JP2010235021A - Pneumatic pressure control device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、空気圧制御装置に関する。 The present invention relates to a pneumatic control device.
例えば車両等のシートには、内蔵された空気袋の空気圧の制御を通じて硬さを調整するものがある。具体例として、特許文献1に開示される空気圧制御装置は、シートの各部位に対応する空気袋に対し吸気又は排気するためのバルブやポンプ等を、同空気袋の空気圧を検出する圧力センサの検出結果(即ち、空気袋の検出圧力)に基づいて制御する。
例えばシートの形状を再生する場合、空気圧制御装置は、ポンプによって空気袋に空気を供給しつつ、空気袋の検出圧力と目標圧力とを比較し、同検出圧力が同目標圧力に達したと判別した時点で、空気の供給動作を停止するようになっている。
For example, some seats for vehicles and the like adjust hardness by controlling the air pressure of a built-in air bag. As a specific example, an air pressure control device disclosed in Patent Document 1 includes a valve, a pump, and the like for sucking or exhausting air bags corresponding to each part of a seat, and a pressure sensor that detects air pressure of the air bags. It controls based on a detection result (namely, detection pressure of an air bag).
For example, when regenerating the shape of the seat, the air pressure control device compares the detected pressure of the air bag with the target pressure while supplying air to the air bag by the pump, and determines that the detected pressure has reached the target pressure. At that time, the air supply operation is stopped.
ところで、ポンプが動作して空気袋に空気を供給しているときの同空気袋の検出圧力は、この供給動作が終了した後にポンプが停止している状態での同空気袋の検出圧力に比べて、例えば空気圧の不安定性等に起因する誤差を有するため、このようなポンプの動作時の検出圧力に基づいて空気圧制御が行なわれた場合、空気袋の最終的な空気圧が目標圧力に対し許容誤差の範囲内で一致しなくなる虞がある。
このように空気袋の空気圧制御の精度が低下した場合、例えば同空気袋を内蔵するシートの硬さ調整の精度も低下するという問題が生じる。
尚、前述した空気圧の不安定性に起因する誤差は、例えばポンプから空気袋への空気の流路を形成するチューブやバルブ等の特性のばらつきに応じて異なるため、例えば異なる空気袋に対し圧力センサがポンプの動作時に空気圧を検出することには、より一層の問題がある。
By the way, the detected pressure of the air bag when the pump is operating and supplying air to the air bag is compared with the detected pressure of the air bag when the pump is stopped after the supply operation is finished. For example, when there is an error due to instability of the air pressure, etc., when the air pressure control is performed based on the detected pressure during the operation of the pump, the final air pressure of the air bag is allowed with respect to the target pressure. There is a possibility that they do not match within the error range.
Thus, when the accuracy of air pressure control of the air bag is lowered, there arises a problem that the accuracy of adjusting the hardness of a sheet containing the air bag is also lowered.
The error due to the instability of the air pressure described above varies depending on, for example, variations in characteristics of tubes, valves, etc. that form the air flow path from the pump to the air bag. However, there is a further problem in detecting air pressure during operation of the pump.
本発明はかかる課題を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、シートの空気袋の空気圧を精度良く制御することにある。 The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to accurately control the air pressure of the air bag of the seat.
前記課題を解決するための発明は、シートの内部に設けられた空気袋の空気圧を検出する圧力センサと、前記空気袋に空気を供給するポンプが第1の時間停止した後に第2の時間動作する間欠動作を繰り返すための制御を行う第1の制御回路と、前記ポンプが停止している前記第1の時間に前記圧力センサが前記空気袋の空気圧を検出し、前記空気袋の検出圧力と目標圧力との差圧に応じて、前記空気袋の空気圧が前記目標圧力に達するまで、前記ポンプが前記間欠動作を繰り返すための制御を行う第2の制御回路と、を備えた空気圧制御装置である。 The invention for solving the above-mentioned problems is a second time operation after a pressure sensor for detecting an air pressure of an air bag provided in a seat and a pump for supplying air to the air bag stop for a first time. A first control circuit that performs control for repeating the intermittent operation, and the pressure sensor detects the air pressure of the air bag during the first time when the pump is stopped, and the detected pressure of the air bag A second control circuit that performs control for the pump to repeat the intermittent operation until the air pressure of the air bag reaches the target pressure in accordance with a differential pressure with respect to the target pressure. is there.
本発明によれば、シートの空気袋の空気圧を精度良く制御できる。 According to the present invention, the air pressure of the air bag of the sheet can be controlled with high accuracy.
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。 At least the following matters will become apparent from the description of the present specification and the accompanying drawings.
===空気圧制御装置の構成===
図1乃至図4を参照しつつ、本実施の形態の空気圧制御装置41の構成例について説明する。尚、図1は、シート10の構成例を示す斜視図であり、図2は、空気圧制御装置41の制御を司る構成例及び各種装置の構成例を示すブロック図であり、図3は、マイコン71の構成例を示すブロック図であり、図4は、空気袋30、31、32、33の検出圧力と、同検出圧力及び目標圧力と、ポンプ42の間欠動作における同ポンプ42のON時間とを対応付けるパラメータデータの構成例を示す図表である。
=== Configuration of pneumatic control device ===
A configuration example of the
図1に例示されるように、空気圧制御装置41は、例えば車両等の運転席に設けられるシート10のシートクッション部20の下側に、ポンプ42及びバルブユニット43とともに設けられている。また、シートクッション部20の紙面左側面には、肩や腰等の各部位の空気袋30、31、32、33の空気圧を調整するために利用者(例えば、運転手)が操作するコントローラ40が設けられている。
As illustrated in FIG. 1, the air
尚、本実施の形態のシート10は、シートクッション部20、シートバック部21、及びヘッドレスト部22を備えている。このうち、シートクッション部20は、着座面の硬さを調整するための空気袋30を内蔵し、シートバック部21は、その幅方向の中央に対し対称に空気袋31a、31b(「空気袋31」と総称する)及び空気袋32a、32b(「空気袋32」と総称する)を内蔵するとともに、その幅方向の中央に空気袋33a、33b(「空気袋33」と総称する)を内蔵する。ここで、空気袋31は、利用者の脇を支えるために設けられ、シートバック部21の中央から紙面左側に設けられた空気袋31aと、紙面右側に設けられた空気袋31bとで構成される。空気袋32は、利用者の肩を支えるために設けられ、シートバック部21の中央から紙面左側に設けられた空気袋32aと、紙面右側に設けられた空気袋32bとで構成される。空気袋33は、利用者の腰を支えるために設けられた空気袋であり、シートバック部21の上側に設けられた空気袋33aと、下側に設けられた空気袋33bとで構成される。この空気袋33の空気圧が調整されることにより、いわゆるランバーサポートの機能が実現される。
The
図2に例示されるように、空気圧制御装置41は、圧力センサ70と、マイコン71と、駆動回路72とを備えている。この空気圧制御装置41は、例えばECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)であり、利用者によるコントローラ40の操作結果や圧力センサ70による空気圧の検出圧力等に応じて、ポンプ42及びバルブユニット43の動作を制御する。
As illustrated in FIG. 2, the air
圧力センサ70は、空気袋30、31、32、33のそれぞれの空気圧を検出するための単一のセンサであり、圧力を検出するための受圧部(不図示)を備えている。
The
マイコン71は、利用者によるコントローラ40の操作結果や圧力センサ70による空気圧の検出圧力等に応じて、空気圧制御装置41を統括制御するための後述するマイコンコア(第1の制御回路、第2の制御回路)102を備えた情報処理装置であり、例えば、コントローラ40からの入力信号や圧力センサ70からの検出信号等を受信すると、これらの信号に基づいて、駆動回路72やポンプ42等に制御信号を送信するようになっている。
The
駆動回路72は、マイコン71からの制御信号に基づいて、バルブユニット43を駆動して、各バルブの開閉を制御する回路である。
The
以下、空気圧制御装置41の制御対象であるバルブユニット43及びポンプ42と、空気圧制御装置41への入力端末であるコントローラ40との構成例について説明する。
Hereinafter, a configuration example of the
バルブユニット43は、図2に例示されるように、空気袋30、31、32、33の吸排気を制御するための制御バルブ90、91、92、93、94及び排気バルブ95、96、97を備えている。
As illustrated in FIG. 2, the
制御バルブ90は、ポンプ42及び圧力センサ70に接続されたチューブ80と、肩用の空気袋32とを接続又は遮断するための例えばソレノイドバルブであり、開状態で接続し、閉状態で遮断するようになっている。また、制御バルブ91、92、93、94も、制御バルブ90と同様に、チューブ80と、脇用の空気袋31、腰の空気袋33、及びクッションの空気袋30とをそれぞれ接続又は遮断するようになっている。
The
排気バルブ95は、チューブ80と、空気を排気するための排気ポート81とを接続又は遮断するための例えばソレノイドバルブであり、開状態で接続し、閉状態で遮断するようになっている。例えば、排気バルブ95を開状態にすることによって、チューブ80と接続状態にある空気袋30、31、32、33の空気は全て排気ポート81から排気される。また、排気バルブ96、97も、排気バルブ95と同様に、排気ポート82と、空気袋33a、33bとをそれぞれ接続又は遮断するようになっている。尚、空気袋33a、33bに対しては、排気バルブ96、97が専用に設けられているため、例えば、空気袋33aを吸気しつつ、空気袋33bを排気することができる。これは、ランバーの円滑な調整及び調整時における利用者の違和感の軽減につながる。
The
ポンプ42は、図2に例示されるように、マイコン71からの制御信号に基づいて、大気中の空気を吸入しこれを空気袋30、31、32、33に排出するものであり、その吸入口は大気に接し、その排出口はチューブ80に接続されている。
As illustrated in FIG. 2, the
コントローラ40は、図2に例示されるように、シート10の形状を変化させるべく利用者が操作する端末であり、操作結果に応じた情報を入力信号としてマイコン71に送信する。このコントローラ40は、操作スイッチ60、61、62、63、設定スイッチ64、及びポジションスイッチ65、66を備えている。
As illustrated in FIG. 2, the
操作スイッチ60、61、62、63は、肩用の空気袋32、脇用の空気袋31、クッションの空気袋30、腰の空気袋33の空気圧をそれぞれ調整するためのスイッチである。
The operation switches 60, 61, 62, and 63 are switches for adjusting the air pressures of the
設定スイッチ64は、シート10の形状を定める各部位の空気袋30、31、32、33の空気圧を記憶させるためのスイッチである。例えば、設定スイッチ64が押下されると、後述するポジションスイッチ65、66の何れか一方が押下されることにより、シート10の形状がマイコン71に内蔵されたメモリ101に記憶されるようになっている。
The setting
ポジションスイッチ65、66は、メモリ101に記憶されたシート10の形状を再生するためのスイッチである。例えば、ポジションスイッチ65が押下されると、同ポジションスイッチ65に対応付けてメモリ101に記憶されたシート10の形状が再生され、ポジションスイッチ66が押下されると、同ポジションスイッチ66に対応付けてメモリ101に記憶されたシート10の形状が再生されるようになっている。
The position switches 65 and 66 are switches for reproducing the shape of the
<<<マイコン71の詳細>>>
図3に例示されるように、本実施の形態のマイコン71は、マイコンコア102と、ADコンバータ100と、前述したメモリ101と、タイマ103とを備えている。
マイコンコア102は、空気圧制御装置41を統括制御するためのCPUであり、メモリ101に記憶されたプログラムに定められた処理を実行することにより、同空気圧制御装置41の以下述べる各種機能を実現する。
<<< Details of
As illustrated in FIG. 3, the
The
具体的には、マイコンコア102は、プログラムに基づいて、ポンプ42に対し、所定のOFF時間(第1の時間)停止した後に所定のON時間(第2の時間)動作する間欠動作を繰り返させる処理を実行し、圧力センサ70に対し、ポンプ42が停止しているOFF時間中に空気袋(例えば空気袋30)の空気圧を検出させ、ポンプ42に対し、同空気袋の検出圧力と目標圧力との差圧に応じて、同空気袋の空気圧が目標圧力に達するまで間欠動作を繰り返させる処理を実行するようになっている。また、マイコンコア102は、プログラムに基づいて、ポンプ42に対し、空気袋の空気圧が予め定められた所定圧力(目標圧力未満)に達するまでは連続動作させ、同空気圧が所定圧力に達した後にはこれが目標圧力に達するまで間欠動作を繰り返させる処理を実行するようになっている。更に、マイコンコア102は、プログラムに基づいて、圧力センサ70に対し、ポンプ42の動作がOFFとなってから、このOFF時間の経過途中において、空気圧の正確な検出のために必要な安定化時間(第3の時間)の経過後に同検出を行なわせる処理を実行するようになっている。尚、以上述べたマイコンコア102の機能は、後述する空気圧制御装置41の動作説明において、改めて詳述する。
Specifically, the
ADコンバータ100は、圧力センサ70から出力されるアナログ信号を、所定の間隔毎にデジタルデータに変換して出力する回路である。
The
メモリ101は、RAM(Random Access Memory)110及びROM(Read Only Memory)111を備えている。RAM110は、例えば、空気圧制御装置41の動作に用いられる各種データ等を記憶する。ROM111は、その記憶領域に、例えば、マイコンコア102が実行するプログラムを記憶するプログラム記憶部112や、以下述べるパラメータデータを記憶するパラメータデータ記憶部113等を備えている。
The
タイマ103は、前述した、ON時間、OFF時間、安定化時間等を計時する。
The
図4に例示されるように、ポンプ42の間欠動作における前述した「ON時間」に係るパラメータデータは、ポンプ42の間欠動作におけるOFF時間中に圧力センサ70により検出された空気袋(例えば空気袋30)の検出圧力を示す情報と、同検出圧力と目標圧力との差圧を示す情報とに対し、ポンプ42の間欠動作におけるON時間を示す情報が対応付けられたテーブルデータである。同図によれば、例えば、検出圧力が0kPa(大気圧に対する相対圧力)であり、検出圧力と目標圧力との差圧が10kPaである場合、ポンプ42の間欠動作におけるON時間は500msに設定されている。ここで、同図に例示される差圧「A」は、絶対値がゼロ近傍である(但しゼロではない)正の値を示している。また、検出圧力及び差圧の双方が高くなるほどON時間が長くなる一方、検出圧力及び差圧の双方が低くなるほどON時間が短くなるように設定されている。このON時間に係るパラメータデータは、空気袋30、31、32、33毎に、実験結果に基づいて予め生成されて、パラメータデータ記憶部113に記憶されている。ここで、ON時間は、例えば、ポンプ42の1回当たりの吸気動作によって空気袋(例えば空気袋30)の空気圧が目標圧力を大きく超えることがなく、同空気袋からの圧力負荷に対抗し得るトルクがポンプ42のモータ(不図示)に発生するために十分な時間に予め設定されている。また、ON時間は、ポンプ42及び空気袋30、31、32、33の特性も考慮して予め設定されている。
As illustrated in FIG. 4, the parameter data relating to the above-mentioned “ON time” in the intermittent operation of the
尚、ポンプ42の間欠動作における前述した「OFF時間」に係るパラメータデータ(不図示)は、同OFF時間を示す固定値の情報であり、空気袋30、31、32、33毎に、実験結果に基づいて予め生成されて、パラメータデータ記憶部113に記憶されている。ここで、OFF時間は、例えば、ポンプ42の停止及び空気流動の安定化に十分であるとともに、同ポンプ42からの空気流出を最小限とする時間に予め設定されている。
The parameter data (not shown) related to the above-mentioned “OFF time” in the intermittent operation of the
また、ポンプ42の間欠動作における前述した「安定化時間」に係るパラメータデータ(不図示)は、同ポンプ42の動作がOFFとなってから、空気圧が安定するのに要する安定化時間を示す固定値の情報であり、空気袋30、31、32、33毎に、実験結果に基づいて予め生成されて、パラメータデータ記憶部113に記憶されている。尚、この安定化時間は、一例として、40msである。但し、この場合、OFF時間は40msよりも長い時間に設定されている。
Further, the parameter data (not shown) related to the above-mentioned “stabilization time” in the intermittent operation of the
更に、ポンプ42の連続動作から間欠動作への切り替えの基準となる前述した「所定圧力」に係るパラメータデータ(不図示)は、空気圧制御を短時間で精度よく実行するのに最適な空気圧(例えば、目標圧力よりも少し低い空気圧)を示す固定値の情報であり、空気袋30、31、32、33毎に、実験結果に基づいて予め生成されて、パラメータデータ記憶部113に記憶されている。
Further, the parameter data (not shown) related to the above-mentioned “predetermined pressure” that is a reference for switching the continuous operation from the continuous operation of the
===空気圧制御装置の動作===
図5及び図6を参照しつつ、前述した構成を備えた空気圧制御装置41による空気圧制御動作について説明する。尚、図5は、空気圧制御に際してのマイコンコア102の処理手順の一例を示すフローチャートであり、図6は、空気圧制御に際しての、ポンプ42及び圧力センサ70の動作と、空気袋30の空気圧との時間変化の一例を示す時間ダイアグラムである。
=== Pneumatic controller operation ===
An air pressure control operation by the air
以下、一例として、シート10のシートクッション部20の形状を再生するべく、空気袋30を吸気させる動作について説明する。ここで、再生するべき形状は、具体的には、ROM111のパラメータデータ記憶部113において、空気袋30の目標圧力として記憶されている。
Hereinafter, as an example, an operation for inhaling the
図5に例示されるように、マイコンコア102は、先ず、空気袋30に吸気の必要があるか否かを判別する(S100)。尚、吸気が必要な場合とは、例えば、コントローラ40のポジションスイッチ65、66が押下されてシートクッション部20の形状を再生する場合等である。
As illustrated in FIG. 5, the
<<<ポンプ42の連続動作>>>
吸気の必要があると判別した場合(S100:YES)、マイコンコア102は、ポンプ42に制御信号を送信して動作を開始させるとともに、駆動回路72に制御信号を送信してバルブユニット43における制御バルブ94(空気袋30に対応)のみを開状態にさせて、空気袋30について吸気を開始させる(S101)。
<<< Continuous operation of
When it is determined that the intake is necessary (S100: YES), the
マイコンコア102は、圧力センサ70に制御信号を送信して空気袋30の空気圧を検出させ(S102)、この検出圧力が前述した所定圧力に達したか否かを判別する(S103)。ステップS102において、空気袋30はポンプ42によって吸気中であるため、このような過渡的な状態での圧力センサ70の検出圧力は、例えばポンプ42が停止した後に空気圧が十分に安定した状態で圧力センサ70によって検出される空気袋30の正確な空気圧に対し誤差を含んでいる。そこで、本実施の形態では、ポンプ42の動作時の圧力センサ70の検出圧力と、ポンプ42の停止時の圧力センサ70の検出圧力との相関を予め実験で求めておき、マイコンコア102は、ポンプ42の動作時の検出圧力に対し同相関に基づいた補正を施すようになっている。この相関は、圧力センサ70の検出精度がその検出対象の圧力が低いほど低くなるという性質から、例えば所定の検出圧力を閾値として、同閾値以上では線形関係であるが、同閾値未満では非線形関係であるものとする。具体的には、線形関係の場合、空気袋30について、ポンプ42の動作時の圧力センサ70の複数の検出圧力(何れも閾値以上)に対し、ポンプ42の停止時の圧力センサ70の検出圧力をそれぞれ予め実験で求めておき、例えば、これから線形関係を表わす2つの補正係数(即ち、傾き及び切片)を予め最小二乗計算で求めておく。一方、非線形関係の場合、例えば、閾値未満の空気圧を複数の狭い範囲に分け、これら複数の範囲毎に検出圧力に対する1つの補正量を予め実験で求めておく。これらの補正係数及び補正量は、空気圧の検出対象である空気袋毎に予め実験・計算で求められ、ROM111のパラメータデータ記憶部113には、空気袋毎に、閾値を示す情報と、閾値以上の空気圧に対する2つの補正係数を示す情報と、閾値未満の空気圧の複数の範囲を示す情報にそれぞれ対応付けられた1つの補正量を示す情報とが予め記憶されている。マイコンコア102は、ポンプ42の動作時の圧力センサ70の検出圧力を閾値と比較し、同検出圧力が閾値以上であると判別した場合、同検出圧力に2つの補正係数を適用(即ち、「傾き」を乗算した後に「切片」を加算又は減算)するようになっている。一方、ポンプ42の動作時の圧力センサ70の検出圧力が閾値未満であると判別した場合、マイコンコア102は、同検出圧力に該当する範囲に対応付けられた1つの補正量を同検出圧力に適用(即ち、加算又は減算)するようになっている。但し、以上に限定されるものではなく、例えば、前述した閾値を境とする2種類の補正手段のうちの何れか1種類のみで圧力センサ70の検出圧力を補正してもよいし、或いは、圧力センサ70の検出圧力を補正しなくてもよい。
The
図6に例示されるように、マイコンコア102がステップS102及びS103の処理を繰り返し実行している間、ポンプ42が連続動作することによって、空気圧は、時間経過にともなって所定圧力に向かって直線的に増加する(図6の傾斜した点線)。
As illustrated in FIG. 6, the
<<<ポンプ43の間欠動作>>>
図5に例示されるように、圧力センサ70による検出圧力が所定圧力に達したと判別した場合(S103:YES)、マイコンコア102は、この検出圧力と空気袋30の目標圧力との差圧を求めて、ROM111のパラメータデータ記憶部113を参照し、これらの検出圧力と差圧とに対応付けられたポンプ42のON時間を示す情報(図4参照)を読み出すととともに、固定値であるポンプ42のOFF時間を示す情報を読み出し(S104)、タイマ103をリセットして計時を開始させる(S105)。
<<< Intermittent operation of
As illustrated in FIG. 5, when it is determined that the pressure detected by the
マイコンコア102は、タイマ103によりステップS105から計時された時間tがステップS104で取得したON時間に達したか否かを判別する(S106)。
The
タイマ103によりステップS105から計時された時間tがON時間に達したと判別した場合(S106:YES)、マイコンコア102は、ポンプ42に制御信号を送信して動作を停止させ(S107)、タイマ103をリセットして計時を開始させる(S108)。尚、ここでは、バルブユニット43における制御バルブ94(空気袋30に対応)は、開状態を維持している。
When it is determined that the time t counted from the step S105 by the
マイコンコア102は、タイマ103によりステップS108から計時された時間tが前述した安定化時間に達したか否かを判別する(S109)。
The
タイマ103によりステップS108から計時された時間tが安定化時間に達したと判別した場合(S109:YES)、マイコンコア102は、圧力センサ70に空気袋30の空気圧を検出させる(S110)。尚、圧力センサ70の検出圧力は、メモリ101のRAM110に記憶される。
When it is determined that the time t counted from step S108 by the
マイコンコア102は、タイマ103によりステップS108から計時された時間tがOFF時間に達したか否かを判別する(S111)。
The
タイマ103によりステップS108から計時された時間tがOFF時間に達したと判別した場合(S111:YES)、マイコンコア102は、メモリ101のRAM110を参照して、ステップS110における検出圧力が空気袋30の目標圧力に達したか否かを判別する(S112)。具体的には、マイコンコア102は、ステップS110における検出圧力と空気袋30の目標圧力との差圧がゼロに達したか否かを判別する。
When it is determined that the time t counted from the step S108 by the
ステップS110における検出圧力が空気袋30の目標圧力に達していない(即ち、検出圧力と目標圧力との差圧がゼロに達していない)と判別した場合(S112:NO)、マイコンコア102は、ポンプ42に制御信号を送信して、ステップS107から停止していた同ポンプ42に動作を開始させる(S113)。これにより、バルブユニット43における制御バルブ94(空気袋30に対応)が開状態を維持しつつ、ポンプ42が動作する。この状態で、マイコンコア102は、ステップS104の処理を再度実行する。即ち、マイコンコア102は、ステップS110における検出圧力と空気袋30の目標圧力との差圧を求めて、ROM111のパラメータデータ記憶部113を参照し、これらの検出圧力と差圧とに対応付けられたポンプ42のON時間を示す情報(図4参照)を読み出し(S104)、ポンプ42の間欠動作を継続する。
When it is determined that the detected pressure in step S110 has not reached the target pressure of the air bladder 30 (that is, the differential pressure between the detected pressure and the target pressure has not reached zero) (S112: NO), the microcomputer core 102 A control signal is transmitted to the
つまり、マイコンコア102が、ステップS112において、直近のステップS110における検出圧力が空気袋30の目標圧力に達していない(即ち、検出圧力と目標圧力との差圧がゼロに達していない)と判別する限り(S112:NO)、この検出圧力と同検出圧力及び目標圧力の差圧とに応じたON時間と、予め設定されたOFF時間とを以って、ポンプ42の間欠動作が繰り返される。尚、前述したように、圧力センサ70の検出圧力と同検出圧力及び空気袋30の目標圧力の差圧とに対応付けられたポンプ42のON時間は、例えば同差圧が低くなるほど短くなるように予め設定されているため(図4参照)、空気袋30の空気圧が目標圧力に近づくにつれてポンプ42のON時間は短くなる傾向にある。但し、図6におけるON時間は、図示の便宜上、空気圧と関係なく同一となっている。
That is, the
図6に例示されるように、ポンプ42の間欠動作における同ポンプ42のON時間では、圧力センサ70は空気袋30の空気圧を検出しない。また、このON時間では、空気袋30の空気圧は時間経過にともなって目標圧力に向かって直線的に増加する(図6の傾斜した実線)。尚、この間に空気圧は検出されていないため、図6に例示される傾斜した実線で表わされる空気圧は、実際の検出圧力ではなく、空気圧の時間変化を理解する便宜上の仮想的な空気圧を表わしているものとする。
As illustrated in FIG. 6, the
また、ポンプ42の間欠動作おける同ポンプ42のOFF時間では、圧力センサ70は、ON状態からOFF状態に切り替わってから安定化時間が経過したとき、空気袋30の空気圧を検出する。また、このOFF時間では、空気袋30の空気圧は時間経過にかかわらず略一定である(図6の水平の実線)。尚、この間に圧力センサ70がON動作の場合以外に空気圧は検出されていないため、図6に例示される水平の実線で表わされる空気圧は、実際の検出圧力ではなく、空気圧の時間変化を理解する便宜上の仮想的な空気圧を表わしているものとする。
Further, in the OFF time of the
図5に例示されるように、ステップS110における検出圧力が空気袋30の目標圧力に達した(即ち、検出圧力と目標圧力との差圧がゼロに達した)と判別した場合(S112:YES)、マイコンコア102は、駆動回路72に制御信号を送信してバルブユニット43における制御バルブ94(空気袋30に対応)を閉状態にさせて(S114)、処理を終了する。
As illustrated in FIG. 5, when it is determined that the detected pressure in step S110 has reached the target pressure of the air bladder 30 (that is, the differential pressure between the detected pressure and the target pressure has reached zero) (S112: YES). The
以上の処理により、図6において時間経過にともなって階段状に空気圧が増加するポンプ42の間欠動作が終了し、空気袋30の空気圧が目標圧力に到達する。これにより、シート10のシートクッション部20の形状が再生される。
With the above processing, the intermittent operation of the
以上述べた空気圧制御装置41によれば、図6に例示されるように、空気袋30に空気を供給するべくポンプ42に対しON時間だけ動作した後にOFF時間だけ停止する間欠動作をさせるとともに、圧力センサ70に対しこのOFF時間内に空気袋30の空気圧を検出させるというサイクルを、検出圧力と空気袋30の目標圧力との差圧に応じて繰り返すことによって、リアルタイムの検出圧力に基づく空気圧制御が行なわれる。特に、ポンプ42の停止時における検出圧力には、例えば制御バルブ94やチューブ80等の特性のばらつきに応じた誤差が含まれないため、圧力センサ70によるリアルタイムの検出圧力はより正確になる。以上から、この空気圧制御によって、空気袋30の最終的な空気圧が目標圧力に対し許容誤差の範囲内で一致する。よって、シート10における対応するシートクッション部20の硬さ調整の精度が向上する。
According to the air
また、この空気圧制御装置41によれば、図4のパラメータデータ及び図5のステップS104に例示されるように、前述したサイクルを繰り返す都度、ポンプ42のON時間は、圧力センサ70の検出圧力と同検出圧力及び目標圧力の差圧とに応じて空気圧制御に最適な時間に更新されるため、このような差圧に応じたフィードバックによって、空気圧制御の精度がより向上する。
Further, according to the air
また、この空気圧制御装置41によれば、ポンプ42は、タイマ103を通じて、予め空気圧制御に最適に設定されたON時間だけ動作し、予め空気圧制御に最適に設定されたOFF時間だけ停止するため、空気袋30の空気圧制御の精度がより一層向上する。
Further, according to the air
また、この空気圧制御装置41によれば、図6に例示されるように、ポンプ42の間欠動作における圧力センサ70の検出動作は、同ポンプ42がON状態からOFF状態に切り替わった時点よりも遅れたタイミングで行なわれるため、例えば空気圧の不安定性等に起因する検出圧力の誤差を低減できる。
Further, according to the air
また、この空気圧制御装置41によれば、前述したポンプ42のON状態からOFF状態への切り替わりから圧力センサ70の検出動作までの時間が、ポンプ42の停止後に空気袋30の空気圧が安定するのに要する安定化時間に設定されているため、空気圧の不安定性に起因する検出圧力の誤差をより一層低減できる。
Further, according to the air
また、この空気圧制御装置41によれば、空気袋30の空気圧が所定圧力に達するまではポンプ42に連続動作させ、同空気圧が所定圧力に達した後にはこれが目標圧力に達するまでポンプ42に繰り返し間欠動作させることにより、空気袋30の空気圧制御を短時間で精度よく実行できる。例えば、ポンプ42の連続動作によって空気圧制御を行なう場合、圧力センサ70の検出圧力がたとえ前述したように補正されていても、同検出圧力には、補正係数や補正量等自体の誤差が含まれている。但し、この場合、ポンプ42を停止しないことによって、空気圧制御にかかる時間は短縮される。そこで、本実施の形態では、空気袋30の空気圧が前述した所定圧力に達するまでは、空気圧制御にかかる時間を短縮するべくポンプ42を連続動作させ(粗調整)、空気袋30の空気圧がこの所定圧力に達した後は、より正確な空気圧に基づいて空気圧制御を行なうべくポンプ42を間欠動作させている(微調整)。これは、空気圧制御の時間短縮及び精度向上につながる。
Further, according to the air
尚、前述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであって、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、その等価物も含まれる。 The above-described embodiment is intended to facilitate understanding of the present invention and is not intended to limit the present invention. The present invention can be changed and improved without departing from the gist thereof, and equivalents thereof are also included.
前述した実施の形態では、シート10は車両用であるとしたが、これに限定されるものではなく、例えば船舶用や航空機用等であってもよい。
In the above-described embodiment, the
前述した空気圧制御は、シート10のシートクッション部20の形状を再生するべく空気袋30を吸気させる動作に対し適用されたが、これに限定されるものではない。例えば、他の空気袋31、32、33のそれぞれの吸気動作に対し前述した空気圧制御を適用してもよいし、或いは、複数の空気袋30、31、32、33のうちの何れか2つ以上の吸気動作に対し前述した空気圧制御を適用してもよい。
The above-described air pressure control is applied to the operation of sucking the
10 シート
20 シートクッション部
21 シートバック部
22 ヘッドレスト部
30 空気袋
31、31a、31b、32、32a、32b、33、33a、33b 空気袋
40 コントローラ
41 空気圧制御装置
42 ポンプ
43 バルブユニット
60、61、62、63 操作スイッチ
64 設定スイッチ
65、66 ポジションスイッチ
70 圧力センサ
71 マイコン
72 駆動回路
80 チューブ
81、82 排気ポート
90、91、92、93、94 制御バルブ
95、96、97 排気バルブ
100 ADコンバータ
101 メモリ
102 マイコンコア
103 タイマ
110 RAM
111 ROM
112 プログラム記憶部
113 パラメータデータ記憶部
DESCRIPTION OF
111 ROM
112
Claims (6)
前記空気袋に空気を供給するポンプが第1の時間停止した後に第2の時間動作する間欠動作を繰り返すための制御を行う第1の制御回路と、
前記ポンプが停止している前記第1の時間に前記圧力センサが前記空気袋の空気圧を検出し、前記空気袋の検出圧力と目標圧力との差圧に応じて、前記空気袋の空気圧が前記目標圧力に達するまで、前記ポンプが前記間欠動作を繰り返すための制御を行う第2の制御回路と、
を備えたことを特徴とする空気圧制御装置。 A pressure sensor for detecting the air pressure of the air bag provided inside the seat;
A first control circuit that performs control for repeating an intermittent operation that operates for a second time after the pump that supplies air to the air bag stops for a first time;
The pressure sensor detects the air pressure of the air bag during the first time when the pump is stopped, and the air pressure of the air bag is determined according to the differential pressure between the detected pressure of the air bag and the target pressure. A second control circuit for controlling the pump to repeat the intermittent operation until a target pressure is reached;
A pneumatic control device comprising:
ことを特徴とする請求項1に記載の空気圧制御装置。 The pneumatic control device according to claim 1, wherein the second time is a time that increases as a differential pressure between the detected pressure of the air bag and the target pressure increases.
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気圧制御装置。 The pneumatic control apparatus according to claim 1, wherein the first control circuit includes a timer that counts the first and second times for the pump to repeat the intermittent operation.
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気圧制御装置。 The air pressure control device according to claim 1, wherein the pressure sensor detects an air pressure of the air bag at a third time in the course of the first time.
ことを特徴とする請求項4に記載の空気圧制御装置。 The air pressure control device according to claim 4, wherein the third time is a time required for the air pressure of the air bag to stabilize.
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の空気圧制御装置。 The pump continuously operates until the air pressure of the air bag reaches a predetermined pressure lower than the target pressure, and when the air pressure of the air bag reaches the predetermined pressure, the air pressure of the air bag reaches the target pressure. The pneumatic control apparatus according to any one of claims 1 to 5, wherein the intermittent operation is repeated by the first and second control circuits.
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