JP2012063981A - 電子機器、電子機器の制御方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ホストコンピューター11と接続可能なコネクター21及びホスト用コネクター32と、カスタマーディスプレイ13に接続されるディスプレイコネクター22とを備えたプリンター12は、ホストコンピューター11から送信される印刷用データを受信して印刷を行い、ホストコンピューター11から送信される表示用データをディスプレイコネクター22に出力し、ホストコンピューター11がコネクター21、ホスト用コネクター32のどれに接続されたかを検知し、その結果に応じて、ホストコンピューター11から受信した表示用データをディスプレイコネクター22に出力する複数の出力経路から選択する出力回路20を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数のインターフェイスを介して外部の装置に接続される電子機器が、外部の装置に接続されたインターフェイスの種類に対応して効率よく動作できるようにすることを目的とする。
本発明によれば、ホストコンピューターが複数のインターフェイスのうち、どのインターフェイスに接続されているかを検知し、その検知結果に応じて、このホストコンピューターが送信するデータを他の外部装置に出力する出力経路を選択するので、ホストコンピューターが接続されたインターフェイスの特性に合わせて、外部装置へ出力するデータの出力経路を適切に選択し、出力方法を最適化できる。これにより、ホストコンピューターが送信する外部出力用データを外部装置に伝送する場合に、インターフェイスの種類や特性の違いを生かして効率よく処理できる。
本発明によれば、メイン基板が備えるインターフェイスと、このメイン基板に着脱可能なサブ基板が備えるインターフェイスとのどちらにホストコンピューターが接続されているかを検知し、その結果に応じて、ホストコンピューターが出力した外部出力用データを外部装置に出力する出力経路を切り換える。これにより、メイン基板にホストコンピューターが接続された場合と、サブ基板にホストコンピューターが接続された場合とで、データの出力方法を変えることができるので、インターフェイスの種類や特性の違いを生かして効率よく処理できる。例えば、インターフェイスの種類が異なる複数のサブ基板を用意し、必要に応じてサブ基板を差し替えて使用する場合に、サブ基板のインターフェイスの特性に最適化された出力経路を利用可能となる。また、例えば、メイン基板にサブ基板が接続されていない場合であっても、メイン基板に接続されたホストコンピューターから送信される外部出力用データを、このメイン基板のインターフェイスに適した出力経路で出力できる。
本発明によれば、サブ基板が備えるインターフェイスに接続されたホストコンピューターから外部装置用インターフェイスに接続された外部装置にデータをパススルー伝送するので、メイン基板上の制御手段に処理負荷をかけることなくデータを外部装置に出力できる。また、メイン基板が備えるインターフェイスにホストコンピューターが接続された場合には、メイン基板の制御手段の能力を生かして、効率よく外部装置にデータを出力できる。
本発明によれば、サブ基板が備えるインターフェイスに接続されたホストコンピューターから外部装置用インターフェイスに接続された外部装置にデータをパススルー伝送する場合に、ホストコンピューターから受信したデータを、データの属性に基づいて制御手段および外部装置インターフェイスの各々に分岐して出力するので、制御手段が何ら処理に関わらなくても、ホストコンピューターから外部装置に外部出力用データが出力される。また、外部装置が接続されているか否かに関わらず制御手段が処理すべきデータは制御手段に入力される。このため、最小限の制御により、ホストコンピューターから入力されるデータを効率よく伝送して適切に処理できる。
本発明によれば、制御手段から外部装置用インターフェイスに外部出力用データを出力する場合に、信号形態を変換できるので、外部装置用インターフェイスの仕様等に合わせて、効率よく外部出力用データを出力できる。
本発明の制御方法を実行することにより、電子機器は、ホストコンピューターが複数のインターフェイスのうち、どのインターフェイスに接続されているかを検知し、その検知結果に応じて、このホストコンピューターが送信するデータを他の外部装置に出力する出力経路を選択するので、ホストコンピューターが接続されたインターフェイスの特性に合わせて、外部装置へ出力するデータの出力経路を適切に選択し、出力方法を最適化できる。これにより、ホストコンピューターが送信する外部出力用データを外部装置に伝送する場合に、インターフェイスの種類や特性の違いを生かして効率よく処理できる。
本発明のプログラムを実行することにより、制御部は、ホストコンピューターが複数のインターフェイスのうち、どのインターフェイスに接続されているかを検知し、その検知結果に応じて、このホストコンピューターが送信するデータを他の外部装置に出力する出力経路を選択するので、ホストコンピューターが接続されたインターフェイスの特性に合わせて、外部装置へ出力するデータの出力経路を適切に選択し、出力方法を最適化できる。これにより、ホストコンピューターが送信する外部出力用データを外部装置に伝送する場合に、インターフェイスの種類や特性の違いを生かして効率よく処理できる。
図1は、本発明を適用した実施形態に係るPOS端末システム10の概要構成を示すブロック図である。
POS端末システム10は、小売り店舗等に設置されて販売の会計処理を行う端末装置であり、売上商品の登録、入出金処理、レシートの発行、売上集計、商品在庫数管理等の各処理を行う機能を備えている。POS端末システム10は、POS管理コンピューター(図示略)に通信ネットワークを介して接続され、このPOS管理コンピューターに対して日報、月報等のデータを送信し、POS管理コンピューターから送信される商品管理データ等の各種データを受信する。POS端末システム10は、POS端末システム10における各種制御を行うホストコンピューター11と、ホストコンピューター11に接続され、レシートやクーポン券などの印刷処理を行う電子機器としてのプリンター12と、プリンター12に接続されるとともに、プリンター12を介してホストコンピューター11の制御下で外部装置として各種情報の表示を行うカスタマーディスプレイ13とを備えている。
プリンター12は、プリントエンジンとして印刷動作を制御するとともに、プリンター12の各部を中枢的に制御する制御部41(制御手段)と、制御部41により実行されるプログラムや各種データ等を記憶した不揮発性メモリー42と、ホストコンピューター11から受信したデータを一時的に記憶するバッファーメモリー43と、プリンター12が備える駆動部を制御して印刷を実行するモータードライバー44とを備え、制御部41には、用紙端センサー51及び用紙残量センサー52が接続されている。不揮発性メモリー42は、具体的には、EEPROMやフラッシュメモリー等の半導体記憶素子により構成される。バッファーメモリー43は、制御部41に入力されたコマンドやデータ等を受信順に記憶する揮発性記憶装置である。
モータードライバー44は、プリンター12が備える搬送モーター54、及びカッターユニット55に接続され、搬送モーター54に対して駆動電流と駆動パルスを出力して必要量だけ感熱ロール紙を搬送させ、カッターユニット55に駆動電流を出力することで所定のタイミングで感熱ロール紙をカットさせる。
また、制御部41に接続された用紙端センサー51は、感熱ロール紙の搬送路上において感熱ロール紙の有無を検出し、用紙残量センサー52は、感熱ロール紙の残量が所定量以下になったことを検出するセンサーであり、それぞれ検出値を制御部41に出力する。
詳細には、メイン基板40には、ホストコンピューター11に接続されるUSBインターフェイスを構成するコネクター21(インターフェイス)と、カスタマーディスプレイ13に接続されるディスプレイコネクター22(外部装置用インターフェイス)と、コネクター21に接続されたUSBコントローラー25とを備えている。コネクター21はUSB(Universal serial Bus)規格に準拠したコネクターであり、USBコントローラー25は、USB規格に準拠したUSBデバイスコントローラーである。USBコントローラー25は、ホストコンピューター11が備えるUSBホストコントローラー(図示略)に接続された場合に、ホストコンピューター11に対してはスレーブデバイスとして振る舞うように構成されている。
コネクター21及びディスプレイコネクター22は、プリンター12の本体の側面または背面に設けられて外部に露出し、いつでもコネクター21及びディスプレイコネクター22に、ケーブルを介してホストコンピューター11及びカスタマーディスプレイ13を接続できる。
プリンター12には、ホスト用コネクター32の種類が異なる複数のサブ基板30を接続できる。サブ基板30としては、例えば、シリアルインターフェイスと呼ばれるRS−232Cインターフェイスを備えたもの、パラレルインターフェイスと呼ばれるIEEE1284インターフェイスを備えたもの、USBインターフェイスを備えたもの等がある。RS−232Cインターフェイスを備えたサブ基板30は、Dサブ9ピンまたは25ピンのホスト用コネクター32と、シリアルインターフェイス回路として構成されるUIBコントローラー31とを備える。また、IEEE1284インターフェイスを備えたサブ基板30は、ホスト用コネクター32としてセントロニクス36ピンコネクターを備え、ホスト用コネクター32としてパラレル通信インターフェイス回路を備えている。
また、USBインターフェイスを備えたサブ基板30は、4ピン(USB1.0、1.1、2.0)または9ピン(USB3.0)のホスト用コネクター32と、このホスト用コネクター32をUSBコントローラー25に接続するUIBコントローラー31とを備えている。このUSBインターフェイスに対応するサブ基板30は、メイン基板40に実装されたUSBコントローラー25の機能により、ホストコンピューター11を制御部41に接続する。
また、制御部41は、出力回路20を介して、ディスプレイコネクター22にカスタマーディスプレイ13が接続されているか否か、UIBコネクター28にサブ基板30が装着されているか否か、及び、UIBコネクター28に装着されたサブ基板30が対応するインターフェイスの種類を検出可能である。さらに、制御部41は、USBコントローラー25の機能によって、コネクター21にホストコンピューター11が接続されたか否かを検出でき、サブ基板30が備えるホスト用コネクター32にホストコンピューター11が接続されているか否かも検出可能である。
そして、制御部41は、カスタマーディスプレイ13の接続の有無、サブ基板30の種類、及び、ホストコンピューター11がコネクター21とホスト用コネクター32のどちらに接続されているかに応じて、出力回路20における接続状態の切り換えを指示する切換制御信号41Aを、出力回路20に出力する。この切換制御信号41Aに従って、出力回路20内部における接続状態、すなわちデータの出力経路が切り換えられる。
出力回路20は、仮想的(論理的)スイッチ201〜203を備えている。スイッチ201は、制御部41に対してUSBコントローラー25とUIBコネクター28とを択一的に接続するスイッチである。スイッチ202は、USBコントローラー25とUIBコネクター28とを接離するスイッチである。また、スイッチ203は、ディスプレイコネクター22に対して、制御部41とUIBコネクター28とを択一的に切り換えるスイッチである。これらのスイッチ201〜203は、それぞれ、制御部41が出力する切換制御信号41A(図1)に従って切り換えられる。
なお、スイッチ201〜203は、データを入出力する論理的な経路を切り換えるものであって、トランジスター等の回路素子により現実にスイッチ201〜203を構成してもよいし、これらのスイッチ201〜203の接続状態を等価に実現する各種回路あるいはメモリースイッチとソフトウェアを用いて実現してもよく、出力回路20の具体的な実装形態は任意である。
この図3の例では、UIBコネクター28に着脱可能なサブ基板30の一種として、コネクター21とは別のUSBコネクター32Aを有するサブ基板30Aが接続される。この場合、USBコネクター32Aに入力されたデータは、USBコントローラー25の機能により制御される。この構成により,USBコネクター32AにUSBコントローラーを搭載する必要がないためコスト面で有利である。
この図3の構成では、ホストコンピューター11がサブ基板30Aに出力した印刷用データ及び表示用データをUSBコントローラー25が制御するため、スイッチ202においてUIBコネクター28とUSBコントローラー25とが接続される。USBコントローラー25が制御した印刷用データ及び表示用データは制御部41に入力されるので、スイッチ201は図2(A)と同様、制御部41とUSBコントローラー25とを接続する。また、制御部41が変換した表示用データがディスプレイコネクター22に出力されるので、スイッチ203はディスプレイコネクター22に制御部41を接続する。
この場合に出力回路20が形成する出力経路20Bは、ホストコンピューター11がUIBコネクター28を介して接続されている他は、出力経路20A(図2(A)、(B))と等しい。
図4の例では、UIBコネクター28に着脱可能なサブ基板30の一種として、サブ基板30Bが接続され、ホストコンピューター11は、RS−232C規格に準拠した印刷用データ及び表示用データを出力する。この印刷用データ及び表示用データは、サブ基板30Bに実装されたインターフェイス回路(図示略)により制御され、制御部41に入力される。ここで、RS−232Cに適合した表示用データは、カスタマーディスプレイ13にも適合しているので、そのままカスタマーディスプレイ13に入力すれば、カスタマーディスプレイ13により表示可能である。そこで、出力回路20は、ホストコンピューター11からサブ基板30Bに入力された表示用データを、そのままカスタマーディスプレイ13にパススルー伝送する出力経路20Cを形成する。
すなわち、スイッチ201は、制御部41にUIBコネクター28を接続し、スイッチ203は、ディスプレイコネクター22にUIBコネクター28を接続する。これにより、UIBコネクター28から制御部41とディスプレイコネクター22の両方に、同じデータが送られる。また、スイッチ202は、USBコントローラー25とUIBコネクター28とを切断した状態となる。
この場合、図4(B)に示すように、ホストコンピューター11から制御部41とカスタマーディスプレイ13の両方に対して、RS−232Cに適合した印刷用データと表示用データとが入力される。
図5は出力経路20Aを示し、図6は出力経路20Cを示す。これら図5、図6では、UIBコネクター28がRS−232C規格の信号ラインを有する場合を例示する。この図5、図6に示す状態は、POS端末システム10における各コネクターの信号の入出力の対応関係を、あくまで一例として示すものであり、図2〜図4に示した出力経路20A〜20Cの具体的な結線状態を限定するものではない。
このため、UIBコネクター28のRXD(受信データ)にはHighに固定された信号が出力され、UIBコネクター28のTXD(送信データ)からはデータは入力されない。また、UIBコネクター28のCTS(送信可能信号)に制御部41から信号を送信することもない。
これに対し、図2(A)に示したように、ディスプレイコネクター22には制御部41が接続されている。このため、制御部41のCTSには、ディスプレイコネクター22のER(端末レディ)から、カスタマーディスプレイ13の受信可能状態に対応してレディ信号が入力される。このレディ信号に基づいて制御部41のTXDから、ディスプレイコネクター22のRXDに表示用データが出力される。
このため、UIBコネクター28のCTSと制御部41のCTSとが送信可能信号を相互に出力し、UIBコネクター28のTXD、RXDと、制御部41のRXD、TXDとがデータを送受信する。また、UIBコネクター28のTXDから出力されたデータはディスプレイコネクター22のRXDにもパススルー入力される。さらに、ディスプレイコネクター22のERから出力される信号は、ディップスイッチがONの場合に、UIBコネクター28のRTS(送信リクエスト)に入力される。このディップスイッチは、カスタマーディスプレイ13がディスプレイコネクター22に接続される場合に、例えばオペレーターの操作によりONに切り換えられる。また、UIBコネクター28のDTR(データ端末レディ)には、制御部41のDTRからの信号が入力される。
この図6の構成では、UIBコネクター28に入力された全てのデータ(印刷用データ及び表示用データ)がディスプレイコネクター22のRXDと制御部41のRXDの両方に入力されることが分かる。
これにより、ホストコンピューター11がコネクター21に接続された場合と、ホストコンピューター11がUSBコネクター32A、RS−232Cコネクター32Bに接続された場合とで、出力経路20A、20B、20Cが切り換えられるので、ホストコンピューター11が接続されたインターフェイスの特性に合わせて、カスタマーディスプレイ13へ出力するデータの出力経路、出力方法を最適化できる。これにより、ホストコンピューター11が送信する表示用データをカスタマーディスプレイ13に伝送する場合に、例えばUSBインターフェイスとRS−232Cインターフェイスの伝送速度や信号フォーマットの違い、或いは、RS−232Cインターフェイスを採用するカスタマーディスプレイ13とのインターフェイスの種類が一致することを利用して、効率よく処理できる。
例えば、上記実施形態においては、プリンター12がUSB規格に準じたコネクター21、RS−232C規格に準じたディスプレイコネクター22、USBコネクター32A、RS−232Cコネクター32Bの各インターフェイスを使用する場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、IEEE1394インターフェイス、10/100BASE−T、1000BASE−TX等のLANインターフェイス、無線通信インターフェイス等を備えていてもよく、インターフェイスの総数や種類は限定されない。
また、本発明を適用可能な電子機器は、記録媒体への記録速度を制御可能なプリンターであれば特に制限されず、例えば、ドットインパクト式プリンター、インクジェット式プリンター、熱昇華型プリンター、レーザープリンターに対しても適用可能であり、他の装置に組み込まれるプリンターにも適用可能であって、その適用対象は限定されない。
また、以上の説明においては、電子機器としてプリンターの場合について説明したが、一つの通信コントローラーと、外部のホストコンピューターを接続可能な複数のインターフェイスと、を有する電子機器であれば適用が可能である。具体的には、ハードディスク装置や光ディスク記録装置などにも適用が可能である。
また、上記実施形態に示したプリンター12(電子機器)の各処理をプログラムとして提供することが可能である。更に、そのプログラムをハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリー等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
Claims (8)
- ホストコンピューターと接続可能な複数のインターフェイスと、外部装置に接続される外部装置用インターフェイスとを備え、
前記ホストコンピューターから送信される制御データを受信して、この受信した制御データに基づいて動作する制御手段と、
複数の出力経路を有し、前記ホストコンピューターから受信した外部出力用データを前記外部装置用インターフェイスに出力する出力手段と、を備え、
前記出力手段は、前記ホストコンピューターが複数の前記インターフェイスのどれに接続されたかを検知し、その結果に応じて、前記ホストコンピューターから受信した外部出力用データを前記外部装置用インターフェイスに出力する前記出力経路を選択すること、
を特徴とする電子機器。 - 前記制御手段と前記制御手段に接続された前記インターフェイスとを備えたメイン基板と、前記メイン基板に着脱可能に構成され、少なくとも一つのインターフェイスを備えたサブ基板とを有し、
前記出力手段は、前記ホストコンピューターが、前記メイン基板の前記インターフェイスと前記サブ基板の前記インターフェイスとのどちらに接続されたかを検知し、その結果に応じて、前記外部出力用データを前記外部装置用インターフェイスに出力する前記出力経路を切り換えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記メイン基板には、前記制御手段および前記インターフェイスとともに、前記外部装置用インターフェイスが設けられ、
前記出力手段は、前記サブ基板に設けられた前記インターフェイスに前記ホストコンピューターが接続されたことを検知した場合には、前記ホストコンピューターから送信される前記外部出力用データを前記外部装置インターフェイスにパススルー伝送する出力経路に切り換え、
前記メイン基板が備える前記インターフェイスに前記ホストコンピューターが接続されていることを検知した場合には、前記ホストコンピューターから受信した前記外部出力用データを前記制御手段に入力し、前記制御手段から前記外部装置インターフェイスに出力する出力経路に切り換えることを特徴とする請求項2記載の電子機器。 - 前記出力手段は、前記外部出力用データを前記外部装置インターフェイスにパススルー伝送する出力経路により、前記サブ基板の前記インターフェイスから受信したデータを、前記データの属性に基づき前記メイン基板に設けられた前記制御手段および前記外部装置インターフェイスの各々に分岐して出力することを特徴とする請求項3記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記ホストコンピューターから受信した前記外部出力用データを、前記外部装置インターフェイスに対応した信号形態に変換する機能を有することを特徴とする請求項4記載の電子機器。
- 前記外部装置としての表示装置に接続され、前記ホストコンピューターから受信した表示用データを前記表示装置用インターフェイスに出力するとともに、前記ホストコンピューターから受信したデータを受信して記録する記録装置として構成されたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電子機器。
- ホストコンピューターと接続可能な複数のインターフェイスと、外部装置に接続される外部装置用インターフェイスとを備えた電子機器を制御して、
前記ホストコンピューターから送信される制御データを受信して、受信した制御データに基づいて動作し、前記ホストコンピューターから送信される外部出力用データを前記外部装置用インターフェイスに出力し、
前記ホストコンピューターが、複数の前記インターフェイスのどれに接続されたかを検知し、その結果に応じて、前記ホストコンピューターから受信した外部出力用データを前記外部装置用インターフェイスに出力する複数の出力経路から選択すること、
を特徴とする電子機器の制御方法。 - ホストコンピューターと接続可能な複数のインターフェイスと、外部装置に接続される外部装置用インターフェイスとを備えた電子機器を制御する制御手段が実行可能なプログラムであって、
前記ホストコンピューターから送信される制御データを受信して、受信した制御データに基づいて動作し、前記ホストコンピューターから送信される外部出力用データを前記外部装置用インターフェイスに出力し、
前記ホストコンピューターが、複数の前記インターフェイスのどれに接続されたかを検知し、その結果に応じて、前記ホストコンピューターから受信した外部出力用データを前記外部装置用インターフェイスに出力する複数の出力経路から選択すること、
を特徴とするプログラム。
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