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JP2012006421A - 自動車用リフト装置 - Google Patents

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JP2012006421A
JP2012006421A JP2010141491A JP2010141491A JP2012006421A JP 2012006421 A JP2012006421 A JP 2012006421A JP 2010141491 A JP2010141491 A JP 2010141491A JP 2010141491 A JP2010141491 A JP 2010141491A JP 2012006421 A JP2012006421 A JP 2012006421A
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Yukihiro Sugiyama
幸宏 杉山
Satoru Katagiri
悟 片桐
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Abstract

【課題】荷台付き自動車への後付け時の組み付け作業の作業性を向上させるとともに設置に伴う車両外観の低下を抑制し、さらに、安定した昇降を可能にする自動車用リフト装置を提供する。
【解決手段】リフト装置10は、荷物cを載置させるリフトテーブル20と、地面に水平な高さの第1位置p1と車体140の荷台141の床面に対して水平な高さの第2位置p2の少なくとも二位置の間においてリフトテーブルを水平な状態で保持するリンク機構30と、リンク機構を介して二位置の間においてリフトテーブルを移動させる駆動部と、駆動部が車体の荷台の床下の側に位置するように取り付けられた支持部材と、支持部材に取り付けられ、車体の荷台の床143を挟み込むことによって支持部材を車体に固定させる固定手段とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用リフト装置に関する。
荷台への荷物の積み込みを簡略化して行うことを可能にしたリフター付き自動車が知られている(特許文献1を参照)。
特開平9−328035号公報
リフターが取り付けられる自動車はリフターの設置を考慮した車体構造に予め設計されている。したがって、もともとリフターが設置されていない標準車に対してリフターのようなリフト装置を後付けする場合、自動車の車体構造を大きく変更しなければならない。組み付け作業の作業性が悪いうえに、組み付け後の車両外観が損なわれるという問題がある。
本発明は、荷台付き自動車への後付け時における組み付け作業の作業性を向上させるとともに設置に伴う車両外観の低下を抑制し、さらに、安定した昇降を可能にする自動車用リフト装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、荷物を昇降させる自動車用リフト装置であって、荷物を載置させるリフトテーブルを有する。また、地面に水平な高さの第1位置と車体の荷台の床面に対して水平な高さの第2位置の少なくとも二位置の間においてリフトテーブルを水平な状態で保持するリンク機構を有する。また、リンク機構を介して二位置の間においてリフトテーブルを移動させる駆動部と、駆動部が車体の荷台の床下の側に位置するように取り付けられた支持部材を有する。さらに、支持部材に取り付けられ、車体の荷台の床を挟み込むことによって支持部材を車体に固定させる固定手段を有する。
本発明の自動車用リフト装置によれば、リフトテーブルを移動させる駆動部が取り付けられた支持部材を車体の荷台の床に対して固定させる簡単な作業によって車体への組み付けを行うことができる。後付け時における組み付け作業の作業性を向上させるとともにリフト装置の設置に伴う車両外観の低下を抑制し、さらに、安定した昇降を行うことを可能にする。
図1は、車体の荷台に取り付けた自動車用リフト装置を示す外観斜視図であり、(A)は、昇降動作を行っている状態を示す図、(B)は、リフトテーブルを折り畳む状態を示す図である。 図2は、自動車用リフト装置の外観を示す斜視図であり、(A)は、リフトテーブルの側から見た図、(B)は、(A)の矢印3B方向から見た矢視図である。 図3は、自動車用リフト装置の組み立て手順を説明するための図であり、(A)は、自動車用リフト装置の補強構造体を示す図、(B)は、補強バーを取り付ける作業状態を示す図である。 駆動部周辺を拡大して示す図であり、リフトテーブルを持ち上げる前の状態を示す図である。 駆動部周辺を拡大して示す図であり、リフトテーブルを持ち上げた状態を示す図である。 図6は、車体の荷台への自動車用リフト装置の組み付け作業を説明するための図であり、(A)は、組み付け前の自動車の荷台と自動車用リフト装置を示す斜視図、(B)は、図2(A)の6B−6B線に沿う断面図である。
以下、添付した図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1を参照して、実施形態にあっては、一般的な荷台付き自動者である軽トラックに対して本発明に係る自動車用リフト装置10を適用している。軽トラックと自動車用リフト装置10とは別々にそれぞれ製造しており、車体140に対して自動車用リフト装置10を後付けして装着させている。
図1〜3、および図6を参照して、自動車用リフト装置(以下、単に「リフト装置」と記載する)10を概説すれば、荷物cを載置させるリフトテーブル20と、地面に水平な高さの第1位置p1と車体140の荷台141の床面145に対して水平な高さの第2位置p2の少なくとも二位置の間においてリフトテーブル20を水平な状態で保持するリンク機構30と、リンク機構30を介して二位置の間においてリフトテーブル20を移動させる駆動部50と(図2(A)を参照)、駆動部50が車体140の荷台141の床下の側に位置するように取り付けられた支持部材60と(図6(A)、(B)を参照)、支持部材60に取り付けられ、車体140の荷台141の床145を挟み込むことによって支持部材60を車体140に固定させる固定手段70とを有している(図6(B)を参照)。固定手段70は、支持部材60における車体140の荷台141の床面145の側に位置する端部68に配置された第1プレート71と、第1プレート71との間において車体140の荷台141の床143を挟み込むように支持部材60に高さ方向に移動可能に取り付けられた第2プレート82と、第1プレート71と第2プレート82とを締結する締結部材90とによって構成している((図6(B)を参照))。リフト装置10は、さらに、支持部材60に設けられ、車体140の荷台141の幅方向に互いに間隔を空けて配置された第1のケーシング部材(第1の補強部材に相当する)61および第2のケーシング部材(第2の補強部材に相当する)62と、第1のケーシング部材61と第2のケーシング部材62を車体140の荷台141の幅方向において連結するとともに、車体140のフレーム149に対して固定される連結バー110とを有している(図2を参照。車体140の幅方向を図2(A)中においてa−a′で示す。)。
リフト装置の構造について説明する。
図2(A)、(B)を参照して、リフト装置10が備える駆動部50は、車体140の荷台141の幅方向に所定の間隔を空けて同一の構成のものを対にして配置している。車体140の幅方向の対照な位置においてリフトテーブル20を昇降させる動力として機能する。駆動部50に連結させたリンク機構30についても同様にして車体140の幅方向における対照な位置に同一の構成のものを対にして配置している。
図4、および図5を参照して、リフトテーブル20は、リンク機構30の第3アーム部材33に取り付けている。リフトテーブル20には、荷物cを載置するための載置面21を設けている(図1(A)をも参照)。荷物cを載置させた状態で車体140の荷台141に対して接近離反移動するように昇降させることが可能になっている。
駆動部50は一般的な油圧式シリンダによって構成している。リフトテーブル20の持ち上げ動作(図5中の矢印b)は、ポンプ等を利用してシリンダ本体51に作動油を圧送し、ロッド53を上昇させて行う。ロッド53の上昇に伴ってロッド53に連結させたリンク機構30によるリフトテーブル20の持ち上げ動作が開始する。リフトテーブル20の下降動作(図5中の矢印b′)は、作動油をシリンダ本体51から吐出させロッド53を下降させることによって行う。
リンク機構30は、第1のケーシング部材61の内側に取り付けた第1アーム部材31と、第1のケーシング部材61の外側に取り付けた第2アーム部材32と、第1アーム部材31と第2アーム部材32とを連結する第3アーム部材33とを備えている。
第1〜第5連結部41〜45において各アーム部材31〜33を相互に連結させている。第1連結部41では、第1アーム部材31を第1のケーシング部材61に対して回動自在に連結させている。第2連結部42では、第1アーム部材31と駆動部50が備えるロッド53の先端部とを連結させている。第3連結部43では、第2アーム部材32を第1のケーシング部材61に対して回動自在に連結させている。第4連結部44では、第3アーム部材33を第1アーム部材31に対して回動自在に連結させている。第5連結部45では、第3アーム部材33を第2アーム部材32に対して回動自在に連結させている。
駆動部50を動作させてロッド53を上昇させると(図5中の矢印d)、第1アーム部材31が第1連結部41を支点にして上向きに回動する。第1アーム部材31の回動に伴って第1アーム部材31の先端側に連結された第3アーム部材33が持ち上げられる。第3アーム部材33に連結させた第2アーム部材32は、第3連結部43を支点にして上向きに回動する。第3アーム部材33は、第4連結部44および第5連結部45において支持されながら、直立した状態で持ち上げられる。第3連結部43に水平に取り付けたリフトテーブル20は、水平な状態を維持しながら図5中の矢印bで示すような軌跡に沿って持ち上がる。リフトテーブル20を下降させる場合には、駆動部50のロッド53を下降させ、第1アーム部材31を下向きに回動させる。第1アーム部材31の回動に連動してリフトテーブル20の下降動作が開始する。
図1(B)を参照して、リンク機構30の第3アーム部材33には、リフトテーブル20を折り畳むための折り畳み機構115を設けている。折り畳んだリフトテーブル20によって荷台141の背当て部分を構成させることが可能になっている。なお、図においては、紙面手間側に位置する荷台141の側部の図示を省略している。
図2(B)を参照して、リンク機構30の第1アーム部材31には、補強バー113を取り付けている。リフトテーブル20を昇降させる際、リフトテーブル20に載置させた荷物cの重量によって、リフト装置10の幅方向に不均一は荷重がかかると、リンク機構30に歪みやねじれが発生し、装置の破損を招く虞がある。リフトテーブル20に比較的近い位置に補強バー113を取り付けることによって、リフトテーブル20を昇降させる際に歪みやねじれが発生することを効果的に防止している。
図6(A)、(B)を参照して、支持部材60は、第1プレート71および第2プレート82が取り付けられる固定範囲部(第1プレートと第2プレートとの間に位置する部位に相当する)63と、駆動部50をそれぞれ収容する第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62とを有している(図2(A)をも参照)。
固定範囲部63は、車体140の荷台141の側から地面の側に向けて伸びるように柱形状に形成している。固定範囲部63の高さ方向の端部68には第1プレート71を溶接している。
固定範囲部63には、第2プレート82を高さ方向に移動可能となるように取り付けている。第2プレート82に設けた連結穴85内に固定範囲部63を挿入させている。固定範囲部63によってガイドしながら第2プレート82を高さ方向へ移動させることが可能になっている(図6(B)中の矢印eによって第2プレート82の移動を示す)。
第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62は、固定範囲部63から下方に伸びるようにして支持部材60に一体的に形成している。第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62の内部には、駆動部50のシリンダ本体51を収納している(図2(A)をも参照)。第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62を第1プレート71および連結バー110でつなぐことによってリフト装置10全体の剛性を高めている。左右のバランスが悪い状態においても安定した昇降を行うことが可能になっている。
第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62の剛性を高めることを目的として、第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62には、補強リブ65を取り付けている。
固定手段70は、鋼板を所定の形状に加工した第1プレート71および第2プレート82と、締結部材90とによって構成している(図6(B)を参照)。
締結部材90は、第1プレート71と第2プレート82とを締結するためのボルト91と、凸凹の高さ合わせの93と、第2プレート82に溶接したナット92とによって構成している。
第1プレート71には、ボルト91を挿通させるための挿通穴73と、車体140の荷台141の床面145の凸形状に合致する形状の切り込み部75と、端部を折り曲げてなる折り曲げ部77とを形成している。第1プレート71の切り込み部75に自動車の荷台141の床面145の凸部分をはめ込ませて配置することによって、荷物cの引っ掛かりをなくすことができる。
第2プレート82には、ボルト91を挿通させるための挿通穴83と、支持部材60の固定範囲部63を挿入させるための連結穴85と、外周縁を折り曲げて形成した補強部87とを形成している。
第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62に連結させた連結バー110は、ナット付きブラケット120を介して車体140のフレーム149に取り付けることが可能になっている(図6(B)を参照)。ナット付きブラケット120は、車体140へのリフト装置10の取り付けに先立ってボルト締めによって車体140のフレーム149に固定させている。ナット付きブラケット120は、例えば、車体140のフレーム149に対して溶接によって固定させることも可能である。連結バー110とナット付きブラケット120との固定は、ボルト121を利用して行っている。
リフト装置10の取り付けに際し、車体140の荷台141には、荷台141の床143を一部切除して形成した切り欠き部分147と、固定手段70のボルト91を挿通させるためのネジ用穴148とを形成している。切り欠き部分147内には、第1プレート61と第2プレート62との間に位置する支持部材60の固定範囲部63をはめ込んで配置させることが可能になっている。
次に、リフト装置の組み立て手順について説明する。
図3(A)を参照して、支持部材60に第1プレート71および第2プレート82を取り付ける。次に、第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62に対して連結バー110を取り付けて補強構造体130を構成させる。
連結バー110を取り付けた補強構造体130にリンク機構30等を組み付ける。組み付けは、予め準備したボルト等によって適宜行う。連結バー110によって剛性を高めた補強体構造体130に対して組み付けを行うため、組み付け時に歪みやねじれが生じることを防止することができる。このため、左右両側にバランス良くリンク機構30を組み付けることができる。
図3(B)を参照して、補強バー113は、第1アーム部材31に対して溶接によって取り付ける。溶接に先立って、第1アーム部材31に設けた取り付け穴95内に補強バー113の両端部を挿入して仮付けしておく。仮付けした状態で第1アーム部材31を持ち上げて、連結バー110に設けたストッパ111に補強バー113を当接させる。当接させた状態で第1アーム部材31と補強バー113とを溶接する。ボルトを締め付けながら左右のバランスを調整して取り付け作業を行う場合に比べて、簡単に取り付けを行うことができる。補強バー113を取り付けた後、補強構造体130にリフトテーブル20やその他の構成部品を取り付けてリフト装置10を完成させる。
以上の手順によって組み立てを行うことにより、組み立てる段階において歪みやねじれが発生することを効果的に防止することが可能になる。
次に、リフト装置の組み付け方法、および使用例について説明する。
図6(A)を参照して、車体140の荷台141の床143に対してリフト装置10を組み付ける。作業に先立って、車体140の荷台141の床143には、切り欠き部分147、およびボルト91を挿通させるためのネジ用穴148を設けておく。
リフト装置10は組み立てた状態で準備しておく。また、車体140のフレーム149にはナット付きブラケット120を予め固定しておく。
車体140の荷台141の床143に形成した切り欠き部分147内に支持部材60の固定範囲部63を挿入させてはめ込む。これにより、リフト装置10が自動車の後方に出っ張ることを防止する。車両外観の低下および車体140の大型化を抑制することが可能になる。
図6(B)を参照して、第1プレート71を床面145の側に配置し、第2プレート82を床下の側に配置させる。第1プレート71と第2プレート82との間に車体140の荷台141の床143を位置させる。
第2プレート82を床143に近付けるように持ち上げ(図中の矢印e)、ボルト91によって第1プレート71と第2プレート82とを締結する。第1プレート71および第2プレート82に連結させた支持部材60を車体140に固定させる。ボルト91によって第1プレート71と第2プレート82を締結させる簡単な作業によって支持部材60の固定を行うことができる。支持部材60に取り付けた駆動部50、および駆動部50に連結させたリンク機構30等の構成部材が一体的に車体140の荷台141の床143に組み付けられる。
第1のケーシング部材61を連結する連結バー110をナット付きブラケット120に対して固定する。固定は、ボルト121を利用して行う。車体140に対してより強固にリフト装置10を固定させることが可能になる。
以上でリフト装置10の組み付け作業が完了する。
図1(A)を参照して、車体140に組み付けたリフト装置10を利用して荷物cの昇降を行う。リフトテーブル20を地面に近い位置まで下げた状態で荷物cを載置させる。
駆動部50を動作させてリフトテーブル20を持ち上げる(図中の矢印b)。地面に水平な高さの第1位置p1と車体140の荷台141の床面145に対して水平な高さの第2位置p2の二位置の間において荷物cを移動させることができる。
連結バー110を取り付けることによって、第1プレート71に取り付けられた第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62の剛性を高めている。このため、リフトテーブル20を昇降させる際、第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62にねじれや歪みが発生することを好適に防止することができる。また、リフト装置10の左右のバランスが悪い状態においても安定した昇降を行うことができる。
駆動部50およびリンク機構30を取り付けた支持部材60を床下の側に配置している。このため、リフトテーブル20が所定の高さまで持ち上げられるまでは、リフト装置10を構成する各構成部品を荷台141の床下の側に配置させておくことが可能になる。リフト装置10によって荷台141の間口が狭められることを防止することができる。
図1(B)を参照して、リフト装置10を利用した荷物cの積み込みが終了した後、リフトテーブル20を折り畳む。リフトテーブル20を直立した状態に保持させ、荷台141の背当て部分に利用する。
以上、本実施形態に係るリフト装置10によれば、リフトテーブル20を移動させる駆動部50が取り付けられた支持部材60を車体140の荷台141の床143に対して固定する固定手段70を利用することによって、簡単な作業で車体140への組み付けを行うことができる。車体140の荷台141の床143に対して固定させるため、リフト装置10を取り付けるために車体構造を大きく変更させる必要がない。したがって、リフト装置10の設置を考慮した車体構造を備えない標準車に対する後付け時の組み付け作業の作業性を向上させることができる。また、車体構造を大きく変更させることに伴う車両外観の低下を抑制することができる。さらに、固定手段70に支持部材60を取り付けているため、安定した昇降を行うことが可能になっている。
車体140の荷台141の床143を挟み込むように配置させた第1プレート71および第2プレート82をボルト91によって締結させる簡単な作業によって、リフト装置10を車体140の荷台141に組み付けることができる。
車体140の荷台141の床143に形成した切り欠き部分147内に、支持部材60の固定範囲部63をはめ込んで配置させるため、リフト装置10が車体140の後方に出っ張ることを防止できる。設置に伴う車両外観の低下および車体140の大型化を抑制できる。
第1プレート71にそれぞれ取り付けられた第1のケーシング部材61および第2のケーシング部材62を連結する連結バー110によって、リフト装置10の剛性を高めることができる。リフト装置10の組み立て作業時や、リフトテーブル20の昇降動作時に歪みやねじれが生じることを防止できる。また、リフト装置10の左右のバランスが悪い状態においても安定した昇降を行うことができる。ナット付きブラケット120を介して車体140のフレーム149に連結バー110を固定させているため、リフト装置10をより強固に車体140に固定させることができる。
実施形態においては、軽自動車の規格に合わせて製造された軽トラックに対する組み付けを行う形態で説明をしたが、リフト装置を組み付ける対象は軽トラックのみに限定されるものではなく、車体に荷台が設けられた一般的な荷台付き自動車に広く適用することが可能である。
10 リフト装置(自動車用リフト装置)、
20 リフトテーブル、
30 リンク機構、
50 駆動部、
60 支持部材、
61 第1のケーシング部材(第1の補強部材)、
62 第2のケーシング部材(第2の補強部材)、
63 固定範囲部(第1プレートと第2プレートとの間に位置する部位)、
65 補強リブ、
68 端部、
70 固定手段、
71 第1プレート、
82 第2プレート、
90 締結部材、
91 ボルト、
92 ナット、
110 連結バー、
120 ナット付きブラケット、
121 ボルト、
140 車体、
141 荷台、
143 床、
145 床面、
147 切り欠き部分、
148 ネジ用穴、
149 車体フレーム、
p1 第1位置、
p2 第2位置、
c 荷物。

Claims (4)

  1. 荷物を昇降させる自動車用リフト装置であって、
    荷物を載置させるリフトテーブルと、
    地面に水平な高さの第1位置と車体の荷台の床面に対して水平な高さの第2位置の少なくとも二位置の間において前記リフトテーブルを水平な状態で保持するリンク機構と、
    前記リンク機構を介して前記二位置の間において前記リフトテーブルを移動させる駆動部と、
    前記駆動部が前記車体の荷台の床下の側に位置するように取り付けられた支持部材と、
    前記支持部材に取り付けられ、前記車体の荷台の床を挟み込むことによって前記支持部材を前記車体に固定させる固定手段と、
    を有する自動車用リフト装置。
  2. 前記固定手段は、前記支持部材における前記車体の荷台の床面の側に位置する端部に配置された第1プレートと、前記第1プレートとの間において前記車体の荷台の床を挟み込むように前記支持部材に高さ方向に移動可能に取り付けられた第2プレートと、前記第1プレートと前記第2プレートとを締結する締結部材と、を有する請求項1に記載の自動車用リフト装置。
  3. 前記車体の荷台の床に形成された切り欠き部分に前記支持部材の前記第1プレートと前記第2プレートとの間に位置する部位をはめ込んで配置させる請求項2に記載の自動車用リフト装置。
  4. 前記支持部材に設けられ、前記車体の荷台の幅方向に互いに間隔を空けて配置された第1と第2の補強部材と、
    前記第1と第2の補強部材を前記車体の荷台の幅方向において連結するとともに、前記車体のフレームに対して固定される連結バーと、を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車用リフト装置。
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