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JP2009129295A - タッチパネルおよび該タッチパネルを使用したタッチパネル装置 - Google Patents

タッチパネルおよび該タッチパネルを使用したタッチパネル装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、タッチキー入力モードと手書き入力モードの両方に対応したタッチパネルおよびそのタッチパネルを使用したタッチパネル装置を提供することにある。
【解決手段】タッチパネル10は、抵抗膜16a,16bが第1領域18と第2領域20で異なる。第1領域18は、上側透明基板12と下側透明基板14にそれぞれストライプ状の抵抗膜16aを有し、上側透明基板12の抵抗膜16aと下側透明基板14の抵抗膜16aの長軸が直行している。第2領域20は、上側透明基板12と下側透明基板14に抵抗膜16bが全面に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器の表示部の前面に設けられたタッチパネルおよびそのタッチパネルを使用したタッチパネル装置に関するものである。
近年、PDAなどの種々のモバイル型の電子機器が販売されている。液晶パネルなどからなる表示部の前面にタッチパネルを設けて、機器の操作やデータの入力にタッチパネルを利用する機器がある。タッチパネルを使用すると、直感的に操作が可能であり、機器の操作が簡単になるメリットがある。
タッチパネルへの入力は、タッチキー入力モードと手書き入力モードがある。タッチキー入力モードは、表示部に表示された1あるいは複数のアイコン(またはキー、ボタン)に対応するタッチパネルの部分をタッチして、所定の情報を入力するモードである。手書き入力モードは、タッチパネルに指や所定のペンで手書きし、手書きされた文字や線を認識して、情報を入力するモードである。
タッチキー入力モードでは、アイコンをクリックできるだけの分解能があればよく、また複数のアイコンに対して同時に入力できることが望ましい。一方、手書き入力モードでは、出来るだけ高い分解能が必要とされるが、入力はタッチパネルの複数の箇所を同時に選択する必要はない。
タッチパネルに用いられるタッチ位置検出方式としては、アナログ抵抗膜方式やマトリクス抵抗膜方式などが挙げられる。
アナログ抵抗膜式のタッチパネルは、対向配置された一対の透明基板の対向面に抵抗膜を有する。ペンや指などの押圧によって、対向配置された抵抗膜が物理的に接触したことを利用してタッチ位置を検出する (特許文献1)。この方式では、タッチ入力をアナログ的に高い分解能でタッチ位置に変換することが出来る。しかしながら、複数のタッチ入力が同時にあった場合に、それぞれの位置を個別に得ることが難しい。
マトリクス抵抗膜式のタッチパネルは、対向配置された一対の透明基板の対向面にストライプ状の抵抗膜(センサバー)を有し、この抵抗膜同士でマトリクス形状が形成されている。ペンや指など押圧によって、抵抗膜同士が物理的に接触したことを利用してタッチ位置を検出する(特許文献2、特許文献3)。指やペンを用いたタッチ入力に対して、ストライプ状の抵抗膜の本数に相当する分解能でタッチ位置に変換することが出来る。例えば、32分解能を得るには抵抗膜が32本必要になる。複数の入力が同時にあった場合、それぞれの位置を独立に得ることが出来る。しかし、分解能は抵抗膜の本数で決定されるため、アナログ抵抗膜式のタッチパネル相当の高い分解能を得るのが困難である。
電子機器によってはタッチキー入力モードか手書き入力モードの一方のみを使用するものもあるが、2つのモードを併用する電子機器も多数ある。したがって、上述のいずれの方式のタッチパネルを使用しても一長一短となる。
なお、指が抵抗膜に接近したときに生じる電界の変化を検出することによってタッチ位置を検出する静電容量式のタッチパネルもある(特許文献4、特許文献5)。しかし、指でタッチすることが原則で、ペンでの入力は通常できず、文字を書くことには不向きである。このため、タッチキー入力モードと手書き入力モードを併用するモバイル型の電子機器には向かない。
特許2955149号公報 特開平08−045381号公報 特開2002−215314号公報 特表2005−531201号公報 特表2006−511879号公報
本発明の目的は、タッチキー入力モードと手書き入力モードの両方に対応したタッチパネルおよびそのタッチパネルを使用したタッチパネル装置を提供することにある。
本発明のタッチパネルは、上側透明基板と、前記上側透明基板と対向して配置された下側透明基板と、前記上側透明基板と下側透明基板との互いに対向する面に設けられた抵抗膜と、を含む。タッチパネルは複数の領域に分割されており、該複数の領域が、前記上側透明基板と下側透明基板にそれぞれストライプ状の抵抗膜を有し、上側透明基板と下側透明基板の抵抗膜でマトリクス形状が形成された第1領域と、前記上側透明基板と下側透明基板に抵抗膜が全面に形成された第2領域とを含む。
本発明は、1つのタッチパネルに抵抗膜が異なる2つの領域を設けている。時間的に重複した多点入力が可能なマトリクス状の抵抗膜を有する領域と、分解能が高いベタ成膜の抵抗膜を有する領域である。
本発明のタッチパネル装置は、上述した1つのタッチパネルの後面に1つの表示部を設けている。タッチパネルと表示部とが1対1になっており、タッチパネルの2つの領域でおこなう処理とその領域に対応する部分で表示する内容とが対応するようになっている。
本発明は、抵抗膜の異なる2つの領域を設けているため、各領域を使い分けることによって、多点入力をおこないつつ、分解能の高い入力も可能となる。タッチキー入力モードと手書き入力モードでそれぞれ最適な入力ができる。
1つの表示部に1つのタッチパネルを取り付けるので、タッチパネル装置の製造を複雑にすることはない。従来と同じ方法で表示部にタッチパネルを取り付けることができる。
本発明について図面を用いて説明する。本発明のタッチパネルを使用したタッチパネル装置が種々の電子機器に取り付けられ、データの入力に使用できる。
まず、タッチパネルを使用したタッチパネル装置について説明する。図2に示すタッチパネル装置30は、タッチパネル10の後面に設けられた表示部32と、表示部32に所定の内容を表示させる表示制御部34と、タッチパネル10でのタッチ検出や座標検出をおこなうタッチパネル制御部38と、表示制御部34に表示内容のデータを送ったりタッチパネル制御部38から得た座標のデータを使用して処理をおこなう主制御部40とを含む。
表示部32は、液晶パネルや有機ELパネルなどである。これらのパネルは、縦横に画素が配列されており、画素の電極に所定のパルス電圧が印加されることによって表示をおこなう。表示制御部34は、主制御部40からの信号に基づいて表示部32に所定のパルス電圧を印加し、表示部32で表示をおこなわせる手段である。
タッチパネル制御部38は、タッチパネル10に対するタッチを検出したり、X座標、Y座標を検出する。これらの検出は、後述するように、第1領域と第2領域で異なる。タッチパネル制御部38は、検出したX座標およびY座標のデータを主制御部40に送る。
主制御部40は、CPUやMPUと呼ばれるICチップを使用する。主制御部40は、タッチパネル制御部38から送られてきた座標のデータを使用して表示部32の表示内容に合わせた種々の処理をおこなう。例えば、表示部32に表示された複数のボタンの中でタッチされたボタンを特定する。
なお、上述した各制御部34,38,40は、説明した動作をおこなうソフトウェア、ハードウェア、またはその両方で構成されるものである。必要に応じて種々のデータをメモリに記憶する。
図1に示すタッチパネル10は、上側透明基板12と、絶縁性スペーサー(図示せず)を介して上側透明基板12と対向して配置された下側透明基板14と、上側透明基板12と下側透明基板14との互いに対向する面に設けられた抵抗膜16a,16bとを含む。上側透明基板12と下側透明基板14は、PETフィルムなどを使用する。抵抗膜16a,16bとしては、ITOやZnOが使用される。上側透明基板12をタッチすると撓んで両抵抗膜16a,16bが接触する。
本発明のタッチパネル10は、抵抗膜16a,16bが第1領域18と第2領域20で異なる。第1領域18は、上側透明基板12と下側透明基板14にそれぞれストライプ状(複数並んだ帯状)の抵抗膜16aを有し、上側透明基板12の抵抗膜16aと下側透明基板14の抵抗膜16aの長軸が直行している。第2領域20は、上側透明基板12と下側透明基板14に単一の抵抗膜16bが全面に形成されている。言い換えると、本発明は、第1領域18がマトリクス抵抗膜方式のタッチパネルであり、第2領域20がアナログ抵抗膜方式のタッチパネルである。
1つのタッチパネル10にマトリクス抵抗膜方式とアナログ抵抗膜方式の2つの領域18,20を有している。第1領域18であれば、同一時間内のペン42などによる多点入力に対応することができる(図3(a))。第1領域18に対応する部分の表示部32にはタッチキー入力モードに対応する表示をおこなう。第2領域20では、時間的に重複した多点入力はできないが、高い分解能が必要な手書き入力が可能である(図3(b))。第2領域20に対応する部分の表示部32には手書き入力モードに対応する表示をおこなう。それぞれ、主制御部40から表示制御部34への信号によって、上記のような領域毎に適した表示をおこなう。
タッチパネル制御部38が領域18,20を選択的に使用することによって、使用しない領域の電力消費をおさえると、装置全体として消費電力の低減が可能になる。主制御部40は、表示内容に合わせてタッチパネル制御部38に使用する領域18,20の指示の信号を送る。
タッチパネル制御部38は、第1領域18ではマトリクス抵抗膜方式のタッチパネルと同じように座標を検出し、第2領域20ではアナログ抵抗膜方式のタッチパネルと同じように座標を検出する。すなわち、第1領域18では、x方向またはy方向の電極22x,22yに電圧を印加し、x方向とy方向とでいずれの電極22x,22yが通電したかを検出して座標を得る。第2領域20では、x方向の電極24xで抵抗膜16bに電位勾配を発生させてy方向の電極24y(24a)で電位を検出し、次にxとyを入れ替えて電位を検出し、それらの電位の値を座標に変換する。
また、タッチパネル制御部38は、タッチキー入力モード時に、第1領域18と第2領域20とで同時に多点入力をおこなえるようにしても良い(図4)。第2領域20は同時に1点のみの入力しかできないが、第1領域18と第2領域20のそれぞれの領域で同時に1点ずつ入力をおこなう。または第2領域20で1点、第1領域18で多点入力をおこなう。その他、タッチキー入力モードで1点だけの入力であれば、領域にこだわることはなく、両方の領域18,20で入力を求めても良い。これらの使用する領域18,20の指示は、表示内容に合わせて主制御部40からタッチパネル制御部38に送られる。
本発明は、上述したように、手書き入力モードのときは第2領域20を使用し、タッチキー入力モードのときは第1領域18を主に使用するが、必要に応じて両方の領域18,20を使用する。このように各領域18,20を使い分けることによって、タッチキー入力モードと手書き入力モードでそれぞれ最適な入力ができる。また、いずれの領域18,20も抵抗膜方式を利用しているので、静電容量方式とは異なりペンでの入力にも対応でき、モバイル型の電子機器に適用しやすい。
マトリックス抵抗膜方式のタッチパネルとアナログ抵抗膜方式のタッチパネルとを1つの表示部32の前面に取り付けると、両タッチパネルのつなぎ合わせの部分などが目立つ場合があり、表示部32の画面が不連続で認識されてしまう。また、2つのタッチパネルを1つの表示部32の前面に取り付けると、従来とはタッチパネルの固定方法の変更が必要になる場合があり、電子機器の筐体の設計変更などが必要になる。本発明は、1つの表示部32に1つのタッチパネル10が設けられているので、そのような不都合は生じない。
一般的なアナログ抵抗膜方式のタッチパネルは、x方向およびy方向の抵抗膜の両端部に、導電性ペーストをほぼ均一にスクリーン印刷し、乾燥させて形成した帯状の電極が設けられる。前記電極は光を透過させず不透明であることから、タッチパネルの見栄えを損なわないように、また表示の邪魔にならないようにする必要がある。一般的なアナログ抵抗膜方式のタッチパネルの電極は、抵抗膜の端部にあることから電子機器の筐体で隠すことができる。しかし、本発明は、タッチパネル10を複数の領域18,20に分割しているために、第2領域20の電極の中で1本だけ第1領域18との境に設けなくてはならない。本説明では図1(c)の電極24aであり、この電極24aはタッチパネル10の中央部にあるため、電子機器の筐体で隠すことが出来ない。
そこで本発明は、第2領域18の抵抗膜16bの電極において、第1領域18と接する部分に設けられる帯状の電極24aを、金属細線26を用いて幾何学模様に形成する(図5(a))。金属細線26間において光が透過し、表示部32でおこなわれる表示を視認することができ、電極24aの存在を分かりにくくしている。
電極24aの一例として、金属細線26の幅が20〜30μm程度であり、金属細線26の間隔は約300μmのメッシュ形状が挙げられる。金属細線26の幅が十分に細く、間隔も幅に対して十分に広いため、金属細線26間で光を透過することが出来る。電極24aは一般的なアナログ抵抗膜方式タッチパネルの電極と比べて、電極の存在を分かりにくくすることが出来る。したがって、電極24aはタッチパネル10の見た目を損ないにくく、表示部32でおこなわれる表示の邪魔になりにくい。なお、前記幾何学模様の一例としてメッシュ形状を挙げたが、電極24aのどの部分においても単位長さ当たりの抵抗値がほぼ均一になるのであれば、その模様は限定されない。例えば、同じ模様の繰り返しによって単位長さ当たりの抵抗値をほぼ均一にすることができる。
金属細線26は金属微粒子とバインダー樹脂と溶媒とを含む導電性ペーストを抵抗膜16bの表面にスクリーン印刷し、乾燥させて形成する。金属微粒子は、銀、金、白金、パラジウムなどの金属が用いられる。バインダー樹脂は、アクリル樹脂、ブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、アセタール樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エポキシ樹脂、アルキド樹脂、ニトロセルロース樹脂、天然樹脂などが用いられる。溶媒は、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類;エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル等のグリコールのエーテル類;エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のグリコールのエーテルエステル類、テルピネオールなどの有機溶剤が用いられる。
アナログ抵抗膜方式のタッチパネルでは、電極内部での電圧降下を小さくするため、電極の端子間抵抗値は抵抗膜のシート抵抗値に対して100分の1程度以下の抵抗値に設定する必要がある。一般に抵抗膜のシート抵抗は、200〜1000Ω/□程度であることから、電極の端子間抵抗値は、10Ω以下が好ましい。電極の端子間抵抗値は、電極を構成する材料と、長さ、幅、厚み、メッシュなどの形状によって任意に設計することができる。本発明では、メッシュ状に形成された電極24aのシート抵抗値が約0.5Ω/□であり、帯状の電極24aの長さを10cm、幅を0.5cmにすることで端子間抵抗値を約10Ωとした。なお、電極24aは厳密にはシート状ではないが、単位面積当たりの抵抗値をシート抵抗とした。前記シート抵抗値は、図5(b)に示すように、別途試験用に印刷したメッシュ電極を1cm四方にカットし、両端に銀で端子44を形成して、端子間の抵抗を計測して求めている。
以上のように、本発明では、タッチパネル10の中央に位置してしまう電極24aの内部構造をメッシュ状にすることによって、タッチパネル10の見た目を損なわず、且つ、電極としての機能も確保している。
なお、第1領域18のストライプ状の抵抗膜16aは、各抵抗膜16aの一端に電極22x,22yがあれば良い。したがって、筐体に隠れる側に電極22x,22yを設けるようにする。
電極24aは金属細線26でメッシュ状に作る以外に、図6のように、帯状の金属46に方形の穴48aや円形の穴48bを設けても良い。穴48a,48bの部分で光が透過される。金属46と穴48a,48bとの比率を調節することにより、メッシュ状の電極に近い効果を有するようになる。穴48a,48bの形状は、限定されないが、同じ形状の穴を均一に設けるのが好ましい。
使用する人の視覚によっては電極24aが気になる場合もある。そこで、できるだけ電極24aに対応する表示部32の部分に黒いラインの表示をおこなったりして、表示内容によって電極24aを見えにくくすることも可能である。
第1領域18と第2領域20の大きさは、表示内容に合わせて決定しても良い。図1では両領域18,20を同じ大きさの四角形にしているが、図7(a)のように異なる大きさになる場合もある。領域を分割する方向も図1のy方向に限定されず、x方向に分割されても良い。
本発明は第1領域18と第2領域20の数はそれぞれ1つに限定されることはない。第1領域18の数と第2領域20の数は複数であっても良い(図7(b))。また、第1領域18と第2領域20の数は同じ数に限定されることはなく、異なる数であっても良い。いずれであっても、第2領域20の電極において、第1領域18と接する部分の電極24aは、金属細線26による幾何学的模様の電極にする。
金属細線26による電極24aは第1領域18と接する部分だけではなく、他の電極も金属細線26の電極にしても良い。例えば、図1において上側透明基板12のx方向の端部に設けられる電極24xや下側透明基板14のy方向の下側端部に設けられる電極24yである。第1領域18の電極22x,22yも金属細線26の電極であっても良い。
第2領域20の抵抗膜16bは、四角形で且つ単一になってる。この抵抗膜16bを複数の四角形の抵抗膜に分割しても良い。電子機器の筐体などに隠れない部分の電極は、図5や図6で示した光を透過させる形状を有する電極24aにする。分割した場合、表示内容に合わせて使用する抵抗膜を決定し、他の抵抗膜に関しては電力を消費しないようにすると、装置全体で省電力化が可能になる。第2領域20内で使用する抵抗膜を選択できる。この点に関しては、上記の第1領域18と第2領域20の使用を表示内容によって選択使用することと同様である。また、第1領域18に関しても、複数の四角形の領域に分割し、領域毎に使用を選択するようにしても良い。
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。説明で使用したx方向とy方向は適宜入れ替えても良い。
本発明のタッチパネルの構成を示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は上側透明基板の図であり、(c)は下側透明基板の図である。 タッチパネルを使用したタッチパネル装置のブロック図である。 タッチパネルの領域毎のタッチ検出の違いを示す図であり、(a)は多点入力を示す図であり、(b)は手書き入力を示す図である。 第1領域と第2領域を利用して多点入力をおこなう様子を示す図である。 メッシュ状の電極を示す図であり、(a)はメッシュ状の電極の一部を示し、(b)はメッシュ状の電極のシート抵抗の測定を示す図である。 第2領域の第1領域との境界に設けられる電極を示す図であり、(a)は方形の穴を設けた図であり、(b)は円形の穴を設けた図である。 本発明の他の例を示す図であり、(a)は領域毎に面積が異なる図であり、(b)は第1領域と第2領域を複数設けた図である。
符号の説明
10:タッチパネル
12:上側透明基板
14:下側透明基板
16a,16b:抵抗膜
18:第1領域
20:第2領域
22x,22y,24a,24x,24y:電極
26:金属細線

Claims (4)

  1. 上側透明基板と、
    前記上側透明基板と対向して配置された下側透明基板と、
    前記上側透明基板と下側透明基板との互いに対向する面に設けられた抵抗膜と、
    を含むタッチパネルにおいて、
    1つの前記タッチパネルがマトリクス抵抗膜方式である第1領域とアナログ抵抗膜方式である第2領域に分割されているタッチパネル。
  2. 前記第2領域の抵抗膜に複数の電極が形成されており、少なくとも1つの電極が、導体部分と光透過部分とで繰り返し模様が形成された請求項1のタッチパネル。
  3. 前記第2領域の抵抗膜の電極において、前記第1領域と隣り合う部分に設けられる電極が、前記金属部分と光透過部分とで繰り返し模様が形成された電極である請求項2のタッチパネル。
  4. 請求項1乃至3に記載のタッチパネルと、
    前記タッチパネルの後面に設けられた1つの表示部と、
    を含むタッチパネル装置。
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