JP2011129110A - ハーフミラー調タッチセンサー - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(1)保護膜1、多層フィルム2、基板3、導電膜4、または、(2)保護膜1、多層フィルム2、導電膜4、基板3の順で各構成が配置されたタッチセンサーであって、該多層フィルム2は、層厚みが10nm〜500nmの範囲にある樹脂A層と樹脂B層を交互に50層以上積層した構造からなり、多層フィルムの波長400〜700nmの平均反射率が10〜75%であり、10cm四方の領域内における粒径50μm以上の粗大異物の数が20個以下である。
【選択図】図1
Description
近年、ハーフミラー調の意匠フィルムとして、光の吸収・拡散効果が殆どない異なる屈折率の樹脂層を交互に100層以上積層した多層フィルムが登場したが、その光沢感(反射率の高さ)のために従来の基材フィルムに比べて、不純物、未溶融物や擦り傷などの表面の異物欠点や干渉縞が認識されやすいため外観不良の問題が発生していた。また、印刷層と多層フィルムの密着性にも問題があったため、タッチセンサーの意匠用途には適用が難しかった(特許文献3)。
上記熱可塑性樹脂から選ばれた樹脂Aと樹脂Bの好ましい樹脂の組み合わせは一方の樹脂と同一の基本骨格を含む樹脂を用いることが好ましい。ここでいう基本骨格とは、樹脂を構成する繰り返し単位のことであり、例えば、一方の樹脂がポリエチレンテレフタレートの場合は、エチレンテレフタレートが基本骨格であり、この場合の他の樹脂としてはエチレンテレフタレート単位とシクロヘキサン-1,4-ジメチレンテレフタレート単位からなる重合体(共重合体)が例として挙げられる。また別の例としては、一方の樹脂がポリエチレンの場合、エチレンが基本骨格である。同一の基本骨格を含む樹脂を用いると、フローマークなどの積層不良や層間での剥離などの問題が生じにくくなる。
本発明に用いる多層フィルムは、光沢感を出す観点から、ヘイズが10%以下であることが好ましい。10%以上であると、拡散透過・反射により、白濁感が生じて、ミラー調が損なわれる。より好ましくは、5%以下である。
(1)層厚み、積層数、積層構造
フィルムの層構成は、ミクロトームを用いて断面を切り出したサンプルについて、透過型電子顕微鏡(TEM)観察により求めた。すなわち、透過型電子顕微鏡H−7100FA型((株)日立製作所製)を用い、加速電圧75kVの条件でフィルムの断面を10000〜40000倍に拡大観察し、断面写真を撮影、層構成および各層厚みを測定した。尚、場合によっては、コントラストを高く得るために、公知のRuO4やOsO4などを使用した染色技術を用いた。
(2)平均反射率Rave測定
多層フィルムのフィルム幅方向中央部から5cm四方のサンプルを切り出した。次いで、日立製作所製 分光光度計(U−4100 Spectrophotomater)を用いて、入射角度φ=10度における相対反射率を測定した。付属の積分球の内壁は、硫酸バリウムであり、標準板は、酸化アルミニウムである。測定波長は、250nm〜1200nm、スリットは2nm(可視)/自動制御(赤外)とし、ゲインは2と設定し、走査速度を600nm/分で測定した。サンプル測定時は、サンプルの裏面からの反射による干渉をなくすために、サンプルの裏面を油性インキで黒塗りした。次いで、波長範囲400〜700nmの平均反射率Raveを算出した。平均反射率Raveの算出方法は、波長1nm毎の相対反射率のデータを用いて、シンプソン法の公式を基づき、反射曲線と波長範囲で囲まれた面積を計算し、波長範囲の幅である300で除することにより、平均反射率Raveを求めた。シンプソン法について詳細な説明は、山内二郎他著書の「電子計算機のための数値計算法I」(培風館)(昭和40年)に記載されている。
多層フィルムのフィルム幅方向中央部から切り出したサンプル中央部の100cm2当りの領域中に存在する平均粒径50μm以上の粗大異物を透過光で光学顕微鏡(オリンパス社製BH−2)を用いて、対物レンズ20〜50倍で観察した。粗大異物の平均粒径としては、長軸を採用し、測長した。なお、目視で明らかに平均粒径100μm以上と判断できるものは、透明PET製の一般用ドットゲージ(きょう雑物測定図表:参考規格 JIS P8208/P8145)を用いて観察し、数を数えた。
多層フィルムの幅方向中央部から5cm×5cmで切り出し、次いでサンプル裏面をマジックインキ(登録商標)で黒く塗り、コニカミノルタ(株)製CM−3600dを用いて、測定径φ8mmのターゲットマスク(CM−A106)条件下で、正反射光を除去したSCE方式、および正反射光を含めたSCI方式でそれぞれ、L*,a*,b*値を測定し、n数5の平均値を求めた。なお、白色校正板、およびゼロ校正ボックスは下記のものを用いて校正を行った。さらに、彩度C*は、SCIのa*,b*のそれぞれの2乗の和の平方根として求めた。なお、測色値の計算に用いる光源はD65を選択した。
白色校正板 :CM−A103
ゼロ校正ボックス:CM−A104。
多層フィルムの易接着層にスクリーン印刷(帝国インキIPX(240硬化剤10%添加)、乾燥条件 :80℃/30分)により印刷層を設け、さらに金型温度70度、IRヒータ280℃、圧力100barの条件で超高圧成形機を用いて、プレ成形を実施した。金型は、10cm四方、高さ3cmの凸型の四角柱を用いた。(角のR=2mm)その後65℃、湿度95%の雰囲気下にて168時間放置した後、印刷を実施した平面部に1mm2のクロスカットを100個入れ、ニチバン(株)製セロハンテープをその上に貼り付け、1.5kg/cm2の荷重で押し付けた後、90°方向に剥離した。残存した個数により評価(○:80〜100、△:50〜79、×:0〜49)した。(○)を接着性良好とした。
ヘイズの測定は、常態(23℃、相対湿度65%)において、多層フィルムを2時間放置した後、スガ試験機(株)製全自動直読ヘイズコンピューター「HGM−2DP」を用いて行った。3回測定した平均値を該サンプルのヘイズ値とした。
(物性値の評価法)(8)項記載の作製されたハーフミラー調タッチセンサーのハードコート面に対し、正三角錐圧子(Berkovich圧子)を、1μN/秒毎のステップ状に押し込み荷重を加え、押し込み深さ4mm到達後、同様にステップ状に荷重を徐荷していく。測定は25℃の恒温条件下で行い、測定装置とサンプルの温度を十分に安定させた後に、最大荷重100μN、最大荷重保持時間30秒の条件で荷重/変位曲線の測定を行い、7回の連続測定の平均値をもって測定値とした。この荷重/変移曲線の線図から次の式1、2、3を用いて表面硬度を求めた。
式1 H=P/A
(P:荷重、A:押し込み後に弾性変形分が回復し残存する圧痕の投影面積)
式2 A=kh2
(k:圧子の幾何学形状から求まる定数で24.56,h:有効接触深さ)
式3 h=h0―εP/(dP/dh)
(h0:全変位量、dP/dh:荷重−押し込み深さ線図における除荷重の初期勾配、ε:圧子の幾何学形状から決まる定数で0.75)
また、押し込み深さ初期の最大硬度と押し込み深さ4mmのときの硬度の絶対量の変化量を求めた。この変化量を押し圧性として以下の基準で評価した。
○:硬度の変化量0.05GPa以上
△:硬度の変化量が0.05GPa未満0.03GPa以上
×:硬度の変化量が0.03GPa未満。
なお、具体的な測定条件は下記に示すとおりである。
使用圧子:ダイヤモンド製正三角錐圧子
最大押し込み深さ:4mm
n数:7。
ハーフミラー調の多層フィルムに保護膜として、厚み3μmのハードコート層を形成した。塗布方法は、以下に示す塗剤を調整し、#10のバーコーターで均一にフィルムに塗布し、100℃の熱風対流式乾燥機で1分間乾燥して溶剤を除去した後、80W/cm、搬送速度20m/分の条件にて紫外線照射を行った。ハードコート層単体の光線透過率は、91%である。
UA−122P(新中村化学工業) ウレタンアクリレート 40部
タケネートB830(三井化学ポリウレタン) ブロック化イソシアネート 2.5部
イルガキュア184(チバスペシャリティケミカルズ) 光開始剤 1.5部
MEK 110部
次いで、ハードコート層を形成した反対の面にスクリーン印刷により、黒のベタ塗りで「TORAY」のロゴ部分が無色透明(印刷抜き)になるように印刷した。
一方、東レ製二軸延伸ポリエステルフィルム“ルミラー”タイプT60(光線透過率89%)の厚み188μmのPETフィルム基板上に銅メッキを行い厚さ5μmの金属層を形成した。次いで、レジスト層(紫外線硬化樹脂層)を形成した後、レジストのパターンが格子状となるようなマスクを置き、露光、アルカリ現像処理を行った。導電膜の線幅は、30μmであり、格子のサイズは400μm×400μmとした。この基板上の導電膜の上にハーフミラー調フィルムを透明接着剤を介して貼り合わせ、図1(d)に示した保護膜/多層フィルム/印刷層/導電膜/基板の構成の投影型静電容量式ハーフミラー調タッチセンサーを作製した。
次いで、タッチセンサーの下側に白色LEDを設置し、印刷層に施されたロゴの像の鮮明度合いを以下の基準で評価した。
◎:白色LED消灯時は、ミラー調でロゴが全く見えず、点灯時には、ロゴが鮮明に見える。
○:白色LED消灯時は、ハーフミラー調で殆どロゴが見えず、点灯時は、ロゴが鮮明に見える。
△:白色LED消灯時は、ハーフミラー調でロゴが少し見える、点灯時はロゴが鮮明に見える。または、白色LED消灯時は、ミラー調でロゴが全く見えず、点灯時にもロゴが少し不鮮明に目える。
×:白色LED消灯時に、ロゴが鮮明に見えて全くミラー調の外観がない。または、点灯時にロゴが不鮮明に見える。または、粗大異物などの外観欠点が容易に目視できる。
タッチセンサー(形B6TWB01 シリーズB6Tworkbench、オムロン社製)のサンプル基板の電極部の上に多層フィルム、次いで保護膜として厚さ1.5mmの透明なガラス板(透過率95%)を接着剤を用いて貼り合わせて、指でガラスに触れることで本発明のハーフミラー調タッチセンサーの動作確認を行った。該タッチセンサーのサンプル基板は、4ch(電極部の面積12mm×12mm/1ch)のものを利用し、これら全てを多層フィルムと透明ガラスで連続的に覆った。動作確認の評価結果として、問題なく検知した場合は○で、検知しなかった場合は×とした。
東レ製二軸延伸ポリエステルフィルム“ルミラー”タイプT60(透過率89%)の厚み188μmのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム基板上に、真空度10−7torrのスパッタ蒸着により、ITO(Indium-tin-oxide:10%錫を添加した酸化インジウム)を30nm蒸着して透過率82%のITO基板を作製した。この基板上のITO導電膜の四隅にAgペーストの電極を形成した。保護膜にT60の100μmのPETフィルムを用いて、多層フィルムを、順次、接着剤を介して貼り合わせ、図1(b)に示した保護膜/多層フィルム/導電膜/基板の構成の表面型静電容量式ハーフミラー調タッチセンサーを作製した。これを、ポリカーボネートとABSのアロイでできた四角柱の黒の成形品の表面に基板側を透明接着剤で貼り合わせた。次いで電極とタッチセンサー検出回路を接続し、指によるタッチ位置検出テストを行った。タッチ領域を20cm四方とし、5cm間隔の格子線を引き格子点を作製した。ランダムに、順番に2箇所、指でふれて検出位置の判断を行った。
○ :タッチ位置を検出した
× :検出しなかった。
(10)項で作製したハーフミラー調タッチセンサーを用いて、図5(a)に示す構成でLCDバックライト光での虹色検査を行った。なお、LCDバックライトの構成としては、17インチサイズのものを用い、反射板25は、白色フィルム(東レ製E6SR)、光源26は、冷陰極蛍光灯のF10光源、拡散板27は、厚さ2mmの住友化学製RM851を用いた。さらに、この上に偏光板28、ハーフミラー調タッチセンサー29を順に設置した。図5(b)に示すように、偏光板の透過軸方向30、ハーフミラー調タッチセンサー29を構成するPETフィルムの遅相軸31を、偏光板の透過軸方向30に対して45度傾いた方位となるように設置し、さらに、多層フィルムの幅方向(延伸方向)32が偏光板の透過軸方向30と直交関係になるように設置した。なお、これらの構成で、目視にて、以下の評価基準で透過光を観察した。
○ :虹色が発生しなかった。
× :虹色が発生した。
多層フィルムのフィルム幅方向中央部から10×10cmの寸法で切り出したものを測定サンプルとし、マイクロ波分子配向計を用いてMOR値を測定した。マイクロ波分子配向計は、KSシステムズ(株)製(現王子計測機器(株))の分子配向計MOA−2001(周波数4GHz)を用いた。測定した実施例のサンプルは、全てフィルム幅方向に配向しており、フィルム幅方向が遅相軸となっていることを確認した。
樹脂Aとして、以下のものを準備した。
(樹脂A)テレフタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコール60重量部の混合物に、テレフタル酸ジメチル量に対して酢酸マグネシウム0.09重量部、三酸化アンチモン0.03重量部を添加して、常法により加熱昇温してエステル交換反応を行う。次いで、該エステル交換反応生成物に、テレフタル酸ジメチル量に対して、リン酸85%水溶液0.020重量部を添加した後、重縮合反応層に移行する。さらに、加熱昇温しながら反応系を徐々に減圧して1mmHgの減圧下、290℃で常法により重縮合反応を行い、IV=0.63のポリエチレンテレフタレートを得た。
(樹脂B−1)IV=0.55(スピログリコール(SPG)17モル%およびシクロヘキサンジカルボン酸(CHDC)25モル%)を共重合したポリエチレンテレフタレート。
(樹脂B−2)IV=0.72(シクロヘキサンジメタノール(CHDM)30モル%)を共重合したポリエチレンテレフタレート。
(樹脂B−3)樹脂Aと樹脂B−2を1:3で混合した共重合ポリエチレンテレフタレート。
(樹脂B−4)樹脂Aと樹脂B−2を1:1で混合した共重合ポリエチレンテレフタレート。
なお、樹脂A、樹脂B(樹脂B−1〜B−4)ともに調製時に粒子を添加していない。
(樹脂C)IV=0.77のポリエチレンナフタレート。
(樹脂D) IV=0.7(テレフタル酸成分40モル%)を共重合したポリエチレンナフタレート。
樹脂Aを180℃、3時間の真空乾燥後、一方、樹脂B−1を100℃の窒素下の乾燥後、それぞれ閉鎖系の搬送ラインにて、2台の二軸押出機に投入し、280℃で溶融させて、混練した。なお、ホッパー下部には、窒素パージを行った。次いで、2つのベント孔で、その真空圧を0.1kPa以下で真空ベントにより、オリゴマーや不純物などの異物を除去した。また、二軸押出機への供給原料とスクリュー回転数の比であるQ/Nsを、それぞれ、2と1.5に設定した。それぞれ、濾過精度6μmのFSSタイプのリーフディスクフィルタを10枚介した後、ギアポンプにて吐出比が熱可塑性樹脂A/熱可塑性樹脂B=1.07/1になるように計量しながら、スリット数301個のスリット板を2枚、303個のスリット板1枚の計3枚用いた構成である903層積層装置にて合流させて、厚み方向に交互に903層積層された積層体とした。積層体とする方法は、特開2007−307893号公報〔0053〕〜〔0056〕段の記載に従って行った。なお、A層同士の合流層があるため、スリット板内の間隙数は、905個となる。ここでは、スリット長は、全て一定とし、スリット幅(間隙)のみ変化させることにより、層厚み分布を傾斜構造とした。得られた積層体は、熱可塑性樹脂Aが452層、熱可塑性樹脂Bが451層であり、厚み方向に交互に積層された傾斜構造を有していた。積層装置のスリット板の間隙から算出される狙いの層厚み分布パターンは、図3とした。設計時の傾斜度は、図3で記したそれぞれの傾斜構造11,12,13が、それぞれ、2.5となるように設計した。なお、傾斜度とは1つのスリット板によって形成される薄膜層(言い換えれば、1つの傾斜構造)において、最大層厚みを最小層厚みで除した値のことである。
「組成」
アクリル・ウレタン共重合樹脂(A):
アクリル・ウレタン共重合樹脂アニオン性水分散体(山南合成化学(株)製“サンナロン”WG−353(試作品))。アクリル樹脂成分/ウレタン樹脂成分(ポリカーボネート系)の固形分重量比が12/23、トリエチルアミンを2重量部用いて水分散体化。
オキサゾリン化合物(B):
オキサゾリン含有ポリマー水系分散体((株)日本触媒製“エポクロス”WS−500)
固形分重量比:
(A)/(B)=100重量部/30重量部
フィルムの物性を測定した結果を表1に示す。
樹脂Bを実施例2は樹脂B−2、実施例3は樹脂B−3、実施例4は樹脂B−4に変更する以外は、実施例1と同様にして多層フィルムを製膜した。反射率の異なるハーフミラー調の多層フィルムが得られた。得られた結果を表1に示す。
易接着層のコーティング塗剤を粒径80nmのコロイダルシリカ5重量部に対して、酢酸ビニル・アクリル系樹脂および架橋剤125重量部の水系塗剤に変更すること以外は、実施例2と同様にして、多層フィルムを製膜した。塗材組成を変更したことにより、耐湿熱接着性の性能が低下した。得られた結果を表1に示す。
実施例1で得られた多層フィルムの保護膜として、厚み3μmのハードコート層を形成した。塗布方法は、以下に示す塗剤を調整し、#10のバーコーターで均一にフィルムに塗布し、100℃の熱風対流式乾燥機で1分間乾燥して溶剤を除去した後、80W/cm、搬送速度20m/分の条件にて紫外線照射を行った。ハードコート層単体の光線透過率は、91%である。
UA−122P(新中村化学工業) ウレタンアクリレート 70部
DPHA(日本化薬) ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 8部
U−15HA(新中村化学工業) ウレタンアクリレート 8部
イルガキュア184(チバスペシャリティケミカルズ) 光開始剤 5部
SH190(シリコーンオイル 東レダウコーニングシリコーン(株)製、商品名) 5部
MEK 110部
次いで、多層フィルムの反対面にスクリーン印刷により、黒で額縁の印刷(ベゼル)模様を施した。これをアイコンシートと呼ぶ。
実施例1の樹脂Aを樹脂C、実施例1の樹脂Bを樹脂Dに変更し、押出温度を295℃に変更し、実施例1と同様にして多層フィルムの未延伸シートを製膜した。次いで、縦延伸を施さず、横延伸温度150℃、横延伸倍率5倍、熱処理温度155℃として製膜した。得られた横1軸延伸の多層フィルムは、偏光反射特性のあるハーフミラー調の多層フィルムであった。得られた結果を表1に示す。易接着コートを行わなかったため、印刷層との耐湿熱接着性に問題があり、さらに、偏光板を設置したバックライト上での静電容量式ハーフミラー調タッチセンサーの虹色検査において、透過光観察では、虹色が発生した。なお、偏光反射特性は、偏光板の透過軸方向30とPETフィルム基材の遅相軸を一致させ、この一軸延伸多層フィルムを面内方向に回転させると暗視野と明視野が交互に表れたことから、強い偏光特性を確認した。実施例1〜5の多層フィルムにおいては、明るさは一定である。
東レ製二軸延伸ポリエステルフィルム“ルミラー”タイプT60の厚み100μのPETフィルム上に、真空度10−7torrでスパッタ蒸着によりアルミニウムを180オングストロームの膜厚で堆積させた。得られたハーフミラー調フィルムの金属層側に印刷層を、タッチ面側に保護膜を形成して、各種の評価を行った。投影型静電容量式タッチセンサーの意匠性の評価では、LEDを点灯させた状態で金属層の吸収と拡散が原因で印刷のロゴが不鮮明であった。蒸着欠点である外観上の欠点も多く、粗大異物も多く見られた。また、静電容量式タッチスイッチおよび表面型静電容量式タッチセンサーの動作確認をしたが、指と電極層の間に金属層が形成されているため、指のタッチを検出しなかった。さらに、偏光板を設置したバックライト上での静電容量式ハーフミラー調タッチセンサーの虹色検査においては、虹色はなかったが、アルミの光吸収起因により、透過光は青色であった。ハーフミラー調フィルムの評価の結果、金属光沢のあるミラー調の外観を呈していたが、多層フィルムと同様の配置構成では、タッチセンサーが機能しないことが分かった。これらの結果を表1に示す。
樹脂A、Bともに真空乾燥を実施せず、二軸ベント押出機のベント孔を1つに組み換え、Q/Nsを、それぞれ、3と2に設定した。さらに、樹脂Aと樹脂Bのそれぞれを、濾過精度を14μmのFSSタイプのリーフディスクフィルタを10枚に変更し、易接着層のコーティング塗材を実施例5と同じにする以外は、実施例2と同様にして、多層フィルムを製膜した。得られたフィルムは、100μm以上の異物欠点も30個以上見られ、外観に問題があり、意匠性材料に適用できない品物であった。得られた結果を表1に示す。
2:多層フィルム
3:基板
4:導電膜
5:タッチセンサー検出回路
6:印刷層
7:積層装置
71:スリット板
72:スリット板
73:スリット板
8:合流器
9:接続管
10:口金
11:スリット板71によって形成された層厚みの傾斜構造
12:スリット板72によって形成された層厚みの傾斜構造
13:スリット板73によって形成された層厚みの傾斜構造
11L:スリット板71の流出口からの樹脂流路
12L:スリット板72の流出口からの樹脂流路
13L:スリット板73の流出口からの樹脂流路
11M:スリット板71の流出口に連通し、再合流器によって配置された樹脂流路
12M:スリット板72の流出口に連通し、合流器によって配置された樹脂流路
13M:スリット板73の流出口に連通し、合流器によって配置された樹脂流路
14 :樹脂流路の幅方向長さ
15 :口金の流入口部でのフィルム幅方向の長さ
16 :口金流入口部での流路の断面
17 :口金リップのフィルム幅方向長さ
18 :層の並び順
19 :層厚み
20 :厚膜層の厚みを示す点
21 :樹脂Aの層厚み分布
22 :樹脂Bの層厚み分布
23 :半透過の金属層
24 :絶縁層
25 :反射板
26 :光源
27 :拡散板
28 :偏光板
29 :静電容量式ハーフミラー調タッチセンサー
30 :偏光板の透過軸方向
31 :PETフィルムの遅相軸の方向
32 :多層フィルムの幅方向
Claims (12)
- (1)保護膜、多層フィルム、基板、導電膜がこの順で配置され、または、(2)保護膜、多層フィルム、導電膜、基板がこの順で配置されたタッチセンサーであって、該多層フィルムは、層厚みが10nm〜500nmの範囲にある樹脂A層と樹脂B層とが交互に50層以上積層された構造を有し、該多層フィルムの波長400〜700nmの平均反射率が10〜75%であり、かつ、10cm四方の領域内における粒径50μm以上の粗大異物の数が20個以下であることを特徴とするハーフミラー調タッチセンサー。
- 静電容量式である請求項1に記載のハーフミラー調タッチセンサー。
- 投影型静電容量式である請求項1に記載のハーフミラー調タッチセンサー。
- 導電膜としてインジウム−スズ酸化物が用いられている請求項1〜3のいずれかに記載のハーフミラー調タッチセンサー。
- 多層フィルムの片面もしくは両面にアクリル・ウレタン共重合樹脂と2種類以上の架橋剤から成る易接着層が設けられている請求項1〜4のいずれかに記載のハーフミラー調タッチセンサー。
- 多層フィルムの分子配向計によるMOR値が、1〜2.5の範囲にある請求項1〜5のいずれかに記載のハーフミラー調タッチセンサー。
- ナノインデーテンション測定における最大硬さと押し込み長4mmの硬さの差が、0.05GPa以上である請求項1〜6のいずれかに記載のハーフミラー調タッチセンサー。
- タッチパネルに用いられる請求項1〜7のいずれかに記載のハーフミラー調タッチセンサー。
- タッチスイッチに用いられる請求項1〜7のいずれかに記載のハーフミラー調タッチセンサー。
- タッチパッドに用いられる請求項1〜7のいずれかに記載のハーフミラー調タッチセンサー。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のハーフミラー調タッチセンサーに用いられる多層フィルム。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のハーフミラー調タッチセンサーを用いた成形品。
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