JP2012071648A - トルクロッド取付け用ブラケット構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トルクロッド取付け用ブラケット構造は、ダンパハウジング28から張り出したブラケット15にエンジン17側から延びるトルクロッド13の端(ロッド連結端21)を連結した。ブラケット15は、トルクロッド13の上方のアッパブラケット37と、トルクロッド13の下方のロアブラケット38と、ロアブラケット38のロアロッド締結端41にダンパハウジング28から張り出して接合したステイブラケット42と、を備える。ステイブラケット42は、ダンパハウジング28とで閉断面形状を形成している。ダンパハウジング28の縦ビード45にアッパブラケット37の後端47及びロアブラケット38の後端48を接合している。
【選択図】図3
Description
この構造は、車体にトルクロッドの端部に設けた筒の一端を載せ、筒の他端から筒にボルトを通して車体のおねじにねじ込むことによって、車体に端部を締結している。
その結果、エンジンを支持しつつ、エンジンからの荷重(振動)を抑制することができる(例えば、特許文献1参照)。
例えば、車体の板厚を厚くしたり、トルクロッドの端部を締結するために車体に板厚の厚いブラケットを取付けたりすると、振動を抑制できるが、重量が増加する。特に、ブラケットの重量が増加してしまう。
すなわち、アッパ段差部が無いとすると、縦ビードにロアフランジの板厚を吸収する段部を形成することになるが、このような段を縦ビードに形成する必要がなくなることから、縦ビードの段に荷重が集中するということがない。その結果、トルクロッドの支持(荷重)に対するダンパハウジングの強度を確保することができる。
その結果、ロアフランジにアッパフランジのアッパ下部(アッパ下部接合部)をエンジンルーム側から重ねた接合部は、凸部によってアッパ下部もダンパハウジングから乖離し、ダンパハウジングに接触しない非接合部となり、振動による異音(ビビリ音)が発生しないという利点がある。
しかし、ロア段差部によってダンパハウジングとロア下部接合部との接合部からの振動が非接合部に伝わり難くすることができるとともに、大きな隙を設定する必要も無くなり、ロアブラケットとダンパハウジングとの接合強度も向上させることができる。
ロッド連結端21は短い筒状で、緩衝部材(例えば、ゴム)を介して中央(筒の半径の中心と同心)に鋼製ブッシュ22が設けられている。鋼製ブッシュ22の長さ(高さ)はHsである。
そして、鋼製ブッシュ22がブラケット15にボルト23で締結されて、トルクロッド13がフロントボデー12に支持されることになる。
エンジン17は、右側にシリンダを配置し、左側に減速機を配置し、シリンダを配置した右側にトルクロッド13を取付けている。
図10は、ブラケット15のアッパブラケット37及びロアブラケット38を取り外した状態を示している。
車両前後方向はX軸方向、車幅方向はY軸方向、車両上下方向はZ軸方向とする。
ロアフランジ52は、中央に凸部56の高さHbより低く(高さGuで)形成したロア段差部57と、ロア段差部57に連なり凸部56に(溶接部116で)接合しているロア下部接合部58と、を備えている。
ロアフランジ52は、車両11後方へ向かうに連れて車両11上下方向(Z軸方向)の高さHf(図2)が高くなっている。
このブラケット構造は、既に述べたダンパハウジング28からアッパブラケット37、ロアブラケット38、ステイブラケット42を張り出して、スティフナ64で補強している。
上アッパ接合フランジ72は、アッパ本体部71の第1の縁から車両11の上方へ延びている。
つまり、アッパフランジ基端部74のみがダンパハウジング28に直接接合している。そしてアッパ下部接合部55がロアブラケット38に接合している。
ロアロッド締結端41にロッド連結端21の鋼製ブッシュ22の端面が接触している。
また、トルクロッド13の下方へ延びる別のロアフランジ38aを有する。
上ロア接合フランジ77は、ロア本体部76の第1の縁から車両11の上方へ延びている。
そして、アッパ下部接合部55に、ロア段差部57に連なるロア上部接合部82が接合し、ロアブラケット38の下にステイブラケット42を接合している。
また、図11に示す通り、この側壁部86と、前壁部87と、ダンパハウジング前壁66とで閉断面形状を形成している。
前壁部87は、略三角形の本体が形成され、本体の下部に連ねてダンパハウジング28に接合した接合代部91、92が形成されている。
また、隆起部93の傾斜辺98に重なる起立縁101が形成されている。その結果、第1スティフナ接合部96の強度が高まり、結果的に、ロアブラケット38の強度を高め、トルクロッド13を支持する強度を高めることができる。
なお、図13に示す接合盤部103はステイロア接合部85から離れているが、間のものを確認できるよう離している。
受圧部108は凹部104に一体的に嵌合して、接合盤部103とステイロア接合部85との間に介在している。そして、ステイロア接合部85及びロアブラケット38のロアロッド締結端41を介して締結の締め付け力(軸力)を受ける。
図2、図4では溶接箇所を白丸印で示している。
ダンパハウジング28にブラケット15を溶接部116で接合している。
アッパブラケット37にロアブラケット38を溶接部117で接合している。
ステイブラケット42にロアブラケット38の別のロアフランジ38aを溶接部121で接合している。
なお、溶接部115は、スポット溶接を施すことによって結成されたナゲット及び母材(鋼板)の熱影響部である。
溶接部116〜118、121、122は溶接部115と同様である。
このブラケット構造では、図4、図11に示す通り、トルクロッド13からブラケット15に荷重が矢印a2のように入力されると、閉断面形状を形成しているロアブラケット38及びダンパハウジング28にそれぞれ矢印a3、矢印a4のように伝わり、分散される。
Claims (6)
- エンジンルームの壁のダンパハウジングから張り出したブラケットにエンジン側から延びるトルクロッドの端を連結したトルクロッド取付け用ブラケット構造であって、
前記ブラケットは、前記トルクロッドの上方に張り出したアッパブラケットと、前記トルクロッドの下方に張り出したロアブラケットと、該ロアブラケットのロアロッド締結端に前記ダンパハウジングから張り出して接合したステイブラケットと、を備え、
前記ステイブラケットは、前記ダンパハウジングとで閉断面形状を形成していることを特徴とするトルクロッド取付け用ブラケット構造。 - 前記ダンパハウジングに前記エンジンルームへ向け突出した凸形状で車両の上下方向に延びる縦ビードを備え、
前記縦ビードに前記アッパブラケットの後端及び前記ロアブラケットの後端を接合していることを特徴とする請求項1記載のトルクロッド取付け用ブラケット構造。 - 前記アッパブラケット及び前記ロアブラケットは、前記縦ビードに接合されるそれぞれの前記後端を形成したそれぞれの面が前記車両の車幅方向へ向いているアッパフランジ、ロアフランジを有し、
前記アッパフランジは、前記後端の下部を含むアッパ下部に前記ロアブラケットの板厚より高いアッパ段差部と、該アッパ段差部に連なり前記ロアフランジに接合しているアッパ下部接合部と、を備えていることを特徴とする請求項2記載のトルクロッド取付け用ブラケット構造。 - 前記縦ビードは、長手方向の中途に前記エンジンルームへ向け突出した凸部を備え、
前記ロアフランジは、中央に前記凸部の高さより低く形成したロア段差部と、該ロア段差部に連なり前記凸部に接合しているロア下部接合部と、を備えていることを特徴とする請求項3記載のトルクロッド取付け用ブラケット構造。 - 前記アッパ段差部と前記ロア段差部は、車両前後方向へ延ばして形成されていることを特徴とする請求項4記載のトルクロッド取付け用ブラケット構造。
- 前記ロアフランジは、車両後方へ向かうに連れて車両上下方向の高さが高くなっていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項記載のトルクロッド取付け用ブラケット構造。
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