態で正イオン及び負イオンを発生して肌表面に接触させるので、皮膚への負担が低く簡単に皮脂を抑制して毛穴を目立たなくすることができる。また、イオンにより生成される活性種によって肌表面の黄色ブドウ球菌を分解し、肌荒れを防止することができる。従って、所望の位置の肌表面に容器2を押し当てて簡単に美肌効果を得ることができる。
また、正イオンがH+(H2O)mから成り、負イオンがO2 -(H2O)n(m、nは任
意の自然数)から成るので、確実に肌表面の皮脂を抑制して黄色ブドウ球菌を分解することができる。
また、容器2内でイオンを自然拡散させたのでファン等による送風を行わず、肌表面の乾燥を防止することができる。
また、イオンが接触する肌表面を加温するヒーター6(加温装置)を備えたので、毛穴を開いて毛穴内の皮脂を抑制することができる。
また、容器がカップ状に形成され、容器を把持して肌表面に開口面の周縁が押し当てられるので、簡単に肌表面にイオンを接触して美肌効果を得ることができる。
次に、図10、図11は第2実施形態の美肌装置1の斜視図及び背面図を示している。説明の便宜上、前述の図1〜図8に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。美肌装置1は人の顔F(図12参照)を覆うマスク状の容器3を有している。容器3の上部には使用者の頭部に掛けて美肌装置1を保持するベルト7が設けられる。容器3の背面は開口面3aを形成し、開口面3aの周囲にはシリコンゴム等の弾性体から成るパッキン4が設けられる。
容器3の内面にはヒーター6が配される。ヒーター6は使用者の額に対向して横方向に延びる額部6aと、鼻に対向して縦方向に延びる鼻部6bとを有したT字型に配される。ヒーター6の駆動によって皮脂の分泌が多い額や鼻部分を中心として顔全体の毛穴が開かれる。ヒーター6は容器3の内面への貼着や容器3の内部への埋め込み等により形成され、膜状発熱体やシリコンゴム皮膜で覆われた線状発熱体等を用いることができる。
図12は美肌装置1の装着状態を示す側面図である。ベルト7を頭部に掛けてパッキン4が顔Fの周囲に密着すると、開口面3aが塞がれて容器3内が密閉される。この時、容器3の内面と顔Fとの間には所定の隙間が形成される。
ベルト7の前部には第1実施形態と同様のイオン発生部10が配され、正イオン及び負イオンを発生する。これにより、容器3の内部にはイオンNが自然拡散して充満し、肌表面には正イオン及び負イオンが接触するとともにこれらにより生成される活性種が接触する。これにより、皮脂の増加が抑制されるとともに黄色ブドウ球菌が分解される。
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、容器3の開口面3aを肌表面で塞いだ状態で正イオン及び負イオンを発生して肌表面に接触させるので、皮膚への負担が低く簡単に皮脂を抑制して毛穴を目立たなくすることができる。また、イオンにより生成される活性種によって肌表面の黄色ブドウ球菌を分解し、肌荒れを防止することができる。従って、顔Fに容器3を装着して簡単に美肌効果を得ることができる。
また、容器3内でイオンを自然拡散させたのでファン等による送風を行わず、肌表面及び目の乾燥を防止することができる。
また、容器3が人の顔を覆うマスク状に形成され、開口面3aの周縁にパッキン4を設けたので、容器3内を容易に密閉して顔全体にイオンを接触させることができる。
また、ヒーター6が顔Fの額部分と鼻部分に沿って配したので、皮脂の分泌が多い部分の毛穴を開いて美肌効果をより向上することができる。
本発明によると、肌の皮脂を抑制する美肌装置に利用することができる。
1 美肌装置
2、3 容器
2a、3a 開口面
4 パッキン
6 ヒーター
7 ベルト
10 イオン発生部
11a、11b 放電電極
12a、12b 対向電極
13 高圧電源
14 ハウジング

Claims (9)

  1. 空気中での放電により発生させた正イオンと負イオンとを肌表面に接触させて肌表面の皮脂の増加を抑制することを特徴とする美肌方法(医療行為を除く)。
  2. 開口面を有する有底の容器と、高電圧の印加により放電して前記容器内に正イオンと負イオンとを発生するイオン発生部とを備え、前記開口面を肌表面により塞いで前記容器内を密閉した状態で前記イオン発生部を駆動し、前記イオン発生部で発生したイオンを肌表面に接触させて肌表面の皮脂の増加を抑制することを特徴とする美肌方法(医療行為を除く)。
  3. 前記正イオンがH+(H2O)m(mは任意の自然数)から成り、前記負イオンがO2 -(H2O)n(nは任意の自然数)から成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の美肌方法。
  4. 肌表面を加温した状態でイオンを発生したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の美肌方法。
  5. 空気中での放電により正イオンと負イオンとを発生するイオン発生部を備え、前記イオン発生部から発生したイオンを肌表面に接触させて肌表面の皮脂の増加を抑制することを特徴とする美肌装置。
  6. 開口面を有する有底の容器と、高電圧の印加により放電して前記容器内に正イオンと負イオンとを発生するイオン発生部とを備え、前記開口面を肌表面により塞いで前記容器内を密閉した状態で駆動された前記イオン発生部からイオンを発生して肌表面に接触させて肌表面の皮脂の増加を抑制することを特徴とする美肌装置。
  7. 前記正イオンがH+(H2O)m(mは任意の自然数)から成り、前記負イオンがO2 -(H2O)n(nは任意の自然数)から成ることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の美肌装置。
  8. イオンが接触する肌表面を加温する加温装置を備えたことを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれかに記載の美肌装置。
  9. 前記容器が人の顔を覆うマスク状に形成され、前記加温装置が顔の額部分と鼻部分に沿って配されることを特徴とする請求項8に記載の美肌装置。
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