JP2009198012A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】熱交換器のシールド板の外れを防止する。
【解決手段】筐体上部の吸込口7と、同筐体下部の吹出口8とを結ぶ送風経路13に、着脱自在な複数のエアーフィルタ10と、前記送風経路の前面および背面にそれぞれ対向するように分割形成された逆V字形の熱交換器4と、熱交換された空気を送出する送風ファン5等を配置すると共に、前記熱交換器の分割面の、前記前側熱交換器と後側熱交換器の間を閉じるシールド板18を設けてなる空気調和機の室内ユニットに於いて、前記エアーフィルタが接触するシールド板の横方向の略中央にはシールド板外れ防止用のリブ21を形成したものである。
【選択図】図2
【解決手段】筐体上部の吸込口7と、同筐体下部の吹出口8とを結ぶ送風経路13に、着脱自在な複数のエアーフィルタ10と、前記送風経路の前面および背面にそれぞれ対向するように分割形成された逆V字形の熱交換器4と、熱交換された空気を送出する送風ファン5等を配置すると共に、前記熱交換器の分割面の、前記前側熱交換器と後側熱交換器の間を閉じるシールド板18を設けてなる空気調和機の室内ユニットに於いて、前記エアーフィルタが接触するシールド板の横方向の略中央にはシールド板外れ防止用のリブ21を形成したものである。
【選択図】図2
Description
この発明は家庭用でセパレート式の空気調和機の室内ユニットに関する。
空気調和機の室内ユニットの筐体は、本体と、この本体に着脱可能に被せられる前面カバーとで構成されており、この筐体の上部には室内空気を取り込むための吸込口が設けられ、前面下部には熱交換された空気を室内に送出するための吹出口が形成されている。これら吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路内には、吸込口寄りに着脱自在に設けられたエアーフィルタと、前記本体側と前面カバーにそれぞれ対向するように分割形成された逆V字形の熱交換器と、この熱交換器の下部に配置された送風機(クロスフローファン)等があり、熱交換器により熱交換された空気は送風機によって室内に送出されるようになっている。また、熱交換器の分割面にはエアーフィルタを案内するフィルターガイド部を備えたシールド板を設けてエアーフィルタが熱交換器のフィンに触れるのを防止し、エアーフィルタの着脱が容易にできるようにすると共に、熱交換に役立たない空気の通過を防止するようにしている。(例えば特許文献1参照)
実用新案登録第2532441号公報
ところでこの従来のものは、通常の使用では問題ないが、流通段階での輸送時等に強い衝撃が梱包状態の製品に加えられた場合、前側熱交換器と後側熱交換器を接続するシールド板が外れてしまうことで、熱交換器を通過しない空気が多くなり熱交換効率が低下する問題があった。
また、通風経路に熱交換しない空気の層ができることで、送風経路に部分的に結露が発生して吹出口から飛び出すような水漏れクレームが発生する問題があった。
また、通風経路に熱交換しない空気の層ができることで、送風経路に部分的に結露が発生して吹出口から飛び出すような水漏れクレームが発生する問題があった。
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、筐体上部の吸込口と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ送風通路に、着脱自在な複数のエアーフィルタと、前記送風通路の前面および背面にそれぞれ対向するように分割形成された逆V字形の熱交換器と、熱交換された空気を送出する送風ファン等を配置すると共に、前記熱交換器の分割面に、前記前側熱交換器と後側熱交換器の間を閉じるシールド板を設けてなる空気調和機の室内ユニットに於いて、前記エアーフィルタが接触するシールド板の横方向の略中央にはシールド板外れ防止用のリブを形成したものである。
この発明によれば、流通段階での輸送時等に強い衝撃が梱包状態の製品に加えられた場合でも、シールド板に備えたリブによってシールド板が外れることがなくなることで、熱交換効率の低下や吹出口から結露水が飛び出すようなことが防止されるものである。
次に、この発明に係る空気調和機を図面に示された一実施例で説明する。1はセパレート式空気調和機の室内ユニットで、本体ベース2と前方の前面パネル3によって筐体を形成し、この筐体内には熱交換器4と送風ファン5等を備えている。
前記前面パネル3の更に前面は着脱自在のオープンパネル6によって覆われている。
前記前面パネル3の更に前面は着脱自在のオープンパネル6によって覆われている。
また前面パネル3は上面に上吸込口7を、底面に吹出口8を備え、前記オープンパネル6の前面上部に前吸込口9を設けている。
前記吸込口7・9の内側には網目状で着脱自在のエアーフィルタ10を左右1対備え、吸込空気に含まれる埃を取り除くものである。
前記熱交換器4はオープンパネル6に対向する前側熱交換器11と、上吸込口7から本体ベース2に向かって傾斜して配置された後側熱交換器12とから成るものである。
前記吸込口7・9の内側には網目状で着脱自在のエアーフィルタ10を左右1対備え、吸込空気に含まれる埃を取り除くものである。
前記熱交換器4はオープンパネル6に対向する前側熱交換器11と、上吸込口7から本体ベース2に向かって傾斜して配置された後側熱交換器12とから成るものである。
前記前側熱交換器11は左エンドプレート11aと右エンドプレート11bの間に多数のアルミニウム薄板11cに銅パイプ11dを貫通した後、この銅パイプの拡管と銅パイプ端部の溶接を行い形成するフィンチューブ式の熱交換器を使用するものであり、冷房運転時には蒸発器として低温になり、暖房運転時には凝縮器として高温となるものである。
前記後側熱交換器12も左エンドプレート12aと右エンドプレート12bの間に多数のアルミニウム薄板12cに銅パイプ12dを貫通した後、この銅パイプの拡管と銅パイプ端部の溶接を行い形成するフィンチューブ式の熱交換器を使用するものである。
前記後側熱交換器12も左エンドプレート12aと右エンドプレート12bの間に多数のアルミニウム薄板12cに銅パイプ12dを貫通した後、この銅パイプの拡管と銅パイプ端部の溶接を行い形成するフィンチューブ式の熱交換器を使用するものである。
また前記前側熱交換器11の後側下方で右エンドプレート11bに設けた下舌部11fと後側熱交換器12の前側下方に設けた下舌部12fに設けた取付穴に右側方向より樹脂製の右取付板(図示せず)がネジ止めにて固定されている。
前記送風ファン5はクロスフローファンで、それぞれの熱交換器11・12の内側に配置され、前記吸込口7・8とエアーフィルタ10と熱交換器4と送風ファン5を連通して送風経路13を形成している。
前記送風ファン5はクロスフローファンで、それぞれの熱交換器11・12の内側に配置され、前記吸込口7・8とエアーフィルタ10と熱交換器4と送風ファン5を連通して送風経路13を形成している。
前記本体ベース2の後側熱交換器12下方には結露水を集めて排水する背面ドレンパン14と、この背面ドレンパン14と送風ファン5の送風をスムーズに吹出口8へ導くケーシング15を一体に設けている。
16は前記前側熱交換器11の下方に備えた前部ドレンパンで、結露水を集めるために断面U字形に形成され、前記背面ドレンパン14からの結露水を受けるために、左右の両端は背面ドレンパン14に向かって延長されている。前記前部ドレンパン22の底面はケーシング15に対向して送風ファン5のエアーガイダー17を一体に設け、ケーシング15との間に前記送風経路13を形成している。
16は前記前側熱交換器11の下方に備えた前部ドレンパンで、結露水を集めるために断面U字形に形成され、前記背面ドレンパン14からの結露水を受けるために、左右の両端は背面ドレンパン14に向かって延長されている。前記前部ドレンパン22の底面はケーシング15に対向して送風ファン5のエアーガイダー17を一体に設け、ケーシング15との間に前記送風経路13を形成している。
18は逆V字型に配置された、前記前側熱交換器11と後側熱交換器12の上部を閉塞するシールド板で、二つの熱交換器の間が開放されて熱交換されない空気が通過し、熱交換率を低下させるので、この無駄な空気の通過を防止するためのシールド板18を設けている。このシールド板18は樹脂成形品で、上部にはエアーフィルタ10を案内し、下部には熱交換器4のアルミニウム薄板11c・12cに挿通されている銅パイプ11d・12dに係止させるための複数の係止片20が所定の間隔で両側に設けられている。これら係止片20はアルミニウム薄板どおし間の隙間に挿入されるため厚みにも制限があり約1mm程度となっている。
図4に示すように、前記リブ21と前面パネル3内面の隙間寸法bを、リブ21に対応する係止片20の銅管係止寸法aよりも小さくすることで、シールド板18の外れを防止するものである。
さらに、このシールド板18の横方向の略中央には外れ防止用のリブ21が設けられ、このリブ21は左右に摺動自在に装着するエアーフィルタ10の着脱の妨げにならない位置に形成され、前面パネル3上部と熱交換器4の隙間寸法と前記リブ21の高さを略同一としたことで、流通段階での輸送時等に強い衝撃が梱包状態の製品に加えられた場合でも、シールド板18の係止片20が外れて、前後の熱交換器11・12の間に隙間が出来て、熱交換器4を通過しない空気が多くなり熱交換効率が低下したり、送風経路13に熱交換しない空気の層ができることで、送風経路13に部分的に結露が発生して吹出口8から飛び出すような水漏れクレームが発生することがなくなるものである。
また、リブ21は中央だけでなくシールド板18の左右端に設ければ、更にシールド板18の外れにくくするものである。
また、リブ21は中央だけでなくシールド板18の左右端に設ければ、更にシールド板18の外れにくくするものである。
また、前記複数の係止片20で前後の熱交換器11・12を固定することにより、熱交換器製造時に発生した熱交換器の厚さ方向の歪みを矯正することで、組み付け寸法の管理が容易になるものである。
22は上下風向板で上下の送風方向を調節し、運転停止時には自動的にルーバモータ(図示せず)にて吹出口8を閉じるものである。
22は上下風向板で上下の送風方向を調節し、運転停止時には自動的にルーバモータ(図示せず)にて吹出口8を閉じるものである。
このように、流通段階での輸送時等に強い衝撃が梱包状態の製品に加えられた場合でも、シールド板に備えたリブによってシールド板が外れることがなくなることで、熱交換効率の低下や吹出口から結露水が飛び出すようなことが防止されるものである。
2 本体ベース
3 前面パネル
10 エアーフィルタ
11 前側熱交換器
12 後側熱交換器
18 シールド板
20 係止片
21 リブ
3 前面パネル
10 エアーフィルタ
11 前側熱交換器
12 後側熱交換器
18 シールド板
20 係止片
21 リブ
Claims (2)
- 筐体上部の吸込口と、同筐体下部の吹出口とを結ぶ送風通路に、着脱自在な複数のエアーフィルタと、前記送風通路の前面および背面にそれぞれ対向するように分割形成された逆V字形の熱交換器と、熱交換された空気を送出する送風ファン等を配置すると共に、前記熱交換器の分割面に、前記前側熱交換器と後側熱交換器の間を閉じるシールド板を設けてなる空気調和機の室内ユニットに於いて、前記エアーフィルタが接触するシールド板の横方向の略中央にはシールド板外れ防止用のリブを形成したことを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
- 前記筐体上部と熱交換器の隙間寸法と前記リブの高さを略同一としたことを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008036792A JP2009198012A (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 空気調和機の室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008036792A JP2009198012A (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 空気調和機の室内ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009198012A true JP2009198012A (ja) | 2009-09-03 |
Family
ID=41141706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008036792A Pending JP2009198012A (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 空気調和機の室内ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009198012A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014070818A (ja) * | 2012-09-28 | 2014-04-21 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置 |
JP2015021700A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
JP2016008730A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 株式会社富士通ゼネラル | ダクト型空気調和機 |
JP2016133284A (ja) * | 2015-01-21 | 2016-07-25 | ダイキン工業株式会社 | 空調室内機 |
EP3012541A3 (en) * | 2014-07-31 | 2016-08-10 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Air conditioner indoor unit |
-
2008
- 2008-02-19 JP JP2008036792A patent/JP2009198012A/ja active Pending
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JP2015021700A (ja) * | 2013-07-23 | 2015-02-02 | パナソニック株式会社 | 空気調和機 |
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