JP2011033401A - 反応容器の供給手段を切り替え可能な自動分析装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】反応容器を供給する第一供給手段、試料容器のみを供給するまたは試料容器と反応容器を供給する第二供給手段、前記第一供給手段および/または前記第二供給手段に配置された反応容器を受け入れて配置する搬送手段の他、反応手段、第一移送手段、第三移送手段、分注手段を有した自動分析装置において、前記第二供給手段が試料容器のみを供給する手段の場合は第一移送手段より反応容器を搬送手段に移送し、前記第二供給手段が試料容器と反応容器を供給する手段の場合は第二供給手段に配置された反応容器を搬送手段に移送する第二移送手段より、または第一移送手段と第二移送手段より反応容器を搬送手段に移送することが可能な装置。
【選択図】図1
Description
検査対象の生体試料を収容する複数の試料容器を準備する手段と、
前記生体試料と反応させる試薬を準備する手段と、
前記生体試料と前記試薬とを反応させるための反応容器を準備する手段と、
前記反応容器に所定量の前記生体試料及び試薬を分注する手段と、
前記生体試料と試薬が分注された反応容器を所定の条件下で維持することで生体試料と試薬とを反応させる手段と、
前記反応後の反応容器中の溶液を測定する手段と、
これらの手段間の試料容器および/または反応容器を移送する手段から構成される。以上、自動分析装置には多くの手段が必要であるため、処理速度といった性能の向上に応えようとすると、装置自体の大型化につながり、各手段の構成および操作性も複雑化する傾向となる。
反応容器を供給する第一供給手段、
試料容器のみを供給する、または試料容器と反応容器を供給する第二供給手段、
前記第一供給手段および/または前記第二供給手段に配置された反応容器を受け入れて配置する搬送手段、
搬送手段に配置された反応容器を受け入れて所定の温度に維持する反応手段、
第一供給手段に配置された反応容器を搬送手段に移送する第一移送手段、
搬送手段に配置された反応容器を反応手段に移送する第三移送手段、および
第二供給手段に配置された試料容器中の試料を吸引し搬送手段に配置された反応容器に分注する分注手段、
を有した自動分析装置において、
前記第二供給手段が試料容器のみを供給する手段の場合は、第一移送手段より反応容器を搬送手段に移送し、
前記第二供給手段が試料容器と反応容器を供給する手段の場合は、第二供給手段に配置された反応容器を搬送手段に移送する第二移送手段より、または第一移送手段と第二移送手段より反応容器を搬送手段に移送する、前記装置である。
前記第二供給手段が試料容器のみを、または試料容器と反応容器を順次地点AおよびBに供給可能な手段であり、
前記搬送手段が反応容器を地点C、地点Dおよび地点Gとの間で搬送可能な手段であり、
前記反応手段が前記搬送手段に配置された反応容器を地点Eで受け入れ可能な手段であり、
前記第一移送手段が前記第一供給手段に配置された反応容器を地点Gに移送可能な手段であり、
前記第二移送手段が前記第二供給手段上の地点Aに配置された反応容器を地点Cに移送可能な手段であり、
前記第三移送手段が前記搬送手段上の地点Cに配置された反応容器を地点Eに移送可能な手段であり、
前記分注手段が前記第一供給手段に配置された試料容器中の試料を地点Bで吸引し、前記搬送手段上の地点Dに配置された反応容器に分注する手段である、第一の発明に記載の装置である。
前記第二供給手段での地点Aと地点B間の試料容器の、または試料容器と反応容器の供給経路と、
前記搬送手段での地点C、地点Dおよび地点G間の搬送経路とがいずれも直線かつ互いに平行である、第二の発明に記載の装置である。
(1)前記第二移送手段による地点Aから地点Cへの反応容器の移送経路、
(2)前記第三移送手段による地点Cから地点Eへの反応容器の移送経路、
(3)前記分注手段による地点Bから地点Dへの移送経路、
がいずれも直線であり、
前記(1)と(2)の移送経路の方向は一致しており、
かつ前記(1)と(2)の移送経路、および(3)の移送経路は互いに平行である、第二または第三の発明に記載の装置である。
(1)第一供給手段70に反応容器13を配置して反応容器13を供給し、第二供給手段10に試料容器12のみを配置して試料容器12を供給し、第一供給手段70に配置した反応容器13を第一移送手段80で搬送手段40に移送する方法、
(2)第一供給手段70に反応容器13を配置して反応容器13を供給し、第二供給手段10に試料容器12と反応容器13を配置して試料容器12と反応容器13を供給して、第一供給手段70に配置した反応容器13を第一移送手段80で、第二供給手段10に配置した反応容器13を第二移送手段21で、それぞれ搬送手段40に移送する方法、
(3)第二供給手段10に試料容器12と反応容器13を配置して試料容器12と反応容器13を供給し、第二供給手段10に配置した反応容器13を第二移送手段21で搬送手段40に移送する方法、
のいずれかを選択することができる。本構成により、小型の装置を維持したまま試料数、測定数、検査内容の変動に柔軟に対応することができる。反応容器13の供給手段として第二供給手段10を用いる場合(前記(2)および(3)の方法)は、搬送手段40は、第二供給手段10の無限軌道11上の地点Aから第二移送手段21により、搬送手段40にある地点Cで反応容器13を受け入れる。一方、反応容器13の供給手段として第一供給手段70を用いる場合(前記(1)および(2)の方法)は、搬送手段40は、第一供給手段70にある反応容器13を第一移送手段80により、搬送手段40の搬送軌道上にある地点Gで反応容器13を受け入れる。その後、反応容器13の供給手段としてどちらを使用したかにより搬送手段40の動作様式が異なる。詳細は後述するが、いずれの場合も、受け入れた反応容器13は、試料容器12中の試料を分注するために、搬送手段40にある地点Dまで搬送される。
(1)容器ラック14および搬送手段40を容器保持部1つ分だけ第二供給手段10の進行方向(右方向)に移動する、
(2)地点Aに位置する反応容器13を第二移送手段21により搬送手段40の地点Cまで移送する、
作業を4回繰返し、最終的に容器ラック14の最も右側にある容器保持部(つまり試料容器12が配置されている箇所)が分注手段30の軌道31と交差する地点Bまで、搬送手段40の最も右側にある容器保持部(つまり反応容器13aが配置されている箇所)が分注手段30の軌道31と交差する地点Dまで、それぞれ移動した状態を図4に示す。図4の状態では、分注手段30により地点Bにある試料容器12から試料を吸引後移動し、地点Dにて反応容器13a中へ試料を分注する。なお、以降の図では試料が分注された反応容器を二重丸で図示する。
11 環状軌道(無限軌道)
12 試料容器
13 反応容器
14 容器ラック
15 センサ
21 第二移送手段
22 第三移送手段
23 第二移送手段の軌道
24 第三移送手段の軌道
30 分注手段
31 分注手段の軌道
40 搬送手段
50 反応手段
51 同心円軌道
52 検出手段
61 交換用ノズル
62 追加分注試薬
70 第一供給手段
80 第一移送手段
Claims (7)
- 反応容器を供給する第一供給手段、
試料容器のみを供給する、または試料容器と反応容器を供給する第二供給手段、
前記第一供給手段および/または前記第二供給手段に配置された反応容器を受け入れて配置する搬送手段、
搬送手段に配置された反応容器を受け入れて所定の温度に維持する反応手段、
第一供給手段に配置された反応容器を搬送手段に移送する第一移送手段、
搬送手段に配置された反応容器を反応手段に移送する第三移送手段、および
第二供給手段に配置された試料容器中の試料を吸引し搬送手段に配置された反応容器に分注する分注手段、
を有した自動分析装置において、
前記第二供給手段が試料容器のみを供給する手段の場合は、第一移送手段より反応容器を搬送手段に移送し、
前記第二供給手段が試料容器と反応容器を供給する手段の場合は、第二供給手段に配置された反応容器を搬送手段に移送する第二移送手段より、または第一移送手段と第二移送手段より反応容器を搬送手段に移送する、前記装置。 - 前記第二供給手段が試料容器のみを、または試料容器と反応容器を順次地点AおよびBに供給可能な手段であり、
前記搬送手段が反応容器を地点C、地点Dおよび地点Gとの間で搬送可能な手段であり、
前記反応手段が前記搬送手段に配置された反応容器を地点Eで受け入れ可能な手段であり、
前記第一移送手段が前記第一供給手段に配置された反応容器を地点Gに移送可能な手段であり、
前記第二移送手段が前記第二供給手段上の地点Aに配置された反応容器を地点Cに移送可能な手段であり、
前記第三移送手段が前記搬送手段上の地点Cに配置された反応容器を地点Eに移送可能な手段であり、
前記分注手段が前記第一供給手段に配置された試料容器中の試料を地点Bで吸引し、前記搬送手段上の地点Dに配置された反応容器に分注する手段である、請求項1に記載の装置。 - 前記第二供給手段での地点Aと地点B間の試料容器の、または試料容器と反応容器の供給経路と、
前記搬送手段での地点C、地点Dおよび地点G間の搬送経路とがいずれも直線かつ互いに平行である、請求項2に記載の装置。 - (1)前記第二移送手段による地点Aから地点Cへの反応容器の移送経路、
(2)前記第三移送手段による地点Cから地点Eへの反応容器の移送経路、
(3)前記分注手段による地点Bから地点Dへの移送経路、
はいずれも直線であり、
前記(1)と(2)の移送経路の方向は一致しており、
かつ前記(1)と(2)の移送経路、および(3)の移送経路は互いに平行である、請求項2または3に記載の装置。 - 前記反応手段は地点Eで受け入れた反応容器を地点Fに移動可能であり、地点Bと地点Dとの間および/または地点Dと地点Fとの間に試薬の入った試薬容器が配置されている、請求項2から4に記載の装置。
- 前記分注手段が前記試薬容器中の試薬を吸引し地点Fに移動された反応容器に分注可能である、請求項5に記載の装置。
- 前記第一供給手段が複数の反応容器をXY軸方向に配置する反応容器配列手段からなり、XY軸および垂直方向のZ軸方向に自在に移動可能なピックアップ搬送ヘッドを備えた前記第一移送手段により、前記反応容器配列手段に配置された反応容器を地点Gに移送する、請求項2から6に記載の装置。
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