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JP2010171340A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のLEDチップの位置精度を高めることができ且つ各LEDチップの交換が容易な発光装置を提供する。
【解決手段】複数のLEDチップ1への給電用の導体パターン23,23が一表面側に形成された基板2と、基板2との間に各LEDチップ1を保持した透光性基台3とを備える。透光性基台3は、各LEDチップ1それぞれの錐体11が各別に挿入され各錐体11を位置決めする複数の六角錘状の位置決め凹所31が基板2に対向する上記一表面に形成されている。また、基板2が透光性基台3に着脱自在であり、且つ、各導体パターン23,23上に固着されたバンプ30,30がLEDチップ1のアノード電極17およびカソード電極18それぞれに圧接されており、各LEDチップ1が交換可能となっている。位置決め凹所31は、三角錘状の形状としてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のLEDチップを備えた発光装置に関するものである。
従来から、複数のLEDチップが一面に配置された発光装置が各所で研究開発されている(例えば、特許文献1参照)。ここにおいて、上記特許文献1には、この種の発光装置として、図5に示すように、アルミニウムからなるシャーシ101の一面に絶縁膜102を形成するとともに絶縁膜102上に複数のLEDチップ125へ給電するための導体パターン103を形成し、複数のLEDチップ125を絶縁膜102上に実装したLEDユニット(バックライトユニット)が提案されている。
また、近年、平板状のLEDチップに比べて光取り出し効率の向上を図れるLEDチップとして、n形ZnO結晶からなる六角錘状の錐体の下面側にLED薄膜部、アノード電極およびカソード電極が形成されたLEDチップが提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
特開2008−211221号公報
「松下電工とUCSBの新型LED,外部量子効率80%を目指す」,日経エレクトロニクス,日経BP社,2008年2月11日,p.16−17
しかしながら、図5に示した構成の発光装置では、個々のLEDチップ125をマウンタにより位置決めして配置してからリフロー装置を利用してLEDチップ125を接合するので、各LEDチップ125の位置精度を高めるのが難しく、特にLEDチップ125として上記非特許文献1に開示されたLEDチップを採用した場合には、LEDチップの規定の配置位置を中心とする直交座標のx方向、y方向の位置ずれだけでなく、上記配置位置を中心とする極座標のθ方向のずれが生じやすい。
また、図5に示した構成の発光装置では、LEDチップ125とシャーシ101との線膨張率差に起因してLEDチップ125やLEDチップ125と絶縁膜102との接合部などが破損してしまうことがあるが、この場合には、発光装置全体を交換する必要があった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、複数のLEDチップの位置精度を高めることができ且つ各LEDチップの交換が容易な発光装置を提供することにある。
請求項1の発明は、透明結晶からなる六角錘状の錐体の下面側にLED薄膜部、アノード電極およびカソード電極が形成された複数のLEDチップと、当該複数のLEDチップへの給電用の導体パターンが一表面側に形成された基板と、透光性材料により形成され基板との間に各LEDチップを保持した透光性基台とを備え、透光性基台は、各LEDチップそれぞれの錐体が各別に挿入され各錐体を位置決めする複数の六角錘状もしくは三角錐状の位置決め凹所が基板に対向する一表面に形成されてなり、基板は、透光性基台に着脱自在であり、且つ、各導体パターン上に固着されたバンプがLEDチップのアノード電極およびカソード電極それぞれに圧接されており、各LEDチップが交換可能であることを特徴とする。
この発明によれば、複数のLEDチップへの給電用の導体パターンが一表面側に形成された基板と、透光性材料により形成され基板との間に各LEDチップを保持した透光性基台とを備え、透光性基台は、各LEDチップそれぞれの錐体が各別に挿入され各錐体を位置決めする複数の六角錘状もしくは三角錐状の位置決め凹所が基板に対向する一表面に形成されているので、複数のLEDチップの位置精度を高めることができ、しかも、基板は、透光性基台に着脱自在であり、且つ、各導体パターン上に固着されたバンプがLEDチップのアノード電極およびカソード電極それぞれに圧接されており、各LEDチップが交換可能であるので、各LEDチップの交換が容易である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記透光性基台の前記一表面と前記基板との間の距離を規定するスペーサ部が前記透光性基台と前記基板との少なくとも一方から突設されてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記LEDチップへの負荷を軽減でき、前記LEDチップの損傷を防止することができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記スペーサ部は、前記透光性基台の周部から突設されてなり、前記透光性基台は、前記スペーサ部の周部に、前記基板を囲み前記基板を位置決めする環状の位置決めリブが連続一体に突設されてなることを特徴とする。
この発明によれば、前記透光性基台に対する前記基板の位置を精度良く管理することができるので、前記LEDチップの交換時に前記LEDチップの破損するのを防止することができる。
請求項1の発明では、複数のLEDチップの位置精度を高めることができ且つ各LEDチップの交換が容易であるという効果がある。
実施形態1のLEDモジュールの概略断面図である。 実施形態2のLEDモジュールの概略断面図である。 実施形態3のLEDモジュールの概略断面図である。 各実施形態の他の構成例の要部説明図である。 従来のLEDモジュールの概略断面図である。
(実施形態1)
本実施形態の発光装置は、図1に示すように、複数のLEDチップ1と、当該複数のLEDチップ1への給電用の導体パターン23,23の対が一表面側に形成された基板2と、透光性材料により形成され基板2との間に各LEDチップ1を保持した透光性基台3とを備えている。
LEDチップ1は、青色光を放射するGaN系の青色LEDチップであり、それぞれ窒化物半導体材料により形成されたn形半導体層14と発光層15とp形半導体層16との積層構造を有するLED薄膜部12、n形半導体層14に電気的に接続されたカソード電極18およびp形半導体層16に電気的に接続されたアノード電極17が透明結晶(ここでは、n形のZnO結晶)からなる六角錘状の錐体11の下面11a側に形成されている。
LEDチップ1のLED薄膜部12は、n形半導体層14をn形GaN層により構成し、発光層15をInGaN層により構成し、p形半導体層16を発光層15側のp形AlGaN層と当該p形AlGaN層における発光層15側とは反対側のp形GaN層とで構成してあるが、LED薄膜部12の積層構造は特に限定するものではなく、発光層15は単層構造に限らず、多重量子井戸構造ないし単一量子井戸構造でもよい。
また、LEDチップ1は、LED薄膜部12の平面視形状を錐体11の下面11aよりもやや小さな正六角形状の形状に形成してあり、カソード電極18が、LED薄膜部12のn形半導体層14に接する形で形成されて当該n形半導体層14と電気的に接続され、アノード電極17が錐体11の下面11aに接する形で形成され当該錐体11を介してp形半導体層16と電気的に接続されている。したがって、n形半導体層14と発光層15とp形半導体層16との平面サイズを同じにすることができる。ここで、LEDチップ10のアノード電極17およびカソード電極18は、下層側のTi膜と上層側のAu膜との積層膜により構成されている。ただし、アノード電極17およびカソード電極18それぞれの形状、サイズ、個数および配置は特に限定するものではない。
上述のLEDチップ10は、主表面がc面のサファイアウェハの主表面側に上記積層構造を有するLED薄膜部12をエピタキシャル成長法(例えば、MOVPE法など)により成長し、その後、LED薄膜部12を錐体11の基礎となるn形ZnOウェハに接合してから、サファイアウェハを除去し、続いて、塩酸系のエッチング液(例えば、塩酸水溶液など)を用いてエッチング速度の結晶方位依存性を利用した異方性エッチングを行うことによりn形ZnOウェハの一部からなる六角錘状の錐体11を形成している。なお、n形ZnOウェハとしては、水熱合成法を利用して製造したものを用いている。六角錘状の錐体11の高さは、n形ZnOウェハの厚さで規定することができ、本実施形態では、n形ZnOウェハとして厚さが500μmのものを用いているので、錐体11の高さは500μmとなっているが、n形ZnOウェハの厚さは特に限定するものではない。また、錐体11の下面11aに対する各斜面11bそれぞれの傾斜角は、n形ZnOウェハの結晶軸方向で規定され、n形ZnOウェハにおいて錐体11の下面11aとなるZn極性面である(0001)面とは反対側のO極性面である(000−1)面に適宜パターニングされたマスクを設けてn形ZnOウェハをO極性面側から異方性エッチングすることにより錐体11を形成しているので、下面11aに対する各斜面11bそれぞれの傾斜角が60°となっている。なお、上記マスクのサイズを適宜設定すれば、錐体11を、六角錘の頂部を切り欠いた六角錘状の形状(六角錘台状の形状)とすることもできる。
また、LEDチップ1は、LED薄膜部12における錐体11側とは反対側の表面(ここでは、n形半導体層14の表面)に光取り出し効率向上用の微細凹凸構造が形成されている。しかして、LEDチップ1においてLED薄膜部12から錐体11側とは反対側に放射される光(ここでは、発光層1からn形半導体層14側へ放射される光)がLED薄膜部12の表面で反射されるのを抑制して効率良く取り出すことができ、光取り出し効率の向上を図れる。
上述のLEDチップ1は、アノード電極17とカソード電極18との間に順方向バイアス電圧を印加することにより、トンネル電流注入によりアノード電極17からp形半導体層16へホールが注入されるとともに、カソード電極18からn形半導体層14へ電子が注入され、発光層15に注入された電子とホールとが再結合することで発光し、錐体11の各斜面11bおよびLED薄膜部12におけるn形半導体層14の錐体11側とは反対側の表面から光が放射される。なお、波長が450nmの光に対するZnOの屈折率は2.1、GaNの屈折率は2.4である。
ところで、上述の基板2は、平板状の透光性基材21の一表面側に上述の導体パターン23,23の対が複数形成されており、対となる導体パターン23,23それぞれがバンプ30,30を介してLEDチップ1のカソード電極18およびアノード電極17それぞれと電気的に接続されている。
要するに、各LEDチップ1は、錐体11よりもLED薄膜部12が基板2に近くなる形で基板2の上記一表面側に配置されている。なお、基板2の平面視形状は、矩形状(本実施形態では、正方形状)となっているが、正方形状に限らず、例えば、長方形状、円形状、六角形状でもよい。
ここにおいて、透光性基材21の材料としては、例えば、パイレックス(登録商標)や硼珪酸ガラス(BK7)、白色ガラスなどのガラスを採用すればよいが、ガラスに限らず、LEDチップ1から放射される光に対して透光性を有する材料であればよく、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アクリル樹脂、ポリカーボネイト樹脂などを採用してもよい。ただし、LEDチップ1で発生した熱を伝熱させて効率的に放熱させるために、熱伝導率が大きな材料が好ましい。
ところで、本実施形態の発光装置は、基板2の各導体パターン23,23においてLEDチップ1のアノード電極17およびカソード電極18それぞれに対応する部位にバンプ30,30が接合され固着されている一方で、各LEDチップ1は、後述のようにアノード電極17およびカソード電極18それぞれが対応するバンプ30,30に対して着脱自在に圧接されているのみである。
ここにおいて、本実施形態の発光装置では、透光性基台3は、各LEDチップ1それぞれの錐体11が各別に挿入され各錐体11を位置決めする複数の六角錘状の位置決め凹所31が基板に対向する一表面に形成されてなり、基板2は、透光性基台3に着脱自在であり、且つ、各導体パターン23,23がLEDチップ1のアノード電極17およびカソード電極18それぞれに圧接されており、各LEDチップ1が交換可能となっている。ここで、各位置決め凹所31の深さ寸法は、LEDチップ1における錐体11の高さ寸法よりも小さな値に設定してある。また、本実施形態の発光装置では、基板2を透光性基台3に対して着脱自在とするために、固定ねじ(図示せず)を挿通する複数のねじ挿通孔24が基板2の周部に形成されており、透光性基台3の周部には、基板2の他表面側から基板2のねじ挿通孔24に挿通された上記固定ねじの先端部が螺合するねじ孔34が形成されている。
したがって、本実施形態の発光装置の組み立てにあたっては、透光性基台3の上記一表面に形成されている各位置決め凹所31それぞれにLEDチップ1を挿入することで位置決めした後、透光性基材21の上記一表面側の各導体パターン23,23上にバンプ30,30を固着した基板2を透光性基台3との間に各LEDチップ1を挟持するように配置し、その後、上記固定ねじを基板2のねじ挿通孔24に挿通させて透光性基台3のねじ孔34に螺合させればよい。これに対して、LEDチップ1の交換時にあたっては、上記固定ねじを取り外して、基板2を透光性基台3から離れる向きに移動させてから、LEDチップ1を交換すればよい。なお、LEDチップ1を透光性基台3の位置決め凹所31に挿入して位置決めする際には、例えば、錐体11の形状に対応した六角錘状もしくは三角錘状のチップ吸着用凹所がコレット本体の先端部に形成され、当該コレット本体に、チップ吸着用凹所に連通する真空吸着孔が形成された吸着コレットと、LEDチップ1におけるLED薄膜部12の表面側のカソード電極17を吸着可能な吸着コレットとを併用すればよい。
以上説明した本実施形態の発光装置によれば、複数のLEDチップ1への給電用の導体パターン23,23が上記一表面側に形成された基板2と、基板2との間に各LEDチップ1を保持した透光性基台3とを備え、透光性基台3は、各LEDチップ1それぞれの錐体11が各別に挿入され各錐体11を位置決めする複数の六角錘状の位置決め凹所31が基板2に対向する上記一表面に形成されているので、複数のLEDチップ1の位置精度を高めることができる。要するに、LEDチップ1の規定の配置位置を中心とする直交座標のx方向、y方向の位置ずれだけでなく、上記配置位置を中心とする極座標のθ方向のずれの発生を抑制することができる。しかも、本実施形態の発光装置によれば、基板2が透光性基台3に着脱自在であり、且つ、各導体パターン23,23上に固着されたバンプ30,30がLEDチップ1のアノード電極17およびカソード電極18それぞれに圧接されており、各LEDチップ1が交換可能であるので、各LEDチップ1の交換が容易である。
また、本実施形態の発光装置では、各LEDチップ1を点灯させる点灯時に、各LEDチップ1における錐体11の各斜面11bおよびLED薄膜部12の表面それぞれから光が放射されることとなるから、点灯時の各LEDチップ1それぞれに起因した影の発生を防止できるとともに輝度むらを低減でき、また、各LEDチップ1の錐体11がZnO結晶により構成されており透明なので、消灯時に各LEDチップ1が目立たず、消灯時の見栄えを良くすることが可能となる。
なお、本実施形態の発光装置では、導体パターン23,23がTi膜とAu膜との積層膜により構成してあるが、例えば、ITO膜、GZO(GaをドープしたZnO)膜、AZO(AlをドープしたZnO)膜、IZO(InをドープしたZnO)膜などにより構成すれば、光取り出し効率を高めることができる。
(実施形態2)
本実施形態の発光装置の基本構成は実施形態1と略同じであり、図2に示すように、透光性基台3の上記一表面と基板2との間の距離を規定する枠状のスペーサ部32が透光性基台3の周部から連続一体に突設されており、スペーサ部32にねじ孔34が形成されている点が相違するだけである。なお、実施形態1と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
しかして、本実施形態の発光装置では、組み立て時などにLEDチップ1にかかる負荷を軽減でき、LEDチップ1の損傷を防止することができる。なお、本実施形態では、スペーサ部32が透光性基台3から突設されているが、スペーサ部32は、透光性基台3と基板2との少なくとも一方から突設されていればよい。また、スペーサ部32は、透光性基台3や基板2と必ずしも連続一体に形成する必要はなく、別体で形成したものを固着するようにしてもよい。
(実施形態3)
本実施形態の発光装置の基本構成は実施形態2と略同じであり、図3に示すように、透光性基台3におけるスペーサ部32の周部に、基板2を囲み基板2を位置決めする環状の位置決めリブ33が連続一体に突設されている点が相違するだけである。なお、実施形態2と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
しかして、本実施形態の発光装置では、透光性基台3に上述の位置決めリブ33が設けられていることにより、透光性基台3に対する基板2の位置を精度良く管理することができるので、LEDチップ1の交換時にLEDチップ1の破損するのを防止することができる。
ところで、上述の各実施形態では、透光性基台3においてLEDチップ1の錐体11を位置決めする位置決め凹所31を六角錘状の形状としてあるが、図4(b)に示すように位置決め凹所31を三角錐状の形状としてもよく、この場合も、複数のLEDチップ1の位置精度を高めることができる。なお、三角錐状の位置決め凹所31の深さ寸法は、LEDチップ1における錐体11の高さ寸法よりも小さな値で、図4(a)に示すLEDチップ1における錐体11の6つの斜面11bのうちの互いに隣接しない3つの斜面11b(図4(c)においてハッチングを施した斜面11b)が位置決め凹所31の3つの内側面31bに面接触するように設定すればよい。
また、上述の各実施形態では、LEDチップ1から放射される光が青色光となるように発光層15を設計してあるが、LEDチップ1から放射される光は青色光に限らず、例えば、赤色光、緑色光、紫色光、紫外光などでもよい。また、本実施形態の発光装置は、例えば、透光性基台3および基板2それぞれに、LEDチップ1から放射される光によって励起されてLEDチップ1よりも長波長の光を放射する波長変換材料である蛍光体を含有した透光性材料からなる色変換層を設けて、LEDチップ1の発光色とは異なる色合いの混色光(例えば、白色光など)を出すようにしてもよい。ここで、上記色変換層は、例えば、透光性基台3、基板2それぞれの他表面や、透光性基台3、基板2それぞれの厚み方向の中間に設ければよい。また、上記色変換層を設ける代わりに、透光性基台3、基板2それぞれに上記蛍光体を分散させてもよい。なお、以上説明した発光装置は、バックライト用途、インテリア用途、サイン用途、照明用途など多様な用途がある。
1 LEDチップ
2 基板
3 透光性基台
11 錐体
11a 下面
11b 斜面
12 LED薄膜部
14 n形半導体層
16 p形半導体層
17 アノード電極
18 カソード電極
21 透光性基板
23 導体パターン
30 バンプ
31 位置決め凹所
32 スペーサ部

Claims (3)

  1. 透明結晶からなる六角錘状の錐体の下面側にLED薄膜部、アノード電極およびカソード電極が形成された複数のLEDチップと、当該複数のLEDチップへの給電用の導体パターンが一表面側に形成された基板と、透光性材料により形成され基板との間に各LEDチップを保持した透光性基台とを備え、透光性基台は、各LEDチップそれぞれの錐体が各別に挿入され各錐体を位置決めする複数の六角錘状もしくは三角錐状の位置決め凹所が基板に対向する一表面に形成されてなり、基板は、透光性基台に着脱自在であり、且つ、各導体パターン上に固着されたバンプがLEDチップのアノード電極およびカソード電極それぞれに圧接されており、各LEDチップが交換可能であることを特徴とする発光装置。
  2. 前記透光性基台の前記一表面と前記基板との間の距離を規定するスペーサ部が前記透光性基台と前記基板との少なくとも一方から突設されてなることを特徴とする請求項1記載の発光装置。
  3. 前記スペーサ部は、前記透光性基台の周部から突設されてなり、前記透光性基台は、前記スペーサ部の周部に、前記基板を囲み前記基板を位置決めする環状の位置決めリブが連続一体に突設されてなることを特徴とする請求項2記載の発光装置。
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