JP2012026460A - ロックアップクラッチの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】変速レンジがNレンジまたはニュートラル制御により変速機がニュートラル状態にあるとき、ロックアップクラッチの差圧を制御するための指令値を段階的に上昇させ(ST5、ST6、ST10)、上昇する前記指令値に対するトルクコンバータのスリップ量の変化に基づいて、ロックアップクラッチが解放状態からスリップ状態へ移る際の前記指令値を検出し、当該指令値に基づきロックアップクラッチを係合直前の状態とする指令値を学習する(ST7)。
【選択図】図8
Description
エンジン1は、例えば多気筒ガソリンエンジンなどであり、このエンジン1には、エンジン1の回転数を検出するエンジン回転数センサ211、エンジンの冷却水温を検出する水温センサ217等が設置されている。
トルクコンバータ2は、図2に示すように、入力軸側のポンプインペラ21と、出力軸側のタービンランナ22と、トルク増幅機能を発現するステータ23と、ワンウェイクラッチ24とを備え、ポンプインペラ21とタービンランナ22との間で流体を介して動力伝達を行う。
図2に例示する自動変速機3は、シングルピニオン型の第1遊星歯車装置301を主体として構成される第1変速部300Aと、シングルピニオン型の第2遊星歯車装置302およびダブルピニオン型の第3遊星歯車装置303を主体として構成される第2変速部300Bとを同軸線上に有し、入力軸311の回転を変速して出力軸312に伝達し、出力歯車313から出力する遊星歯車式多段変速機である。出力歯車313は差動歯車装置5のデフドリブンギヤ5a(図1参照)に噛み合っている。なお、自動変速機3およびトルクコンバータ2は中心線に対して略対称的に構成されているので、図2では中心線の下半分を省略している。
次に、本実施形態における油圧制御回路100について図3を参照して説明する。図3は、ロックアップクラッチ25付きトルクコンバータ2の油圧制御回路の要部のみを示している。なお、図3では、自動変速機3の変速を行うための油圧式摩擦係合装置(クラッチCおよびブレーキB)の作動を制御するための回路等、他の制御に用いられる回路は省略されている。
車両の運転席の近傍には、変位可能に設けられたシフトレバーを備えるシフト操作装置が配置されている。シフト操作装置には、P(パーキング)ポジション、R(リバース)ポジション、N(ニュートラル)ポジションおよびD(ドライブ)ポジションが設定されている。ドライバが所望のポジションへシフトレバーを変位させると、これらPポジション、Rポジション、Nポジション、Dポジションの各位置は、シフトポジションセンサ216(図5参照)によって検出される。シフトポジションセンサ216の出力信号はECU200に入力される。
ECU200は、図5に示すように、CPU201、ROM202、RAM203、バックアップRAM204などを備えている。
ECU200は、エンジン1のアイドル運転時において、所定のニュートラル制御開始条件が成立したときに、自動変速機3の油圧制御回路(図示せず)を制御してクラッチC1の係合力を低下ないし解除して、自動変速機3をニュートラル状態にするニュートラル制御を行う。
以下、ECU200が実行するフレックススタート制御について説明する。このフレックススタート制御は、ロックアップクラッチ25をスリップ状態で車両を発進させるための制御である。
ECU200は、スリップ制御用ソレノイド弁104が出力する信号圧PSLUを上記圧力P1とするために、当該スリップ制御用ソレノイド弁104に対して供給すべき駆動電流(指令値)を学習する学習制御を実行する。以下、この学習制御について説明する。
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態に係るロックアップクラッチの制御装置は、変速レンジがDレンジであってニュートラル制御が実行されていない場合に学習制御が実行される点で、第1の実施形態と相違している。
2 トルクコンバータ
25 ロックアップクラッチ
100 油圧制御回路
104 スリップ制御用ソレノイド弁
109 ロックアップコントロール弁
200 ECU
211 エンジン回転数センサ
213 入力軸回転数センサ
221 車速センサ
Claims (7)
- 変速レンジが非走行レンジのとき、ロックアップクラッチの差圧を制御するための指令値を変動させる指令値変動手段と、
トルクコンバータのスリップ量を検出するスリップ量検出手段と、
変動する前記指令値に対するトルクコンバータのスリップ量の変化に基づいて、ロックアップクラッチが解放状態からスリップ状態へ移る際の前記指令値を検出し、当該指令値に基づきロックアップクラッチを係合直前の状態とする指令値を学習する学習手段と、
を備えるロックアップクラッチの制御装置。 - 自動変速機をニュートラル状態にするニュートラル制御を実行するニュートラル制御手段と、
変速レンジが走行レンジであって、前記ニュートラル制御により自動変速機がニュートラル状態とされているとき、ロックアップクラッチの差圧を制御するための指令値を変動させる指令値変動手段と、
トルクコンバータのスリップ量を検出するスリップ量検出手段と、
変動する前記指令値に対するトルクコンバータのスリップ量の変化に基づいて、ロックアップクラッチが解放状態からスリップ状態へ移る際の前記指令値を検出し、当該指令値に基づきロックアップクラッチを係合直前の状態とする指令値を学習する学習手段と、
を備えるロックアップクラッチの制御装置。 - 請求項1又は2に記載のロックアップクラッチの制御装置において、
前記指令値変動手段は、前記指令値を、ロックアップクラッチが解放状態になる側から係合状態になる側へ向かって、段階的に変化させるものであり、
前記学習手段は、前記指令値変動手段により前記指令値が段階的に変化しているときに、トルクコンバータのスリップ量が最初に閾値以下になるときの前記指令値を検出し、当該指令値に基づきロックアップクラッチを係合直前の状態とする指令値を学習する、ロックアップクラッチの制御装置。 - 変速レンジが走行レンジであって車速がゼロのとき、ロックアップクラッチの差圧を制御するための指令値を変動させる指令値変動手段と、
エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
変動する前記指令値に対するエンジン回転数の変化に基づいて、ロックアップクラッチが解放状態からスリップ状態へ移る際の前記指令値を検出し、当該指令値に基づきロックアップクラッチを係合直前の状態とする指令値を学習する学習手段と、
を備えるロックアップクラッチの制御装置。 - 請求項4に記載のロックアップクラッチの制御装置において、
前記指令値変動手段は、前記指令値を、ロックアップクラッチが解放状態になる側から係合状態になる側へ向かって、段階的に変化させるものであり、
前記学習手段は、前記指令値変動手段により前記指令値が段階的に変化しているときに、エンジン回転数の単位時間当たりの低下量が最初に閾値以下になるときの前記指令値を検出し、当該指令値に基づきロックアップクラッチを係合直前の状態とする指令値を学習する、ロックアップクラッチの制御装置。 - 請求項1〜5の何れか1項に記載のロックアップクラッチの制御装置において、
ロックアップクラッチをスリップ状態で車両を発進させる発進制御を実行するための発進制御手段をさらに備え、
前記発進制御手段は、前記学習手段により学習された学習値を、前記発進制御において、ロックアップクラッチを係合直前の状態にするために、ロックアップクラッチの差圧を制御するための指令値として採用する、ロックアップクラッチの制御装置。 - 請求項6に記載のロックアップクラッチの制御装置において、
前記発進制御手段は、前記学習手段による学習が完了している場合に限り、発進制御を実行する、ロックアップクラッチの制御装置。
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