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JP2009101972A - 操舵装置、操舵反力模擬装置、及び操舵反力設定方法 - Google Patents

操舵装置、操舵反力模擬装置、及び操舵反力設定方法 Download PDF

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JP2009101972A
JP2009101972A JP2007278014A JP2007278014A JP2009101972A JP 2009101972 A JP2009101972 A JP 2009101972A JP 2007278014 A JP2007278014 A JP 2007278014A JP 2007278014 A JP2007278014 A JP 2007278014A JP 2009101972 A JP2009101972 A JP 2009101972A
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Shoji Asai
彰司 浅井
Hiroshi Shimauchi
洋 嶋内
Yoshikazu Hattori
義和 服部
Ikuo Kushiro
育生 久代
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

【課題】ハンドルの切り増し時と切り戻し時の操舵反力特性にヒステリシスを持たせる場合において、ハンドルを操作する操作者の操舵感に違和感が生じるのを防止する。
【解決手段】操舵反力指令値Tp*が第2の特性線(例えばB,D)上にある場合にハンドルの回転方向が変化したときは、第2の特性線の傾きK2より大きい傾きK1で操舵反力指令値Tp*が変化し、操舵反力指令値Tp*が第1の特性線(例えばA’,C)上にある場合に操舵角θhが第2の特性線との交点に相当する角度に到達したときは、操舵反力指令値Tp*が傾きK2で変化する。操舵反力指令値Tp*が第1の特性線上にある場合に、ハンドルがその回転方向を変化させずに回転するにつれて傾きK1の値を徐々に小さくする。
【選択図】図4

Description

本発明は、操舵装置、操舵反力模擬装置、及び操舵反力設定方法に関し、詳しくは、ハンドルの操作に応じた操舵反力を出力する操舵装置及び操舵反力模擬装置と、ハンドルの操作に応じた操舵反力を設定する操舵反力設定方法に関する。
従来、この種の操舵装置としては、下記特許文献1に開示されているように、ハンドルの操舵角とハンドルの切り増し切り戻しの判定結果とに基づいてヒステリシス特性をもって操舵反力を設定するものが提案されている。ここでのヒステリシス特性は、図9に示すように、操舵角θhの変化に対して操舵反力Tpが第1の傾きK1で変化する第1の特性線(例えば図9の特性線A,C)と、操舵角θhの変化に対して操舵反力Tpが第1の傾きK1よりも小さい第2の傾きK2で変化する第2の特性線(例えば図9の特性線B,D)と、を含み、操舵角θhに対する操舵反力Tpが第2の特性線上にある場合にハンドルの切り増し切り戻しの方向が変化したときは、操舵角θhに対する操舵反力Tpの傾きが第2の傾きK2から第1の傾きK1に変化し、操舵角θhに対する操舵反力Tpが第1の特性線上にある場合に操舵角θhが第1の特性線と第2の特性線との交点に相当する角度に到達したときは、操舵角θhに対する操舵反力Tpの傾きが第1の傾きK1から第2の傾きK2に変化する特性である。図9に示す操舵反力特性においては、傾きK1の特性線(直線)A,Cが、クーロン摩擦によるヒステリシスを発生させるための操舵反力特性に相当する。特許文献1の操舵装置では、図9に示すヒステリシス特性をもって操舵反力を設定することで、ハンドルの切り増し時と切り戻し時の操舵反力特性にクーロン摩擦によるヒステリシスを持たせている。
特許第3889916号公報
上記の操舵装置では、第1の傾きK1の値を十分大きくすることで、剛性(ばね定数)の高いばね要素によってクーロン摩擦を近似したヒステリシスを操舵角θhと操舵反力Tpの関係に与え、操舵速度に依存しないヒステリシス特性を再現している。ただし、ハンドルとタイヤが機械的に接続された車の場合は、図10に示すように、操舵角θhと操舵反力Tpの関係にヒステリシスが発生しているときに、操舵角θhの変化に対して操舵反力Tpが非線形に変化する。ここで、図10は、ハンドルとタイヤが機械的に接続された車において、操舵角θhに対する操舵反力Tpの特性を測定した結果を示す。一方、上記の操舵装置では、操舵角θhと操舵反力Tpの関係にヒステリシスを発生させているときに(操舵角θhに対する操舵反力Tpが第1の特性線上にあるときに)、第1の傾きK1の値を一定としており、操舵角θhの変化に対して操舵反力Tpが線形に変化する。そのため、ヒステリシスを発生させているときの操舵反力Tpの変化の仕方が、ハンドルとタイヤが機械的に接続された車と異なり、ハンドルを操作する操作者の操舵感に違和感が生じることになる。また、上記の操舵装置では、操舵角θhに対する操舵反力Tpが第1の特性線上から第2の特性線上に移行するときに、操舵角θhに対する操舵反力Tpの変化量が急激に変化する。これによっても、ハンドルを操作する操作者の操舵感に違和感が生じることになる。
本発明は、ハンドルの切り増し時と切り戻し時の操舵反力特性にヒステリシスを持たせる場合において、ハンドルを操作する操作者の操舵感に違和感が生じるのを防止することを目的とする。
本発明に係る操舵装置、操舵反力模擬装置、及び操舵反力設定方法は、上述した目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係る操舵装置は、ハンドルの操作に応じた操舵反力を出力する操舵装置であって、前記ハンドルの操舵角を検出する操舵角検出手段と、該検出した操舵角に基づいてハンドルの切り増しと切り戻しとを判定する切増切戻判定手段と、前記切増切戻判定手段による判定結果と前記検出された操舵角とに基づいてヒステリシス特性をもって目標操舵反力を設定する目標操舵反力設定手段と、該設定された目標操舵反力が出力されるよう操舵反力を出力する操舵反力出力手段と、を備え、前記ヒステリシス特性は、操舵角の変化に対して操舵反力が第1の傾きで変化する第1の特性と、操舵角の変化に対して操舵反力が第2の傾きで変化する第2の特性と、を含み、操舵角に対する操舵反力が前記第2の特性上にある場合にハンドルの回転方向が変化したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きよりも大きい第1の傾きで変化し、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に操舵角が前記第2の特性との交点に相当する角度に到達したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きで変化する特性であり、前記目標操舵反力設定手段は、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に、ハンドルがその回転方向を変化させずに回転するにつれて前記第1の傾きを徐々に小さくすることを要旨とする。
本発明の一態様では、前記目標操舵反力設定手段は、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に、操舵角が前記第2の特性との交点に相当する角度に到達するときの第1の傾きを前記第2の傾きと略一致させることが好適である。
本発明の一態様では、前記目標操舵反力設定手段は、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合にハンドルが切り増し状態にあるときは、ハンドルが切り増しされるにつれて前記第1の傾きを徐々に小さくすることが好適である。
本発明の一態様では、前記目標操舵反力設定手段は、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合にハンドルが切り戻し状態にあるときは、ハンドルが切り戻しされるにつれて前記第1の傾きを徐々に小さくすることが好適である。
また、本発明に係る操舵反力模擬装置は、ハンドルの操作に応じた操舵反力を出力する操舵反力模擬装置であって、前記ハンドルの操舵角を検出する操舵角検出手段と、該検出した操舵角に基づいてハンドルの切り増しと切り戻しとを判定する切増切戻判定手段と、前記切増切戻判定手段による判定結果と前記検出された操舵角とに基づいてヒステリシス特性をもって目標操舵反力を設定する目標操舵反力設定手段と、該設定された目標操舵反力が出力されるよう操舵反力を出力する操舵反力出力手段と、を備え、前記ヒステリシス特性は、操舵角の変化に対して操舵反力が第1の傾きで変化する第1の特性と、操舵角の変化に対して操舵反力が第2の傾きで変化する第2の特性と、を含み、操舵角に対する操舵反力が前記第2の特性上にある場合にハンドルの回転方向が変化したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きよりも大きい第1の傾きで変化し、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に操舵角が前記第2の特性との交点に相当する角度に到達したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きで変化する特性であり、前記目標操舵反力設定手段は、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に、ハンドルがその回転方向を変化させずに回転するにつれて前記第1の傾きを徐々に小さくすることを要旨とする。
また、本発明に係る操舵反力設定方法は、ハンドルの操作に応じた操舵反力を設定する操舵反力設定方法であって、前記ハンドルの操舵角に基づいてハンドルの切り増しか切り戻しかを判定し、該判定結果と前記ハンドルの操舵角とに基づいてヒステリシス特性をもって操舵反力を設定する操舵反力設定方法において、前記ヒステリシス特性は、操舵角の変化に対して操舵反力が第1の傾きで変化する第1の特性と、操舵角の変化に対して操舵反力が第2の傾きで変化する第2の特性と、を含み、操舵角に対する操舵反力が前記第2の特性上にある場合にハンドルの回転方向が変化したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きよりも大きい第1の傾きで変化し、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に操舵角が前記第2の特性との交点に相当する角度に到達したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きで変化する特性であり、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に、ハンドルがその回転方向を変化させずに回転するにつれて前記第1の傾きを徐々に小さくすることを要旨とする。
本発明によれば、操舵角に対する操舵反力が第1の特性上にある場合に、ハンドルがその回転方向を変化させずに回転するにつれて第1の特性の傾きを徐々に小さくすることで、操舵角と操舵反力の関係にヒステリシスを発生させているときに、操舵角の変化に対して操舵反力を非線形に変化させることができる。そして、操舵角に対する操舵反力が第1の特性上から第2の特性上に移行するときに、操舵角に対する操舵反力の傾きが急激に変化するのを抑制することができる。したがって、ハンドルの切り増し時と切り戻し時の操舵反力特性にヒステリシスを持たせる場合において、ハンドルを操作する操作者の操舵感に違和感が生じるのを防止することができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下実施形態という)を図面に従って説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る操舵装置20の概略構成を示す図であり、本発明をステアバイワイヤシステムに適用した場合を示す。本実施形態に係る操舵装置20は、車両に搭載されるものであり、図示するように、運転者(操作者)により操作されるハンドル22と、ハンドル22の角度(操舵角)を検出する操舵角センサ24と、ハンドル22のトルク(操舵反力)を検出するトルクセンサ26と、運転者によるハンドル22の操作に応じてハンドル22にトルクを作用させることでハンドル22の操舵反力を模擬する反力モータ40と、ハンドル22の操舵角に応じて操舵輪30,32の切り角を変更するための出力トルクを減速機34を介してラック36に伝達して操舵輪30,32へ出力する転舵モータ42と、装置全体をコントロールする電子制御ユニット50と、を備える。
電子制御ユニット50は、CPU52を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶したROM54と、一時的にデータを記憶するRAM56と、入出力ポート(図示せず)と、を備える。この電子制御ユニット50には、操舵角センサ24からの操舵角θh、トルクセンサ26からのトルクTh、及び車速センサ58からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット50からは、反力モータ40及び転舵モータ42への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。
図2は、操舵装置20の電子制御ユニット50が操舵反力指令値Tp*を演算する操舵反力指令値演算ブロック60として動作するときの制御ブロックを例示する説明図である。図示するように、操舵反力指令値演算ブロック60は、入力した操舵角θhに基づいてハンドル22の切り増しと切り戻しとを判定する切り増し切り戻し判定部62と、切り増し切り戻し判定部62の判定結果と操舵角θhと車速Vとに基づいて操舵反力指令値Tp*を演算する操舵反力指令値演算部66と、を有する。電子制御ユニット50では、この操舵反力指令値演算ブロック60により演算された操舵反力指令値Tp*とトルクセンサ26により検出されるトルクThとに基づいてハンドル22に作用する操舵反力が操舵反力指令値Tp*となるよう反力モータ40を駆動制御する。ただし、ここでは、トルクセンサ26を用いずに操舵反力指令値Tp*のみに基づいて反力モータ40を駆動制御してもよい。なお、操舵角θhは、操舵角センサ24により所定の分解能(最小分解能)Δθhで検出される。
操舵反力指令値演算ブロック60における切り増し切り戻し判定部62では、操舵角センサ24により検出される操舵角θhに基づいて、ハンドル22が切り増し状態にあるか切り戻し状態にあるかが判定される。より具体的には、前回入力した操舵角θhと今回入力した操舵角θhとの差の符号、すなわち正負により切り増しか切り戻しかが判定される。
操舵反力指令値演算部66では、切り増し切り戻し判定部62の判定結果と操舵角θhと車速Vとに基づいてハンドル22に作用する操舵反力が図3に例示するようなヒステリシス特性を持つように操舵反力指令値Tp*を演算する。図3中、横軸は操舵角θhであり、縦軸は操舵反力Tpである。図3に例示するヒステリシス特性は、操舵角θhの変化に対して操舵反力Tpが傾きK1で変化する特性線A,C(第1の特性線)と、操舵角θhの変化に対して操舵反力Tpが傾きK2で変化する特性線B,D(第2の特性線)とを含む特性である。また、図3において、特性線(直線)Bの切片はT2であり、特性線(直線)Dの切片は−T2である。以下、操舵反力指令値演算部66が操舵反力指令値Tp*を演算する処理について説明する。なお、操舵反力指令値Tp*は、ハンドル22を右に回転させたときと左に回転させたときとで符号が異なるだけで同様に演算されるから、操舵角θhが正の方向(実施形態ではハンドル22を左に回転したとき)について説明する。また、説明の容易のために、車速Vを用いずに操舵反力指令値Tp*を演算する処理について説明する。
ハンドル22の切り始めの操舵角θhが値0から増加したときには、図4に示す特性線(曲線)A’上で特性線(傾きK2の直線)Bと交わる角度θ1に至るまで、操舵反力指令値Tp*を特性線A’上の値となるように演算する。即ち、特性線A’を関数f(θh)で表すと、次式(1)により操舵反力指令値Tp*を演算する。
Figure 2009101972
ここでの特性線A’は、図4に示すように、操舵角θhが0であるときの傾きK1の値が直線Bの傾きK2よりも大きく、操舵角θhが0から増加するにつれて傾きK1の値が徐々に小さくなり、操舵角θhが直線Bとの交点に相当する角度θ1に到達するときの傾きK1の値が直線Bの傾きK2と一致する(あるいはほぼ一致する)曲線である。この曲線A’を表す関数f(θh)としては、例えば、次式(2)〜(6)を満たす、上に凸の単調増加関数を用いることができる。
Figure 2009101972
式(2)〜(6)を満たす、上に凸の単調増加関数f(θh)としては、例えば次式(7)を用いることができる。
Figure 2009101972
式(7)において、afとbfは定数であり、次式(8)、(9)を満たす。
Figure 2009101972
操舵角θhが角度θ1を超えた後の切り増しのときには、操舵反力指令値Tp*が傾きK2の直線B上の値となるように、次式(10)により操舵反力指令値Tp*を演算する。
Figure 2009101972
このように、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*が特性線A’(第1の特性線)上にある場合に操舵角θhが特性線A’と特性線B(第2の特性線)との交点に相当する角度θ1に到達したときは、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*が特性線B上に移行し、操舵角θhの変化に対して操舵反力指令値Tp*が傾きK2で変化する。そして、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*が特性線A’上にある場合にハンドル22がその回転方向を変化させずに切り増し状態にあるときは、ハンドル22が切り増しされることで操舵角θhが増大して角度θ1に近づくにつれて、傾きK1の値が徐々に小さくなる。傾きK1の値は、操舵角θhが角度θ1に到達するまで徐々に小さくなり、操舵角θhが角度θ1に到達するときの傾きK1の値が直線Bの傾きK2と等しくなる。
操舵角θhが角度θ1より大きな角度θ2の状態からハンドル22が切り戻されてハンドル22の回転方向が変化したときには、図4に示す特性線(曲線)C上で特性線(傾きK2の直線)Dと交わる角度θ3に至るまで、操舵反力指令値Tp*を特性線C上の値となるように演算する。ここでの特性線Cは、図4に示すように、操舵角θhが角度θ2であるときの傾きK1の値が直線B,Dの傾きK2よりも大きく、操舵角θhが角度θ2から減少するにつれて傾きK1の値が徐々に小さくなり、操舵角θhが直線Dとの交点に相当する角度θ3に到達するときの傾きK1の値が直線Dの傾きK2と一致する(あるいはほぼ一致する)曲線である。この曲線Cとしては、例えば、曲線A’を原点中心に180°回転させて、横軸(θh方向)にa、縦軸(Tp方向)にbだけシフトさせた曲線を用いることができる。したがって、特性線Cを表す関数fc1(θh)として、例えば、下に凸の単調増加関数−f(−(θh−a))+bを用いることができ、次式(11)により操舵反力指令値Tp*を演算することができる。
Figure 2009101972
ここで、aとbは、次式(12)と次式(13)をそれぞれ満たす。
Figure 2009101972
式(12)と式(13)において、θ0は曲線A’が直線Dと交わる角度(図4参照)である。よって、式(13)中のf(θ0)は、次式(14)で表される。
Figure 2009101972
操舵角θhが角度θ3の状態からハンドル22がさらに切り戻されたときには、操舵反力指令値Tp*が傾きK2の直線D上の値となるように、次式(15)により操舵反力指令値Tp*を演算する。
Figure 2009101972
このように、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*が特性線B(第2の特性線)上にある場合にハンドル22の回転方向が変化したときは、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*が特性線C(第1の特性線)上に移行し、操舵角θhの変化に対して操舵反力指令値Tp*が特性線B,Dの傾きK2よりも大きい傾きK1で変化する(操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*の傾きが増大する)。そして、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*が特性線C上にある場合にハンドル22がその回転方向を変化させずに切り戻し状態にあるときは、ハンドル22が切り戻しされることで操舵角θhが減少して特性線Dとの交点に相当する角度θ3に近づくにつれて、傾きK1の値が徐々に小さくなる。傾きK1の値は、操舵角θhが角度θ3に到達するまで徐々に小さくなり、操舵角θhが角度θ3に到達するときの傾きK1の値が直線Dの傾きK2と等しくなる。そして、操舵角θhが角度θ3に到達した後は、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*が特性線D上に移行し、操舵角θhの変化に対して操舵反力指令値Tp*が傾きK2で変化する。ここでの傾きK2の特性線Bは、切り増し時の操舵反力特性に相当し、傾きK2の特性線Dは、切り戻し時の操舵反力特性に相当する。そして、傾きK1の特性線A,A’,Cは、クーロン摩擦に対応する操舵反力を与えるための操舵反力特性に相当する。傾きK1の値を大きくすることで、剛性(ばね定数)の高いばね要素によってクーロン摩擦を近似したヒステリシスを得ることができる。そして、操舵角θhと切り増し切り戻しの判定結果とに基づいて操舵反力指令値Tp*を設定することで、ヒステリシス特性における現在の状態(操舵角θh及び操舵反力Tpが特性線A,B,C,Dのどの位置にあるか)を的確に把握しながら、操舵速度に依存しないクーロン摩擦によるヒステリシス特性を再現することができる。
また、図5に示すように、操舵反力指令値Tp*が特性線A’上にある場合に、操舵角θhが角度θ1よりも小さな角度θ4の状態からハンドル22が切り戻されてハンドル22の回転方向が変化したときには、図5に示す特性線(曲線)C’上で特性線(傾きK2の直線)Dと交わる角度θ5に至るまで、操舵反力指令値Tp*を特性線C’上の値となるように演算する。ここでの特性線C’は、図5に示すように、操舵角θhが角度θ4であるときの傾きK1の値が直線B,Dの傾きK2よりも大きく、操舵角θhが角度θ4から減少するにつれて傾きK1の値が徐々に小さくなり、操舵角θhが直線Dとの交点に相当する角度θ5に到達するときの傾きK1の値が直線Dの傾きK2と一致する(あるいはほぼ一致する)曲線である。この曲線C’としては、例えば、曲線A’を原点中心に180°回転させて、横軸(θh方向)にc、縦軸(Tp方向)にdだけシフトさせた曲線を用いることができる。したがって、特性線C’を表す関数fc2(θh)として、例えば、下に凸の単調増加関数−f(−(θh−c))+dを用いることができ、次式(16)により操舵反力指令値Tp*を演算することができる。
Figure 2009101972
ここで、cとdは、次式(17)と次式(18)をそれぞれ満たす。
Figure 2009101972
式(17)と式(18)において、θ4’は曲線C’が直線Bと交わる角度(図5参照)である。曲線A’と曲線C’とが交わる角度がθ4であるから、次式(19)が成立する。
Figure 2009101972
式(19)に式(17)、式(18)、式(14)を代入すると、次式(20)が得られる。角度θ4’の値は、次式(20)を解くことによって得ることができる。
Figure 2009101972
また、図6に示すように、操舵反力指令値Tp*が特性線C上にある場合に、操舵角θhが角度θ2より小さく且つ角度θ3より大きい角度θ8の状態からハンドル22が切り増しされてハンドル22の回転方向が変化したときには、図6に示す特性線(曲線)A''上で特性線(傾きK2の直線)Bと交わる角度θ9に至るまで、操舵反力指令値Tp*を特性線A''上の値となるように演算する。ここでの特性線A''は、図6に示すように、操舵角θhが角度θ8であるときの傾きK1の値が直線B,Dの傾きK2よりも大きく、操舵角θhが角度θ8から増大するにつれて傾きK1の値が徐々に小さくなり、操舵角θhが直線Bとの交点に相当する角度θ9に到達するときの傾きK1の値が直線Bの傾きK2と一致する(あるいはほぼ一致する)曲線である。この曲線A''としては、例えば、曲線A’を横軸(θh方向)にg、縦軸(Tp方向)にhだけシフトさせた曲線を用いることができる。したがって、特性線A''を表す関数fa1(θh)として、例えば、上に凸の単調増加関数f(θh−g)+hを用いることができ、次式(21)により操舵反力指令値Tp*を演算することができる。
Figure 2009101972
ここで、gとhは、次式(22)と次式(23)をそれぞれ満たす。
Figure 2009101972
式(22)と式(23)において、θ8’は曲線A''が直線Dと交わる角度(図6参照)である。曲線A''と曲線C’とが交わる角度がθ8であるから、次式(24)が成立する。
Figure 2009101972
式(24)に式(22)、式(23)を代入すると、次式(25)が得られる。角度θ8’の値は、次式(25)を解くことによって得ることができる。
Figure 2009101972
このように、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*が特性線A''上にある場合にハンドル22がその回転方向を変化させずに切り増し状態にあるときは、ハンドル22が切り増しされることで操舵角θhが増大して特性線Bとの交点に相当する角度θ9に近づくにつれて、傾きK1の値が徐々に小さくなる。傾きK1の値は、操舵角θhが角度θ9に到達するまで徐々に小さくなり、操舵角θhが角度θ9に到達するときの傾きK1の値が直線Bの傾きK2と等しくなる。
また、図7に示すように、操舵反力指令値Tp*特性線D上にある場合に、操舵角θhが角度θ6の状態からハンドル22が切り増しされてハンドル22の回転方向が変化したときには、図7に示す特性線(曲線)A'''上で特性線(傾きK2の直線)Bと交わる角度θ7に至るまで、操舵反力指令値Tp*を特性線A'''上の値となるように演算する。つまり、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*が特性線D上から特性線A'''上に移行する。ここでの特性線A'''は、図7に示すように、操舵角θhが角度θ6であるときの傾きK1の値が直線B,Dの傾きK2よりも大きく、操舵角θhが角度θ6から増大するにつれて傾きK1の値が徐々に小さくなり、操舵角θhが直線Bとの交点に相当する角度θ7に到達するときの傾きK1の値が直線Bの傾きK2と一致する(あるいはほぼ一致する)曲線である。つまり、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*が特性線D上から特性線A'''上に移行するときには、操舵角θhに対する操舵反力指令値Tp*の傾きが増大する。この曲線A'''としては、例えば、曲線A’を横軸(θh方向)にi、縦軸(Tp方向)にjだけシフトさせた曲線を用いることができる。したがって、特性線A'''を表す関数fa2(θh)として、例えば、上に凸の単調増加関数f(θh−i)+jを用いることができ、次式(26)により操舵反力指令値Tp*を演算することができる。
Figure 2009101972
ここで、iとjは、次式(27)と次式(28)をそれぞれ満たす。
Figure 2009101972
以上説明した本実施形態では、操舵角θhに対する操舵反力Tpがヒステリシスを発生させるための第1の特性線(例えば特性線A,A’,A'',A''',C,C’)上にある場合に、ハンドル22がその回転方向を変化させずに回転して操舵角θhが第2の特性線(例えば特性線B,D)との交点に相当する角度(例えば角度θ1,θ3,θ5,θ7,θ9)に近づくにつれて、第1の特性線の傾きK1の値を徐々に小さくしている。これによって、操舵角θhと操舵反力Tpの関係にクーロン摩擦によるヒステリシスを発生させているときに、ハンドルとタイヤが機械的に接続された車の場合(図10参照)と同様に、操舵角θhの変化に対して操舵反力Tpを非線形に変化させることができる。そして、操舵角θhに対する操舵反力Tpが第1の特性線上から第2の特性上に移行するときに、操舵角θhに対する操舵反力Tpの傾きが急激に変化するのを抑制することができる。したがって、ハンドル22を操作する操作者の操舵感に違和感が生じるのを防止することができ、操作者の操舵感を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、操舵角θhに対する操舵反力Tpが第1の特性線上にある場合に、操舵角θhが第2の特性線との交点に相当する角度に到達するときの傾きK1を傾きK2と一致させている。これによって、操舵角θhと操舵反力Tpの関係にクーロン摩擦によるヒステリシスを発生させてから操舵反力Tpが第1の特性線上から第2の特性上に移行するときに、操舵反力Tpをより滑らかに変化させることができる。したがって、より滑らかな操舵感を得ることができる。
なお、以上の説明では、説明の容易のために、車速Vを考慮せずに操舵反力指令値Tp*を演算するものとした。ただし、実施形態に係る操舵装置20では、図3〜7における特性線A,A’,A'',A''',C,C’の傾きK1や特性線B,Dの傾きK2、及び切片T0,−T0を車速Vに応じて変更するものとして操舵反力指令値Tp*を演算することができる。また、傾きK2についても、必ずしも一定値である必要はなく、操舵角θhに応じて変化させることも可能である。
また、実施形態に係る操舵装置20では、演算した操舵反力指令値Tp*に基づいて反力モータ40を駆動制御するものとしたが、図8に例示する制御ブロックに示すように、操舵角θhの時間微分である操舵角速度にダンパゲインを乗じた値を操舵反力指令値Tp*に加算し、この値に基づいて反力モータ40を駆動制御するものとしてもよい。こうすれば、ハンドル22から手を離したときの平衡点への収束特性を向上させることができる。
また、実施形態に係る操舵装置20では、反力モータ40のトルクによりハンドル22に操舵反力を与えるものとしたが、モータ以外のアクチュエータを用いてハンドル22に操舵反力を与えることもできる。
以上の実施形態の説明では、本発明を車載用の操舵装置20に適用した場合について説明した。ただし、本発明をドライビングシミュレータ等において用いられる操舵反力模擬装置に適用することも可能である。その場合は、以上説明したハンドル22と操舵角センサ24と反力モータ40と電子制御ユニット50とを含んで実施形態に係る操舵反力模擬装置を構成することができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明の実施形態に係る操舵装置20の概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る操舵装置20の電子制御ユニット50が操舵反力指令値Tp*を演算する操舵反力指令値演算ブロック60として動作するときの制御ブロックを例示する説明図である。 操舵角θhと操舵反力Tpとの関係の一例を示す説明図である。 操舵角θhから操舵反力指令値Tp*が演算される様子を説明する説明図である。 操舵角θhから操舵反力指令値Tp*が演算される様子を説明する説明図である。 操舵角θhから操舵反力指令値Tp*が演算される様子を説明する説明図である。 操舵角θhから操舵反力指令値Tp*が演算される様子を説明する説明図である。 変形例の制御ブロックの一例を示す説明図である。 従来例における操舵角θhと操舵反力Tpとの関係の一例を示す説明図である。 ハンドルとタイヤが機械的に接続された車において、操舵角θhに対する操舵反力Tpの特性を測定した結果を示す図である。
符号の説明
20 操舵装置、22 ハンドル、24 操舵角センサ、26 トルクセンサ、30,32 操舵輪、34 減速機、36 ラック、40 反力モータ、42 転舵モータ、50 電子制御ユニット、52 CPU、54 ROM、56 RAM、58 車速センサ、60 操舵反力指令値演算ブロック、62 切り増し切り戻し判定部、66 操舵反力指令値演算部。

Claims (6)

  1. ハンドルの操作に応じた操舵反力を出力する操舵装置であって、
    前記ハンドルの操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    該検出した操舵角に基づいてハンドルの切り増しと切り戻しとを判定する切増切戻判定手段と、
    前記切増切戻判定手段による判定結果と前記検出された操舵角とに基づいてヒステリシス特性をもって目標操舵反力を設定する目標操舵反力設定手段と、
    該設定された目標操舵反力が出力されるよう操舵反力を出力する操舵反力出力手段と、
    を備え、
    前記ヒステリシス特性は、
    操舵角の変化に対して操舵反力が第1の傾きで変化する第1の特性と、操舵角の変化に対して操舵反力が第2の傾きで変化する第2の特性と、を含み、
    操舵角に対する操舵反力が前記第2の特性上にある場合にハンドルの回転方向が変化したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きよりも大きい第1の傾きで変化し、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に操舵角が前記第2の特性との交点に相当する角度に到達したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きで変化する特性であり、
    前記目標操舵反力設定手段は、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に、ハンドルがその回転方向を変化させずに回転するにつれて前記第1の傾きを徐々に小さくする、操舵装置。
  2. 請求項1に記載の操舵装置であって、
    前記目標操舵反力設定手段は、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に、操舵角が前記第2の特性との交点に相当する角度に到達するときの第1の傾きを前記第2の傾きと略一致させる、操舵装置。
  3. 請求項1または2に記載の操舵装置であって、
    前記目標操舵反力設定手段は、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合にハンドルが切り増し状態にあるときは、ハンドルが切り増しされるにつれて前記第1の傾きを徐々に小さくする、操舵装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載の操舵装置であって、
    前記目標操舵反力設定手段は、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合にハンドルが切り戻し状態にあるときは、ハンドルが切り戻しされるにつれて前記第1の傾きを徐々に小さくする、操舵装置。
  5. ハンドルの操作に応じた操舵反力を出力する操舵反力模擬装置であって、
    前記ハンドルの操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    該検出した操舵角に基づいてハンドルの切り増しと切り戻しとを判定する切増切戻判定手段と、
    前記切増切戻判定手段による判定結果と前記検出された操舵角とに基づいてヒステリシス特性をもって目標操舵反力を設定する目標操舵反力設定手段と、
    該設定された目標操舵反力が出力されるよう操舵反力を出力する操舵反力出力手段と、
    を備え、
    前記ヒステリシス特性は、
    操舵角の変化に対して操舵反力が第1の傾きで変化する第1の特性と、操舵角の変化に対して操舵反力が第2の傾きで変化する第2の特性と、を含み、
    操舵角に対する操舵反力が前記第2の特性上にある場合にハンドルの回転方向が変化したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きよりも大きい第1の傾きで変化し、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に操舵角が前記第2の特性との交点に相当する角度に到達したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きで変化する特性であり、
    前記目標操舵反力設定手段は、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に、ハンドルがその回転方向を変化させずに回転するにつれて前記第1の傾きを徐々に小さくする、操舵反力模擬装置。
  6. ハンドルの操作に応じた操舵反力を設定する操舵反力設定方法であって、
    前記ハンドルの操舵角に基づいてハンドルの切り増しか切り戻しかを判定し、
    該判定結果と前記ハンドルの操舵角とに基づいてヒステリシス特性をもって操舵反力を設定する操舵反力設定方法において、
    前記ヒステリシス特性は、
    操舵角の変化に対して操舵反力が第1の傾きで変化する第1の特性と、操舵角の変化に対して操舵反力が第2の傾きで変化する第2の特性と、を含み、
    操舵角に対する操舵反力が前記第2の特性上にある場合にハンドルの回転方向が変化したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きよりも大きい第1の傾きで変化し、操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に操舵角が前記第2の特性との交点に相当する角度に到達したときは、操舵角の変化に対して操舵反力が前記第2の傾きで変化する特性であり、
    操舵角に対する操舵反力が前記第1の特性上にある場合に、ハンドルがその回転方向を変化させずに回転するにつれて前記第1の傾きを徐々に小さくする、操舵反力設定方法。
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