JP2009286237A - 座席シートのリフタストッパ機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】確実に座席シートの沈み込みを防止することができる座席シートのリフタストッパ機構を得る。
【解決手段】車両床面に固定されるシート支持レール;シート(クッション)下面に固定されたシートフレーム;上記シート支持レールとシートフレームとに両端部が枢着された、上記シートフレームを昇降可能に支持するリンク部材を有するシートリフタ;を備えた座席シートであって、上記シートフレームに揺動自在に枢支されたストッパリンク部材;及び上記ストッパリンク部材を上記リンク部材から離反する解放位置方向に付勢する弾性部材;を有し、上記車両に前進方向の加速度が作用したときに、上記ストッパリンク部材が慣性力により上記弾性部材の付勢力に抗して回動し、上記リンク部材に当接して上記リンク部材がダウン方向に回動するのを阻止するストッパ機構を備えた。
【選択図】図2
【解決手段】車両床面に固定されるシート支持レール;シート(クッション)下面に固定されたシートフレーム;上記シート支持レールとシートフレームとに両端部が枢着された、上記シートフレームを昇降可能に支持するリンク部材を有するシートリフタ;を備えた座席シートであって、上記シートフレームに揺動自在に枢支されたストッパリンク部材;及び上記ストッパリンク部材を上記リンク部材から離反する解放位置方向に付勢する弾性部材;を有し、上記車両に前進方向の加速度が作用したときに、上記ストッパリンク部材が慣性力により上記弾性部材の付勢力に抗して回動し、上記リンク部材に当接して上記リンク部材がダウン方向に回動するのを阻止するストッパ機構を備えた。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば乗用車の運転席に用いられるリフタ機構を備えた座席シートのリフタストッパ機構に関する。
手動の高さ調節機構を備えた車両運転席の座席シートは一般に、車両床面に固定されるシート支持レールに対して、クッションシート下面に固定されたシートフレームを昇降可能に支持し、シートフレームに、シート支持レールに対するシートフレームの高さ位置を変化させる手動高さ調節機構(リフタ機構)を設けている。手動高さ調節機構は、シートフレームに設けられるものであって、操作力を開放したときの中立ロック位置を有し、この中立ロック位置から上下に揺動させたときシート支持レールに対してシートフレームを上下動させる手動リフタレバーを備えている。このような手動高さ調節機構は周知である(特許文献1、2)。
特開2000-190762号公報
特開2002-120610号公報
このような手動高さ調節機構を有する座席シートは、後突等の入力に対してシートフレームを、アウト側はロアアームに設けられたリフタブレーキのピニオンとリヤリンクのギヤとの噛合により保持し、イン側は、アウト側とイン側のリヤリンクの回動軸を連結するリヤパイプの回動中心回りのねじり剛性により保持するストッパ機構を備えている。このような従来のストッパ機構は、車輌に、後突されるなどにより前進方向の加速度が作用すると、シートフレームのアウト側はリフタブレーキによりシートフレームの降下(ダウン)が防止されるが、イン側はリヤパイプがねじれることにより沈み込んでしまう、という問題があった。リヤパイプのねじり剛性をより高くすればイン側の沈み込みを少なくできるが、ねじり剛性を高めるためにはリヤパイプの重量が増え、直径が太くなる、という問題があった。
本発明は、このようなリフタを備えた座席シートの問題意識に基づき、確実に座席シートの沈み込みを防止することができる座席シートのリフタストッパ機構を得ることを目的とする。
本発明による座席シートは、車両床面に固定されるシート支持レール;シート(クッション)下面に固定されたシートフレーム;上記シート支持レールとシートフレームとに両端部が枢着された、上記シートフレームを昇降可能に支持するリンク部材を有するシートリフタ;を備えた座席シートであって、上記シートフレームに揺動自在に枢支されたストッパリンク部材;及び上記ストッパリンク部材を上記リンク部材から離反する解放位置方向に付勢する弾性部材;を有し、上記車両に前進方向の加速度が作用したときに、上記ストッパリンク部材が慣性力により上記弾性部材の付勢力に抗して回動し、上記リンク部材に当接して上記リンク部材がダウン方向に回動するのを阻止するストッパ機構を備えたことを特徴としている。
上記シートフレームの一方の側にはシートフレームの高さを調整する手動高さ調整機構が設けられ、シートフレームの少なくとも他方の側には後方のリンク部材に作用するように上記ストッパ機構が設けられ、上記手動高さ調整機構は後方のリンク部材に作用するブレーキ機構を備えることが好ましい。この構成によれば、シートフレームの後方のアウト側及びイン側の沈み込みを、両側に設けられた高さ調整機構のブレーキ機構及びストッパ機構によって阻止できる。上記ブレーキ機構及びストッパ機構がシートの前後方向略同位置に備えられているので、シートフレーム後部のアウト側及びイン側の沈み込みを均等に阻止することができる。
より具体的には、上記手動高さ調整機構は、操作力を開放したときの中立ロック位置を有し、この中立ロック位置から上下に揺動操作可能に上記シートフレームに支持された手動リフタレバーと、上記後方のリンク部材に形成されたセクタギヤと、このセクタギヤに噛み合った、上記手動リフタレバーの正逆の揺動操作により正逆に回転して上記後方のリンク部材をアップダウン方向に回転させるピニオンと、上記手動リフタレバーが上記中立ロック位置に位置するときに上記ピニオンの回転にブレーキが掛けられて後方のリンク部材が回動するのを阻止するブレーキ機構を備えることが好ましい。
本発明の座席シートのリフタストッパ機構にあっては、上記一方及び他方の側の後方のリンク部材は、同一の軸に連結してこの軸を介して一体に回動するように形成することが好ましい。
本発明は、車輌に前進方向の加速度が作用すると、ストッパリンク部材がリンク部材に当接するまで回動してリンク部材が下降方向に回転するのを阻止するので、後突等されてもシートフレームの沈み込みを防止することができる。
図1〜図5は、車両シートの下方に一対配置されるシート支持レール10及びシートフレーム20の一方(イン側)のみを示している。シート支持レール10は、車両床面に固定されるロアレール11と、このロアレール11に摺動自在に係合するアッパレール12とを有している。図において、左側が車両前方(前進方向)、右側が車輌後方(後退方向)である。
シートまたはシートクッションの下部に固定されるシートフレーム20と、シート支持レール10のアッパレール12とは、前後のリンク21、22によって枢着されている。すなわち、前方リンク21の上端部と下端部は、シート幅方向の軸AとBにより、シートフレーム20とアッパレール12に枢着され、後方リンク22の上端部と下端部は、同様にシート幅方向の軸CとDにより、シートフレーム20とアッパレール12に枢着されている。このアッパレール12、シートフレーム20、前方リンク21及び後方リンク22は、四節リンク機構を構成している。
後方リンク22の近傍には、シートフレーム20の下降を防止する、ストッパリンク部材としてのストッパリンク31が設けられている。このストッパリンク31は、シートフレーム20の軸穴20bを貫通する軸Eを介して揺動自在に枢支され、軸Eに捲回された付勢ばね(コイルスプリング)33によって時計方向に回動自在付勢され、解除位置に保持されている。ストッパリンク31の先端部側には、軸Eを中心とする円弧状にストッパ端面32が形成されている。
また、図5に示したように、後方リンク22の上端部は、軸穴22aを貫通してシートフレーム20の軸穴20aに挿入された軸Cによってシートフレーム20に対して揺動自在に連結される。軸穴20aから突出した軸Cの先端部には抜け止めとしてのワッシャ24が嵌合され、かしめ固定される。後方リンク22の下端部は、軸穴22bを貫通してアッパレール12の軸穴に挿入された軸Dによって、アッパレール12に対して揺動自在に連結される。軸Cにはリヤパイプ25が嵌合固定されていて、このリヤパイプ25を介して、アウト側の後方リンクの軸と連結されている。軸Cは後方リンク22に固定されて、シートフレーム20の軸穴20aに対しては回動自在に軸支されている。
ストッパリンク31は、上端部に形成された軸穴31aを貫通し、シートフレーム20の軸穴20bに嵌入された軸Eによって揺動自在に軸支される。この軸Eには付勢ばね(コイルスプリング)33が嵌入されていて、付勢ばね33の一方の端部はストッパリンク31に係合された、他方の端部は軸Eまたはシートフレーム20に係合されて、ストッパリンク31が解除位置に回動付勢される。
他方(アウト側)のシート支持レール10及びシートフレーム20には、シートフレーム20を昇降させる、手動シートリフタ(手動高さ調節機構130)が備えられている(図6、図7)。手動高さ調節機構130により、四節リンク機構を構成する後方リンクまたは昇降駆動用リンクに回転力を与えて、前方リンク21及び後方リンク22を揺動し、アッパレール12(シート支持レール10)に対してシートフレーム20を昇降させ、任意の高さに保持することができる。
シート支持レール10及びシートフレーム20の他方(アウト側)もイン側同様に、前後のリンク21、122によって枢着されている。すなわち、前方リンク21の上端部と下端部は、シート幅方向の軸AとBにより、シートフレーム20とアッパレール12に枢着され、後方リンク122の上端部と下端部は、同様にシート幅方向の軸CとDにより、シートフレーム20とアッパレール12に枢着されている。このアッパレール12、シートフレーム20、前方リンク21及び後方リンク122は、イン側同様に、四節リンク機構を構成している。さらに、イン側の後方リンク22及びアウト側の後方リンク122は軸C及びリヤパイプ25を介して一体に回動するように連結されている。
後方リンク122は、軸Cを中心とするセクタギヤ122Gを有しており、このセクタギヤ122Gを介して後方リンク122に軸Cを中心とする回転が与えられると、前方リンク21と後方リンク122が揺動し、アッパレール12(シート支持レール10)に対してシートフレーム20が昇降する。
シートフレーム20には、後方リンク122のセクタギヤ122Gと噛み合うピニオン131を有する手動高さ調節機構(ブレーキ機構)130が支持されている。この手動高さ調節機構130は、ピニオン131と同軸で前方に延びる手動リフタレバー132を備えている。この手動リフタレバー132は、外力を開放したときには図6の中立ロック位置132Cに位置していて、手動高さ調節機構130のブレーキ機構がピニオン131の回転にブレーキを掛ける(ピニオン131の回転を許さない)。これにより後方リンク122は回動を阻止され、シートフレーム20のダウン及びアップを阻止している。これに対し、中立ロック位置132Cから下方へ揺動操作すると、ピニオン131がシートフレーム20を下降させる方向に回動し、逆に中立ロック位置132Cから上方に揺動操作すると、ピニオン131がシートフレーム20を上昇させる方向に回動する。このような手動高さ調節機構130は周知である。手動リフタレバー132の上方と下方への最大揺動操作位置を、132Uと132Dで示しており、中立ロック位置132Cからの操作角はそれぞれαである。
シートフレーム20上には、後方リンク122が位置する側と同じ面に、ストッパレバー125が軸124で枢着されている。軸124は、サブブラケット126とシートフレーム20との間に支持されており、サブブラケット126は同時に、手動高さ調節機構130のピニオン131の先端を回転自在に支持する支持穴126Hを有している。サブブラケット126の軸124とは反対側の端部は、スペーサ127を介してシートフレーム20に固定されており、後方リンク122には、スペーサ127が通過する、軸Cを中心とする貫通円弧穴122Cが形成されている。
手動高さ調節機構130の手動リフタレバー132には、そのシートフレーム20側に係合アーム132Aが一体に設けられている。図6、図7では、この係合アーム132Aにハッチングを付した。一方、ストッパレバー125には、この係合アーム132Aの下面に係合する係合ピン133が突出形成されており、この係合ピン133は、シートフレーム20に形成した円弧逃げ穴20Cを通って、係合アーム132Aの下方に突出している。円弧逃げ穴20Cは、ピニオン131を中心とする円弧穴である。この係合ピン133は、係合アーム132Aと係合するもので、このストッパレバー125の係合ピン133の位置によって、手動リフタレバー132の中立ロック位置から下方への回動操作角が制限される。
後方リンク122の側面には、このストッパレバー125の下面の制御面125Cと当接して、該後方リンク122の回動位置によりストッパ面125Sの高さ位置を制御する制御突起122Pが形成(付着)されている。軸124には、該軸124を中心にストッパレバー125を図の時計方向に付勢するトーションばね(図示せず)が同軸に設けられており、このトーションばねの付勢力により、ストッパレバー125の制御面125Cと後方リンク122の制御突起122Pは常時接触している。
従って、ストッパレバー125のストッパ面125Sの高さ位置は、ピニオン131の正逆回転に伴う後方リンク122の軸Cを中心とする正逆回転によって変化する。すなわち、シートフレーム20が図6に示す最大上昇位置(アッパモスト位置)に位置するときには、手動リフタレバー132の中立ロック位置132Cと最大下方揺動位置132Dとの間の揺動操作を規制することはない。これに対し、シートフレーム20が下降する方向にピニオン131が回動すると、制御突起122Pがストッパレバー125を押し上げて、係合ピン133と係合アーム132Aの下面との距離を縮め、手動リフタレバー132の中立ロック位置132Cから最大下方揺動位置132D方向への最大操作角を規制する。図7は、シートフレーム20の最大下降位置(ロアモスト位置)を示しており、このロアモスト位置では、手動リフタレバー132の中立ロック位置132Cから下方への操作可能角度は、中立ロック位置132Cから規制操作位置132D'(操作角α'、α>α')に規制される。
図1、図2及び図6は、シートフレーム20が最も高くなる最高位置(アッパモースト位置)に保持された状態を示している。この最高位置においてストッパリンク31は、車輌に前進方向の加速度が作用していない通常状態では、ストッパ端面32が後方リンク22から離反した状態に付勢ばね33の付勢力によって保持されている。
この最高位置において、車輌に、後突など、前進方向の力が作用して前進方向に急加速すると、シートフレーム20、ストッパリンク31には慣性により後方向の慣性力が作用する。つまり、ストッパリンク31には、付勢ばね33の付勢力に抗して反時計方向に回転しようとする力が作用する。したがってストッパリンク31は、反時計方向に回転して、ストッパ端面32の嵌合点32aが後方リンク部材22のストッパ端面23に当接して停止する。
シートフレーム20に作用する後方向の慣性力は、リンクを回転させてシートフレーム20が下降する力として作用する。手動高さ調節機構130を備えたアウト側は、手動リフタレバー132が中立ロック位置132cに位置するときは手動高さ調節機構130のブレーキ機構によりピニオン131の回転にブレーキが掛けられて後方リンク122の下降方向の回動が阻止されているので、シートフレーム20がその位置に保持される。一方、シートフレーム20のイン側は、ストッパリンク31の嵌合点32aが後方リンク22のストッパ端面23に当接して後方リンク22が下降方向の回動が阻止されるので、シートフレーム20がその位置に保持される。このようにストッパリンク31が後方リンク22に作用して、シートフレーム20の後方イン側の沈み込みも防止される。
シートフレーム20がニュートラル位置にあるとき(図3)に、車輌に後突など、前進方向の加速度が作用したときも、最高位置の場合と同様に、アウト側には手動高さ調節機構130のブレーキ機構が作用し、イン側にはストッパリンク31が作用する。つまり、ストッパリンク31には、付勢ばね33の付勢力に抗して反時計方向に回転しようとする力が作用して反時計方向に回転して、ストッパ端面32の嵌合点32bが後方リンク22のストッパ端面23に当接して停止する。したがって、シートフレーム20のイン側に後方リンク22を時計方向に回転させて後方に移動しながら下降しようとする力が作用しても、ストッパリンク31の嵌合点32bが後方リンク22のストッパ端面23に当接して後方リンク22は下降方向に回動することができず、シートフレーム20の後方イン側の沈み込みが防止される。
前進方向の加速度が無くなると、後方リンク22を下降方向に回転しようとする負荷が減るので、ストッパ端面23がストッパ端面32を押圧する力が減少し、嵌合点32a、32bとストッパ端面23との嵌合が解けて、ストッパリンク31が付勢ばね33の付勢力によって解除位置まで回転し、後方リンク22を解放する。
以上の通り本発明の実施形態によれば、シートフレーム20がどの高さに調節されていても、後突されたときにはストッパリンク31のストッパ端面32が後方リンク22のストッパ端面23に当接して後方リンク22が下降方向に回転するのを阻止するので、シートフレーム20が沈み込むことがない。
この実施例では、シートフレーム20の手動高さ調整機構130を備えたアウト側とは反対のイン側の後方リンク22にストッパ機構を設けたが、アウト側の後方リンクに同様のストッパ機構を設けてもよい。手動高さ調整機構のブレーキ機構がストッパ機構により補強される。
10 シート支持レール
11 ロアレール
12 アッパレール
20 シートフレーム
21 前方リンク
22 後方リンク
23 ストッパ端面
25 リヤパイプ
31 ストッパリンク
32 ストッパ端面
32a 32b 嵌合点
122 後方リンク
122G セクタギヤ
130 手動高さ調節機構
131 ピニオン
132 手動リフタレバー
A B C D 四節リンク機構の軸
11 ロアレール
12 アッパレール
20 シートフレーム
21 前方リンク
22 後方リンク
23 ストッパ端面
25 リヤパイプ
31 ストッパリンク
32 ストッパ端面
32a 32b 嵌合点
122 後方リンク
122G セクタギヤ
130 手動高さ調節機構
131 ピニオン
132 手動リフタレバー
A B C D 四節リンク機構の軸
Claims (4)
- 車両床面に固定されるシート支持レール;
シート(クッション)下面に固定されたシートフレーム;
上記シート支持レールとシートフレームとに両端部が枢着された、上記シートフレームを昇降可能に支持するリンク部材を有するシートリフタ;を備えた座席シートであって、
上記シートフレームに揺動自在に枢支されたストッパリンク部材;及び
上記ストッパリンク部材を上記リンク部材から離反する解放位置方向に付勢する弾性部材;を有し、
上記車両に前進方向の加速度が作用したときに、上記ストッパリンク部材が慣性力により上記弾性部材の付勢力に抗して回動し、上記リンク部材に当接して上記リンク部材がダウン方向に回動するのを阻止するストッパ機構を備えたこと、を特徴とする座席シートのリフタストッパ機構。 - 請求項1記載の座席シートのリフタストッパ機構において、上記シートフレームの一方の側にはシートフレームの高さを調整する手動高さ調整機構が設けられ、シートフレームの少なくとも他方の側には後方のリンク部材に作用するように上記ストッパ機構が設けられ、上記手動高さ調整機構は後方のリンク部材に作用するブレーキ機構を備えている座席シートのリフタストッパ機構。
- 請求項2記載の座席シートのリフタストッパ機構において、上記手動高さ調整機構は、操作力を開放したときの中立ロック位置を有し、この中立ロック位置から上下に揺動操作可能に上記シートフレームに支持された手動リフタレバーと、上記後方のリンク部材に形成されたセクタギヤと、このセクタギヤに噛み合った、上記手動リフタレバーの正逆の揺動操作により正逆に回転して上記後方のリンク部材をアップダウン方向に回転させるピニオンと、上記手動リフタレバーが上記中立ロック位置に位置するときに上記ピニオンの回転にブレーキが掛けられて後方のリンク部材が回動するのを阻止するブレーキ機構を備えた座席シートのリフタストッパ機構。
- 請求項1乃至3のいずれか一項記載の座席シートのリフタストッパ機構において、上記一方及び他方の側の後方のリンク部材は、同一の軸に連結されていてこの軸を介して一体に回動する座席シートのリフタストッパ機構。
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JP2008140252A JP2009286237A (ja) | 2008-05-29 | 2008-05-29 | 座席シートのリフタストッパ機構 |
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