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JP2009017411A - 画像形成装置及び画像処理装置 - Google Patents

画像形成装置及び画像処理装置 Download PDF

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JP2009017411A JP2007178968A JP2007178968A JP2009017411A JP 2009017411 A JP2009017411 A JP 2009017411A JP 2007178968 A JP2007178968 A JP 2007178968A JP 2007178968 A JP2007178968 A JP 2007178968A JP 2009017411 A JP2009017411 A JP 2009017411A
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Abstract

【課題】画像読取手段によって読み取られる表色系とは異なる表色系で表現された画像データが入力された場合であっても、その画像データを用いて色変動を抑制するための画像形成条件を補正する。
【解決手段】原稿画像を表す原稿画像データの階調値と、その原稿画像データに基づいて用紙に形成される出力画像を表す検査画像データの階調値とを抽出し、原稿画像データの階調値を用いた累積ヒストグラムC1と、検査画像データの階調値を用いた累積ヒストグラムC2とを生成する。生成した累積ヒストグラムC1とC2とに基づいて、0〜100(%)までの累積度数を256分割した各々の累積度数におけるヒストグラムC2における階調値である入力階調値と、その累積度数におけるヒストグラムC1における階調値である出力階調値との対応関係を表す補正階調特性T2を求め、階調補正テーブルを生成、更新する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置及び画像処理装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置を使って同一原稿を複数部数印刷する場合や、複数ページの原稿を印刷する場合、色変動が生じて各部または各ページの色合いがばらつく問題がある。この問題の主な原因として、トナーの帯電量制御の不安定さや、連続印刷による感光体の光疲労で光放電曲線(PIDC)が変化することなどが考えられる。そこで、この問題の対策として、電子写真方式の画像形成装置はキャリブレーション手段を備えている。
従来のキャリブレーション手段は、感光体や中間転写体上に未定着トナーで任意の網点面積率をもつ色パッチを形成し、濃度センサで計測することでキャリブレーションを行ったり、テストチャートの印刷出力と計測から画像形成手段のキャリブレーションを行ったりしていた。このキャリブレーションとしては、様々な画像形成条件(トナーの帯電量や感光体表面電位、露光部の光量、階調補正ルックアップテーブルなど)の補正が行われる。しかしながら、上述した濃度センサの計測においては、未定着トナーと定着トナーの濃度変動が異なることや、色パッチが作成できる色数や網点面積率に限りがあるため、キャリブレーション精度が悪かった。また、未定着トナーの色パッチを感光体や中間転写体の原稿画像書き込み領域に形成する方法や、定着トナー濃度測定のためテストチャートを出力する方法においては、一時的に利用者による印刷出力を止める必要があったため、生産性を低下させていた。
これらの課題を解決するため、例えば、特許文献1には、所定のテスト画像を読み取って生成した画像データから抽出した階調値を用いて、色変動を補正するための階調補正テーブルを更新する技術が開示されている。
特開2001−045295号公報
ところで、上述した特許文献1に記載された技術では、スキャナ装置などの画像読取手段によって読み取られたR(赤)G(緑)B(青)の画像データから抽出されたRGB各色の階調値に基づいて、階調補正テーブルを更新している。そのため、RGB表色系以外の表色系、例えばYMCK表色系(Kはブラック)の画像データが外部装置から入力された場合には、その画像データを用いて階調補正テーブルを更新することができないという問題があった。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、画像読取手段によって読み取られる表色系とは異なる表色系で表現された画像データが入力された場合であっても、その画像データを用いて、色変動を抑制するための画像形成条件を補正することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、原画像を表す画像データを取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段によって取得された前記画像データを、第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換する第1の変換手段と、前記第1の変換手段の変換によって得られた画像データから、前記第1の表色系の各色の階調値を画素毎に抽出する第1の抽出手段と、前記第1の取得手段によって取得された画像データを含む画像形成条件に従い、前記第1の表色系に対応する複数の色材を用いて出力画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって形成された出力画像を表す画像データを、検査画像データとして取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段によって取得された前記検査画像データを、前記第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換する第2の変換手段と、前記第2の変換手段の変換によって得られた検査画像データから、前記第1の表色系の各色の階調値を画素毎に抽出する第2の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素の累積数を表す第1の累積度数分布を生成し、前記第2の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素の累積数を表す第2の累積度数分布を生成する生成手段と、前記画素の累積数を表す前記累積度数毎に、前記第1の累積度数分布における階調値と、前記第2の累積度数分布における階調値との対応関係を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された対応関係に基づいて、前記画像形成手段が従うべき前記画像形成条件を補正する補正手段とを備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明において、前記算出手段は、前記第1の累積度数分布及び前記第2の累積度数分布における前記累積度数の最大値が前記出力画像の階調数になるよう正規化し、正規化された累積度数毎に、前記第1の累積度数分布における階調値又は近似階調値と、前記第2の累積度数分布における階調値又は近似階調値との対応関係を算出してもよい。
本発明において、前記算出手段は、前記第1累積度数分布又は第2累積度数分布のうち一方における階調値と、該階調値を表す累積度数と等値もしくは近似値を持つ他方の累積度数分布における階調値との対応関係を算出してもよい。
本発明においては、前記画像形成手段によって出力画像が形成されていない前記記録媒体の色を表す階調値を特定する地色特定手段を備え、前記生成手段は、前記第2の抽出手段によって抽出された階調値のうち、前記地色特定手段によって特定された前記記録媒体の色を表す階調値を除いた階調値を用いて前記第2の累積度数分布を生成してもよい。
本発明においては、前記画像形成手段によって出力画像が形成される前の前記記録媒体の色、又は、前記画像形成手段によって出力画像が形成されていない領域の前記記憶媒体の色を読み取る色読取手段を備え、前記地色特定手段は、前記色読取手段によって読み取られた色を表す階調値を、前記画像形成手段によって出力画像が形成されていない前記記録媒体の色を表す階調値として特定してもよい。
本発明において、前記地色特定手段は、前記第1の累積度数分布と前記第2の累積度数分布との相関係数が最大となる階調値を求め、その階調値を前記記録媒体の色を表す階調値として特定してもよい。
本発明において、前記生成手段は、さらに、前記第1の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素数を表す第1の度数分布を生成し、前記第2の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素数を表す第2の度数分布を生成し、前記地色特定手段は、前記第1の度数分布と前記第2の度数分布との相関係数が最大となる階調値を求め、その階調値を前記記録媒体の色を表す階調値として特定してもよい。
本発明においては、前記原画像又は前記出力画像に光を照射したときの反射光であって、可視光と不可視光とを含む反射光を受光することにより当該画像を読み取り、第2の表色系で階調値が表現された画像データを生成する画像読取手段を備え、前記第1の取得手段又は前記第2の取得手段は、前記画像読取手段により生成された画像データを取得してもよい。
本発明においては、前記第1の表色系に対応する複数の色材を用いて、所定網点面積率の階調パターンを感光体又は中間転写ベルト表面に形成する階調パターン形成手段と、前記階調パターン形成手段により形成された階調パターンの階調値を前記第1の表色系で計測する計測手段とを備え、前記算出手段は、前記計測手段によって計測された階調値を加味して、前記対応関係を算出してもよい。
本発明において、前記第1の取得手段は、前記取得した前記画像データに、所定のドットパターンを表す属性情報が付加されているか否かを判定し、前記生成手段は、前記取得された前記画像データに所定のドットパターンを表す属性情報が付加されていると前記第1の取得手段によって判定された場合には、前記第1の取得手段によって取得された前記画像データに前記所定のドットパターンを表す画像データが追加された画像データから前記第1の抽出手段によって抽出された階調値を用いて、又は、前記所定のドットパターンを表す画素の階調値を、そのドットパターンが配置される位置から前記第1の抽出手段によって抽出された階調値に加算した階調値を用いて、前記第1の累積度数分布を生成してもよい。
本発明においては、前記第1の取得手段によって取得された前記画像データに含まれる階調値の階調数が、所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段を備え、前記算出手段は、前記階調数が前記所定の閾値よりも小さいと前記判定手段により判定された場合には、前記対応関係の算出を行わなくてもよい。
本発明において、前記生成手段は、前記第1の取得手段によって取得された複数の画像データから前記第1の抽出手段によりそれぞれ抽出された階調値に基づいて、前記第1の累積度数分布を生成し、さらに、前記複数の画像データに対応する各々の前記検査画像データから前記第2の抽出手段によりそれぞれ抽出された階調値に基づいて、前記第2の累積度数分布を生成してもよい。
本発明においては、自装置の動作モードを第1の動作モード又は第2の動作モードに切り替える切り替え手段を備え、前記第1の変換手段は、自装置の動作モードが前記第1の動作モードである場合に、前記第1の取得手段によって取得された前記画像データを、第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換し、自装置の動作モードが前記第2の動作モードである場合に、前記第1の取得手段によって取得された前記画像データを、前記第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換せずに出力し、前記算出手段は、自装置の動作モードが前記第2の動作モードである場合に、前記対応関係の算出を行わなくてもよい。
また、本発明は、原画像を表す画像データを取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段によって取得された前記画像データを、第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換する第1の変換手段と、前記第1の変換手段の変換によって得られた画像データから、前記第1の表色系の各色の階調値を画素毎に抽出する第1の抽出手段と、前記第1の取得手段によって取得された画像データを含む画像形成条件に従い、前記第1の表色系に対応する複数の色材を用いて記録媒体に形成された出力画像を表す画像データを、検査画像データとして取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段によって取得された前記検査画像データを、前記第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換する第2の変換手段と、前記第2の変換手段の変換によって得られた検査画像データから、前記第1の表色系の各色の階調値を画素毎に抽出する第2の抽出手段と、前記第1の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素の累積数を表す第1の累積度数分布と、前記第2の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素の累積数を表す第2の累積度数分布とを生成する生成手段と、前記画素の累積数を表す前記累積度数毎に、前記第1の累積度数分布における階調値と、前記第2の累積度数分布における階調値との対応関係を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された対応関係に基づいて、前記画像形成条件を補正する補正手段とを備えることを特徴とする画像処理装置を提供する。
本発明によれば、画像読取手段によって読み取られる表色系とは異なる表色系で表現された画像データが入力された場合であっても、その画像データを用いて、色変動を抑制するための画像形成条件を補正することができる。
[実施形態]
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の構成を示す図である。同図にしめすように、この画像形成装置1は、制御部10と、表示操作部20と、通信部30と、画像処理部40と、画像形成部50と、画像読取部60とを備えている。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)とメモリとを備えており、CPUがメモリに記憶されている各種のプログラムを実行することによって画像形成装置1の各部を制御する。表示操作部20は、例えばタッチパネルと操作ボタンとを備えており、制御部10から供給される画像信号に応じた画像を表示すると共に、ユーザによる操作を受け付けて、その操作に応じた信号を制御部10に供給する。
通信部30は、ネットワークを介して接続された外部装置とデータの送受信を行うためのインタフェースである。外部装置からは、例えばページ記述言語(PDL:Page Description Language)で記述されたPDLデータが送信されてくる。外部装置から送信されてきたPDLデータは、通信部30によって制御部10や画像処理部40に供給される。画像処理部40は、CPUやASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の演算手段とメモリとを備えており、各種の画像処理を行う。この画像処理部40においては、例えばメモリに記憶されている階調補正テーブルを用いて、画像の階調を補正するための階調補正処理が行われる。
画像形成部50は、YMCK表色系(第1の表色系)に対応する、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)各色のトナーを用いて、供給される画像データに応じた出力画像を記録媒体である用紙に形成する。詳細に説明すると、画像形成部50は、用紙供給部51と、用紙搬送部52と、YMCK各色に対応した画像形成ユニット53Y,53M,53C,53Kと、中間転写ベルト54と、二次転写部55と、定着器56とを備えている。用紙供給部51は、所定のサイズの用紙を収容する。用紙搬送部52は、用紙供給部51に収容されている用紙を二次転写部55に搬送し、二次転写部55から出力された用紙を、定着器56,画像読取部60を経由して排紙口へと搬送する。
画像形成ユニット53Y,53M,53C,53Kはそれぞれ、感光体ドラム531と、帯電部532と、露光部533と、現像部534と、一次転写部535とを備えている。感光体ドラム531はトナー像を保持する像保持体であり、帯電部532によって決められた帯電電位に一様に帯電される。露光部533は、YMCK各色の画像データに応じた光を感光体ドラム531に照射して静電潜像を形成する。現像部534は、静電潜像にYMCK各色のトナーを供給することで現像を行って感光体ドラム531の表面にトナー像を形成する。一次転写部535は、感光体ドラム531との間の電位差によって感光体ドラム531表面のトナー像を中間転写ベルト54に一次転写させる。このようにして、中間転写ベルト54に一次転写されたトナー像は、中間転写ベルト54の周回移動に従って移動され、二次転写部55によって用紙供給部51から搬送されてくる用紙に二次転写される。定着器56は、二次転写部55から搬送されてきた用紙に熱と圧力とを加えて、用紙にトナー像を定着させる。そして、このような定着処理を経た用紙は、用紙搬送路により画像読取部60に搬送される。
画像読取部60は、ユーザによってセットされた原稿、又は、定着処理を経て搬送されてくる用紙に光を照射し、その反射光を受光することにより、原稿又は用紙に形成されている出力画像を読み取り、RGB表色系(第2の表色系)で階調が表現された画像データを生成する。詳細に説明すると、画像読取部60は、光源61と、反射ミラー62と、結像レンズ63と、イメージセンサ64とを備えている。光源61は、ユーザによってセットされた原稿、又は、定着処理を経て搬送されてきた用紙に光を照射する。反射ミラー62は、光源61によって光が照射されたときに、用紙によって反射される反射光を結像レンズ63へと導く。結像レンズ63は、その反射光をイメージセンサ64に結像する。この反射光は、イメージセンサ64の手前に設けられたR(赤),G(緑),B(青)のフィルタ及び可視光カットフィルタによって、R,G,B及び不可視光に色分解され、各々対応するイメージセンサ64に結像される。イメージセンサ64は、RGB及び不可視光毎に設けられた4色撮像素子であり、結像レンズ63によって結像された反射光を受光し、その受光量に応じたR,G,B及び不可視光の画像データを生成する。
上述したように、この画像形成装置1においては、画像処理部40によって階調補正テーブルに従った階調補正処理が行われる。ここで、画像処理部40における補正テーブルの更新処理について詳細に説明する。図2は、画像処理部40が備える機能を示す図である。同図に示すように、この画像処理部40は、原稿画像データ取得部41と、第1変換部42と、第1抽出部43と、画像形成条件補正部44と、検査画像データ取得部45と、第2変換部46と、第2抽出部47と、階調補正テーブル生成部48とを備えている。階調補正テーブルの更新処理は、ユーザによって提供される原稿画像を表す原稿画像データの階調値と、その原稿画像データに基づいて用紙に形成される出力画像を表す検査画像データの階調値とに基づいて行われる。次に、図3を参照して、階調補正テーブルの更新処理について詳細に説明する。
まず、原稿画像を表す原稿画像データから階調値を抽出する処理について説明する。
例えば、原稿画像を表すPDLデータが外部装置から送信されてくると、そのPDLデータは、通信部30によって画像処理部40に供給される。画像処理部40の原稿画像データ取得部41は、このPDLデータを解釈して、YMCKで階調値が表現された原稿画像データを取得する(ステップS100)。
第1変換部42は、原稿画像データ取得部41によって取得されたYMCKの原稿画像データを、画像形成部50において用いられるトナーの色空間におけるYMCK(第1の表色系)の原稿画像データに変換する(ステップS110)。これは、原稿画像データの色空間と、画像形成装置1において用いられるトナーの色空間とが異なる場合を考慮した処理である。例えば、原稿画像データによって表される色がオフセット印刷用のインクの色空間で表現されている場合には、この原稿画像データの色空間と画像形成部50において用いられるトナーの色空間とが一致しない。そのため、原稿画像データの色空間におけるYMCKの画像データを、画像形成部50において用いられるトナーの色空間におけるYMCKの原稿画像データに変換する必要がある。このような、第1変換部42による変換処理は、予め記憶されている色変換マトリックスやLUT(ルックアップテーブル)等に基づいて行われる。
第1抽出部43は、第1変換部42の変換によって得られたYMCK(第1の表色系)の原稿画像データから、YMCK各色の階調値を画素毎に抽出する(ステップS120)。この例では、0〜255までの256階調を表すYMCK各色の階調値が抽出される。なお、以下の説明では、この階調値が小さいほど低明度で暗い色を表し、階調値が大きいほど高明度で明るい色を表すものとする。
画像形成条件補正部44は、メモリに記憶されている階調補正テーブルを用いて、第1抽出部43によって階調値が抽出された原稿画像データに階調補正を施す(ステップS130)。つまり、この画像形成条件補正部44が補正する画像形成条件は、原稿画像データの階調を補正するための階調補正テーブルの内容である。画像形成条件補正部44によって階調補正が施された原稿画像データは、画像形成部50に供給される。画像形成部50は、YMCKのトナーを用いて、供給された原稿画像データに応じた出力画像を用紙に形成する(ステップS140)。この例では、スクリーン線数が300lpi(lines per inch)の出力画像が用紙に形成される。そして、画像形成部50によって出力画像が形成された用紙は、用紙搬送路によって画像読取部60に搬送される。画像読取部60は、搬送されてきた用紙の出力画像を読み取って、RGB(第2の表色系)及び不可視光の階調で表現された画像データを生成する(ステップS150)。この例では、解像度が200dpiである画像データが生成される。この画像読取部60によって生成される画像データの解像度は、後述する階調補正テーブルの生成処理を行う際に、処理速度を高速化させるためと、精度の高い階調補正テーブルを生成するためと、網点構造を読み取らないために、画像形成部50によって形成される出力画像のスクリーン線数よりも低くなるように設定されている。このようにして、画像読取部60によって生成された画像データは、検査画像データとして画像処理部40に供給される。
次に、検査画像データから階調値を抽出する処理について説明する。
画像処理部40の検査画像データ取得部45は、画像読取部60によって生成されたRGB(第2の表色系)及び不可視光の検査画像データを取得する(ステップS160)。第2変換部46は、検査画像データ取得部45によって取得されたRGB及び不可視光の検査画像データを、YMCKの検査画像データに変換する(ステップS170)。この変換処理では、Kの検査画像データは、不可視光の検査画像データに基づいて変換されるため、墨入れがあっても精度の高いYMCKの検査画像データが得られる。第2抽出部47は、第2変換部46の変換によって得られたYMCK(第1の表色系)の画像データから、YMCK各色の階調値を画素毎に抽出する(ステップS180)。この例では、上述と同様にして、0〜255までの256階調を表すYMCK各色の階調値が抽出される。
次に、第1抽出部43によって抽出された階調値と、第2抽出部47によって抽出された階調値とに基づいて、階調補正テーブルを生成する処理について説明する。
階調補正テーブル生成部48は、まず、第1抽出部43によって抽出された階調値を用いて、各々の階調値における画素の数を表すヒストグラムH1を生成する。さらに、階調補正テーブル生成部48は、第2抽出部47によって抽出された階調値を用いて、各々の階調値における画素の数を表すヒストグラムH2を生成する(ステップS190)。図4は、第1抽出部43によって抽出された階調値に基づいて生成されたヒストグラムH1と、第2抽出部47によって抽出された階調値に基づいて生成されたヒストグラムH2とを示す図である。図中の横軸は階調値を表し、図中の縦軸は画素の数を相対度数(%)で表している。
続いて、階調補正テーブル生成部48は、生成したヒストグラムH1,H2に基づいて、各々の階調値における画素の累積数を表す累積ヒストグラムC1(第1の累積度数分布)と、累積ヒストグラムC2(第2の累積度数分布)とを生成する(ステップS200)。図5は、この累積ヒストグラムC1及びC2を示す図である。図中の横軸は階調値を表し、図中の縦軸は画素の累積数を累積度数(%)で表している。ここで、累積ヒストグラムについて説明する。例えば、上述したヒストグラムH2において、階調値が“0”である画素の数が全体の画素数の0.2(%)であり、階調値が“1”である画素の数が全体の画素数の3.2(%)、階調値が“2”である画素の数が全体の画素数の0.8(%)であったとする。この場合、生成される累積ヒストグラムC2は、階調値“0”の累積度数が0.2(%)(階調値が“0”である画素の数を表す度数)となり、階調値“1”の累積度数が0.2(%)(階調値“0”の累積度数)と3.2(%)(階調値が“1”である画素の数を表す度数)とを足した3.4(%)、階調値“2”の累積度数が3.4(%)(階調値“1”の累積度数)と0.8(%)(階調値が“2”である画素の数を表す度数)とを足した4.2(%)となる。このようにして、0から255までの各々の階調値における累積度数を表す累積ヒストグラムC1,C2が生成される。
図に示すように、累積ヒストグラムC2は、累積ヒストグラムC1と比べてずれが生じている。例えば、累積度数が40(%)の階調値は、累積ヒストグラムC2においては60であるが、累積ヒストグラムC1においては115になっている。これは、画像形成部50に色変動が生じ、画像形成部50がメモリに記憶されている現状の階調補正テーブルでは補正できない階調特性にあることを表している。続いて、階調補正テーブル生成部48は、累積ヒストグラムC2及び累積ヒストグラムC1における累積度数の最大値が画像形成部50によって形成される出力画像の階調数である256になるように正規化し、その正規化された累積度数毎に、累積ヒストグラムC2における階調値と、累積ヒストグラムC1における階調値との対応関係を表す補正階調特性T2を算出する。すなわち、0〜100(%)までの累積度数を256分割して、分割した各々の累積度数毎に、累積ヒストグラムC2における階調値である入力階調値と、累積ヒストグラムC1における階調値である出力階調値との対応関係を表す補正階調特性T2を算出する。図6は、このようにして算出された補正階調特性T2を示す図である。この図では、色変動が生じた画像形成部50の階調特性を階調特性T1で表し、目標階調特性を基準階調特性T0で表している。
そして、階調補正テーブル生成部48は、算出した補正階調特性T2に基づいて、各入力階調値と、その出力階調値との対応関係をテーブル形式で表した階調補正テーブルを生成する(ステップS210)。この階調補正テーブルは、画像形成条件補正部44による階調補正に用いられる新たな補正テーブルとして、画像処理部40のメモリに記憶される。このような補正テーブル更新処理は、画像形成装置1において画像形成処理が行われる度に実施される。
これにより、画像読取部60によって読み取られるRGBの表色系と異なる、YMCKの表色系で表現された画像データが入力された場合であっても、その画像データを用いて階調補正するための階調補正テーブルを更新することができる。
[変形例]
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の各態様を適宜組み合わせてもよい。
(1)上述した実施形態において、より精度の高い階調補正テーブルを生成するために、画像形成部50によって出力画像が形成されていない用紙の地色を表す階調値を特定し、第2抽出部47によって抽出された階調値のうち、特定された用紙の地色を表す階調値を除いた階調値を用いて累積ヒストグラムを生成してもよい。このような用紙の地色を除去する処理は、画像データに応じた出力画像が形成される用紙の地色の階調値と、原稿画像において画像が形成されていない背景部の階調値とが一致しない場合に、顕著な効果を発揮する。図7は、地色の異なる用紙A,B,Cについて、各々の地色の階調値を表すヒストグラムを示す図である。このヒストグラムにおいては、度数のレベルがピークになっている階調値の近傍に、用紙の地色を表す階調値があることを表している。例えば、図中の用紙Aのヒストグラムは、階調値250付近で度数がピークになっている。そのため、用紙Aの地色を表す階調値は250近傍であることがわかる。同様にして、図中の用紙Bのヒストグラムは、階調値253付近で度数がピークになっているため、用紙Bの地色を表す階調値は253近傍であり、用紙Cのヒストグラムは、階調値240付近で度数がピークになっているため、用紙Cの地色を表す階調値は240近傍であることがわかる。
さて、例えば地色を表す階調値が200である再生紙に、上述した実施形態と同様の出力画像を形成し、上述と同様にして、その出力画像を表す検査画像データの階調値を用いて累積ヒストグラムを生成したとする。その場合、生成される累積ヒストグラムは、本来ならば上述した図5のC2に示す特性になるべきものが、図8のC2‘に示すように、階調値が200のところで累積度数が100(%)になる累積ヒストグラムになってしまう。これは、出力画像を形成した再生用紙の地色を表す階調値が200であるためである。さらに、この累積ヒストグラムから求められる補正階調特性は、本来ならば図6に示したT2に示す特性になるべきものが、図9のT2’に示すような特性になってしまう。そのため、この補正階調特性に基づいて生成される階調補正テーブルの精度が悪くなってしまうのである。
次に、用紙の地色を除去する処理について、詳細に説明する。
例えば、上述した画像処理部40に、用紙の地色を表す階調値を特定する地色特定部を設ける。この地色特定部は、画像読取部60を用いて、画像形成部50によって出力画像が形成される前の用紙の色、又は、画像形成部50によって出力画像が形成されていない領域(余白)の用紙の色を読み取ることで、用紙供給部51に収容されている用紙の地色を表す階調値を取得し、例えば“用紙の地色を表す階調値の平均値”−“用紙の地色を表す階調値の標準偏差”×2という数式を用いて、用紙の地色を表す階調値を特定する。例えば、用紙供給部51に収容されている用紙が図7に示した用紙Cであれば、平均値が240、標準偏差が1.2であるため、240−1.2×2=237.6という計算結果の小数点以下を切り捨てた、237という階調値が用紙の地色を表す階調値として特定される。また、この用紙の地色を表す階調値は、ユーザによって指定された階調値であってもよいし、所定の用紙のみを用いる場合には予め設定されていてもよい。
階調補正テーブル生成部48は、第2抽出部47によって抽出された階調値を用いた累積ヒストグラムから、上述した地色特定部によって特定された用紙の地色を表す階調値を除去する。例えば、地色特定部によって特定された用紙の地色を表す階調値が200であった場合、第2抽出部47によって抽出された階調値を用いた累積ヒストグラムから200〜255の階調値を除去する。そして、0〜199の階調値を0〜255に引き伸ばして、その間を線形補間し、階調値の累積度数が100になるように正規化する。なお、原稿画像を表す原稿画像データの階調値については、原稿画像における背景部の階調値を予め255に設定しておく。これにより、用紙の地色を表す階調値が除去された累積ヒストグラムが算出され、精度の高い階調補正テーブルが生成される。
また、上述した地色特定部は、原稿画像データに基づいて生成される累積ヒストグラムと、検査画像データに基づいて生成される累積ヒストグラムとの相関係数に基づいて、用紙の地色を表す階調値を特定してもよい。詳細に説明すると、地色特定部は、まず原稿画像データにおける所定数分の階調の累積ヒストグラムと、検査画像データにおけるその所定数分の階調の累積ヒストグラムであって、用紙の地色として設定した仮の階調値までの所定数分の階調の累積ヒストグラムとの相関関係を算出する。例えば、所定数分の階調を96階調とし、用紙の地色として設定した仮の階調値を245とすると、図8に示した累積ヒストグラムにおいては、階調値が160〜255までの96階調分の累積ヒストグラムC1と、階調値が150〜245までの96階調分の累積ヒストグラムC2‘との相関係数が算出される。同様にして、用紙の地色を表す仮の階調値を239とすると、階調値が160〜255までの96階調分の累積ヒストグラムC1と、階調値が144〜239までの96階調分の累積ヒストグラムC2‘との相関係数が算出される。図10は、このようにして算出された相関係数を示す図である。図の縦軸は相関係数を表し、図の横軸は用紙の地色として設定した仮の階調値を表している。そして、地色特定部は、この相関係数が最大となる仮の階調値を、用紙の地色を表す階調値として特定する。この図では、仮の階調値が205で相関係数が最大となっているため、この205が用紙の地色を表す階調値として特定される。また、同様にして、地色特定部は、原稿画像データに基づいて生成されるヒストグラムと、検査画像データに基づいて生成されるヒストグラムとの相関係数に基づいて、用紙の地色を表す階調値を特定してもよい。
また、上述した地色特定部は、原稿画像データを構成する画素のうち、原稿画像における背景部を表す階調値が255である画素の割合を算出し、その原稿画像データに対応する検査画像データに基づいた累積ヒストグラムにおいて、算出した割合の累積度数の階調値を用紙の地色を表す階調値として特定してもよい。例えば、原稿画像データを構成する画素のうち、原稿画像における背景部を表す画素の割合が20%であった場合、その原稿画像データに対応する検査画像データに基づいた累積ヒストグラムにおいて、累積度数が80%になる階調値が用紙の地色を表す階調値として特定される。
また、上述した方法では、第2抽出部47によって抽出された階調値を用いた累積ヒストグラムから、地色特定部によって特定された用紙の地色を表す階調値を除去していたが、地色特定部によって特定された用紙の地色を表す階調値を検査画像データから除去してもよい。詳細に説明すると、階調補正テーブル生成部48は、第2抽出部47によって抽出される各々の画素に含まれる階調値について、地色特定部によって特定された用紙の地色を表す各色の階調値を上回るか否かを調べ、上回る場合には、その階調値を検査画像データから除去する。例えば、地色特定部によって特定された用紙の地色を表す階調値がR=240,G=240,B=240である場合、ある画素に含まれる階調値がR=250,G=250,B=250であるとすると、その画素に含まれる階調値は、用紙の地色を表す階調値として検査画像データから除去される。なお、原稿画像を表す原稿画像データの階調値についても、原稿画像における背景部の階調値を予め除去しておく。この方法を採用した場合でも、精度の高い階調補正テーブルを生成することができる。
(2)原稿画像には、偽造防止用などの目的で偽造防止追跡ドット画像が付加される場合がある。この偽造防止追跡ドット画像は、複数のドット画像が原稿画像内に分散して配置されたものであり、各ドットの位置関係によって、例えば画像形成日時や画像形成装置1の識別情報などが表現されている。上述した実施形態において、原稿画像データ取得部41によって取得された原稿画像データにこの偽造防止追跡ドットを表す属性情報が付加されている場合には、その偽造防止追跡ドットを表す属性情報が付加された原稿画像データに基づいて用紙に出力画像を形成すると、その出力画像には、もともとの原稿画像データには存在しなかった偽造防止追跡ドットが現れる。そのため、この出力画像を表す検査画像データに基づいた累積ヒストグラムと、原稿画像データに基づいた累積ヒストグラムとで、偽造防止追跡ドット分の誤差が生じてしまい、この累積ヒストグラムに基づいて生成される階調補正テーブルの精度が悪くなってしまう。そこで、精度の高い階調補正テーブルを生成するために、第1抽出部43は、その偽造防止追跡ドット画像を表す画像データを原稿画像データに追加した状態から各画素の階調値を抽出し、抽出した階調値を用いて、累積ヒストグラムを生成する。そして、階調補正テーブル生成部48は、偽造防止追跡ドットを表す画像データが追加された原稿画像データに基づいた累積ヒストグラムと、出力画像を表す検査画像データに基づいた累積ヒストグラムとに基づいて階調補正テーブルを生成する。
次に、この偽造防止追跡ドットを表す画像データを追加する処理について詳細に説明する。例えば、原稿画像データ取得部41は、取得した原稿画像データに偽造防止追跡ドットを表す属性情報が付加されて原稿画像が形成されるか否かを判定する。偽造防止追跡ドットを表す属性情報が付加されて原稿画像が形成される場合、原稿画像データ取得部41は、取得した原稿画像データに対し、画像形成日時や画像形成装置1の識別情報などを意味する偽造防止追跡ドットの画像データを追加する。そして、第1抽出部43は、偽造防止追跡ドットの画像データが追加された原稿画像データから階調値を抽出し、階調補正テーブル生成部48は、偽造防止追跡ドットを現す画像データが追加された原稿画像データから第1抽出部43によって抽出された階調値を用いて累積ヒストグラムを生成する。
また、偽造防止追跡ドットを表す属性情報が含まれていると判定された場合、上記のように偽造防止追跡ドットを現す画像データを原稿画像に追加するのではなく、階調補正テーブル生成部48は、その偽造防止追跡ドットの各ドット画像を表す階調値を、それぞれのドット画像が配置される位置の原稿画像データから第1抽出部43によって抽出された階調値に加算し、その加算後の階調値を用いて、累積ヒストグラムを生成してもよい。これにより、精度の高い階調補正テーブルが生成される。
(3)上述した実施形態において、画像形成条件補正部44は、補正階調特性T2に基づいて、階調補正テーブルを更新していたが、補正の対象となる画像形成条件は、この階調補正テーブルだけに限らない。例えば画像形成条件補正部44は、補正階調特性T2に基づいて、露光部533が照射する光の量、又は、感光体ドラム531と一次転写部535又は二次転写部55との間の電位差、又は、トナーの帯電量、又は、感光体ドラム531の帯電電位、又は、定着器56の定着温度を変更してもよい。すなわち、画像形成条件補正部44は、補正階調特性T2に基づいて、画像形成条件を変更するものであればよく、この画像形成条件としては、上述した階調補正テーブルや露光部533が照射する光の量、感光体ドラム531と一次転写部535又は二次転写部55との間の電位差、トナーの帯電量、感光体ドラム531の帯電電位、あるいは定着器56の定着温度など、画像の形成に影響を与える種々の条件の適用が可能である。
(4)上述した実施形態において、画像形成条件補正部44は、累積ヒストグラムC2における階調値と、累積ヒストグラムC1における階調値との対応関係に基づいて、補正階調特性T2を算出していた。これに対し、YMCK(第1の表色系)に対応する複数のトナーを用いて、所定網点面積率の階調パターンを感光体ドラム531表面、又は、中間転写ベルト54表面に形成し、形成された階調パターンの階調値を濃度センサで計測し、画像形成条件補正部44が、濃度センサによって計測された階調パターンの階調値を加味して、階調補正特定T2を算出してもよい。これにより、階調補正テーブルの精度をより向上させることができる。
(5)上述した実施形態では、原稿画像データ取得部41によって取得された1つの画像データから生成された1つの累積ヒストグラムC1と、その画像データに対応する検査画像データから生成された1つの累積ヒストグラムC2とに基づいて、階調補正テーブルが生成されていた。これに対し、例えば、原稿画像データ取得部41によって取得された複数の画像データから生成された累積ヒストグラムの平均値と、それら画像データに対応する各々の検査画像データから生成された累積ヒストグラムの平均値とに基づいて、階調補正テーブルが生成されてもよい。これにより、階調補正テーブルの精度をより向上させることができる。
(6)上述した実施形態では、画像読取部60が、R,G,B及び不可視光の画像データを生成しており、第2の変換部において、Kの検査画像データは不可視光の検査画像データに基づいて変換されていた。これに対し、画像読取部60がRGBの画像データのみを生成して、Kの検査画像データは、このRGBの画像データが変換されたYMCの画像データから所定の数式で算出されてもよい。これにより、画像形成装置1が備える画像読取部60が不可視光の画像データを生成しない構成であった場合にも、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
(7)上述した実施形態では、画像形成装置1において画像形成処理が行われる度に補正テーブル更新処理が実施されていた。これに対し、原稿画像データ取得部41によって取得された画像データから抽出される階調値の階調数が、所定の閾値以上であるか否かを判定し、所定の閾値を下回る場合には、階調補正テーブル更新処理を行わなくてもよい。例えば、所定の閾値を50とした場合、階調値の範囲が100〜130である原稿画像データや、階調値の範囲が180〜200である原稿画像データが取得されたときには、階調数が閾値である50を下回るため、補正テーブル更新処理は行われない。これにより、補正テーブル更新処理に適さない原稿画像データが取得されたときには階調補正テーブルの更新が行われないため、階調補正テーブルを精度の高いまま保持することができる。
(8)上述した実施形態では、画像形成装置1において画像形成処理が行われる度に補正テーブル更新処理が実施されていた。これに対し、補正テーブル更新処理に適さない動作モードで画像形成処理を行う場合には、補正テーブル更新処理を行わなくてもよい。例えば、画像形成装置1に、取得した原稿画像データを第1変換部42でYMCK(第1の表色系)に変換せずに、そのまま画像形成を行う動作モードが設けられており、この画像形成装置1の画像読取部60が不可視光の画像データを生成せず、R,G,Bのみの画像データを生成するものである場合、ユーザによって上述した動作モードでの動作が指定されたときには、補正テーブル更新処理を行わなくてもよい。この例はユーザ指定のYMCK信号のまま無変換で出力する形態に相当する。この場合、同じYMCKの値を持つ画素であっても、ユーザ指定の墨入れ率が原稿画像データ内で統一されていないことがあり、画像読取部60で読み取った検査画像データから墨入れ率を正確に求められないことがある。その結果、K信号の信頼性が低下する。これにより、補正テーブル更新処理に適さない動作モードのときには階調補正テーブルの更新が行われないため、階調補正テーブルを精度の高いまま保持することができる。
(9)上述した実施形態では、第1変換部42は、原稿画像データ取得部41によって取得された原稿画像データの色空間におけるYMCKの階調値を、画像形成部50において用いられるトナーの色空間におけるYMCK(第1の表色系)の階調値に変換していた。これに対し、第1変換部42は、ユーザによりセットされた原稿画像が画像読取部60によって読み取られて生成されたRGBの原稿画像データを、YMCK(第1の表色系)の原稿画像データに変換してもよい。また、第1変換部42は、原稿画像が画像読取部60によって読み取られて生成されたRGBの原稿画像データが変換されたL*a*b*表色系の原稿画像データを、YMCK(第1の表色系)の原稿画像データに変換してもよい。
また、上述した実施形態において、検査画像データ取得手段は、用紙に形成された出力画像が画像読取部60によって読み取られて、生成されたRGBの検査画像データを取得していた。これに対し、検査画像データ取得手段は、画像形成装置1によって形成された出力画像を表す検査画像データを通信部30から取得してもよい。例えば、ユーザが、画像形成装置1によって出力画像が形成された用紙を、画像形成装置1とは異なる画像読取装置に読み取らせて、出力画像を表す検査画像データを生成させる。そして、ユーザは、その検査画像データを画像読取装置から画像形成装置1の通信部30に送信させる。この場合に、通信部30に送信されてきた検査画像データがYMCKの検査画像データであれば、第2変換部46は、その検査画像データを画像形成装置1の色空間に対応するYMCK(第1の表色系)の検査画像データに変換する。また、送信されてきた検査画像データがRGBの検査画像データで、その検査画像データがL*a*b*表色系の検査画像データに変換されていれば、そのL*a*b*表色系の検査画像データをYMCK(第1の表色系)の検査画像データに変換する。この構成であっても、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
(10)上述した実施形態において、階調補正テーブル生成部48は、累積ヒストグラムC2及び累積ヒストグラムC1における累積度数の最大値が画像形成部50によって形成される出力画像の階調数である256になるように正規化し、その正規化された累積度数毎に、累積ヒストグラムC2における階調値と、累積ヒストグラムC1における階調値との対応関係を表す補正階調特性T2を算出していた。これに対し、階調補正テーブル生成部48は、累積ヒストグラムC2又は累積ヒストグラムC1のうち一方における階調値と、その階調値を表す累積度数と等値又は近似値を持つ他方の累積度数分布における階調値との対応関係を表す補正階調特性T2を算出してもよい。また、階調補正テーブル生成部48は、上述した正規化を行わずに、累積ヒストグラムC2及び累積ヒストグラムC1における累積度数毎に、累積ヒストグラムC2における階調値と、累積ヒストグラムC1における階調値との対応関係を表す補正階調特性T2を算出してもよい。また、階調補正テーブル生成部48は、累積ヒストグラムC2における近似階調値と、累積ヒストグラムC1における近似階調値とを用いて、補正階調特性T2を算出してもよい。
(11)上述した実施形態では、画像処理部40は、画像形成装置1に内蔵されていたが、画像処理部40が画像処理装置として単体で動作してもよい。
画像形成装置1の構成を示す図である。 画像処理部40が備える機能を示す図である。 階調補正テーブルの更新処理を示すフロー図である。 ヒストグラムH1及びH2を示す図である。 この累積ヒストグラムC1及びC2を示す図である。 補正階調特性T2を示す図である。 用紙A,B,Cの地色を表す階調値を示す累積ヒストグラムである。 変形例にかかる累積ヒストグラムC2‘を示す図である。 変形例にかかる補正階調特性T2‘を示す図である。 ヒストグラムC1とC2‘との相関係数を示す図である。
符号の説明
1…画像形成装置、10…制御部、20…表示操作部、30…通信部、40…画像処理部、41…原稿画像データ取得部、42…第1変換部、43…第1抽出部、44…画像形成条件補正部、45…検査画像データ取得部、46…第2変換部、47…第2抽出部、48…階調補正テーブル生成部、50…画像形成部、51…用紙供給部、52…用紙搬送部、53…画像形成ユニット、531…感光体ドラム、532…帯電部、533…露光部、534…現像部、535…一次転写部、54…中間転写ベルト、55…二次転写部、56…定着器、60…画像読取部、61…光源、62…反射ミラー、63…結像レンズ、64…イメージセンサ。

Claims (14)

  1. 原画像を表す画像データを取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段によって取得された前記画像データを、第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段の変換によって得られた画像データから、前記第1の表色系の各色の階調値を画素毎に抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の取得手段によって取得された画像データを含む画像形成条件に従い、前記第1の表色系に対応する複数の色材を用いて出力画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって形成された出力画像を表す画像データを、検査画像データとして取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段によって取得された前記検査画像データを、前記第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換する第2の変換手段と、
    前記第2の変換手段の変換によって得られた検査画像データから、前記第1の表色系の各色の階調値を画素毎に抽出する第2の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素の累積数を表す第1の累積度数分布を生成し、前記第2の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素の累積数を表す第2の累積度数分布を生成する生成手段と、
    前記画素の累積数を表す前記累積度数毎に、前記第1の累積度数分布における階調値と、前記第2の累積度数分布における階調値との対応関係を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された対応関係に基づいて、前記画像形成手段が従うべき前記画像形成条件を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記算出手段は、前記第1の累積度数分布及び前記第2の累積度数分布における前記累積度数の最大値が前記出力画像の階調数になるよう正規化し、正規化された累積度数毎に、前記第1の累積度数分布における階調値又は近似階調値と、前記第2の累積度数分布における階調値又は近似階調値との対応関係を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記算出手段は、前記第1累積度数分布又は第2累積度数分布のうち一方における階調値と、該階調値を表す累積度数と等値もしくは近似値を持つ他方の累積度数分布における階調値との対応関係を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成手段によって出力画像が形成されていない前記記録媒体の色を表す階調値を特定する地色特定手段を備え、
    前記生成手段は、前記第2の抽出手段によって抽出された階調値のうち、前記地色特定手段によって特定された前記記録媒体の色を表す階調値を除いた階調値を用いて前記第2の累積度数分布を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段によって出力画像が形成される前の前記記録媒体の色、又は、前記画像形成手段によって出力画像が形成されていない領域の前記記憶媒体の色を読み取る色読取手段を備え、
    前記地色特定手段は、前記色読取手段によって読み取られた色を表す階調値を、前記画像形成手段によって出力画像が形成されていない前記記録媒体の色を表す階調値として特定する
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記地色特定手段は、前記第1の累積度数分布と前記第2の累積度数分布との相関係数が最大となる階調値を求め、その階調値を前記記録媒体の色を表す階調値として特定する
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  7. 前記生成手段は、さらに、前記第1の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素数を表す第1の度数分布を生成し、前記第2の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素数を表す第2の度数分布を生成し、
    前記地色特定手段は、前記第1の度数分布と前記第2の度数分布との相関係数が最大となる階調値を求め、その階調値を前記記録媒体の色を表す階調値として特定する
    ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  8. 前記原画像又は前記出力画像に光を照射したときの反射光であって、可視光と不可視光とを含む反射光を受光することにより当該画像を読み取り、第2の表色系で階調値が表現された画像データを生成する画像読取手段を備え、
    前記第1の取得手段又は前記第2の取得手段は、前記画像読取手段により生成された画像データを取得する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 前記第1の表色系に対応する複数の色材を用いて、所定網点面積率の階調パターンを感光体又は中間転写ベルト表面に形成する階調パターン形成手段と、
    前記階調パターン形成手段により形成された階調パターンの階調値を前記第1の表色系で計測する計測手段とを備え、
    前記算出手段は、前記計測手段によって計測された階調値を加味して、前記対応関係を算出する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. 前記第1の取得手段は、前記取得した前記画像データに、所定のドットパターンを表す属性情報が付加されているか否かを判定し、
    前記生成手段は、
    前記取得された前記画像データに所定のドットパターンを表す属性情報が付加されていると前記第1の取得手段によって判定された場合には、前記第1の取得手段によって取得された前記画像データに前記所定のドットパターンを表す画像データが追加された画像データから前記第1の抽出手段によって抽出された階調値を用いて、又は、前記所定のドットパターンを表す画素の階調値を、そのドットパターンが配置される位置から前記第1の抽出手段によって抽出された階調値に加算した階調値を用いて、前記第1の累積度数分布を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  11. 前記第1の取得手段によって取得された前記画像データに含まれる階調値の階調数が、所定の閾値以上であるか否かを判定する判定手段を備え、
    前記算出手段は、前記階調数が前記所定の閾値よりも小さいと前記判定手段により判定された場合には、前記対応関係の算出を行わない
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  12. 前記生成手段は、
    前記第1の取得手段によって取得された複数の画像データから前記第1の抽出手段によりそれぞれ抽出された階調値に基づいて、前記第1の累積度数分布を生成し、
    さらに、前記複数の画像データに対応する各々の前記検査画像データから前記第2の抽出手段によりそれぞれ抽出された階調値に基づいて、前記第2の累積度数分布を生成する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  13. 自装置の動作モードを第1の動作モード又は第2の動作モードに切り替える切り替え手段を備え、
    前記第1の変換手段は、
    自装置の動作モードが前記第1の動作モードである場合に、前記第1の取得手段によって取得された前記画像データを、第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換し、
    自装置の動作モードが前記第2の動作モードである場合に、前記第1の取得手段によって取得された前記画像データを、前記第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換せずに出力し、
    前記算出手段は、自装置の動作モードが前記第2の動作モードである場合に、前記対応関係の算出を行わない
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  14. 原画像を表す画像データを取得する第1の取得手段と、
    前記第1の取得手段によって取得された前記画像データを、第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段の変換によって得られた画像データから、前記第1の表色系の各色の階調値を画素毎に抽出する第1の抽出手段と、
    前記第1の取得手段によって取得された画像データを含む画像形成条件に従い、前記第1の表色系に対応する複数の色材を用いて記録媒体に形成された出力画像を表す画像データを、検査画像データとして取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段によって取得された前記検査画像データを、前記第1の表色系で階調値が表現された画像データに変換する第2の変換手段と、
    前記第2の変換手段の変換によって得られた検査画像データから、前記第1の表色系の各色の階調値を画素毎に抽出する第2の抽出手段と、
    前記第1の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素の累積数を表す第1の累積度数分布と、前記第2の抽出手段によって抽出された各画素の階調値を用いて、各々の階調値における画素の累積数を表す第2の累積度数分布とを生成する生成手段と、
    前記画素の累積数を表す前記累積度数毎に、前記第1の累積度数分布における階調値と、前記第2の累積度数分布における階調値との対応関係を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された対応関係に基づいて、前記画像形成条件を補正する補正手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
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