JP2011049054A - 車両用灯火器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バルブ64と、バルブ64が挿通される貫通孔93が形成されたリフレクタ90と、バルブ64を支持するソケット70とを備えた後部ウインカ60において、リフレクタ90の裏側の外側面91Bであって、且つ貫通孔93の周囲に、リフレクタ90と一体に成形されるリフレクタ係合部94を設け、ソケット70にリフレクタ係合部94と係合するソケット係合部81を設けた。
【選択図】図2
Description
この構成によれば、リフレクタに一体に成形されたリフレクタ係合部を、ソケットのソケット係合部に直接取付けるため、ソケットをリフレクタに固定するための専用の固定部材を不要として部品点数を削減することができ、組立性及びメンテナンス性を向上できる。さらに、リフレクタの裏側の外側面にリフレクタ係合部を形成したため、リフレクタ係合部がリフレクタの反射を妨げることが無く、リフレクタの反射面積の減少を防ぐことができ、リフレクタを大型化することなく発光面積を確保できる。従って、灯火器を小型化しながら、十分なリフレクタの発光面積及び照射面積を確保できる。
この場合、バルブが組み付けられた状態のソケットのソケット係合部をリフレクタ係合部に嵌合させ、この状態でソケットを回動させるだけでバルブ及びソケットをリフレクタに固定することができ、組立性及びメンテナンス性を向上できる。
この場合、リフレクタ筒状部の外周壁にリフレクタ係合部を設け、このリフレクタ係合部を第2の筒状部の内周壁のソケット係合部に係合させるため、リフレクタ筒状部の貫通孔の径を最小限にでき、リフレクタの反射面積の減少を防ぎ、発光面積を確保できる。また、ソケット係合部を第1の筒状部の外周側かつ第2の筒状部の内周壁に設けたため、バルブを支持する第1の筒状部の大きさを確保しつつ、ソケットを小型化できる。
また、第1の筒状部と第2の筒状部とを同軸状に内、外に設けたので、バルブの保持とソケットのリフレクタへの係合とが同軸状ともなり、バルブをリフレクタに対して位置精度良く保持できる。
この場合、ソケットの後端部に形成された段部にバルブ用端子を配置したため、ソケットの前後方向の小型化を図ることができ、灯火器をより小型化できる。
この場合、リフレクタ筒状部とソケットとの間に設けられるシール部材を利用し、突起部を収容部に保持させてソケットとリフレクタとを係合させることができるため、部品点数を削減できる。また、突起部をシール部材の反発力によって収容部に保持させることができるため、ソケットとリフレクタとを強固に固定できる。
この場合、レンズとリフレクタとを、例えば、接着剤や溶着により接着固定でき、ねじ等の固定具を使用しないため、固定具がリフレクタの発光面積を減少させることがなく、リフレクタの発光面積を確保できる。
特に自動二輪車においては、灯火器が車両の外観に与える影響が大きく、小型化することが求められる一方、第3者からの視認性を十分に満足することが望ましいが、上記構成によれば、十分なリフレクタの発光面積及び照射面積を確保しつつ、灯火器の小型化を図ることができるので、自動二輪車のボディカバーに設けた凹部に方向指示器を配置するものにおいて、その視認性が良好となる上に、灯火器が車両の外観に影響することを防止できる。
また、リフレクタ筒状部の外周壁にリフレクタ係合部を設け、このリフレクタ係合部を第2の筒状部の内周壁のソケット係合部に係合させるため、リフレクタ筒状部の貫通孔の径を最小限にでき、リフレクタの反射面積の減少を防ぎ、発光面積を確保できる。また、ソケット係合部を第1の筒状部の外周側かつ第2の筒状部の内周壁に設けたため、バルブを支持する第1の筒状部の大きさを確保しつつ、ソケットを小型化できる。
また、第1の筒状部と第2の筒状部とを同軸状に内、外に設けたので、バルブの保持とソケットのリフレクタへの係合とが同軸状ともなり、バルブをリフレクタに対して位置精度良く保持できる。
さらにまた、シール部材を利用して、突起部を収容部に保持させてソケットとリフレクタとを係合させることができるため、部品点数を削減できる。また、突起部をシール部材の反発力によって収容部に保持させることができるため、ソケットとリフレクタとを強固に固定できる。
また、自動二輪車の灯火器において、十分な発光量を確保しつつ小型化を図ることができるので自動二輪車のボディカバーに設けた凹部に方向指示器を配置するものにおいて、その視認性が良好となる上に、灯火器が車両の外観に影響することを防止できる。
サイドカバー38の後部の車幅方向中央には、テールランプ9が設けられ、テールランプ9の下方には、サイドカバー38と連続して後輪16の上方を覆うリヤフェンダ8が取付けられている。リヤフェンダ8にはナンバープレート7が取付けられている。
また、テールランプ9よりも前方側において、左右のサイドカバー38には、車幅方向に左右一対で設けられる方向指示器としての後部ウインカ60(車両用灯火器)がそれぞれ取付けられている。後部ウインカ60は楕円球状に形成され、発光面を車両後方側に向けて配置されている。
バルブ64は、ソケット70に嵌め込まれるようにして支持される胴部64Aと、胴部64Aから後部ウインカ60の前端側へ延びるフィラメントを有する発光部64Bとを備えている。バルブ64の中心を通り後方に延びる光軸線Cは、後部ウインカ60の光軸線に一致している。胴部64Aには、胴部64Aの径方向に突出した凸部64Cが2箇所に形成されている。
また、リフレクタ筒状部92とソケット70との間には、弾性を有するシート状のシール部材79が介装されている。シール部材79によってリフレクタ筒状部92とソケット70との間が密閉され、防水性が確保されている。
また、リフレクタ本体部91及びリフレクタ筒状部92の外表面は、反射面91Aの裏側の外側面91Bを構成している。リフレクタ本体部91の前端部には、外側面91Bから径方向に突出したフランジ部95が形成されている。フランジ部95は外側面91Bを一周する円環状に形成され、フランジ部95には、フランジ部95の外径よりも小径に形成された円環状の壁部96が立設されている。
レンズ62は、レンズ側係合部62Aがリフレクタ本体部91のフランジ部95に突き当てられると共に、壁部96に係合することで位置決めされ、レンズ側係合部62Aをフランジ部95及び壁部96に溶着して固定される。レンズ62とリフレクタ90とは、後部ウインカ60の組み立て前に予め溶着により結合されて一体に構成され、リフレクタユニット100を構成している。
また、組み付けられて後部ウインカ60となった状態では、段差部62Bはベース部材61の前端に係合し、段差部62Bの段差が埋められている。これにより、レンズ62とベース部材61との継ぎ目が目立たないため、外観性を向上できる。ここで、レンズ62は、透光性を有する合成樹脂により構成されている。
また、ねじ99は、図3中の下方、すなわち、後部ウインカ60の下面60Aに設けられている。これにより、自動二輪車10を外側から見た場合にねじ99が視認されにくいため、自動二輪車10の外観性を向上できる。
図6及び図7に示すように、リフレクタ係合部94は、リフレクタ筒状部92の外周壁92Aの後端から径方向に突出した柱形状の突起部であり、リフレクタ筒状部92の外周壁92Aを周方向に略4等分する位置に設けられている。すなわち、リフレクタ係合部94は、リフレクタ筒状部92の外周壁92A上の4箇所に設けられ、互いに略90°の間隔をあけて配置されている。
図8及び図9に示すように、貫通孔73の内周面には、貫通孔73の軸方向に貫通する2つの導入溝73Cが形成されている。各導入溝73Cは、貫通孔73の後部側に形成された2つの係合溝73Aにそれぞれ連続しており、バルブ64の凸部64Cは導入溝73Cを通って係合溝73Aに係合される。すなわち、バルブ64は、凸部64Cが導入溝73Cに通りながら胴部64Aが貫通孔73に挿入された後、図8中の時計回転方向にバルブ64が回転されることで、凸部64Cが係合溝73Aに係合されて固定される。
ソケット係合部81は、第2の筒状部72の内周壁72Aを周方向に略4等分する位置に設けられている。すなわち、ソケット係合部81は、リフレクタ係合部94の配置に対応して4箇所に設けられ、互いに略90°の間隔をあけて配置されている。
図8及び図10に示すように、ソケット係合部81は、第2の筒状部72の前端部に形成され、溝状に切り欠かれた切欠き部86を有している。切欠き部86は、第2の筒状部72の前端面72Bに開口して底部80まで延びる縦通路部82(通路部)と、縦通路部82から底部80に沿って第2の筒状部72の周方向に延びる横通路部83(通路部)と、横通路部83の端に形成される突起収容部84(収容部)とを有している。すなわち、ソケット係合部81は、図10中の上下方向に延びる縦通路部82と、縦通路部82の下部から左右方向に延びる横通路部83とを有して、略L字状に形成された溝である。また、この略L字状の溝の径方向の深さは略等しく形成されている。
図10に示すように、リフレクタ係合部94は、縦通路部82の開口から縦通路部82に入り、横通路部83を通過して突起収容部84に達し、曲面状係合部84Aに係合する。詳細には、図2及び図10に示すように、リフレクタ係合部94が縦通路部82に入ると、リフレクタ筒状部92の先端が底部80との間でシール部材79を圧縮し、前壁83Aとシール部材79との間の間隔が広がってリフレクタ係合部94が横通路部83を通れるようになる。そして、リフレクタ係合部94は、曲面部94Aがシール部材79の圧縮の反発力によって前壁83Aに押し付けられながら横通路部83を通り、突起収容部84に係合する。
また、リフレクタ係合部94は、シール部材79の反発力によって突起収容部84に押し付けられた状態で係合されているため、リフレクタ90をソケット70に強固に固定できる。さらに、リフレクタ係合部94がシール部材79によって押し付けられているため、リフレクタ係合部94と突起収容部84との間のガタツキを防止できる。
また、図9に示すように、第2の筒状部72の後面72Dには、ソケット係合部81に連通する型抜き孔81Aが形成されている。型抜き孔81Aは、ソケット70の樹脂成形の際に、空洞部としてのソケット係合部81を形成した金型を抜くための孔である。
さらに、マイナス端子51及びプラス端子52は、ソケット70後端部を窪ませて形成した端子溝76を通っているため、ソケット70の前後長を小型化できる。
まず、図2及び図5に示すように、バルブ64を、マイナス端子51、プラス端子52、及び、シール部材79が取付けられた状態のソケット70に組み付け、バルブ64とソケット70とが一体に組まれたバルブユニット体110を組み立てる。この際、バルブ64は、凸部64Cを導入溝73Cに挿入して回転させるだけで係合溝73Aに係合され、プラス端子52によって係合溝73A側に押し付けられた状態になるため、簡単にバルブユニット体110を組み立てできる。
このように、リフレクタ90に一体に成形された各リフレクタ係合部94を、ソケット70のソケット係合部81に直接係合させて取付けるため、ソケット70をリフレクタ90に固定するための専用の固定部材を不要として部品点数を削減することができる。
図11は、車両左側のサイドカバー38の斜視図である。図12は、図2のXII−XII断面図であり、後部ウインカ60を車両後方から見た図である。
図2は、図11に2点鎖線で示した後部ウインカ60を、図11におけるII−II線で切断した図であり、すなわち、後部ウインカ60及びサイドカバー38を光軸線Cを通る平面で切断した平断面図である。
サイドカバー38は、全体的に後方に向かうに従って幅狭になるように形成され、図2に上面視で示すように、後部ウインカ60の近傍では、サイドカバー38は車両後方に向かうに連れて漸次幅狭になる湾曲面150を有している。また、図12に示すように、後方視では、湾曲面150は、車両上方に向かうに従って幅狭に形成されている。
また、図2に示すように、後部ウインカ60よりも前方には、左側のサイドカバー38における車幅方向の最も外側の部分であるカバー最大幅部38Cが位置している。図2には、サイドカバー38の最大幅の位置を示す最大幅線Lを2点鎖線で示している。
第1の凹部161の底部には、脚部67の底面67Dを受ける板部161Aが形成されており、この板部161Aは、車両の幅方向の中心線S(図2参照)を通る鉛直面に対して略平行な面である。湾曲面150は後方ほど幅狭、かつ、上方ほど幅狭であるため、第1の凹部161には、湾曲面150と板部161Aの前縁部とを繋ぐ前壁部163、及び、湾曲面150と板部161Aの下縁部とを繋ぐ下壁部164が形成されている。また、第1の凹部161の後部には、板部161Aと湾曲面150とを繋ぐ膨出部165が形成されている。さらに、板部161Aには、配線孔38Bと、固定ねじ38Aが挿通されるねじ孔166とが形成されている。ねじ孔166は、配線孔38Bよりも前方側に形成されている。
第1の凹部161の前壁部163は、脚部67に沿うように形成され、脚部67と前壁部163との間には、脚部67を簡単に第1の凹部161に取り付け可能な程度の大きさのクリアランスGが設けられている。また、脚部67と下壁部164との間にもクリアランスGが設けられている。
図2に示すように、光軸線Cを通る平断面視においては、後部ウインカ60は、レンズ62の略全体が湾曲面150に対して重ならないように、凹部160から露出した状態で取り付けられている。詳細には、レンズ62の全体は、光軸線Cの断面における湾曲面150の外側面の輪郭線よりも車幅方向外側に位置すると共に、凹部160の後端160Aよりも後方に位置している。このため、レンズ62の後方にはレンズ62を遮る部材が存在しない。
本実施の形態では、後部ウインカ60を凹部160に設けた場合でも、レンズ62の後方に凹部160が存在せず、凹部160がレンズ62を遮らないため、凹部160によってレンズ62の被視認性が低下されることが無い。これにより、凹部160に後部ウインカ60を配置して後部ウインカ60の車両の外観性への影響を低減できると共に、後部ウインカ60の視認性を確保できる。
さらに、車両の幅方向の中心線Sを跨いで図2に矢印Xで示すように車両右後方から左側の後部ウインカ60を見た場合においても、レンズ62が凹部160に遮られることが無いため、車両右後方から左側の後部ウインカ60を視認することができ、後部ウインカ60の被視認性を向上できる。この場合、後部湾曲面150Bが、より中心線Sの側に傾くほど、車両右後方からの後部ウインカ60の被視認性が向上する。
さらに、図2に示すように、後部ウインカ60は、その全体が最大幅線Lよりも内側に位置している。このため、カバー最大幅部38Cによって外力等から後部ウインカ60を保護でき、凹部160から後部ウインカ60が露出した構成であっても、サイドカバー38によって後部ウインカ60を保護できる。
さらに、リフレクタ90の外側面91Bの外周壁92Aにリフレクタ係合部94を形成したため、リフレクタ係合部94が反射面91Aの反射を妨げることが無く、リフレクタ90の反射面積の減少を防ぐことができ、リフレクタ90を大型化することなく発光面積を確保できる。従って、後部ウインカ60を小型化しながら、十分なリフレクタ90の発光面積及び照射面積を確保できる。
また、また、第1の筒状部71と第2の筒状部72とを一体の同軸状に内、外に設けたので、第1の筒状部71の貫通孔73によるバルブ64の保持と、第2の筒状部72のソケット係合部81とリフレクタ係合部94との係合とが同軸状ともなり、バルブ64をリフレクタ90に対して位置精度良く保持できる。
さらにまた、リフレクタ係合部94をシール部材79の反発力によって突起収容部84に保持させることができるため、ソケット70とリフレクタ90とを強固に固定できる。また、リフレクタ筒状部92とソケット70との間に設けられるシール部材79を利用し、リフレクタ係合部94を突起収容部84に保持させてソケット70とリフレクタ90とを係合させることができるため、部品点数を削減できる。
さらに、後部ウインカ60の発光面積を確保できると共に、後部ウインカ60を小型化できるため、十分な発光量を得て後部ウインカ60の被視認性を確保しつつ、後部ウインカ60が自動二輪車10の外観性に影響することを防止できる。
また、リフレクタ90の発光面積及び照射面積を確保して、十分な発光量を確保しつつ小型化された後部ウインカ60を、サイドカバー38の凹部160に設け、後部ウインカ60が目立たないようにしたため、被視認性を確保しつつ後部ウインカ60が車両の外観性に影響することを防止できる。さらに、このように後部ウインカ60を凹部160に設ける構成であっても、レンズ62が凹部160及びサイドカバー38に遮られないため、後部ウインカ60の被視認性を確保することができる。
上記実施の形態では、レンズ62は、レンズ側係合部62Aがフランジ部95及び壁部96に溶着されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、接着剤によってレンズ62をフランジ部95及び壁部96に接着しても良い。
また、上記実施の形態では、車両用灯火器として自動二輪車10の後部ウインカ60について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、後部ウインカ60の構成を前部ウインカ55に適用しても良い。さらに、本実施の形態の車両用灯火器の構成は、自動二輪車に限らず、三輪または四輪を超える車輪数の車両の灯火器に適用できる。さらに、本実施の形態の車両用灯火器の構成は、後部ウインカ60に限らず、ヘッドライトやフォグランプ等の灯火器に適用できる。
30 ボディカバー
51B、52B 端子部(バルブ用端子)
60 後部ウインカ(車両用灯火器)
62 レンズ
64 バルブ
70 ソケット
71 第1の筒状部
72 第2の筒状部
72A 内周壁
78 段部
79 シール部材
81 ソケット係合部
82 縦通路部(通路部)
83 横通路部(通路部)
84 突起収容部(収容部)
86 切欠き部
90 リフレクタ
90A 凹状部
91 リフレクタ係合部
91A 反射面
91B 外側面
92 リフレクタ筒状部
92A 外周壁
93 貫通孔
94 リフレクタ係合部
160 凹部
Claims (7)
- バルブ(64)と、該バルブ(64)の貫通孔(73)が形成されたリフレクタ(90)と、前記バルブ(64)を支持するソケット(70)とを備えた車両用灯火器において、
前記リフレクタ(90)の裏側の外側面(91B)であって、且つ前記貫通孔(73)の周囲に、前記リフレクタ(90)と一体に成形されるリフレクタ係合部(94)を設け、
前記ソケット(70)に前記リフレクタ係合部(94)と係合するソケット係合部(81)を設けたこと、
を特徴とする車両用灯火器。 - 前記バルブ(64)と前記ソケット(70)とを一体に組付けた状態で、前記貫通孔(73)に前記リフレクタ(90)の裏側より前記バルブ(64)を挿入して前記リフレクタ(90)の凹状部(90A)内に配置すると共に、
前記ソケット係合部(81)を前記リフレクタ係合部(94)に嵌合させ、前記ソケット(70)を回動させることで前記ソケット係合部(81)と前記リフレクタ係合部(94)とが係合されること、
を特徴とする請求項1記載の車両用灯火器。 - 前記リフレクタ(90)の裏側の外側面であって前記貫通孔(73)の周囲に筒状のリフレクタ筒状部(92)を形成するとともに、該リフレクタ筒状部(92)の外周壁(92A)に前記リフレクタ係合部(94)を設け、
前記ソケット(70)は、前記バルブ(64)を支持する第1の筒状部(71)と、該第1の筒状部(71)の外周側に第2の筒状部(72)とを備えるとともに、該第2の筒状部(72)の内周壁(72A)に前記ソケット係合部(81)を設けたこと、
を特徴とする請求項1または2記載の車両用灯火器。 - 前記ソケット(70)の後端部には、前記第1の筒状部(71)と前記第2の筒状部(72)とによって段部(78)が形成され、該段部(78)にバルブ用端子(51B、52B)を配置したこと、
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車両用灯火器。 - 前記リフレクタ係合部(94)及び前記ソケット係合部(81)は、突起部(94)と、該突起部(94)が係合する切欠き部(84A)とを含み、
該切欠き部(84A)は、前記突起部(94)が通過する通路部(82、83)と、前記突起部(94)を収容する収容部(84)とを備え、
前記リフレクタ筒状部(92)と前記ソケット(70)との間にシール部材(79)を介在させ、
前記突起部(94)は、前記シール部材(79)による反発力によって前記収容部(84)に保持されること、
を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の車両用灯火器。 - 前記リフレクタ(90)の反射面(91A)を覆うレンズ(62)を備え、前記リフレクタ(90)と前記レンズ(62)とが接着固定されること、
を特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の車両用灯火器。 - 前記車両(10)は自動二輪車であって、前記灯火器(60)は方向指示器であり、当該方向指示器は、前記自動二輪車のボディカバー(30)に設けられた凹部(160)に配置されたこと、を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の車両用灯火器。
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