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JP2009219585A - 放射線画像撮影システム - Google Patents

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JP2009219585A
JP2009219585A JP2008065538A JP2008065538A JP2009219585A JP 2009219585 A JP2009219585 A JP 2009219585A JP 2008065538 A JP2008065538 A JP 2008065538A JP 2008065538 A JP2008065538 A JP 2008065538A JP 2009219585 A JP2009219585 A JP 2009219585A
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Hideaki Tajima
英明 田島
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Abstract

【課題】放射線画像撮影システムにおける、誤撮影を無くすことで再撮影を防止に繋げ、無駄な電力消費は回避する。
【解決手段】スロットに装填された複数の放射線画像検出器のうちで、一の放射線画像検出器のみを選択手段により選択可能に制御する。また、選択していない放射線画像検出器をスロットから取り外せないようにロック手段を設ける。放射線画像検出器には通常使用の撮影モードと最低限の構成にのみ電力を供給する撮影待機モードとを設け、撮影モードは撮影を行う前後の一定期間のみとする。
【選択図】図7

Description

本発明は、X線画像に代表される放射線画像を撮影する放射線画像撮影システムに関する。
医療診断を目的とするX線撮影装置の分野においては、X線を蛍光体によってX線の強度に比例した可視光に変換し、変換された光を光電変換素子を用いて電気信号に変換し、更にデジタル変換するX線画像撮影装置を用いたX線画像撮影システム(いわゆるFPDシステム)が使用され始めている。
そして光電変換素子をハンドリングに有利な可搬型放射線画像検出器に内蔵することにより、様々な部位、場所にあわせて使用することが可能となり、より簡便に高画質な診断画像を得ることができる。
1つの撮影室の中に、1以上の放射線発生装置と複数個の放射線画像検出器、例えば立位撮影装置と可搬型(カセッテ型)撮影装置が使用可能に配置される場合や、シンチレータ種やピクセルサイズの異なる可搬型撮影装置が使用される場合が増えており、この状況下では、通常、省エネの観点から、前記複数の放射線画像検出器を低消費電力状態である撮影待機モードとせしめることが行われている。
従い、使用者にとっては、放射線画像検出器を、消費電力の比較的大きい撮影可能状態(撮影体制の整った状態)である撮影モードに設定せず、撮影体制の整っていない状態である撮影待機モードにしたままで撮影してしまう恐れがある。このような場合には、放射線を照射したにもかかわらず撮影が正常に行われない誤撮影となってしまう。誤撮影の場合には、放射線画像検出器に診断画像が記録されないので再撮影しなければならず、患者の被爆線量が増大するという問題が生ずる。
この問題に対し、特許文献1では、使用者の放射線画像検出器を取り扱う利便性を向上させ、引いては誤撮影の危険性を低減するX線画像撮影システムが提案されている。
特開2002−248095号公報
特許文献1に記載の技術は、クレードル装置に放射線画像検出器が収納されていることを検出する検出手段を設け、クレードル装置から放射線画像検出器を外したときに、外した放射線画像検出器を撮影モードに切替えることで、各放射線画像検出器を常時撮影が可能な状態にしている。
従って、複数の放射線画像検出器がクレードル装置から外された場合、個々の放射線画像検出器は、消費電力の大きな撮影可能状態となるが、複数の放射線画像検出器を同時に使用して撮影を行うことは無いので、撮影に使用しない間にも、無駄に電力を消費してしまうことになり好ましく無い。特に可搬型の検出器の場合、内臓バッテリにより、電源供給を行う場合が多く想定され、頻繁なバッテリチャージが必要になり、操作性(メンテ性)に難がある。
そこで、本発明では、使用したい放射線画像検出器を選択的に使用可能とし、再撮影につながる誤撮影を防止するとともに、無駄な電力消費を抑制することを目的とする。
上記の目的は、下記に記載する発明により達成される。
(1)被検体を透過した放射線に基づいて撮影を行い画像データを取得する撮像部を備えた複数の放射線画像検出器と、
前記放射線画像検出器を装填でき、装填を検知する複数のスロットを有するクレードル装置と、
前記スロットへの複数の放射線画像検出器の装填状態を表す表示手段と、
複数の前記放射線画像検出器の中から撮影に用いる1つの放射線画像検出器を使用者が選択可能とする選択手段と、
前記スロットに装填された複数の放射線画像検出器のうちで、一の放射線画像検出器のみを前記選択手段により選択可能に制御する制御手段と、
前記放射線画像検出器と前記制御手段との間で無線通信を行う無線通信手段と、
を有することを特徴とする放射線画像撮影システム。
(2)前記放射線画像検出器は、放射線画像検出器が備える放射線を光に変換するシンチレータの種類と、前記撮像部のピクセルサイズの情報を記憶した記憶部を有し、
前記制御手段は前記無線通信手段を用いて前記記憶部に記憶された前記シンチレータの種類と前記ピクセルサイズの少なくともいずれか一つの情報を取得し、取得した前記情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする(1)に記載の放射線画像撮影システム。
(3)前記制御手段は前記選択手段により一の放射線画像検出器が選択された後に、シンチレータの種類とピクセルサイズの少なくともいずれか一つが異なる放射線画像検出器を選択可能に制御することを特徴とする(1)又は(2)に記載の放射線画像撮影システム。
(4)前記スロットは前記放射線画像検出器の取り外しを不可とするロック手段を有し、
前記制御手段は前記無線通信手段を用いて、放射線画像検出器が装填されたスロットのロック手段の制御を行うことを特徴とする(1)から(3)のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
(5)前記放射線画像検出器は、撮影モード又は、前記撮影モードより消費電力が小さい撮影待機モードの切替えに応じて各部に供給する電力を切替える電源部を有し、
前記クレードル装置は、前記放射線画像検出器が前記スロットへ装填された後に前記電源部へ充電を開始する充電手段を有し、
前記制御手段は、前記放射線画像検出器が前記スロットから取り外された後に前記放射線画像検出器を撮影モードに制御することを特徴とする(1)から(4)のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
(6)前記制御手段は、選択されており、かつ前記スロットから取り外された全ての放射線画像検出器が前記スロットに装填されたときに、放射線画像検出器を前記選択手段により選択可能に制御することを特徴とする(1)から(5)のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
使用者が撮影に使用する一の放射線画像検出器を選択した時点で、他の放射線画像検出器を選択できないように制御することで、誤撮影及び無駄な電力消費を回避することができる。
以下、図面を参照しながら本発明に係る放射線画像検出器及び放射線画像撮影システムの第1の実施形態について説明する。ただし、本発明は図示例のものに限定されるものではない。
図を参照して、第1の実施形態を説明する。図1は、放射線画像撮影システムの概略構成を示す図である。図1に示すように、放射線画像撮影システム100は、病院内で行われる放射線画像撮影を想定しており、例えば鉛等で外部への放射線漏洩防止を施された撮影室6内に設置され、被検体にX線等の放射線を照射して放射線画像を放射線画像検出器1にて取得することで放射線撮影を行う放射線画像撮影装置2と、当該撮影室の前室9に設けられた、放射線画像撮影の制御及び得られた放射線画像データに関する画像処理内容等の指示を行うコンソール装置3と、院内の放射線画像撮影の予約管理を行い、所定の撮影室6の撮影予約が入るとコンソール装置3に撮影要求(撮影オーダ)の指示を送信し、コンソール装置3から撮影後に送信される放射線画像データを記憶するホストコンピュータ4と、前記撮影室の前室に設けられた、撮影を行わないときに放射線画像検出器1を載置するクレードル装置5と、無線LAN(Local Area Network)等の無線通信方式による通信を行うための基地局7とを備え、これら装置同士がネットワークNを介して接続されている。また、ネットワークNは、当該システム専用の通信回線であってもよいが、システム構成の自由度を高くするには、イーサネット(登録商標)等の既存の回線であってもよい。コンソール装置3は放射線画像検出器1(FPD)、放射線画像撮影装置2、クレードル装置5を制御する。
尚、クレードル装置5は、技師等の撮影フロー(移動動線)上は、必ずしも前室に設置しなくても良く、例えば撮影室6の中に設置しても良い。
技師等の使用者がコンソール装置3から放射線照射装置8に放射線照射の指示を出すと、放射線照射装置8は被検体の撮影部位に対して、相応しい線量の放射線を照射する。照射された放射線は被検体の撮影部位を通過し、撮影部位の内部情報が放射線の強度分布情報に変換されて放射線画像検出器1に検出される。
放射線画像撮影装置2は、放射線照射装置8及び放射線画像検出器1から構成されている。
放射線照射装置8は、放射線源81及び放射線源制御手段82を有しており、放射線源81は、コンソール装置3から指示された放射線の照射特性情報(放射線源81にかける管電圧、管電流、照射時間等)に従って放射線を発生するよう、放射線源制御手段82により制御される。
なお、撮影室6には患者や技師等の使用者が出入りするドア6aが設けられ、前室9には技師等の使用者が出入りするドア9aが設けられ、撮影室6と前室9との間には技師等の使用者が放射線画像撮影装置2を操作するために前室9から出入りするためのドア9bが設けられている。
図2は、放射線画像撮影システム100の全景と、被検体撮影の状況を示す図である。使用者は、複数のカセッテ状の放射線画像検出器1(以下、カセッテとも呼ぶ)が装填された装置5から一のカセッテを選び、臥位用テーブル6bの下部に装填する。放射線画像撮影を受ける患者Sは、臥位用テーブル6bの上に臥せ、放射線の照射を部位に受けて撮影される。
コンソール装置3は、図3に示すように、無線通信手段34、画像記憶部35、表示部36、選択手段32、モード制御手段331を含んだ制御手段33を有す。コンソール装置3を構成する各構成部はバス37によって繋がれ、信号のやり取りが行われている。
無線通信手段34は放射線画像撮影装置8と通信する。画像記憶部35はカセッテから送信された画像データを記憶する。表示部36は撮影結果等を表示する。制御手段33はコンソール装置の機能全体を制御する。
また、コンソール装置3には、カセッテにおいて、後述する撮影モードと撮影待機モードの間の切替えを行うモード切替手段を制御するモード制御手段331が備えられている。
また、コンソール装置3では、図示しない操作部を介して使用者が撮影指示をするようになっており、操作部からの撮影指示に基づいて放射線画像撮影装置2を制御するようになっている。なお、選択手段32については後述する。
カセッテで得られた画像信号に基づき、コンソール装置3では、諧調処理を初めとする各種画像処理を施すことができると同時に、撮影が適切に行われたか使用者が目視確認をするための画像データを表示できるようになっている。
使用者は、表示部36に表示された画像データが適切であると確認した場合には、操作部を介してホストコンピュータ4に当該画像データを送信するようになっている。
次に図4を用いて、カセッテの構造について説明する。カセッテは、例えば導電性有機化合物を用いて形成された光電変換層を備えるフラットパネル型の放射線ディテクタ(Flat Panel Detector)である。
図4に示すように、カセッテには、放射線照射装置8から照射されて被検体を透過したX線等の放射線を電気信号に変換して放射線画像検出する撮像パネル101が備えられている。撮像パネル101には、入射された放射線の強度に応じて発光を行う発光層が形成されている。
発光層は、蛍光体を主たる成分とするものであり、入射した放射線に基づいて、波長が300nmから800nmの光、すなわち、可視光線を中心に紫外光から赤外光にわたる光を出力する。なお、発光層は、一般的にシンチレータ層と呼ばれている。
この発光層で用いられる蛍光体としては、CaWO4、CdWO4等を母体とするものや、CsI:TlやGd22S:Tb、ZnS:Ag等の母体内に発光中心物質が賦活されたものを用いることができる。また、希土類元素をMとしたとき、(Gd、M、Eu)23の一般式で示される蛍光体を用いることもできる。
特に、X線吸収及び発光効率が高いことよりCsI:TlやGd22S:Tbが好ましく、これらを用いることで、ノイズの低い高画質の画像を得ることができる。
この発光層と隣接する位置には、発光層から出力された光を電気エネルギーに変換して蓄積し、蓄積された電気エネルギーに基づく画像信号の出力を行う光電変換層が形成されている。
光電変換層は、電気エネルギーを生成し、画素毎に蓄える光電変換素子と、蓄えられた電気エネルギーを信号として出力するためのスイッチング素子であるトランジスタから形成されている。
光電変換素子としては、例えばフォトダイオードが用いられるが、特に限定する必要はなく、その他の固体撮像素子(電荷結合型素子など)あるいは光電子増倍管のような素子であってもよい。
また、トランジスタとしては、例えば薄膜トランジスタ(TFT)が用いられる。TFTは、液晶ディスプレイ等に使用されている無機半導体系のものでも、有機半導体を用いたものでもよい。
なお、光電変換層は、前述したようなスイッチング素子を用いるものに限られるものではなく、例えば蓄えられた電気エネルギーのエネルギーレベルに応じた信号を生成して出力する構成とすることもでき、一般には、ガラス基板上に配されたアモルファスシリコンで形成されている。
光電変換層の近傍には、光電変換層を駆動させる駆動回路として、蓄積された電気エネルギーを画像信号として出力する走査駆動回路と、照射された放射線の強度に応じて蓄積された電気エネルギーを読み出す信号読み出し回路とが設けられている。尚、上記の間接型に替え、直接型のFPDを採用しても良いことは勿論である。
また、カセッテには、記憶手段としてフラッシュメモリなどの書き替え可能な読み出し専用メモリ等を用いて撮像パネル101から出力された画像信号を一時記憶する画像記憶部102と、カセッテのシンチレータの種類や撮像部として機能する撮像パネル101のピクセルサイズなどの情報を記憶した記憶部110と、ネットワークN上の放射線画像撮影システム100を構成する各部材と通信を行い、撮影開始信号を受信する無線通信手段104と、カセッテを構成する各部位に電力を供給する電力供給源としての電源部105とが備えられており、電源部105としては、バッテリ(2次電池)及び電池のいずれも使用可能である。
また、カセッテには、電源部105に蓄積されたバッテリの残存容量や放射線画像撮影の撮影準備の完了や画像記憶部102に所定量の画像信号が書き込まれたことを示す表示部106が備えられている。
また、カセッテには、接続端子107が備えられており、長時間撮影を行わない場合や充電する場合には、使用者がカセッテをクレードル装置5に載置して使用するようになっている。その際、接続端子107は、クレードル装置5側の接続端子と接続されるようになっており、この接続端子同士の接続によりクレードル装置5からカセッテの電源部105に電力が供給されるとともに、画像記憶部102に記憶された画像信号をクレードル装置5に送信するように構成されている。
また、カセッテには、コンソール装置のモード制御手段331からの指示を受け、撮影モードと撮影待機モードの間の切替えを行うモード切替手段108が備えられている。
ここで、撮影モードとは、必要な部材に電源が供給され、必要な機能部が稼動している状態にあり、後述する一連の撮影動作が行われるようになっている。
一方、撮影待機モードは、撮影モードよりも消費電力の少ないモードであり、カセッテの構成部材のうち電圧を印加する部材を少なくしたりすることでカセッテの消費電力を変化(抑制)させている。
例えば、撮影モードでは、信号読み出し回路、走査駆動回路、フォトダイオード、TFT、画像記憶部102、無線通信手段104、接続端子107、後述する制御部109に電圧が印加されるように構成されており、撮影待機モードでは、フォトダイオード、TFT、信号読み出し回路を除いて全ての部分に電圧を印加して立ち上げるように構成されており、撮影を行っていない場合において、最も消費電力の大きい信号読み出し回路と、長時間電圧が印加されることで劣化しやすいフォトダイオード、TFTへの電圧の印加を遮断し、消費電力の削減と、構成部材の劣化を防止するように構成されている。
制御部109は、モード切替手段108の動作を制御する機能の他、カセッテを構成する各部材の動作を制御する機能を有しており、無線通信手段104を介してコンソール装置3から送信される撮影開始信号を常に検知するようにも構成されている。なお、カセッテを構成する各構成部はバス103によって繋がれ、信号のやり取りが行われている。
次に撮影動作について説明する。最初に信号読み出し回路でリセット動作が行われて溜まった残留電荷を取り除いた後に、空読み動作が行われてカセッテの初期化が行われる。その後、カセッテは、放射線照射装置8から放射線が照射されるようになっており、フォトダイオードでは放射線量に応じて電気信号が発生して蓄積されるようになっている。そして、X線が照射された後に、走査駆動回路及び信号読み出し回路が駆動されて、TFTがスイッチングされ、フォトダイオードに蓄積された電気信号が導通し、信号読み出し回路に送られて、デジタル信号へ変換されるようになっている(電気信号の読み取り)。そして、制御部109はこのデジタル信号を画像信号として画像記憶部102に一旦保持した後、クレードル装置5への送信(画像信号の転送)が行われるようになっている。
以上のように放射線画像撮影システム100は、放射線画像撮影装置2、カセッテ1、クレードル装置5、コンソール装置3、及びホストコンピュータ4などからなり、コンソール装置やホストコンピュータから使用者が操作を行い、被検体の放射線画像撮影を行う。
次に第1の実施形態における撮影のフローについて図5と図6を用いて説明する。第1の実施形態では、使用者が撮影に使用する一の放射線画像検出器を選択した時点で、他の放射線画像検出器を選択できないように制御する。
図5は、本放射線画像撮影システムにおいて使用するカセッテの中で、撮影に使用するカセッテを選択するコンソール装置3の表示部36の画面である。図5(a)においてはID番号の表示窓51が設けられており、ID1〜ID6までのカセッテのID番号が表示されている。使用者は選択手段32を用いていずれかのID番号を付与されたカセッテを選択することができる。選択手段32としては、キーボードやマウスを使用することができる。
図5(a)においてはマウスで選択する様子を表わしており、マウスの操作によって画面上に表示されたカーソル52が各カセッテの表示にかかると、そのカセッテの表示が白黒反転する様子を示している。使用者がその状態においてマウスをクリックすると、図5(b)に示すように、選択したカセッテが表示窓53に表示される。ID3のカセッテが選択されたとする。この状態で、使用者がマウスを用いて表示窓51に表示されている他のカセッテを選択しようとしても選択できず、先に選択された表示窓53に示されたID3のカセッテの表示は変更できない。使用者がカセッテを変更したい場合には、図5(b)における、選択変更を行う表示54をマウスで選択する。すると図5(a)のように表示窓53が空白となった状態に戻るので、その後に所望のカセッテを選択する。
ここで、選択後に表示窓53において表示されたカセッテの表示を、マウス等の選択手段でさらに選択すると、図6のような表示部36が現れる。表示部36では、これから撮影を行う患者Sの情報が載せられた撮影リスト72と、撮影リスト72から選択されて次に撮影を行う患者Sの情報71(ここでは氏名及び撮影部位)と、その患者に対して撮影に使用されるカセッテのID番号の表示73がそれぞれ表示されている。
撮影リスト72には、氏名、撮影部位、性別、備考等の情報が載せられており、さらに、予め設定しておいた撮影リストの患者Sの撮影に使用されるカセッテの表示が載せられていてもよい。
図7に上記のフローの概要を示す。ステップS1では、一のカセッテが選択されたかどうかを、コンソール装置3に設けられたCPUなどの制御手段が判断する。一のカセッテが選択されていない間は、一のカセッテが選択されることを繰り返し確認する。一のカセッテが選択されたと判断されると、制御手段は他のカセッテが選択できないように上記のように制御する。
以上のように、第1の実施形態においては使用者が撮影に使用する一の放射線画像検出器を選択した時点で、他の放射線画像検出器を選択できないように制御することで、誤撮影を防止し、無駄な電力消費を抑制することができる。
次に第2の実施形態における撮影の概要について図8を用いて説明する。放射線画像撮影システムを用いて撮影を行う使用者は、放射線画像検出器における画素の受光の感度や、画像の分解能を使い分けたい場合がある。そこで、使用者が所望の放射線画像検出器を選択できるように、表示部36に画素の受光の感度やピクセルサイズを表示する。ピクセルサイズの単位はμmである。なお画素とは1個の光電変換素子と、その光電変換素子に対応するシンチレータの一部を合わせた単位を称し、画素の受光の感度は主にシンチレータの種類に依存する。
使用者は撮影を行わないときには放射線画像検出器をクレードル装置5における複数あるスロット毎に装填して充電を行う。カセッテには、前述のようにシンチレータの種類とピクセルサイズを記憶させる記憶部110が備えられている。
コンソール装置3における制御手段33は、無線通信手段34とカセッテの無線通信手段104を介してカセッテの記憶部110と通信して画素の受光の感度、ピクセルサイズ、カセッテのサイズの情報を取得する。次に、制御手段は取得した画素の受光の感度、ピクセルサイズ、カセッテのサイズの情報を表示部36に表示させる。
表示部36の表示例を図8(a)に示す。ここで、表示窓801には各カセッテのID番号、カセッテのサイズ、画像の受光の感度、ピクセルサイズが表示されている。カセッテのサイズについては、六切、半切、大角などの種類がある。
使用者は前述と同様に、選択手段を用いていずれかのID番号を付与されたカセッテを選択する。図8(a)においてはマウスで選択する様子を表わし、選択したカセッテの表示が白黒反転する様子を示している。使用者がその状態においてマウスをクリックすると、図8(b)に示すように、選択したカセッテが表示される表示窓802に選択したカセッテの表示が表わされることとなる。この状態で、使用者がマウスを用いて表示窓801に表示されている他のカセッテを選択しようとしても選択できず、表示窓802に示されている先に選択されたカセッテの表示は変更できない。使用者がカセッテを変更したい場合には、図8(b)における、選択変更を行う表示803をマウスで選択すると、図8(a)のように表示窓52が空白となった状態に戻るので、その後に所望のカセッテを選択する。
以上のように、第2の実施形態においてはクレードル装置におけるスロットに装填された放射線画像検出器の画像の受光の感度とピクセルサイズの情報を表示手段に表示させることで、使用したいカセッテのみを選択できるようにし、誤撮影を防止するとともに無駄な電力消費を抑制することができる。
次に第3の実施形態について説明する。第1の実施例においては、別のカセッテを追加して選択することはできなかった。しかし、放射線医療の撮影現場においては、撮影を行いたい部位について、異なる感度の画像、異なる解像度の画像を撮影したい要求がある。そのような場合に、最初の撮影に用いたカセッテをクレードル装置に戻してから別のカセッテを取り出して用いるという煩雑な作業は、早期診断の為には、回避したい。そこで、異なる感度の画像、異なる解像度の画像を取得するために、受光の感度や解像度が異なるカセッテを追加して選択できるようにする。以下にカセッテを選択する表示部を表わす図9、カセッテを選択するフローについて図10を用いて説明する。
最初に、ステップS21において使用者は、前述の選択手段32を用いて一のカセッテを選択する。図9(a)は最初にカセッテを選択する表示部を表わす。仮にID1を選択すると図9(b)のように表示窓802にID1の表示が現れる。選択を変更する場合には、図9(b)において選択変更を指定する表示804を選択する。すると、図9(a)の表示に戻るので再度選択しなおすことができる。
次にステップS22において、第2のカセッテを選択動作を行う。図9(b)の表示窓801には各カセッテのID番号、カセッテのサイズ、画素の受光の感度、ピクセルサイズが表示されている。前述のように、選択したID1のカセッテと、画素の受光の感度とピクセルサイズの少なくともいずれか一つが異なるカセッテのID番号は、ID2、ID4の二つである。従って、ID1のカセッテを選択した状態で、ID2、ID4の二つのカセッテを、追加して選択できる。それ以外のID3、ID5、ID6のカセッテは選択できないこととなる。次にステップS23において、制御手段33は、選択しようとされたカセッテの画素の受光の感度とピクセルサイズの少なくともいずれか一つが異なるかどうかを判断する。画素の受光の感度とピクセルサイズの少なくとも一方が異なっていれば、選択することができ、ステップS24において選択可と判断される。画素の受光の感度とピクセルサイズの両方ともに同じのカセッテは選択できず、ステップS25において選択できないと判断され、再度、カセッテを選択できるようにステップS22へ戻る。
使用者が図9(b)に示すようにピクセルサイズの異なるID4を選ぶと選択することができ、図9(c)に示すように表示窓802にID4のカセッテの表示が現れることとなる。しかし、画素の受光の感度やピクセルサイズは同じであるが、サイズが異なるカセッテは選択できない。図9(d)は、画素の受光の感度やピクセルサイズはID1のカセッテと同じであるが、サイズが異なるカセッテのID5を選択しようとした場合を示している。マウスを操ってカーソルをID5の表示の上に移動させ、マウスをクリックすると、図9(d)のように、そのカセッテは選択できないことを示す表示805が現れる。そこで、使用者は再度ID2のカセッテを選択したところ、ID1のカセッテと画素の受光の感度が異なるので選択することができ、ID2の表示が表示窓802に現れることとなる。
以上のように、第3の実施形態においては、受光の感度や解像度が異なるカセッテを追加して選択できるようにすることで、異なる感度の画像、異なる解像度の画像を得ることができる。
次に第4の実施形態について説明する。以上の実施の形態においては、画素の受光の感度とピクセルサイズの少なくともいずれか一つが異ならない場合には、そのカセッテを選択できないこととしたが、撮影現場においては、選択していないカセッテを誤って使用する可能性がある。そこで、第4の実施形態においては、選択していないカセッテをクレードル装置から取り外せないようにし、撮影現場で使用できないようにする。
以下、図面を参照しながら説明する。クレードル装置5は図11に示すように、無線通信手段505、表示部502、充電手段501、制御部506、接続端子503、カセッテ検出手段507を有す。クレードル装置5を構成する各構成部はバス58によって繋がれ、信号のやり取りが行われている。なお、本実施形態においては制御部506をクレードル装置5が備える構成について説明するがこれに限られず、コンソール装置3の制御手段33がクレードル装置5を制御するようにしてもよい。
クレードル装置5は、図12に示すように、図12では、第1のカセッテ151、第2のカセッテ152、第3のカセッテ153、第4のカセッテ154の4個のカセッテを何れかのスロット201に装填できるものとしている。各スロット201には、各々のカセッテに対応するカセッテ検出手段507と表示部502と接続端子503がそれぞれ備えられている。
使用者は、撮影を行わないときにカセッテをクレードル装置5のスロット201に備え付けられた接続端子503に接続装填することで、クレードル装置5にある充電手段501を用いてカセッテの電源部へ充電を行うことができる。表示部502は、充電状態やクレードル装置5に接続されているカセッテの状態表示を行う。制御部506はクレードル装置5を構成する各部の動作を制御する。無線通信手段505はネットワークNに接続されたコンソール装置3やホストコンピュータ4へ、画像記憶部504に記憶された画像信号を送信する。
カセッテ検出手段507は、接続端子503がカセッテ側の接続端子107に接続されている場合に、カセッテの識別番号を認識できるようになっている。コンソール装置の制御手段33は、コンソール装置内の無線通信手段34を介してクレードル装置5のカセッテ検出手段507と通信し、クレードル装置5に装填されているカセッテの識別番号を認識できるようになっている。また、コンソール装置が制御できるカセッテの識別番号は予めコンソール装置に登録できるので、コンソール装置が制御できるカセッテのうち、どのカセッテが装填されているかどうかを使用者は知ることができる。
カセッテがクレードル装置5に装填されると、カセッテ検出手段507は、カセッテが装填されたことを検知する。クレードル装置5の制御部506は、カセッテが検知されたという情報を検知すると、ロック手段509を制御して、装填されたカセッテがスロットから取り外しできないように機械的にロックする。ロック手段としては、一般的に知られている手段を採用できる。ロックすることで、使用者はロックを外さない限りスロットから取り外すことはできないこととなる。
次に図13のフロー図を用いて、使用者によるカセッテの選択とロックの解除のフローについて説明する。ステップS31では、クレードル装置5のスロット201に装填されているカセッテの中から、使用者が前述した方法を用いて一のカセッテを選択する。次にステップS32に移り、制御手段33が一のカセッテが選択されたことを検知し、無線通信手段34と無線通信手段505を介してクレードル装置5の制御部506と通信し、制御部506に対してロック手段にロックを解除する指示を送る。制御部506はその指示を受けてロックの解除を行う。一のカセッテのみを選択する場合には、ステップS32でフローは終了するが、二つ目以降のカセッテの選択を行うとして以下に説明する。
ステップS33では、使用者は二つ目のカセッテの選択を行うためにマウスを操り、選択動作を行う。ステップS34では、選択したカセッテの受光の感度等が同じかどうかを制御手段33が判断する。画素の受光の感度とピクセルサイズの両方ともに同じであれば、ステップS35において、そのカセッテを選択することはできないと判断され、ステップS33に戻り、次のカセッテの選択を行う。画素の受光の感度とピクセルサイズの少なくともいずれか一つが異なっておれば、ステップS36において制御手段33はそのカセッテを選択することができるように選択されたカセッテのロックの解除を行う。
次にステップS37では、使用者がさらに別のカセッテを選択するか判断する。選択する場合には、ステップS33へ戻り、さらに選択を行う。ステップS37においてさらに別のカセッテを選択しない場合には、フローは終了する。
以上のように、第4の実施形態においては、選択されていないカセッテをクレードル装置から取り外せないようにし、撮影現場で使用できないようにすることで誤撮影を防止するとともに無駄な電力消費を抑制することができる。
次に第5の実施形態について説明する。上記のように使用者は、未使用時にはカセッテをクレードル装置5に装填し、撮影時には、所望の使用するカセッテを選択してから撮影に用いる。カセッテには充電できる電源部105が備えられており、クレードル装置5に装填された後、クレードル装置5からカセッテの電源部105に電力が供給、充電される。使用者がカセッテをクレードル装置5から取り外して、クレードル装置5からの電力供給が行われないようになると、使用者が撮影動作を行わない場合にも、カセッテの各構成部では電力が消費されるので、バッテリの残存容量が減少し始める。従って、1サイクル分の充電量で、なるべく多くの撮影を行うには、充電中の未使用状態に於けるカセッテの各構成部における消費電力を少なくしたい。
そこで、カセッテには、各構成部に電源を供給した通常の撮影可能な撮影モードとは別に、撮影待機モードを設ける。撮影待機モードとは、必要最低限の構成部にのみ電力を供給させるモードのことであり、撮影モードに比べて消費電力を少なくすることができる。カセッテを撮影モード状態で使用するのは、撮影を行う前後の一定期間のみであるので、カセッテをクレードル装置5に装填している間は、撮影モードにしておく必要はない。従って、カセッテをクレードル装置5に装填している間は電源に充電を行いつつカセッテを撮影待機モードの状態にし、カセッテをクレードル装置5から取り外した後は、カセッテを撮影モード状態にしてやる。このようにすることで、電源の寿命を延ばす。
又、一般的には未使用状態(クレードル装置5に装填された状態)の方が、時間的には長期にわたるので、この間、TFT等には通電しないこととすると、TFTの応答性の維持が保て、部品寿命が延びるので好ましい。
次に実際の動作を図14を用いて説明する。ステップS41では、クレードル装置5の各スロット201にカセッテが装填されているかどうかを確認する。カセッテがスロット201に装填されると、カセッテ検出手段507がカセッテが装填されたことを検知する。各スロット201ごとにカセッテが装填されることを繰り返し確認する。
カセッテが装填されるとステップS42に移り、装填されたカセッテの電源部に充電を開始する。次にステップS43へ移り、各スロットごとに装填したカセッテが取り外されたかどうかをカセッテ検出手段507が検知する。各スロット毎にカセッテが取り外されたと検知されれば、ステップS44へ移り、モード制御手段331が無線通信手段34と無線通信手段104を介してカセッテのモード切替手段108と通信し、カセッテのモードを撮影待機モードから撮影モードへ切替える。
以上のように、第5の実施形態においては、カセッテをクレードル装置に装填している間は電源に充電を行いつつカセッテを撮影待機モードの状態にし、カセッテをクレードル装置から取り外した後は、カセッテを撮影モードの状態にすることで、電源の寿命を延ばすことができる。
次に第6の実施形態について説明する。前述のように、誤撮影を防ぐ目的で、使用者は一部のカセッテのみを選択できるようにした。しかし、選択されていないカセッテがクレードル装置から外されている場合があり、そのカセッテを誤って撮影に使用してしまう場合も想定される。前述のようにロック手段を設けて選択されていないカセッテをクレードル装置から取り外せないようにした場合も、クレードル装置に装填されず撮影室に放置され、且つ、選択されていないカセッテを誤って撮影に用いる場合も想定される。そこで、選択された後に取り外され、撮影に使用された全てのカセッテがクレードル装置に装填された場合にのみ、次の撮影用に、カセッテを選択できるように制御してやることで、誤撮影を防ぐ。
実際の動作を図15を用いて説明する。ステップS51では、選択された後に取り外された全てのカセッテがスロットに装填されているかどうかを確認する。具体的にはコンソール装置3における制御手段33が、無線通信手段34とカセッテの無線通信手段104を介してカセッテのカセッテ検出手段と各スロットにカセッテが装填されているかを確認する。カセッテが装填されていないスロットがある場合には、カセッテが装填されることを繰り返し確認する。全てのカセッテがスロットに装填されたと制御手段33が確認すれば、ステップS52に移り、制御手段33は全てのカセッテを選択可能になるように制御する。
以上のように、第6の実施形態においては、全てのカセッテがクレードル装置に装填されている場合にのみ、カセッテを選択できるように制御してやることで、誤撮影を防ぐことができる。
放射線画像撮影システムの概要構成図である。 被検体と装置構成を示す概要図である。 コンソール装置の構成図である。 放射線画像検出器の構成図である。 第1の実施形態におけるコンソール装置の表示部に表示するカセッテの選択方法を示す図である。 コンソール装置の表示部に表示する患者の情報を示す図である。 第1の実施形態におけるカセッテの選択方法を示すフロー図である。 第2の実施形態におけるコンソール装置の表示部に表示するカセッテの選択方法を示す図である。 第3の実施形態におけるコンソール装置の表示部に表示するカセッテの選択方法を示す図である。 第3の実施形態におけるカセッテの選択方法を示すフロー図である。 クレードル装置の構成図である。 クレードル装置の外観を示す図である。 第4の実施形態におけるカセッテの選択方法を示すフロー図である。 第5の実施形態におけるカセッテのモード切替方法を示すフロー図である。 第6の実施形態におけるカセッテの選択方法を示すフロー図である。
符号の説明
1 放射線画像検出器
5 クレードル装置
32 選択手段
100 放射線画像撮影システム
35、102、504 画像記憶部
34、104、505 無線通信手段
105 電源部
107 接続端子
108 モード切替手段
109、506 制御部
151 第1のカセッテ
152 第2のカセッテ
153 第3のカセッテ
154 第4のカセッテ
201 スロット
331 モード制御手段
501 充電手段、
507 カセッテ検出手段

Claims (6)

  1. 被検体を透過した放射線に基づいて撮影を行い画像データを取得する撮像部を備えた複数の放射線画像検出器と、
    前記放射線画像検出器を装填でき、装填を検知する複数のスロットを有するクレードル装置と、
    前記スロットへの複数の放射線画像検出器の装填状態を表す表示手段と、
    複数の前記放射線画像検出器の中から撮影に用いる1つの放射線画像検出器を使用者が選択可能とする選択手段と、
    前記スロットに装填された複数の放射線画像検出器のうちで、一の放射線画像検出器のみを前記選択手段により選択可能に制御する制御手段と、
    前記放射線画像検出器と前記制御手段との間で無線通信を行う無線通信手段と、
    を有することを特徴とする放射線画像撮影システム。
  2. 前記放射線画像検出器は、放射線画像検出器が備える放射線を光に変換するシンチレータの種類と、前記撮像部のピクセルサイズの情報を記憶した記憶部を有し、
    前記制御手段は前記無線通信手段を用いて前記記憶部に記憶された前記シンチレータの種類と前記ピクセルサイズの少なくともいずれか一つの情報を取得し、取得した前記情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の放射線画像撮影システム。
  3. 前記制御手段は前記選択手段により一の放射線画像検出器が選択された後に、シンチレータの種類とピクセルサイズの少なくともいずれか一つが異なる放射線画像検出器を選択可能に制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射線画像撮影システム。
  4. 前記スロットは前記放射線画像検出器の取り外しを不可とするロック手段を有し、
    前記制御手段は前記無線通信手段を用いて、放射線画像検出器が装填されたスロットのロック手段の制御を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
  5. 前記放射線画像検出器は、撮影モード又は、前記撮影モードより消費電力が小さい撮影待機モードの切替えに応じて各部に供給する電力を切替える電源部を有し、
    前記クレードル装置は、前記放射線画像検出器が前記スロットへ装填された後に前記電源部へ充電を開始する充電手段を有し、
    前記制御手段は、前記放射線画像検出器が前記スロットから取り外された後に前記放射線画像検出器を撮影モードに制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
  6. 前記制御手段は、選択されており、かつ前記スロットから取り外された全ての放射線画像検出器が前記スロットに装填されたときに、放射線画像検出器を前記選択手段により選択可能に制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の放射線画像撮影システム。
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