JP2011055093A - リング型ネットワークシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リング型ネットワークシステムの各ノードは、自己が送信するメッセージフレームに新規であることを識別する識別情報を付加する識別部、前記メッセージフレームの受信に失敗したときに、当該メッセージフレームに受信失敗情報を付加する送達確認部、自己が送信して戻ってきたメッセージフレームに前記受信失敗情報が付加されているときに、前記メッセージフレームを再送する再送信部、新たに受信したメッセージフレームの送信元ノード情報と前記識別情報とを保持する情報保持部、受信した前記メッセージフレームの前記送信元ノード情報及び前記識別情報と前記情報保持部に保持されている前記送信元ノード情報及び前記識別情報とを比較し、両者が一致するときに当該受信したメッセージフレームを削除する削除部を備える。
【選択図】図2
Description
それに対し、特許文献1に記載の技術では、このようなリング型のネットワークにおいて、送達確認を行う例が示されている。
本発明の請求項3に記載のリング型ネットワークシステムは、前記ノードのそれぞれは、前記再送信部が同一のメッセージフレームを再度送信した回数を計数し、その回数が所定数に達した場合にはその同一のメッセージフレームの再度送信を停止する再送信停止部を備える。
本発明の請求項5に記載のリング型ネットワークシステムでは、前記情報保持部は、前記新規メッセージフレーム識別情報としての前記カウント値の最大値を、前記送信元ノード情報と対応づけて保持するようになっている。
このリング型ネットワークシステム10に接続された各ノードは、それぞれが発信あるいは受信の動作が可能である。ここで、発信元ノードとなったノードから発信されたメッセージフレームはリング型ネットワークを構成する各ノードを伝搬して送信先である送信先ノード(受信ノード)に受信される。例えば、ノード1Aを発信元ノードとしてメッセージフレームが送信された場合は、ノード1B→1C→1D→1E→1Aの順に伝搬される。
また、一斉同報伝送が指定され、送信元ノードを除く全てのノード(例えばノード1B〜ノード1E)が受信ノードとして指定される場合には、各ノード1B〜1Eがノード1Aより発信されたメッセージフレームを受信する。
図2は、本実施形態における各ノードの構成を示す図である。ノード1A〜1Eの構成は同一であるため、図2では、ノード1として代表的な1構成例のみが示されている。図2に示すように、ノード1はホストシステム部21及び通信制御部22を有している。ホストシステム部21と通信制御部22はノード内のシステムバス23によって接続されている。
ここで、生成部221Aは、自ノードが送信するメッセージフレームの一部として後述する送達確認フィールドの生成を行う。また、書換部221Bは、自ノードが受信した自ノード宛のメッセージフレームに関し、メッセージフレームの受信の成功あるいは失敗を判定し、受信したメッセージフレームを構成する送達確認フィールドをメッセージフレーム受信の成功、失敗に応じて書き換える。また、書換部221Bは、受信したメッセージフレームが自ノードが送信したメッセージフレームである場合には、再送必要性の有無に応じて、送達確認フィールドを書き換える。
さらに、メッセージフレーム送信リトライ部222は、受信したメッセージフレームが自ノードが発信したメッセージフレームか否か、および自ノードから何回送信されたメッセージフレームなのかに基づいて、メッセージフレームの再送が必要であるかどうかを判定する。メッセージフレーム送信リトライ部222には、メッセージフレーム再送回数を設定する再送回数保持部222Aが設けられており、受信したメッセージフレームが自ノードから何回再送されたかに応じて、再送必要性の有無などを判断する機能が備えられている。
図3は、本実施の形態において送受信されるメッセージフレームの構造を示す図である。本実施の形態におけるメッセージフレーム30は、ヘッダフィールド31、新規のメッセージフレーム識別情報(以下、メッセージIDと称す)フィールド32、データフィールド33、送達確認フィールド34を有している。
メッセージIDフィールド32は、送信されるメッセージフレームに固有に付加されるフィールドであり、メッセージフレームごとに異なる値が割り振られているフィールドである。本実施の形態では、送信ノード内のカウンタによって、送信するメッセージフレームを、例えばシリアルにカウントアップしたカウント値によって構成される。このカウント値の具体例については後述する。
送達確認フィールド34は、自ノード宛のメッセージフレームである場合に、自ノードによって書き換え可能なフラグを有するフィールドであり、本実施の形態では、受信成功情報としての成功フラグおよび受信失敗情報としての失敗フラグにより構成されている。なお、送達確認フィールドとしては、いずれかのノードによって受信が失敗した事を示す失敗フラグのみであっても良い。
ホストシステム部21より新規メッセージフレームを受信した通信制御部22は、送信元の情報、送信先の情報および新規メッセージフレームに対応する情報を含むヘッダフィールド31を作成する。このヘッダフィールド31と新規メッセージフレームに対応するデータフィールド33によってメッセージフレームの一部が構成される。
ここで作成するメッセージIDは、送信元のノードによって作成されたメッセージフレームをシリアルに計数した番号などである。例えば送信元のノード1Aによって最初に作成されたメッセージフレームであれば“1”、ノード1Aによってn番目に作成された新規メッセージフレームであれば“n”などとなる。このn番目のメッセージフレームであると言う情報は、上述したカウンタのカウント値を用いて作成される。なお、メッセージIDは、このような形に限定されず、メッセージフレーム毎に固有の識別情報であればよく、その作成方法は限定されない。
その後、通信制御部22では、ヘッダフィールド31、メッセージIDフィールド32、データフィールド33を有するメッセージフレームに、メッセージフレーム送達確認部221によってさらに送達確認フィールド34を付加し、ネットワークに送信されるメッセージフレームが作成される(図4、ステップS44参照)。ここで、付加される送達確認フィールド34は、例えば、2ビットから構成されるフラグであり、各ビットが受信成功情報としての成功フラグおよび受信失敗情報としての失敗フラグに対応しているものとする。
このようにして送信元であるノード1Aでは、ヘッダフィールド31、メッセージIDフィールド32(“n”など)、データフィールド33、送達確認フィールド34(例えば成功フラグ=“0”、失敗フラグ=“0”)を有するメッセージフレームが生成され、ノード1Bに対するメッセージフレームとして送信される(図4、ステップS45参照)。
受信ノードは新規のメッセージフレームを保持する受信バッファに関する空き容量の確認を行う(図5、ステップS55参照)。受信バッファに空き容量が十分にある場合、受信ノードはメッセージフレーム受信動作を実行し、受信したメッセージフレームの送信元ノードに対応させてメッセージIDを上記した情報保持部50に書き込む(図5、ステップS56参照)。
受信バッファに空き容量が少なくメッセージフレームを受信できない場合、メッセージフレーム受信動作は行われない。メッセージフレーム送達確認部221は、受信メッセージフレームに含まれる送達確認フィールド34の失敗フラグを“1”に書き換える。
自ノードから発信されたメッセージフレームでない場合は図5に示した受信ノードとしての動作を行う(図6、ステップS67参照)。自ノードから発信されたメッセージフレームであると判定された場合は、送達確認フィールド34の成功フラグ、失敗フラグの確認を行う(図6、ステップS64参照)。
このように構成しておくことで、受信ノードの構造的なエラーなどにより特定のメッセージフレームが受信不可能となっている場合でも、同一のメッセージフレームを無限にリング型ネットワークシステム10内に送信することを防ぐことが可能である。
また、ノード1Aより送信されたメッセージフレームは、この例においては、リング型ネットワークシステム10を2巡することによって全てのノードに受信され、ノード1Aからの送信動作は2巡目で終了するものとして説明する。
ノード1Bでは、ノード1Aより送信されたメッセージフレームが受信される。ノード1Bでは、図5に示すステップS52により、メッセージID=“8”を読み取り、図5に示すステップS53によって、受信済みメッセージIDではない事が確認される。
従って、新規メッセージフレームの受信は正常に行われ、図5に示すステップS56において、メッセージID=“8”が受信済みメッセージフレームとして情報保持部50に保持される。受信側ノード1Bは、図5に示すステップS57において成功フラグを“1”に書き換え、ノード1Cへとメッセージフレームを送信する。
ここで、図7に示す例では、1巡目の送達確認フィールド34の失敗フラグは、ノード1Cおよび1Eによって“1”とされているため、ノード1AはメッセージIDを再び“8”、成功フラグ=“0”、失敗フラグ=“0”とし、メッセージフレームをノード1Bへと送信する。
ここで、図7に示す例では、2回目の送信ですべての受信局側のノードによってメッセージフレームが正常に受信されている。そのため、送達確認フィールド34の失敗フラグは“0”となっており、成功フラグが“1”とされている。送信側のノード1Aは、全てのノードでメッセージフレームが正常に受信されたものとしてメッセージフレームの送信を終了する。
10 リング型ネットワークシステム
21 ホストシステム部
22 通信制御部
23 システムバス
30 メッセージフレーム
31 ヘッダフィールド
32 メッセージID(メッセージフレーム識別情報)フィールド
33 データフィールド
34 送達確認フィールド
50 情報保持部
211 CPU
212 メモリ
221 メッセージフレーム送達確認部
222 メッセージフレーム送信リトライ部
223 重複メッセージフレーム削除部
224 メッセージフレーム識別情報生成部
Claims (5)
- 複数のノードをリング状に接続したリング型ネットワークシステムであって、
前記各ノードは、
自己が送信するメッセージフレームに新規メッセージフレームであることを識別するメッセージフレーム識別情報を付加する識別部と、
前記メッセージフレームの受信に失敗したときに、当該メッセージフレームに受信失敗情報を付加する送達確認部と、
自己が送信し順次中継されて戻ってきたメッセージフレームに前記受信失敗情報が付加されているときに、前記メッセージフレームを再度送信する再送信部と、
新たに受信したメッセージフレームに含まれる送信元ノード情報と前記メッセージフレーム識別情報とを保持する情報保持部と、
受信した前記メッセージフレームに含まれる前記送信元ノード情報及び前記メッセージフレーム識別情報と前記情報保持部に保持されている前記送信元ノード情報及び前記メッセージフレーム識別情報とを比較し、両者が一致するときに当該受信した重複した内容のメッセージフレームを削除する削除部と、
を備えたことを特徴とするリング型ネットワークシステム。 - 前記メッセージフレームは、受信失敗したメッセージフレームの受信失敗情報を記録するメッセージフレーム送達確認フィードを備えていることを特徴とする請求項1に記載のリング型ネットワークシステム。
- 前記ノードのそれぞれは、前記再送信部が同一のメッセージフレームを再度送信した回数を計数し、その回数が所定数に達した場合にはその同一のメッセージフレームの再度送信を停止する再送信停止部を備える請求項1又は2に記載のリング型ネットワークシステム。
- 前記識別部は、新規メッセージフレームを送信する毎にインクリメントされるカウント部を備え、そのカウント部のカウント値を前記新規メッセージ識別情報としてメッセージフレームに付加するようになっている請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリング型ネットワークシステム。
- 前記情報保持部は、前記新規メッセージフレーム識別情報としての前記カウント値の最大値を、前記送信元ノード情報と対応づけて保持するようになっている請求項4記載のリング型ネットワークシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009200111A JP2011055093A (ja) | 2009-08-31 | 2009-08-31 | リング型ネットワークシステム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101442567B1 (ko) * | 2012-05-31 | 2014-09-19 | 박영규 | 링 네트워크 토폴로지에서 프레임기반 라우팅을 이용한 프레임 무손실 통신 방법 |
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2009
- 2009-08-31 JP JP2009200111A patent/JP2011055093A/ja active Pending
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