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JP2009146548A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

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JP2009146548A JP2007325383A JP2007325383A JP2009146548A JP 2009146548 A JP2009146548 A JP 2009146548A JP 2007325383 A JP2007325383 A JP 2007325383A JP 2007325383 A JP2007325383 A JP 2007325383A JP 2009146548 A JP2009146548 A JP 2009146548A
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政信 白川
Toshio Yamamura
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Abstract

【課題】特定領域の信頼性確保を可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイのユーザーアクセス可能領域内で高い信頼性が要求される特定領域の良/不良情報を保持するレジスタと、前記特定領域が不良であってかつこれがアクセスされたとき、前記レジスタの良/不良情報に基づいて内部的に前記ユーザーアクセス可能領域内でバックアップ領域をアクセスし、前記特定領域が不良であってかつ前記バックアップ領域がアクセスされたとき、前記レジスタの良/不良情報に基づいて内部的に前記特定領域をアクセスするように、内部アドレス変換をアドレス変換回路と、を有する。
【選択図】図1

Description

この発明は、電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)に係り、特に特定領域の高信頼性化を図ったEEPROMに関する。
EEPROMの一つとして、NAND型フラッシュメモリが知られている。NANDフラッシュメモリでは通常、特定アドレスのブロックを有効なブロック(不良でないブロック)であることを保証することが必要となる。例えば、メモリコントローラの制御データを保持するコントローラ用ブロックである。
NANDフラッシュメモリは不揮発性メモリであり、コントローラで使用する制御データの一部をNANDフラッシュメモリの特定ブロックに保存することで、コントローラの低コスト化を実現している。そのコントローラ用ブロックが不良の場合に、そのメモリチップを不良チップとすると、製品歩留まりは低いものとなってしまう。
以下では、複数のブロックのうち、上述のように特に有効であることを保証すべき特定ブロックを、“保証ブロック”と称する。
一方、NAND型フラッシュメモリは、全ブロックのうち、一定数以下の不良を許容することにより、歩留まりを上げている。つまり、ブロック数は、ユーザーに保証する容量分のブロック数+許容不良ブロック数で決定される。
不良ブロックが発生した場合の対処方法としては、代表的に次の二つが知られている。
(1)ブロックリダンダンシィ方式(例えば、特許文献1参照)
この方式は、2のべき乗のユーザーブロックとは別に、冗長ブロックを持ち、出荷前の製品テストにおいて、ユーザーブロックが不良の場合に冗長ブロックでの置き換えを行う。あるユーザーブロックが不良で、リダンダンシィ救済された場合、このユーザーブロックのアドレスにアクセスすると、実際には置き換え先の冗長ブロックにアクセスすることになる。
このような不良アドレス置換制御を行うことによって、ユーザーからは、常に2のべき乗のブロックのみ認識される。ユーザーは冗長ブロックを直接アクセスすることはできない。
この方式では、許容不良ブロック数が冗長ブロック数よりも小さい場合、つまり、冗長ブロックに空きがあるうちは、不良ブロックの検出ごとに置き換えを実行する。冗長ブロックに空きがなくなってから検出された不良ブロックについては、不良ブロック処理を行うため、ロウデコーダ内に不良ブロックフラグをセットするのみで、置き換えを行わない。
この方式の場合、保証ブロックを優先的にテストして、もし不良であればリダンダンシィ救済することにより、実質的に保証ブロックを良ブロックとして確保することができる。
しかしこの方式は、冗長ブロック数を増やすとその冗長ブロックによる面積増加以外に、不良ブロックアドレスを保持するレジスタやアドレス置換回路が必要になり、面積の増加が大きく、チップ面積を少しでも小さくしたい場合には不利である。また、複雑な置換制御が必要となる。
(2)拡張ブロック方式(例えば特許文献2参照)
この方式は、冗長ブロックの代わりに、2のべき乗のユーザーブロックのほかに、複数個の追加ブロックを備える。追加ブロックは、ユーザーに保証する容量分のブロック数とユーザーブロックの不良の発生率などから必要な個数が算出されるが、これらのブロックはすべて、ユーザーアクセス可能領域とする。但し全ブロック数が2のべき乗でないため、空虚ブロックアドレス(ブランクアドレス)が存在する。
この方式でも、出荷前の製品テストにおいて、不良ブロックが検出されると、不良ブロック処理を行うため、ロウデコーダ内に不良ブロックフラグをセットする。
この方式のメリットは、ブランクアドレスのケアをしていれば、ブロック数を増やした場合でも、リダンダンシー方式と異なりブロック増加分以外の面積増加がなく、制御も容易である。セルアレイの微細化が進み、1チップあたりのブロック数が増加し、許容するべき不良ブロック数も増加するという状況では、こちらの方式が有効である。
しかしこの方式では、保証ブロックが不良の場合にこれを救済しないと、そのチップは不良チップになってしまい、製品歩留まりが悪くなる。
特開2007−179594号公報 特開2005−216345号公報
この発明は、特定領域の信頼性確保を可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様による不揮発性半導体記憶装置は、
電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイのユーザーアクセス可能領域内で高い信頼性が要求される特定領域の良/不良情報を保持するレジスタと、
前記特定領域が不良であってかつこれがアクセスされたとき、前記レジスタの良/不良情報に基づいて内部的に前記ユーザーアクセス可能領域内でバックアップ領域をアクセスし、前記特定領域が不良であってかつ前記バックアップ領域がアクセスされたとき、前記レジスタの良/不良情報に基づいて内部的に前記特定領域をアクセスするように、内部アドレス変換をアドレス変換回路と、
を有することを特徴とする。
この発明によれば、特定領域の信頼性確保を可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
背景技術において説明した拡張ブロック方式において、保証ブロックの信頼性を確保するために考えられることは、保証ブロックに専用のバックアップブロックを持たせることである。例えば、出荷前の製品テストにおいて、保証ブロックの良/不良情報をROMフューズ領域に持たせ、保証ブロックが不良の場合には、内部的にバックアップブロックにアクセスされるようにする。または、バックアップブロックの良/不良情報をROMフューズ領域に持たせて、バックアップブロックが不良の場合に、保証ブロックがアクセスされるようにする。
この方式では、保証ブロックとバックアップブロックの両方が不良でなければ、保証ブロックは有効になり、歩留まりは向上する。しかし、保証ブロックとバックアップブロックがともに良ブロックのとき、そのどちらかは未使用ブロックとなり、無駄になってしまうという難点がある。
この発明の実施の形態では、この点を改良して、ユーザーアクセス可能領域内にバックアップブロックを設定するだけでなく、保証ブロックとバックアップブロックが共に良ブロックである場合にもこれらを無駄にすることなくアクセス可能とする。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、一実施の形態によるNAND型フラッシュメモリの機能ブロック構成を示し、図2はそのメモリセルアレイ1の構成を示している。
メモリセルアレイ1は、NANDセルユニット(NANDストリング)NUをマトリクス配列して構成されている。各NANDセルユニットNUは、複数個(図2の例では32個)直列接続された電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルM0−M31と、その両端をそれぞれビット線BLとソース線CELSRCに接続するための選択ゲートトランジスタS1及びS2を有する。
NANDセルユニット内のメモリセルの制御ゲートは異なるワード線WL0−WL31に接続される。選択ゲートトランジスタS1,S2のゲートはそれぞれ選択ゲート線SGS,SGDに接続される。
ワード線WL0−WL31を共有するNANDセルユニットの集合は、データ消去の単位となるブロックを構成する。図2に示すように、ビット線方向に複数のブロックBLK0,BLK1,…が配置される。
プリデコーダ5及びロウデコーダ4は、アドレスバッファ9を介して送られるロウアドレスをデコードしてワード線及び選択ゲート線を選択駆動する。ロウデコーダ4には、図3に示すように、不良ブロックフラグを保持するためのラッチLATが備えられている。出荷前のテストにおいて不良と判定されたブロック対応のロウデコーダには不良ブロックフラグが立てられ、そのブロックがアクセスされたとき、それが不良であることを指示するようになっている。
センスアンプ回路2は、ビット線に接続されてページ単位のデータ読み出しを行うと共に、1ページの書き込みデータを保持するデータレジスタを兼ねる。図2の例では、隣接する二つのビット線BLe,BLoが一つのセンスアンプSAを共有する方式を用いている。隣接する二つのビット線BLe,BLoは、カラムデコーダ3により制御されるカラムゲート回路2aにより選択的にセンスアンプSAに接続される。
1ワード線に沿って配列されたメモリセルの集合は、同時にアクセスされる1セクタを構成する。図2に示す隣接する2ビット線がセンスアンプを共有する方式では、1ワード線に沿ったメモリセルの集合は、2セクタを構成する。2値記憶方式の場合は、1セクタが1ページとなり、4値記憶方式の場合には、1セクタが2ページ(上位ページと下位ページ)となる。
センスアンプ回路2と外部入出力端子I/Oとの間のデータ授受は、I/Oバッファ10を介して行われる。
内部制御回路8は、メモリチップの外に配置されるメモリコントローラ(外部コントローラ)を介して供給される各種外部制御信号とコマンドCMDに基づいて、データ書き込み及び消去のシーケンス制御及び読み出しの動作制御を行う。
内部電圧発生回路7は、制御回路8により制御されて、書き込み、消去及び読み出しの動作に必要な各種内部電圧を発生するもので、電源電圧より高い内部電圧を発生するために昇圧回路が用いられる。
メモリセルアレイ1では、後に説明するように、特定の一ないし複数のブロックが保証ブロックとして設定される。そして、出荷前のテストにおいて、保証ブロックの良/不良情報を検出し、これがメモリセルアレイ1の特定情報登録領域(以下、ROMフューズ領域という)1aに書かれる。電源を投入すると、パワーオンリセット回路8が動作して、内部制御回路6が自動的にROMフューズ領域1aの保証ブロック良/不良情報を読み出して、これをレジスタ回路11に転送格納する。
保証ブロック置換回路12は、このレジスタ回路11の保証ブロック良/不良情報に基づいて、保証ブロックが不良であってかつこれがアクセスされたとき、これを内部的にバックアップブロックをアクセスし、また保証ブロックが不良であってバックアップブロックがアクセスされたときには内部的に保証ブロックをアクセスする、というアドレス変換制御を行うアドレス変換回路である。
具体的にこの保証ブロックのアドレス変換制御について説明する。メモリセルアレイ1はここでは、ユーザーアクセス可能領域として、図4に示すように、2の11乗=2048のブロックBLK0-2047と、32個の追加(拡張)ブロックExBLK0-31を持つものとする。
このようなブロック構成において、先頭ブロックアドレスのブロックBLK0と、拡張ブロックを除いた最終ブロックアドレスBAのブロックBLK2047を保証ブロックとし、それぞれが不良である場合の置き換え先のブロックとして、ブロックBLK15とBLK1023を選択するものとする。
この実施の形態のフラッシュメモリは、不良ブロックを冗長ブロックに置き換えることはしない。即ち従来の冗長ブロックにあたる拡張ブロック部分にもブロックアドレスを割り当ててユーザーアクセス可能領域として、これを外部例えば制御エンジンにより管理する。不良ブロックがある場合には、例えば制御エンジンがそれを検知し、その不良ブロックに対しての消去・書き込みを行わない(使用しない)。この例では、32個の不良ブロックが発生しても、2048ブロック分の記憶容量が確保できる。
前述のように、この実施の形態のフラッシュメモリに対し、出荷前にテストにおいて、保証ブロックの良/不良情報を求めて、これをROMフューズ領域1aに格納しておき、これがパワーオンリセット動作で読み出されてレジスタ回路11に保持される。
保証ブロックBLK0が正常であれば、保証ブロックBLK0もそのバックアップ用ブロックBLK15もそのままアクセス可能である。保証ブロックBLK0が不良の場合には、レジスタ回路11の情報に基づいて、保証ブロック置換回路12により、保証ブロックBLK0に代わってブロックBLK15がアクセスされ、またブロックBLK15がアクセスされた場合には保証ブロックBLK0がアクセスされるように、ブロック変換制御がなされる。但し保証ブロックBLK0はロウデコーダ4に不良ブロックフラグが立っているので、実際には書き込みや消去はできず、他の正常ブロックへのアクセスを行うことになる。
保証ブロックBLK2047とそのバックアップ用ブロックBLK1023の間でも、保証ブロックBLK2047が不良の場合に同様の置換制御が行われる。
図5は、保証ブロック置換回路12の具体構成例を示している。保証ブロック置換回路12は、アドレスバッファ11を介して供給されたロウアドレスから保証ブロックBLK0,BLK2047がアクセスされたことを検知するブロックアドレスモニター回路MON1,MON3を有する。更にバックアップ用ブロックBLK15,BLK1023がアクセスされたことを検知するためのブロックアドレスモニター回路MON2,MON4を有する。
モニター回路MON1は、図6及び図7に示すように、ブロックアドレスの12ビットBA[0]〜[11]がオール“L”(=Vss)であることを検知して、ブロックアドレス(BlockAddress)0の検知信号Block0_Hitを出力する。モニター回路MON2は、BA[0]〜[3]が“L”、残りが“H”(=Vdd)であることを検知して、BlockAddress15の検知信号Block15_Hitを出力する。以下同様に、モニター回路MON3,MON4はそれぞれ、BlockAddress2047,BlockAddress1023を検知してヒット信号Block2047_Hit,Block1023_Hitを出す。
モニター回路MON1,MON2の出力により活性化されるANDゲートG1,G2には、レジスタ11から保証ブロックBlock0の良/不良情報Block0FAILが入る。同様に、モニターMON3,MON4の出力により活性化されるANDゲートG3,G4には、レジスタ回路11から保証ブロックBlock2047の良/不良情報Block2047FAILが入る。これらの情報信号Bloc0FAIL,Block2047FAILは、不良の場合に“H”である。
一方、ゲートG1−G4の出力によりそれぞれ制御されてアドレス切り替えを行うためのセレクタSEL1−SEL4が配置されている。
例えば、保証ブロックBlock0が不良の場合、これがアクセスされたときには、モニター信号Block0_Hitと不良情報Block0FAILによりゲートG1の出力が“H”となる。これを受けて、セレクタSEL1において、入力されたアドレスに代わって、バックアップ用Block15のブロックアドレスが選択される。Block15対応のロウデコーダには不良ブロックフラグがセットされていないので、そのままBlock15がアクセスされる。即ち、外部的にはブロックアドレス0(不良)を指定したにもかかわらず、実質良ブロックとしてアクセスできたことになる。
また、Block0が不良の場合で、バックアップ用ブロックBlock15がアクセスされたときは、モニター信号Block15_Hitと不良情報Block0FAILによりゲートG2の出力が“H”となり、セレクタSEL2において、入力されたアドレスに代わって、保証ブロックBlock0のブロックアドレスが選択される。いまの場合、保証ブロックBlock0は不良であって、対応するロウデコーダには不良ブロックフラグが設定されており、書き込み/読み出し/消去動作をしないブロックとして適切に処理(他のシーケンスに悪影響を与えないように)されることになる。
保証ブロックBlock2047が不良の場合も同様に、セレクタSEL3,SEL4によりBlock2047,Block1023の間のアドレス置換制御が行われる。
以上のようにこの実施の形態によれば、保証ブロックに対してバックアップブロックを設定することで、実質的に保証ブロックの信頼性を高いものとすることができる。しかも、保証ブロックとバックアップブロックが共に良ブロックである場合にも、それらの両方を無駄にせず使用することができる。また、拡張ブロック方式を採用することにより、冗長ブロック方式の場合と比べて面積増大を抑えることができる。
ところで、BIST(Built-In Self Test)において、テスタが各ブロックの良/不良判定を行うためには、保証ブロック置換回路12を無効とするモードがあることが望ましい。前述のように、もし先頭ブロックBlock0が保証ブロックであってテストの結果これが不良と判定され、そのテスト結果を受けて保証ブロック置換回路12のアドレス置換機能が有効になると、その後ブロックBlock15のテストを行おうとしても、アドレス変換の結果としてブロックBlock0をアクセスすることになり、再度不良と判定されるという結果を来たすことになる。
このような事態を避けるためには、例えば図8に示すように、レジスタ回路11内に良/不良情報Block0FAIL,Block2047FAILを保持するレジスタREG1,REG2とは別に、保証ブロック置換回路12のアドレス置換機能の有効/無効を設定する信号ENBを出力できるレジスタREG3を備える。この信号ENBは、良/不良情報Block0FAIL,Block2047FAILが入力されるANDゲートG1−G4に共通に入力されるものとし、テスト時にはENB=“L”として、保証ブロック置換回路12の機能を無効にする。具体的には入力アドレスをそのままスルーする状態に設定する。通常時は、ENB=“H”として、保証ブロック置換回路12を有効とする。
このようにすれば、先頭ブロックBlock0から順次テストを行うものとして、先頭ブロックBlock0の良否に拘わらず、バックアップ用ブロックBlock15をテストすることが可能となる。
その他の各種テストや不良解析等において、実際にどの物理アドレスにアクセスしているのかをテスタに知らせるためには、同様に保証ブロック置換回路12の機能を無効にしておくことが都合がよい場合がある。
なお保証ブロックはアクセスしやすいことが望ましい。この意味から、上記実施の形態のBLK0やBLK2047の他に保証ブロックとして選択するに好ましいブロックとして、BLK1や拡張ブロック領域の最終ブロックExBLK31を挙げることができる。ここに例示したブロックの一乃至複数個を保証ブロックとして用いればよい。
また上記実施の形態では、一つの保証ブロックについて一つのバックアップブロックを用意したが、複数のバックアップ用ブロックを用意することもできる。この場合、保証ブロックが不良であり、第1候補のバックアップ用ブロックが不良の場合には、第2候補のバックアップ用ブロックを用いる、という置換制御を行えばよい。
一実施の形態によるNAND型フラッシュメモリの機能ブロック構成を示す図である。 同フラッシュメモリのメモリセルアレイ構成を示す図である。 同フラッシュメモリのロウデコーダ構成を示す図である。 同フラッシュメモリのブロック構成とそのアクセス方式を説明するための図である。 同フラッシュメモリにおける保証ブロック置換回路の構成例を示す図である。 同保証ブロック置換回路のブロックアドレスモニターの構成を示す図である。 保証ブロック及びそのバックアップブロックのブロックアドレスを示す図である。 保証ブロック置換回路の有効/無効を選択できるレジスタを備えたレジスタ回路構成例を示す図である。
符号の説明
1…メモリセルアレイ、1a…ROMフューズ領域、2…センスアンプ回路、3…カラムデコーダ、4…ロウデコーダ、5…プリデコーダ、6…制御回路、7…電圧生成回路、8…パワーオンリセット回路、9…アドレスバッファ、10…入出力バッファ、11…レジスタ回路、12…保証ブロック置換回路(アドレス変換回路)、MON1〜4…ブロックアドレスモニター回路、G1〜G4…ANDゲート、SEL1〜4…セレクタ。

Claims (6)

  1. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのユーザーアクセス可能領域内で高い信頼性が要求される特定領域の良/不良情報を保持するレジスタと、
    前記特定領域が不良であってかつこれがアクセスされたとき、前記レジスタの良/不良情報に基づいて内部的に前記ユーザーアクセス可能領域内でバックアップ領域をアクセスし、前記特定領域が不良であってかつ前記バックアップ領域がアクセスされたとき、前記レジスタの良/不良情報に基づいて内部的に前記特定領域をアクセスするように、内部アドレス変換をアドレス変換回路と、
    を有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記メモリセルアレイには、前記ユーザーアクセス可能領域として、2のべき乗のユーザーブロックに加えて、複数の拡張ブロックが設けられ、前記特定領域として前記ユーザーブロック内の一ないし複数ブロックが選択される
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルアレイは、テストに基づいて求められる前記特定領域の良/不良情報が書き込まれる情報登録領域を有し、その良/不良情報は、パワーオンリセット動作で読み出されて前記レジスタに保持される
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 入力アドレスに従って前記メモリセルアレイの領域選択を行うと共に、不良領域対応のデコーダ部に不良領域フラグをセットするラッチを有するロウデコードを更に備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記アドレス変換回路の機能の有効/無効を設定するためのレジスタを更に備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記アドレス変換回路は、
    前記特定領域及びバックアップ領域がアクセスされたことをそれぞれ検知するためのアドレスモニター回路と、
    前記レジスタの良/不良情報と前記アドレスモニター回路の出力との論理積をとるゲートと、
    これらのゲートの出力により制御されて、前記特定領域が不良の場合にその特定領域を選択する入力アドレス及び前記バックアップ領域を選択する入力アドレスに代わってそれぞれ、バックアップ領域用アドレス及び特定領域用アドレスを選択するセレクタと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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