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JP2009540852A5 - - Google Patents

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JP2009540852A5
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Claims (38)

  1. ヒト前立腺癌細胞により発現される単離核酸であって、
    (i)配列番号:1〜23のいずれか1つに含まれる配列を含む核酸;
    (ii)(i)の変異体であり、該変異体がギャップを許容することなく整列された場合に(i)の配列と少なくとも70%同一である核酸配列を有する;および
    (iii)少なくとも20ヌクレオチド長のサイズを有する(i)または(ii)のフラグメント
    からなる群より選択される単離核酸。
  2. 配列番号:1〜23のいずれか1つにおいて含まれる核酸配列またはそのフラグメントを含む、請求項1記載の核酸。
  3. 請求項1記載の核酸配列の1つの特異的増幅をもたらすプライマーを含むプライマー混合物。
  4. ヒト前立腺細胞サンプルが標的核酸分子を発現するか否かを決定することを含む前立腺癌を検出する方法であって、該標的核酸分子が配列番号:1〜23からなる群より選択される核酸配列を含む遺伝子もしくはRNAの配列、または少なくとも20ヌクレオチド長のサイズを有する該遺伝子もしくはRNAのフラグメント、または該核酸によりコード化されるポリペプチドを含む方法。
  5. 方法が標的核酸分子に特異的にハイブリダイズする核酸配列を使用して標的核酸分子の発現を検出することを含む、請求項4記載の方法。
  6. 方法が標的核酸分子の増幅をもたらすプライマーを使用して標的核酸分子の発現を検出することを含む、請求項5記載の方法。
  7. 核酸によりコード化されるポリペプチドをアッセイすることにより標的核酸分子の発現を検出する、請求項5記載の方法。
  8. アッセイがポリペプチドに対して特異的に結合するモノクローナル抗体またはフラグメントの使用も含む、請求項7記載の方法。
  9. アッセイがELISAまたは競合結合アッセイを含む、請求項8記載の方法。
  10. ヒト前立腺癌細胞により発現される抗原であって、該抗原が、
    (i)配列番号:1〜23のいずれか1つにおける少なくとも90%の配列同一性を有する核酸配列によりコード化される抗原;
    (ii)配列番号:1〜23のいずれか1つにおける少なくとも90%の同一性を有する配列を含むタンパク質に由来する抗原;および、
    (iii)(i)または(ii)の抗原フラグメント
    からなる群より選択される抗原。
  11. (i)配列番号:1〜23からなる群より選択される核酸配列によりコード化されるアミノ酸配列または(ii)配列番号:1〜23に由来するアミノ酸配列;または、(iii)(i)もしくは(ii)の抗原フラグメントを含む前立腺抗原。
  12. 以下:
    (i)配列番号:1〜23からなる群より選択される配列を含む遺伝子もしくはRNAの配列を含む核酸分子、または少なくとも20ヌクレオチド長のサイズを有する該遺伝子もしくはRNAのフラグメントによりコード化されるポリペプチド、または、配列番号:1〜23に由来するポリペプチド、
    (ii)請求項10または11に記載の抗原、および、
    (iii)(i)または(ii)の抗原性フラグメント
    から選択される標的ポリペプチド分子に対して特異的に結合するモノクローナル抗体またはその抗原結合フラグメント
  13. 請求項11記載の抗原に対して特異的に結合するモノクローナル抗体またはそのフラグメント。
  14. 検出可能な標識に直接的または間接的に結合された請求項10または11に記載の抗原。
  15. 検出可能な標識に直接的または間接的に結合された請求項12または13に記載の抗原。
  16. 請求項1記載の核酸(例えば、DNA)および検出可能な標識を含む前立腺癌の検出のための診断キット。
  17. 請求項3記載のプライマーおよび診断的に許容可能な担体を含む前立腺癌の検出のための診断キット。
  18. 請求項12または13に記載のモノクローナル抗体および検出可能な標識を含む前立腺癌の検出のための診断キット。
  19. 前立腺癌を処置するための方法であって、治療有効量のリガンドを被験者に対して投与することを含み、前記のリガンドが、(i)配列番号:1〜23からなる群より選択される配列を含む遺伝子もしくはRNA、それらの変異体または少なくとも20ヌクレオチド長のサイズを有する前記の遺伝子もしくはRNAのフラグメント、および(ii)配列番号:1〜23からなる群より選択される配列を含む遺伝子もしくはRNAによりコード化されるタンパク質もしくはポリペプチド、それらの変異体または少なくとも20ヌクレオチド長のサイズを有する前記の遺伝子もしくはRNAのフラグメント、または配列番号:1〜23に由来するポリペプチドから選択される標的分子に特異的に結合する方法。
  20. リガンドが、配列番号:1〜23からなる群より選択されるDNA配列を有する遺伝子もしくはそのフラグメントまたはそれらの変異体、または配列番号:1〜23から由来するポリペプチドの発現を阻止するリボザイムまたはアンチセンスオリゴヌクレオチドである、請求項19記載の方法。
  21. リガンドをエフェクター成分に対して直接的または間接的に結合する、請求項19または20に記載の方法。
  22. エフェクター成分が治療用の放射標識、酵素、細胞毒素、増殖因子、または薬物である、請求項21記載の方法。
  23. 請求項10または11に記載の治療有効量の抗原、および場合により該抗原に対する体液性または細胞毒性Tリンパ球応答を誘発するアジュバントを被験者に対して投与することを含む、前立腺癌を処置するための方法。
  24. 医薬的有効量の抗原提示細胞を被験者に対して投与することを含む、前立腺癌を処置するための方法。
  25. 抗原提示細胞が樹状細胞である、請求24記載の方法。
  26. 樹状細胞が(i)請求項10または11の通りに由来するペプチドをパルスまたは負荷し、ペプチドに対する、および、これにより腫瘍に対するT細胞免疫を刺激するための細胞ワクチンとして使用されるか、または(ii)請求項10または11の通りに由来するペプチドをコード化する発現構築物により改変され、ペプチドに対する、およびこれにより腫瘍に対するT細胞免疫を刺激するための細胞ワクチンとして使用される、請求項25記載の方法。
  27. 二次または複数の腫瘍関連HLA拘束性ペプチドをさらに含む、請求項24記載の方法。
  28. 治療有効量のリガンドを被験者に対して投与することを含む前立腺癌を処置するための方法であって、リガンドが、場合により治療用エフェクター成分に直接的または間接的に結合された配列番号:1〜23からなる群より選択される配列を含む遺伝子もしくはRNAによりコード化されるタンパク質もしくはフラグメント、またはそれらの変異体、または配列番号:1〜23に由来するポリペプチドに対して特異的に結合する方法。
  29. エフェクター成分が放射標識、酵素、細胞毒素、増殖因子、または薬物である、請求項28記載の方法。
  30. 放射標識がイットリウムである、請求項29記載の方法。
  31. 放射標識がインジウムである、請求項29記載の方法。
  32. リガンドがモノクローナル抗体またはそのフラグメントである、請求項28記載の方法。
  33. リガンドが小分子である、請求項28記載の方法。
  34. リガンドがペプチドである、請求項28記載の方法。
  35. リガンドがタンパク質の細胞外ドメインに結合する、請求項28記載の方法。
  36. (i)配列番号:1〜23からなる群より選択される配列を含む遺伝子またはRNAによりコード化されるタンパク質の細胞外ドメインの配列を含むポリペプチド;および、
    (ii)(i)のポリペプチドをコード化する核酸分子、
    から選択される分子。
  37. ポリペプチドが8〜100アミノ酸長を有する、請求項36記載の分子。
  38. 生物活性化合物を選択、同定、スクリーニング、特性付け、または最適化するための方法であって、候補化合物を標的分子と接触させること、および候補化合物が該標的分子に結合するか否かを決定することを含み、該標的分子が(i)配列番号:1〜23からなる群より選択される核酸配列を含む遺伝子またはRNAの配列を含む核酸分子、(ii)少なくとも20ヌクレオチド長のサイズを有する該遺伝子またはRNAのフラグメント、および(iii)(i)または(ii)によりコード化されるポリペプチドまたは配列番号:1〜23に由来するポリペプチドから選択される方法。
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