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JP2011527738A - スタッド溶接のためのスタッド - Google Patents

スタッド溶接のためのスタッド Download PDF

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Abstract

本発明は、シャンク(12)と、シャンク(12)に対して軸方向に隣接する位置で半径方向に突出し、外周が、工具(40)を用いて試験用トルク(T)をスタッド(10)に印加することができるように多角形の設計であるフランジ(14)と、該フランジ(14)に対して軸方向に隣接する環状部分(16)とを有し、該環状部分(16)の半径方向に延びる前部環状面(19)が加工物(32)に溶接される溶接面として設計されているスタッド溶接のためのスタッド(10)であって、該環状部分(16)は該フランジ(14)の直ぐ隣に位置し、これら環状部分(16)及びフランジ(14)は、全体にわたって一様な外径(D)を有するヘッド部分(20)を形成し、フランジ(14)の多角形状(22)は、環状部分(16)上でその前部環状面(19)まで延びる、スタッド(10)に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャンクと、該シャンクに対して軸方向に隣接した位置で半径方向に突出するフランジと、該フランジに対して軸方向に隣接する環状部分とを有し、該環状部分の半径方向に延びる環状面が、加工物に溶接される溶接面として設計される、スタッド溶接のためのスタッドに関する。
本発明はまた、加工物と該加工物に溶接されたスタッドとを有する締結構成に関し、また、スタッドを加工物に溶接する方法、及び加工物の上に溶接するためのスタッドの使用に関する。
本発明は、一般に、スタッド溶接の分野に関する。この溶接方法は、とりわけ、自動車技術の分野において大量に用いられる。この場合には、スタッドが車体鋼板に溶接され、プラスチックの締結要素(クリップ)、ダッシュボード等のためのアンカーとして機能する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2008年7月9日に出願された独国特許出願第10 2008 033 373.5号に基づく優先権を主張するものであり、その開示は、引用により本明細書に組み入れられる。
近年、例えば、自動車の重量を減らすため、車体鋼板の厚さを減らす傾向にある。ますます薄くなっている車体鋼板上へのスタッドの溶接は、困難になっている。通例として、スタッドは、円錐状にテーパした溶接面を有する。スタッド溶接中にこの面を溶着させるためには、相対的に高いエネルギーの入力が必要になる。このことは、車体鋼板の「焼け穴」を生じかねない。
そのため、凹状の陥凹部を有し、コンデンサ放電溶接用に設計された溶接スタッドが、特許文献1に提案されている。この例においては、陥凹部が、スタッドの外径部分と相俟って環状フランジを形成する。これは、溶融池の一様性を改善することを意図するものである。
特許文献2は、環状フランジ構造を有する溶接要素を開示する。この環状フランジは、断面が先細になった縁部を有し、ほぼ直線状の縁部がスタッドの前端に得られる。この溶接縁部が、加工物上に置かれる。次いで、スタッドが引き上げられて、アークが形成される。最後に、このようにして形成された溶融池にスタッドが押し込まれる。ほぼ環状の溶接スポットが全周にわたって形成され、この環状の溶接スポットの内部において、スタッドと加工物との間にキャビティが形成される。スタッドのこの形状は、引き上げアーク生成法を用いて、比較的薄い鋼板へのスタッドの溶接を可能にすることを意図するものであることが述べられている。
最後に、特許文献3は、スタッドが薄板(具体的には、サンドイッチ薄板)に溶接される締結要素を開示する。このスタッドは、定められた破断条件が達成されるように、所定の破断点として働く領域を有する。ナットがスタッドにねじ込まれ、スタッドの強度はナットの強度に適合されて、スタッドが破断する前にナットが破断する。ナットが破断しなかった場合には、薄板が裂ける前にスタッドが破断する。
換言すれば、組み立て作業において、プラスチックの締結要素等が実際にスタッド上に取り付けられるまで、トルクがスタッドにかけられることはない。何らかの理由で、この時点でスタッド及び/又は薄板に影響を与える欠陥が生じた場合には、比較的費用のかかる修復が必要である。これは、この時点では、薄板は原則として既に塗装されており、溶接スポットの修理及びスタッドの再取付けを行なうと、結果的に、車体鋼板表面に対して複雑な次の処理が必要になるためである。
使用されるスタッドは、シャンクと、フランジ部分と、該フランジ部分と協働してヘッド部分を形成する軸方向に隣接する環状部分とを有する。環状部分の軸方向長さと、(フランジ部分と環状部分により形成された)ヘッド部分の軸方向長さの比は50%より小さく、特定的には、25%から35%までの範囲内である。本適用例のヘッド部分の他の寸法又は寸法の比も、かなり重要である。この場合、ヘッド部分の外径は、丸型に設計される。
米国特許第US−A−3,671,710号 独国特許第DE196 11 711 A1号 国際特許第WO2004/033923 A1号
上述の背景に対比して、本発明の目的は、費用効果が高いスタッド、改善された締結構成、及び厚さが薄い加工物の上にスタッドを溶接する改善された方法を特定することであり、溶接接合部が損傷した場合に、組み立て領域において費用のかかる修復を行わなければならない状況を回避することができる。
この目的は、第1に、シャンクと、該シャンクに対して軸方向に隣接する位置で半径方向に突出し、その外周が、工具を用いて試験用トルクをスタッドに作用させることができるように多角形状の設計であるフランジと、該フランジに対して軸方向に隣接する環状部分とを有し、該環状部分の半径方向に延びる前部環状面が加工物に溶接される溶接面として設計されるスタッドであって、該環状部分はフランジと直ぐ隣に位置し、環状部分とフランジとが、全体にわたって一様な外径を有するヘッド部分を形成し、フランジの多角形状は、環状部分上をその前部環状面まで延びる、スタッド溶接のためのスタッドにより達成される。
上述の目的はまた、厚さが1mmより薄い、特定的には0.8mmより薄い加工物と、該加工物に溶接された本発明による形式のスタッドとを有する締結構成によっても達成される。
上述の目的はまた、スタッドを加工物に溶接し、溶接接合部の強度をチェックする方法であって、
本発明による形式のスタッドを準備し、
特定的には引き上げアーク生成方式のスタッド溶接により、該スタッドを加工物に溶接し、
工具をスタッドのヘッド部分に取り付け、所定のトルクを該スタッドに与えて、溶接接合部の強度をチェックする、
ステップを含む方法によっても達成される。
最後に、上述の目的は、厚さが1mmより薄い、特定的には0.8mmより薄い加工物に溶接するための、本発明によるスタッドの使用により達成される。
本発明によるスタッドは、薄い車体鋼板等の非常に薄い加工物に溶接するのに特に適している。近年、薄板は、1mmより薄くなる傾向にあり、特定的には、0.8mmより薄く、或いは0.6mmより薄いものさえも、そしてもっと薄いものも使用される傾向になっている。この場合、環状部分及び環状面として形成される溶接面の設計により、相対的に小さいエネルギーの入力で溶接を行なうことができるため、薄板に焼け穴が生じる危険が低減される。ヘッド部分の外径における多角形状の設計のために、溶接接合部の強度をチェックすることが可能である。これは、下塗り段階中に、すなわち、例えば、スタッドが加工物に溶接された直後に行なわれることが好ましい。それにより、どのような不完全な溶接接合部があっても、適時に修理することができる。組み立て段階中の修理の場合に必要になり得る、費用のかかる修復は不要になる。さらに、驚くべきことに、全体にわたる(環状部分上を前部環状面まで延びる)多角形状があるにもかかわらず、アーク形成中に、本質的に欠点が生じないことがわかった。さらに、ヘッド部分全体にわたる多角形状により、費用効果が高くなるようにスタッドを製造することができる。
従って、本目的は完全に達成される。
スタッドは、一体部品の金属、具体的には鋼材で製造されることが特に好ましい。
しかしながら、スタッドは、一般に、例えばアルミニウム等の別の金属で製造することもできる。
さらに、スタッドは、冷間成形プロセス、具体的には、相対的に成形加工が少ない一段階プロセスで製造することが有利である。これにより、スタッドの形状を相対的に単純な設計にし、多角形状をヘッド部分の外周全体にわたって延ばすことが可能になる。大型フランジ・スタッドの場合は、多段階成形法を用いることもできる。多段階法の場合であっても、多角形状は、成形加工により製造することができる。このことは、例えば、より大型のフランジを据え込みにより形成し、バリ取りすることにより行なうことができる。次いで、最終形状は、プレス工具を用いる付加的なプレス成形段階において、成形される。
シャンクは、円筒形の設計とすることができるが、ねじを有することが好ましい。ねじは、メートルねじとすることができるが、特定的には、並目ねじである。
多角形状は八角形状であることが好ましい。
本実施形態において、スタッドは、高い費用効果で製造することができる。さらに、比較的簡単な工具を用いて、既に溶接されたスタッドに試験用トルクを印加することができる。しかしながら、多角形状は、六角形状であってもよいし、別の多角形状であってもよい。さらに、この場合における「多角形状」という表現は、外周が歯状になっているか、又は、円形状とは異なる別の形状を有するという事実を指すことも意図される。
ヘッド部分の軸方向長さとヘッド部分の外径との比は、1/7から3/4まで、特定的には、標準的なスタッドの場合は1/3から3/4まで、又は大型フランジ・スタッドの場合は1/6から1/2までの範囲内であることが特に好ましい。
このように、ヘッド部分の軸方向長さを相対的に大きく設計し、試験用トルクをかけるための工具の取り付けを比較的単純にすることができる。
さらに好ましい実施形態によると、フランジの軸方向長さとヘッド部分の軸方向長さの比は、3/10から5/10までの範囲内である。
このようにして、環状部分をフランジに対して相対的に長く設計することができる。従って、第一に、重量を小さくすることができる。第二に、ヘッド部分全体の軸方向長さを比較的小さくすることができるため、全体の高さを低くすることができる。
このことは、特に、フランジの軸方向長さとヘッド部分の軸方向長さの比が5/10より小さい場合にあてはまる。
大型フランジ・スタッドの場合には、フランジの軸方向長さとヘッド部分の軸方向長さとの比は、原則として5/10より大幅に小さい。
大きいフランジ径を有するスタッドの場合には、溶接装置への自動供給のための位置決め点、及び組み立て(連結装置のねじ込み又は取り付け)のための位置決め点を設けることが好ましい。この位置決め点は、ヘッド部分とは反対側のシャンクの端面に設けられ、シャンクより小さい直径を有する。
さらに、プラスチック部品(プラスチックのナット、プラスチックの構成要素等)又は金属部品(キャップナット、アーススタッド用フランジナット又は金属の構成要素)を有する形に予め完成された状態で、大型フランジ・スタッドを形成し、自動的に又は手動で溶接することもできる。
上述の特徴及び以下に述べられる特徴は、それぞれ指定された組み合わせで用いることができるだけでなく、本発明の範囲から逸脱することなく、他の組み合わせ又はそれ自体でも用いることができることは言うまでもない。
本発明の実施形態によるスタッドの部分断面側面図を示す。 図1のスタッドの正面図を示す。 加工物と、該加工物に溶接された図1及び図2によるスタッドとを有する締結構成を示す。
本発明の例示的な実施形態が、図面に示され、以下により詳細に説明される。
本発明によるスタッドの実施形態が、図1及び図2において全体が10で示される。
スタッド10は、シャンク12と、該シャンク12に対して軸方向に隣接するフランジ14とを有する。環状部分16がフランジ14に軸方向に隣接し、該環状部分16の中に円形断面の陥凹部17が配置される。
スタッド10の長手方向軸が18で示される。
前部環状面19が、環状部分16の前端部に形成される。陥凹部17は、前部環状面19からフランジ14まで延びる。
全体として、フランジ14及び環状部分16はヘッド部分20を形成し、その外周は多角形状22を有し、本例では、八角形状を有する。
並目ねじ24がシャンク12上に形成される。スタッド10は全長Lを有する。ヘッド部分20の軸方向長さは、図1にKで示される。フランジ部分の軸方向長さは、図1にFで示される。ヘッド部分20の外径はDで示され、陥凹部17の内径はAで示される。
フランジ14の軸方向長さFとヘッド部分の軸方向長さKの比は、3/10から5/10までの範囲内であり、本例においては、およそ4.5/10の範囲内である。
陥凹部17の内径Aとヘッド部分20の外径Dとの比は、5/10から8/10までの範囲内であり、6/10から7/10までの範囲内であることが好ましい。
ヘッド部分20の軸方向長さKとスタッド10の全長Lとの比は、1/10から4/10までの範囲内であり、1.5/10から3/10までの範囲内であることが好ましい。本例においては、この比は約2/10である。
前部環状面19が、半径方向に延びる。環状部分16の内周の断面は、円形の設計である。
図3は、本発明による締結構成30を示し、この締結構成30は、図1及び図2に示す形式のスタッド10を有し、該スタッド10は、加工物32の上に溶接されている。加工物32は金属薄板であり、スタッド10と同じ材料又はこれと同様の材料で作られることが好ましい。加工物32の厚さWは、1.0mmより薄く、特定的には0.8mmより薄い。本例においては、厚さWは、約0.6mmである。
図3に概略的に示すように、スタッド10は、従来技術においてそれ自体が周知であるように、プラスチックの締結要素又はクリップ34を取り付けるのに適している。クリップ34は、例えば、構成要素38のレセプタクル36を含むことができる。構成要素38は、例えば、ケーブル又はケーブル・ハーネス、ブレーキライン又は燃料ラインとすることができる。
この場合、クリップ34は、図3に示すように、フランジ14のシャンク12に向いた側に支持される。
自動車技術の分野においては、クリップ34は、原則として、「組み立て領域」においてスタッド10に締結される。この場合、自動車の車体が製造され、スタッド10を含む加工物32は、原則として既に塗装されているため、必要な取り付けを行なうことができる。スタッド10は、「下塗り段階」で、事前に加工物32に溶接される。
下塗り段階の直後、及び次の工程段階の前に、スタッド10と加工物32との間の溶接接合部が十分な強度を有するかどうかチェックすることが好ましい。
この場合、下塗り段階中、又は、組み立て段階前に、スタッド10に対して、工具40を用いて、長手方向軸18の周りにトルクTを印加する(図3に概略的に示す)。この工程において、工具40は、多角形状に形成されたヘッド部分20に作用する。この場合、与えられるトルクTは、加工物32に正しく溶接されたスタッド10が、溶接接合部及び/又はスタッド10を損傷させることなく吸収することが可能な所定のトルクである。
さらに、ヘッド部分14の多角形状は、適切なレセプタクルが設けられていることを条件に、取り付けられた構成要素又はプラスチックの締結要素(クリップ34)が、多角形状22に作用して、回転防止ロック又は正しい位置への調整を可能にする。
スタッド10は、一般に、汎用的に用いることができる。予め完成されたプラスチック部品が設けられていても、設けられていなくてもよい(例えば、プラスチックの締結要素がスタッド10上に予め取り付けられている場合には、例えば、車両底面における締結において、加工物にスタッド10を溶接するのが有利である)。
本実施形態においては、予め取り付けられたプラスチックの締結要素が、ヘッド部分20の多角形状22の少なくとも一部を自由状態のままに残して、下塗り段階で試験用トルクをかけることができるようにすることが保証されるように、できる限り注意すべきである。
さらに、スタッド10は、上述のように、予め取り付けられたプラスチック部品なしで加工物32の上に溶接することもできる。次に、例えば組み立て領域において、クリップ34等のプラスチックの締結要素をスタッド10に締結することができる。
スタッド10は、引き上げアーク生成法を用いて、アーク溶接により溶接することが好ましい。この工程においては、環状面19が加工物32上に置かれる。次いで、電気パイロット電流が導通される。次いで、スタッド10が加工物32から再び持ち上げられ、この過程で、アークが形成される。この後、必要であれば、クリーニング電流がオンにされる(必ずしも必要なわけではない)。最後に、溶接電流が導通される。この溶接電流は、パイロット電流より大幅に高く、そのエネルギーは、前部環状面19と加工物32上の対応する嵌合面を溶着させるのに十分なものである。最後に、スタッド10が再び加工物32の上に降下され、この過程において、溶融池が互いに溶着する。次いで、溶接電流がオフにされる。溶融池全体が固化し、スタッド10が加工物32に一体的に接続される。
本発明の例示的な実施形態が示され、説明されたが、当業者であれば、その範囲が特許請求の範囲及びその均等物に定義される本発明の原理及び思想から逸脱することなく、これらの実施形態に変更を行うことができることを理解するであろう。
10:スタッド
12:シャンク
14:フランジ
16:環状部分
17:陥凹部
18:長手方向軸
19:前部環状面
20:ヘッド部分
22:多角形状
24:ねじ
32:加工物
34:締結要素
36:レセプタクル
38:構成要素
40:工具

Claims (11)

  1. シャンク(12)と、前記シャンク(12)に対して軸方向に隣接する位置で半径方向に突出し、外周が、工具(40)を用いて試験用トルク(T)をスタッド(10)に与えることができるように多角形の設計にされたフランジ(14)と、前記フランジに対して軸方向に隣接する環状部分(16)とを有し、前記環状部分(16)の半径方向に延びる前部環状面(19)が加工物(32)に溶接される溶接面として設計されている、スタッド溶接のためのスタッド(10)であって、
    前記環状部分(16)は、該フランジ(14)の直ぐ隣に位置し、前記環状部分(16)及び該フランジ(14)は、全体にわたって一様な外径(D)を有するヘッド部分(20)を形成し、該フランジ(14)の前記多角形状(22)は、該環状部分(16)上でその前部環状面(19)まで延びることを特徴とする、スタッド。
  2. 前記スタッド(10)は、一体部品の金属、特定的には鋼で製造されることを特徴とする請求項1に記載のスタッド。
  3. 前記スタッド(10)は、冷間成形プロセスにより製造されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスタッド。
  4. 前記シャンク(12)はねじ(24)を有することを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のスタッド。
  5. 前記多角形状(22)は、八角形状(22)であることを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスタッド。
  6. 前記ヘッド部分の軸方向長さ(K)と前記ヘッド部分の(20)の外径(D)との比が1/7から3/4までの範囲内であることを特徴とする、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のスタッド。
  7. 前記フランジ(14)の軸方向長さ(F)と前記ヘッド部分(20)の軸方向長さ(K)との比が3/10から5/10までの範囲内であることを特徴とする、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のスタッド。
  8. 前記フランジ(14)の軸方向長さ(F)と前記ヘッド部分(20)の軸方向長さ(K)との比が5/10より小さいことを特徴とする、請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載のスタッド。
  9. 加工物(32)と、前記加工物(32)に溶接されたスタッド(10)とを有する締結構成(30)であって、前記加工物(32)は、1mmより薄く、特定的には0.8mmより薄い厚さ(W)を有し、前記スタッドは、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスタッド(10)であることを特徴とする、締結構成(30)。
  10. スタッド(10)を加工物(32)に溶接し、溶接接合部の強度をチェックする方法であって、
    請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスタッド(10)を準備し、
    特定的には引き上げアーク生成式のスタッド溶接により、前記スタッド(10)を前記加工物(32)に溶接し、
    工具(40)を前記スタッド(10)の前記ヘッド部分(20)に取り付け、所定のトルク(T)を該スタッド(10)に与えて、前記溶接接合部の強度をチェックする、
    ステップを含むことを特徴とする方法。
  11. 厚さ(W)が1mmより薄く、特定的には0.8mmより薄い加工物(32)の上に溶接するための、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載のスタッド(10)の使用。
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