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JP2011066238A - パターン形成用テンプレートの作製方法 - Google Patents

パターン形成用テンプレートの作製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】第1のテンプレートからインプリント法により第2のテンプレートを作製することができ、且つ第2のテンプレートにおけるメインパターンと周辺パターンとの間の相対的な位置精度誤差を劣化させることなく、アライメントマークを精度良く形成する。
【解決手段】第1のテンプレートからインプリント法により第2のテンプレートを作製するためのパターン形成用テンプレートの作製方法であって、メインパターン領域に凹凸からなるメインパターンが形成され、周辺領域に凹凸からなる周辺パターンが形成された第1のテンプレートの凹凸パターンを、インプリント法を用いて第2のテンプレート用基板31に転写し、次いで第2のテンプレート用基板31のメインパターン領域32をマスクした後、第2のテンプレート用基板31の周辺領域36をエッチング処理により後退させて、第2のテンプレート30を形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パターン形成用テンプレートの作製方法に係わり、特に電子ビームリソグラフィー等により作製された第1のテンプレートからインプリント法により第2のテンプレートを作製するためのパターン形成用テンプレートの作製方法に関する。
近年、半導体集積回路の微細加工を実現するためのパターン転写技術として、光インプリント法(SFIL:Step and Flash Imprint Lithography)が提案されている(例えば、特許文献1参照)。光インプリント法では、基板上に形成したいパターンと同じ凹凸を有するテンプレートを、基板表面に塗布された液状の光硬化性有機材料層に押しつけることによりパターン形成を行っている。
光インプリント法で使用されるテンプレートにおいて、所望する転写パターンが凹凸形状で形成されている領域はメサ領域(メインパターン領域)と呼ばれ、周辺領域と表面高さが異なった構造となっている。この構造は、同一の被加工基板に対して複数のパターンを転写する場合、隣接するパターンと使用するテンプレートとの干渉により、先に転写されたパターンが破損することを回避するために設けられた構造である。また、周辺領域には、テンプレート押し付け位置を調整するためのアライメントマークが設けられている。
一方、インプリント法で使用されるテンプレートは電子ビームリソグラフィー技術を使用して作製されており、その製作には一つのテンプレート当たり数日から数10日の時間を有することになる。半導体集積回路の製造では、同一パターンを大量に形成する必要があることからテンプレートの使用頻度が高くテンプレートが破損するリスクが高い。そこで、第1のテンプレートを電子ビームリソグラフィーにより形成し、実際のパターン転写に使用される第2のテンプレートを、第1のテンプレートからのインプリント法で作製する方法が採用されている。この場合、実際にパターン転写に使用するテンプレートの作製時間を大幅に短縮することが可能となる。
ところで、第1のテンプレートにおけるメサ領域上のパターンは第2のテンプレートへ転写されるが、メサ領域外に配置されたパターンはパターン面高さが異なるために、第2のテンプレートへ転写されない。よって、第1のテンプレートにおいてメサ領域外に配置されているアライメントマークは第2のテンプレート上には転写されないこととなる。
そこで、第2のテンプレートにおいては、メインパターンの形成、及びメサ構造の形成を行った後に、追加工を行って第2のテンプレートのメサ領域外にアライメントマークを形成することが必要となる(例えば、特許文献2参照)。レーザー加工装置を使用してメサ領域外にアライメントマークを形成する場合、使用するレーザー加工装置の加工精度、並びに加工位置のアライメント精度によって、既に形成されているメインパターン位置とメサ領域外に追加工により形成されるアライメントマーク位置には相対的な位置ずれが発生する。このような位置精度誤差を含んだテンプレートを使用して被加工基板へパターン転写を行うと、パターン転写の際の転写位置制御精度は劣化することとなる。
以上のように、第1のテンプレートから第2のテンプレートを作製し、第2のテンプレートを用いて所望の被加工基板にパターンを転写する手順を使用するパターン形成方法では、第2のテンプレートのメサ領域外に形成されたアライメントマークとメインパターンとの間に相対的な位置誤差が発生し、被加工基板上へ精度の高いパターン形成を行うことができないという問題が生じていた。
特開2001−68411号公報 特開2008−268451号公報
本発明は、第1のテンプレートからインプリント法により第2のテンプレートを作製することができ、且つ第2のテンプレートにおけるメインパターンと周辺パターンとの間の相対的な位置精度誤差を劣化させることなく、周辺領域にアライメントマーク等を精度良く形成することのできるパターン形成用テンプレートの作製方法を提供することにある。
本発明の一態様に係わるパターン形成用テンプレートの作製方法は、メインパターン領域に凹凸からなるメインパターンが形成され、周辺領域に凹凸からなる周辺パターンが形成された第1のテンプレートの凹凸パターンを、インプリント法を用いて第2のテンプレート用基板に転写する工程と、前記第2のテンプレート用基板の前記メインパターン領域に相当する領域をマスクした後、前記第2のテンプレート用基板の前記周辺パターンに相当する領域をエッチング処理により後退させて、第2のテンプレートを形成する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、第1のテンプレートからインプリント法により第2のテンプレートを作製することができ、且つ第2のテンプレートにおけるメインパターンと周辺パターンとの間の相対的な位置精度誤差を劣化させることなく、周辺領域にアライメントマーク等を精度良く形成することができる。
本発明の一実施形態に用いた第1のテンプレートの概略構造を示す断面図。 同実施形態により作製された第2のテンプレートの概略構造を示す断面図。 同実施形態における第1のテンプレートの製造工程を示す断面図。 同実施形態による第2のテンプレートの製造工程を示す断面図。 同実施形態による第2のテンプレートの製造工程を示す断面図。 メサ領域の有無によるパターン転写時の違いを示す断面図。
以下、本発明の詳細を図示の実施形態によって説明する。
(実施形態)
図1は本発明の一実施形態に使用する第1のテンプレートの概略構造を示す断面図であり、図2は第1のテンプレートを用いてインプリント法により作製された第2のテンプレートの概略構造を示す断面図である。
図1に示すように、第1のテンプレート10は、基板11の表面側(図では下面側)に周辺を除く領域を凸にしたメサ領域12が形成され、このメサ領域12にメインパターン13とアライメントマーク(周辺パターン)14が形成されている。メインパターン13はメサ領域12のメインパターン領域15に形成され、アライメントマーク14はメサ領域12の周辺領域16に形成されている。各々のパターン13,14は、基板11の表面を掘り込んで形成された凹凸パターンである。
なお、基板11は、インプリント法で用いる光に対して透過性を有する石英等の材料で形成されている。また、第1のテンプレート10は、電子ビームリソグラフィー技術を用いて高精度に形成されている。
図2に示すように、第2のテンプレート30は、基板31の表面側(下面側)に中央部を凸にしたメサ領域32が形成され、このメサ領域32にメインパターン33が形成され、メサ領域32の外側の周辺領域36にアライメントマーク(周辺パターン)34が形成されている。つまり、メサ領域32は周辺領域36を含まずメインパターン領域のみを含むものとなっている。なお、各々のパターン33,34は、テンプレート10のインプリントにより形成されたものである。また、基板31は基板11と同様に、インプリント法で用いる光に対して透過性を有する石英等の材料で形成されている。
このように、第1及び第2のテンプレート10,30ではメサ領域の大きさが異なっており、第1のテンプレート10でメサ領域12に形成されたアライメントマーク14が、第2のテンプレート30ではメサ領域32の外側の周辺領域36にアライメントマーク34として形成されている。
次に、第1のテンプレート10及び第2のテンプレート30の製造方法について説明する。
本実施形態では、第1のテンプレート10のメサ領域12内に形成されたアライメントマーク14を第2のテンプレート30のメサ領域32外に転写し、第1のテンプレート加工時のメインパターンとアライメントマーク間の相対位置精度を保持したまま、第2のテンプレート30のメサ領域32外にアライメントマーク34を形成する手法について説明する。
図3は、本実施形態における第1のテンプレート10の加工プロセスを示す断面図である。
まず、図3(a)に示すように、第1のテンプレート10を加工するための基板11を準備する。本実施形態では、基板11として、幅おおよそ152mm×152mm、厚さおおよそ6mmのQz基板を用いた。この基板11上に、厚さおおよそ10nmのCr膜21をスパッタ成膜し、更にその上にEBレジスト22を塗布する。
次いで、電子線描画装置を使用して基板11上のEBレジスト22に、インプリント法による転写に供されるパターンを露光する。このときのパターンは、メインパターン13と共にアライメントマーク14を含んでいる。続いて、現像処理により露光部のEBレジスト22を除去することにより、図3(b)に示すように、エッチングマスクとなるレジストパターンを形成する。
次いで、図3(c)に示すように、EBレジスト膜22をマスクとしてCr膜21をエッチングする。その後、EBレジスト22を剥離する。
次いで、図3(d)に示すように、Cr膜21をマスクとして基板11の表面部の掘り込みエッチングを行い、メインパターン13及びアライメントマーク14を形成する。本実施形態では、基板掘り込みエッチングにフッ素ラジカルを使用した異方性ドライエッチングを用いた。その後、基板11上に光感光性樹脂(フォトレジスト)23を塗布する。
次いで、図3(e)に示すように、メサ領域12以外の部分のフォトレジスト23を露光する。この際、アライメントマーク14が形成されている領域はメサ領域12内となるように、メサ領域12を設定する。その後、現像処理により露光部のフォトレジスト23を除去した。
次いで、図3(f)に示すように、フォトレジスト23をマスクとして、Cr膜21をエッチングする。続いて、フォトレジスト膜23及びCr膜21をマスクとして基板11の掘り込みエッチングを行った。本実施形態では、基板掘り込みエッチングにフッ素ラジカルを使用した異方性ドライエッチングを用いる。
これ以降は、レジスト23並びにCr膜21の剥離処理を行うことにより、前記図1に示す構造の第1のテンプレート10が完成することになる。
前記図1に示すように、第1のテンプレート10では、メインパターン13及びアライメントマーク14共にメサ領域12内に存在する。また、メインパターン13及びアライメントマーク14共に同一工程で露光を行っているため、両者の位置精度は同等であり、相対的な位置偏差は発生していない。
図4及び図5は、光インプリント法を使用した第2のテンプレート30の加工プロセスを示す断面図である。ここで使用する第1のテンプレート10は、図3に示されるプロセスフローで形成されたものである。
まず、図4(a)に示すように、第2のテンプレート30を加工するための基板31を準備する。本実施形態では、幅おおよそ152mm×152mm、厚さおおよそ6mmのQz基板を用いた。この基板31上に、厚さおおよそ10nmのCr膜41をスパッタ成膜し、更にその上に光硬化性樹脂42を塗布する。
次いで、図4(b)に示すように、第1のテンプレート10の表面に加工された凹凸パターンを、基板31上に塗布された光硬化性樹脂42に押し付け、第1のテンプレート10の表面に加工された凹凸パターン内に光硬化性樹脂42が行き渡るまで静止させる。
次いで、図4(c)に示すように、第1のテンプレート10の裏面側から光源50により光を照射して、光硬化性樹脂42を硬化させる。その後、図4(d)に示すように、第1のテンプレート10を第2のテンプレート形成用の基板31から剥離する。
次いで、図5(e)に示すように、硬化した光硬化性樹脂42をマスクとしてCr膜41をRIE法により選択的にエッチングする。その後、光硬化性樹脂膜42を剥離する。
次いで、図5(f)に示すように、Cr膜41をマスクとして基板31の表面部の掘り込みエッチングを行うことにより、基板31の表面にメインパターン33及びアライメントマーク34を形成する。本実施形態では、この基板掘り込みに、フッ素ラジカルを使用した異方性ドライエッチングを用いた。
次いで、図5(g)に示すように、基板31上に光感光性樹脂(フォトレジスト)43を塗布する。続いて、メサ領域32以外の部分のフォトレジスト43を露光する。この際、アライメントマーク34が形成されている領域はメサ領域32外の周辺領域36となるように、メサ領域32を設定する。その後、図5(h)に示すように、現像処理により露光部のフォトレジスト43を除去する。
次いで、図5(i)に示すように、フォトレジスト膜43をマスクとして、Cr膜41をエッチングする。続いて、フォトレジスト膜43及びCr膜41をマスクとして、基板表面部の掘り込みエッチングを行う。本実施形態では、フッ素ラジカルを使用した異方性ドライエッチングを使用する。この際、アライメントマーク34が形成されている部分もエッチングされることになるが、異方性エッチングであるため、エッチング開始前の凹凸構造を維持したまま、メサ領域32以外の部分の基板表面が掘り込まれることになる。
これ以降は、フォトレジスト43及びCr膜41の剥離処理を行うことにより、前記図2に示す構造の第2のテンプレート30が完成することになる。
この第2のテンプレート30では、アライメントマーク34はメサ領域32の外に形成されている。この際、アライメントマーク34の寸法精度、掘り込み深さ精度についてはメサ構造を形成するプロセスにおいて何らかの誤差が発生することになるが、アライメントマーク34とメインパターン33との間の相対位置精度に関しては新たな誤差は発生せず、第1のテンプレート10と同等の精度が維持されることになる。即ち、アライメントマーク34とメインパターン33の位置精度は同等であり、相対的な位置偏差は発生しない。
以上のプロセスによりテンプレート30を作製することにより、メインパターン33とアライメントパターン34との間の相対的な位置精度誤差を劣化させることなく、メサ領域32外にアライメントマーク34を形成することが可能となる。また、以上のようなプロセスを使用して作製されたテンプレート30を使用することにより、光インプリント法を使用した高精度のパターン転写を行うことが可能となる。
なお、テンプレート30においてメサ構造が必要なのは、同一の被加工基板に対して複数のパターンを転写する場合、隣接するパターンと使用するテンプレートとの干渉により、先に転写されたパターンが破損することを回避するためである。
図6(a)は、メサ構造を有さないテンプレート30’を使用してパターン転写を行った場合の様子を図示したものである。半導体基板60上にテンプレート30’よりパターン61を形成する際に、先に転写されたパターン62がテンプレート30’との干渉により破損していることが分かる。図6(b)は、本実施形態のようなメサ構造を有するテンプレート30を使用して転写を行った場合の様子を図示したものである。半導体基板60上にテンプレート30よりパターン61を形成する際にも、メサ構造により隣接パターン62との干渉が回避され、隣接パターン62を破損することなくパターン転写が行われていることが分かる。
このように本実施形態によれば、第2のテンプレート30に、メインパターン33との相対位置精度を良好に維持したまま、メサ領域32外にアライメントマーク34を形成することが可能となる。即ち、第1のテンプレート10からインプリント法により第2のテンプレート30を作製することができ、且つ第2のテンプレート30におけるメインパターン33とアライメントマーク34との間の相対的な位置精度誤差を劣化させることなく、周辺領域36にアライメントマーク34を精度良く形成することができる。従って、この第2のテンプレート30を使用して光インプリント法によるパターン形成を行うことにより、良好な位置合わせ精度でパターン形成を行うことが可能となる。
(変形例)
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
実施形態で説明したテンプレートを加工する基板の構造、大きさは一例であり、何ら限定されるものではない。テンプレート基板の大きさは異なっても構わない。テンプレートを加工する基板の構成は必ずしもQzである必要はなく、光インプリント法を適用する上で支障のない透過性、剛性を有する部材であれば構わない。また、実施形態で使用した基板表面のCr層はQzエッチングを行う際のマスク部材として適した部材の一例として示したものであり、Cr以外の金属、非金属であっても構わない。
また、実施形態において使用するプロセスは、本発明の内容を拘束するものではない。実施形態において、第1のテンプレートのパターンを形成するために使用するリソグラフィー手段として電子ビーム描画装置を使用しているが、要望される精度等の仕様を満たすものであれば、レーザービーム描画装置、イオンビーム描画装置等の手段を用いても構わない。この場合、使用する描画装置によって、使用するレジストの種類が変化しても構わない。さらに、第2のテンプレートを形成する際のインプリント法は必ずしも光インプリントに限らない。例えば、光硬化性樹脂の代わりに熱硬化性樹脂を用いた熱インプリント法を用いることも可能である。
また、実施形態においては、Qzをエッチングする手段としてフッ素ラジカルを使用した異方性ドライエッチングを使用したが、所望する加工精度が得られれば、フッ素系の薬液を使用したウェットエッチング等、その他の手法を用いても構わない。ウェットエッチングの等方性エッチングを使用した場合、アライメントマークは変形して大きさも変わってしまうが、等方的にエッチングされ当初の形状が反映されているものであれば、アライメントマークとして用いることが可能である。例えば、第1のテンプレートに比較的大きなアライメントマークを設けておけば、第2のテンプレートでは等方的エッチングによって該マークの形状を反映した小さなアライメントマークが残ることになる。この場合も、メインパターンとアライメントマークとの相対的な位置ずれ発生を防止することが可能である。
また、周辺パターンは必ずしもアライメントマークに限るものではなく、識別マーク等のメインパターン以外のパターンであればよい。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
10…第1のテンプレート
11…第1のテンプレート用基板
12…メサ領域
13…メインパターン
14…アライメントマーク(周辺パターン)
15…メインパターン領域
16…周辺領域
21…Cr膜
22…EBレジスト
23…フォトレジスト
30…第2のテンプレート
31…第2のテンプレート用基板
32…メサ領域
33…メインパターン
34…アライメントマーク(周辺パターン)
36…周辺領域
41…Cr膜
42…光硬化性樹脂
43…フォトレジスト
50…光源
60…半導体基板
61…作製パターン
62…隣接パターン

Claims (8)

  1. メインパターン領域に凹凸からなるメインパターンが形成され、周辺領域に凹凸からなる周辺パターンが形成された第1のテンプレートの凹凸パターンを、インプリント法を用いて第2のテンプレート用基板に転写する工程と、
    前記第2のテンプレート用基板の前記メインパターン領域に相当する領域をマスクした後、前記第2のテンプレート用基板の前記周辺パターンに相当する領域をエッチング処理により後退させて、第2のテンプレートを形成する工程と、
    を含むことを特徴とするパターン形成用テンプレートの作製方法。
  2. 前記第1のテンプレートの凹凸パターンを前記第2のテンプレート用基板に転写する工程として、前記第2のテンプレート用基板上に光又は熱により硬化する被加工膜を形成しておき、前記第1のテンプレートの凹凸パターンを前記インプリント法により前記被加工膜に転写した後、前記被加工膜をマスクに前記基板を選択エッチングすることを特徴とする請求項1記載のパターン形成用テンプレートの作製方法。
  3. 前記第2のテンプレート用基板の前記周辺パターンに相当する領域を後退させる工程として、前記第2のテンプレート用基板の前記メインパターン領域に相当する領域上にマスク材料膜を形成した後、前記第2のテンプレート用基板の前記周辺領域に相当する領域を異方性エッチング法によりエッチングすることを特徴とする請求項1又は2記載のパターン形成用テンプレートの作製方法。
  4. 前記第2のテンプレート用基板の前記周辺パターンに相当する領域を後退させる工程として、前記第2のテンプレート用基板の前記メインパターン領域に相当する領域上にマスク材料膜を形成した後、前記第2のテンプレート用基板の前記周辺領域に相当する領域を等方性エッチング法によりエッチングすることを特徴とする請求項1又は2記載のパターン形成用テンプレートの作製方法。
  5. 前記インプリント法は、前記第1のテンプレートの裏面側から光を照射することにより、前記第1のテンプレートのパターンを第2のテンプレート用基板に転写する光インプリント法であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のパターン形成用テンプレートの作製方法。
  6. 前記周辺領域の周辺パターンは、テンプレート押し付け位置のアライメントに使用するアライメントマークであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のパターン形成用テンプレートの作製方法。
  7. 前記第1のテンプレートを電子ビームリソグラフィーにより形成することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のパターン形成用テンプレートの作製方法。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載のパターン形成用テンプレートの作製方法を用いて作製されたテンプレートを用い、半導体基板上に光インプリント法により前記テンプレートのパターンを転写する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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