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JP2009211928A - 炭素繊維紙及びその製造方法 - Google Patents

炭素繊維紙及びその製造方法 Download PDF

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JP2009211928A JP2008053488A JP2008053488A JP2009211928A JP 2009211928 A JP2009211928 A JP 2009211928A JP 2008053488 A JP2008053488 A JP 2008053488A JP 2008053488 A JP2008053488 A JP 2008053488A JP 2009211928 A JP2009211928 A JP 2009211928A
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Hiroyuki Tatsuta
浩之 龍田
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Abstract

【課題】物質移動、伝熱に優れた性質を有する固体高分子電解質型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維紙を提供する。
【解決手段】繊維同士の間隙で形成される平均孔径が10〜20μmの細孔と、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる平均孔径が50〜500μmの非貫通孔18とを複数有する炭素繊維紙12であって、非貫通孔18の深さが炭素繊維紙12の厚みの20〜80%であり、単位面積当りの非貫通孔18の数が100〜1000個/cm2であり、厚みが50〜400μmである。炭素繊維紙12が、繊維状炭素と非繊維状炭素を含み、炭素繊維紙中の繊維状炭素の割合が20質量%以上であり、厚みが50〜400μmであることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、繊維同士の間隙で形成される多数の微細な細孔と、前記細孔よりも大径で、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成された非貫通孔を複数有する固体高分子電解質型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維紙及びその製造方法に関する。
炭素繊維紙は、炭素繊維織物と比較すると厚みや孔径が小さく、炭素繊維不織布と比較すると通気性や厚みに斑が少なく、シート内における物質移動、伝熱に優れた性質を有する。この性質を利用し、炭素繊維紙は、高分子電解質型燃料電池用ガス拡散層電極基材、プリント配線板用基材などに用いられる。
しかし、ガス拡散層に炭素繊維紙の様な多孔質体を用いる場合、一方の高電流密度域及び高加湿条件下では、発電時に生成される水がガス拡散層に滞留することにより燃料ガスの供給が遮断され、発電が停止するという問題がある(フラッディング現象)。他方、低電流密度域及び低加湿条件下では、生成水量の減少により電解質膜が乾燥し、電池性能が低下する問題がある。
上記問題を解決するための方法として、繊維同士の間隙で形成される多数の微細な細孔に比較して開口径の大きな貫通孔又は貫通溝を、ガス拡散層又はガス拡散膜に形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1〜4参照)。しかし、この方法では貫通孔又は貫通溝の存在により、機械的強度が低く、取扱性の面で不利となること、触媒層との接触抵抗が増大すること、更には、貫通孔部又は貫通溝部と、それ以外の部分とでガス透過性が異なり、特に低電流密度域では電解質膜の部分的な枯渇を生じさせるという問題がある。
上記問題を解決するための別の方法として、カーボンペーパー等よりなる基材上に黒鉛粒子よりなるガス拡散膜を形成し、その膜の表面から裏面に凹部を形成する方法が提案されている(例えば、特許文献5参照)。しかし、この方法では黒鉛粒子よりなるガス拡散膜の通気性が悪く、特に高電流密度域ではフラッディング現象を充分に防ぐには問題がある。
特開2007−103241号公報 (特許請求の範囲) 特開2006−331786号公報 (特許請求の範囲) 特開2005−108820号公報 (特許請求の範囲) 特開2004−152584号公報 (特許請求の範囲) 特開2006−4787号公報 (特許請求の範囲)
本発明の目的とするところは、上記問題を解決した炭素繊維紙及びその製造方法を提供することにある。
具体的には、高電流密度域及び高加湿条件から低電流密度域及び低加湿条件までの広範囲な電池反応において、水管理に優れ、電池反応を阻害することなく、更に、ガス拡散性が均一であり、触媒層との接触抵抗の増加を抑制した固体高分子電解質型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維紙及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明者が鋭意検討した結果、炭素繊維織物に対して比較的小さな細孔を有する炭素繊維紙の一方の面から他方の面に向かって、所定の深さで炭素繊維紙の細孔よりも大きな孔径の非貫通孔を複数有する炭素繊維紙が固体高分子電解質型ガス拡散層として最適であることを見出した。
すなわち、上記目的を達成する本発明は、以下に記載のものである。
[1] 繊維同士の間隙で形成される平均孔径が10〜20μmの細孔と、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる平均孔径が50〜500μmの非貫通孔とを複数有する炭素繊維紙であって、非貫通孔の深さが炭素繊維紙の厚みの20〜80%であり、単位面積当りの非貫通孔の数が100〜1000個/cm2であり、厚みが50〜400μmである固体高分子電解質型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維紙。
[2] 炭素繊維紙が、繊維状炭素と非繊維状炭素を含み、炭素繊維紙中の繊維状炭素の割合が20質量%以上である[1]に記載の炭素繊維紙。
[3] 酸化繊維紙を、レーザー加工により開孔処理を施して一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる非貫通孔を複数有する酸化繊維紙を得、次いで前記酸化繊維紙を不活性雰囲気下、1300〜2500℃の温度で焼成することを特徴とする、繊維同士の間隙で形成される平均孔径が10〜20μmの細孔と、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる平均孔径が50〜500μmの非貫通孔とを複数有する炭素繊維紙であって、非貫通孔の深さが炭素繊維紙の厚みの20〜80%であり、単位面積当りの非貫通孔の数が100〜1000個/cm2であり、厚みが50〜400μmである固体高分子電解質型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維紙の製造方法。
[4] 酸化繊維紙を、レーザー加工により開孔処理を施して一方の面から他方の面にわたる貫通孔を複数有する酸化繊維紙を得、前記開孔処理を施した酸化繊維紙と、開孔処理を施していない酸化繊維紙とを貼付けることにより一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる非貫通孔を複数有する貼付型酸化繊維紙を得、次いで前記貼付型酸化繊維紙を不活性雰囲気下、1300〜2500℃の温度で焼成することを特徴とする、繊維同士の間隙で形成される平均孔径が10〜20μmの細孔と、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる平均孔径が50〜500μmの非貫通孔とを複数有する炭素繊維紙であって、非貫通孔の深さが炭素繊維紙の厚みの20〜80%であり、単位面積当りの非貫通孔の数が100〜1000個/cm2であり、厚みが50〜400μmである固体高分子電解質型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維紙の製造方法。
本発明の炭素繊維紙を、固体高分子電解質型燃料電池においてガス拡散層として用いる場合、ガス拡散層の凹状に開口された一方の面をセパレータ側に位置するように配置し、他方の面を触媒層側に位置するように配置することにより、高電流密度域及び高加湿条件から低電流密度域及び低加湿条件までの広範囲な電池反応条件下においてガス拡散層は優れた水管理能力を発揮する。
すなわち、一方の電池反応条件の高電流密度域及び高加湿条件下では、発生した水はガス拡散層内に形成された凹部より速やかに排出されフラッディングによる電池反応の低下を防止する。他方、低電流密度域及び低加湿条件の電池反応条件下では、貫通孔を有する炭素繊維紙をガス拡散層として用いる場合、貫通孔による供給ガスの局部的な集中による電解質膜の部分的な枯渇が起こるとともに、触媒層との接触抵抗も増大する。
これに対し、本発明の炭素繊維紙をガス拡散層として用いる場合、凹状に形成された孔は非貫通孔なので、低電流密度域及び低加湿条件の電池反応条件下であっても、電解質膜の部分的な枯渇を抑制することが出来るとともに、触媒層との接触抵抗の増大も抑制することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の炭素繊維紙を固体高分子電解質型燃料電池に組込んだ一例を示す概念図であって、炭素繊維紙の一方の面から他方の面にわたる垂直な面に沿った断面図である。
図1に示すように、固体高分子電解質型燃料電池2は、電解質膜4、触媒層6、8からなる一対の電極、炭素繊維紙10、12からなる一対のガス拡散層、並びに、一対のセパレータ14、16を主要構成部材として、これらの部材で一つのセルが形成されている。
電解質膜4は、プロトン伝導性を持ち、その外側に、貴金属を含む触媒層6、8からなる一対の電極が配置され、その一方の触媒層6がアノードに、他方の触媒層8がカソードになる。触媒層6、8からなる電極のそれぞれの外側に、炭素繊維紙10、12からなる一対のガス拡散層が配置されている。
ガス拡散層10は、燃料である水素ガスやメタノール等を透過、拡散させる。また、ガス拡散層12は燃料が燃焼して生成した水を排水させ、且つ電極で発生した電子を集電、伝導する役割を果たす。更に、ガス拡散層10、12のそれぞれの外側に燃料や燃焼生成物等の流路(不図示)がガス拡散層10、12に接する面に設けられたセパレータ14、16が配置されている。
固体高分子電解質型燃料電池2において、触媒層6からなるアノードには水素が供給され、触媒によりプロトンが生成する。このプロトンは、電解質膜4を通り、触媒層8からなるカソードに達し、電子と結合し、水が生成する。電解質膜4のプロトンの伝導度は、膜4内の水分によって変化し、水分量が多いと伝導度は上がり、水分量が少ないと伝導度は下がる。
固体高分子電解質型燃料電池2において、水分の管理は極めて重要であり、触媒層8からなるカソードでの水の排水及び電解質膜4の保水を両立させることが必要である。
本発明の炭素繊維紙は、繊維同士の間隙で形成される平均孔径が10〜20μmの細孔と、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる平均孔径が50〜500μm、好ましくは90〜250μmの非貫通孔18とを複数有する炭素繊維紙であって、非貫通孔18の深さが炭素繊維紙の厚みの20〜80%であるので、高分子電解質型燃料電池のカソード側のガス拡散層12に用いる場合、触媒層8からなるカソードでの水の排水及び電解質膜4の保水を両立させることができる。
非貫通孔18の深さが炭素繊維紙厚みの20%未満の場合は、炭素繊維紙内における物質移動性が低下し、例えば炭素繊維紙を高分子電解質型燃料電池用ガス拡散層電極基材に用いる場合、反応生成水を非貫通孔からスムーズに排出できなくなり、反応生成水が燃料ガスの供給を遮断するフラッディングが発生し易くなるので好ましくない。
非貫通孔18の深さが炭素繊維紙厚みの80%を超える場合は、炭素繊維紙内における物質移動性に斑が発生し、炭素繊維紙を高分子電解質型燃料電池用ガス拡散層電極基材に用いる場合、均一なガスの供給が困難となり、局所的な電解質膜の枯渇を発生せしめ、燃料電池の発電性能の低下が生じ易くなるので好ましくない。更に、炭素繊維紙自体の強度が低下する。
単位面積当りの非貫通孔の数は100〜1000個/cm2が好ましく、300〜500個/cm2がより好ましい。
本発明の炭素繊維紙は、繊維状炭素と非繊維状炭素を含む。炭素繊維紙を高分子電解質型燃料電池用ガス拡散層電極基材に用いる場合、強度、導電性を高くするため、炭素繊維紙中の繊維状炭素の割合は20質量%以上であることが好ましく、炭素繊維紙の厚みは50〜400μmであることが好ましい。
繊維状炭素は、原料酸化繊維紙中の酸化繊維に由来するものであり、非繊維状炭素は、湿式抄紙で原料酸化繊維紙を得る際に酸化繊維に混合する有機高分子に由来するものである。即ち、後述の炭素化処理において、酸化繊維は繊維状炭素になり、有機高分子は非繊維状炭素になる。
本発明の炭素繊維紙の製造方法としては、例えば、原料酸化繊維紙を、レーザー加工により開孔処理を施して一方の面から他方の面にわたる非貫通孔を複数有する酸化繊維紙を得、次いで前記酸化繊維紙を不活性雰囲気下、1300〜2500℃の温度で焼成し炭素化することにより製造することが好ましい。
又は、酸化繊維紙を、レーザー加工により開孔処理を施して一方の面から他方の面にわたる貫通孔を複数有する酸化繊維紙を得、前記開孔処理を施した酸化繊維紙と、開孔処理を施していない酸化繊維紙とを貼付けた後、この貼付型酸化繊維紙を上記条件で炭素化する方法がある。
〔原料酸化繊維紙〕
本例の炭素繊維紙の製造用原料酸化繊維紙は、所定繊維長の酸化繊維と、有機高分子とを混合し、既存の湿式抄紙法にて得ることが出来る。酸化繊維としては、ポリアクリロニトリル(PAN)系、ピッチ系、フェノール系、レーヨン系等の酸化繊維を用いることが出来るが、酸化繊維及び得られた炭素繊維の強度特性より、PAN系酸化繊維が好ましい。有機高分子としては炭素化後の残炭率の高さから芳香族ポリアミド(アラミド)、フェノール樹脂、ポリイミド、PAN等が好適であり、液状、パウダー状、ペレット状、短繊維状、パルプ状等の形態で利用できる。
〔熱圧縮処理〕
上述した原料酸化繊維紙には、均質化や高嵩密度化を目的に、100〜350℃の温度下、圧力0.30〜20MPaの条件で熱圧縮処理が施されることが好ましい。その原料酸化繊維紙の嵩密度は1.0〜0.2g/cm3に制御される。
熱圧縮処理による均質化は、例えばカレンダー加工、プレス加工で行うことができる。
この熱圧縮処理の結果、酸化繊維同士は圧縮され、その圧縮により酸化繊維同士の間隙で形成される細孔径は制御される。
本発明においては、このようにして細孔径を制御した原料酸化繊維紙を用いて後述するレーザー加工を行う。
〔開孔処理〕
上記原料酸化繊維紙は、レーザー加工装置にて開孔処理を施して直径54〜540μm、100〜10000個/cm2の非貫通孔を有する酸化繊維紙にする。レーザー加工装置の種類は、YAG、CO2、半導体レーザーなどを利用することが出来る。
以上のように、酸化繊維紙のレーザー加工を行うことにより、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる平均孔径が50〜500μmの非貫通孔を複数有すると共に、非貫通孔の深さが炭素繊維紙の厚みの20〜80%である酸化繊維紙を容易に得ることができる。
レーザー加工条件は、例えば従来公知の炭酸ガスレーザー等におけるレーザー照射条件を適宜採用できる。炭酸ガスレーザーでは、赤外線波長域にある9.3〜10.6μmの波長が一般的に使用され、エネルギーは4〜60mJが好適に使用される。
なお、前述のように酸化繊維紙に貫通孔を形成して多孔酸化繊維紙を得、これに無孔酸化繊維紙を貼合わせても良い。
〔炭素化処理〕
上記酸化繊維紙を、窒素等の不活性ガス雰囲気下、500℃付近で予備焼成する工程を経由して1300〜2500℃で焼成して炭素化し、炭素繊維紙を得る。
なお、昇温下で炭素化する場合の昇温速度は200℃/分以下が好ましい。
以上の製造方法で得られた炭素繊維紙は、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる平均孔径が50〜500μmの非貫通孔とを複数有すると共に、非貫通孔の深さが炭素繊維紙の厚みの20〜80%である。
また、この炭素繊維紙は、平均細孔径が10〜20μm、通気度が10000ml/min以上であり、その表面に膜状炭化物が形成されること無く、曲げ強さは10MPa以上である。
更に、この炭素繊維紙は、厚さが50〜400μm、目付が20〜180g/m2、嵩密度が0.2〜0.6g/cm3である。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。なお、操作条件の評価、各物性の測定は次の方法によった。
〔酸化繊維紙、炭素繊維紙の細孔径〕
パームポロメーター[PMI(Porous Material,Inc.)社製:商品名CFP−1100AEX]を用い、酸化繊維紙、炭素繊維紙の細孔分布を測定し、この細孔分布から体積平均細孔径を求めた。
〔酸化繊維紙、炭素繊維紙の非貫通孔〕
デジタルマイクロスコープ(KEYENCE社製:商品名VH−8000C)を用い、酸化繊維紙、炭素繊維紙の非貫通孔について諸寸法を測定し、これらの測定値から、前述の算出方法により、平均非貫通孔径、非貫通孔密度、非貫通孔真円度、非貫通孔表裏直径比を求めた。
〔酸化繊維の比重〕
アルキメデス法(溶媒アセトン)により測定した。
〔酸化繊維紙、炭素繊維紙の厚さ〕
直径5mmの円盤状圧板で荷重1.2Nを負荷したときの厚さを測定した。
〔酸化繊維紙、炭素繊維紙の目付〕
100mm角のシートを120℃、1時間乾燥させた質量より、単位面積当たりの質量を算出した。
〔酸化繊維紙、炭素繊維紙の嵩密度〕
上記条件により測定した厚さ及び目付から算出した。
〔実施例1〕
酸化繊維としてポリアクリロニトリル(PAN)系酸化繊維(平均繊維太さ2.2dtex、平均繊維長5mm、比重1.42)と、有機高分子としてアラミドファイブリッド(平均繊維長1.2mm)と、PET繊維(平均繊維太さ2.5dtex、平均繊維長5mm)とを、配合比が65/15/20質量%となるように混合し、湿式抄紙し、原料酸化繊維紙を得た。この原料酸化繊維紙を温度120℃、圧力0.5MPaの条件下にて圧縮処理することにより、目付147g/m2、厚さ320μm、嵩密度0.46g/cm3、繊維同士の間隙で形成される細孔の平均孔径17μmの酸化繊維紙を得た。
この酸化繊維紙に、レーザー加工装置で開孔処理を施し、直径220μm、深さ240μm(酸化繊維紙の厚みの0.75%)、320個/cm2の非貫通孔を有する酸化繊維紙を得た。続いて、この酸化繊維紙を窒素ガス雰囲気下にて500℃で10分間、2000℃で10分間焼成することにより、目付75g/m2、厚さ200μm、嵩密度0.375g/cm3の炭素繊維紙が得られた。
〔実施例2〕
酸化繊維紙における非貫通孔の深さを80μm(酸化繊維紙の厚みの25%)としたこと以外は実施例1と同様にして炭素繊維紙を得たところ表1に示すように、炭素繊維紙は、非貫通孔の直径が202μm、非貫通孔の深さが50μm(炭素繊維紙の厚みの25%)、非貫通孔の表面密度が400個/cm2、繊維同士の間隙で形成される細孔の平均孔径が15μmであった。
〔実施例3〕
目付72g/m2、厚さ160μm、嵩密度0.45g/cm3、繊維同士の間隙で形成される細孔の平均孔径17μmの酸化繊維紙に、レーザー加工装置で開孔処理を施し、直径220μm、320個/cm2の貫通孔を有する多孔酸化繊維紙を得た。続いて、この多孔酸化繊維紙に、目付72g/m2、厚さ160μm、嵩密度0.45g/cm3、繊維同士の間隙で形成される細孔の平均孔径17μmの無孔酸化繊維紙を張り合わせた酸化繊維紙(貼付型酸化繊維紙)を得た。この貼付型酸化繊維紙を実施例1と同様に炭素化焼成することにより、目付75g/m2、厚さ200μm、嵩密度0.375g/cm3の炭素繊維紙が得られた。
得られた炭素繊維紙は、表1に示すように、非貫通孔の直径が202μm、非貫通孔の深さが100μm(炭素繊維紙の厚みの50%)、非貫通孔の表面密度が400個/cm2、繊維同士の間隙で形成される細孔の平均孔径が15μmであった。
〔比較例1〕
酸化繊維紙に開孔処理を施さなかった以外は実施例1と同様にして炭素繊維紙を得たところ、炭素繊維紙は、直径50μm以上の比較的大きな孔が無く、繊維同士の間隙で形成される細孔の平均孔径が15μmのものであった。
〔比較例2〕
酸化繊維紙における非貫通孔の深さを40μm(酸化繊維紙の厚みの12.5%)としたこと以外は実施例1と同様にして炭素繊維紙を得たところ表1に示すように、炭素繊維紙は、非貫通孔の直径が202μm、非貫通孔の深さが25μm(炭素繊維紙の厚みの12.5%)、非貫通孔の表面密度が400個/cm2、繊維同士の間隙で形成される細孔の平均孔径が15μmであった。
〔比較例3〕
酸化繊維紙における非貫通孔の深さを280μm(酸化繊維紙の厚みの87.5%)としたこと以外は実施例1と同様にして炭素繊維紙を得たところ表1に示すように、炭素繊維紙は、非貫通孔の直径が202μm、非貫通孔の深さが175μm(炭素繊維紙の厚みの87.5%)、非貫通孔の表面密度が400個/cm2、繊維同士の間隙で形成される細孔の平均孔径が15μmであった。
〔比較例4〕
酸化繊維紙の開孔処理において孔を貫通させた以外は実施例1と同様にして炭素繊維紙を得たところ表1に示すように、炭素繊維紙は、貫通孔の直径が202μm、貫通孔の深さが202μm(炭素繊維紙の厚みの100%)、貫通孔の表面密度が400個/cm2、繊維同士の間隙で形成される細孔の平均孔径が15μmであった。
Figure 2009211928
〔評価例〕
実施例1〜3で得られた炭素繊維紙を用いて、固体高分子電解質型燃料電池用ガス拡散層電極基材を作製し、電極基材としての評価テストを、表2に示す高加湿条件下、低加湿条件下について行った。その結果、実施例1〜3で得られた炭素繊維紙の何れについても、図2〜3に示すように、高加湿条件下でも低加湿条件下でも、高い電流密度まで電圧の落ち込みが見られず、広い電流密度域で高い電池性能が維持できている。
比較例1〜2で得られた炭素繊維紙を用いて、同様の評価テストを行った結果、何れの炭素繊維紙についても、高加湿条件下において低い電流密度で電圧の落ち込みが見られ、電池性能は低いものであった。
反応生成水の排出が十分でなく、電極機材として満足のいく結果が得られなかった。
比較例3〜4で得られた炭素繊維紙を用いて、同様の評価テストを行った結果、何れの炭素繊維紙についても、低加湿条件下において低い電流密度で電圧の落ち込みが見られ、電池性能は低いものであった。
Figure 2009211928
本発明の炭素繊維紙を固体高分子電解質型燃料電池に組込んだ一例を示す概念図であって、炭素繊維紙の一方の面から他方の面にわたる垂直な面に沿った断面図である。 実施例1〜3、比較例1〜4についての高加湿条件下における固体高分子電解質型燃料電池の電流密度に対する電圧の変化を示したグラフである。 実施例1〜3、比較例1〜4についての低加湿条件下における固体高分子電解質型燃料電池の電流密度に対する電圧の変化を示したグラフである。
符号の説明
2 固体高分子電解質型燃料電池
4 電解質膜
6、8 触媒層
10、12 炭素繊維紙
14、16 セパレータ
18 非貫通孔

Claims (4)

  1. 繊維同士の間隙で形成される平均孔径が10〜20μmの細孔と、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる平均孔径が50〜500μmの非貫通孔とを複数有する炭素繊維紙であって、非貫通孔の深さが炭素繊維紙の厚みの20〜80%であり、単位面積当りの非貫通孔の数が100〜1000個/cm2であり、厚みが50〜400μmである固体高分子電解質型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維紙。
  2. 炭素繊維紙が、繊維状炭素と非繊維状炭素を含み、炭素繊維紙中の繊維状炭素の割合が20質量%以上である請求項1に記載の炭素繊維紙。
  3. 酸化繊維紙を、レーザー加工により開孔処理を施して一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる非貫通孔を複数有する酸化繊維紙を得、次いで前記酸化繊維紙を不活性雰囲気下、1300〜2500℃の温度で焼成することを特徴とする、繊維同士の間隙で形成される平均孔径が10〜20μmの細孔と、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる平均孔径が50〜500μmの非貫通孔とを複数有する炭素繊維紙であって、非貫通孔の深さが炭素繊維紙の厚みの20〜80%であり、単位面積当りの非貫通孔の数が100〜1000個/cm2であり、厚みが50〜400μmである固体高分子電解質型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維紙の製造方法。
  4. 酸化繊維紙を、レーザー加工により開孔処理を施して一方の面から他方の面にわたる貫通孔を複数有する酸化繊維紙を得、前記開孔処理を施した酸化繊維紙と、開孔処理を施していない酸化繊維紙とを貼付けることにより一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる非貫通孔を複数有する貼付型酸化繊維紙を得、次いで前記貼付型酸化繊維紙を不活性雰囲気下、1300〜2500℃の温度で焼成することを特徴とする、繊維同士の間隙で形成される平均孔径が10〜20μmの細孔と、一方の面から他方の面に向かって凹状に形成されてなる平均孔径が50〜500μmの非貫通孔とを複数有する炭素繊維紙であって、非貫通孔の深さが炭素繊維紙の厚みの20〜80%であり、単位面積当りの非貫通孔の数が100〜1000個/cm2であり、厚みが50〜400μmである固体高分子電解質型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維紙の製造方法。
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