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JP2010136348A - ライン状照明装置、及び、それを用いた画像読取装置 - Google Patents

ライン状照明装置、及び、それを用いた画像読取装置 Download PDF

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JP2010136348A JP2009246944A JP2009246944A JP2010136348A JP 2010136348 A JP2010136348 A JP 2010136348A JP 2009246944 A JP2009246944 A JP 2009246944A JP 2009246944 A JP2009246944 A JP 2009246944A JP 2010136348 A JP2010136348 A JP 2010136348A
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Norihiko Tsumekawa
慶彦 爪川
Mitsuyoshi Kizara
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Abstract

【課題】本発明は、光源の照射面を基板に対して、略直角に配置することで導光体の高さを低くしてキャリッジを小型化すると共に、基板をキャリッジ上面に対して平行に取り付けることで、角度調整作業を不要とし、作業性の向上、及び、組み立て精度を向上したライン状照明装置を提供する。
【解決手段】LED2kの照射面23を基板1の実装面22に対して略直角に配置し、導光体3の長手方向に沿って設けられた射出面7を凸状に湾曲して形成すると共に、この射出面7に対向して設けられた入光面6に前記LED2kの照射面23に略平行に対向する平面Aを備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、複写機、イメージスキャナー、あるいは、ファクシミリ等の画像読取装置で使用されるライン状照明装置に係り、特に原稿の読取面を照射してその反射光を読み取るイメージセンサユニットに用いられるライン状照明装置、及び、それを用いた画像読取装置に関するものである。
従来、複写機、スキャナー、ファクシミリ等に利用される縮小光学系に用いられる画像読取装置には、照明装置としてLEDを用いたライン状照明装置が知られている。
図21に示すように、特許文献1記載の画像読取装置が提案されている。
即ち、基板100と、この基板100上に直線状に配置された複数のLED101とから成り、発光強度が最も強い方向を基板100の基板面に対して水平方向にした構成である。
この構成により、LED101から発せられた照射光は、図示しない原稿の照射点に向かって斜め上方へ照射される。照射光は原稿によって反射され、この反射光(読取画像)が複数の反射ミラー102により光路の向きを変えられ、結像レンズ103を介してラインセンサ104に導かれ読取を行うものである。
ところで、このライン状照明装置は、LED101の照射面が基板100の実装面に対して平行に配置されているため、原稿の照射点に向かって斜め上方へ照射するには基板100を斜めに固定するなどしてLED101の照射面を斜め上方へ向ける必要があった。
このため、キャリッジ105内の基板100取り付けに必要な場所が大きくなり、キャリッジ105が大型化する問題があった。
また、原稿の照射点に向かって効率的に照射するためには基板100の角度調整作業が必要となる等、組み立て作業が複雑であり組み立て治具等が増え工数も増大するという問題があった。
この問題を解決するため、特許文献2記載の画像読取装置が提案されている。
即ち、基板200上に複数個配置されたLED光源201と、このLED光源201に一体に構成された集光レンズ(導光体)202により、LED基板200の法線方向に対して傾斜させた方向に照射する構成である(図22参照)。
特開2008−67276号公報 特開2004−170858号公報
しかしながら、特許文献2に記載の構成は、LED光源201の照射面が基板200の実装面に対して平行に配置されているため、LED光源201の真上に集光レンズ(導光体)202を取り付ける必要があり、基板200と照射面との距離が大きくなり、キャリッジが大型になる問題があった。
本発明はかかる実情に鑑みなされたものであり、キャリッジを小型化すると共に、作業性の向上、及び、組み立て精度を向上させるライン状照明装置、及び、それを用いた画像読取装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のライン状照明装置は、基板と、前記基板上に直線状に配置された原稿を照射するための複数の光源と、前記光源からの光を原稿に照射するために光源に沿って配された導光体と、を備えたライン状照明装置において、前記導光体は、前記導光体の長手方向に沿って設けられた出射面と、前記出射面に対向して設けられた入光面と、前記出射面、及び、前記入光面との間に設けられた複数の反射面と、を備え、前記光源は、前記基板の実装面に対して略直角に照射面を配置し、前記導光体は、前記出射面を凸状に形成すると共に、前記入光面は、前記光源の照射面に沿って略平行に対向する平面を備えることを特徴とする。
請求項2記載のライン状照明装置は、請求項1記載のライン状照明装置において、前記平面の上端を、少なくとも、前記出射面の下端より低くしたことを特徴とする。
請求項3記載の画像読取装置は、基板と、前記基板上に直線状に配置された原稿を照射するための複数の光源と、前記光源からの光を原稿に照射するために光源に沿って配された導光体と、を備えたライン状照明装置を用いた画像読取装置において、前記導光体は、前記導光体の長手方向に沿って設けられた出射面と、前記出射面に対向して設けられた入光面と、前記出射面、及び、前記入光面との間に設けられた複数の反射面と、を備え、前記光源は、前記基板の実装面に対して略直角に照射面を配置し、前記導光体は、前記出射面を凸状に形成すると共に、前記入光面は、前記光源の照射面に沿って略平行に対向する平面を備えることを特徴とする。
請求項4記載の画像読取装置は、請求項3記載の画像読取装置において、前記平面の上端を、少なくとも、前記出射面の下端より低くしたことを特徴とする。
以上のように、光源の照射面を基板に対して略直角に配置することで導光体の高さを低くできるため、キャリッジを小型化することができる。
また、基板をキャリッジ上面に対して平行に取り付けられることにより、角度調整作業が不要となり、作業性の向上、及び、組み立て精度を向上できる。
また、光源の照射面に沿って略平行に対向する平面を備えたことにより、原稿の照射点の照度を向上できると共に、照射光の収束性を向上できることから、副走査方向における均一な照度分布を得ることができる。
図1は、本発明を適用できる複写機の構造を示す図である。 図2は、複写機の読取部の構造を示す図である。 図3は、光源ユニット35の構造を示す斜視図である。 図4は、光源ユニット35の構造を示す断面図である。 図5は、基板1の構造を示す上面図である。 図6は、光源ユニット35の構造を示す拡大図である。 図7は、光源ユニット35とプラテンガラス31との位置関係を示す図である。 図8Aは、本実施形態の導光体3において、LED2kからの照射光の状態を示す図である。 図8Bは、比較の一例としての導光体3において、LED2kからの照射光の状態を示す図である。 図9Aは、図8Aの拡大図である。 図9Bは、図8Bの拡大図である。 図10は、LED2k単体の配光特性を示す図である。 図11は、導光体3を用いない場合のLED2k単体の配光特性を示す図である。 図12は、本実施形態の光源ユニット35の配光特性を示す図である。 図13は、原稿34の照射点における、主走査方向の照度分布を示す図である。 図14は、原稿34の照射点における、副走査方向の照度分布を示す図である。 図15は、LED2kの照射面の上端の位置と平面Aの高さとの関係を示す、主走査方向の照度分布を示す図である。 図16は、本実施形態の光源ユニット35の正面図である。 図17は、比較の一例としての光源ユニット35の正面図である。 図18は、図16における導光体3と図17における導光体3との関係を示す、主走査方向の照度分布を示す図である。 図19は、図16における、LED2kからの照射光の状態を示す上面図である。 図20は、図17における、LED2kからの照射光の状態を示す上面図である。 図21は、特許文献1に記載された画像読取装置を示す図である。 図22は、特許文献2に記載された画像読取装置を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、画像読取装置が組み込まれた複写機の例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明を適用できる複写機の構造を示す図であり、図2は、複写機の画像読取部の構造を示す図である。図1及び図2において、21は複写機本体であり、画像読取部30と画像形成部40とを備えている。画像読取部30はいわゆるイメージスキャナーの機能を有するものであり、以下のように構成される。
即ち、プラテンガラス31と、プラテンカバー32と、キャリッジ33とを備える。
プラテンカバー32はプラテンガラス31を覆うように設けられており、外光を遮断してプラテンガラス31上の原稿34の読取を容易にする。キャリッジ33は縮小光学系の画像読取装置であり、光源ユニット35と複数の反射ミラー36、結像レンズ37と、ラインセンサ38とを備える。
この構成により、光源ユニット35から発せられた照射光は原稿34の表面に照射される。照射光は原稿34によって反射され、この反射光(読取画像)が複数の反射ミラー36により光路の向きを変えられ、結像レンズ37を介してラインセンサ38に導かれる。
キャリッジ33は走査時において副走査方向に移動し、原稿34を照射しながら原稿34全面を走査する。結像レンズ37は複数の反射ミラー36とラインセンサ38とを結ぶ光路上に設けられており、原稿34からの反射光をラインセンサ38上に結像する。ラインセンサ38は反射光を例えばレッド(R)、グリーン(G)、およびブルー(B)の3色の光に分光して受光し、それぞれを光電変換する3ラインカラーCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の受光素子であり、受光した反射光を信号に変換して画像信号として出力する。
画像形成部40はいわゆるプリンタの機能を有するものであり、以下のように構成される。
即ち、給紙トレイ41と、搬送ロール42と、転写ユニット43と、中間転写ベルト44と、定着ユニット45とを備える。
給紙トレイ41は所定のサイズのシートを収容し、このシートを画像形成に合わせて供給する。
転写ユニット43は、前述のラインセンサ38より出力される画像信号から静電潜像を形成し、トナーを付着させることによってトナー像を形成する。このトナー像は中間転写ベルト44に転写された後、シート上に転写され、定着ユニット45によって加圧・加熱されシート上に定着する。
図3は、本発明を適用できる光源ユニット35の構成を示す図であり、図4は、光源ユニット35の長手方向(主走査方向)の略中央部における副走査方向の断面図である。
光源ユニット35は、基板1と、この基板1の実装面22に直線状に配置された白色光を発する複数のLED2k(kは1から11の自然数)とから構成されている。これらLED2kは図5に示すように走査方向に対して中央部の間隔「b」を粗に、両端部の間隔「a」を密に実装されている「b>a」。
尚、図面の記載上、LEDの数を11個としてあるが、LEDの数は特に限定されるものではない。
また、これらLED2kは、基板1の実装面22に対して照射面23を略直角に配置されるよう実装されており、基板1の実装面22に対して照射光を平行に照射できるものである。
基板1の実装面22は例えば反射材として酸化チタン粉末やアルミニウム粉末等による白シルク印刷で塗装されており、LEDからの照射光を効率的に反射するものである。
3はアクリル等の透明素材からなる導光体であり、前記LED2kに沿って覆うように設置されている。4は導光体3に一体に設けられた固定部、5は放熱板であり図示しない放熱シートを介して前記基板1にビス等で固定される。
図6は、光源ユニット35の長手方向(主走査方向)の略中央部における副走査方向の拡大断面図であり、長手方向(主走査方向)に沿って入光面6と出射面7と第1の反射面8と第2の反射面9に大別できる。尚、長手方向(主走査方向)の両側の端面は夫々反射面10、11である。この時、入光面6の近傍に光源である複数のLED2kが配置されている。
出射面7は入光面6に対向する面であり、原稿34の照射点への照射光の収束性の向上のため凸状に湾曲して形成されており、例えば、表面にローレット加工が施されている。
また、入光面6はLED2kの照射面23に沿って略平行に対向する平面Aを備えており、この平面Aの上端は少なくとも出射面7の下端より「c」だけ低くなっている。
この時、入光面6の形状は、斜め直線状の平面Bを備えたものとし、この平面Bの下部に前記LED2kの照射面23に沿って略平行に対向する平面Aを有するように一部を欠落させた溝部Cを形成したものである。
ここで、平面Aが形成されておらず直線状の平面Bだけの場合、後述するように、平面Bを透過した照射光はやや広がりながら直接出射面7から照射されるため、照射光の収束性が低下し原稿34の照射点の照度が低下してしまう。一方、平面Aを形成した場合、この平面Aを透過した照射光の多くは第1の反射面8により全反射され原稿34の照射点に向かうことになり、直接出射面7から照射される照射光を低減できる。このため、原稿34の照射点の照度を向上できるものとなり、副走査方向における均一な照度分布を得ることが出来るようになる。上述した効果の詳細な説明は、図8A、図8B、図9A及び図9Bを用いて後述する。尚、本実施形態では「c」=0.39mmである。
図7は光源ユニット35とプラテンガラス31との位置関係を示す図である。
光源ユニット35から発せられた照射光はプラテンガラス31上の原稿34の表面に照射される。
この時、光源ユニット35からプラテンガラス31までの距離をZ、副走査方向における光源ユニット35から原稿34の照射点の中心位置までの距離をYとすると、照射点に向かう照射光の角度αは

α = atan ( Z / Y )

程度となるため、基板1の実装面22と第1の反射面8との角度βは

β = ( atan ( Z/ Y) ) /2

程度に設計することが好ましい。
本実施形態では、α=48°、β=24°であり、第2の反射面9は実装面22に対して61°傾いている。
これにより、第1の反射面8、及び、第2の反射面9は、LED2kからの照射光に対し、臨界角を越える照射光を全反射するものである。
ここで、図8A及び図8B、図9A及び図9Bを用いて上述の効果を説明する。
図8Aは入光面6にLED2kの照射面23に沿って略平行に対向する平面Aを備えた例であり、図8Bは比較の一例として入光面6は斜め直線状の(溝部Cを形成していない)平面Bのみを備えた例である。尚、図9A及び図9Bは図8A及び図8Bにおける夫々の導光体3の拡大図である。また、図10はLED2k単体の配光特性を示す図である。
図8Aにおける本実施形態の導光体3においては、入光面6の近傍に配置された複数のLED2kから発せられた照射光の内、平面Aを除く入光面6を透過した照射光の一部は、直接光として出射面7に向かって透過され出射面7より出射される。また、他の照射光は第2の反射面9(及び、第1の反射面8)により全反射された後、反射光として出射面7より出射される。出射された照射光は、出射面7の凸状部により原稿34の照射点に収束されるものである。
この時、LED2kの照射面23に沿って略平行に対向する平面Aを透過した照射光の多くは、第1の反射面8により全反射されることになる。このようにして原稿34の照射点に照射され、原稿34の読取対象部分がライン状に照明される。
図8Bにおける導光体3においても同様に、入光面6の近傍に配置された複数のLED2kから発せられた照射光の全てが入光面6(平面B)を透過し、一部は直接光として出射面7に向かって透過され出射面7より出射される。また、他の照射光は反射光として第1の反射面8と第2の反射面9により全反射された後、出射面7より出射される。出射された照射光は、出射面7の凸状部により原稿34の照射点に収束されるものである。
しかしながら、図8Bに示す導光体3において、斜め直線状の平面Bを透過することによる導光体3内部において伝播する際の照射光の角度は、図8Aに示す導光体3における平面Aを透過する照射光の角度と比較して大きくなる。これにより、第1の反射面8により全反射されることで原稿34の照射点の照度が低下すると共に、照射光の収束性が悪化する。即ち、LED2kからの照射光の利用効率の低下、及び、副走査方向における照度分布の悪化を示している。
尚、図中の実線は、LED2kから発せられた照射光の状態を追跡できるようにするためものであり、実際は光束である。
図11は導光体3を用いない場合のLED2k単体の配光特性を示す図であり、図12は本実施形態の光源ユニット35の配光特性を示す図である。
図13は本実施形態の光源ユニット35において、長手方向(主走査方向)の原稿34の照射点における前述の図11に示す導光体3無しの状態、及び、図12に示す導光体3有りの状態の適応の際の照度分布図である。
12は導光体3無しの状態を示す線を表し、13は導光体3有りの状態を示す線を表している。図13によると、本実施形態の導光体3を用いることで、長手方向(主走査方向)全域に渡って2〜3倍の照度を得ることができる。
図14は本実施形態の光源ユニット35において、副走査方向の原稿34の照射点における前述の図11に示す導光体3無しの状態、及び、図12に示す導光体3有りの状態の適応の際の照度分布図である。
14は導光体3無しの状態を示す線を表し、15は導光体3有りの状態を示す線を表している。図14によると、本実施形態の導光体3を用いることで、原稿34の照射点の前後の位置(−1.5mm〜+2.0mm)において、最高照度の90%の値を保つことができる。このため、副走査方向における均一な照度分布を得ることが出来るようになり、照射点における出力変動幅が小さくでき読取性能を安定できる。結果、画像読取装置の出力画像に発生する濃度変動を低減することができる。
図15は、本実施形態の光源ユニット35において、長手方向(主走査方向)の原稿34の照射点におけるLED2kの照射面23の上端の位置と平面Aの高さとの関係を示す照度分布図である。
16はLED2kの照射面23の上端の位置と平面Aの高さとを同じにした場合の照度を示す線を表し、17は平面Aの高さを0.1mm高くした場合、18は平面Aの高さを0.1mm低くした場合の照度を示す線を表している。図15によると、LED2kの照射面23の上端の位置と平面Aの高さとが同一の場合に最高照度を得ることが出来る。
図16は導光体3の長手方向(主走査方向)を、基板1上の主走査方向の両端に設けられたLED2k間と同じ長さにした光源ユニット35の正面図である。
図17は比較の一例として導光体3の長手方向(主走査方向)を基板1の両端と同じ長さにした光源ユニット35の正面図である。
図18は、本実施形態の光源ユニット35において、長手方向(主走査方向)の原稿34の照射点おける前述の図16に示す本実施形態の導光体3、及び、図17に示す比較の一例としての導光体3適応の際の照度分布図である。
19は比較の一例としての導光体3適応の際の照度を示す線を表し、20は本実施形態の導光体3適応の際の照度を示す線を表している。図18によると、本実施形態の導光体3を用いることで、導光体3端部において、最大10%増の照度を得ることが出来る。
これは導光体3を図16に示す長さとすることで、導光体3の両側の反射面10、11を両端部に位置するLED2kの照射面23に近づけることができ、LED2kからの照射光を導光体3の長手方向(主走査方向)の両側の反射面10、11で全反射させる際、反射角度を大きくすることが出来るからである(図19、及び、図20参照)。反射角度を大きくすることで、全反射された反射光が導光体3の長手方向の中央側を照射することなく端部側を照射するため、導光体3の端部の照度を向上させることができる(尚、図18は、導光体3の片側の端部のみを示しているが、導光体3は対称構造のため両側の端部とも同等の効果を得る)。このため、図18に示すように、導光体3の両端の照度を向上でき、長手方向(主走査方向)における均一な照度分布を得ることが出来るようになる。
尚、図13、乃至、図15、及び、図18は、各LED2kのピッチ(間隔)は中央部で6.4mm、端部で4.3mm、LED光源を60個使用時のものである。
本発明のライン状照明装置はイメージスキャナー、ファクシミリ、複写機等の画像読取装置として有効な技術である。
1: 基板
2: LED
3: 導光体
6: 入光面
7: 出射面
8: 第1の反射面
22: 実装面
23: 照射面
A: 平面

Claims (4)

  1. 基板と、
    前記基板上に直線状に配置された原稿を照射するための複数の光源と、
    前記光源からの光を原稿に照射するために光源に沿って配された導光体と、
    を備えたライン状照明装置において、
    前記導光体は、
    前記導光体の長手方向に沿って設けられた出射面と、
    前記出射面に対向して設けられた入光面と、
    前記出射面、及び、前記入光面との間に設けられた複数の反射面と、
    を備え、
    前記光源は、前記基板の実装面に対して略直角に照射面を配置し、
    前記導光体は、前記出射面を凸状に形成すると共に、
    前記入光面は、前記光源の照射面に沿って略平行に対向する平面を備える
    ことを特徴とするライン状照明装置。
  2. 前記平面の上端を、少なくとも、前記出射面の下端より低くした
    ことを特徴とする請求項1に記載のライン状照明装置。
  3. 基板と、
    前記基板上に直線状に配置された原稿を照射するための複数の光源と、
    前記光源からの光を原稿に照射するために光源に沿って配された導光体と、
    を備えたライン状照明装置を用いた画像読取装置において、
    前記導光体は、
    前記導光体の長手方向に沿って設けられた出射面と、
    前記出射面に対向して設けられた入光面と、
    前記出射面、及び、前記入光面との間に設けられた複数の反射面と、
    を備え、
    前記光源は、前記基板の実装面に対して略直角に照射面を配置し、
    前記導光体は、前記出射面を凸状に形成すると共に、
    前記入光面は、前記光源の照射面に沿って略平行に対向する平面を備える
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 前記平面の上端を、少なくとも、前記出射面の下端より低くした
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8746948B2 (en) 2011-05-27 2014-06-10 Ricoh Company, Ltd. Light guide, document illuminating device, image reading device, and image forming apparatus

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