JP2019101678A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】検査を実施する候補日時を提示可能な装置を提供する。【解決手段】情報処理装置は、被検体に対する検査の種類に関する指示を取得し、被検体に対して予定されている検査の情報を取得し、指示された検査の種類に関する情報と、被検体に対して予定されている検査の情報とに基づいて、指示された検査を実施する日時に関する情報である候補日時情報生成する。【選択図】図3
Description
本明細書の開示は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理システム及びプログラムに関する。
病院内の各部門の端末をネットワークで相互に接続して構築されたシステムとして、HIS(Hospital Information System)と呼ばれる病院情報システムが構築される場合がある。また、RIS(Radiology Information System)と呼ばれる放射線部門情報システムのように、診療科に合わせた情報処理システムが構築される場合がある。
医師は、HISやRISを介して、検査オーダーを検査部門に伝達することができる。検査オーダーには、検査を依頼した部門名、検査項目(放射線撮影であれば撮影部位等)、及び患者に関する情報等が含まれる。(特許文献1)
検査オーダーを依頼しようとする際に、他の検査の影響や患者の個別の状況が対象の検査オーダーに与える影響を鑑みて検査実施日を決定することは、医師にとって手間となる作業である場合がある。
本発明の実施形態に係る情報処理装置は、被検体に対する検査の種類に関する指示を取得する第1の取得手段と、前記被検体に対して予定されている検査の情報を取得する第2の取得手段と、前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に対して予定されている検査の情報とに基づいて、前記指示された検査を実施する日時に関する情報である候補日時情報を表示部に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明の実施形態に係る情報処理装置によれば、検査オーダーを依頼する医師といった操作者は、検査を実施する候補日時を把握することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、HIS100、RIS110、PACS(Picture Archiving and Communication System)120と、通信ネットワークを介して接続されている。
図1は、情報処理装置10の機能構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、HIS100、RIS110、PACS(Picture Archiving and Communication System)120と、通信ネットワークを介して接続されている。
HIS100は、病院の業務を支援するシステムである。HIS100は、1台、もしくは複数台のHIS端末(不図示)を有する。HIS100は、患者情報などを取り扱う電子カルテシステムや、オーダリングシステムや、診療報酬情報を取り扱うレセプトシステムを含んでもよい。オーダリングシステムとは、検査オーダーを発行し、検査を行う部門のシステムに当該検査オーダーを送信するシステムである。オーダリングシステムで登録された検査オーダーは、RIS110のサーバーに格納される。また、HIS100は、薬剤管理システム、入退院管理システム、会計システムを含んでもよい。これらのシステムはHIS100とは別のシステムとして病院内にあってもよい。
RIS110は、放射線部門で実施される検査や治療を管理するシステムである。RIS110は院内の各科から放射線部門に向けて出された検査オーダーを、担当の部署に配信する。RIS110は、検査実施後に、電子カルテ、オーダリングシステム、PACS120、会計システムなどに実施情報を送信する。RIS110は検査の予約管理、患者の受付管理、検査の実績管理、患者情報管理、他システムとの連携などを行う。
検査の予約管理とは、放射線部門の様々な医用画像撮影装置(以下では、単に撮影装置と称する。)の予約決定・取り消し、予約枠の設定などにかかる管理である。RIS110はオーダリングシステム(ここではHIS100)から送信された検査オーダーを格納し、患者が放射線部門に来て検査を実施することになるまで待機する。撮影装置のコンソール(不図示)または担当の部署における端末(不図示)から、撮影装置の種類(検査の種類)や患者IDに応じた照会を受け、該当する検査オーダーを当該端末に送信する。
患者の受付管理とは、受付番号の発行、検査内容に応じた検査室の自動振り分けなどにかかる管理である。HIS100から送信された検査オーダーに受付番号を発行して付与する。
検査の実績管理とは、検査実施状況のHISへの伝達、会計情報の会計システムへの伝達などにかかる管理である。患者情報管理とは、検査オーダーの情報と患者に関する情報などをHISより取得し、RIS端末の表示部(不図示)に表示させる管理である。
他システムとの連携とは、HIS100やPACS120などとの連携である。RIS110は、1台、もしくは複数台のRIS端末(不図示)を有する。
PACS120は、検査で取得された医用画像を保存して管理する画像サーバーである。PACS120は医用画像を電子的に保管し、ネットワーク上の端末(不図示)からの要求を受けて、医用画像を当該端末に配信する。PACS120は一つまたは複数のサーバーから構成される。PACS120は外部のデータセンターを利用したクラウドコンピューティングにより構成されてもよい。PACS120は、保管されている医用画像を閲覧する端末(不図示)を含んでよい。PACS120はHIS100、RIS110、情報処理装置10から患者IDや検査日、受付番号といった情報を受信し、該当する検査の情報や、医用画像をそれぞれの装置に送信する。
情報処理装置10は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等で構成されるネットワーク介して、HIS100、RIS110、PACS120と相互に接続される。近年では、診断に用いられる医用画像や診断に関する各種の情報が電子化されており、各種の装置間の情報連携のために、例えばDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格が用いられることが多い。DICOMは医用画像のフォーマットと、それらの画像を扱う装置間の通信プロトコルを定義した規格である。以下では、装置間の通信と医用画像のフォーマットはDICOM規格に則っているものとして説明する。
情報処理装置10は、通信部20、情報記憶部30、検査オーダー生成部40、候補日時情報生成部50、表示制御部60、情報取得部70を有する。情報処理装置10は、表示部80、入力部90と接続されている。
通信部20は、送信部21と受信部22とを有する。送信部21は検査オーダーをオーダリングシステムに送信する。本実施形態において検査は放射線部門で行われるものとする。本実施形態においてオーダリングシステムはHIS100に含まれ、HIS100のオーダリングシステムからRIS110へ検査オーダーが送信されるものとする。検査オーダーは、RIS110から撮影装置に送信される。したがって、本実施形態では送信部21は検査オーダーをHIS100に送信する。
検査オーダーには、検査を依頼する医師が放射線部門の検査の担当者へ伝達する情報が含まれる。具体的には、検査オーダーには、検査情報、依頼先の部門(診療科)、依頼者(医師)、依頼元の部門(診療科)、依頼日時、および患者情報等が含まれる。検査情報とは、依頼元の部門で検査を行うために必要な情報である。検査情報としては、例えば、検査を行う撮影装置の種類、撮影方法の種類、検査部位、検査方法、造影剤使用の有無、検査日時等が挙げられる。患者情報としては、例えば、患者氏名、患者ID、生年月日、性別等が挙げられる。
受信部22は、患者情報等をHIS100、RIS110から取得する。受信部22は例えば、電子カルテから検査に対する患者の禁忌情報を取得する。禁忌情報とは例えば、放射線検査時に使用する造影剤に対する副作用の情報である。また受信部22は、RIS110に登録されている未実施の検査オーダーを取得する。
情報記憶部30は、検査オーダー生成部40で生成された検査オーダーの情報を保存する。また情報記憶部30は、通信部20を介して、HIS100、RIS110、PACS120から取得された情報を保存する。
検査オーダー生成部40は、情報取得部70が取得した情報に基づいて検査オーダーを生成する。検査オーダーの情報としては、上述したように、検査情報、依頼先の部門(診療科)、依頼者(医師)、依頼元の部門(診療科)、依頼日時、および患者情報等が含まれる。
候補日時情報生成部50は、データベース(DB)51を有し、情報取得部70が取得した情報に基づいて、検査の実施候補日の情報を生成する。
DB51は、薬物の情報や、制約情報を記憶するデータベースである。薬物の情報とは、例えば医用画像の撮影を含む画像診断や生体検査、抗がん剤などを用いた薬物治療で用いられる薬物の情報である。制約情報とは、例えば各検査に対する禁止事項や、複数の検査を実施する場合の実施優先順位、検査を実施する技師や医師の有無などの情報である。複数の検査を実施する場合の、検査の種類に応じた検査の優先順位を以下では優先規則と称する。また、制約情報は例えば磁気共鳴断層撮影装置(MRI:Magnetic Resonance Imaging)での検査実施時における、金属物禁忌や体内電子機器の禁忌に関する情報を含む。また、制約情報は例えばMRIやX線CT(Computed Tomography)装置などの造影剤を使用する検査における、造影剤に対するアレルギー情報や呼吸器疾患の情報を含む。
候補日時情報生成部50は、情報取得部70が取得した患者情報、検査情報と、情報記憶部30に保存されている、HIS100やRIS110から取得された情報とを、DB51に記憶されている情報に照らし合わせることで、検査を実施する候補日時情報を生成する。具体的には、候補日時情報生成部50は、操作者が新しく検査を依頼する場合に、患者に対して既にRIS110に登録されている検査オーダーと、優先規則とに基づいて、検査を実施できる日時を候補日時情報として生成する。
表示制御部60は、表示部80に表示される内容を制御する。例えば表示制御部60は、操作者が検査を依頼するためのGUIを表示部80に表示させる。表示制御部60は、GUIに候補日時情報生成部50で生成された、検査実施の候補日時情報を表示制御部60に表示させる。また表示制御部60は、情報取得部70で入力された患者情報に基づいて、すでに実施された検査の医用画像を表示部80のGUI上に表示させる。
情報取得部70は、操作者の指示に基づいて情報を取得する。医師といった操作者は、表示部80に表示されるGUIと入力部90を介して、情報を情報処理装置10に入力することができる。情報取得部70は、入力部90を介して入力された情報を取得する。例えば情報取得部70は、操作者が入力した患者情報を取得する。また、情報取得部70は検査情報を取得する。なお、ここで入力される患者情報および検査情報はGUIを介して操作者が任意に入力する情報であり、先に例示した患者情報および検査情報のすべての項目を含まなくてよい。
操作者は、すでにHIS100に登録されている患者情報を取得することを目的として、入力部90を介して患者情報を入力することができる。情報取得部70は、操作者が入力した患者情報を取得する。例えば情報取得部70は、操作者が入力した患者氏名を取得する。情報取得部70は、通信部20を介してHIS100に登録されている患者情報を取得して、情報処理装置10に取り込み、情報記憶部30に記憶させる。このとき情報取得部70は通信部20及び情報記憶部30に、併せてRIS110から、対象の患者が既に受診した検査や予約されている検査の情報を取得させる。さらに情報取得部70は通信部20及び情報記憶部30に、既に受診した検査の医用画像をPACS120から取得させてもよい。
また、操作者は新規の患者として、HIS100に患者情報を登録することができる。この場合に操作者は、上述の患者情報の他に、患者の身体的情報を含めたプロファイル情報、病名、既往歴などの情報を、入力部90を介して入力することができる。情報取得部70は操作者が入力したこれらの情報を取得し、通信部20を介してHIS100に送信する。
表示部80は、表示制御部60の制御を受けて、操作者が検査オーダーの依頼を実施するためのGUI(Graphical User Interface)を表示する。表示部80は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)、FED(Field Emission Display)、メガネ型ディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイなどのディスプレイで構成され、情報処理装置10と有線または無線で接続される。
入力部90は、情報処理装置10に情報を入力する。入力部90は例えば、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチパネル、スイッチボックス、音声を含む音や音を受信するマイク、特定のジェスチャーを受け付ける装置である。
図2は情報処理装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、例えばコンピュータである。情報処理装置10は、CPU11、ROM12、RAM13、記憶装置14、USB15、通信回路16、グラフィックスボード17を有する。これらはBUSにより通信可能に接続されている。BUSは接続されたハードウェア間でのデータの送受信や、CPU11から他のハードウェアへの命令を送信するために使用される。
CPU(Central Processing Unit)11は情報処理装置10及びこれに接続する各部を統合的に制御する制御回路である。CPU11はROM12に格納されているプログラムを実行することにより制御を実施する。またCPU11は、表示部80を制御するためのソフトウェアであるディスプレイドライバを実行し、表示部80に対する表示制御を行う。さらにCPU11は、入力部90に対する制御を行う。
ROM(Read Only Memory)12は、CPU11による制御の手順を記憶させたプログラムやデータを格納する。ROM12は、情報処理装置10のブートプログラムや各種初期データを記憶する。また、情報処理装置10の処理を実現するための各種のプログラムを記憶する。
RAM(Random Access Memory)13は、CPU11が命令プログラムによる制御を行う際に作業用の記憶領域を提供するものである。RAM13は、スタックとワーク領域とを有する。RAM13は、情報処理装置10及びこれに接続する各部における処理を実行するためのプログラムや、画像処理で用いる各種パラメータを記憶する。RAM13は、CPU11が実行する制御プログラムを格納し、CPU11が各種制御を実行する際の様々なデータを一時的に格納する。
記憶装置14は、患者情報や検査情報、医用画像などの各種のデータを保存する補助記憶装置である。記憶装置14は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、SSD(Solid State Drive)である。
USB(Universal Serial Bus)15は入力部90と接続する接続部である。
通信回路16は通信ネットワークに接続されている各種の外部装置との通信を行うための回路である。通信回路16は、例えば出力する情報を転送用パケットに格納してTCP/IPといった通信技術により、通信ネットワークを介して外部装置に出力する。情報処理装置10は、所望の通信形態にあわせて、複数の通信回路を有していてもよい。
グラフィックスボード17は、GPU(Graphics Processing Unit)、ビデオメモリを含む。GPUは、例えば光音響信号から光音響画像を生成するための再構成処理に係る演算を行う。
HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)18は、表示部80と接続する接続部である。
CPU11やGPUはプロセッサの一例である。また、ROM12やRAM13や記憶装置14はメモリの一例である。情報処理装置10は複数のプロセッサを有していてもよい。第1の実施形態においては、情報処理装置10のプロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、情報処理装置10の各部の機能が実現される。
また、情報処理装置10は特定の処理を専用に行うCPUやGPU、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を有していても良い。情報処理装置10は特定の処理あるいは全ての処理をプログラムしたFPGA(Field−Programmable Gate Array)を有していてもよい。以下では、プロセッサと表現する場合にASICやFPGAを含んでよい。
図3は、第1の実施形態に係る情報処理装置10により行われる処理の一例を示すフローチャートである。図3を用いて、医用画像の一つである光音響画像を取得する、光音響診断装置の検査オーダーを依頼する処理を説明する。以下では、被検体に光を照射し、被検体内部で生じた吸収体の膨張によって発生する音響波を光音響波と呼び、光音響波を用いて画像化された画像を光音響画像と呼ぶ。光音響画像では、例えば、ヘモグロビンの光学特性により血管が抽出されることが知られている。
ステップS301において操作者は、表示部80に表示されるGUIに入力部90を用いて情報処理装置10に患者情報を入力する。情報取得部70は操作者が入力した患者情報を取得する。操作者が患者情報を入力する目的は、主に、HIS100に登録されている患者情報を取得することである。
ステップS302において送信部21は、ステップS301で入力された患者情報を、HIS100へ送信する。
ステップS303においてHIS100は、情報処理装置10から送信された患者情報を元に、HIS100に登録されている情報の中から検索を行う。検索が行われた結果、該当する患者情報が有った場合に、HIS100は当該患者情報を検索結果として抽出する。この検索結果には、受診履歴や禁忌情報、既往歴などの情報も含まれる。また、HIS100内に該当する情報が有る場合に、HIS100又は通信部20はRIS110に患者情報を送信して、RIS110内に登録されている検査の情報を検索する。RIS110は、検索により、実施された検査や予定されている検査の検査オーダーを抽出する。この際RIS110は、既に実施された検査時に発生した、造影剤アレルギー情報などのトラブル情報も付帯情報として抽出することができる。RIS110内での検索の結果、既に実施された検査が有る場合に、HIS100又はRIS110又は通信部20は、PACS120に患者情報を送信して、PACS120に登録されている医用画像の検索を実施してもよい。PACS120は検索により、既に実施された検査により取得された医用画像を抽出する。
HIS100内の検索の結果、通信部20から送信された患者情報に該当する情報が無かった場合、HIS100は該当する情報が無い旨を情報処理装置10に通知する。
ステップS304において受信部22は、ステップS303で抽出された結果を受信する。
ステップS305において情報記憶部30は、ステップS305で受信された抽出結果を保存する。
ステップS306において表示制御部60は、ステップS305で情報記憶部30に保存された抽出結果を、表示部80のGUIへ表示させる。
ステップS303において、HIS100に所望の患者情報が保存されておらず、検索結果が得られなかった場合、ステップS304において受信部22はその旨のメッセージをHIS100から受信する。ステップS305は行われず、ステップS306に進む。ステップS306において表示制御部60は、後述のように操作者に患者情報を入力させるためのGUIを表示部80に表示させる。
ステップS307において操作者は、入力部90を介して、希望する検査日を入力し、情報取得部70は入力された情報を取得し、候補日時情報生成部50へ送る。
図4に、表示部80に表示されるステップS307のGUI300の表示例を示す。
表示領域310は、操作者が患者情報を入力するための領域である。ステップS301〜S305により取得された情報が表示されている。取得されていない項目は、ブランクのまま表示される。
ステップS301において操作者は、表示領域310の患者氏名、患者IDのいずれか一方、もしくは両方を入力する。患者氏名と患者IDの入力方法としては、操作者がキーボード(入力部90)により入力してもよいし、患者が装着しているリストバンドに記載されているバーコードをバーコードリーダー(入力部90)により読み取ってもよい。情報取得部70は、バーコードリーダーが読み取った内容をDB51や院内のデータベース(不図示)に照会して患者情報を取得し、表示制御部60を介して表示領域310に表示する。患者氏名、患者IDを入力後、操作者はマウスなど(入力部90)を用いて検索ボタンを押下する。これにより、ステップS302以降の処理が実施される。
図4の例では、ステップS303においてHIS100が抽出し、ステップS304で受信した情報としてさらに生年月日、年齢、性別がステップS306において表示されている。
ステップS303においてHIS100に該当する患者情報が無かった場合、表示制御部60はステップS306において入力した患者氏名の背景を赤色で表示したり、ポップアップウィンドウ(不図示)で該当情報無しの通知をしてもよい。該当情報が無かった場合には、操作者は必要に応じて未入力の情報を表示領域310に入力し、登録ボタンを押下することで、HIS100へ患者情報を登録することができる。また、患者情報を追加で入力した場合には、更新ボタンを押下することで、患者情報を更新することができる。
表示領域320には、患者付帯情報が表示されている。患者付帯情報とは、HIS100やRIS110から取得された情報で、禁忌情報や既往歴などの情報を含む。以下では、氏名、患者ID、生年月日、年齢、性別に関する情報を患者基本情報と称する。医用画像に付帯する付帯情報や、電子カルテ等から取得される患者に関する情報で患者基本情報に含まれないものを患者付帯情報と称する。患者情報のうち、患者付帯情報とする情報を操作者が事前に設定しておいてもよい。操作者は表示領域321から、追加の患者付帯情報を入力することができる。操作者は追加で入力した際に、表示領域310の更新ボタンを押すことで、HIS100の情報を更新してもよい。
表示領域330には、依頼可能な検査の種類が選択肢として表示されている。検査種類として、画像検査、組織検査、内視鏡検査が表示例として表示されているが、病院環境によって適宜設定がなされる。図4の例では画像検査の種類として、撮影装置による区分が表示されており、CT、MRI、エコー、MMG(Mammography)、PET(Positron Emission Tomography)、PAT(Photoacoustic Tomography)が表示されている。PATは、本実施例における光音響診断装置である。図4の例では組織検査の種類として、MMT(Mammotome)、CNB(Core Needle Biopsy)が表示されている。図4の例では内視鏡検査の種類として、上部消化管、小腸、大腸が表示されている。
表示領域340には、検査実施日を表示し、操作者が入力するためのカレンダーが表示されている。操作者が年月を入力、もしくは選択することに応じて、表示制御部60は対象月のカレンダーを表示してもよい。図4の例では、年月選択ボタンを操作者が押下してプルダウンリストから2017年9月を選択している。
表示領域350には、検査オーダーの依頼者情報が表示されている。この依頼者情報は、情報処理装置にログインした際の情報を元にして自動的に表示されてもよい。
ステップS307において操作者は、表示領域340に表示されるカレンダー上の希望日を、マウスなどを用いて希望日をクリックすることで、希望する検査日を入力する。図4の例では、9月13日が検査日として入力されている。また、入力された検査日は、カレンダー上で強調表示されている。操作者は表示領域340上の決定ボタンを押下することで検査日の入力が完了する。
ステップS308において表示制御部60は、ステップS307で入力された検査日の情報に基づいて、入力された検査日の前後数日の日程の詳細カレンダーを表示領域340へ表示する。表示される詳細カレンダーの日程幅は、操作者が任意に設定することができる。また、詳細カレンダーには、1日の中で検査を実施できる時間帯が表示される。この時間帯の情報については、操作者が任意に設定することができ、例えば医療機関ごとの運用に応じて設定することができる。
ステップS309において操作者は、入力部90を介して検査の種類を入力する。表示領域330に表示される検査の種類の選択肢の中から、操作者は入力部90の一例であるマウス等で一つの検査の種類をクリックする。ここでは、操作者はPATを選択した場合を例に説明する。
ステップS310において候補日時情報生成部50は、情報記憶部30に保存されている患者の予定されている検査の情報を取得する。すなわち、候補日時情報生成部50はステップS303でRIS110から取得された、検査オーダーの情報を取得する。
候補日時情報生成部50は、ステップS309で入力された検査の種類の情報に対して、DB51に格納されている検査の優先規則の情報を取得する。PATにおける優先規則の例としては、造影剤を用いる検査であるCT検査やMRI検査の後では、当該造影剤が被検体からクリアランスされるまでPAT検査を実施できないという内容が挙げられる。これは、造影剤がPAT検査で用いる光を吸収する場合があり、PAT画像上でアーチファクトとして画像化されてしまうからである。したがって、CTやMRIの検査において造影剤を使用しない場合や、造影剤がPAT検査で用いる光を吸収しないことが分かっている場合には、優先規則の対象とならない。
また、候補日時情報生成部50は、通信部20を介してRIS110からPAT検査を行う撮影装置の予約枠に関する情報を取得する。
ステップS311において候補日時情報生成部50は、ステップS310で適用された優先規則を元に、入力された検査を実施する候補日時情報を生成する。
ステップS312において表示制御部60は、表示部80にステップS307及びステップS309で入力された検査の情報と、既に検査オーダーがRIS110に登録されている未実施の検査の情報とを表示させる。ステップS307及びステップS309で入力された検査の情報には、当該検査を行う撮影装置の予約枠を示す情報を含む。
図5(a)に、表示部80に表示されるステップS312のGUI300の表示例を示す。
操作者がステップS307で検査日を決定した後、ステップS308で、表示領域340には、検査日と前後2日の詳細カレンダーが表示される。図5(a)に例示する詳細カレンダーでは、1日が4つの時間帯に区切られ、午前1/午前2/午後1/午後2が時間帯として表示されている。
操作者はステップS309で、表示領域330に表示されている検査種類の選択肢の中からPATを選択する。図5(a)の例では、選択されたPATの項目の背景が灰色で強調されている。表示領域331には、表示領域330で選択した検査種類の詳細設定項目が表示される。図5(a)の例では、PATの詳細設定項目として検査部位の選択ボタンが表示されており、操作者は選択ボタンを押下してプルダウンリストから乳房を選択している。検査の種類が入力されることで、ステップS310〜S311の処理がなされる。
図5(b)は優先規則の概念の一例を示す図である。図5(b)は、左側に記されたPAT検査が、CT検査及びMRI検査に対して優先されることを示す。ここでは、同日に実施される検査の種類に応じた優先規則を例に説明するが、特にこれに制約されることはなく、優先規則は複数日で実施される検査に対して設定されてもよい。
ステップS312では、表示領域340の詳細カレンダーに、PAT検査の実施候補日と、オーダー済みの他検査の実施予定日時とが併せて表示される。図5(a)の表示例では、PAT検査の実施候補日時として6つの時間帯が表示されている。実施候補日時は、PAT検査を行う撮影装置の予約枠のうち、まだ検査が予定されていない予約枠と対応する。具体的には、実施候補日・時間帯にPAT検査を示すアイコンが表示されている。
表示制御部60は、PAT検査の複数の実施候補日時を、優先規則に適合する候補と適合しない候補とで区別可能に表示させる。図5(a)の例で、PATが灰色で表示されている時間帯(9月12日の午後2、9月13日の午前2)は、PAT検査自体は実施可能であるが制約条件である優先規則に反することを意味している。具体的には、9月12日の午後1にCTの検査オーダーが、9月13日の午前1にMRIの検査オーダーが既にRIS110に登録されている。図5(a)の例では、9月12日午後1のCT検査と、9月13日午前1のMRI検査とをそれぞれ示すアイコンの枠が強調して表示されている。
操作者が9月12日午後1及び9月13日午前1の二つの時間帯のいずれかを選択した場合、表示制御部60は表示領域341に、図5(c)の表示例のように優先規則に適合しないことと、関係する検査オーダー(ここでは9月12日午前1のCT検査)とをコメントとして表示することができる。
図5(a)の例では、PAT検査の横に技師を示すアイコンがさらに表示されている。技師のアイコンは、PAT検査を実施する検査技師の有無を示している。ここでは、技師のアイコンの背景が白色の場合、技師がいることを示し、当該背景が灰色の場合、技師が不在であることを示す。例えば、9月12日の午前2では、PAT検査を実施する検査技師がいないことを示している。操作者が選択した実施候補日時のうち、技師が不在の場合についても、表示制御部60は表示領域341にコメントを表示させてもよい。
ステップS313で、操作者はPAT検査を行う日時を決定する。操作者は、GUI300の表示領域340に表示されるカレンダー上で、候補の中から希望する日時をマウスなどでクリックして選択する。操作者が決定ボタンを押下することでPAT検査の実施日時が決定する。情報取得部70は選択された日時の情報を取得する。
ステップS314において、表示制御部60は決定された検査の情報を表示部80に表示させる。
図6(a)は、表示部80に表示されるステップS314のGUI300の一例を示す図である。図6(a)の例では、操作者により9月14日の午前2の時間帯でPAT検査の実施が決定されている。
ステップS315において検査オーダー生成部40は、ステップS313で決定されたPAT検査日の情報を元に検査オーダーを生成する。生成される検査オーダーの具体的な内容としては、依頼先(放射線診断科などの診療科)、検査実施日および時間、検査種類(PAT)、検査部位(乳房)、依頼者名、依頼者所属部門などである。検査オーダー生成部40は情報記憶部30やHIS100等から情報を取得し、生成する検査オーダーに情報を引き継いでもよい。
ステップS316において情報記憶部30は、ステップS313で生成された検査オーダーを保存する。
ステップS317において送信部21は、ステップS313で生成された検査オーダーをHIS100に送信する。ここではHIS100にオーダリングシステムがあり、HIS100からRIS110に検査オーダーが送信される。医療機関において、オーダリングシステムがRIS110にある場合、送信部21はHIS100とRIS110とに検査オーダーを送信する。
ステップS318においてHIS100は、情報処理装置10から受信した検査オーダーをオーダリングシステムに登録し、RIS110に送信する。
ステップS319において表示制御部60は、検査オーダーの依頼が完了したことをGUI300に表示させる。例えば図6(b)に示すように、表示領域341に検査オーダーの依頼が完了したことを示すメッセージを表示させる。
操作者は、依頼が完了している検査オーダーについて、表示領域340の消去ボタンを用いて検査オーダーを消去することができる。
以上のように、医師といった操作者は、検査オーダーを依頼する際に他の検査などの医療イベントの影響のない実施日を、情報処理装置に表示される候補日時情報の中から選択し決定することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、図3に示すステップS313で決定された検査日時が優先規則に適合しない時間帯である場合の情報処理装置10の処理について説明する。
第2の実施形態では、図3に示すステップS313で決定された検査日時が優先規則に適合しない時間帯である場合の情報処理装置10の処理について説明する。
以下に、第1の実施形態と異なる内容について説明する。具体的には、図3に示すステップS313以降の処理でのGUI300の表示方法の内容について説明する。第1の実施形態と同じ表示方法については、上述した説明を援用することにより、ここでの詳しい説明を省略する。
図7は、第2の実施形態において、表示部80に表示されるステップS314のGUI300の表示例である。図7(a)の例では、操作者により9月12日の午後2の時間帯がPAT検査の実施日時として決定されている。
ステップS313で、操作者はPAT検査日時を決定する。操作者は、GUI300の表示領域340に表示されるカレンダー上で、候補日の中から希望する日をマウスなどでクリックして選択し、決定ボタンを押下することでPAT検査の実施日時が決定される。ここでは、9月12日午後2にPAT検査の実施日時が決定されているが、これはPATにおける優先規則に適合していない(造影CT検査の後でPAT検査を実施)。表示制御部60は表示領域341に図7(b)のコメントを表示させ、操作者に内容が通知される。
操作者は通知された内容を確認したうえで、PAT検査日時を決定することができる。検査実施日時を決定する決定ボタンを操作者が押下すると、優先規則に適合していない場合、既にオーダリングシステムに登録されている検査オーダーを調整する調整オーダーの依頼が求められる。例えば図7(c)のようなダイアログが表示制御部60によりポップアップ表示される。
図7(a)の例において、調整が必要な、オーダリングシステムに登録されている検査オーダーは、9月12日の午後1に登録されているCT検査である。候補日時生成部50は、第1の実施形態と同様にして、当該CT検査を実施可能な候補日時を取得する。表示制御部60は変更する場合の候補となる検査日時の候補を表示部80に表示させる。ここでは、変更後の検査日時の候補として9月15日の午後2が強調表示されている。同時に、現時点でオーダリングシステムに登録されているCT検査のアイコンは枠が点線で強調表示される。
図7(c)は、調整オーダーを依頼するための画面の一例である。図7(c)のダイアログには、調整の対象となる検査の種類とオーダリングシステムに登録されている検査日時、変更の候補となる検査日時、調整を依頼する依頼先の担当者名が表示されている。操作者は、マウスなどを用いて依頼ボタンを押下することで、検査調整オーダーを依頼先に送信することができる。
ステップS315において検査オーダー生成部40は、ステップS313で決定された調整オーダーの入力情報を元に調整オーダーを生成する。送信部21は調整オーダーを依頼先に送信する。調整オーダーの依頼が完了したことを示す内容が表示制御部60によりGUI300に表示される。例えば図7(d)の表示例のように、表示領域341などにメッセージが表示される。
調整オーダーは、HIS100もしくはRIS110から、依頼先担当者へ電子メールなどで通知されてもよいし、送信部21から直接依頼先のシステムに送信されてもよい。通知された内容について、依頼先担当者は承諾、もしくは、拒否を選択することができる。方法としては、電子メールでの返信など、適宜選択される。調整オーダーの内容が承諾されるまで、検査オーダー生成部40は、優先規則に適合しない検査日時に入力されたPATの検査オーダーをオーダリングシステムに登録しないように制御してもよい。
本実施形態では、検査オーダーを依頼する際に、他の検査種類との優先規則により依頼を実施できない場合に、調整オーダーを依頼することで調整を実施することができる。
[変形例]
情報処理装置10をHIS100及びRIS110とは異なる装置として構成する場合を例に説明したが、これに限らない。例えば情報処理装置10はHIS100の一つのシステムであってもよいし、RIS110の一つのシステムであってもよい。情報処理装置10はHIS100の端末(不図示)であってもよいし、RIS110の端末(不図示)であってもよい。
情報処理装置10をHIS100及びRIS110とは異なる装置として構成する場合を例に説明したが、これに限らない。例えば情報処理装置10はHIS100の一つのシステムであってもよいし、RIS110の一つのシステムであってもよい。情報処理装置10はHIS100の端末(不図示)であってもよいし、RIS110の端末(不図示)であってもよい。
情報処理装置10と、HIS100、RIS110はそれぞれ同一の医療施設に設けられていなくてもよい。例えば情報処理装置10は、地域の医療施設の連携に用いられてもよい。例えば情報処理装置10は第1の医療施設にあり、HIS100及びRIS110は第2の医療施設にあってもよい。その場合、情報処理装置10は第1の医療施設に来院した患者の検査オーダーを、別の医療施設である第2の医療施設で行うように、第2の医療施設のHIS100のオーダリングシステムに送信してもよい。情報処理装置10は検査を受ける被検体(患者)の禁忌情報や、他に予定されている検査オーダー等に基づいて検査オーダーを生成するので、地域医療のように複数の医療施設間で検査を行う場合にも依頼医は適切に検査を実施する日を選ぶことができる。情報処理装置10は第2の医療施設のHIS100に直接検査オーダーを送信してもよいし、地域連携のために設けられたシステム(不図示)等を介して送信してもよい。情報処理装置10は地域連携のためのシステム(不図示)を兼ねてもよい。
このように、情報処理装置10は複数の検査の情報に基づいて、所望の検査を実施できる候補日の情報を生成するので、適切な日程で所望の検査の検査オーダーを依頼できる。他の検査の日程を考慮しなかったために、検査オーダーが発行されたものの結果として実施できなかった検査オーダーが発生しないので、情報処理装置10によりメモリの使用容量を低減することができる。
また、患者に対して実施された検査及び予定されている検査は、複数の診療部門から個別に依頼された検査である場合がある。また、上述のように地域医療に情報処理装置10を活用することもできる。この場合、情報処理装置10は複数のオーダリングシステムに対してアクセスする場合がある。複数のシステムにまたがってアクセスできる情報処理装置10は、患者の個人情報を適切に扱うことが求められ、例えば情報処理装置10は暗号化して当該システム間の通信を行ってもよい。
上述の実施形態では、優先規則の一例としてPAT検査が造影CT検査や造影MRI検査に優先して行われる場合を説明したが、これに限らない。例えば造影MRI検査に用いられる造影剤がPAT検査で用いられる光を吸収していることが分かっているとき、PAT検査においても当該造影剤の造影効果を利用できるような優先規則としてもよい。具体的には、DB51は造影剤のクリアランスに関する情報を有し、例えば優先規則として造影MRI検査後1時間以内にPAT検査を行うこととしてもよい。また、候補日時情報生成部50は複数の優先規則を組み合わせて候補日時情報を生成してもよい。
上述の実施形態では、候補日時情報として日付と時間帯(午後1など)との情報を生成する場合を例に説明したが、これに限らない。例えば候補日時情報は、全日で操作者の所望の検査を実施することができる場合には、日付の情報のみを含んでいてもよい。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
上述の各実施形態における情報処理装置は単体の装置として実現してもよいし、複数の装置を互いに通信可能に組み合わせて上述の処理を実行する情報処理システムとしてもよく、いずれも本発明の実施形態に含まれる。共通のサーバー装置あるいはサーバー群で、上述の処理を実行することとしてもよい。情報処理装置および情報処理システムを構成する複数の装置は所定の通信レートで通信可能であればよく、また同一の施設内あるいは同一の国に存在することを要しない。
本発明の実施形態には、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムのコードを読みだして実行するという形態を含む。
したがって、実施形態に係る処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明の実施形態の一つである。また、コンピュータが読みだしたプログラムに含まれる指示に基づき、コンピュータで稼働しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
上述の実施形態を適宜組み合わせた形態も、本発明の実施形態に含まれる。
Claims (20)
- 被検体に対する検査の種類に関する指示を取得する第1の取得手段と、
前記被検体に対して予定されている検査の情報を取得する第2の取得手段と、
前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に対して予定されている検査の情報とに基づいて、前記指示された検査を実施する日時に関する情報である候補日時情報を生成する生成手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記生成手段は、前記指示された検査の種類に関して予め定められている規則に基づいて、前記候補日時情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記規則は、複数の検査を実施する場合の順序に関することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 前記生成手段は、前記指示された検査を実施することができる複数の日時に関する情報を前記候補日時情報として生成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記候補日時情報を表示部に表示させる表示制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記候補日時情報は複数の日時に関する情報を含み、
前記表示制御手段は、前記複数の日時に関する情報をそれぞれ区別可能に表示させることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記表示制御手段は、前記複数の日時のうち、前記指示された検査を実施できる可能性に応じて表示態様を異ならせることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記候補日時情報に含まれる前記複数の日時の中から、操作者が前記指示した検査を実施する日時を決定するための画面を表示させることを特徴とする請求項6又は請求項7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記指示された検査を前記決定された日時に実施するための検査オーダーを、オーダリングシステムに登録するために出力する出力手段をさらに有することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、カレンダーを表示させ、前記カレンダー上に前記候補日時情報と前記日時を決定するための画面とを表示させることを特徴とする請求項8又は請求項9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記指示を操作者が入力させるための画面を表示させることを特徴とする請求項5乃至請求項10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記被検体に対して予定されている検査の情報は、前記指示より前にオーダリングシステムに登録されている検査の情報であって、検査を実施する日時の情報と検査の種類の情報とを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記指示された検査の種類と、前記被検体に対して予定されている検査の情報とに基づいて前記候補日時情報を生成する生成手段をさらに有し、
前記表示制御手段は、前記生成された前記候補日情報を表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記指示された検査の種類は光音響であることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 被検体に対する検査の種類に関する指示を取得する第1の取得手段と、
前記被検体に対して予定されている検査の情報を取得する第2の取得手段と、
前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に対して予定されている検査の情報とに基づいて選択された日時に、前記指示された検査を実施するための検査オーダーを出力する出力手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 被検体に対する検査の種類に関する指示を取得する第1の取得手段と、
前記被検体に対して予定されている検査の情報を取得する第2の取得手段と、
前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に対して予定されている検査の情報とに基づいて、前記指示された検査を実施する日時に関する情報である候補日時情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 被検体に対する検査の種類に関する指示を取得する第1の取得手段と、
前記被検体に対して予定されている検査の情報を取得する第2の取得手段と、
前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に対して予定されている検査の情報とに基づいて、前記指示された検査を実施する日時に関する情報である候補日時情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする情報処理システム。 - 被検体に対する検査の種類に関する指示を取得する工程と、
前記被検体に対して予定されている検査の情報を取得する工程と、
前記指示された検査の種類に関する情報と、前記被検体に対して予定されている検査の情報とに基づいて、前記指示された検査を実施する日時に関する情報である候補日時情報を表示部に表示させる工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 被検体に対する検査の種類に関する指示を取得する工程と、
前記被検体に対して予定されている検査の情報を取得する工程と、
前記指示された検査に関する情報と、前記被検体に対して予定されている検査の情報とに基づいて、前記検査を実施する日時の複数の候補を生成する工程と、
前記生成された複数の候補を表示部に表示させる工程と、
前記表示された複数の候補の中から前記指示された検査を実施する日時の選択を受け付ける工程と、
前記日時に前記指示された検査を実施するための検査オーダーをオーダリングシステムに出力する工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - 請求項18又は請求項19のいずれか1項に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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