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JP2010081961A - 撮影制御装置 - Google Patents

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JP2010081961A JP2008251031A JP2008251031A JP2010081961A JP 2010081961 A JP2010081961 A JP 2010081961A JP 2008251031 A JP2008251031 A JP 2008251031A JP 2008251031 A JP2008251031 A JP 2008251031A JP 2010081961 A JP2010081961 A JP 2010081961A
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豊 吉田
Keiji Tsubota
圭司 坪田
Takeshi Kamiya
毅 神谷
Yasuyoshi Ota
恭義 大田
Naoyuki Nishino
直行 西納
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Fujifilm Corp
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Abstract

【課題】放射線画像撮影装置によって得られる放射線画像の画質の低下を抑制することができる撮影制御装置を提供する。
【解決手段】HDD110に電子カセッテ32と放射線源130の組み合わせ毎に放射線画像を補正するための補正情報を記憶しており、無線通信部118で通信可能な撮影で使用される電子カセッテ32及び放射線発生装置34に装着された放射線源130の組み合わせに対応する補正情報がHDD110に記憶されていない場合に、警告が行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮影制御装置に関する。
近年、TFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス基板上に放射線感応層を配置し、放射線を直接デジタルデータに変換できるFPD(Flat Panel Detector)が実用化されており、このFPD等を用いて照射された放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報を生成し、生成した画像情報を記憶する可搬型放射線画像撮影装置(以下、「電子カセッテ」ともいう。)が実用化されている。
この電子カセッテは、可搬性を有するため、ストレッチャーやベッドに載せたまま患者を撮影することもでき、電子カセッテの位置を変更することにより撮影箇所を調整することができるため、動けない患者に対しても柔軟に対処することができる。
ところで、電子カセッテは、内蔵されたFPDや増幅回路に固有の特性がある。また、電子カセッテは、人手によって持ち運ぶことが可能であって、且つ、異なる制御装置(所謂、コンソール)に対しても接続が可能であるため、一つの電子カセッテを異なる撮影室で持ち回りで使用することが可能である。
このため、コンソールでは、シェーディング補正等の補正データを電子カセッテ毎に記憶する必要がある。
特許文献1には、電子カセッテ毎にID情報を付け、コンソールにおいてID情報に各々対応した補正テーブルを記憶し、コンソールにおいて接続された電子カセッテのID情報に対応する補正テーブルを検索し、検索して得られた補正テーブルに基づいて撮影画像の補正処理を行う技術が開示されている。
また、特許文献2には、FPDなどの交換する部品の補正情報を予備的に記録し、部品を交換した場合、予備的に記録させた補正情報を、交換後の部品のフラッシュメモリに伝送する技術が開示されている。
特開2001−37749号公報 特開2003−210450号公報
しかしながら、シェーディング補正は、電子カセッテだけでなく、放射線源と電子カセッテの組み合わせに対応して定まる。このため、撮影装置の放射線源が交換された場合に、交換以前の補正データをそのまま用いると、電子カセッテによって得られる放射線画像の画質が低下する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、放射線画像撮影装置によって得られる放射線画像の画質の低下を抑制することができる撮影制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明の撮影制御装置は、照射された放射線により表わされる放射線画像を撮影し、撮影した放射線画像を示す画像情報を生成する放射線画像撮影装置と通信を行う通信手段と、放射線を発生する放射線源が設けられ、当該放射線源から放射線を照射する放射線照射手段と、前記放射線画像撮影装置により生成された前記放射線画像を補正するための補正情報を記憶した記憶手段と、前記放射線照射手段に設けられた放射線源又は当該放射線源の放射線の照射に影響する部品が交換された場合、警告が行われるように警告手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、照射された放射線により表わされる放射線画像を撮影し、撮影した放射線画像を示す画像情報を生成する放射線画像撮影装置と通信手段により通信が行なわれ、放射線を発生する放射線源が放射線照射手段に設けられ、当該放射線源から放射線が照射される。
また、本発明によれば、記憶手段により、放射線画像撮影装置により生成された前記放射線画像を補正するための補正情報が記憶されている。
そして、本発明では、制御手段により、放射線照射手段に設けられた放射線源又は当該放射線源の放射線の照射に影響する部品が交換された場合、警告が行われるように警告手段が制御される。
このように、請求項1に記載の発明によれば、放射線画像撮影装置により生成された前記放射線画像を補正するための補正情報を記憶手段に記憶させておき、放射線照射手段に設けられた放射線源又は当該放射線源の放射線の照射に影響する部品が交換された場合、警告手段により警告を行なうので、警告が行なわれた際に補正情報を生成することにより、放射線画像撮影装置によって得られる放射線画像の画質の低下を抑制することができる。
なお、本発明は、請求項2に記載の発明のように、前記放射線画像撮影装置が、各々を識別するための識別情報が付され、前記記憶手段が、前記放射線画像撮影装置毎に当該放射線画像撮影装置により生成された前記放射線画像を補正するための補正情報を記憶してもよい。
また、本発明は、請求項3に記載の発明のように、前記放射線画像撮影装置及び前記放射線源が、各々を識別するための識別情報がそれぞれ付され、前記記憶手段が、前記放射線画像撮影装置と前記放射線源の組み合わせ毎に前記放射線画像を補正するための補正情報を記憶し、前記通信手段と通信可能な放射線画像撮影装置及び前記放射線照射手段に装着された前記放射線源各々の識別情報をそれぞれ取得する取得手段をさらに備え、前記制御手段が、前記取得手段により取得された放射線画像撮影装置及び前記放射線源各々の識別情報により示される前記放射線画像撮影装置と前記放射線源の組み合わせに対応する補正情報が前記記憶手段に記憶されていない場合に、警告が行われるように警告手段を制御してもよい。
また、本発明は、請求項4に記載の発明のように、前記放射線画像撮影装置又は前記放射線源の一方が、各々を識別するための識別情報が付されると共に、他方が、組み合わせて使用された一方の識別情報を記憶し、前記放射線画像撮影装置又は前記放射線源の一方から前記識別情報を取得する取得手段をさらに備え、前記制御手段が、前記取得手段により取得された識別情報が前記放射線画像撮影装置又は前記放射線源の他方に記憶されていない場合に、警告が行われるように警告手段を制御してもよい。
また、本発明は、請求項5に記載の発明のように、前記制御手段が、前記警告手段による警告の後に前記補正情報を生成するように前記放射線照射手段及び前記放射線画像撮影装置を制御してもよい。
さらに、本発明は、請求項6に記載の発明のように、前記部品が、陰極、陽極、フィルタの何れかであってもよい。
本発明によれば、放射線画像撮影装置により生成された前記放射線画像を補正するための補正情報を記憶手段に記憶させておき、放射線照射手段に装着された放射線源又は当該放射線源の放射線の照射に影響する部品が交換された場合、警告手段により警告を行なうので、警告が行なわれた際に補正情報を生成することにより、放射線画像撮影装置によって得られる放射線画像の画質の低下を抑制することができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
先ず、実施の形態に係る放射線情報システム10の構成について説明する。
図1には、本実施の形態に係る放射線情報システム10{以下、「RIS10」(RIS:Radiology Information System)とも称する。)の各構成要素を示すブロック図が示されている。
RIS10は、放射線科部門内における、診療予約、診断記録等の情報管理を行うためのシステムであり、病院情報システム(HIS:Hospital Information System)の一部を構成する。
RIS10は、複数台の撮影依頼端末装置12(以下、「端末装置12」とも称する。)、RISサーバ14、病院内の個々の放射線撮影室(或いは手術室)に設置された放射線画像撮影システム18が、有線又は無線のLAN(Local Area Network)から成る病院内ネットワーク16に各々接続されて構成されている。なお、RIS10は同じ病院内に設けられた病院情報システム(HIS:Hospital Information System)の一部を構成しており、病院内ネットワーク16にはHIS全体を管理するHISサーバ(図示省略)も接続されている。
端末装置12は、医師や放射線技師が、診断情報や施設予約の入力・閲覧をするためのものであり、放射線画像の撮影依頼(撮影予約)もこの端末装置12からなされる。各端末装置12は、表示装置付きのパーソナルコンピュータから構成され、RISサーバ14と病院内ネットワーク16により接続されて相互通信が可能となっている。
RISサーバ14は、各端末装置12からの撮影依頼を受け付け、撮影システム18における放射線画像の撮影スケジュールを管理するものであり、データベース14Aを含んで構成されている。
データベース14Aは、患者の属性情報(氏名、性別、生年月日、年齢、血液、患者ID等)、病歴、受診歴、過去に撮影した放射線画像等、患者に関する情報、撮影システム18の電子カセッテ32の識別番号、型式、サイズ、感度、使用可能な撮影部位(対応可能な撮影依頼の内容)、使用開始年月日、使用回数等、電子カセッテ32に関する情報、及び電子カセッテ32を用いて放射線画像を撮影する環境、すなわち、電子カセッテ32を使用する環境(一例として、手術室や放射線画像の撮影専用に設置された撮影室など)を示す環境情報を含んで構成されている。
撮影システム18は、RISサーバ14からの指示に応じて医師や放射線技師の操作により放射線画像の撮影を行う。撮影システム18は、放射線源130(図2、図3参照。)から曝射条件に従った放射線量からなる放射線Xを被写体に照射する放射線発生装置34と、患者を透過した放射線Xを検出し、放射線画像情報に変換する放射線検出器60(図3参照。)を内蔵する電子カセッテ32と、電子カセッテ32に内蔵されるバッテリを充電するクレードル40と、電子カセッテ32、放射線発生装置34、及びクレードル40を制御するコンソール42と、を備える。
図2には、本実施の形態に係る撮影システム18を放射線撮影室44に配置した様子の一例が示されている。
同図に示すように、放射線撮影室44には、立位での放射線撮影を行う際に電子カセッテ32を保持するためのラック45と、臥位での放射線撮影を行う際に患者が横臥するためのベッド46が設置されており、ラック45の前方空間は立位での放射線撮影を行う際の患者の撮影位置48とされ、ベッド46の上方空間は臥位での放射線撮影を行う際の患者の撮影位置50とされている。
放射線撮影室44には、単一の放射線源130からの放射線によって立位での放射線撮影も臥位での放射線撮影も可能とするために、放射線源130を、水平な軸回り(図2の矢印A方向)に回動可能で、鉛直方向(図2の矢印B方向)に移動可能で、かつ水平方向(図2の矢印C方向)に移動可能に支持する支持移動機構52が設けられている。支持移動機構52は、放射線源130を水平な軸回りに回動させる駆動源と、放射線源130を鉛直方向に移動させる駆動源と、放射線源130を水平方向に移動させる駆動源を各々備えている(何れも図示省略)。
クレードル40には、電子カセッテ32を収納可能な収容部40Aが形成されている。
電子カセッテ32は、待機時、クレードル40の収容部40Aに収納され、内蔵されるバッテリに充電が行われ、放射線画像の撮影時、放射線技師によってクレードル40から取り出され、撮影姿勢が立位であればラック45に保持される位置49へ移動・位置決めされ、撮影姿勢が臥位であればベッド46上の位置51へ移動・位置決めされる。
本実施の形態に係る撮影システム18では、放射線発生装置34とコンソール42とをそれぞれケーブルで接続して有線通信によって各種情報の送受信を行うが、図2では、各機器間を接続するケーブルを省略している。また、電子カセッテ32とコンソール42との間は、無線通信によって各種情報の送受信を行う。
なお、電子カセッテ32は、放射線撮影室44で使用される場合に限られるものではなく、例えば、検診や病院内での回診にも適用することができる。
図3には、本実施の形態に係る電子カセッテ32の内部構成が示されている。
同図に示すように、電子カセッテ32は、放射線Xを透過させる材料からなる筐体54を備えており、防水性、密閉性を有する構造とされている。電子カセッテ32は、手術室等で使用されるとき、血液やその他の雑菌が付着するおそれがある。そこで、電子カセッテ32を防水性、密閉性を有する構造として、必要に応じて殺菌洗浄することにより、1つの電子カセッテ32を繰り返し続けて使用することができる。
筐体54の内部には、放射線Xが照射される筐体54の照射面56側から、患者による放射線Xの散乱線を除去するグリッド58、患者を透過した放射線Xを検出する放射線検出器60、及び、放射線Xのバック散乱線を吸収する鉛板62が順に配設される。なお、筐体54の照射面56をグリッド58として構成してもよい。
また、筐体54の内部の一端側には、マイクロコンピュータを含む電子回路及び充電可能な二次電池を収容するケース31が配置されている。放射線検出器60及び電子回路は、ケース31に配置された二次電池から供給される電力によって作動する。ケース31内部に収容された各種回路が放射線Xの照射に伴って損傷することを回避するため、ケース31の照射面22側には鉛板等を配設しておくことが望ましい。
図4には、本実施の形態に係る放射線画像撮影システム18の詳細な構成を示すブロック図が示されている。
放射線発生装置34には、コンソール42と通信を行うための接続端子34Aが設けられている。コンソール42には、放射線発生装置34と通信を行うための接続端子42Aが設けられている。
電子カセッテ32に内蔵された放射線検出器60は、TFTアクティブマトリクス基板66上に、放射線Xを吸収し、電荷に変換する光電変換層が積層されて構成されている。光電変換層は例えばセレンを主成分(例えば含有率50%以上)とする非晶質のa−Se(アモルファスセレン)から成り、放射線Xが照射されると、照射された放射線量に応じた電荷量の電荷(電子−正孔の対)を内部で発生することで、照射された放射線Xを電荷へ変換する。なお、放射線検出器60は、アモルファスセレンのような放射線Xを直接的に電荷に変換する放射線-電荷変換材料の代わりに、蛍光体材料と光電変換素子(フォトダイオード)を用いて間接的に電荷に変換してもよい。蛍光体材料としては、ガドリニウム硫酸化物(GOS)やヨウ化セシウム(CsI)が良く知られている。この場合、蛍光材料によって放射線X−光変換を行い、光電変換素子のフォトダイオードによって光−電荷変換を行なう。
また、TFTアクティブマトリクス基板66上には、光電変換層で発生された電荷を蓄積する蓄積容量68と、蓄積容量68に蓄積された電荷を読み出すためのTFT70を備えた画素部74(図4では個々の画素部74に対応する光電変換層を光電変換部72として模式的に示している)がマトリクス状に多数個配置されており、電子カセッテ32への放射線Xの照射に伴って光電変換層で発生された電荷は、個々の画素部74の蓄積容量68に蓄積される。これにより、電子カセッテ32に照射された放射線Xに担持されていた画像情報は電荷情報へ変換されて放射線検出器60に保持される。
また、TFTアクティブマトリクス基板66には、一定方向(行方向)に延設され個々の画素部74のTFT70をオンオフさせるための複数本のゲート配線76と、ゲート配線76と直交する方向(列方向)に延設されオンされたTFT70を介して蓄積容量68から蓄積電荷を読み出すための複数本のデータ配線78が設けられている。個々のゲート配線76はゲート線ドライバ80に接続されており、個々のデータ配線78は信号処理部82に接続されている。個々の画素部74の蓄積容量68に電荷が蓄積されると、個々の画素部74のTFT70は、ゲート線ドライバ80からゲート配線76を介して供給される信号により行単位で順にオンされ、TFT70がオンされた画素部74の蓄積容量68に蓄積されている電荷は、電荷信号としてデータ配線78を伝送されて信号処理部82に入力される。従って、個々の画素部74の蓄積容量68に蓄積されている電荷は行単位で順に読み出される。
図5には、本実施の形態に係る放射線検出器60の1画素部分に注目した等価回路図が示されている。
同図に示すように、TFT70のソースは、データ配線78に接続されており、このデータ配線78は、信号処理部82に接続されている。また、TFT70のドレインは蓄積容量68及び光電変換部72に接続され、TFT70のゲートはゲート配線76に接続されている。
信号処理部82は、個々のデータ配線78毎にサンプルホールド回路84を備えている。個々のデータ配線78を伝送された電荷信号はサンプルホールド回路84に保持される。サンプルホールド回路84はオペアンプ84Aとコンデンサ84Bを含んで構成され、電荷信号をアナログ電圧に変換する。また、サンプルホールド回路84にはコンデンサ84Bの両電極をショートさせ、コンデンサ84Bに蓄積された電荷を放電させるリセット回路としてスイッチ84Cが設けられている。
サンプルホールド回路84の出力側にはマルチプレクサ86、A/D変換器88が順に接続されている。個々のサンプルホールド回路に保持された電荷信号はアナログ電圧に変換されてマルチプレクサ86に順に(シリアルに)入力され、A/D変換器88によってデジタルの画像情報へ変換される。
信号処理部82には画像メモリ90が接続されている(図4参照。)。信号処理部82のA/D変換器88から出力された画像情報は画像メモリ90に順に記憶される。画像メモリ90は放射線画像を示す画像情報を所定枚数分記憶可能な記憶容量を有しており、1ラインずつ電荷の読み出しが行われる毎に、読み出された1ライン分の画像情報が画像メモリ90に順次記憶される。
画像メモリ90は電子カセッテ32全体の動作を制御するカセッテ制御部92と接続されている。カセッテ制御部92はマイクロコンピュータによって実現されており、CPU92A、ROM及びRAMを含むメモリ92B、HDDやフラッシュメモリ等から成る不揮発性の記憶部92Cを備えている。電子カセッテ32には、各々を識別するための識別情報が付されており、記憶部92Cには、各々を識別するための識別情報として識別IDが記憶されている。
このカセッテ制御部92には無線通信部94が接続されている。この無線通信部94は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/g等に代表される無線LAN(Local Area Network)規格に対応しており、無線通信による外部機器との間で各種情報の伝送を制御する。カセッテ制御部92は、無線通信部94を介してコンソール42と無線通信が可能とされており、コンソール42との間で各種情報の送受信が可能とされている。カセッテ制御部92は、コンソール42から受信される後述する撮影条件を記憶し、撮影条件に基づいて電荷の読み出しを開始する。
また、電子カセッテ32には電源部96が設けられており、上述した各種回路や各素子(ゲート線ドライバ80、信号処理部82、画像メモリ90、無線通信部94、やカセッテ制御部92として機能するマイクロコンピュータ)は、電源部96から供給された電力によって作動する。電源部96は、電子カセッテ32の可搬性を損なわないように、バッテリ(充電可能な二次電池)を内蔵しており、充電されたバッテリから各種回路・素子へ電力を供給する。
一方、コンソール42は、サーバ・コンピュータとして構成されており、操作メニューや撮影された放射線画像等を表示するディスプレイ100と、複数のキーを含んで構成され、各種の情報や操作指示が入力される操作パネル102と、を備えている。
また、本実施の形態に係るコンソール42は、装置全体の動作を司るCPU104と、制御プログラムを含む各種プログラム等が予め記憶されたROM106と、各種データを一時的に記憶するRAM108と、各種データを記憶して保持するHDD110と、ディスプレイ100への各種情報の表示を制御するディスプレイドライバ112と、操作パネル102に対する操作状態を検出する操作入力検出部114と、接続端子42Aに接続され、接続端子42A及び通信ケーブル35を介して放射線発生装置34との間で後述する撮影条件や放射線発生装置34の状態情報等の各種情報の送受信を行う通信インタフェース(I/F)部116と、電子カセッテ32との間で無線通信により撮影制御情報や画像情報等の各種情報の送受信を行う無線通信部118と、を備えている。
CPU104、ROM106、RAM108、HDD110、ディスプレイドライバ112、操作入力検出部114、通信I/F部116、及び無線通信部118は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU104は、ROM106、RAM108、HDD110へのアクセスを行うことができると共に、ディスプレイドライバ112を介したディスプレイ100への各種情報の表示の制御、通信I/F部116を介した放射線発生装置34との各種情報の送受信の制御、及び無線通信部118を介した電子カセッテ32との各種情報の送受信の制御、を行うことができる。また、CPU104は、操作入力検出部114を介して操作パネル102に対するユーザの操作状態を把握することができる。
一方、放射線発生装置34は、放射線Xを出力する放射線源130と、コンソール42との間で撮影条件や放射線発生装置34の状態情報等の各種情報を送受信する通信I/F部132と、受信した撮影条件に基づいて放射線源130を制御する線源制御部134と、支持移動機構52に備えられた各駆動源への電力供給を制御することにより支持移動機構52の動作を制御する線源駆動制御部136と、を備えている。
線源制御部134もマイクロコンピュータによって実現されており、受信した撮影条件を記憶する。このコンソール42から受信する撮影条件には管電圧、管電流、照射期間等の曝射条件情報や撮影姿勢が立位か臥位かを表す姿勢情報が含まれている。線源制御部134は、受信した撮影条件で指定された撮影姿勢が立位であれば、線源駆動制御部136を介して放射線源130が立位撮影用の位置53A(図2参照、射出した放射線が撮影位置48に位置している患者に側方から照射される位置)に位置するように支持移動機構52を制御し、受信した撮影条件情報で指定された撮影姿勢が臥位であれば、線源駆動制御部136を介して放射線源130が臥位撮影用の位置53B(図2参照、射出した放射線が撮影位置50に位置している患者に上方から照射される位置)に位置するように支持移動機構52を制御し、撮影条件に含まれる曝射条件に基づいて放射線源130から放射線Xを照射させる。
また、本実施の形態係る放射線発生装置34は、放射線源130が着脱可能に設けられており、放射線源130が劣化したり故障した場合に放射線源130が交換される。また、放射線源130にはROMやフラッシュメモリ等から成る不揮発性の記憶部130Aが設けられている。放射線源130も、各々を識別するための識別情報が付されており、記憶部130Aには、各々を識別するための識別情報として識別IDが記憶されている。記憶部130Aは、放射線発生装置34に放射線源130が装着された場合に線源制御部134と接続され、内部に記憶された識別IDが線源制御部134から読出し可能とされている。
次に、本実施の形態に係る撮影システム18の作用について説明する。
電子カセッテ32に内蔵された放射線検出器60や放射線源130は個体毎に特性にバラツキがあり、撮影によって得られる放射線画像は電子カセッテ32と放射線源130の組合わせによっての濃度などの画質が変化する。このため、コンソール42は、放射線検出器60と放射線源130の組み合わせ毎に放射線画像を補正するための補正情報をHDD110に記憶している。
放射線発生装置34は、通信ケーブル35を介してコンソール42に接続されてコンソール42と通信可能となると、記憶部130Aに記憶された放射線源130の識別IDを通信ケーブル35を介してコンソール42へ送信する。
一方、電子カセッテ32は、コンソール42と無線通信が可能となると、記憶部92Cに記憶された電子カセッテ32の識別IDを無線通信によりコンソール42へ送信する。
コンソール42では、電子カセッテ32及び放射線発生装置34から識別IDがそれぞれ受信されると、識別IDにより示される電子カセッテ32と放射線源130の組み合わせを判定する組合せ判定処理が行なわれる。
図6にはCPU104により実行される組合せ判定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、当該プログラムはROM106又はHDD110の所定の領域に予め記憶されている。
同図のステップ200では、電子カセッテ32及び放射線発生装置34からそれぞれ受信された識別IDにより示される電子カセッテ32と放射線源130の組み合わせに対応する補正情報がHDD110に記憶されているか否かを判定し、肯定判定となった場合は処理終了となり、否定判定となった場合はステップ202へ移行する。
ステップ202では、電子カセッテ32と放射線源130の組み合わせが新規であるため、キャリブレーションの実施を促す警告をディスプレイ100に表示させ、処理終了となる。
本実施の形態に係る撮影システム18は、キャリブレーションを、立位の撮影姿勢で電子カセッテ32と放射線源130の距離(所謂、SID)を所定の撮影距離とし、放射線源130から所定の曝射条件で放射線を照射して行なうものとされている。
放射線技師は、ディスプレイ100にキャリブレーションの実施を促す警告が表示されると、ラック45に電子カセッテ32をセットした後に、コンソール42の操作パネル102に対してキャリブレーション開始を指示する所定操作を行なう。
コンソール42は、操作パネル102に対してキャリブレーション開始を指示する所定操作が行なわれると、撮影姿勢を立位で且つラック45にセットされた電子カセッテ32と放射線源130の距離を所定の撮影距離とし、曝射条件をキャリブレーションの所定の曝射条件とした撮影条件を放射線発生装置34及び電子カセッテ32へ送信する。これにより、線源制御部134は、受信した撮影条件で指定されたキャリブレーション時の撮影姿勢となるように支持移動機構52を制御して放射線源130を移動させる。
コンソール42は、放射線源130がキャリブレーション時の撮影姿勢となると、曝射開始を指示する指示情報を放射線発生装置34及び電子カセッテ32へ送信する。これにより、線源制御部134は、撮影条件に含まれる曝射条件に基づいて放射線源130から放射線Xを照射させる。
放射線源130から照射された放射線Xは、電子カセッテ32に到達する。これにより、電子カセッテ32に内蔵された放射線検出器60の各画素部74の蓄積容量68には電荷が蓄積される。
電子カセッテ32のカセッテ制御部92は、曝射開始を指示する指示情報を受信してから撮影条件で指定された照射期間の経過後にゲート線ドライバ80を制御してゲート線ドライバ80から1ラインずつ順に各ゲート配線76にON信号を出力させ、各ゲート配線76に接続された各TFT70を1ラインずつ順にONさせる。放射線検出器60は、各ゲート配線76に接続された各TFT70を1ラインずつ順にONされると、1ラインずつ順に各蓄積容量68に蓄積された電荷が電荷信号として各データ配線78に流れ出す。各データ配線78に流れ出した電荷信号は個々のサンプルホールド回路84に入力されて電圧信号に変換され、変換された電圧信号がマルチプレクサに順に(シリアルに)入力され、A/D変換器によってデジタルの画像情報へ変換されて、画像メモリ90に記憶される。カセッテ制御部92は、画像メモリ90に記憶された画像情報を無線通信によりコンソール42へ送信する。
コンソール42は、受信した画像情報に基づき、シェーディング補正などの各種の補正情報を生成し、先に受信した識別IDにより示される放射線検出器60と放射線源130の組み合わせに対応する補正情報としてHDD110に記憶する。
次に、本実施の形態に係るRIS10による放射線画像の撮影の流れを簡単に説明する。
端末装置12(図1参照。)は、医師又は放射線技師からの、環境情報を含む撮影依頼を受け付ける。当該撮影依頼では、電子カセッテ32を使用する環境、撮影の日時及び撮影条件が指定される。
端末装置12は、受け付けた撮影依頼の内容をRISサーバ14に通知する。RISサーバ14は、端末装置12から通知された撮影依頼の内容をデータベース14Aに記憶する。
コンソール42は、RISサーバ14にアクセスすることにより、RISサーバ14から撮影依頼の内容及びこれに関連付けられた環境情報を取得し、撮影依頼の内容をディスプレイ100に表示する。また、コンソール42は、これから行う放射線撮影における撮影条件を放射線発生装置34及び電子カセッテ32へ送信する。これにより、放射線発生装置34の線源制御部134は、受信した撮影条件で指定された撮影姿勢に応じた位置に放射線源130が位置するように線源駆動制御部136を制御する。
医師や放射線技師がディスプレイ100に表示された撮影依頼の内容に基づいて放射線画像の撮影を開始する。
例えば、図2に示すように、ベッド46上に横臥した患者の患部の放射線画像の撮影を行う場合、医師や放射線技師は、撮影の部位、角度に応じてベッド46と患者の患部との間に電子カセッテ32を配置すると共に、患部上方に放射線発生装置34を配置する。また、医師や放射線技師は、患者の撮影部位や撮影条件に応じてコンソール42の操作パネル102に対して放射線Xを照射する際の管電圧、管電流、照射期間等の曝射条件を指定する曝射条件指定操作を行う。コンソール42は、撮影条件が変更された場合、変更された曝射条件を含んだ撮影条件を放射線発生装置34及び電子カセッテ32へ送信する。
医師や放射線技師は、放射線発生装置34の撮影準備が完了すると、コンソール42の操作パネル102に対して撮影を指示する撮影指示操作を行う。コンソール42は、操作パネル102に対して撮影指示操作が行なわれると、曝射開始を指示する指示情報を放射線発生装置34及び電子カセッテ32へ送信する。これにより、放射線源130は、放射線発生装置34がコンソール42から受信した撮影条件情報に含まれる曝射条件に応じた線量の放射線が発生・射出する。
放射線源130から照射された放射線Xは、患者を透過した後に電子カセッテ32に到達する。これにより、電子カセッテ32に内蔵された放射線検出器60の各画素部74の蓄積容量68には電荷が蓄積される。
放射線検出器60の各画素部74の蓄積容量68に蓄積された電荷は、ゲート線ドライバ80及び信号処理部82によって読み出され、画像情報へ変換されて画像メモリ90に記憶される。画像メモリ90に記憶された画像情報は無線通信によりコンソール42へ送信される。
コンソール42は、撮影を行なった放射線検出器60と放射線源130の組み合わせに対応する補正情報をHDD110から読み出し、受信した画像情報を当該補正情報で補正する画像処理を行ない、補正後の画像情報をHDD110に記憶する。HDD110に記憶された画像情報は、撮影した放射線画像の確認等のためにディスプレイ100に表示されると共に、RISサーバ14に転送されてRISデータベースにも格納される。これにより、撮影された放射線画像を端末装置12のディスプレイに表示させ、医師が放射線画像の読影や診断等を行うことが可能となる。
以上のように、本実施の形態によれば、HDD110に電子カセッテ32と放射線源130の組み合わせ毎に放射線画像を補正するための補正情報を記憶しており、無線通信部118で通信可能な撮影で使用される電子カセッテ32及び放射線発生装置34に装着された放射線源130の組み合わせに対応する補正情報がHDD110に記憶されていない場合に、警告が行われるので、警告が行なわれた際に当該電子カセッテ32及び放射線源130の組み合わせに対応する補正情報を生成することにより、電子カセッテ32によって得られる放射線画像の画質の低下を抑制することができる。
なお、上記実施の形態では、可搬型の放射線画像撮影装置である電子カセッテに適応した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、据置型の放射線画像撮影装置に適用してもよい。また、電子カセッテ32とコンソール42間の通信を有線通信としてもよい。
また、上記実施の形態では、撮影システム18は、キャリブレーションを、立位の撮影姿勢で行なうものとした場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、臥位の撮影姿勢で行なうものとしてもよい。
また、上記実施の形態では、電子カセッテ32及び放射線源130にそれぞれ各々を識別するための識別IDを付与し、HDD110に電子カセッテ32と放射線源130の組み合わせ毎に放射線画像を補正するための補正情報を記憶した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、放射線情報システム10に使用される放射線発生装置34及び電子カセッテ32がそれぞれ1つである場合は、HDD110に当該電子カセッテ32により生成された放射線画像を補正するための補正情報を記憶させ、放射線発生装置34に装着された放射線源130が交換された場合、補正情報の更新を促す警告が行われるようにしてもよい。すなわち、放射線発生装置34と電子カセッテ32の組合わせが固定である場合は、それぞれへの識別IDの付与は必須ではない。
また、放射線情報システム10に使用される放射線発生装置34が1つであり、複数の電子カセッテ32が使用される場合は、HDD110に電子カセッテ32毎に各電子カセッテ32により生成された放射線画像を補正するための補正情報を記憶させ、放射線発生装置34に装着された放射線源130が交換された場合、補正情報の更新を促す警告が行われるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、電子カセッテ32及び放射線源130にそれぞれ各々を識別するための識別IDを付与したが、電子カセッテ32又は放射線源130の一方に、各々を識別するための識別IDを付すると共に、他方に、組み合わせて使用された一方の識別IDを記憶させ、電子カセッテ32又は放射線源130の一方から識別IDを取得し、取得された識別IDが電子カセッテ32又は放射線源130の他方に記憶されていない場合に、警告が行われるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、放射線源130が交換された場合に警告を行なう場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、放射線源130は、筐体140内に、フィラメントを含んで構成された陰極142と、モリブデン(Mo)等により構成されたターゲット(陽極)144とを備えており、陰極142から放出された熱電子が陰極・陽極間の電位差により加速・集束されてターゲット144に衝突しX線が発生する。発生したX線は、筐体140に設けられたベリリウムの窓146から外部へ照射される。図7に示す放射線源130では、窓146部分にモリブデンやロジウム(Rh)の膜を挿入することによりフィルタ148としている。このような放射線源130では、放射線源130全体ではなく、陰極142、ターゲット144、フィルタ148が交換される場合があり、陰極142、ターゲット144、フィルタ148が交換されると放射線源130から照射される放射線の特性が変化する。このため、陰極142、ターゲット144、フィルタ148が交換された場合に警告を行なうようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、ディスプレイ100に警告を表示することにより、医師や放射線技師に警告を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、スピーカ等の音声再生装置を用いて音声出力を行ったり、印字出力を行ってもよい。また、ディスプレイ100への警告の表示、スピーカからの音声出力及び印字出力の複数を組み合わせてもよい。
また、上記実施の形態では、コンソール42は、放射線源130の記憶部130Aに記憶された識別IDを通信ケーブル35を介して受信し、記憶部92Cに記憶された電子カセッテ32の識別IDを無線通信により受信する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、放射線源130や電子カセッテ32の表面に付された識別IDをコード化したコード情報を読み取ることや、識別IDが入力されることにより識別IDを得るようにしてもよい。
その他、上記実施の形態で説明した放射線情報システム10の構成(図1参照。)、撮影システム18の構成(図2、図4参照。)及び電子カセッテ32の構成(図3参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。
また、上記実施の実施の形態で説明した組合せ判定処理プログラムの処理の流れ(図6参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態に係る放射線情報システムの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る放射線画像撮影システムが設置された放射線撮影室の様子を示す図である。 実施の形態に係る電子カセッテの内部構成を示す透過斜視図である。 実施の形態に係る放射線画像撮影システムの詳細な構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る放射線検出器の1画素部分に注目した等価回路図である。 実施の形態に係る組合せ判定処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 実施の形態に係る放射線源の構造を示す断面図である。
符号の説明
18 放射線画像撮影システム
32 電子カセッテ(放射線画像撮影装置)
34 放射線発生装置(放射線照射手段)
42 コンソール
100 ディスプレイ
104 CPU(制御手段)
110 HDD(記憶手段)
118 無線通信部(通信手段、取得手段)
130 放射線源

Claims (6)

  1. 照射された放射線により表わされる放射線画像を撮影し、撮影した放射線画像を示す画像情報を生成する放射線画像撮影装置と通信を行う通信手段と、
    放射線を発生する放射線源が設けられ、当該放射線源から放射線を照射する放射線照射手段と、
    前記放射線画像撮影装置により生成された前記放射線画像を補正するための補正情報を記憶した記憶手段と、
    前記放射線照射手段に設けられた放射線源又は当該放射線源の放射線の照射に影響する部品が交換された場合、警告が行われるように警告手段を制御する制御手段と、
    を備えた撮影制御装置。
  2. 前記放射線画像撮影装置は、各々を識別するための識別情報が付され、
    前記記憶手段は、前記放射線画像撮影装置毎に当該放射線画像撮影装置により生成された前記放射線画像を補正するための補正情報を記憶する
    請求項1記載の撮影制御装置。
  3. 前記放射線画像撮影装置及び前記放射線源は、各々を識別するための識別情報がそれぞれ付され、
    前記放射線画像撮影装置と前記放射線源の組み合わせ毎に前記放射線画像を補正するための補正情報を記憶した記憶手段と、
    前記通信手段と通信可能な放射線画像撮影装置及び前記放射線照射手段に装着された前記放射線源各々の識別情報をそれぞれ取得する取得手段と、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された放射線画像撮影装置及び前記放射線源各々の識別情報により示される前記放射線画像撮影装置と前記放射線源の組み合わせに対応する補正情報が前記記憶手段に記憶されていない場合に、警告が行われるように警告手段を制御する
    請求項1記載の撮影制御装置。
  4. 前記放射線画像撮影装置又は前記放射線源の一方は、各々を識別するための識別情報が付されると共に、他方は、組み合わせて使用された一方の識別情報を記憶し、
    前記放射線画像撮影装置又は前記放射線源の一方から前記識別情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記取得手段により取得された識別情報が前記放射線画像撮影装置又は前記放射線源の他方に記憶されていない場合に、警告が行われるように警告手段を制御する
    請求項1記載の撮影制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記警告手段による警告の後に前記補正情報を生成するように前記放射線照射手段及び前記放射線画像撮影装置を制御する
    請求項1〜請求項4の何れか1項記載の撮影制御装置。
  6. 前記部品は、陰極、陽極、フィルタの何れかである
    請求項1〜請求項5の何れか1項記載の撮影制御装置。
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