JP2012054287A - 太陽電池モジュール - Google Patents
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Abstract
【効果】本発明の太陽電池モジュールは、電極端部(セル端部)に結合する薄いインターコネクタが基板界面の収縮応力の総和を小さくするため、太陽電池モジュールの製造過程で、太陽電池セルの半導体基板に大きな反りが生じたり、セル割れや電極剥がれ等が発生したりするのを防止する。
【選択図】図4
Description
なお、本発明に関連する先行技術文献としては、下記のものが挙げられる。
請求項1:
バスバー電極を有する複数の太陽電池セルと、これら太陽電池セルどうしを電気的に接続するインターコネクタとを備え、互いに隣接する太陽電池セルのそれぞれ1つのバスバー電極が1つのインターコネクタによって接続されてなる太陽電池モジュールであって、上記インターコネクタが、上記隣接する太陽電池セルのバスバー電極相互を接続するための2つの電極接続部と、これら電極接続部を連結するジョイント部とを備え、上記電極接続部はその長さ方向両端部が薄く、長さ方向中間部が両端部より厚く形成されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
請求項2:
上記インターコネクタのジョイント部が、電極接続部の長さ方向中間部に接続されている請求項1記載の太陽電池モジュール。
請求項3:
上記インターコネクタの電極接続部の長さ方向両端部の厚さが10μmを超え200μm以下であり、長さ方向中間部の厚さが200μmを超え3000μm以下である請求項1又は2記載の太陽電池モジュール。
まず、図3に示すように、電極接続部の長さ方向一端部5a−1、中間部5a−2、他端部5a−3を、太陽電池セル1の受光面バスバー電極部3bに接続する。具体的には、電極接続部の長さ方向両端部5a−1、5a−3及び中間部5a−2がそれぞれ太陽電池セル1の受光面バスバー電極の長さ方向両端部及び中間部に対応するよう接続し、一端部5a−1、中間部5a−2、他端部5a−3の上部をはんだごてでなぞり、太陽電池セル1とインターコネクタ電極接続部の一端部5a−1、中間部5a−2、他端部5a−3をはんだ接続する。次いで、太陽電池セル1と隣接する太陽電池セル1’にも同様に接続する。
また、図3(A)に示すように、太陽電池セル1と1’を接続するときに、インターコネクタジョイント部5bは、電極接続部5aの中間部5a−2及び他端部5a−3に重なるように接続できるため、シャドウロスを必要最小限にとどめることができる。
厚さ300μm、比抵抗0.5Ω・cmの、ホウ素ドープ{100}p型アズカットシリコン基板4枚を用意した。濃水酸化カリウム水溶液によりダメージ層を除去した後、これらの基板を同時に水酸化カリウム/2−プロパノール混合溶液に浸漬した。水洗、乾燥後、アンモニア過水・フッ酸・塩酸過水・フッ酸洗浄を順次行い、水洗・乾燥した。次に、基板4枚を非受光面どうし重ね合わせ、石英ボートに搭載して、熱処理炉に投入した。ヒーター温度を850℃まで昇温して、オキシ塩化リンを窒素1リットル/分にてバブリングさせた。バブリング蒸発したオキシ塩化リンは、酸素ガス1リットル/分を伴ってシリコン表面にリンガラスとして堆積させた。引き続き、窒素雰囲気中に30分間放置した後、熱処理炉から取出した。
次に、上記基板に対しプラズマCVD処理により表面にSiN膜を製膜した。この際、原料ガスとしてモノシランガスとアンモニアガスを使用した。また、プラズマを発生させるための電源の周波数は、マイクロ波を用い、圧力は0.5Torr、基板温度は400℃、処理時間は5分間とした。
その後、スクリーン印刷でアルミニウムをほぼ全面に印刷し、銀をバスバー形状に印刷・焼成して裏面電極を形成した。
最後に、受光面にスクリーン印刷により銀をパターン印刷・焼成し表面電極フィンガー部と、バスバー部を形成し、太陽電池セル4枚を得た。なお、バスバー部の長さは150mmであった。
[実施例1:インターコネクタテーパー(幅2mmで長さ方向両端縁からそれぞれ中央部に向かうに従い厚さが0.1mmから3.0mmに厚膜となる断面テーパー形状)と厚いインターコネクタジョイント(幅2mmで厚さが3.0mm)を有するインターコネクタを使用した太陽電池モジュールの作製(図2〜4参照)]
得られた太陽電池セル4枚のうち太陽電池セル1及び1’の2枚を使用した。図2に示すインターコネクタを使用して、図3に示すように、インターコネクタにフラックスを予め浸漬塗布し、太陽電池セル1’の裏面バスバー4’bにはんだ接続した。また、もう一つの太陽電池セル1の表面銀電極3もはんだ接続した。また、図4に示すようにモジュール外部への配線として受光面バスバー部と裏面銀電極に上記と同様にインターコネクタ電極接続部に予めフラックスを塗布して、受光面バスバーと裏面銀電極にはんだ接続した。
最後に、ガラス板と裏面バックシートとの間に、太陽電池セルの受光面である表面をガラス基板に向けて挟み、透明なEVA充填材を伴ってインターコネクタを備えた太陽電池セルを封入し、太陽電池モジュールIを得た。また、モジュール製作時に太陽電池セルの割れは全くなかった。
残り2枚の太陽電池セルを使用して、図7に示すようにインターコネクタ20にフラックスを予め浸漬し、インターコネクタ20と太陽電池セル1の受光面バスバー全体をはんだ接続した。もう一つの太陽電池セルの裏面バスバー電極もはんだ接続した。また、図8に示すようにモジュール外部への配線として受光面バスバー部と裏面銀電極にインターコネクタ21,22をそれぞれ、予めフラックスを塗布してはんだ接続した。最後に、ガラス板と裏面バックシートとの間に、太陽電池セルの受光面である表面をガラス基板に向けて挟み、透明なEVA充填材を伴ってインターコネクタを備えた太陽電池セルを封入し、太陽電池モジュールIIを得た。また、モジュール製作時にインターコネクタを接続した太陽電池セルの端部に欠けが一個所発生した。
2,2’ 基板
2−1,2’−1 P型領域
2−2,2’−2 N型領域
3,3’ 表面集電電極
3a,3’a フィンガー電極
3b,3’b バスバー電極
4 裏面集電電極
4b,4’b バスバー電極
5,6,7,8,9 インターコネクタ
10 透明基板
11 外部端子
12 充填材
13 裏面カバー
20,21,22 インターコネクタ
Claims (3)
- バスバー電極を有する複数の太陽電池セルと、これら太陽電池セルどうしを電気的に接続するインターコネクタとを備え、互いに隣接する太陽電池セルのそれぞれ1つのバスバー電極が1つのインターコネクタによって接続されてなる太陽電池モジュールであって、上記インターコネクタが、上記隣接する太陽電池セルのバスバー電極相互を接続するための2つの電極接続部と、これら電極接続部を連結するジョイント部とを備え、上記電極接続部はその長さ方向両端部が薄く、長さ方向中間部が両端部より厚く形成されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
- 上記インターコネクタのジョイント部が、電極接続部の長さ方向中間部に接続されている請求項1記載の太陽電池モジュール。
- 上記インターコネクタの電極接続部の長さ方向両端部の厚さが10μmを超え200μm以下であり、長さ方向中間部の厚さが200μmを超え3000μm以下である請求項1又は2記載の太陽電池モジュール。
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Cited By (1)
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CN111739967A (zh) * | 2019-03-25 | 2020-10-02 | 苏州阿特斯阳光电力科技有限公司 | 光伏组件及其制造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006270043A (ja) * | 2005-02-22 | 2006-10-05 | Kyocera Corp | 太陽電池モジュール |
JP2009141264A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法 |
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2010
- 2010-08-31 JP JP2010193671A patent/JP5365591B2/ja active Active
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