JP2011111285A - エレベーターの運転方向表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗場の待ち客に対してエレベーターの運転方向を不信感や違和感を抱かせることなく表示することができるエレベーターの運転方向表示装置を提供する。
【解決手段】乗場に設けられた乗場方向灯の表示を制御するエレベーターの運転方向表示装置において、呼びに応じてかごが停止する階が決定された時に、サービス方向を上下方向のいずれかに決定するサービス方向決定手段と、サービス方向決定手段により決定されたサービス方向を乗場方向灯において表示する方向に決定し、乗場方向灯の表示を制御する乗場方向灯表示手段と、かごの現在位置から停止階までの到着時間の演算を行う到着時間演算手段と、を備え、乗場方向灯表示手段は、サービス方向が乗場方向灯において現在表示している方向とは逆方向である場合、到着時間が所定時間より短くなるまで、乗場方向灯の表示方向を反転させることを保留する構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】乗場に設けられた乗場方向灯の表示を制御するエレベーターの運転方向表示装置において、呼びに応じてかごが停止する階が決定された時に、サービス方向を上下方向のいずれかに決定するサービス方向決定手段と、サービス方向決定手段により決定されたサービス方向を乗場方向灯において表示する方向に決定し、乗場方向灯の表示を制御する乗場方向灯表示手段と、かごの現在位置から停止階までの到着時間の演算を行う到着時間演算手段と、を備え、乗場方向灯表示手段は、サービス方向が乗場方向灯において現在表示している方向とは逆方向である場合、到着時間が所定時間より短くなるまで、乗場方向灯の表示方向を反転させることを保留する構成とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、エレベーターの運転方向表示装置に関するものである。
従来におけるエレベーターの運転方向表示装置においては、乗場呼び階への停止決定からその階に停止するまでにさらに前方の乗場呼びを登録した階にサービスすることができ、その利用客に不信感を与えることを解消することを目的とするものとして、かごの移動と同期して動作し、かごの位置を検出する同期階床選択手段と、乗場呼び及びかご呼びの有無を確認し、これらの呼びに基づいていずれかの呼びがあった階にかごを停止することを決定する前進階床選択手段と、前記前進階床選択手段が停止を決定した階の乗場呼びが、かごの走行方向と同方向のときはその方向を次の走行する方向に決定し、逆方向のときはその機能が一時無効とされてかごの走行方向を逆方向に変更することを保留し、かごが停止したときにその機能が有効とされ再度かごの走行方向を決定するサービス方向選択手段と、乗場に設けられ前記サービス方向選択手段が決定したかごの走行方向を表示する運転方向表示器と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示された従来におけるエレベーターの運転方向表示装置においては、かごの走行方向に対して逆方向をサービス方向とする乗場呼びの登録階に停止決定した後に、さらにかごの走行方向前方の階における呼びが登録され、同じサービス方向となる場合がある。
そしてこの場合においては、かごが停止階に停止した後、ドアが開くことなくかごが再度走行を始めてしまうため、この停止階において逆方向乗場呼びを登録した待ち客にとっては、かえって不信感を抱かせてしまうという課題がある。
そしてこの場合においては、かごが停止階に停止した後、ドアが開くことなくかごが再度走行を始めてしまうため、この停止階において逆方向乗場呼びを登録した待ち客にとっては、かえって不信感を抱かせてしまうという課題がある。
また、複数のエレベーターについて呼びに応答するかごの割当てを効率的に管理する群管理エレベーターの場合、呼び登録階に対して停止決定した後にこの階床に停止するまでの一定時間の間サービス方向が不定となる場合があるため、群管理の割当予測演算に影響が生じ、全体的な輸送効率が悪化してしまう懸念があるという課題もある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、乗場の待ち客に対してエレベーターの運転方向を不信感や違和感を抱かせることなく表示することができるエレベーターの運転方向表示装置を得るものである。
また、第2の目的は、群管理エレベーターにおいて群管理の割当予測演算に悪影響を及ぼす恐れのないエレベーターの運転方向表示装置を得るものである。
また、第2の目的は、群管理エレベーターにおいて群管理の割当予測演算に悪影響を及ぼす恐れのないエレベーターの運転方向表示装置を得るものである。
この発明に係るエレベーターの運転方向表示装置においては、エレベーターの乗場に設けられた乗場方向灯の表示を制御するエレベーターの運転方向表示装置であって、乗場呼び又はかご呼びに応じてかごが停止する階が決定された時に、前記エレベーターのサービス方向を上方向又は下方向のいずれかに決定するサービス方向決定手段と、前記サービス方向決定手段により決定されたサービス方向に基づいて、この決定されたサービス方向を前記乗場方向灯において表示する方向に決定し、前記乗場方向灯の表示を制御する乗場方向灯表示手段と、前記かごの現在位置から前記決定された停止階までの到着時間の演算を行う到着時間演算手段と、を備え、前記乗場方向灯表示手段は、前記決定されたサービス方向が前記乗場方向灯において現在表示している方向とは逆方向である場合、前記到着時間演算手段により演算された到着時間が所定時間より短くなるまで、前記乗場方向灯の表示方向を前記決定されたサービス方向へと反転させることを保留する構成とする。
この発明に係るエレベーターの運転方向表示装置においては、乗場の待ち客に対してエレベーターの運転方向を不信感や違和感を抱かせることなく表示することができるという効果を奏する。
また、この発明に係るエレベーターの運転方向表示装置を群管理エレベーターに適用した場合、群管理の割当予測演算に悪影響を及ぼす恐れがないという効果も併せ奏する。
また、この発明に係るエレベーターの運転方向表示装置を群管理エレベーターに適用した場合、群管理の割当予測演算に悪影響を及ぼす恐れがないという効果も併せ奏する。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベーターの運転方向表示装置の全体構成を示す図、図2はエレベーターの運転方向表示装置の動作を示すフロー図である。
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベーターの運転方向表示装置の全体構成を示す図、図2はエレベーターの運転方向表示装置の動作を示すフロー図である。
図において1はエレベーターの図示しない昇降路内に昇降自在に配置され、乗客等を積載して昇降するかごである。また、昇降路内には、このかご1にかかる荷重を補償するための釣合い重り2が昇降自在に配置されている。そして、昇降路の頂部には、かご1及び釣合い重り2の昇降を駆動するための巻上機3が配設されている。
かご1の上部には主ロープ4の一端が連結されており、この主ロープ4の中間が巻上電動機3の駆動綱車に巻き掛けられた上で、主ロープ4の他端が釣合い重り2の上部に連結されることにより、かご1及び釣合い重り2は昇降路内につるべ状に吊持されている。
かご1の上部には主ロープ4の一端が連結されており、この主ロープ4の中間が巻上電動機3の駆動綱車に巻き掛けられた上で、主ロープ4の他端が釣合い重り2の上部に連結されることにより、かご1及び釣合い重り2は昇降路内につるべ状に吊持されている。
巻上機3は、各台制御装置5の制御の下、駆動綱車を回転駆動することによりかご1(及び釣合い重り2)を昇降させる。
この各台制御装置5は、群管理制御装置による複数台のエレベーターに対する制御の下、各エレベーター1台について、前述した巻上機3の制御等による運転動作制御、かご位置検出や乗場表示制御などの制御を行うものである。
この各台制御装置5は、群管理制御装置による複数台のエレベーターに対する制御の下、各エレベーター1台について、前述した巻上機3の制御等による運転動作制御、かご位置検出や乗場表示制御などの制御を行うものである。
当該エレベーターが設置された建物内のかご1が停止する階床には、乗場6がそれぞれ設けられている。そして、この各階の乗場6には、当該エレベーターのサービス方向を表示する乗場方向灯7(7−1〜7−M、以下、総称するときは乗場方向灯7という)、及び、かご1の現在位置を表示する乗場インジケータ8(8−1〜8−M、以下、総称するときは乗場インジケータ8という)が、それぞれ設置されている。
各台制御装置5は、さらに詳しくは、図示しない前進階床選択手段、サービス方向決定手段9、終端階停止決定検出手段10、ドアゾーン到着検出手段11、到着時間演算手段12、同期階床演算手段13、乗場方向灯表示手段14、及び、乗場インジケータ表示手段15を備えている。
前進階床選択手段は、かご1が最高速度から停止するのに必要な時間を確保できる前進かご位置相当を検出する、すなわち、かご1が停止可能な乗場呼び、かご呼びを検出し、かご1が停止する階を決定(停止決定)して、停止決定信号を出力する。
前進階床選択手段は、かご1が最高速度から停止するのに必要な時間を確保できる前進かご位置相当を検出する、すなわち、かご1が停止可能な乗場呼び、かご呼びを検出し、かご1が停止する階を決定(停止決定)して、停止決定信号を出力する。
サービス方向決定手段9は、当該エレベーターが次にサービスする方向を決定する手段であり、前進階床選択手段による停止決定時においてこのサービス方向の決定を行うものである。従って、前進階床と登録された呼びとの位置関係から、サービス方向を上方向又は下方向のいずれかに決定し、サービス方向決定信号を出力する。
終端階停止決定検出手段10は、前進階床選択手段により停止決定された階床が終端階(最上階又は最下階)であることを検出し、終端階停止決定信号を出力する。終端階に停止する場合にはサービス方向は必ず反転することになるため、終端階に停止決定された際の乗場方向灯7の表示制御に当該手段による検出結果が利用される。
終端階停止決定検出手段10は、前進階床選択手段により停止決定された階床が終端階(最上階又は最下階)であることを検出し、終端階停止決定信号を出力する。終端階に停止する場合にはサービス方向は必ず反転することになるため、終端階に停止決定された際の乗場方向灯7の表示制御に当該手段による検出結果が利用される。
ドアゾーン到着検出手段11は、各階床に設けられた乗場6のごく近傍であってかご1がドアを開くことができる所定の範囲であるドアゾーン内にかご1が到着したことを検出し、ドアゾーン到着信号を出力する。
到着時間演算手段12は、当該エレベーターのかご1が走行中であるときに、現在のかご1の位置と走行速度とから、停止階までの到着時間の演算を行い、到着時間信号を出力する。
そして、同期階床演算手段13は、現在のかご1の位置と同期した階床を演算し、同期階床信号を出力する。
到着時間演算手段12は、当該エレベーターのかご1が走行中であるときに、現在のかご1の位置と走行速度とから、停止階までの到着時間の演算を行い、到着時間信号を出力する。
そして、同期階床演算手段13は、現在のかご1の位置と同期した階床を演算し、同期階床信号を出力する。
乗場方向灯表示手段14は、各階床の乗場6に設けられた乗場方向灯7において表示する方向を決定してこの表示を制御するものであり、サービス方向決定手段9から出力されたサービス方向決定信号に基づき、原則として当該信号が示すサービス方向を表示するように乗場方向灯7の表示を制御する。
ただし、現在乗場方向灯7において表示している方向とは逆方向を示すサービス方向決定信号を受け、乗場方向灯7へと指示する方向を反転する場合、到着時間演算手段12からの到着時間信号を取得して、当該信号の示す到着時間が所定時間より短い場合に、表示する方向を反転してサービス方向決定信号が示すサービス方向を表示するように乗場方向灯7の表示制御を行う。すなわち、停止階までの到着時間が所定時間より短くなるまで、方向表示の反転は保留される。
また、終端階停止決定検出手段10により終端階への停止決定が検出されて、終端階停止決定検出手段10から出力される終端階停止決定信号を受けた場合、その後さらに、ドアゾーン到着検出手段11によりかご1が終端階のドアゾーンに到着したことが検出されて、ドアゾーン到着検出手段11から出力されるドアゾーン到着信号を受信すると、表示する方向を反転して表示するように乗場方向灯7の表示制御を行う。すなわち、停止階が終端階である場合には当該終端階のドアゾーンにかご1が到着するまで、方向表示の反転は保留される。
乗場インジケータ表示手段15は、各階床の乗場6に設けられた乗場インジケータ8において表示する階床を決定してこの階床表示を制御するものであり、同期階床演算手段13から出力される同期階床信号に基づいて、当該信号の示す階床を表示するよう乗場インジケータ8の表示を制御する。
この実施の形態にあっては、エレベーターの運転方向表示装置は、図2に示す一連のフローに従って動作する。
すなわち、まず、ステップS1において、前進階床選択手段から出力される停止決定信号に基づいて、当該エレベーターのかご1が走行中であって、現在のかご1の走行方向に対して逆方向をサービス方向とする乗場呼びに応じて、前進階床選択手段が当該乗場呼びの階床に停止決定したか否か、すなわち、逆方向乗場呼びに停止決定がなされたか否かについての判断が行われる。
この判断において、逆方向乗場呼びに停止決定がなされていないと判断された場合には、ステップS7へと移行して動作フローは終了する。
すなわち、まず、ステップS1において、前進階床選択手段から出力される停止決定信号に基づいて、当該エレベーターのかご1が走行中であって、現在のかご1の走行方向に対して逆方向をサービス方向とする乗場呼びに応じて、前進階床選択手段が当該乗場呼びの階床に停止決定したか否か、すなわち、逆方向乗場呼びに停止決定がなされたか否かについての判断が行われる。
この判断において、逆方向乗場呼びに停止決定がなされていないと判断された場合には、ステップS7へと移行して動作フローは終了する。
一方、ステップS1の判断において、逆方向乗場呼びに停止決定がなされたと判断された場合には、ステップS2へと進み、サービス方向決定手段9は、サービス方向を現在のサービス方向から反対方向へと切り換え、当該切り換え後のサービス方向をサービス方向決定信号として出力する。
そして、続くステップS3において、終端階停止決定信号に基づいて、終端階停止決定検出手段10により終端階に停止決定がなされたことが検出されたか否かについて判断が行われる。
そして、続くステップS3において、終端階停止決定信号に基づいて、終端階停止決定検出手段10により終端階に停止決定がなされたことが検出されたか否かについて判断が行われる。
このステップS3の判断において、終端階に停止決定がなされていないと判断された場合には、ステップS4へと移り、到着時間演算手段12からの到着時間信号に基づいて、現在の時間がかご1が停止階に到着するまでの到着時間からみて所定時間前となったか否か、すなわち、かご1が停止階に到着するまでの到着時間が所定時間より短いか否かについて判断が行われる。
この判断において、かご1が停止階に到着するまでの到着時間が所定時間より短いと判断された場合にはステップS6へと進み、そうでない場合にはかご1が停止階に到着するまでの到着時間が所定時間より短くなったと判断されるまで、このステップS4の判断が繰り返される。
この判断において、かご1が停止階に到着するまでの到着時間が所定時間より短いと判断された場合にはステップS6へと進み、そうでない場合にはかご1が停止階に到着するまでの到着時間が所定時間より短くなったと判断されるまで、このステップS4の判断が繰り返される。
一方、ステップS3の判断において、終端階に停止決定がなされていると判断された場合には、ステップS5へと移り、ドアゾーン到着信号に基づいて、ドアゾーン到着検出手段11によりかご1が前記終端階のドアゾーンに到着したことが検出されたか否かについて判断が行われる。
この判断において、かご1が前記終端階のドアゾーンに到着したと判断された場合にはステップS6へと進み、そうでない場合には、かご1が前記終端階のドアゾーンに到着したと判断されるまで、このステップS5の判断が繰り返される。
この判断において、かご1が前記終端階のドアゾーンに到着したと判断された場合にはステップS6へと進み、そうでない場合には、かご1が前記終端階のドアゾーンに到着したと判断されるまで、このステップS5の判断が繰り返される。
ステップS6においては、乗場方向灯表示手段14は、サービス方向決定信号に基づいて、サービス方向決定手段9が決定したサービス方向を表示させる(サービス方向表示を切り換える)べく、各乗場6に設けられた乗場方向灯7の制御を行い、それぞれの乗場方向灯7の表示方向が切り換えられる。
そしてステップS7へと至り、一連の動作フローは終了する。
そしてステップS7へと至り、一連の動作フローは終了する。
以上のように構成されたエレベーターの運転方向表示装置は、乗場呼び又はかご呼びに応じてかごが停止する階が決定された時に、エレベーターのサービス方向を上方向又は下方向のいずれかに決定するサービス方向決定手段と、サービス方向決定手段により決定されたサービス方向に基づいて、この決定されたサービス方向を乗場方向灯において表示する方向に決定し、乗場方向灯の表示を制御する乗場方向灯表示手段と、かごの現在位置から前記決定された停止階までの到着時間の演算を行う到着時間演算手段と、を備え、乗場方向灯表示手段は、前記決定されたサービス方向が乗場方向灯において現在表示している方向とは逆方向である場合、到着時間演算手段により演算された到着時間が所定時間より短くなるまで、乗場方向灯の表示方向を前記決定されたサービス方向へと反転させることを保留し、到着時間が所定時間より短くなった後に乗場方向灯の表示方向を反転させるものである。
従って、かごの走行方向に対して逆方向乗場呼びの登録階に停止決定した場合に、停止決定階にかごが十分近づいた後に乗場方向灯が反転するため、乗場の待ち客に対してエレベーターの運転方向を不信感や違和感を抱かせることなく表示することができる。
従って、かごの走行方向に対して逆方向乗場呼びの登録階に停止決定した場合に、停止決定階にかごが十分近づいた後に乗場方向灯が反転するため、乗場の待ち客に対してエレベーターの運転方向を不信感や違和感を抱かせることなく表示することができる。
また、前記決定された停止階が終端階であることを検出する終端階停止決定検出手段と、終端階における所定のドアゾーン内にかごが到着したことを検出するドアゾーン到着検出手段と、をさらに備え、乗場方向灯表示手段は、終端階停止決定検出手段により前記決定された停止階が終端階であることが検出された場合に、ドアゾーン到着検出手段により終端階におけるドアゾーン内にかごが到着したことが検出されるまで、乗場方向灯の表示方向を現在表示している方向から逆方向へと反転させることを保留し、かごが終端階ドアゾーンに到着した後に乗場方向灯の表示方向を反転させることで、必ずサービス方向が反転することになる終端階への停止決定がなされた場合に、終端階にかごが十分近づいた後に乗場方向灯が反転するため、乗場の待ち客に対してエレベーターの運転方向を不信感や違和感を抱かせることなく表示することができる。
さらにまた、以上のように構成されたエレベーターの運転方向表示装置を群管理エレベーターに適用した場合、サービス方向決定手段によるサービス方向決定と乗場方向灯表示手段による乗場方向灯の表示方向決定とは独立して行われるため、乗場方向灯の表示方向反転を保留した場合であっても群管理の割当予測演算に悪影響を及ぼす恐れがない。
1 かご
2 釣合い重り
3 巻上機
4 主ロープ
5 各台制御装置
6 乗場
7 乗場方向灯
8 乗場インジケータ
9 サービス方向決定手段
10 終端階停止決定検出手段
11 ドアゾーン到着検出手段
12 到着時間演算手段
13 同期階床演算手段
14 乗場方向灯表示手段
15 乗場インジケータ表示手段
2 釣合い重り
3 巻上機
4 主ロープ
5 各台制御装置
6 乗場
7 乗場方向灯
8 乗場インジケータ
9 サービス方向決定手段
10 終端階停止決定検出手段
11 ドアゾーン到着検出手段
12 到着時間演算手段
13 同期階床演算手段
14 乗場方向灯表示手段
15 乗場インジケータ表示手段
Claims (2)
- エレベーターの乗場に設けられた乗場方向灯の表示を制御するエレベーターの運転方向表示装置であって、
乗場呼び又はかご呼びに応じてかごが停止する階が決定された時に、前記エレベーターのサービス方向を上方向又は下方向のいずれかに決定するサービス方向決定手段と、
前記サービス方向決定手段により決定されたサービス方向に基づいて、この決定されたサービス方向を前記乗場方向灯において表示する方向に決定し、前記乗場方向灯の表示を制御する乗場方向灯表示手段と、
前記かごの現在位置から前記決定された停止階までの到着時間の演算を行う到着時間演算手段と、を備え、
前記乗場方向灯表示手段は、前記決定されたサービス方向が前記乗場方向灯において現在表示している方向とは逆方向である場合、前記到着時間演算手段により演算された到着時間が所定時間より短くなるまで、前記乗場方向灯の表示方向を前記決定されたサービス方向へと反転させることを保留することを特徴とするエレベーターの運転方向表示装置。 - 前記決定された停止階が終端階であることを検出する終端階停止決定検出手段と、
前記終端階における所定のドアゾーン内に前記かごが到着したことを検出するドアゾーン到着検出手段と、をさらに備え、
前記乗場方向灯表示手段は、前記終端階停止決定検出手段により前記決定された停止階が終端階であることが検出された場合に、前記ドアゾーン到着検出手段により前記終端階における前記ドアゾーン内に前記かごが到着したことが検出されるまで、前記乗場方向灯の表示方向を現在表示している方向から逆方向へと反転させることを保留することを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの運転方向表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009269229A JP2011111285A (ja) | 2009-11-26 | 2009-11-26 | エレベーターの運転方向表示装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=44233912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020196549A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-10 | フジテック株式会社 | エレベータの制御システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05139639A (ja) * | 1991-11-19 | 1993-06-08 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ制御装置 |
-
2009
- 2009-11-26 JP JP2009269229A patent/JP2011111285A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPH05139639A (ja) * | 1991-11-19 | 1993-06-08 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ制御装置 |
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JP2020196549A (ja) * | 2019-05-30 | 2020-12-10 | フジテック株式会社 | エレベータの制御システム |
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